JP3983530B2 - 燃料電池スタック - Google Patents

燃料電池スタック Download PDF

Info

Publication number
JP3983530B2
JP3983530B2 JP2001370430A JP2001370430A JP3983530B2 JP 3983530 B2 JP3983530 B2 JP 3983530B2 JP 2001370430 A JP2001370430 A JP 2001370430A JP 2001370430 A JP2001370430 A JP 2001370430A JP 3983530 B2 JP3983530 B2 JP 3983530B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
terminal
oxidant gas
fuel cell
cell stack
water vapor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001370430A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002252022A (ja
Inventor
成利 杉田
義典 割石
実 越沼
隆 鴻村
秀光 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2001370430A priority Critical patent/JP3983530B2/ja
Priority to US10/022,589 priority patent/US6723463B2/en
Publication of JP2002252022A publication Critical patent/JP2002252022A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3983530B2 publication Critical patent/JP3983530B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0247Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the form
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0258Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0258Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant
    • H01M8/0263Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors characterised by the configuration of channels, e.g. by the flow field of the reactant or coolant having meandering or serpentine paths
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/02Details
    • H01M8/0202Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors
    • H01M8/0267Collectors; Separators, e.g. bipolar separators; Interconnectors having heating or cooling means, e.g. heaters or coolant flow channels
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/241Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with solid or matrix-supported electrolytes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2457Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells with both reactants being gaseous or vaporised
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2465Details of groupings of fuel cells
    • H01M8/247Arrangements for tightening a stack, for accommodation of a stack in a tank or for assembling different tanks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/24Grouping of fuel cells, e.g. stacking of fuel cells
    • H01M8/2465Details of groupings of fuel cells
    • H01M8/2483Details of groupings of fuel cells characterised by internal manifolds
