JP3979676B2 - 塗抹標本装置 - Google Patents
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Description
本発明の装置は、好ましくは、標本試料(血液または他のタイプの標本試料であってもよい)を、その標本の入った試験管から自動的に調製する大装置の一部分を構成するものである。この種の装置は、例えば出願人が以前に出願したオーストリア特許出願PN7621で開示されており、血液学者による検査用として、完全な、着色をしたスライドサンプルを提供するところまで完全に自動で行う装置について開示されている。
本発明の目的は、血液または他の標本試料を顕微鏡スライドに塗抹するための改良装置を提供するものである。
したがって、本発明のひとつの広い態様としては、顕微鏡スライドに塗抹された標本を調製するための標本調製装置(specimen preparation apparatus)を提供することであり、上記装置が、縦方向の軸(スクリュー)である一つの水平の駆動軸(ドライブシャフト)と、上記軸(シャフト)上にねじ掛合するよう取り付けられた塗抹チャックアセンブリーとが上記チャックアセンブリーの両反対方向の回転を規制する個々の止め具(stop means)とを有し、上記軸(シャフト)の回転が上記チャックアセンブリーの上記個々の止め具(stop means)間の制限された回転運動および上記軸(シャフト)に沿った線形運動を生じさせ、それにより上記チャックアセンブリーに包含される塗抹ブレードが、上記軸(シャフト)の制御された回転によって種々の工程の部署(ステーション)の間を移動することができる。
本発明をより簡単に理解するために、一つの実施例を、添付した図面に関連して記述する:
図1は本発明にかかる血液塗抹装置の透視側面図であり、
図2〜6までが図1に類似した図であるが、それぞれ異なる位置の塗抹チャックアセンブリーを示した図であり、
図7は図1〜6の装置の透視背面図であり、
図8は塗抹ブレードと顕微鏡スライドとの間の作動の組合せを示した一連の模式図である。
上記血液塗抹装置は、主として側面プレート11、背面末端プレート12、正面末端プレート13からなるフレーム10を含む。装置の正面、背面、側面に関する方向づけは全くの任意であり、ここで記載した方向は、上記装置が自動標本調製装置に設置される際の好ましい方向に関するものである。すなわち、正面末端プレート13は上記装置の正面を向いて配置される。
フレーム10は基盤14も含んでおり、その基盤上には以下で述べる本装置の種々の構成要素が取り付けられている。塗抹チャックアセンブリー15は、水平の軸(スクリュー)17に取り付けられたヘッド16を含んでおり、上記軸(スクリュー)17はその回転方向によって、ヘッド16を内方へまたは外方へ、すなわち末端プレート12及び13の間を移動できるように、上記ヘッド16が上記軸(スクリュー)17にねじ掛合している。塗抹チャックアセンブリー15は、塗抹チャック18を支持し、このチャックは、塗抹ブレード19を容易に切換できるように塗抹ブレード19を保持している。スライドポジショニングアーム20もまた上記ヘッド16に取り付けられている。塗抹チャック18は、塗抹工程の際に塗抹ブレード19がスライド28に整列できるように、軸(スクリュー)17の長軸方向のまわりに回転することができる。
間隔を置いて位置する一対の軸(シャフト)21及び22は末端プレート12及び13の間を水平方向に伸びており、塗抹チャックアセンブリー15が、ある位置または他の位置のそれぞれの回転位置で、休止する止め具(stop means)となっている。水平の軸(スクリュー)17は末端プレート12に貫通されており、そこで電気ステッピングモータ23によって駆動される。ステッピングモータ23は背面末端プレート12上に回転可能に取り付けられており、ばね24で押さえることによりその回転(ピボット)運動を制御することができる(図7)。ステッピングモータ23による水平の軸(スクリュー)17の回転は、まず、塗抹チャックアセンブリー15を軸(スクリュー)17とともに両者の摩擦掛合により、軸(スクリュー)17とともに回転させる。