JP3983024B2 - レーザ発振装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体レーザを励起源としたレーザ発振装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
先ず、図11に於いて、レーザ発振装置の概略を説明する。
【0003】
図11は、第2次高調波によるレーザ発振装置を簡略化して示したレーザ発振装置1であり、レーザ光源2と、集光レンズ3と、レーザ結晶4と、非線形光学媒質5と、出力ミラー6と、レーザ駆動手段9とから構成されている。
【0004】
同一光軸10上に前記レーザ光源2、集光レンズ3、レーザ結晶4、非線形光学媒質5、凹反射面を有する出力ミラー6が配設され、前記レーザ結晶4の集光レンズ3に対向する面には第1誘電体反射膜7が形成され、前記出力ミラー6の非線形光学媒質5に対向する凹反射面には第2誘電体反射膜8が形成されている。
【0005】
前記レーザ光源2は、レーザ光線を発生させる為のものであり、本実施の形態では半導体レーザが使用され、前記レーザ光源2が基本波を発生させるポンプ光発生装置としての機能を有する。前記レーザ光源2は、前記レーザ駆動手段9によって駆動され、該レーザ駆動手段9は前記レーザ光源2をパルス駆動することができる。
【0006】
前記レーザ結晶4は負温度の媒質であり、光の増幅を行う為のものである。該レーザ結晶4には、Nd3+イオンをドープしたYAG(イットリウム アルミニウム ガーネット)等が採用される。YAGは、946nm、1064nm、1319nm等の発振線を有している。尚、前記レーザ結晶4はYAGの他に、発振線が1064nmのNd(YVO4 )や、発振線が700〜900nmのTi(Sapphire)等が使用される。
【0007】
前記第1誘電体反射膜7は、前記レーザ光源2に対して高透過であり、且つ前記レーザ結晶4の発振波長に対して高反射であると共に、第2次高調波に対しても高反射となっている。前記第2誘電体反射膜8は、前記レーザ結晶4の発振波長に対して高反射であり、第2次高調波に対して高透過となっている。
【0008】
以上の様に、前記レーザ結晶4と前記出力ミラー6とを組合わせ、前記レーザ光源2からのレーザ光線が前記集光レンズ3を介して入射され、入射されたレーザ光線を前記第1誘電体反射膜7、第2誘電体反射膜8間で反射し前記レーザ結晶4にポンピングすると、前記第1誘電体反射膜7と第2誘電体反射膜8間に前記非線形光学媒質5を通してレーザ光線を長時間閉込めることができるので、レーザ光線を共振させて増幅させ、前記出力ミラー6を透過して第2次高調波のレーザ光線を射出することができる。
【0009】
前記非線形光学媒質5について略述する。
【0010】
物質に電界が加わると電気分極が生じる。この電界が小さい場合には、分極は電界に比例するが、レーザ光線の様に強力なコヒーレント光の場合には、電界と分極の間の比例関係が崩れ、電界の2乗、3乗に比例する非線形的な分極成分が卓越してくる。
【0011】
従って、前記非線形光学媒質5中に於いては、レーザ光線によって発生する分極には、光波電界の2乗に比例する成分が含まれており、この非線形分極により、異なった周波数の光波間に結合が生じ、光周波数を2倍にする第2次高調波が発生する。この第2次高調波の発生は、SHG(SECOND HARMONIC GENERATION)と呼ばれている。
【0012】
上記した、従来例では前記非線形光学媒質5は前記レーザ結晶4と出力ミラー6とから構成される光共振器内に挿入されているので、内部型SHGと呼ばれており、変換出力は、基本波光電力の2乗に比例するので、光共振器内の大きな光強度を直接利用できる。
【0013】
前記非線形光学媒質5は、例えば、KTP(KTiOPO4 リン酸チタニルカリウム)やBBO(βーBaB2O4 β型ホウ酸リチウム)、LBO(LiB3O5 トリホウ酸リチウム)等が使用され、主に、1064nmから532nmに変換される。
【0014】
