JP3981296B2 - ロック機構付スイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話機等の電子機器に使用して好適なロック機構付スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスイッチ装置は、操作部材の操作によって可動接点が移動して接点の切換を行うようになっているが、操作部材に不用意にタッチすると、意に反して操作部材が操作されてしまうものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のスイッチ装置は、操作部材に不用意にタッチすると、意に反して操作部材が操作されてしまい、正確な操作ができないという問題がある。
【0004】
そこで、本発明は操作部材に不用意にタッチしても、意に反して操作部材が操作されず、正確な操作が可能なロック機構付スイッチ装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の解決手段として、固定接点を取り付けた絶縁基体と、復帰用付勢部材によって復帰するように付勢された操作部材と、この操作部材の操作によって可動され、前記固定接点に接離して接点の切換を行う可動接点と、押圧用付勢部材によって常時押圧されたロック部材と、前記操作部材と前記ロック部材との間に形成されたロック機構とを備え、前記操作部材のみを操作した際、前記操作部材は前記ロック機構によって操作不能となすと共に、前記ロック部材と前記操作部材を操作可能な駆動部材によって、先ず、前記ロック部材を可動して前記ロック機構が解除されて、前記操作部材の操作を可能な状態になし、前記ロック機構が解除された後、前記駆動部材によって前記操作部材が操作されて接点の切換を行うようにした構成とした。
【0006】
また、第2の解決手段として、前記操作部材と並設された前記ロック部材は、カム部と、前記操作部材の係合部と係脱可能で、前記係合部とで前記ロック機構を構成するロック部とを有し、前記カム部と前記駆動部材との衝合によって前記ロック部材が可動されて、前記ロック機構を解除するようにした構成とした。
【0007】
また、第3の解決手段として、前記ロック部材は、前記駆動部材によって前記押圧用付勢部材に抗して直線移動して、前記ロック機構が解除されるようにした構成とした。
また、第4の解決手段として、前記ロック部材は、前記駆動部材によって前記押圧用付勢部材に抗して回転移動して、前記ロック機構が解除されるようにした構成とした。
また、第5の解決手段として、前記ロック部材は、前記駆動部材によって前記押圧用付勢部材に抗して直線移動と回転移動して、前記ロック機構が解除されるようにした構成とした。
【0008】
また、第6の解決手段として、前記絶縁基体は、前記固定接点を取り付けた底壁と、この底壁から伸びる側壁と、前記底壁と前記側壁とで囲まれた収納部とを有し、前記収納部には、前記操作部材、前記操作部材を復帰させるための前記復帰用付勢部材、ロック部材、前記ロック部材を押圧する前記押圧用付勢部材、及び前記可動接点が収納されると共に、前記絶縁基体の前記側壁の開放部を覆うように、前記絶縁基体に取り付けられたカバーを備えた構成とした。
【0009】
また、第7の解決手段として、前記可動接点は、バネ性ある金属板が折り曲げられて形成され、開放部を設けて互いに対向して配置された第1,第2の基部と、互いに間隔を置いて配置され、前記第1,第2の基部を連結する第1,第2の連結部と、この第1,第2の連結部間に位置した状態で、互いに対向するように前記第1,第2の基部から突出して設けられた少なくとも2個の第1,第2の接触部とを備え、前記底壁から上方に延びる前記固定接点の前記接点部は、前記第1,第2の基部間に位置する前記開放部と、前記第1,第2の接触部間に位置し、前記操作部材の操作によって、前記可動接点が前記接点部の延びる方向に移動して、前記第1,第2の接触部を介して2個の前記固定接点間をON、OFFするようにした構成とした。
【0010】
また、第8の解決手段として、前記可動接点は、前記第1,第2の連結部がU字状に折り曲げられて形成されると共に、前記第1,第2の連結部間に設けられた孔内には、前記第1,第2の接触部が配置され、前記第1,第2の基部が前記第1,第2の接触部よりも前記底壁に近い位置に配置されて、前記固定接点が前記第1,第2の基部の開放部を通って前記第1,第2の接触部に至るようにした構成とした。
【0011】
また、第9の解決手段として、前記可動接点を保持した前記操作部材は、回動可能に取り付けられてレバー型をなし、前記操作部材の操作部が前記駆動部材によって操作されて接点の切換を行うようにした構成とした。
また、第10の解決手段として、前記操作部材の前記操作部が前記絶縁基体の収納部内に位置した構成とした。
また、第11の解決手段として、前記操作部材の前記操作部が前記絶縁基体の収納部から外方に突出した構成とした。
【0012】
また、第12の解決手段として、前記可動接点を保持した前記操作部材は、直線移動可能に取り付けられてプッシュ型をなし、前記操作部材の操作部が前記駆動部材によって操作されて接点の切換を行うようにした構成とした。
【0013】
また、第13の解決手段として、2個の前記ロック部材が前記操作部材の両側に配置されて、二つの前記ロック機構が形成され、二つの前記ロック機構が解除された後、前記操作部材の操作を可能とした構成とした。
また、第14の解決手段として、2個の前記ロック部材の内の一方が移動を始めた後、前記ロック部材の他方が移動するようにした構成とした。
【0014】
また、第15の解決手段として、前記絶縁基体の収納部には、前記ロック部材のカム部に当接して、前記ロック部材を移動する可動体が移動可能に取り付けられ、前記可動体が前記駆動部材によって操作されて、前記ロック機構を解除するようにした構成とした。
