JP2013240854A - 研削砥石 - Google Patents

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和則 道吉
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Abstract

【課題】研削砥石の側面に研削液を十分に供給することができるとともに、研削液の供給量およびミストの発生を低減することができる研削砥石を提供する。
【解決手段】円板部材10の一方の側面から他方の側面に貫通した第一給液孔12Aおよび第二給液孔12Bが形成され、第一給液孔12Aは、一方の側面の外周縁部に開口した吐出口13よりも、他方の側面に開口した流入口14が、円板部材10の径方向の内側に形成され、第二給液孔12Bは、他方の側面の外周縁部に開口した吐出口13よりも、一方の側面に開口した流入口14が、円板部材10の径方向の内側に形成され、両側面において、流入口14よりも円板部材10の径方向の外側部分には、第一周壁部11が形成され、吐出口13は第一周壁部11に開口し、流入口14よりも円板部材10の径方向の内側部分には、第二周壁部16が形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、円板部材に環状の砥石部材が外嵌された研削砥石に関する。
加工面を研削するための研削砥石としては、円板部材の外周面に環状の砥石部材を外嵌させたものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような研削砥石では、円板部材の円中心を回転中心として回転させ、砥石部材の外周面を加工面に接触させることで、加工面を研削することができる。また、加工面が凹形状である場合には、砥石部材の側面によって加工面を研削することもできる。
特開平5−31674号公報
前記した従来の研削砥石では、砥石部材の側面と加工面との間に研削液が浸入し難いため、加工面の温度が過度に上昇し易くなっている。そこで、高圧かつ大量の研削液を砥石部材の側面と加工面との間に吹き付けることで、砥石部材の側面と加工面との間に研削液を浸入させているが、研削液の供給量を多く必要とするとともに、ミストの発生が多くなるという問題がある。
本発明は、前記した課題を解決し、研削砥石の側面に研削液を十分に供給することができるとともに、研削液の供給量およびミストの発生を低減することができる研削砥石を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、円板部材と、前記円板部材の外周面に外嵌された環状の砥石部材と、を備えた研削砥石であって、前記円板部材の一方の側面から他方の側面に貫通した給液孔が形成されており、前記給液孔は、前記一方の側面の外周縁部に開口した吐出口よりも、前記他方の側面に開口した流入口が、前記円板部材の径方向の内側に形成され、前記他方の側面において、前記流入口よりも前記円板部材の径方向の外側部分には、前記円板部材の外周縁部に沿って立ち上げられた第一周壁部が形成され、前記他方の側面において、前記流入口よりも前記円板部材の径方向の内側部分には、前記円板部材の周方向に沿って立ち上げられた第二周壁部が形成されていることを特徴とする。
また、前記課題を解決するため、本発明の他の構成としては、円板部材と、前記円板部材の外周面に外嵌された環状の砥石部材と、を備えた研削砥石であって、前記円板部材の一方の側面から他方の側面に貫通した第一給液孔および第二給液孔が、前記円板部材の周方向に交互に形成されており、前記第一給液孔は、前記一方の側面の外周縁部に開口した吐出口よりも、前記他方の側面に開口した流入口が、前記円板部材の径方向の内側に形成され、前記第二給液孔は、前記他方の側面の外周縁部に開口した吐出口よりも、前記一方の側面に開口した流入口が、前記円板部材の径方向の内側に形成され、前記本体部の両側面において、前記流入口よりも前記円板部材の径方向の外側部分には、前記円板部材の外周縁部に沿って立ち上げられた第一周壁部が形成され、前記吐出口は前記第一周壁部に開口し、前記流入口よりも前記円板部材の径方向の内側部分には、前記円板部材の周方向に沿って立ち上げられた第二周壁部が形成されていることを特徴とする。