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、燃料電池スタックに係り、特に、燃料電池スタックの両端に位置する単セルの発電性能低下防止に有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、固体高分子型燃料電池は、固体高分子電解質膜(陽イオン交換膜)の両側にそれぞれアノード側電極とカソード側電極を対設し、更にその外側を一対のセパレータによって挟持することにより構成されている。
この固体高分子型燃料電池の単セルは、通常、所定数だけ積層することにより、燃料電池スタックとして使用されている。
【0003】
この燃料電池スタックにおいて、アノード側電極に供給された燃料ガス、例えば、水素ガスは触媒電極上で水素イオン化され、適度に加湿された電解質膜を介してカソード側電極側へと移動する。その間に生じた電子が外部回路に取り出され、直流の電気エネルギーとして利用される。カソード側電極には、酸化剤ガス、例えば酸素ガスあるいは空気が供給されているため、このカソード側電極において、前記水素イオン、前記電子及び酸素ガスが反応して水が生成される。
【0004】
上記燃料電池スタックを車両、特に乗用車に搭載して使用する場合、車室の床下に配置される場合が多いことから、高さ方向のスペースが大きく制限される。
燃料電池スタックの高さを抑える技術として、各単セルを水平方向に複数個積層し、かつ、供給する燃料ガスや酸化剤ガスなどの供給通路を各セパレータの面内に連通孔として設けた内部マニホールド構造が知られている(例えば、特開平8−171926号公報参照)。
【0005】
図12を用いてその一例について説明すると、同図において、符号1は燃料電池スタックを示し、この燃料電池スタック1は、固体高分子電解質膜をアノード側電極とカソード側電極とで挟持し、更にその外側を一対のセパレータで挟持してなる単セル2を水平方向に複数個積層させたものである。アノード側電極及びカソード側電極には、各々の面内を貫く燃料ガス、酸化剤ガス、冷却液の供給・排出用の各連通孔(図示略)が設けられ、内部マニホールドが構成されている。
【0006】
各単セル2は、スタッドボルト4により締め付けられる。
燃料電池スタック1の積層方向の一端側には皿ばね等から成る締め付け構造部5が、また、他端側にはワッシャー等から成る他の締め付け構造部6が各々設けられており、これらによって、発電部分である各単セル2に、必要な締め付け力が付与されている。
【0007】
燃料電池スタック1の積層方向両端に位置する単セル2a,2bの端面には、銅製のターミナルプレート7が密接して設けられており、前記締め付け構造部5,6は、このターミナルプレート7の外側に絶縁プレート8を介して設けられている。
ターミナルプレート7の上部には電力取り出し用のターミナル端子9が延出し、このターミナル端子9が燃料電池スタック1の端部側に向かって屈曲形成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の如く構成された燃料電池スタック1は、外部マニホールドタイプに比較して設置高さを低くできる点で優れるが、ターミナル端子9が燃料電池スタック1の高さ方向に延出する分だけ、燃料電池スタック1の周囲のスペースを狭くしてしまう。
また、ターミナル端子9がターミナルプレート7の周囲に設けられていることから、中央部から電力を取り出す場合と比較して、電気抵抗が大きい。
【0009】
そこで、積層方向及び高さ方向の占有スペースをできるかぎり少なくし、かつ、効率よく電力を取り出すための方策として、例えば、ターミナル端子9を積層方向に沿って延出させる構成(以下、「改良案」という。)が考えられる。
しかしながら、単セル2a,2bに密接するターミナルプレート7からの放熱、とりわけ、ターミナル端子配設箇所からの放熱が多いことに起因して、以下の問題が生じる。
【0010】
図8は、酸化剤ガス流路内での飽和水蒸気圧と水蒸気分圧との関係の一例を示す特性図であり、鎖線は水蒸気分圧、破線はターミナルプレート7が全面にわたって温度一定である場合の飽和水蒸気圧、実線は上記改良案に係る構成であって、ターミナルプレート7の中央部よりも酸化剤ガス流路の排出側に寄せてターミナル端子9を配置した場合の飽和水蒸気圧である。
【0011】
この図は、水蒸気分圧が酸化剤ガス流路の排出側に近づくに従って、飽和蒸気圧曲線に漸近していることから、酸化剤ガス流路の排出側に近いほど結露が発生し易いことを示している。
また、飽和水蒸気圧が温度のみに関連して変動することから、上記改良案では、ターミナル端子9の配設箇所付近で飽和水蒸気圧が局部的に低下し、該配設箇所付近で結露が特に発生し易くなっていることを示している。
【0012】
そして、飽和水蒸気圧が水蒸気分圧を下回って結露が発生すると、生成された結露水が水膜となって電極反応面を覆い、この水膜が電極反応面への酸化剤ガス供給を阻害して、単セル2a,2bのセル電圧低下を招く。
他方、ターミナル端子9を酸化剤ガス流路の排出側から遠ざければ、結露の問題は回避できるが、図9に示すように、ターミナルプレート7の中央部から遠ざかるほど電気抵抗は増大する。
【0013】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電気抵抗の増大を抑制しつつ、積層方向端部に位置する単セルの温度低下を抑制し、該単セルの発電性能低下を有効に防止することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、以下の手段を採用した。
【0018】