又、KNbO3 (ニオブ酸カリウム)等も採用され、主に、946nmから473nmに変換される。そして図11に於いて、ωは光基本波の角振動数であり、2ωが第2次高調波の角振動数である。
【0015】
第2次高調波によるレーザ発振装置に於いて、光共振器内で発振している光基本波から非線形結晶(KTP結晶)を用いて高調波を発生させる為には、
1.非線形結晶温度制御(位相整合温度25℃一定)
2.光共振器内の基本波発振軸に対する非線形結晶軸の調整を行って非線形結晶の位相整合条件を満たすこと
が必要となる。
【0016】
従って、従来よりレーザ発振装置は冷却機構、非線形結晶軸の合わせ機構を具備している。
【0017】
図12により従来の冷却機構、非線形結晶軸の合わせ機構について説明する。
【0018】
伝熱性の高い材料からなる光共振器ブロック11に非線形光学媒質5を収納する凹部12が形成され、該凹部12を貫通し、レーザ発振装置の光軸10と合致する軸心を有する光路孔13が穿設され、前記凹部12により分断された前記光路孔13の入射側にはレーザ結晶4が設けられ、前記光路孔13の射出側端部には出力ミラー6が設けられている。前記光共振器ブロック11の下面にはペルチェ素子14が固着されている。
【0019】
前記凹部12の底面に密着する様前記非線形光学媒質5が設けられ、該非線形光学媒質5は角度調整治具15の下端に保持されており、該角度調整治具15は前記光軸10に直交するθ軸16方向に延びる摘み15aを有し、該摘み15aは前記凹部12より突出しており、前記摘み15aにより前記非線形光学媒質5を前記θ軸16を中心にθ角の調整が可能となっている。
【0020】
前記非線形光学媒質5の非線形結晶軸を前記光軸10に合わせて設置する。前記非線形光学媒質5は非線形結晶軸に合わせて切出されているので、前記非線形光学媒質5を前記凹部12の底面に密着させることで前記光軸10に対し前記非線形結晶軸は水平面内での位置が決定される様になっている。前記摘み15aにより前記非線形光学媒質5を前記凹部12の底面に押付けた状態で回転させ、同一面内での前記光軸10と非線形結晶軸とが平行となる様θ角を調整する。
【0021】
調整が完了すると前記非線形光学媒質5を前記光共振器ブロック11に接着、或は螺子により該光共振器ブロック11に固着する等所要の手段で前記非線形光学媒質5を固定する。
【0022】
前記第1誘電体反射膜7を透過して入射した励起光は、前記レーザ結晶4に吸収され、該レーザ結晶4で発振した基本波は第1誘電体反射膜7と第2誘電体反射膜8間で反射され、前記非線形光学媒質5で発せられた第2次高調波が前記出力ミラー6を透過して射出される。
【0023】
上記した様に、前記非線形光学媒質5は負温度の媒質であり所定の安定した第2次高周波出力を得る為には該非線形光学媒質5の温度制御が必要である。該非線形光学媒質5は前記ペルチェ素子14により前記光共振器ブロック11を介して冷却される。
【0024】
前記非線形光学媒質5の温度は前記光共振器ブロック11に設けられたサーミスタ17により検出され、該サーミスタ17の検出温度に基づき前記光共振器ブロック11への通電が制御され、前記光共振器ブロック11を介して前記非線形光学媒質5の温度が制御されている。
【0025】
又、近年レーザ光線の高出力化に伴い、前記レーザ光源2は1つの半導体レーザではなく複数の半導体レーザが用いられる様になっており、複数の半導体レーザから発せられるレーザ光線を1つの光束に束ねる方法として、前記半導体レーザから発せられるレーザ光線をそれぞれ対応する光ファイバを通して個別に受光して、該光ファイバを束ねて1本のケーブル化とし、ケーブルによりレーザ光線を前記集光レンズ3迄導き、1つの光束を射出する方法が採られている。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来例では、非線形光学媒質5の非線形結晶軸が前記凹部12の底面と平行である様に切出されているとしたが、実際には切出し時の誤差等が伴い、正確に平行であるとは限らない。要求される出力が低かったり、出力に余裕がある場合は前記非線形光学媒質5を前記凹部12の底面に対する角度の調整は必要なかったが、出力効率を向上させたい場合、更に理論限界出力付近迄出力を出したい場合には充分な精度ではなかった。