これらの構成では、円板部材の円中心を回転中心として研削砥石を回転させながら、円板部材の側面の第一周壁部と第二周壁部との間に研削液を供給すると、研削液は遠心力によって側面上を径方向の外側に向けて流れて、第一周壁部に堰き止められる。第一周壁部の内側に溜まった研削液は、第一周壁部よりも内側に形成された流入口から給液孔内に流入し、反対側の側面の吐出口から円板部材の外周縁部に吐出される。さらに、研削砥石の上部において、研削液の一部は重力によって円板部材の側面に沿って流下しようとするが、第二周壁部に堰き止められる。研削砥石が研削位置まで回転すると、上部で第二周壁部の外側に溜まっていた研削液は、遠心力によって流入口まで流されて給液孔内に流入し、反対側の側面の吐出口から円板部材の外周縁部に吐出される。
このようにして、給液孔を介して砥石部材の側面の近傍に研削液が吐出されるため、砥石部材の側面によって加工面を研削する場合に、研削液を高圧で供給しなくても、砥石部材の側面に研削液を十分に供給することができる。したがって、ミストの発生を低減することができる。また、孔加工は円板部材だけに施せばよく、砥石部材には孔部を形成する必要がないため、加工が容易で製造コストの上昇を防止できる。
また、円板部材の側面に供給された研削液は、第一周壁部および第二周壁部に堰き止められて、給液孔の流入口に導かれるため、研削液の供給量を大幅に低減することができる。
また、給液孔は、流入口から吐出口に向けて、円板部材の径方向に直線状に形成されるため、研削液を給液孔内にスムーズに流通させることができる。
本発明の研削砥石によれば、研削液の砥石部材の表面への供給効率を高め、研削液の供給量およびミストの発生を低減することができる。
本発明の実施形態に係る研削砥石を示した側面図である。 本発明の実施形態に係る研削砥石を示した図で、図1のA−A断面図である。 本発明の実施形態に係る研削砥石の給液ノズル近傍を示した断面図である。 第一実施形態の研削砥石を用いた研削加工を示した図で、(a)は砥石部材の両側面を加工面に接触させる構成の断面図、(b)は砥石部材の角部を加工面の隅部に接触させる構成の断面図である。
本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
なお、各実施形態の説明において、同一の構成要素に関しては同一の符号を付し、重複した説明は省略するものとする。
図1に示すように、本実施形態の研削砥石1は、円板部材10と、円板部材10の外周面10Cに外嵌された環状の砥石部材20と、を備えている。
円板部材10は、図示しない回転軸が中心部に連結されることで、円中心を回転中心として回転する部材である。この円板部材10は、鋼材などを用いた金属部品であり、十分な剛性を有している。円板部材10の中心部には、回転軸の先端面が固着されるフランジ面15が形成されており、フランジ面15には、円板部材10と回転軸とを固着させるボルトを挿通するための取付孔15aが形成されている。
図2に示すように、円板部材10の両側面10A,10Bの径方向外側部分、すなわち外周縁部分には、各側面10A,10Bの法線方向(図2の左右方向)に立ち上げられた第一周壁部11,11が形成されている。
第一周壁部11の内周面11aは、基端側(厚さ方向の内側)から先端側(厚さ方向の外側)に向かうに従って縮径された逆テーパー状の傾斜面にて形成されている。そして、円板部材10の側面10A,10Bと第一周壁部11の内周面11aとによって楔状の隅部が形成されている。
図2に示すように、円板部材10には、一方の側面10Aから他方の側面10Bに直線状に貫通した円形断面の第一給液孔12Aおよび第二給液孔12Bが形成されている。
図1に示すように、第一給液孔12Aおよび第二給液孔12Bは、円板部材10の周方向に等間隔ピッチで形成されており、第一給液孔12Aと第二給液孔12Bとが周方向に交互に配置されている。
第一給液孔12Aは、図2に示すように、一方の側面10Aに形成された第一周壁部11の側面11bに開口した吐出口13と、他方の側面10Bにおいて第一周壁部11よりも径方向の内側に開口した流入口14と、を備えている。