請求項1に記載した発明は、電解質(例えば、実施の形態における固体高分子電解質膜12)を一対の電極(例えば、実施の形態におけるアノード側電極13,カソード側電極14)で挟持し、更にその外側を酸化剤ガス排出側の連通孔(例えば、実施の形態における連通孔25b)が長方形状の短辺側の縁部に形成された一対のセパレータ(例えば、実施の形態におけるセパレータ16,17)で挟持してなる単セル(例えば、実施の形態における単セル15)を、複数個積層して構成される燃料電池スタック(例えば、実施の形態における燃料電池スタック11)において、前記積層方向の両端に位置する単セル(例えば、実施の形態における単セル15a,15b)の更に外側に配設される一対のターミナルプレート(例えば、実施の形態におけるターミナルプレート21)のうち、少なくとも一方のターミナルプレートの端面から前記積層方向に沿って延出させるターミナル端子(例えば、実施の形態におけるターミナル端子36)を、当該ターミナルプレートの長辺側の中央部よりも前記酸化剤ガス排出側の連通孔から遠ざけて配置したことを特徴とする。
【0019】
このような構成によれば、飽和水蒸気圧と水蒸気分圧との差が大きい領域にターミナル端子が配置されるので、ターミナル端子の配設箇所付近で飽和水蒸気圧が局部的に低下することによる結露の発生を有効に防止できる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。
図1において、符号11は車載用の燃料電池スタックを示している。
燃料電池スタック11は、固体高分子電解質膜(電解質)12をアノード側電極13とカソード側電極14とで挟持し、更にその外側を一対のセパレータ16,17で挟持してなる単セル15を水平方向に複数個積層して構成される、いわゆる固体高分子型燃料電池スタックである。
【0021】
アノード側電極13と、これに隣接するセパレータ16との間には、燃料ガス(例えば、水素ガス)を流通させる燃料ガス流路18が形成されている。また、カソード側電極14と、これに隣接するセパレータ17との間には、酸化剤ガス(例えば、酸素含有ガスまたは空気)を流通させる酸化剤ガス流路19が形成されている。
【0022】
さらに、各セパレータ16,17の背面間に形成された冷却液流路20には、純水やエチレングリコールやオイル等の冷却液が供給され、単セル15を冷却するようになっている。
なお、図示都合上、図1において、断面を示すハッチングは省略する。
【0023】
そして、上記水素ガス、空気、冷却液を各流路18,19,20に供給するため、各単セル15のアノード側電極13,カソード側電極14,後述するターミナルプレート21,導電プレート22,絶縁プレート23,及びエンドプレート24の各面内を貫通して連通孔25a,25b,26a,26b,27a,27bが各々形成されている。すなわち、この燃料電池スタック11は、内部マニホールド構造となっている。
【0024】
積層された単セル15は、スタッドボルト28により締め付けられるが、これら単セル15のうち積層方向の両端に位置する単セル15a,15bの外側には、冷却液隔離用の導電プレート22が各単セル15a,15bの端面に接触して配設されている。
【0025】
燃料電池スタック11の一端側(図1において左側)の導電プレート22の外側には、後述するターミナルプレート21を介して樹脂などからなる絶縁プレート23が配置され、この絶縁プレート23の更に外側には、エンドプレート24とバックアッププレート29との間に複数の皿ばね30が介装されてなる、締め付け構造部31が設けられている。
ここで、上記皿ばね30は、図3に図1のA−A線に沿う断面図として示すように、バックアッププレート29の面上に上下各3つで合計6つが対称位置に配設されている。
【0026】
燃料電池スタック11の他端側(図1において右側)の導電プレート22の外側には、後述するターミナルプレート21を介して樹脂などからなる絶縁プレート23が配置され、この絶縁プレート23の更に外側には、エンドプレート24とバックアッププレート29との間にワッシャー32が介装されてなる、締め付け構造部33が設けられている。
ここで、上記ワッシャーは、図4に図1のB−B線に沿う断面として示すように、バックアッププレート29の面上に左右に2つ配設され、その内の1つに後述するターミナル端子36が貫通している。
【0027】
次に、カソード側電極14に隣接するセパレータ17の具体的形状を図6に基づいて説明する。
セパレータ17は、カソード側電極14に対向する面17a及び反対側の面17bが長方形状に設定されており、例えば、長辺が水平方向に指向するとともに、短辺が上下方向に指向して配置されている。
【0028】
セパレータ17の短辺側の両端縁部下部側には、酸化剤ガスを通過させるための酸化剤ガス供給側の連通孔25aと、燃料ガスを通過させるための燃料ガス供給側の連通孔26aとが、上下方向に長尺形状を有して設けられており、また、セパレータ17の短辺側の両端縁部上部側には、酸化剤ガス排出側の連通孔25bと、燃料ガス排出側の連通孔26bとが、連通孔25a,26aと対角位置になるように、かつ上下方向に長尺形状を有して設けられている。
【0029】
セパレータ17の長辺側の上端縁部には、水平方向に長尺な2つの冷却液供給側の連通孔27a,27aが設けられると共に、長辺側の下端縁部にも同様に、水平方向に長尺な2つの冷却液排出側の連通孔27b,27bが設けられている。これら冷却液供給側の連通孔27a,27aに、冷却液が供給される。
【0030】
セパレータ17の面17aには、酸化剤ガス供給側の連通孔25aに連通する10本のそれぞれ独立した第1酸化剤ガス流路溝171が設けられている。この第1酸化剤ガス流路溝171は、酸化剤ガス排出側の連通孔25bに連通するそれぞれ独立した5本の第2酸化剤ガス流路溝172に合流して、セパレータ17の面17a上で1往復半の蛇行形状(サーペンタイン)に形成されている。