【0027】
又、前記非線形光学媒質5は前記光共振器ブロック11に一面で密着されて取付けられ、前記非線形光学媒質5と光共振器ブロック11との熱伝達率は面の接触状態に大きく影響される。
【0028】
一旦前記非線形光学媒質5の角度調整をした後、前記角度調整治具15を取外すと、第2次高調波出力が変化する現象が出ている。これは角度調整時に該角度調整治具15と一体化していた非線形光学媒質5から前記角度調整治具15を分離した事で該角度調整治具15への熱の回込みがなくなり、又前記非線形光学媒質5を押付けていた角度調整治具15の圧力がなくなった為に前記光共振器ブロック11との熱伝達率が変わって前記非線形光学媒質5内部の温度分布(温度勾配)が変化する為である。
【0029】
本発明は斯かる実情に鑑み、非線形光学媒質の非線形結晶軸合わせをより精度よく行い、非線形光学媒質の非線形結晶の位相整合条件を厳密に満足させ、又非線形結晶軸合わせ後に出力状態が変化しない様にしたものである。
【0030】
【課題を解決するための手段】
本発明は、励起光を発するレーザ光線発光部と、レーザ結晶と出力ミラーとから少なくともなる光共振部と、該光共振部に挿入され前記レーザ結晶によって発振する基本波より第2次高調波を発生させる非線形光学媒質と、前記レーザ光線発光部を駆動する為の駆動手段とを具備するレーザ発振装置に於いて、凹部を有する光共振器ブロックを貫通する前記光共振部の光軸上に前記レーザ結晶、前記出力ミラーが設けられ、前記光共振器ブロックの上面に凸曲面座が固着され、該凸曲面座に凹曲面座が摺動自在に嵌合され、該凹曲面座に非線形光学媒質ホルダが前記凸曲面座を貫通して回転可能に設けられると共に前記非線形光学媒質ホルダの下部が前記凹部に収納され、前記非線形光学媒質ホルダの下部に前記非線形光学媒質が前記光軸上に位置する様に設けられ、前記非線形光学媒質ホルダにペルチェ素子が一体に組込まれ、該ペルチェ素子は前記非線形光学媒質の上側に取付けられ、前記凸曲面座の曲率中心が前記光軸上に位置し、前記非線形光学媒質ホルダは前記非線形光学媒質を前記光軸上に保持し凸曲面に沿って回転可能であり、前記非線形光学媒質ホルダの回転軸は前記光軸と交差し、前記非線形光学媒質ホルダは前記非線形光学媒質を前記光軸上に保持して前記回転軸を中心に回転可能であるレーザ発振装置に係り、又第2次高調波を発生する非線形光学媒質に代えて、和周波及び差周波のいずれか1つを発生させる非線形光学媒質であるレーザ発振装置に係り、又前記凸曲面座と前記凹曲面座とは円筒曲面を介して嵌合し、円筒曲面の曲率中心線は前記光軸、前記回転軸と直交するレーザ発振装置に係り、更に又前記光軸上に光共振器ブロックが設けられ、該光共振器ブロックの球面座に前記非線形光学媒質ホルダが回転可能に設けられると共に前記球面座を介して前記光共振器ブロックに傾動可能に設けられたレーザ発振装置に係るものである。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態を説明する。
【0032】
図1、図2はレーザ発振装置機構部の全体を示している。
【0033】
レーザ光線発光部21、光共振部22はヒートシンクであるベース23に固着され、前記レーザ光線発光部21、光共振部22は光軸10上に配設され、前記レーザ光線発光部21と前記光共振部22との間にはレンズユニット37が配設されている。
【0034】
前記レーザ光線発光部21を図3〜図8を参照して説明する。
【0035】
光源部ベース24を介して光源部ユニットベース25が前記ベース23に取付けられ(図1,2参照)、前記光源部ユニットベース25に光源部26が固着される。該光源部26は複数の半導体レーザ27を具備し、該半導体レーザ27は直線上に配設されている。
【0036】
前記光源部26に対峙してファイバアレイユニット28が前記光源部ユニットベース25に取付けられる。前記ファイバアレイユニット28は前記半導体レーザ27と同数の光ファイバ29を具備している。