また、第16の解決手段として、前記可動体に設けられた突出部が前記収納部から突出して配置され、前記突出部が前記駆動部材によって操作されるようにした構成とした。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明のロック機構付スイッチ装置の図面を説明すると、図1は本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例を示す分解斜視図、図2は本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例を示す斜視図、図3は本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、絶縁基体の一部切り欠き斜視図、図4は本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、操作部材の一部を切り欠きした斜視図である。
【0016】
また、図5は本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、要部の構成と動作の第1状態を示す説明図、図6は本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、動作の第2状態を示す説明図、図7は本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、動作の第2状態における操作部材とロック部材の関係を示す説明図である。
【0017】
また、図8は本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、動作の第3状態を示す説明図、図9は本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、動作の第3状態における操作部材とロック部材の関係を示す説明図、図10は本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、動作の第4状態を示す説明図、図11は本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、動作の第4状態における操作部材とロック部材の関係を示す説明図である。
【0018】
また、図12は本発明のロック機構付スイッチ装置の第2実施例に係り、要部の構成と動作の第1状態を示す説明図、図13は本発明のロック機構付スイッチ装置の第2実施例に係り、動作の第2状態を示す説明図、図14は本発明のロック機構付スイッチ装置の第2実施例に係り、動作の第3状態を示す説明図、図15は本発明のロック機構付スイッチ装置の第2実施例に係り、動作の第4状態を示す説明図である。
【0019】
また、図16は本発明のロック機構付スイッチ装置の第3実施例に係り、要部の構成と動作の第1状態を示す説明図、図17は本発明のロック機構付スイッチ装置の第3実施例に係り、動作の第2状態を示す説明図、図18は本発明のロック機構付スイッチ装置の第3実施例に係り、動作の第3状態を示す説明図、図19は本発明のロック機構付スイッチ装置の第3実施例に係り、動作の第4状態を示す説明図である。
【0020】
また、図20は本発明のロック機構付スイッチ装置の第4実施例に係り、要部の構成と動作の第1状態を示す説明図、図21は本発明のロック機構付スイッチ装置の第4実施例に係り、動作の第2状態を示す説明図、図22は本発明のロック機構付スイッチ装置の第4実施例に係り、動作の第3状態を示す説明図、図23は本発明のロック機構付スイッチ装置の第4実施例に係り、動作の第4状態を示す説明図、図24は本発明のロック機構付スイッチ装置の第4実施例に係り、動作の第5状態を示す説明図である。
【0021】
また、図25は本発明のロック機構付スイッチ装置の第5実施例に係り、要部の構成と動作の第1状態を示す説明図、図26は本発明のロック機構付スイッチ装置の第5実施例に係り、動作の第2状態を示す説明図、図27は本発明のロック機構付スイッチ装置の第5実施例に係り、動作の第3状態を示す説明図、図28は本発明のロック機構付スイッチ装置の第6実施例に係り、要部の構成を示す要部断面図である。
【0022】
次に、本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例の構成を図1〜図11に基づいて説明すると、この第1実施例はレバー型のスイッチ装置を示し、絶縁材の成型品からなる箱形をなした絶縁基体1は、底壁1aと、この底壁1aから上方に突出し、上端部側が開放部となった環状の側壁1bと、この側壁1bと底壁1aとで囲まれた収納部1cと、底壁1aの内面から間隔を置いて上方に突出し、頂部に円弧状の凹部を有する一対の台座部1dと、側壁1bの外周面に設けられた複数個の楔状の突起1eとを有する。
【0023】
金属板からなる2個の固定接点2は、底壁1aに埋設して取り付けられ、底壁1aの一面(上面)から上方に突出して延びる接点部2aと、底壁1aから外方に突出して延びる端子部(図示せず)とを有する。
【0024】
金属板等からなるカバー3は、上面板3aと、この上面板3aから下方に折り曲げられた一対の側面板3bと、上面板3aと側面板3bに跨って設けられた比較的大きな2個の孔3c、3dと、側面板3bに設けられた孔や切り欠き部からなる複数個の係止部3eとを有する。
【0025】
そして、このカバー3は、側壁1bの上部の開放部を覆うように、絶縁基体1にはめ合わされ、側面板1bに設けられた突起1eが係止部3eに嵌入(スナップ結合)して、カバー3が絶縁基体1に取り付けられる。
即ち、突起1eと係止部3eとで係止手段が構成され、この係止手段がスナップ結合することによって、両者が組み合わされるようになっている。
【0026】