吐出口13は、第一周壁部11の側面11bに開口している。また、流入口14は、第一周壁部11の内周面11aに接する位置に開口している。このように、吐出口13よりも流入口14が円板部材10の径方向の内側に形成されている。したがって、第一給液孔12Aは、円板部材10の幅方向(図2の左右方向)に対して傾斜している。本実施形態では、第一給液孔12Aの傾斜角度と、第一周壁部11の内周面11aとの傾斜角度とが一致している。
第二給液孔12Bは、図2中、破線にて示すように、他方の側面10Bに形成された第一周壁部11の側面11bに開口した吐出口13と、一方の側面10Aにおいて第一周壁部11よりも径方向の内側に開口した流入口14と、が形成されている。
第二給液孔12Bは、第一給液孔12Aを図2の左右方向に反転させた構成となっている。したがって、第二給液孔12Bは、第一給液孔12Aと同様に、吐出口13は第一周壁部11の側面11bに開口し、流入口14は第一周壁部11の内周面11aに接する位置に開口しており、吐出口13よりも流入口14が円板部材10の径方向の内側に形成されている。
円板部材10の両側面10A,10Bの径方向内側部分、すなわち中心側部分には、各側面10A,10Bの法線方向(図2の左右方向)に立ち上げられた第二周壁部16,16がそれぞれ形成されている。第二周壁部16は、流入口14よりも内側に配置されており、円板部材10の周方向に沿って形成されている。第一周壁部11の側面11bと第二周壁部16の側面16bとは、同一平面に配置されている。
言い換えれば、両側面10A,10Bには、外周縁部分に第一周壁部11が形成され、中心側部分に第二周壁部16が形成されており、第一周壁部11と第二周壁部16の間に、円環状の溝部17が形成されている。そして、溝部17の底面に流入口14が開口している。
本実施形態では、第二周壁部16は、円板部材10の中心部まで拡がっており、正面視円形を呈している。なお、第二周壁部16は、円板部材10の中心部まで拡がっていなくてもよく、径方向に所定の幅を持つ円環状に形成されていてもよい。
第二周壁部16の外周面16aは、溝部17の底面(側面10Aまたは側面10B)に対して直交している。
砥石部材20は、図1に示すように、環状の砥石である。本実施形態では、CBN(立方晶窒化ホウ素)砥石を用いているが、その素材は限定されるものではなく、各種公知の砥石を用いることができる。
砥石部材20の内周面20Cは、円板部材10の外周面10Cに固着されている。また、図2に示すように、砥石部材20の幅は、円板部材10の外周面10Cの幅よりも大きく形成されている。砥石部材20の両側面20A,20Bは、円板部材10の両側面10A,10Bよりも、両側面10A,10Bの法線方向(図2の左右方向)にそれぞれ突出している。
図1に示すように、砥石部材20の両側面20A,20B(図2参照)において、吐出口13に対応する位置(吐出口13の径方向外側位置)には、内周面20Cから外周面20Dに亘って矩形断面の凹溝21が形成されている。
以上のように構成された研削砥石1では、図1に示すように、円板部材10の円中心を回転中心として回転させながら、両側面10A,10Bに対して、給液ノズル30,30から垂直に研削液を吹き付けると、研削液は両側面10A,10B上で円板部材10の周方向に広がりながら、遠心力によって円板部材10の径方向の外側に向けて流れる。以下に、研削液の流れを説明する。図3に示すように、研削液は、吹き付けられた後、第二周壁部16に一旦堰き止められて、円板部材10の遠心力によって流入口14に流れるルート1(図3中、「R1」の矢印にて示す)または、吹き付けられた後、円板部材10の遠心力によって直接流入口に流れるルート2(図3中、「R2」の矢印にて示す)を介して流れる。
給液ノズル30は、研削砥石1と加工面との接触位置よりも回転方向の上流側で研削液を両側面10A,10Bに吹き付けるように構成されている。給液ノズル30は、第一周壁部11と第二周壁部16の間の溝部17に向かって対向しており、溝部17の底面に向かって研削液を吹き付ける。
図3に示すように、両側面10A,10Bに吹き付けられた研削液の一部(内周部寄りに吹き付けられた研削液)は、重力によって円板部材10の中心側に流れようとするが、内側に第二周壁部16の外周面16aによって堰き止められて、溝部17に溜められる(図3中、ドットにて示す)。これによって、研削液が、円板部材10の中心側に流出してしまうのを防止できる。なお、外周部寄りに吹き付けられた研削液の一部は、遠心力によって直接第一周壁部11側に流れる(ルート2)。