【0037】
前記ファイバアレイユニット28を説明する。
【0038】
前記光ファイバ29はV溝基板32と押え板33により挾持されている。前記V溝基板32には、前記光軸10と平行なV溝34が前記光ファイバ29と同数刻設され、該光ファイバ29は前記V溝34に嵌込んだ状態で挾持されるので、各光ファイバ29は平行に保持される。
【0039】
尚、前記V溝基板32、押え板33より前記光共振部22に向って延出した光ファイバ29は円形に束ねられ、ファイバケーブル35として前記光共振部22迄延び、前記ファイバケーブル35の端面が前記集光レンズ3に対峙する様に固定される。
【0040】
前記光ファイバ29の全ては前記V溝基板32と押え板33とに挾持され一体となっているので、個々の光ファイバ29と半導体レーザ27との位置合わせは前記光源部26とファイバアレイユニット28との位置合わせをすればよく、又前記光源部26とファイバアレイユニット28のいずれが一方を位置合わせすればよい。以下は、該ファイバアレイユニット28を位置合わせ可能とした場合を説明する。
【0041】
該ファイバアレイユニット28は前記光軸10方向に延びる左右一対の楔形保持具36a,36bを介して前記光源部ユニットベース25に取付けられる。
【0042】
前記楔形保持具36a,36bは断面が3角形、好ましくは2等辺3角形であり、前記ファイバアレイユニット28は、該ファイバアレイユニット28の幅端が前記楔形保持具36a,36bが対峙する斜面の途中に当接する様に、該楔形保持具36a,36b間に載置される。
【0043】
該楔形保持具36a,36bの位置調整で、前記ファイバアレイユニット28は、図8に示される様に、鉛直方向のθ軸を中心としたθ角、光軸10を中心とした回転角α角、光軸10、θ軸に直交するγ軸を中心としたγ角の3方向の角度調整が可能である。
【0044】
図6、図7、図8により具体的に説明する。
【0045】
最初は前記楔形保持具36a,36bは前記光軸10に沿って平行に設置されているものとする。
【0046】
前記α角を調整する場合、例えば図6に於いて時計方向にα角を調整する場合、前記ファイバアレイユニット28の右端を楔形保持具36bの斜面に沿って下げると、下がった分だけ前記ファイバアレイユニット28の左端が前記楔形保持具36aの斜面に沿って上方に変位する。即ち、α角が調整される。前記した様に、前記楔形保持具36a,36bが同一の2等辺3角形の断面を有している場合は、左右の変位量は等しくなる。
【0047】
前記γ角を調整する場合、例えば図7(B)に於いて反時計方向にγ角を調整する場合は、図7(A)に於いて前記楔形保持具36a,36bの光源部26側の間隔aを光共振部22側の間隔bより広げる。前記ファイバアレイユニット28の各部位は前記楔形保持具36a,36bの間隔の広がりに対して該楔形保持具36a,36bの斜面の傾斜角のtan相当分だけ下方に変位する。即ち、γ角が調整される。
【0048】
前記θ角を調整する場合は、前記楔形保持具36a,36bの関係を維持したまま、θ軸を中心に回転させればよい。
【0049】
尚、上記説明では前記楔形保持具36a,36bを前記光軸10と平行方向に配設したが、前記光軸10と直角方向に配設しても同様に調整が可能であることは言う迄もない。
【0050】
前記ファイバアレイユニット28の調整が完了すると、前記楔形保持具36a,36bは前記光源部ユニットベース25に接着等所要の手段で固定される。
【0051】
ロッドレンズ31は前記ファイバアレイユニット28の光ファイバ29の端面に平行に接着により取付けられる。接着方法としては、熱歪みが生じないUV接着等が用いられる。又、前記ロッドレンズ31には前記光ファイバ29のコア部分を適宜な長さに切断したものが用いられる。前記ロッドレンズ31は効果的に個々の前記光ファイバ29にレーザ光線を集光させると共に製作が簡便で且つ安価である。尚、前記光ファイバ29と同径のロッドレンズを別途製作しても勿論構わない。
【0052】
