JP3979389B2 - 電動機のロータ冷却構造 - Google Patents

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Description

本発明は、半径方向にステータとロータが対向して配置されるラジアルギャップ電動機のロータ冷却構造、または、回転軸に沿ってステータとディスクロータとが対向して配置されるアキシャルギャップ電動機のロータ冷却構造に関するものである。
従来から、電動機のロータを冷媒により冷却することがおこなわれ、例えば特許文献1に記載されているように、半径方向にステータとロータが対向して配置されるラジアルギャップ電動機において、ロータと回転軸との間に流入口から流出口に向けてその外径を徐々に大きくしてなるコーン形状の面間流路を形成して、その面間流路に冷媒を流し込んで、ロータの遠心力を利用して流入口から流出口に向けて冷媒を流して、ロータの冷却を行うロータ冷却構造が提案されている。
また、回転軸に沿ってステータとディスクロータとが対向して配置されるアキシャルギャップ電動機においても、ディスクロータに凹面状の冷却面を形成し、回転軸から連絡通路を経由して冷媒を供給して、ロータの遠心力を利用して冷却面の半径方向内方から外方に向けて冷媒を流してロータを冷却する、ロータ冷却構造が提案されている。
これらのいずれの構造においても、冷媒はロータの遠心力により冷却面に押付けられて、所望の厚みを持つ液膜流れとなり、高い冷却性能を得ることができる。
特開2003−219607号公報
しかしながら、上述したロータ冷却構造においては、高速回転時において、冷却面上を流れる冷媒は、その強力な遠心力により、冷却面に押付けられるとともに、冷却面上からの流出量が増えるため、液膜の厚さが非常に薄くなり、その結果、液膜が崩れたり、途切れたりして、液膜流れが不安定となり、冷却性能が低下してしまうという問題点があった。また、このような場合に、液膜の厚さを確保するために冷媒の流入量を増加させると、ロータの動力損失を増大させてしまうという問題点もあった。
以下に、液膜厚さが薄くなると冷却性能が低下するメカニズムを、補足説明する。
一般に菅路内の液膜流れの理論液膜厚さd(m)は、その流速u(m/s)、ロータの回転角速度ω(rad/s)、および流量q(L/min)を用いて数1により表わされる。
Figure 0003979389

さらに、流速u(m/s)、密度ρ(kg/cm)、粘性係数μ(Pa/s)および相当直径De(=4×流路断面積×流路濡れぶち長さ)から、数2に示すように、レイノルズ数Reが求まる。
Figure 0003979389
相当直径Deは数3により求めるが、その際、液膜は図9の菅路断面に示す斜線部分を流れているが、流路形状としては、外径R、内径R−2dにより囲繞されるドーナツ形状を取る。
Figure 0003979389

こうして求めたレイノルズ数Reが、Re<2300であれば、液膜流れは層流と判定し、2300<Reであれば、液膜流れは乱流と判定する。
次にヌッセルト数Nuを求めるが、液膜流れが層流であれば、Nuは一意的に定まり、液膜流れが乱流であれば、Nuは該当する算出式(詳細は省略)を用いて求める。
こうして求めたヌッセルト数Nuと、前記相当直径De、冷媒の熱伝達度κ(W/m/K)を数4に代入して、冷媒の熱伝達係数K(W/m/K)を算出することができる。
Figure 0003979389
こうして計算した熱伝達係数Kの理論値Klと理論液膜厚さdの関係を、図10および図11に、熱伝達係数の実験値Keと比較して示す。図10は5000rpmにおける値を示し、図11は10000rpmにおける値を示す。図中の凡例の数値は流量q(L/min)を示し、流量誤差は最大±0.5(L/min)とする。
図10、図11に示すように、熱伝達係数の理論値Klは液膜厚さdが小さくなれば大きくなるが、実験値Keは、液膜厚さdが小さくなるほど小さくなっている。このため、液膜厚さdが小さくなれば熱伝達係数も小さくなり、冷却性能は低下する。この傾向は回転数が高い場合により顕著である。
本発明の目的は、上述した課題を解消して、液膜流れを利用してロータを冷却するロータ冷却構造において、高速回転時においても、液膜の厚みを確保し、かつ、ロータの動力損失を増大させずに、高い冷却性能を確保することができるロータ冷却構造を提供することにある。
請求項1に係る電動機のロータ冷却構造は、回転軸に対向し、遠心力により冷媒が押付けられる冷却面を有し、軸中心部から供給された冷媒が、その冷却面に沿って流れるロータ冷却構造であって、冷媒が排出される前記冷却面の端部が小径化されている、あるいは、冷媒が排出される前記冷却面の端部に環状の突起が設けられていることを特徴とする。
