JPS62175933A - アクチユエ−タの傾き調整装置 - Google Patents
アクチユエ−タの傾き調整装置Info
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- JPS62175933A JPS62175933A JP1575086A JP1575086A JPS62175933A JP S62175933 A JPS62175933 A JP S62175933A JP 1575086 A JP1575086 A JP 1575086A JP 1575086 A JP1575086 A JP 1575086A JP S62175933 A JPS62175933 A JP S62175933A
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Landscapes
- Mounting And Adjusting Of Optical Elements (AREA)
- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
零発゛明は、記録媒体に向けて光ビームを投射する対物
レンズを支持するアクチュエータの傾き調整装置に関す
るものである。
レンズを支持するアクチュエータの傾き調整装置に関す
るものである。
光学式記録媒体に向けて光ビームを投射して情報を光学
的に記録し又は再生する光学式情報記録再生装置が実用
化されている。この光学式情報記録再生装置は、光ビー
ムを放射するレーザダイオード、記録媒体からの光ビー
ムを受光して光電出力信号を生成するフォトダイオード
及び各種光学素子から構成される光学系を光ヘッドに搭
載すると共に、記録媒体に向けて光ビームを投射する対
物レンズ、対物レンズをフォーカシング方向及びトラ、
キング方向に変位可能に支持する対物レンズ支持装置及
び対物レンズをフォーカシング方向およびトラッキング
方向に駆動する対物レンズ駆動装置をアクチュエータに
支持し、このアクチュエータを光ヘッドの光学ブロック
に装着するように構成されている。
的に記録し又は再生する光学式情報記録再生装置が実用
化されている。この光学式情報記録再生装置は、光ビー
ムを放射するレーザダイオード、記録媒体からの光ビー
ムを受光して光電出力信号を生成するフォトダイオード
及び各種光学素子から構成される光学系を光ヘッドに搭
載すると共に、記録媒体に向けて光ビームを投射する対
物レンズ、対物レンズをフォーカシング方向及びトラ、
キング方向に変位可能に支持する対物レンズ支持装置及
び対物レンズをフォーカシング方向およびトラッキング
方向に駆動する対物レンズ駆動装置をアクチュエータに
支持し、このアクチュエータを光ヘッドの光学ブロック
に装着するように構成されている。
この光学式情報記録再生装置では対物レンズにより微小
スポット状に集束した光ビームを記録媒体に投射して情
報を記録再生するため、対物レンズから放射した光ビー
ムを記録媒体表面に垂直に入射させなければならず、対
物レンズを支持するアクチュエータの傾き調整装置の開
発が強く要請されている。
スポット状に集束した光ビームを記録媒体に投射して情
報を記録再生するため、対物レンズから放射した光ビー
ムを記録媒体表面に垂直に入射させなければならず、対
物レンズを支持するアクチュエータの傾き調整装置の開
発が強く要請されている。
アクチュエータを光ヘッドの光学ブロックに傾動自在に
支持するアクチュエータ傾き調整装置は既知であり、例
えば特開昭59−223953号公報に開示されている
。第4図A及びBは既知のアクチュエータ傾き調整装置
の構成を示すものである。対物レンズlを具えるアクチ
ュエータ2に形成した球面突起2aと光学ブロック3に
形成した球面座3aとによって球面支持機構が形成され
ている。アクチュエータ2の球面突起の周囲には4個の
ネジ穴が形成され光学ブロック3の球面座3aの周囲に
コイルバネを収納できる凹部を有する貫通孔が形成され
、固定用のコイルバネ4a及び4bを装着した2本の固
定ネジ5a及び5bと調整用のコイルバネ4c及び4d
を装着した2木の調整ネジ5cおよび5dとを光学ブロ
ック3の反対側からアクチュエータ2に螺合してアクチ
ュエータ2を光学ブロック3に固定している。そして、
固定用のコイルバネ4a及び4bによってアクチュエー
タ2を光学ブロック3に向けて一定の押圧力を作用させ
、この押圧力が作用する状態で調整用ネジ5cおよび5
dの差込み量を調整することにより球面支持機構を介し
てアクチュエータ2を対物レンズの光軸6と直交する2