前記ロッドレンズ31を前記ファイバアレイユニット28に接着することで、前記ロッドレンズ31とファイバアレイユニット28との光学的関係を維持して一体に調整できるので、調整が容易となる。
【0053】
前記半導体レーザ27から発せられるレーザ光線の光束断面は楕円形であり、前記ロッドレンズ31で一方向に集光させることで、真円に近い光束を前記光ファイバ29に入射させることができ、該光ファイバ29に入射する際のレーザ光線の損失を低減する。又、前記光源部26に対して、前記ファイバアレイユニット28の位置を3軸方向で完全に合わせることができ、前記光源部26と前記ファイバアレイユニット28間でのレーザ光線の授受に伴う損失を低減することができる。
【0054】
前記光共振部22を図9、図10を参照して説明する。尚、図9、図10中、図11、図12中で示したものと同等のものには同符号を付してある。
【0055】
該光共振部22のレーザ光線発光部21側には集光レンズ3を具備するレンズユニット37が取付けられ、該レンズユニット37にはケーブルホルダ38を介して前記ファイバケーブル35の先端が取付けられている。該ファイバケーブル35と前記集光レンズ3との光軸は合致している。
【0056】
前記ベース23に光共振器ブロック39が固着され、該光共振器ブロック39には上方から凹部12が形成され、該凹部12を貫通する光路孔13が光軸10と軸心が合致して穿設される。該光路孔13の前記集光レンズ3側部分にはレーザ結晶4が設けられる。該レーザ結晶4の集光レンズ3側の端面には第1誘電体反射膜7が形成されている。前記光路孔13の射出側端には出力ミラー6が設けられ、該出力ミラー6の凹反射面には第2誘電体反射膜8が形成されている。
【0057】
前記光共振器ブロック39の上面は前記ベース23の光共振器ブロック39取付け面と平行であり、前記光共振器ブロック39の上面に凸円筒曲面座41が固着される。該凸円筒曲面座41は、円柱の一部を円柱の中心線と平行な面で切取った形状を有し、取付けられる方向は前記光軸10と直交している。
【0058】
前記凸円筒曲面座41に凹円筒曲面座42が摺動自在に嵌合され、該凹円筒曲面座42には非線形光学媒質ホルダ43が取付けられる。前記凸円筒曲面座41、凹円筒曲面座42の円筒曲面の中心は前記光軸10上に位置している。
【0059】
前記非線形光学媒質ホルダ43は、熱伝導性の高い、好ましくは熱膨張率の小さな材質のものが用いられる。前記非線形光学媒質ホルダ43は前記凹円筒曲面座42と回転自在に嵌合し、又前記凸円筒曲面座41とは所要の遊びを有して貫通し、フランジ43aの下部43bは前記凹部12内に収納される。又、前記非線形光学媒質ホルダ43の上端部は前記凹円筒曲面座42の上に露出し、露出部分はフランジ43aとなっており、前記非線形光学媒質ホルダ43を回転する場合の摘みとなっている。又、前記フランジ43aの上面には工具による調整を可能とする様スリット溝(図示せず)等を刻設してもよい。
【0060】
前記下部43bの前記光軸10が通過する位置には非線形光学媒質5が該光軸10と交差する面を除く4面が密着する様に嵌設され、更に前記非線形光学媒質5の上側にはペルチェ素子14が取付けられている。該ペルチェ素子14は前記下部43bの途中に挾設されるか、或は該下部43bに形成された取付け孔に嵌合される等して設けられ、少なくとも上下2面は前記下部43bに密着している。
【0061】
前記非線形光学媒質ホルダ43には上方から軸心と平行な配線穴44が前記ペルチェ素子14迄到達する様に設けられており、温度コントローラ45から導かれたリード線46が前記配線穴44を通って前記ペルチェ素子14に接続されている。又、サーミスタ17は前記非線形光学媒質ホルダ43の所要位置、好ましくは前記非線形光学媒質5に近接した位置に設けられる。
【0062】
而して、前記非線形光学媒質ホルダ43は前記ペルチェ素子14、前記非線形光学媒質5と一体に前記非線形光学媒質ホルダ43の軸心を中心に回転可能であり、更に前記光軸10を通過するγ軸を中心に回転可能である。
【0063】