上記アセンブリー15の回転運動は、止め軸(ストップシャフト)21及び22の一方または他方により規制されており、上記アセンブリー15が止め軸(ストップシャフト)に掛合すると、上記軸(スクリュー)17のさらなる回転運動により、その回転方向によってアセンブリー15が内方へまたは外方へと、軸(スクリュー)17に沿って長軸方向に移動する。このようにして、塗抹ブレード19の位置は、上記ブレードがほぼ水平になる位置から垂直になる位置まで変化することができ、さらに上記ブレードは内方へまたは外方へと移動することができる。また、これらすべての運動はステッピングモータ23が与える回転方向によって制御される。
送風機25もまた、以下でその目的については明らかにするが、背面末端プレート12に置かれたスロット26を通して、乾燥した空気を送風するために背面末端プレート12上に取り付けられている。塗抹部(スミアリングステーション)27は基盤14上に配置され、スライド28は移動台29によって塗抹部(スミアリングステーション)27に運搬される。上記移動台29が上記スライド28を本装置に運搬する手段は、本発明の構成要件ではない。すすぎ部(リンスステーション)30もまた基盤14上にあり、すすぎ部30はすすぎ(リンス)液が塗抹ブレード19を溢流して塗抹されていた試料の痕跡を除去するための浴を包含する。上記すすぎ部(リンスステーション)30は塗抹部(スミアリングステーション)27から外方へ正面末端プレート13に向かって移動する。正面末端プレート13へ向かった外方への方向ですすぎ部(リンスステーション)30に隣接するのが、装置の使用中に定期的に行われる塗抹の漂白洗浄のための洗浄部(クリーニングステーション)31である。洗浄部(クリーニングステーション)31はこのための漂白剤を含む。
乾燥部(ドライステーション)32は基盤14上に、すすぎ部(リンスステーション)30及び洗浄部(クリーニングステーション)31の側方に配置される。すなわち、上記乾燥部(ドライステーション)は、装置の前後方向に対して横向きに配置されており、塗抹チャック18及び塗抹ブレード19を乾燥部(ドライステーション)に導入し、乾燥工程中にすすぎ(リンス)液の飛び散りを防ぐことにより、装置または既に完成された塗抹標本の汚れを防ぐコンプライアントカバー33をもつ。上記乾燥部(ドライステーション)32では塗抹ブレード19を吹付け乾燥し、次の塗抹工程に素早く準備するための手段(図示せず)によって空気流が供給される。
末端軸受34及び35は、末端プレート12及び13内にそれぞれ配置され、水平の軸(スクリュー)17を回転支持する。塗抹チャック18は、塗抹ブレード19の取り外し及び交換を容易にするつまみねじ36をもつ。前述では、本発明の実施例に関する装置に必須な特徴をすべて述べた。以下に、その作動について述べる。
まず初めに、塗抹チャック18及び塗抹ブレード19が乾燥部(ドライステーション)32にある図5に示された装置の位置から述べる。工程は以下のように行われる。移動台29は、スライド28が血液または他のタイプの標本を受け取るために正しい位置にくるように、正面から見て右方向へ移動する。軸(スクリュー)17の(正面から見て)反時計回りの回転は、塗抹チャックを垂直位置に維持し、スライドポジショニングアーム(スライド位置決め腕)20がスライドと接触し、そのスライドを移動台29の一端にあたる位置に押出すまで内方へスライド28へ向かって移動させる(図2)。上記スライドポジショニングアーム20は、スライド28の幅の変化に対応し、リニアアクシスステッピングモータの失速を防ぐためのコンプライアンス(作用)をもつ。血液または他のタイプの標本は、ここでは本発明の構成要件でないため図示しないまたは記述しないが、ある装置によってスライド28上に供給される。血液の実際の量としては2〜6μLであり、4μLが最適量である。図8i)に示したように、その血液はスライド28のラベル末端(label end)37近くに一滴38、施される。