絶縁材の成型品で形成された操作部材4は、本体部4aと、本体部4aの上面から傾斜状の凹みを設けることによって形成された操作部4bと、本体部4aの下部に設けられた凹みからなる2個の収容部4c、4dと、本体部4aの下部に間隔を置いて設けられ、先端部が円弧状凸部で形成された一対の支持部4eと、本体部4aの下部の一端側に設けられた肩部からなる係合部4fとを有する。
【0027】
そして、操作部材4は、収納部1c内に収納され、一対の支持部4eが台座部1d上に載置、係合されて、回動可能に支持されている。
また、操作部材4が取り付けられた際、操作部材4の上面はカバー3で支持されると共に、操作部4bは収納部1c内に位置した状態で、カバー3の孔3cと対向した状態となっている。
【0028】
捻りコイルバネ等からなる復帰用付勢部材5は、操作部材4の収容部4c内に位置した状態で、操作部材4と底壁1aとの間に介在されて、復帰用付勢部材5の両腕部によって操作部材4を常時上方に付勢して、操作部材4を操作した時、操作部材4を元の状態に復帰するようになっている。
【0029】
バネ性ある金属板がU字状に折り曲げられて形成された可動接点6は、開放部6aを設けて互いに対向して配置された帯状の第1,第2の基部6b、6cと、互いに間隔を置いて配置され、第1,第2の基部6b、6cを連結するU字状の第1,第2の連結部6d、6eと、この第1,第2の連結部6d、6e間に設けられた孔6fと、第1,第2の連結部6d、6e間の孔6f内に位置した状態で、互いに対向するように第1,第2の基部6b、6cから突出して設けられたクリップ状の2組の第1,第2の接触部6g、6hとを有する。
【0030】
そして、この可動接点6は、第1,第2の接触部6g、6h側を上方にして、操作部材4の収容部4d内に収納された状態で、適宜手段により操作部材4に取り付けられる。
【0031】
また、可動接点6が操作部材4に取り付けられた際、第1,第2の基部6b、6cが第1,第2の接触部6g、6hよりも底壁1aに近い位置に配置されると共に、固定接点2の接点部2aは、第1,第2の基部6b、6c間に位置する開放部6aを通って第1,第2の接触部6g、6hに至るように延びている。
【0032】
そして、操作部材4が回動に移動した際、可動接点6は、操作部材4と共に回動し、その結果、第1,第2の接触部6g、6hは、固定接点2の接点部2aの延びる方向に移動して、第1,第2の接触部6g、6hが接点部2aを両面から挟持して接触、或いは接点部2aから離れて、固定接点2間の切換を行うようになっている。
【0033】
合成樹脂の成型品からなるロック部材7は、本体部7aと、本体部7aの上面側に設けられた凹部7bと、この凹部7b内に位置して設けられた傾斜状のカム部7cと、本体部7aの側部に設けられた突起からなるロック部7dと、本体部7aの側部に設けられた収容部7eとを有する。
【0034】
そして、このロック部材7は、操作部材4に隣り合わせで並設された状態で、収納部1c内に移動(直線移動)可能に収納され、ロック部7dが操作部材4の係合部4fと係脱可能となって、このロック部7dと係合部4fとでロック機構が形成されている。
【0035】
また、ロック部材7が取り付けられた際、凹部7bが孔3dと対向すると共に、ロック部7dの肩部の上部が係合部4fの肩部の下部に位置して、ロック機構が働いた状態となって、操作部材4の操作を不能な状態にし、また、ロック部材7は、底壁1aとカバー3との間で挟まれた状態で、これをガイドにして直線移動可能となっており、ロック部材7が移動して、ロック機構が解除された時、操作部材4の操作が可能となっている。
【0036】
コイルバネ等からなる押圧用付勢部材8は、ロック部材7の収容部7e内に位置した状態で、側壁1bとロック部材7との間に介在されて、ロック部材7を常時操作部材4側に押圧して、通常時はロック機構が働き、また、移動状態にあるロック部材7は、この押圧用付勢部材8によって、元の状態に復帰するようになっている。
【0037】
次に、このような構成を有する本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例の動作を図5〜図11に基づいて説明すると、スイッチ装置を駆動する駆動部材9は、比較的長い凸部からなる第1の駆動部9aと、比較的短い凸部からなる第2の駆動部9bを有し、この駆動部材9は、先ず、図5に示すように、第1,第2の駆動部9a、9bがカバー3の孔3d、3cに一致した状態にする。
【0038】
この状態から駆動部材9を可動すると、図6に示すように、先ず、第1の駆動部9aが孔3dを通して凹部7d内に位置した状態となる。
この時、図7に示すように、ロック部材7は未移動の状態で、係合部4fとロック部7dは係合状態にあって、ロック機構が未解除の状態となっている。
【0039】
次に、この状態で駆動部材9の移動を続けると、図8に示すように、第1の駆動部9aがカム部7cと衝合して、押圧用付勢部材8のバネ性に抗してロック部材7を直線移動(スライド移動)させる。
すると、図8,図9に示すように、ロック部7dが係合部4fから外れて、ロック機構が解除された状態となる。
【0040】
次に、この状態で駆動部材9の移動を続けると、図10、図11に示すように、第2の駆動部9bが孔3cを通して操作部4bに当接し、操作部4bを押圧する。
すると、操作部材4は、支持部4cを支点として回動して、可動接点6が可動し、第1,第2の接触部6g、6hが2個の接点部2aを挟持して、この2個の固定接点2間がOFF状態からON状態となる。
【0041】
次に、駆動部材9を引き抜くと、先ず、操作部材4は復帰用付勢部材5によって元の状態に押し戻される。
このため、可動接点6も元の状態に戻り、固定接点2間は、ON状態からOFF状態となる。
【0042】
また、操作部材4が元の状態に復帰し、駆動部材9から押圧状態が解除されたロック部材7は、押圧用付勢部材8によって元の状態に押し戻されて、ロック機構が働いた元の状態に戻る。