そして、酸化剤ガスは反応に供されると徐々に減少していくため、それに対応して排出側の流路を狭めるべく、第2酸化剤ガス流路溝172の本数を第1酸化剤ガス流路溝171よりも減少させる(10本を5本とする)トーナメント型として、セパレータ17の面17aの利用効率を高めるようにしている。
【0031】
これら第1及び第2酸化剤ガス流路溝171,172の開口がカソード側電極14で閉塞されることにより、前記酸化剤ガス流路19が形成される。
そして、酸化剤ガスは、酸化剤ガス供給側の連通孔25aから第1酸化剤ガス流路171へと流入し、そこから更に第2酸化剤ガス流路172へと蛇行しながら進み、酸化剤ガス排出側の連通孔25bから流出する。
ここで、前述したように流路19が蛇行形状で、且つ、流路が減少するトーナメント型に形成されることで、セパレータ17の水平方向に沿って一方の短辺側から他方の短辺側に延びる水平直線状の流路と比べ、酸化剤ガスがより長い流路を通過することになり、酸化剤ガスを十分に、且つ、利用効率が高い状態で反応に寄与することができ、効率良く発電を行うことが可能となる。
【0032】
なお、セパレータ16のアノード側電極13に対向する面にも、セパレータ17の面17aに形成された第1及び第2酸化剤ガス流路溝171,172と同様に1往復半の蛇行形状となるように構成された第1及び第2燃料ガス流路溝(図示略)が形成されているが、ここでの説明は省略する。
【0033】
次に、ターミナルプレート21の具体的形状を図2に基づいて説明する。
両端に配置された2つのターミナルプレート21は構成が同じであるため、ここでは、一端側のターミナルプレート21のみを説明する。
ターミナルプレート21は、セパレータ16,17と同様に長方形状に形成されており、その一面が積層方向両端の単セル15a,15bの外側に配設された導電プレート22に当接して導通し、電力を取り出すものである。
【0034】
ターミナルプレート21は、その周囲が樹脂などの絶縁部材34で形成され、中央部に電気伝導率の高い長方形状の銅製の平板35を備えてなる。
絶縁部材34には、空気の供給側及び排出側の連通孔25a,25bと、水素ガスの供給側及び排出側の連通孔26a,26bが、各々側部の対角位置に設けられ、冷却液の連通孔27a,27bは、スタッドボルト28の挿通孔37が形成された上部と下部であって、これら挿通孔37間に設けられている。
【0035】
平板35の短辺側中央部には、水平方向(図2の左右方向)にオフセットした位置において、紙面に略垂直方向に延出する、換言すれば、単セル15の積層方向に沿って延出するターミナル端子36が設けられている。
すなわち、ターミナル端子36は、ターミナルプレート21の長辺側中央部よりも酸化剤ガス排出側の連通孔25bから遠ざけて配置されている。
【0036】
さらに、ターミナル端子36は、想定した燃料電池スタック11の運転条件下(下記例を参照)において、酸化剤ガス流路19の排出側に位置する第2酸化剤ガス流路溝172内の水蒸気分圧が飽和水蒸気圧以下となる範囲(例えば、図5のハッチング領域)内、かつターミナルプレート21との電気抵抗和(図7の縦軸)が最小となるように、ターミナルプレート21の中央部にできる限り寄せて配置されている。
【0037】
[燃料電池11の運転条件例]
▲1▼水素
供給ガス温度 :70〜80[℃]
供給ガス露点 :60〜70[℃]
圧力 :100〜200[Kpa]
▲2▼空気
供給ガス温度 :70〜80[℃]
供給ガス露点 :60〜70[℃]
圧力 :100〜200[Kpa]
▲3▼出力電流密度 :500〜1200[mA/cm2
【0038】
例えば、図7において、飽和水蒸気圧Lが比較的低めとなる温度で燃料電池スタック11を運転させる場合、ターミナル端子36が酸化剤ガス流路の排出側付近に配置されていると、飽和水蒸気圧Lの低下部La2(破線)が水蒸気分圧(鎖線)を下回って結露が発生してしまうため、飽和水蒸気圧Lの低下部La1(実線)が水蒸気分圧(鎖線)を下回らない範囲T内であって、ターミナルプレート21との電気抵抗和が最小となる位置、すなわち、ターミナルプレート21の中央部に最も近い位置T1にターミナル端子36を配置することになる。
【0039】
これに対し、飽和水蒸気圧Hが比較的高めとなる温度で燃料電池スタック11を運転させる場合は、ターミナル端子36がターミナルプレート21のいかなる場所に配置されていても、飽和水蒸気圧Hの低下部Ha1(実線)〜Ha2(破線)が水蒸気分圧(鎖線)を下回ることがないため、ターミナルプレート21との電気抵抗和が最小となる位置、すなわち、ターミナルプレート21の中央にターミナル端子36を配置することが可能である。
【0040】
図5は、上記運転条件下において、結露の発生及び電気抵抗和の増大を有効に回避できるターミナル端子36の中心の配設可能範囲(ハッチング領域)を示す平面図である。
同図において、ターミナル端子36の中心の配設可能範囲は、アノード側電極13及びカソード側電極14の電極反応面の外縁(図中では銅製の平板35の外縁と同一)の高さをH1、幅をW1とした場合、高さH1方向の上縁部を基準としてその下方に0.2H1から0.6H1までの領域、すなわち0.4H1の高さをもつ領域で、なおかつW1方向の左外縁部上辺部を基準としてその右方に0.2W1から0.5W1の領域、すなわち0.3W1の幅をもつ領域で囲まれた長方形状の範囲であり、図中ではその高さをH2、幅をW2で示している。
尚、この配設可能範囲は、酸化剤ガス流路19の排出側の流路本数が供給側よりも少なくなっていくトーナメント型の蛇行形状に形成されているので、ターミナル端子36の中心の配設可能範囲は若干上寄りに設定されることとなる。
【0041】