血液または他の標本がスライド上に施されると、軸(スクリュー)17は反対方向に回転し、チャックアセンブリー15を外方へ移動させる。チャック18及びブレード19は乾燥部(ドライステーション)13に位置するため、チャックアセンブリー15はその垂直位置から回転することができない。ポジショニングアーム20が移動台29から離れると、直ちに移動台及びその上のスライドが塗抹部(スミアリングステーション)27で(正面から見て)右方向へ移動する。軸(スクリュー)17は次に反対方向に回転し、チャックアセンブリー15を内方へ内部停止位置まで移動させる。チャック18及びブレード19が乾燥部(ドライステーション)32から離れると、チャックアセンブリー15は(正面から見て)時計回りに回転し、上記チャック及びブレードを、ブレード19がほぼ水平位置にくるまで上方に移動させる。上記スライド28は移動台29によって、塗抹チャックアセンブリー15の下にくるまで(左手方向に)戻される。次に、塗抹チャック15は内方へ少しだけ移動して下方に回転し、ブレード19をスライド28と接触させる。図8に示すように、上記ブレード19はスライド28と約25°の角度をつくる。次に、上記モータはさらに少し回転するが、ブレードはスライドと接触しており回転できないため、モータ23が取り付けられた位置で少しだけ回転し、ブレード19及びスライド28の間にばね24の張力による圧力がかかる。このばね張力は下向きの力を増加させ、この力でブレードがスライドに接触する。モータ23のオーバーローテーションの度合いによりブレード及びスライド間の接触力が決まり、この度合いはソフトウエアで制御することができる。50g〜100gの範囲の接触力がブレード19及びスライド28に必要とされる力である。
塗抹ブレード19は、図8ii)に示されたように、スライド28の頂部に着座し、制御された接触力でスライドに接触する。次に移動台29は、図8iii)に示されるように、試料滴(図には示されず)がブレード19と接触するまで、150〜300mm/secの範囲で左手方向へ移動する。100〜900ミリセカンドの範囲で停止し、試料がブレード19の接触端に沿って広がった後に、移動台29は迅速に右方向へ移動し(図8ivを参照)、ブレード19が試料標本をスライド28上に、表面張力によって、血液をスライドに沿って引くことにより塗抹する。そうして塗抹が完了する。
ブレード19またはスライド28のどちらかが相対的に動くことにより移動するということは明らかである。この相対的な移動が重要である。本実施例では、図8iv)において、スライド28が矢印の方向に移動し、一方でブレード19は静止したままである。ブレード及びスライドの間の4つの重要なパラメータである接触角、接触力、ウェイティングタイム(待時間)及び移動の相対速度の組合せにより、血液のヘマトクリットによらずに良質の塗抹が得られる。唯一プログラム化することができるパラメータはウェイティングタイムであるが、これは塗抹の末端の形状のみを変化させるものである。ウェイティングタイムを長くすれば血液塗抹の末端は四角になり、短くすれば角が丸まった塗抹末端になる。
次の工程は、軸(スクリュー)17を(正面から見て)時計回りに回転することにより、チャックアセンブリー15をこれにより外方へ移動させ、スライドから離れて上方向に回転させる。送風機25は塗抹に空気を吹付け、素早く乾燥させる。次に、スライド28は移動台29によって装置の外に運び出され、本装置
がその一部分を構成する機械の次の部(ステーション)に送られる。軸(スクリュー)17の連続回転により、チャックアセンブリー15の外側への移動を上記チャックがすすぎ部(リンスステーション)を超えるまでつづける。
すすぎ部(リンスステーション)30を超えると、軸(スクリュー)17の回転運動が逆転し、チャックアセンブリー15を内方へ移動させ、それにより、ブレード19を下方向に回転させてすすぎ部(リンスステーション)30に入れる。次いで、すすぎ(リンス)液を塗抹ブレード全体に行き渡らせ、すすぎを行って試料の痕跡を除去する。