第二周壁部16に一旦堰き止められた研削液は、回転する円板部材10の遠心力によって径方向外方に流れようとする(ルート1)。なお、研削液の以下の流れは、ルート1およびルート2ともに共通である。図3および図4の(a)に示すように、ワーク加工位置の近傍では、遠心力が作用した研削液は、第一周壁部11の内周面11aによって堰き止められて、流入口14に導かれ、流入口14から第一給液孔12A内に流入する(図1の破線にて示す)。そして、第一給液孔12Aを通過して、一方の側面10Aの吐出口13から第一周壁部11の側面11bに吐出され、砥石部材20の側面20Aに供給される。
なお、第二給液孔12Bにおいても、研削液が一方の側面10Aの流入口14から第二給液孔12B内に流入し、他方の側面10Bの吐出口13から第一周壁部11の側面11bに吐出され、砥石部材20の側面20Bに供給される。
吐出口13から吐出された研削液は、砥石部材20の側面20A(20B)に形成された凹溝21内に流入し、凹溝21を通過して砥石部材20の外周面20Dにも供給される。
図4の(a)に示すように、この研削砥石1を用いてクランクシャフト90を研削するときは、クランクシャフト90のクランクジャーナル91の外周面91aと、クランクジャーナル91の両端部に形成された二つのクランクウェブ92,92の側面92a,92aと、によって構成される凹形状の加工面を研削する。
このとき、各給液孔12A,12Bを通過して反対側の吐出口13から吐出された研削液は、砥石部材20の両側面20A,20Bおよび外周面20Dに供給されるので、砥石部材20の両側面20A,20Bおよび外周面20Dが研削液によって冷却される。
また、他の給液ノズル(図示せず)から砥石部材20の外周面20Dにも研削液を吹き付けることで冷却効率を高めている。
そして、砥石部材20の両側面20A,20Bを両クランクウェブ92,92の側面92a,92aに接触させながら、研削砥石1の外周部を両クランクウェブ92,92の間に挿入して、両クランクウェブ92,92の側面92a,92aを研削する。さらに、砥石部材20の外周面20Dをクランクジャーナル91の外周面91aに接触させて、クランクジャーナル91の外周面91aを研削する。
なお、図4の(b)に示すように、両クランクウェブ92,92の側面92a,92aの間隔が、砥石部材20の幅よりも大きい場合には、まず、クランクジャーナル91と両クランクウェブ92,92とによって形成された左右の隅部に、砥石部材20の左右の角部を順次に接触させる。さらに、砥石部材20の外周面20Dをクランクジャーナル91の外周面91aに接触させ、研削砥石1をクランクジャーナル91の軸方向に移動させる。このようにして、両クランクウェブ92,92の側面92a,92aおよびクランクジャーナル91の外周面91aを研削する。
以上のような研削砥石1によれば、図3に示すように、給液ノズル30から両側面10A,10Bに吹き付けられた研削液の一部は、第二周壁部16に堰き止められて、円板部材10の中心側へと流れることなく、回転する円板部材10の遠心力によって、無駄なく流入口14に誘導される。したがって、研削液を効率よく流すことができ、研削液の供給量をより低減することができる。
また、図4に示すように、円板部材10の両側面10A,10Bに供給された研削液は、第一周壁部11に堰き止められて、各給液孔12A,12Bの流入口14,14に導かれるため、研削液を各給液孔12A,12Bに確実に流入させることができ、研削液の供給量を大幅に低減することができる。
さらに、砥石部材20の両側面20A,20Bの近傍に研削液が吐出されるため、砥石部材20の両側面20A,20Bによって加工面を研削する場合に、研削液を高圧で供給しなくても、砥石部材20の両側面20A,20Bに研削液を十分に供給することができる。したがって、ミストの発生を大幅に低減することができる。また、砥石部材20には孔部を形成する必要がないため、製造コストの上昇を防止できる。