本の軸線のまわりで傾動させてアクチュエータの傾きを
調整するように構成されている。
支持するアクチュエータ傾き調整装置は既知であり、例
えば特開昭59−223953号公報に開示されている
。第4図A及びBは既知のアクチュエータ傾き調整装置
の構成を示すものである。対物レンズlを具えるアクチ
ュエータ2に形成した球面突起2aと光学ブロック3に
形成した球面座3aとによって球面支持機構が形成され
ている。アクチュエータ2の球面突起の周囲には4個の
ネジ穴が形成され光学ブロック3の球面座3aの周囲に
コイルバネを収納できる凹部を有する貫通孔が形成され
、固定用のコイルバネ4a及び4bを装着した2本の固
定ネジ5a及び5bと調整用のコイルバネ4c及び4d
を装着した2木の調整ネジ5cおよび5dとを光学ブロ
ック3の反対側からアクチュエータ2に螺合してアクチ
ュエータ2を光学ブロック3に固定している。そして、
固定用のコイルバネ4a及び4bによってアクチュエー
タ2を光学ブロック3に向けて一定の押圧力を作用させ
、この押圧力が作用する状態で調整用ネジ5cおよび5
dの差込み量を調整することにより球面支持機構を介し
てアクチュエータ2を対物レンズの光軸6と直交する2
本の軸線のまわりで傾動させてアクチュエータの傾きを
調整するように構成されている。
上述した既知のアクチュエータ傾き調整装置では、4本
のネジ及び4個のコイルバネを用いてアクチュエータを
光学ブロックに調整固定する構成としているので、部品
点数が多く組立工数も多く装置が高価になる欠点があっ
た。また、2本の固定用ネジと2個のコイルバネを用い
てアクチュエータを光学ブロックに向けて一定の押圧力
が作用する状態で調整する構成としているため、調整用
ネジの差込み量の調整だけでなく固定用ネジについても
一定の押圧力が発生するように調整しなければならず、
調整作業に手間と熟練が必要であった。特に2本の固定
用ネジ及びこのコイルバネを用いる場合、各固定用ネジ
及びコイルバネにより生ずる押圧力が相異すると精確に
傾き調整できず、傾き調整精度が劣る欠点もあった。
のネジ及び4個のコイルバネを用いてアクチュエータを
光学ブロックに調整固定する構成としているので、部品
点数が多く組立工数も多く装置が高価になる欠点があっ
た。また、2本の固定用ネジと2個のコイルバネを用い
てアクチュエータを光学ブロックに向けて一定の押圧力
が作用する状態で調整する構成としているため、調整用
ネジの差込み量の調整だけでなく固定用ネジについても
一定の押圧力が発生するように調整しなければならず、
調整作業に手間と熟練が必要であった。特に2本の固定
用ネジ及びこのコイルバネを用いる場合、各固定用ネジ
及びコイルバネにより生ずる押圧力が相異すると精確に
傾き調整できず、傾き調整精度が劣る欠点もあった。
従って、本発明の目的は上述した欠点を除去し、部品点
数を削減できると共に組立調整作業が容易で調整精度の
向上を図ったアクチェエータの傾き調整装置を提供する
ものである。
数を削減できると共に組立調整作業が容易で調整精度の
向上を図ったアクチェエータの傾き調整装置を提供する
ものである。
本発明によるアクチュエータの傾き調整装置は、記録媒
体に向けて光ビームを投射する対物レンズを、光ヘッド
に装着した光学ブロックに球面支持機構を介して傾動自
在に支持するアクチュエータの1頃き調整装置において
、前記アクチュエータを光学ブロックに向けて押圧する
1個の弾性支持部材と、前記対物レンズの光軸と直交す
る2本の軸線のまわりでアクチュエータを傾動させる2
個の調整手段とによってアクチュエータを光学ブロック
に傾動自在に支持するように構成したことを特−徴とす
るものである。
体に向けて光ビームを投射する対物レンズを、光ヘッド
に装着した光学ブロックに球面支持機構を介して傾動自
在に支持するアクチュエータの1頃き調整装置において
、前記アクチュエータを光学ブロックに向けて押圧する
1個の弾性支持部材と、前記対物レンズの光軸と直交す
る2本の軸線のまわりでアクチュエータを傾動させる2
個の調整手段とによってアクチュエータを光学ブロック
に傾動自在に支持するように構成したことを特−徴とす
るものである。
第1図A−Cは本発明によるアクチュエータ傾き調整装
置の一実施例の構成を示すものであり、第1図Aは分解
斜視図、第1図BおよびCは線図的断面図である。アク
チュエータ11は対物レンズ12、対物レンズ12をフ
ォーカシング方向及びトラッキング方向に変位可能に支
持する対物レンズ支持装置及び対物レンズ12をフォー
カシング方向及びトラッキング方向に駆動する対物レン
ズ駆動装置を具えている。これら対物レンズ支持装置及