この状態で、操作部材4のみを指等で操作しても、ロック機構が働いているため、操作部材4は操作不能な状態となっている。
【0043】
また、図12〜図15は本発明のロック機構付スイッチ装置の第2実施例を示し、この第2実施例は、レバー型のスイッチ装置であって、可動接点6を保持し、収納部1c内に収納された操作部材11は、操作部11bが収納部1cから外方に突出した状態で、軸部12によって回動可能に支持されている。
【0044】
また、支軸13によって、側壁1bに対して直線移動と回転が可能に保持され、収納部1c内に収納された鍵状のロック部材14は、傾斜部と直線部からなるカム部14cと、操作部材11の係合部11fと係脱可能で、係合部11fとでロック機構を構成するロック部14dとを有し、このロック部材14は、ロック部材14と底壁1aとの間に介在された捻りコイルバネからなる押圧用付勢部材15によって、常時押圧されている。
【0045】
また、固定接点2,及び復帰用付勢部材5は、前記第1実施例と同様の構成を有し、ここでは図示を省略すると共に、可動接点6は、前記第1実施例と同様な構成を有し、ここでは同一部品に同一番号を付して、その説明を省略する。
【0046】
次に、このような構成を有する本発明のロック機構付スイッチ装置の第2実施例の動作を図12〜図15に基づいて説明すると、スイッチ装置を駆動する駆動部材9は、比較的長い凸部からなる第1の駆動部9aと、短い凸部からなる第2の駆動部9bを有し、この駆動部材9は、先ず、図12に示すように、第1,第2の駆動部9a、9bがそれぞれロック部材14と操作部11bに一致した状態にする。
【0047】
この状態から駆動部材9を可動すると、先ず、第1の駆動部9aが孔3dを通ってカム部14cの傾斜部に衝合して、図13に示すように、押圧用付勢部材15に抗してロック部材14を直線移動(図13の左側方向)して、ロック部14dと係合部11f間のロック状態が外れる。
【0048】
次に、この状態で駆動部材9の移動を続けると、図14に示すように、第1の駆動部9aがカム部14cの直線部と衝合して、押圧用付勢部材15のバネ性に抗してロック部材が支軸13を支点として回転動作して、ロック部材14が操作部材11から離れた状態となる。
【0049】
次に、この状態で駆動部材9の移動を続けると、図15に示すように、第2の駆動部9bが操作部11bに当接し、操作部11bを押圧する。
すると、操作部材11は、軸部12を支点として回動して、可動接点6が可動し、第1,第2の接触部6g、6hが2個の接点部2aを挟持して、この2個の固定接点2間がOFF状態からON状態となる。
【0050】
次に、駆動部材9を引き抜くと、先ず、操作部材11は復帰用付勢部材5によって元の状態に押し戻される。
このため、可動接点6も元の状態に戻り、固定接点2間は、ON状態からOFF状態となる。
【0051】
また、操作部材11が元の状態に復帰し、駆動部材9から押圧状態が解除されたロック部材14は、押圧用付勢部材15によって元の状態に押し戻されて、ロック機構が働いた元の状態に戻る。
この状態で、操作部材11のみを指等で操作しても、ロック機構が働いているため、操作部材11は操作不能な状態となっている。
【0052】
なお、この第2実施例では、ロック部材が直線移動と回転動作を行うようにしたが、ロック部材が回転動作のみ行って、ロック機構を解除するようにしても良い。
【0053】
また、図16〜図19は本発明のロック機構付スイッチ装置の第3実施例を示し、この第3実施例は、プッシュ型のスイッチ装置であって、可動接点6を保持し、収納部1c内に収納された操作部材16は、操作部16bが収納部1cから外方に突出した状態で、上下動可能に支持されている。
【0054】
また、コイルバネからなる復帰用付勢部材5によって付勢された操作部材16の両側には、それぞれコイルバネからなる押圧用付勢部材8によって押圧された一対のロック部材17が並設して配置されている。
このロック部材17は、凹部17b内に設けられた傾斜状のカム部17cと、側部に設けられたロック部17dを有し、このロック部17dと操作部材16の係合部16fとで、係脱可能な二つのロック機構が形成されている。
【0055】
また、固定接点2は、前記第1実施例と同様の構成を有し、ここでは図示を省略すると共に、可動接点6は、前記第1実施例と同様な構成を有し、ここでは同一部品に同一番号を付して、その説明を省略する。
【0056】
次に、このような構成を有する本発明のロック機構付スイッチ装置の第3実施例の動作を図16〜図19に基づいて説明すると、スイッチ装置を駆動する駆動部材9は、比較的長い凸部からなる一対の第1の駆動部9aと、平坦な第2の駆動部9bを有し、この駆動部材9は、先ず、図16に示すように、一対の第1の駆動部9aをロック部材17に一致させると共に、第2の駆動部9bを操作部16bに一致した状態にする。
【0057】
この状態から駆動部材9を可動すると、図17に示すように、先ず、第1の駆動部9aが孔3dを通って二つのロック部材17のカム部17cの傾斜部に衝合し、更に、駆動部材9の可動を続けると、図18に示すように、押圧用付勢部材8に抗して二つのロック部材17を直線移動して、ロック部17dと係合部16f間のロック状態が外れる。
即ち、二つのロック機構が解除された状態となる。
【0058】
次に、この状態で駆動部材9の移動を続けると、図19に示すように、第2の駆動部9bが操作部16bに当接し、復帰用付勢部材5に抗して操作部16bを押圧する。
すると、操作部材16は、下方に直線移動して可動接点6が可動し、第1,第2の接触部6g、6hが2個の接点部2aを挟持して、この2個の固定接点2間がOFF状態からON状態となる。
【0059】
次に、駆動部材9を引き抜くと、先ず、操作部材16は復帰用付勢部材5によって元の状態に押し戻される。