また、各給液孔12A,12Bは、流入口14から吐出口13に向けて、円板部材10の径方向に延在して直線状に形成されているため、回転する円板部材10の遠心力によって研削液を各給液孔12A,12B内にスムーズに流通させることができる。また、給液孔12A,12Bの加工も容易である。
以上、本発明の第一実施形態について説明したが、本発明は前記第一実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更が可能である。
図1に示す第一給液孔12Aおよび第二給液孔12Bの個数や孔径は限定されるものではない。また、第一給液孔12Aおよび第二給液孔12Bの一方のみを円板部材10に形成してもよい。
また、前記実施形態では、第二周壁部16の外周面16aは、溝部17の底面に対して直交しているがこれに限定されるものではない。第二周壁部16の外周面16aは、溝部17の底面側である基端側(厚さ方向の内側)から溝部17の開口端側である先端側(厚さ方向の外側)に向かうに従って拡径されたテーパー状の傾斜面にて形成してもよい。このようにすれば、第二周壁部16と溝部17の底面との間に研削液の貯溜スペースが確保され、研削液の流入口14への供給効率をより一層高くすることができる。
さらに、前記実施形態では、第一周壁部11の内周面11aは、円板部材10の側面10A,10Bに対して楔状の隅部を形成するように傾斜しているが、内周面11aは、側面10A,10Bに対して垂直に形成されていてもよく、その傾斜角度は限定されるものではない。また、側面10A,10Bと内周面11aとによって円弧状の隅部が形成されるように構成してもよい。
また、図1に示す砥石部材20の凹溝21は、全ての吐出口13に対応して形成されている必要はない。さらには、砥石部材20の側面20A,20Bに凹溝21を形成しなくてもよい。
また、給液ノズル30の個数は限定されるものではなく、各給液孔12A,12Bに対して研削液が十分に流入するように、研削砥石1の側面10A,10Bの面積や回転速度などに応じて、給液ノズル30の個数および配置が設定されている。
1 研削砥石
10 円板部材
10A 一方の側面
10B 他方の側面
10C 外周面
11 第一周壁部
11a 内周面
11b 側面
12A 第一給液孔
12B 第二給液孔
13 吐出口
14 流入口
16 第二周壁部
16a 外周面
17 溝部
20 砥石部材
20A 側面
20B 側面
20D 外周面
21 凹溝
30 給液ノズル

Claims (2)

  1. 円板部材と、前記円板部材の外周面に外嵌された環状の砥石部材と、を備えた研削砥石であって、
    前記円板部材の一方の側面から他方の側面に貫通した給液孔が形成されており、
    前記給液孔は、前記一方の側面の外周縁部に開口した吐出口よりも、前記他方の側面に開口した流入口が、前記円板部材の径方向の内側に形成され、
    前記他方の側面において、前記流入口よりも前記円板部材の径方向の外側部分には、前記円板部材の外周縁部に沿って立ち上げられた第一周壁部が形成され、
    前記他方の側面において、前記流入口よりも前記円板部材の径方向の内側部分には、前記円板部材の周方向に沿って立ち上げられた第二周壁部が形成されている
    ことを特徴とする研削砥石。
  2. 円板部材と、前記円板部材の外周面に外嵌された環状の砥石部材と、を備えた研削砥石であって、
    前記円板部材の一方の側面から他方の側面に貫通した第一給液孔および第二給液孔が、前記円板部材の周方向に交互に形成されており、
    前記第一給液孔は、前記一方の側面の外周縁部に開口した吐出口よりも、前記他方の側面に開口した流入口が、前記円板部材の径方向の内側に形成され、
    前記第二給液孔は、前記他方の側面の外周縁部に開口した吐出口よりも、前記一方の側面に開口した流入口が、前記円板部材の径方向の内側に形成され、
    前記本体部の両側面において、前記流入口よりも前記円板部材の径方向の外側部分には、前記円板部材の外周縁部に沿って立ち上げられた第一周壁部が形成され、前記吐出口は前記第一周壁部に開口し、前記流入口よりも前記円板部材の径方向の内側部分には、前記円板部材の周方向に沿って立ち上げられた第二周壁部が形成されていることを特徴とする研削砥石。
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