び対物レンズ駆動装置は既知であり本発明の要旨ではな
いため詳細な説明は省略する。このアクチュエータ11
を光ヘツド本体に固定されている光学ブロック3に傾動
自在に装着する。アクチュエータ11のベースの光学ブ
ロック13と互いに係合する面に球面突起11aを形成
すると共に光学ブロック13にはアクチュエータ11の
球面突起と同一曲率の球面座13aを形成して球面支持
機構を構成する。この球面座13aの中心部には光路1
3bを形成する。
置の一実施例の構成を示すものであり、第1図Aは分解
斜視図、第1図BおよびCは線図的断面図である。アク
チュエータ11は対物レンズ12、対物レンズ12をフ
ォーカシング方向及びトラッキング方向に変位可能に支
持する対物レンズ支持装置及び対物レンズ12をフォー
カシング方向及びトラッキング方向に駆動する対物レン
ズ駆動装置を具えている。これら対物レンズ支持装置及
び対物レンズ駆動装置は既知であり本発明の要旨ではな
いため詳細な説明は省略する。このアクチュエータ11
を光ヘツド本体に固定されている光学ブロック3に傾動
自在に装着する。アクチュエータ11のベースの光学ブ
ロック13と互いに係合する面に球面突起11aを形成
すると共に光学ブロック13にはアクチュエータ11の
球面突起と同一曲率の球面座13aを形成して球面支持
機構を構成する。この球面座13aの中心部には光路1
3bを形成する。
これら球面突起11a及び球面座13aの曲率中心は対
物レンズ12の主点と一致させるのが望ましい。
物レンズ12の主点と一致させるのが望ましい。
この球面突起11a及び球面座13aとからなる球面支
持機構によってアクチュエータ11は光学ブロック13
に対して対物レンズ12の光軸と直交する2本の軸線の
まわりを自在に傾動する。アクチュエータ11には2本
の調整ネジ14a及び14bを螺合するためのネジ穴1
1b及びllcを形成すると共に、光学ブロック13の
ネジ穴11b及びllcと対応する位置にコイルバネ1
5a及び15bを収納できる大きさの凹部16a及び1
6bを形成し、これら凹部16a及び16bの底部に調
整ネジ14a及び14bの径より若干大きい径の貫通孔
を形成する。更に、アクチュエータ11の2個のネジ穴
11a及びllbを結ぶ線と直交する二等分線上に仮バ
ネ17を取付ける。この仮バネ17の取付けは、アクチ
ュエータ11のベースに接着したりネジ止めしてもよく
、アクチュエータ11のベースを軽量なプラスチックで
構成した場合にはプラスチックの弾性を利用して樹脂製
板バネを一体成型加工したり又はインサート成型するこ
ともできる。光学ブロック13の仮バネ17と対応する
位置にL字状の係止片18を一体的に形成する。
持機構によってアクチュエータ11は光学ブロック13
に対して対物レンズ12の光軸と直交する2本の軸線の
まわりを自在に傾動する。アクチュエータ11には2本
の調整ネジ14a及び14bを螺合するためのネジ穴1
1b及びllcを形成すると共に、光学ブロック13の
ネジ穴11b及びllcと対応する位置にコイルバネ1
5a及び15bを収納できる大きさの凹部16a及び1
6bを形成し、これら凹部16a及び16bの底部に調
整ネジ14a及び14bの径より若干大きい径の貫通孔
を形成する。更に、アクチュエータ11の2個のネジ穴
11a及びllbを結ぶ線と直交する二等分線上に仮バ
ネ17を取付ける。この仮バネ17の取付けは、アクチ
ュエータ11のベースに接着したりネジ止めしてもよく
、アクチュエータ11のベースを軽量なプラスチックで
構成した場合にはプラスチックの弾性を利用して樹脂製
板バネを一体成型加工したり又はインサート成型するこ
ともできる。光学ブロック13の仮バネ17と対応する
位置にL字状の係止片18を一体的に形成する。
従って、アクチュエータ11を光学ブロック13に保合
装着した場合アクチュエータ11は板バネ17および係
止片18により光学ブロック方向に一定の押圧力を以て
押圧されると共に、コイルバネ15a 及び15bが装
着されている2本の調整ネジ14a及び14bにより支
持されるので、アクチュエータ11は球面支持機構を中
心にして傾動自在に3点支持されることになる。アクチ
ュエータ11の傾き、すなわち対物レンズ2の傾きを調
整する場合、紙面内(第1図Bにおいて)での傾きを調
整する場合、2本の調整ネジ14a及び14bの差込み
量を等量ずつ調整すればアクチュエータ11は紙面内で
傾動し、紙面と直交する面内での傾きを調整する場合に
は調整ネジ14aと14bとの差込み量を相互に変える
ように調整すればアクチュエータ11は紙面と直交する
面内で傾動する。この結果、アクチュエータ11は光ヘ