請求項2に係る電動機のロータ冷却構造は、回転軸に対向し、遠心力により冷媒が押付けられる冷却面を有し、軸中心部から供給された冷媒が、その冷却面に沿って流れるロータ冷却構造であって、前記冷却面の冷媒の流れ方向に沿う溝が設けられており、冷媒が排出される溝の端部において、前記溝の深さが浅くなっていることを特徴とする。
請求項3に係る電動機のロータ冷却構造は、請求項1もしくは2に係るロータ冷却構造において、冷媒を油としたことを特徴とする。
請求項1に係る電動機のロータ冷却構造によれば、前記小径部または前記環状の突起により、冷却面上の冷媒をあたかもダムのように堰き止めて、冷媒の流出量を制限して、高速回転時に液膜に強力な遠心力がかかる場合でも、冷却面上の冷媒量を確保して、冷媒の液膜厚さを所望の厚みとして、高い冷却性能を確保することができる。このことにより、高速回転時において、冷媒の液膜厚みを確保するために、冷媒の流入量を増やす必要がなくなり、ロータの動力損失が増大することをも抑制することができる。
請求項2に係る電動機のロータ冷却構造によれば、ロータの冷却面の、冷媒の流れ方向に沿って設けた溝の、流出側の端部の深さを浅くすることにより、冷却面上の溝の冷媒をあたかもダムのように堰き止めて、冷媒の流出量を制限して、高速回転時に液膜に強力な遠心力がかかる場合でも、冷却面上の冷媒量を確保して、冷媒の液膜厚さを所望の厚みとして、高い冷却性能を確保することができる。このことにより、高速回転時において、冷媒の液膜厚みを確保するために、冷媒の流入量を増やす必要がなくなり、ロータの動力損失が増大することをも抑制することができる。さらに、溝と溝とを隔てるあぜがロータの放熱面積を増やすフィンの役割を果たすので、極低速回転時あるいは停止時においても、高い冷却性能を得ることができる。
請求項3に係る電動機のロータ冷却構造によれば、冷媒としての油に、軸受等を潤滑する役割を持たせることができるため、電動機全体を小型化するとともに、コストダウンをも図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るロータ冷却構造の一実施形態を示す、ラジアルギャップ電動機の略式断面図である。
このラジアルギャップ電動機は、回転軸1に連結したロータ2と、ロータ2の外周側に配設したステータ3と、ステータ3の外周側に連結されて前記回転軸1の一方を軸受4およびシール5を介して支持するフロントケース6と、フロントケース6に連結されて、軸受7およびシール8を介して前記回転軸1の他方を支持するカバー9とからなり、ロータ2の内周面と回転軸1の外周面との間に面間流路10を形成し、ロータ2の内周面を回転軸1に対向する冷却面11として、回転軸1の他方端から、回転軸の中心軸線上に延在してロータ2のほぼ中央よりも少し軸受4側で終了する軸心流路12を設け、前記面間流路10と軸心流路12を連通する一以上の冷媒供給路13を設け、冷媒が排出される前記冷却面11の回転軸1の中心軸線方向両端を、小径化して、小径部14とする。(請求項1に相当)
これによれば、ロータ2の冷却面11の、冷媒の流出側の両端部を、前記小径部14とすることにより、軸心流路12から冷媒供給路13をへて供給されて、冷却面11上をその内周側から該周側に向けて液膜となって流れる冷媒を、あたかもダムのように堰き止めて、冷媒の冷却面11からの流出量を制限することができる。これにより、高速回転時に液膜に強力な遠心力がかかる場合でも、冷却面11上の冷媒量を確保して、冷媒の液膜厚さを所望の厚みとして、高い冷却性能を確保することができる。このことにより、冷媒の液膜厚みを確保するために、冷媒の流入量を増やす必要がなくなり、ロータ2の動力損失が増大することをも抑制することができる。
図2は図1に示す電動機のロータおよび回転軸を拡大して示す略式断面図である。
ロータ2の内周面と回転軸1の外周面との間に面間流路10を形成し、ロータ2の内周面を回転軸1に対向する冷却面11として、回転軸1の他方端から、回転軸の中心軸線上に延在してロータ2のほぼ中央よりも少し軸受4側で終了する軸心流路12を設け、前記面間流路10と軸心流路12を連通する一以上の冷媒供給路13を設け、冷媒が排出される前記冷却面11の回転軸1の中心軸線方向両端を、小径化して、小径部14としている。
図3は、図2に示すロータと回転軸との嵌合形態と、嵌合部および前記小径部の形成形態を示す略式断面図である。