このため、可動接点6も元の状態に戻り、固定接点2間は、ON状態からOFF状態となる。
【0060】
また、操作部材16が元の状態に復帰し、駆動部材9から押圧状態が解除されたロック部材17は、押圧用付勢部材8によって元の状態に押し戻されて、二つのロック機構が働いた元の状態に戻る。
この状態で、操作部材16のみを指等で操作しても、ロック機構が働いているため、操作部材16は操作不能な状態となっている。
【0061】
なお、この第3実施例では、ロック部材が直線移動するもので説明したが、ロック部材が直線移動と回転動作を行うもの、或いは回転動作のみ行って、ロック機構のロックを解除するようにしても良い。
【0062】
また、図20〜図24は本発明のロック機構付スイッチ装置の第4実施例を示し、この第4実施例は、プッシュ型のスイッチ装置であって、操作部材16の両側に配置された一対のロック部材17がそれぞれ捻りコイルバネからなる押圧用付勢部材18によって押圧された構成となっている。
【0063】
また、その他の構成は、前記第3実施例と同様な構成を有し、ここでは同一部品に同一番号を付して、その説明を省略する。
【0064】
次に、このような構成を有する本発明のロック機構付スイッチ装置の第4実施例の動作を図20〜図24に基づいて説明すると、スイッチ装置を駆動する駆動部材9は、比較的長い凸部で、長さの異なる一対の第1の駆動部9aと、平坦な第2の駆動部9bを有し、この駆動部材9は、先ず、図20に示すように、一対の第1の駆動部9aをロック部材17に一致させると共に、第2の駆動部9bを操作部16bに一致した状態にする。
【0065】
この状態から駆動部材9を可動すると、図21に示すように、先ず、一対の第1の駆動部9aが孔3dを通って凹部17d内に位置した状態となると共に、長い方の第1の駆動部9aが一方のロック部材17のカム部17cの傾斜部に衝合して、一方のロック部材17の直線移動を開始する。
【0066】
更に、駆動部材9の可動を続けると、図22に示すように、次に、短い方の第1の駆動部9aが他方のロック部材17のカム部17cの傾斜部に衝合して、他方のロック部材17の直線移動を開始する。
即ち、二つのロック部材17の移動に時間差を持たせたものとなっている。
そして、駆動部材9の可動を続けると、図23に示すように、押圧用付勢部材18に抗して二つのロック部材17が直線移動して、ロック部17dと係合部16f間のロック状態が外れる。
即ち、二つのロック機構が解除された状態となる。
【0067】
次に、この状態で駆動部材9の移動を続けると、図24に示すように、第2の駆動部9bが操作部16bに当接し、復帰用付勢部材5に抗して操作部16bを押圧する。
すると、操作部材16は、下方に直線移動して可動接点6が可動し、第1,第2の接触部6g、6hが2個の接点部2aを挟持して、この2個の固定接点2間がOFF状態からON状態となる。
【0068】
次に、駆動部材9を引き抜くと、先ず、操作部材16は復帰用付勢部材5によって元の状態に押し戻される。
このため、可動接点6も元の状態に戻り、固定接点2間は、ON状態からOFF状態となる。
【0069】
また、操作部材16が元の状態に復帰し、駆動部材9から押圧状態が解除されたロック部材17は、押圧用付勢部材18によって元の状態に押し戻されて、二つのロック機構が働いた元の状態に戻る。
この状態で、操作部材16のみを指等で操作しても、ロック機構が働いているため、操作部材16は操作不能な状態となっている。
【0070】
また、図25〜図27は本発明のロック機構付スイッチ装置の第5実施例を示し、この第5実施例は、プッシュ型のスイッチ装置であって、操作部材16の両側には一対のロック部材17が配置されて、二つのロック機構が形成されると共に、収納部1c内には、二つのロック部材17を可動するための二つの可動体19が収納され、可動体19の突出部19aが収納部1cから外方に突出した構成となっている。
【0071】
また、その他の構成は、前記第3実施例と同様であるので、ここでは同一部品に同一番号を付して、その説明を省略する。
【0072】
次に、このような構成を有する本発明のロック機構付スイッチ装置の第5実施例の動作を図25〜図27に基づいて説明すると、スイッチ装置を駆動する駆動部材20は、凸部からなる一対の第1の駆動部20aと、凹部からなる第2の駆動部20bを有し、この駆動部材20は、先ず、図25に示すように、一対の第1の駆動部20aを可動体19の突出部19aに一致させると共に、第2の駆動部20bを操作部16bに一致した状態にする。
【0073】
この状態から駆動部材20を可動すると、図26に示すように、先ず、第1の駆動部20aが可動体19の突出部19aに衝合し、更に、駆動部材20の可動を続けると、図27に示すように、可動体19がカム部17cを押圧し、これによって、押圧用付勢部材8に抗して二つのロック部材17が直線移動して、ロック部17dと係合部16f間のロック状態が外れる。
即ち、二つのロック機構が解除された状態となる。
【0074】
また、この駆動部材20に可動途上において、図26に示すように、第2の駆動部20bが操作部16bに当接し、復帰用付勢部材5に抗して操作部16bを押圧し、更に、駆動部材20の可動を続けると、図27に示すように、操作部材16は、下方に直線移動して可動接点6が可動し、第1,第2の接触部6g、6hが2個の接点部2aを挟持して、この2個の固定接点2間がOFF状態からON状態となる。
【0075】
次に、駆動部材20を引き抜くと、先ず、操作部材16は復帰用付勢部材5によって元の状態に押し戻される。
このため、可動接点6も元の状態に戻り、固定接点2間は、ON状態からOFF状態となる。
【0076】
また、操作部材16が元の状態に復帰し、駆動部材20から押圧状態が解除されたロック部材17は、押圧用付勢部材8によって元の状態に押し戻されると共に、可動体19も元の状態に戻されて、二つのロック機構が働いた元の状態に戻る。