尚、前記非線形光学媒質5の非線形結晶軸と光軸10とのズレはレーザ発振装置の出力に影響を与えるが、前記非線形光学媒質5の非線形結晶軸と光軸10間のズレに対する鋭敏さは、軸方向により異なっており、上記実施の形態では非線形結晶軸のズレに最も影響を受けないα角についての調整を省略しており、θ角に加えγ角の調整を可能とすることだけでも充分な効率向上となる。又、α角についての調整を省略することで、構造、調整手順が簡略化する。尚、一層の効率向上を図る場合は、前記凸円筒曲面座41、凹円筒曲面座42に代え、球曲面を有する凸曲面座、凹曲面座とすれば前記非線形光学媒質ホルダ43はα軸を中心としても回転可能となり、θ角、γ角、α角の3方向の角度調整が可能となり、より完全な非線形結晶軸の合わせが可能となる。
【0064】
上記した様に、γ角の調整も可能となるので、前記非線形光学媒質5の切出し時の誤差の修正迄含めた調整が可能となり、該非線形光学媒質5の非線形結晶の位相整合条件を厳密に満足することが可能となり、出力効率を理論限界出力付近迄向上させることができる。
【0065】
前記非線形光学媒質5は前記下部43bに嵌込まれ、更に前記ペルチェ素子14は前記下部43bに一体に組込まれているので、前記非線形光学媒質5、ペルチェ素子14と間の非線形光学媒質ホルダ43の伝熱面積は大きく、又伝熱面接触圧は組込みの際に決定できるので、安定した熱伝達率が確保できる。従って、前記ペルチェ素子14による前記非線形光学媒質5の冷却効果は高く、又、前記非線形光学媒質5、前記ペルチェ素子14は、前記非線形光学媒質ホルダ43と一体であり、調整後も前記非線形光学媒質5、前記ペルチェ素子14の保持状態が変ることがないので、調整後該ペルチェ素子14による冷却状態が変化することはない。
【0066】
而して、前記非線形光学媒質5の温度制御は、調整が簡単となり、稼働時の精度も向上する。
【0067】
尚、上記実施の形態では第2次高調波を発生する非線形光学媒質を用いたが、和周波或は差周波を発生する非線形光学媒質を用いても同様の作用、効果が得られることは勿論である。
【0068】
上述した事項は、前記光源部26とファイバアレイユニット28間の光軸合わせ、又前記非線形光学媒質5の非線形結晶軸を光軸10に正確に合わせることでエネルギ使用効率を向上させたが、光学系の反射損失を低減させることでもエネルギ使用効率の向上が図れる。
【0069】
レーザ光線が光学部材に入射する際の入射面、射出面での反射損は、各面で約4%あり、この反射損は光学部材の数だけ発生し、光学系全体としてみれば大きな損失となる。
【0070】
従って、上記実施の形態では前記ロッドレンズ31、前記光ファイバ29の端面にはARコートが施されている。
【0071】
ARコートを行う手段としては、真空蒸着やイオンプレーティングにより誘電体薄膜を直接端面に形成するか、ARコートされたカバーガラスを端面に貼付ける等あるが、前記ロッドレンズ31、前記光ファイバ29は合成樹脂であり、又直径数十μm 〜500μm と細いので、材質を痛めない以下の方法で実施する。
【0072】
弗素系溶液に光ファイバ端面を浸漬して引上げ、乾燥硬化させる。この時、屈折率とコート厚が使用波長域でAR効果を持つ様、溶液濃度と引上げ速度を選択する。これにより非常に簡単に光ファイバ端面のみならず、光ファイバ円筒面にも反射率1%以下のARコート付けができる。従来微小な円柱レンズ等の円筒面へのARコートは、真空装置内に特殊な工具を必要としたが、弗素系溶液に光ファイバ端面を浸漬して引上げ、乾燥硬化させる方法では、大気圧下で簡単に行うことができる。更に引上げ速度又は溶液濃度を調整することで、複数回の施行により反射率0.5%以下のマルチコートが可能になる。
【0073】
勿論溶液条件(濃度、屈折率)の変更により反射率を制御することも可能である。例えば50%、80%といった反射膜にすることもできる。
【0074】
結果として入出射端面での8〜10%に及ぶ反射損が改善され、エネルギー使用効率が上がり、反射光による光学系の損傷等が大幅に低減できる。
【0075】
【発明の効果】