図3(a)は、図2のロータのAA断面を示し、図3(b)はロータの製作途中をその中心軸線を含んで示す。
まず、円環柱状の部材の内周面の両端部に、中心軸線方向に延びる二条の凸部からなる回転軸の嵌合部15を周方向に四箇所、ブリーチなどの工法により設け、その後、図3(b)の中心軸線を含む断面図に示すような、L字型の機械加工工具101により、前記円環柱状の部材の内周面を機械加工して冷却面11を形成するとともに、前記円環柱状の部材の両端部の内周面は切削することなく小径部14を形成する。
図4は、図2に示すロータと回転軸との他の嵌合形態と、嵌合部および前記小径部の形成形態を示す略式断面図である。
図4(a)は、図2のロータのAA断面を示し、図4(b)はロータの製作途中をその中心軸線を含んで示す。
まず、円環柱状の部材の内周面に、中心軸線方向に延びる二条の凸部からなる回転軸の嵌合部16を、その軸線方向全体に亘って、周方向に四箇所、ブリーチなどの工法により設ける。その後、図4(b)の中心軸線を含む断面図に示すように、円環柱状の部材の内周面の両端部を機械加工して大径部17を設ける。その後図示しない回転軸を嵌合部16に嵌め合わせて、最後にリング18を前記大径部17に嵌合して、小径部19を形成する。
小径部の形成方法として上記二つの方法を示したが、もちろんこれらに限られるものではない。
図5は、本発明に係るラジアルギャップ電動機の他の実施の形態を示す略式断面図である。
図5(a)は、図2のロータの中心軸線に垂直な平面内の断面を示し、図5(b)はロータの中心軸線を含む平面内の断面矢視を示す。
まず、円環柱状の部材の内周面に、中心軸線方向に延びる複数条の溝20を、その軸線方向全体に亘って、ブリーチなどの工法により設け、その後、図5(b)の中心軸線を含む断面図に示すように、前記溝20の溝底をその中心軸線方向の両端部を残して機械加工して冷却面21を設け、両端部を浅溝部22とする。
ここでも溝の形成方法は、上記の方法に限られるものではない。
図6は本発明に係るロータ冷却構造の他の実施形態を示す、アキシャルギャップ電動機のロータ冷却構造の略式断面図である。
このアキシャルギャップ電動機は、図6に示すように、回転軸31に連結したディスク状のロータ32と、ロータ32にロータの中心軸線に沿って対向するステータ33と、ステータ33の外周側に連結されて前記回転軸31の一方を軸受34およびシール35を介して支持するフロントケース36と、フロントケース36に連結されて、軸受37を介して前記回転軸31の他方を支持するリアケース38と、シール39を介して軸受37を密閉するカバー40とからなり、ロータ32のステータと対向しない面に曲面状の回転軸31に対向する冷却面41を形成し、回転軸31の他方端から、回転軸の中心軸線上に延在してロータ32の冷却面41よりも少し軸受34側で終了する軸心流路42を設け、前記冷却面41の内径側と軸心流路42を連通する一以上の冷媒供給路43を設け、冷媒が排出される前記冷却面41の外周側端に、円環状の突起44を設ける。(請求項1に相当)
これによれば、ロータ32の冷却面41の、冷媒の流出側の両端部に、前記円環状の突起44を設けることにより、軸心流路42から冷媒供給路43をへて供給されて、冷却面41上に液膜となって流れる冷媒をあたかもダムのように堰き止めることができ、冷媒の冷却面41からの流出量を制限して、高速回転時に液膜に強力な遠心力がかかる場合でも、冷却面41上の冷媒量を確保することにより、冷媒の液膜厚さを所望の厚みとして、高い冷却性能を確保することができる。特にこのようなアキシャルギャップ型の電動機のロータでは、冷却面41上の冷媒に作用する遠心力は外周側に向かうにしたがって大きくなるため、図1に示すようなラジアルギャップ型の電動機に比べて、突起44を設けることによる冷媒の液膜厚さを保持する効果はさらに顕著である。このことにより、冷媒の液膜厚みを確保するために、冷媒の流入量を増やす必要がなくなり、ロータ32の動力損失が増大することをも抑制することができる。
ここではロータの冷却面を、ステータと反対側に設けたが、ステータと対向する面に設けてもよいし、それらの両面に設けてもよい。
また、冷却面は、一般的な機械加工により容易に製作できるものである。
図7は、本発明に係るロータ冷却構造の他の実施形態を示す模式図である。
図6では、ロータ32の冷却面41は曲面状としたが、図7に示すように、テーパ形状としても良い。これによっても前記作用効果を得ることができる。
図8は、本発明に係るロータ冷却構造のさらに他の実施形態を示す模式図である。
図8(a)は、冷却面をロータの中心軸線方から見て示す平面図であり、図8(b)は、図8(a)のB−B断面矢視図である。