以上の如く構成された燃料電池スタック11によれば、図7に示すように、飽和水蒸気圧と水蒸気分圧との差ΔPが大きい領域にターミナル端子36が配置されることになるので、ターミナル端子36の配設箇所付近で飽和水蒸気圧Hが局部的に低下することによる結露の発生を防止し得て、単セル15a,15bの性能低下を回避できる。
【0042】
特に、本実施の形態による燃料電池スタック11では、酸化剤ガス流路19の排出側の流路幅が供給側よりも狭くなる構成(トーナメント型)であるため、酸化剤ガス流路19の供給側から排出側に至るまで流路幅が一定となるように構成された燃料電池スタック11に比して、結露発生防止の効果が顕著に現れる。
また、図6に示すように、酸化剤ガス流路19は蛇行形状となっており、セパレータ16,17の一方の短辺側から他方の短辺側に直線状の流路を採用した場合に比べて流路幅が狭いため、酸化剤ガス流路19を通過する酸化剤ガスの全流量の内、ターミナル端子36の配設箇所付近を通過する酸化剤ガスの割合が高い。よって、ターミナル端子36の配設箇所付近で飽和水蒸気圧Hが局部的に低下することによる結露の発生を防止する効果が顕著に現れる。
【0043】
さらに、酸化剤ガス流路19内の水蒸気分圧が飽和水蒸気圧以下となる範囲(図5のハッチング領域)内であって、該範囲内でターミナルプレート21との電気抵抗和が最小となるようにターミナル端子36を配置したので、ターミナル端子36の配設箇所付近で飽和水蒸気圧が局部的に低下することによる結露の発生防止と、ターミナル端子36がターミナルプレート21の中央部から遠ざかることによる電気抵抗の増大防止とを両立させることができる。
【0044】
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではない。
例えば、上記実施の形態では、セパレータ16の燃料ガス流路18及びセパレータ17の酸化剤ガス流路19を蛇行形状に形成したが、これら流路18,19をセパレータ16,17の長手方向(図6の水平方向)に沿って一方の短辺側から他方の短辺側に延びる水平直線状の流路として形成してもよい。
この時、図10に示すように、上記実施の形態におけるセパレータ16,17の形状(図中鎖線で示す)に対し、セパレータの面積が同一でも長辺がより長く、短辺がより短いものを採用すれば、酸化剤ガス流路幅が狭くなるので、上述した蛇行形状の酸化剤ガス流路19の場合と同様に、結露発生防止の効果が顕著に現れる。
尚、他の構成及び作用については前述の実施の形態と同様であるので同一部分に同一符号を付して説明は省略する。
【0045】
また、上記実施の形態によるターミナルプレート21は、その周囲を樹脂などの絶縁部材34で形成すると共に、中央部を電気伝導率の高い銅製の平板35で構成したが、該平板35を周囲まで延長して1体の銅製平板で構成してもよい。また、上記実施の形態によるターミナル端子36の軸方向の断面形状は円形状であるが、例えば短形状、多角形状としても良い。
【0046】
また、上記実施の形態におけるセパレータ16,17には、連通孔25a,25b,26a,26bが、セパレータ16,17の長方形状の短辺側に短手方向に長尺形状を有して設けられているが、例えば図11に示すように、連通孔25a,25bをセパレータ16,17の長方形状の短辺側に長手方向に長尺形状を有して設けても良い。またこの場合は、同図に示すように、セパレータ16,17にスタッドボルト28の挿通孔37を設けず別の手段により各セルを固定することで対応できる。
尚、他の構成及び作用については前述の実施の形態と同様であるので同一部分に同一符号を付して説明は省略する。
【0047】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、以下の効果を得る。
(1)本発明によれば、ターミナル端子の配設箇所付近で飽和水蒸気圧が局部的に低下することによる結露の発生を有効に防止し得て、積層方向端部に位置する単セルの発電性能低下を回避できる。
【0049】
(2)本発明によれば、飽和水蒸気圧と水蒸気分圧との差が大きい領域にターミナル端子が配置されるので、ターミナル端子の配設箇所付近で飽和水蒸気圧が局部的に低下することによる結露の発生を有効に防止し得て、積層方向端部に位置する単セルの発電性能低下を回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る燃料電池スタックの一実施の形態を示す正断面図である。
【図2】 図1に示すターミナルプレートの平面図である。
【図3】 図1のA−A線に沿う断面図である。
【図4】 図1のB−B線に沿う断面図である。
【図5】 図1に示すターミナルプレートの簡略図であって、ターミナル端子の中心の配置可能範囲(ハッチング領域)を説明するための図である。
【図6】 図1に示すカソード側セパレータの平面図である。
【図7】 酸化剤ガス流路(横軸)内における、飽和水蒸気圧(左縦軸)と水蒸気分圧(右縦軸)との関係を示す特性図である。
【図8】 酸化剤ガス流路(横軸)内における、飽和水蒸気圧(左縦軸)と水蒸気分圧(右縦軸)との関係を示す特性図であって、ターミナル端子の配設箇所近傍で飽和水蒸気圧が局所的に低下することを説明するための図である。
【図9】 ターミナル端子の配置(横軸)と、ターミナル端子及びターミナルプレートの電気抵抗和(縦軸)との関係を示す特性図である。
【図10】 他の実施の形態の平面図である。
【図11】 別の実施の形態の平面図である。
【図12】 燃料電池スタックの一従来例を示す正面図である。
【符号の説明】
11 燃料電池スタック
12 固体高分子電解質膜(電解質)
13 アノード側電極
14 カソード側電極
16、17 セパレータ
15、15a、15b 単セル
19 酸化剤ガス流路
21 ターミナルプレート
25b 酸化剤ガス排出側の連通孔
36 ターミナル端子
171 第1酸化剤ガス流路溝
172 第2酸化剤ガス流路溝