ツド本体側に固定した光学ブロック13に対して対物レ
ンズ12の光軸と直交する2本の軸線のまわりで調整可
能に支持されることになる。尚、上述した実施例ではア
クチュエータ11に仮バネ17を設けると共に光学ブロ
ック側に係止片18を設ける構成としたが、第1図Cに
示すように光学ブロック側に仮バネ17を設はアクチュ
エータ11側に係止片18を取り付ける構成としてもよ
い。このように、仮バネのような弾性支持部材を用いて
アクチュエータを光学ブロックに押圧する構成とすれば
、調整しなくても常時一定の押圧力を作用させることが
でき、組立調整作業が容易になる。
装着した場合アクチュエータ11は板バネ17および係
止片18により光学ブロック方向に一定の押圧力を以て
押圧されると共に、コイルバネ15a 及び15bが装
着されている2本の調整ネジ14a及び14bにより支
持されるので、アクチュエータ11は球面支持機構を中
心にして傾動自在に3点支持されることになる。アクチ
ュエータ11の傾き、すなわち対物レンズ2の傾きを調
整する場合、紙面内(第1図Bにおいて)での傾きを調
整する場合、2本の調整ネジ14a及び14bの差込み
量を等量ずつ調整すればアクチュエータ11は紙面内で
傾動し、紙面と直交する面内での傾きを調整する場合に
は調整ネジ14aと14bとの差込み量を相互に変える
ように調整すればアクチュエータ11は紙面と直交する
面内で傾動する。この結果、アクチュエータ11は光ヘ
ツド本体側に固定した光学ブロック13に対して対物レ
ンズ12の光軸と直交する2本の軸線のまわりで調整可
能に支持されることになる。尚、上述した実施例ではア
クチュエータ11に仮バネ17を設けると共に光学ブロ
ック側に係止片18を設ける構成としたが、第1図Cに
示すように光学ブロック側に仮バネ17を設はアクチュ
エータ11側に係止片18を取り付ける構成としてもよ
い。このように、仮バネのような弾性支持部材を用いて
アクチュエータを光学ブロックに押圧する構成とすれば
、調整しなくても常時一定の押圧力を作用させることが
でき、組立調整作業が容易になる。
第2図は本発明によるアクチュエータ傾き調整装置の変
形例を示すものであり、第2図Aは線図的断面図、第2
図Bは平面図である。本例では対物レンズの光軸と直交
する方向に延在する2個の調整ネジによって傾き調整を
行うものとする。対物レンズ20を支持するアクチュエ
ータ21を球面支持機構を介して光学ブロック22に保
合支持する。
形例を示すものであり、第2図Aは線図的断面図、第2
図Bは平面図である。本例では対物レンズの光軸と直交
する方向に延在する2個の調整ネジによって傾き調整を
行うものとする。対物レンズ20を支持するアクチュエ
ータ21を球面支持機構を介して光学ブロック22に保
合支持する。
アクチュエータ21には環状フランジ23を形成し、こ
の環状フランジ23の上面23aを対物レンズ20の光
軸lに対して傾斜させる。仮バネ24の一端をネジ25
により光学ブロック12に固定し、その他端をフランジ
23の傾斜面23aに当接させてアクチュエータ21を
光学ブロック22に向けて押圧する。光学ブロック22
の板バネ24の対物レンズ20と対向する側に対物レン
ズ20の光軸に並行に延在する2本の脚部22a及び2
2bを形成し、これら脚部22a及び22bにネジ穴を
形成し、傾き調整ネジ26a及び26bをそれぞれ螺合
し、これら調整ネジ26a及び26bの先端をフランジ
23の傾斜面23aに当接させる。
の環状フランジ23の上面23aを対物レンズ20の光
軸lに対して傾斜させる。仮バネ24の一端をネジ25
により光学ブロック12に固定し、その他端をフランジ
23の傾斜面23aに当接させてアクチュエータ21を
光学ブロック22に向けて押圧する。光学ブロック22
の板バネ24の対物レンズ20と対向する側に対物レン
ズ20の光軸に並行に延在する2本の脚部22a及び2
2bを形成し、これら脚部22a及び22bにネジ穴を
形成し、傾き調整ネジ26a及び26bをそれぞれ螺合
し、これら調整ネジ26a及び26bの先端をフランジ
23の傾斜面23aに当接させる。
更に、各調整ネジ26a及び26bが装着された位置の
フランジ23の下面と光学ブロック22との間の間隙内
に波形バネ27a及び27b(図面上27aだけを図示
する)を配置する。調整ネジ26a及び26bは対物レ
ンズ20の光軸lに対して互いに90°の角度をなすよ
うに配置すると共に、調整ネジ26aおよび26bを結
ぶ線に対する二等分線上に板バネ24を位置させる。こ
のように構成すれば、アクチュエータ21は光学ブロッ
ク22に対して球面支持機構を中心にして傾動自在に3