図8(a)(b)に示すロータは、冷却面41に放射状に延びる溝45を設け、隣り合う溝45間に平面形状でほぼ扇形状をなすあぜ部46を形成し、さらに、溝45の外周側端に浅溝部47を設けたものである。(請求項2に相当)
これによっても前記作用効果を得ることができ、さらに、あぜ部46がロータの放熱面積を増やすフィンの役割を果たすので、極低速回転時あるいは停止時においても、高い冷却性能を得ることができる。
図8(c)に示すロータは、図8(a)(b)に示すロータの構成に加えて、前記あぜ部46を覆う形状の円板48を、中心軸31に嵌合させて設ける。
前述したように、アキシャルギャップ型の電動機のロータでは、ロータの冷却面上の冷媒に作用する遠心力は、内周側から外周側に向かうにしたがって大きくなる。このため、冷媒に作用する遠心力よりも重力が大きくなる領域(ロータの回転角速度および半径方向位置で決まる)では、冷媒が冷却面から剥離するという不具合が生じる。
図8(c)に示すように、円板48を設けて、該円板48と冷却面41との間に隙間を形成することにより、冷媒に作用する遠心力が重力よりも大きくなる半径方向位置まで、冷媒を導くことができ、前記不具合を防止することができる。
なお上述したいずれの形態のロータ冷却構造においても、冷媒を油とすることが好ましい。(請求項3に相当)
これによれば、冷媒としての油に、軸受等を潤滑する役割を持たせることができるため、電動機全体を小型化するとともに、コストダウンをも図ることができる。
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。
本発明の電動機のロータ冷却構造は、大容量の車載向けラジアルギャップ電動機およびアキシャルギャップ電動機に用いて好適なものであって、高速回転時においても高い冷却性能を得ることができるものである。
本発明に係るロータ冷却構造の一実施形態を示す、ラジアルギャップ電動機の略式断面図である。 図1に示す電動機のロータおよび回転軸を拡大して示す略式断面図である。 図2に示すロータと回転軸との嵌合形態と、嵌合部および前記小径部の形成形態を示す略式断面図である。 図2に示すロータと回転軸との他の嵌合形態と、嵌合部および前記小径部の形成形態を示す略式断面図である。 本発明に係るラジアルギャップ電動機の他の実施の形態を示す略式断面図である。 本発明に係るロータ冷却構造の他の実施形態を示す、アキシャルギャップ電動機のロータ冷却構造の略式断面図である。 本発明に係るロータ冷却構造の他の実施形態を示す模式図である。 本発明に係るロータ冷却構造のさらに他の実施形態を示す模式図である。 菅路断面内の液膜流れの相当直径を示す略式断面図である。 熱伝達係数Kの理論値Klと理論液膜厚さdの関係を、熱伝達係数の実験値Keと比較して示すグラフである。 熱伝達係数Kの理論値Klと理論液膜厚さdの関係を、熱伝達係数の実験値Keと比較して示すグラフである。
符号の説明
1 回転軸
2 ロータ
3 ステータ
4 軸受
5 シール
6 フロントケース
7 軸受
8 シール
9 カバー
10 面間流路
11 冷却面
12 軸心流路
13 冷媒供給路
14 小径部
15 嵌合部
16 嵌合部
17 大径部
18 リング
19 小径部
20 溝
21 冷却面
22 浅溝部
31 回転軸
32 ロータ
33 ステータ
34 軸受
35 シール
36 フロントケース
38 軸受
39 シール
40 カバー
41 冷却面
42 軸心流路
43 冷媒供給路
44 突起
45 溝
46 あぜ部
47 浅溝部
48 円板

Claims (3)

  1. 回転軸に対向し、遠心力により冷媒が押付けられる冷却面を有し、軸中心部から供給された冷媒が、その冷却面に沿って流れるロータ冷却構造であって、冷媒が排出される前記冷却面の端部が小径化されている、あるいは、冷媒が排出される前記冷却面の端部に環状の突起が設けられていることを特徴とする電動機のロータ冷却構造。
  2. 回転軸に対向し、遠心力により冷媒が押付けられる冷却面を有し、軸中心部から供給された冷媒が、その冷却面に沿って流れるロータ冷却構造であって、前記冷却面の冷媒の流れ方向に沿う溝が設けられており、冷媒が排出される溝の端部において、前記溝の深さが浅くなっていることを特徴とする電動機のロータ冷却構造。
  3. 冷媒が油であることを特徴とする、請求項1もしくは2に記載の電動機のロータ冷却構造。
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