Claims (1)

  1. 電解質を一対の電極で挟持し、更にその外側を酸化剤ガス排出側の連通孔が長方形状の短辺側の縁部に形成された一対のセパレータで挟持してなる単セルを、複数個積層して構成される燃料電池スタックにおいて、前記積層方向の両端に位置する単セルの更に外側に配設される一対のターミナルプレートのうち、少なくとも一方のターミナルプレートの端面から前記積層方向に沿って延出させるターミナル端子を、当該ターミナルプレートの長辺側の中央部よりも前記酸化剤ガス排出側の連通孔から遠ざけて配置したことを特徴とする燃料電池スタック。
JP2001370430A 2000-12-18 2001-12-04 燃料電池スタック Expired - Lifetime JP3983530B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001370430A JP3983530B2 (ja) 2000-12-18 2001-12-04 燃料電池スタック
US10/022,589 US6723463B2 (en) 2000-12-18 2001-12-17 Fuel cell stack having terminal element located at specified location

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000-383552 2000-12-18
JP2000383552 2000-12-18
JP2001370430A JP3983530B2 (ja) 2000-12-18 2001-12-04 燃料電池スタック

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002252022A JP2002252022A (ja) 2002-09-06
JP3983530B2 true JP3983530B2 (ja) 2007-09-26

Family

ID=26606005

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001370430A Expired - Lifetime JP3983530B2 (ja) 2000-12-18 2001-12-04 燃料電池スタック