すすぎが完了すると、チャックアセンブリー15は軸(スクリュー)17を回転軸として上方向に回転することによって外方へと移動し、完全に外方の位置に出るまで移動をつづける。この外方の位置から、軸(スクリュー)17を逆方向に回転することによって、まずアセンブリー15を(正面から見て)反時計回りに、すなわち下方へ図1で示した位置まで回転させる。軸(スクリュー)17のこの方向への連続回転により、チャックアセンブリー15が内方へ、チャック18及びブレード19が乾燥部(ドライステーション)32に導入されるまで移動する。乾燥部(ドライステーション)に導入されると、軸(スクリュー)17は逆方向に、前後に回転して、塗抹チャック及びブレードを乾燥部(ドライステーション)32の送風の中で前後に移動させる。これによりブレード19は完全に乾燥する。チャックとブレードは次の工程のサイクルが始まるまで、この乾燥部(ドライステーション)に放置される。
塗抹ブレード19の定期的な洗浄が必要な際は、チャックアセンブリー15を内方停止位置まで内方に移動させる。次に、アセンブリーを外方に移動し、塗抹チャックアセンブリーを上方に回転させる。それによりブレード19はほぼ水平に位置し、洗浄部(クリーニングステーション)31を超えて外方へと移動する。次に、軸(スクリュー)17の回転を逆転させて、チャックアセンブリーを内方へと移動させる。これにより塗抹ブレード19を下方に回転させ、洗浄部(クリーニングステーション)32に導入する。洗浄部(クリーニングステーション)32はブレード19を完全に洗浄するために漂白剤を含む。適度に洗浄されるまで十分時間を置いた後、軸(スクリュー)17を回転させ、アセンブリーを外方へ移動させ、ほぼ水平位置にくるまで回転させる。その際アセンブリーは十分に外部の位置にくるまで移動をつづける。次に、塗抹チャックアセンブリー15を内方へ内部停止位置まで移動させ、再び外方へ移動させて、すすぎ部(リンスステーション)30の上部のほぼ水平位置にくるまで上方に回転させる。次に、逆回転によりチャック18及びブレード19を下方向へ回転させ、すすぎが施されるすすぎ部(リンスステーション)に導入する。すすぎが完了すると、軸(スクリュー)17の適切な回転によって、チャックアセンブリー15が十分に外部の位置にくるまでチャックアセンブリー15を上方に回転させ、長軸方向に外方へと移動させる。次に、軸(スクリュー)17の逆回転は、まずチャックアセンブリー15をチャック18が乾燥部(ドライステーション)32に位置し、塗抹ブレード19が垂直になるまで下方向に回転させる。軸(スクリュー)17をさらに回転させると、アセンブリーは内方へ乾燥部(ドライステーション)まで移動する。ここでは、前述のようにチャック18及びブレード19を、乾燥部(ドライステーション)32中の送風の中でブレード19が十分に乾燥するまで前後に移動させる。その後、アセンブリーは乾燥部(ドライステーション)で次の工程のサイクルが始まるまで、ブレード19とともに放置される。漂白剤を用いた洗浄は装置の操作の際に、定期的にのみ行われるものであることは明らかである。
以上のように、本発明の装置が従来技術の装置を効果的に改良したものであることが明らかである。チャックアセンブリー15の長軸方向に沿った回転移動を制御するためのモータをただ一つ用いることにより、製造工程のコストが大幅に削減でき、よりコンパクトな装置が得られる。また、構成が非常に単純化されているために装置の使用とメンテナンスを非常に簡便にする。
本発明の趣旨及び範囲で述べた態様は、当業者によって容易に効果を発揮するものであり、本発明は例示として挙げた上記の実施例に何ら制限されるものではない。
Claims (11)
- 顕微鏡スライドに塗抹された標本を調製するための標本調製装置(specimen preparation apparatus)であり、上記装置が、縦方向の軸(スクリュー)である、ただ一つの水平の駆動軸(ドライブシャフト)と、上記軸(シャフト)上にねじ掛合するよう取り付けられた塗抹チャックアセンブリーとが上記チャックアセンブリーの両反対方向の回転を規制する個々の止め具(stop means)とを有し、上記軸(シャフト)の回転が上記チャックアセンブリーの上記個々の止め具(stop means)間の制限された回転運動および上記軸(シャフト)に沿った線形運動を生じさせ、それにより上記チャックアセンブリーに包含される塗抹ブレードが、上記軸(シャフト)の制御された回転によって種々の工程の部署(ステーション)の間を移動することができるよう構成された標本調製装置(specimen preparation apparatus)。