以上述べた如く本発明によれば、励起光を発するレーザ光線発光部と、レーザ結晶と出力ミラーとから少なくともなる光共振部と、該光共振部に挿入され前記レーザ結晶によって発振する基本波より第2次高調波を発生させる非線形光学媒質と、前記レーザ光線発光部を駆動する為の駆動手段とを具備するレーザ発振装置に於いて、前記非線形光学媒質が非線形光学媒質ホルダに保持され、該非線形光学媒質ホルダは、曲率中心が前記光共振部を通過する光軸上に位置している曲面座を介して光共振器ブロックに設けられ、前記光軸に交差する少なくとも2方向の軸に関し、前記非線形光学媒質を前記光軸上に保持して回転可能であるので、非線形光学媒質の非線形結晶の位相整合条件を厳密に満足させることができ、出力効率を向上させることができる。
【0076】
又、前記非線形光学媒質ホルダにペルチェ素子が一体に組込まれたので、温度制御精度が向上し、出力の安定性が向上する等の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の全体を示す平面図である。
【図2】同前正面図である。
【図3】本発明の実施の形態のレーザ光線発光部の平面図である。
【図4】同前レーザ光線発光部の正面図である。
【図5】同前レーザ光線発光部の側面図である。
【図6】本発明の実施の形態のファイバアレイユニットの説明図である。
【図7】(A)(B)は同前ファイバアレイユニットの位置調整を示す説明図である。
【図8】同前ファイバアレイユニットの位置調整方向を示す説明図である。
【図9】本発明の実施の形態の光共振部の断面図である。
【図10】本発明の実施の形態の光共振部の斜視図である。
【図11】レーザ発振装置の光共振部の基本構成を示す概略図である。
【図12】従来の光共振部の断面図である。
【符号の説明】
4 レーザ結晶
5 非線形光学媒質
6 出力ミラー
14 ペルチェ素子
21 レーザ光線発光部
22 光共振部
26 光源部
28 ファイバアレイユニット
36 楔形保持具
37 レンズユニット
39 光共振器ブロック
41 凸円筒曲面座
42 凹円筒曲面座
43 非線形光学媒質ホルダ
Claims (4)
- 励起光を発するレーザ光線発光部と、レーザ結晶と出力ミラーとから少なくともなる光共振部と、該光共振部に挿入され前記レーザ結晶によって発振する基本波より第2次高調波を発生させる非線形光学媒質と、前記レーザ光線発光部を駆動する為の駆動手段とを具備するレーザ発振装置に於いて、凹部を有する光共振器ブロックを貫通する前記光共振部の光軸上に前記レーザ結晶、前記出力ミラーが設けられ、前記光共振器ブロックの上面に凸曲面座が固着され、該凸曲面座に凹曲面座が摺動自在に嵌合され、該凹曲面座に非線形光学媒質ホルダが前記凸曲面座を貫通して回転可能に設けられると共に前記非線形光学媒質ホルダの下部が前記凹部に収納され、前記非線形光学媒質ホルダの下部に前記非線形光学媒質が前記光軸上に位置する様に設けられ、前記非線形光学媒質ホルダにペルチェ素子が一体に組込まれ、該ペルチェ素子は前記非線形光学媒質の上側に取付けられ、前記凸曲面座の曲率中心が前記光軸上に位置し、前記非線形光学媒質ホルダは前記非線形光学媒質を前記光軸上に保持し凸曲面に沿って回転可能であり、前記非線形光学媒質ホルダの回転軸は前記光軸と交差し、前記非線形光学媒質ホルダは前記非線形光学媒質を前記光軸上に保持して前記回転軸を中心に回転可能であることを特徴とするレーザ発振装置。
- 第2次高調波を発生する非線形光学媒質に代えて、和周波及び差周波のいずれか1つを発生させる非線形光学媒質である請求項1のレーザ発振装置。
- 前記凸曲面座と前記凹曲面座とは円筒曲面を介して嵌合し、円筒曲面の曲率中心線は前記光軸、前記回転軸と直交する請求項1のレーザ発振装置。
- 前記光軸上に光共振器ブロックが設けられ、該光共振器ブロックの球面座に前記非線形光学媒質ホルダが回転可能に設けられると共に前記球面座を介して前記光共振器ブロックに傾動可能に設けられた請求項1のレーザ発振装置。
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