この状態で、操作部材16のみを指等で操作しても、ロック機構が働いているため、操作部材16は操作不能な状態となっている。
【0077】
また、図28は本発明のロック機構付スイッチ装置の第6実施例を示し、この第6実施例は、プッシュ型のスイッチ装置であって、操作部材16の片側に1個のロック部材17が配置されて、一つのロック機構が形成されると共に、収納部1c内には、一つのロック部材17を可動するための一つの可動体19が収納され、可動体19の突出部19aが収納部1cから外方に突出した構成となっている。
【0078】
また、その他の構成は、前記第5実施例と同様であるので、ここでは同一部品に同一番号を付して、その説明を省略する。
そして、この第6実施例の動作は、前記第5実施例と同様の動きを行うので、ここではその説明を省略する。
【0079】
なお、第3〜第6実施例においては、ロック部材が直線移動するもので説明したが、ロック部材が直線移動と回転動作を行うようにしたもの、或いはロック部材が回転動作のみ行って、ロック機構を解除するようにしても良い。
【0080】
【発明の効果】
本発明のロック機構付スイッチ装置は、固定接点を取り付けた絶縁基体と、復帰用付勢部材によって復帰するように付勢された操作部材と、この操作部材の操作によって可動され、固定接点に接離して接点の切換を行う可動接点と、押圧用付勢部材によって常時押圧されたロック部材と、操作部材とロック部材との間に形成されたロック機構とを備え、操作部材のみを操作した際、操作部材はロック機構によって操作不能となすと共に、ロック部材と操作部材を操作可能な駆動部材によって、先ず、ロック部材を可動してロック機構が解除されて、操作部材の操作を可能な状態になし、ロック機構が解除された後、駆動部材によって操作部材が操作されて接点の切換を行うようにしたため、操作部材に不用意にタッチしても、意に反して操作部材が操作されず、正確な操作が可能なロック機構付スイッチ装置を提供できる。
また、このような構成によって、構造が簡単で、生産性の良好なものが得られる。
【0081】
また、操作部材と並設されたロック部材は、カム部と、操作部材の係合部と係脱可能で、係合部とでロック機構を構成するロック部とを有し、カム部と駆動部材との衝合によってロック部材が可動されて、ロック機構を解除するようにしたため、ロック機構が簡単に形成できて、安価で、組立性の良いものが得られる。
【0082】
また、ロック部材は、駆動部材によって押圧用付勢部材に抗して直線移動して、ロック機構が解除されるようにしたため、ロック部材の動きが小さく、小型のものが得られる。
【0083】
また、ロック部材は、駆動部材によって押圧用付勢部材に抗して回転移動して、ロック機構が解除されるようにしたため、ロック部材の動きを大きくできて、ロック機構の解除の確実なものが得られる。
【0084】
また、ロック部材は、駆動部材によって押圧用付勢部材に抗して直線移動と回転移動して、ロック機構が解除されるようにしたため、ロック部材の動きに自由度を保たせることができ、操作部材の種々の形状に適用できるものが得られる。
【0085】
また、絶縁基体は、固定接点を取り付けた底壁と、この底壁から伸びる側壁と、底壁と側壁とで囲まれた収納部とを有し、収納部には、操作部材、操作部材を復帰させるための復帰用付勢部材、ロック部材、ロック部材を押圧する押圧用付勢部材、及び可動接点が収納されると共に、絶縁基体の側壁の開放部を覆うように、絶縁基体に取り付けられたカバーを備えたため、構成が簡単で、コンパクトなものが得られる。
【0086】
また、可動接点は、バネ性ある金属板が折り曲げられて形成され、開放部を設けて互いに対向して配置された第1,第2の基部と、互いに間隔を置いて配置され、第1,第2の基部を連結する第1,第2の連結部と、この第1,第2の連結部間に位置した状態で、互いに対向するように第1,第2の基部から突出して設けられた少なくとも2個の第1,第2の接触部とを備え、底壁から上方に延びる固定接点の接点部は、第1,第2の基部間に位置する開放部と、第1,第2の接触部間に位置し、操作部材の操作によって、可動接点が接点部の延びる方向に移動して、第1,第2の接触部を介して2個の固定接点間をON、OFFするようにしたため、可動接点の固定接点への接触は、一対の第1,第2の接触部で挟持するため、接触の確実なものが得られる。
また、可動接点の第1,第2の接触部は、接点部の延びる方向に移動するため、操作部材の移動方向に小型化できると共に、第1,第2の接触部で固定接点を挟持して接触するため、その接触が安定し、接触抵抗の少ないものが得られる。また、可動接点の第1,第2の接触部は、第1,第2の接触部の延びる方向で、固定接点に接触して挟持するため、第1,第2の接触部の変形を少なくできる。
【0087】
また、可動接点は、第1,第2の連結部がU字状に折り曲げられて形成されると共に、第1,第2の連結部間に設けられた孔内には、第1,第2の接触部が配置され、第1,第2の基部が第1,第2の接触部よりも底壁に近い位置に配置されて、固定接点が前記第1,第2の基部の開放部を通って第1,第2の接触部に至るようにしたため、両側に位置する連結部によって接触部が保護され、可動接点の組み立て時における接触部の変形を少なくできる。
【0088】
また、可動接点を保持した操作部材は、回動可能に取り付けられてレバー型をなし、操作部材の操作部が駆動部材によって操作されて接点の切換を行うようにしたため、構成が簡単で、操作の確実なレバー型のスイッチ装置を提供できる。
【0089】
また、操作部材の操作部が絶縁基体の収納部内に位置したため、小型のレバー型のスイッチ装置を提供できる。
【0090】
また、操作部材の操作部が絶縁基体の収納部から外方に突出したため、絶縁基体外から操作が可能な通常のレバー型のスイッチ装置を提供できる。
【0091】