点支持されることになる。
フランジ23の下面と光学ブロック22との間の間隙内
に波形バネ27a及び27b(図面上27aだけを図示
する)を配置する。調整ネジ26a及び26bは対物レ
ンズ20の光軸lに対して互いに90°の角度をなすよ
うに配置すると共に、調整ネジ26aおよび26bを結
ぶ線に対する二等分線上に板バネ24を位置させる。こ
のように構成すれば、アクチュエータ21は光学ブロッ
ク22に対して球面支持機構を中心にして傾動自在に3
点支持されることになる。
アクチュエータ21の傾きを調整する場合、調整ネジ2
6a及び26bの突出量を調整すれば、すなわち調整ネ
ジ26a及び26bを矢印a方向に突出させれば対物レ
ンズの光軸lが矢印C方向に回動し矢印す方向に移動さ
せれば光軸lがd方向に回動する。
6a及び26bの突出量を調整すれば、すなわち調整ネ
ジ26a及び26bを矢印a方向に突出させれば対物レ
ンズの光軸lが矢印C方向に回動し矢印す方向に移動さ
せれば光軸lがd方向に回動する。
従って、アクチュエータ21は対物レンズ20の光軸l
と直交する面内において互いに直交する2本の軸線のま
わりで調整可能に光学ブロックに支持されることになる
。このように、対物レンズの光軸と直交する方向に延在
する調整ネジの突出量によりアクチュエータの傾きを調
整する構成とすれば、光学ブロックのフォーカシング方
向の寸法を小さくでき、従って光ヘッドのフォーカシン
グ方向の寸法を小さくできる利点が達成される。
と直交する面内において互いに直交する2本の軸線のま
わりで調整可能に光学ブロックに支持されることになる
。このように、対物レンズの光軸と直交する方向に延在
する調整ネジの突出量によりアクチュエータの傾きを調
整する構成とすれば、光学ブロックのフォーカシング方
向の寸法を小さくでき、従って光ヘッドのフォーカシン
グ方向の寸法を小さくできる利点が達成される。
第3図は本発明によるアクチュエータ傾き調整装置の別
の変形例の構成を示すものであり、第3図Aは線図的断
面図、第3図Bは平面図である。
の変形例の構成を示すものであり、第3図Aは線図的断
面図、第3図Bは平面図である。
本例ではスペーサを用いてアクチュエータの傾きを調整
する場合について説明する。対物レンズ30を支持する
アクチュエータ31にフランジ32を設け、一端が光学
ブロック33aの脚部に固定され他端がフランジ32に
当接されている板バネ34によりアクチュエータ31を
光学ブロック33に押圧する。光学ブロック33の脚部
33aの球面座33bをはさんで対向する側に対物レン
ズの光軸を中心にして互いに90°の角度だけ離間した
貫通孔を形成すると共に、フランジ32の対応する位置
にネジ穴を形成する。
する場合について説明する。対物レンズ30を支持する
アクチュエータ31にフランジ32を設け、一端が光学
ブロック33aの脚部に固定され他端がフランジ32に
当接されている板バネ34によりアクチュエータ31を
光学ブロック33に押圧する。光学ブロック33の脚部
33aの球面座33bをはさんで対向する側に対物レン
ズの光軸を中心にして互いに90°の角度だけ離間した
貫通孔を形成すると共に、フランジ32の対応する位置
にネジ穴を形成する。
フランジ32と光学ブロック33との間に傾き補正する
ための適切な厚さのスペーサ35a及び35bをそれぞ
れ介挿し、ネジ36aおよび36bを螺合してアクチュ
エータ31を光学ブロック33に固定する。スペーサの
厚さは、アクチュエータ単体の傾き量を予め計測してお
き各計測値に基いて各アクチュエータ毎に適切な厚さの
スペーサを選択する。このスペーサによってアクチュエ
ータの光学ブロックに対する傾き調整を行う。このよう
に各アクチュエータ毎に計測した測定値に基いて求めた
適切な厚さのスペーサを用いて傾き調整を行えば、特性
を検出しながら傾き調整を行う必要がなく組立作業が容
易になる。 また、使用するスペーサの厚さは1m以下
であるので、コイルバネを用いる場合に比べて光ヘッド
のフォーカシング方向の寸法を小さくすることもできる
。
ための適切な厚さのスペーサ35a及び35bをそれぞ
れ介挿し、ネジ36aおよび36bを螺合してアクチュ
エータ31を光学ブロック33に固定する。スペーサの
厚さは、アクチュエータ単体の傾き量を予め計測してお
き各計測値に基いて各アクチュエータ毎に適切な厚さの
スペーサを選択する。このスペーサによってアクチュエ
ータの光学ブロックに対する傾き調整を行う。このよう
に各アクチュエータ毎に計測した測定値に基いて求めた
適切な厚さのスペーサを用いて傾き調整を行えば、特性
を検出しながら傾き調整を行う必要がなく組立作業が容