- 上記工程が塗抹部(スミアリングステーション)、すすぎ部(リンスステーション)及び乾燥部(ドライステーション)を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 上記軸(シャフト)の上記制御された回転をステッピングモータによって与えることを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 上記個々の止め具(stop means)が、それぞれ上記駆動軸(ドライブシャフト)に平行な止め軸(ストップシャフト)を包含し、上記チャックアセンブリーが、上記駆動軸(ドライブシャフト)とともに、摩擦によって上記チャックアセンブリーの一部分が上記止め軸(ストップシャフト)上に接触するまで回転することを特徴とする請求項2または3に記載の装置。
- 上記塗抹部(スミアリングステーション)が、上記顕微鏡スライドを水平に支える可動性の移動台を受け入れ、上記チャックアセンブリーが上記駆動軸(ドライブシャフト)の一端である極限位置(extreme position)に移動した際に、上記スライドを上記移動台上で横方向に位置させるよう上記スライド上で支持するスライドポジショニングアームを含むことを特徴とする請求項4に記載の装置。
- 上記モータが回転(ピボット)移動を規制するように、上記装置に回転可能に取り付けられ、上記塗抹ブレードが上記スライドと接触する上記止め軸(ストップシャフト)間の任意の位置に上記チャックアセンブリーが移動し、上記ブレードが上記スライドと接触する際に、ブレードとスライドとの間の接触力が決定し、ソフトウエアで制御された上記モータの連続回転による上記モータの回転(ピボット)運動を、引張ばねが抑止することを特徴とする請求項5に記載の装置。
- 上記装置がさらに定期的に上記ブレードを漂白するための洗浄部(クリーニングステーション)を含むことを特徴とする請求項6に記載の装置。
- 上記乾燥部(ドライステーション)がコンプライアントカバーをもち、それを経て上記チャックアセンブリーのチャック及び上記ブレードを、上記チャック及びブレードを乾燥するために空気を吹付ける乾燥室に通すことができ、上記コンプライアントカバーが乾燥中に上記装置全体への溶液の飛び散りを防ぐことを特徴とする請求項7に記載の装置。
- 上記チャックアセンブリーが塗抹ブレードを包含し、上記部(ステーション)の一つが、上記標本の塗抹を顕微鏡スライド上に施す塗抹部(スミアリングステーション)を包含する請求項1の装置において、上記装置が上記ブレードと上記スライドとの間に約25°の接触角をつくり、上記ブレードと上記スライドとの間に50〜100グラムの範囲の接触力をもち、上記ブレードが上記スライド上に供給された試料に接触する時間と塗抹が行われる時間との間に100〜900ミリセカンドの範囲のウェイティングタイムをもち、上記ブレードと上記スライドとの間の移動速度が150〜300mm/secであることを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 上記工程が、さらにすすぎ部(リンスステーション)、および乾燥部(ドライステーション)を包含し、上記軸(シャフト)の上記制御された回転がステッピングモータによって与えられることを特徴とする請求項9に記載の装置。
- 上記個々の止め具(stop means)がそれぞれ上記駆動軸(ドライブシャフト)に平行な止め軸(ストップシャフト)を包含し、上記チャックアセンブリーが、上記チャックアセンブリーの一部分が上記止め軸(ストップシャフト)上に接触するまで摩擦によって上記駆動軸とともに回転することを特徴とする請求項10に記載の装置。
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