また、可動接点を保持した操作部材は、直線移動可能に取り付けられてプッシュ型をなし、操作部材の操作部が駆動部材によって操作されて接点の切換を行うようにしたため、構成が簡単で、操作の確実なプッシュ型のスイッチ装置を提供できる。
【0092】
また、2個のロック部材が操作部材の両側に配置されて、二つのロック機構が形成され、二つのロック機構が解除された後、操作部材の操作を可能としたため、二つのロック機構によって、ロックの一層確実なものが得られる。
【0093】
また、2個のロック部材の内の一方が移動を始めた後、ロック部材の他方が移動するようにしたため、操作開始時の操作力が小さくなって、操作性の良好なものが得られる。
【0094】
また、絶縁基体の収納部には、ロック部材のカム部に当接して、ロック部材を移動する可動体が移動可能に取り付けられ、可動体が駆動部材によって操作されて、ロック機構を解除するようにしたため、ロック部材と駆動部材との間において、仲介部材である可動体の存在によって、種々の操作形態に適応できて、融通性のあるものが得られる。
【0095】
また、可動体に設けられた突出部が収納部から突出して配置され、突出部が駆動部材によって操作されるようにしたため、駆動部材の構成を簡素化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例を示す分解斜視図。
【図2】本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例を示す斜視図。
【図3】本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、絶縁基体の一部切り欠き斜視図。
【図4】本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、操作部材の一部を切り欠きした斜視図。
【図5】本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、要部の構成と動作の第1状態を示す説明図。
【図6】本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、動作の第2状態を示す説明図。
【図7】本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、動作の第2状態における操作部材とロック部材の関係を示す説明図。
【図8】本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、動作の第3状態を示す説明図。
【図9】本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、動作の第3状態における操作部材とロック部材の関係を示す説明図。
【図10】本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、動作の第4状態を示す説明図。
【図11】本発明のロック機構付スイッチ装置の第1実施例に係り、動作の第4状態における操作部材とロック部材の関係を示す説明図。
【図12】本発明のロック機構付スイッチ装置の第2実施例に係り、要部の構成と動作の第1状態を示す説明図。
【図13】本発明のロック機構付スイッチ装置の第2実施例に係り、動作の第2状態を示す説明図。
【図14】本発明のロック機構付スイッチ装置の第2実施例に係り、動作の第3状態を示す説明図。
【図15】本発明のロック機構付スイッチ装置の第2実施例に係り、動作の第4状態を示す説明図。
【図16】本発明のロック機構付スイッチ装置の第3実施例に係り、要部の構成と動作の第1状態を示す説明図。
【図17】本発明のロック機構付スイッチ装置の第3実施例に係り、動作の第2状態を示す説明図。
【図18】本発明のロック機構付スイッチ装置の第3実施例に係り、動作の第3状態を示す説明図。
【図19】本発明のロック機構付スイッチ装置の第3実施例に係り、動作の第4状態を示す説明図。
【図20】本発明のロック機構付スイッチ装置の第4実施例に係り、要部の構成と動作の第1状態を示す説明図。
【図21】本発明のロック機構付スイッチ装置の第4実施例に係り、動作の第2状態を示す説明図。
【図22】本発明のロック機構付スイッチ装置の第4実施例に係り、動作の第3状態を示す説明図。
【図23】本発明のロック機構付スイッチ装置の第4実施例に係り、動作の第4状態を示す説明図。
【図24】本発明のロック機構付スイッチ装置の第4実施例に係り、動作の第5状態を示す説明図。
【図25】本発明のロック機構付スイッチ装置の第5実施例に係り、要部の構成と動作の第1状態を示す説明図。
【図26】本発明のロック機構付スイッチ装置の第5実施例に係り、動作の第2状態を示す説明図。
【図27】本発明のロック機構付スイッチ装置の第5実施例に係り、動作の第3状態を示す説明図。
【図28】本発明のロック機構付スイッチ装置の第6実施例に係り、要部の構成を示す要部断面図。
【符号の説明】
1 絶縁基体
1a 底壁
1b 側壁
1c 収納部
1d 台座部
1e 突起
2 固定接点
2a 接点部
3 カバー
3a 上面板
3b 側面板
3c 孔
3d 孔
3e 係止部
4 操作部材
4a 本体部
4b 操作部
4c 収容部
4d 収容部
4e 支持部
4f 係合部
5 復帰用付勢部材
6 可動接点
6a 開放部
6b 第1の基部
6c 第2の基部
6d 第1の連結部
6e 第2の連結部
6f 孔
6g 第1の接触部
6h 第2の接触部
7 ロック部材
7a 本体部
7b 凹部
7c カム部
7d ロック部
7e 収容部
8 押圧用付勢部材
9 駆動部材
9a 第1の駆動部
9b 第2の駆動部
11 操作部材
11b 操作部
11f 係合部
12 軸部
13 支軸
14 ロック部材
14c カム部
14d ロック部
15 押圧用付勢部材
16 操作部材
16b 操作部
16f 係合部