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6723463B2 (ja)
JP (1) JP3983530B2 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3801096B2 (ja) * 2002-05-20 2006-07-26 トヨタ自動車株式会社 スタック構造を有する燃料電池
JP4174025B2 (ja) 2002-12-27 2008-10-29 本田技研工業株式会社 燃料電池及びその製造方法
EP1469542A1 (en) * 2003-04-09 2004-10-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Polymer electrolyte fuel cell
WO2005099019A1 (ja) 2004-03-31 2005-10-20 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha 燃料電池スタック
JP4820068B2 (ja) * 2004-08-02 2011-11-24 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
JP5079994B2 (ja) * 2004-11-25 2012-11-21 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
JPWO2008047822A1 (ja) * 2006-10-17 2010-02-25 パナソニック株式会社 高分子電解質型燃料電池システム
US8812253B2 (en) * 2010-06-08 2014-08-19 Rosemount Inc. Fluid flow measurement with phase-based diagnostics
JP5378329B2 (ja) 2010-09-02 2013-12-25 本田技研工業株式会社 燃料電池スタック
CN107010449B (zh) * 2017-04-22 2019-01-29 广州明森科技股份有限公司 一种电子票证前段加工设备

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58194262A (ja) * 1982-05-10 1983-11-12 Toshiba Corp 燃料電池
JPS61284064A (ja) 1985-06-07 1986-12-15 Sanyo Electric Co Ltd 燃料電池
US4710527A (en) 1985-10-11 1987-12-01 Ici Americas Inc. Malonate-based light stabilizers for plastics
US4708916A (en) * 1985-11-08 1987-11-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Molten carbonate fuel cell
JPS62243259A (ja) 1986-04-16 1987-10-23 Yamaha Motor Co Ltd 燃料電池の端板構造
JPS6448381A (en) 1987-08-19 1989-02-22 Sanyo Electric Co Current collector for fuel cell
JP3135991B2 (ja) * 1992-06-18 2001-02-19 本田技研工業株式会社 燃料電池および燃料電池スタック締め付け方法
JP3111124B2 (ja) 1993-04-01 2000-11-20 大阪瓦斯株式会社 燃料電池
US5750280A (en) * 1994-08-23 1998-05-12 Osaka Gas Co., Ltd. Fuel cell system
JP3595027B2 (ja) 1994-10-21 2004-12-02 トヨタ自動車株式会社 燃料電池およびその製造方法
JPH11224684A (ja) 1998-02-06 1999-08-17 Osaka Gas Co Ltd 燃料電池
JPH11273706A (ja) 1998-03-20 1999-10-08 Osaka Gas Co Ltd 燃料電池
JP3632468B2 (ja) * 1998-04-22 2005-03-23 トヨタ自動車株式会社 燃料電池用ガスセパレータおよび該燃料電池用ガスセパレータを用いた燃料電池

Also Published As

Publication number Publication date
US20020127463A1 (en) 2002-09-12
US6723463B2 (en) 2004-04-20
JP2002252022A (ja) 2002-09-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7767355B2 (en) Fuel cell stack with dummy cell
JP3801096B2 (ja) スタック構造を有する燃料電池
JP3548433B2 (ja) 燃料電池スタック
CA2446540C (en) Fuel cell stack with electrically conductive corrugated heat insulation plate
US8574778B2 (en) Fuel cell stack
JP4592940B2 (ja) 固体高分子型燃料電池スタック
JP5098128B2 (ja) 燃料電池
JP4880836B2 (ja) 燃料電池スタックおよび反応ガス供給方法
JP3983530B2 (ja) 燃料電池スタック
JP4447204B2 (ja) メタルセパレータを備えた燃料電池
US20010046618A1 (en) Fuel cell stack
JP2005166304A (ja) 燃料電池
JP4042547B2 (ja) 燃料電池のシール構造
JP4507453B2 (ja) 燃料電池のマニホールド
JP4650424B2 (ja) 燃料電池
JP2003217615A (ja) 燃料電池のセパレータ
JP2003297395A (ja) 燃料電池
JP3875612B2 (ja) 燃料電池スタック
JP2004342442A (ja) 燃料電池のセパレータ
JP4438762B2 (ja) 燃料電池
JP4507650B2 (ja) 燃料電池
JP4032633B2 (ja) 燃料電池
CN111937206B (zh) 燃料电池
JP2002216806A (ja) 固体高分子型燃料電池スタック
JP2003346834A (ja) 燃料電池スタック

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050818

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070405

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070606

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070704

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3983530

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110713

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120713

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130713

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140713

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term