易になる。 また、使用するスペーサの厚さは1m以下
であるので、コイルバネを用いる場合に比べて光ヘッド
のフォーカシング方向の寸法を小さくすることもできる
。
本発明は上述した実施例だけに限定されるものではなく
種々の変形が可能である。例えば、アクチュエータを光
学ブロックに押圧する弾性支持部材として種々の部材を
用いることができ、例えば球面支持機構の周囲に亘って
均一な押圧力が作用するような弾性支持部材も用いるこ
とができる。
種々の変形が可能である。例えば、アクチュエータを光
学ブロックに押圧する弾性支持部材として種々の部材を
用いることができ、例えば球面支持機構の周囲に亘って
均一な押圧力が作用するような弾性支持部材も用いるこ
とができる。
以上説明したように本発明によれば、アクチュエータを
光学ブロックに押圧する1個の弾性支持部材と2個の調
整手段とにより球面支持機構を中心にして3点支持する
構成としているから、部品点数を減少でき組立作業も簡
単化できる。
光学ブロックに押圧する1個の弾性支持部材と2個の調
整手段とにより球面支持機構を中心にして3点支持する
構成としているから、部品点数を減少でき組立作業も簡
単化できる。
また、板バネ材のような弾性支持部材を用いてアクチュ
エータを光学ブロックに押圧する構成としているから、
押圧力の調整作業が不要となる。
エータを光学ブロックに押圧する構成としているから、
押圧力の調整作業が不要となる。
特に1個の弾性支持部材によって押圧する構成とすれば
押圧力が部分的に相異することがないので調整精度も向
上する。
押圧力が部分的に相異することがないので調整精度も向
上する。
第1図A−Cは本発明によるアクチュエータ傾き調整装
置の一実施例の構成を示す分解斜視図、及び線図的断面
図、 第2図A及びBは本発明によるアクチュエータ傾き調整
装置の変形の構成を示す線図的断面図及び平面図、 第3図A及びBは本発明によるアクチュエータ傾き調整
装置の別の変成例の構成を示す線図的断面図及び平面図
、 第4図A及びBは従来のアクチュエータ傾き調整装置の
分解斜視図及び線図である。 IL 21.31・・・アクチュエータ12.20.3
0・・・対物レンズ 13、22.33・・・光学ブロック 14a、 14b、 26a、 26b−・調整ネジ1
5a、 15b・・・コイルバネ 16a、 16b・・・凹部 17.24.34・
・・仮バネ18・・・係止片 27a、 27
b・・・波形バネ23、32・・・フランジ 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社代理人弁理
士 杉 村 暁 力量 弁理士 杉
村 興 作第2図 ! 第 1図 第3図 A 第4図
置の一実施例の構成を示す分解斜視図、及び線図的断面
図、 第2図A及びBは本発明によるアクチュエータ傾き調整
装置の変形の構成を示す線図的断面図及び平面図、 第3図A及びBは本発明によるアクチュエータ傾き調整
装置の別の変成例の構成を示す線図的断面図及び平面図
、 第4図A及びBは従来のアクチュエータ傾き調整装置の
分解斜視図及び線図である。 IL 21.31・・・アクチュエータ12.20.3
0・・・対物レンズ 13、22.33・・・光学ブロック 14a、 14b、 26a、 26b−・調整ネジ1
5a、 15b・・・コイルバネ 16a、 16b・・・凹部 17.24.34・
・・仮バネ18・・・係止片 27a、 27
b・・・波形バネ23、32・・・フランジ 特許出願人 オリンパス光学工業株式会社代理人弁理
士 杉 村 暁 力量 弁理士 杉
村 興 作第2図 ! 第 1図 第3図 A 第4図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、記録媒体に向けて光ビームを投射する対物レンズを
、光ヘッドに装着した光学ブロックに球面支持機構を介
して傾動自在に支持するアクチュエータの傾き調整装置
において、前記アクチュエータを光学ブロックに向けて
押圧する1個の弾性支持部材と、前記対物レンズの光軸
と直交する2本の軸線のまわりでアクチュエータを傾動
させる2個の調整手段とによってアクチュエータを光学
ブロックに傾動自在に支持するように構成したことを特
徴とするアクチュエータの傾き調整装置。 2、前記調整手段を、アクチュエータの外周に設けた傾
斜面と対物レンズの光軸と直交する方向に延在する調整
ネジとを以て構成したことを特徴とする特許請求の範囲
第1項記載のアクチュエータの傾き調整装置。 3、前記調整手段を、アクチュエータと光学ブロックと
の間隙内に配置され予め計測した対物レンズの傾き量に