17 ロック部材
17b 凹部
17c カム部
17d ロック部
18 押圧用付勢部材
19 可動体
19a 突出部
20 駆動部材
20a 第1の駆動部
20b 第2の駆動部

Claims (16)

  1. 固定接点を取り付けた絶縁基体と、復帰用付勢部材によって復帰するように付勢された操作部材と、この操作部材の操作によって可動され、前記固定接点に接離して接点の切換を行う可動接点と、押圧用付勢部材によって常時押圧されたロック部材と、前記操作部材と前記ロック部材との間に形成されたロック機構とを備え、前記操作部材のみを操作した際、前記操作部材は前記ロック機構によって操作不能となすと共に、前記ロック部材と前記操作部材を操作可能な駆動部材によって、先ず、前記ロック部材を可動して前記ロック機構が解除されて、前記操作部材の操作を可能な状態になし、前記ロック機構が解除された後、前記駆動部材によって前記操作部材が操作されて接点の切換を行うようにしたことを特徴とするロック機構付スイッチ装置。
  2. 前記操作部材と並設された前記ロック部材は、カム部と、前記操作部材の係合部と係脱可能で、前記係合部とで前記ロック機構を構成するロック部とを有し、前記カム部と前記駆動部材との衝合によって前記ロック部材が可動されて、前記ロック機構を解除するようにしたことを特徴とする請求項1記載のロック機構付スイッチ装置。
  3. 前記ロック部材は、前記駆動部材によって前記押圧用付勢部材に抗して直線移動して、前記ロック機構が解除されるようにしたことを特徴とする請求項1、又は2記載のロック機構付スイッチ装置。
  4. 前記ロック部材は、前記駆動部材によって前記押圧用付勢部材に抗して回転移動して、前記ロック機構が解除されるようにしたことを特徴とする請求項1、又は2記載のロック機構付スイッチ装置。
  5. 前記ロック部材は、前記駆動部材によって前記押圧用付勢部材に抗して直線移動と回転移動して、前記ロック機構が解除されるようにしたことを特徴とする請求項1、又は2記載のロック機構付スイッチ装置。
  6. 前記絶縁基体は、前記固定接点を取り付けた底壁と、この底壁から伸びる側壁と、前記底壁と前記側壁とで囲まれた収納部とを有し、前記収納部には、前記操作部材、前記操作部材を復帰させるための前記復帰用付勢部材、ロック部材、前記ロック部材を押圧する前記押圧用付勢部材、及び前記可動接点が収納されると共に、前記絶縁基体の前記側壁の開放部を覆うように、前記絶縁基体に取り付けられたカバーを備えたことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のロック機構付スイッチ装置。
  7. 前記可動接点は、バネ性ある金属板が折り曲げられて形成され、開放部を設けて互いに対向して配置された第1,第2の基部と、互いに間隔を置いて配置され、前記第1,第2の基部を連結する第1,第2の連結部と、この第1,第2の連結部間に位置した状態で、互いに対向するように前記第1,第2の基部から突出して設けられた少なくとも2個の第1,第2の接触部とを備え、前記底壁から上方に延びる前記固定接点の前記接点部は、前記第1,第2の基部間に位置する前記開放部と、前記第1,第2の接触部間に位置し、前記操作部材の操作によって、前記可動接点が前記接点部の延びる方向に移動して、前記第1,第2の接触部を介して2個の前記固定接点間をON、OFFするようにしたことを特徴とする請求項1から6の何れかに記載のロック機構付スイッチ装置。
  8. 前記可動接点は、前記第1,第2の連結部がU字状に折り曲げられて形成されると共に、前記第1,第2の連結部間に設けられた孔内には、前記第1,第2の接触部が配置され、前記第1,第2の基部が前記第1,第2の接触部よりも前記底壁に近い位置に配置されて、前記固定接点が前記第1,第2の基部の開放部を通って前記第1,第2の接触部に至るようにしたことを特徴とする請求項7記載のロック機構付スイッチ装置。
  9. 前記可動接点を保持した前記操作部材は、回動可能に取り付けられてレバー型をなし、前記操作部材の操作部が前記駆動部材によって操作されて接点の切換を行うようにしたことを特徴とする請求項1から8の何れかに記載のロック機構付スイッチ装置。
  10. 前記操作部材の前記操作部が前記絶縁基体の収納部内に位置したことを特徴とする請求項8記載のロック機構付スイッチ装置。
  11. 前記操作部材の前記操作部が前記絶縁基体の収納部から外方に突出したことを特徴とする請求項8記載のロック機構付スイッチ装置。
  12. 前記可動接点を保持した前記操作部材は、直線移動可能に取り付けられてプッシュ型をなし、前記操作部材の操作部が前記駆動部材によって操作されて接点の切換を行うようにしたことを特徴とする請求項1から8の何れかに記載のロック機構付スイッチ装置。
  13. 2個の前記ロック部材が前記操作部材の両側に配置されて、二つの前記ロック機構が形成され、二つの前記ロック機構が解除された後、前記操作部材の操作を可能としたことを特徴とする請求項12記載のロック機構付スイッチ装置。
  14. 2個の前記ロック部材の内の一方が移動を始めた後、前記ロック部材の他方が移動するようにしたことを特徴とする請求項13記載のロック機構付スイッチ装置。
  15. 前記絶縁基体の収納部には、前記ロック部材のカム部に当接して、前記ロック部材を移動する可動体が移動可能に取り付けられ、前記可動体が前記駆動部材によって操作されて、前記ロック機構を解除するようにしたことを特徴とする請求項12から14の何れかに記載のロック機構付スイッチ装置。
  16. 前記可動体に設けられた突出部が前記収納部から突出して配置され、前記突出部が前記駆動部材によって操作されるようにしたことを特徴とする請求項15記載のロック機構付スイッチ装置。
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