基いて選択したスペーサと、固定ネジとを以て構成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアクチュ
エータの傾き調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1575086A JPS62175933A (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | アクチユエ−タの傾き調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1575086A JPS62175933A (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | アクチユエ−タの傾き調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62175933A true JPS62175933A (ja) | 1987-08-01 |
Family
ID=11897444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1575086A Pending JPS62175933A (ja) | 1986-01-29 | 1986-01-29 | アクチユエ−タの傾き調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62175933A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0538824A2 (en) * | 1991-10-22 | 1993-04-28 | SHARP Corporation | An inclination adjusting device for an objective lens for an optical information recording and reproduction apparatus |
WO1998038638A1 (en) * | 1997-02-26 | 1998-09-03 | Deutsche Thomson-Brandt Gmbh | Reproduction and/or recording device for optical recording media having a unit for adjusting the inclination of a bearing |
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JP2008292778A (ja) * | 2007-05-25 | 2008-12-04 | Sony Corp | レンズ装置および撮像装置 |
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CN106556911A (zh) * | 2016-11-25 | 2017-04-05 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种独立支撑单元以及光学元件支撑装置 |
-
1986
- 1986-01-29 JP JP1575086A patent/JPS62175933A/ja active Pending
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US7558453B2 (en) | 2004-05-28 | 2009-07-07 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Arrangement of a micro-optical component on a substrate, a method for adjustment of the arrangement, and an optical system with the arrangement |
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CN106556911B (zh) * | 2016-11-25 | 2019-04-23 | 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 | 一种独立支撑单元以及光学元件支撑装置 |
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