JP3976765B2 - オリゴ糖の生合成のグリコシルトランスフェラーゼおよびこれらをコードする遺伝子 - Google Patents
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Description
発明の分野
本発明は、オリゴ糖の生合成のために有用なグリコシルトランスフェラーゼ、このようなグリコシルトランスフェラーゼをコードする遺伝子および該酵素を製造するための組み換え法、並びに該方法によって製造したオリゴ糖に関するものである。
ナイセリア種は、一般的に多くの哺乳動物宿主中に棲息するが、人類はこの種の構成員による侵襲性の疾患に罹患する唯一の種である。ナイセリアメニンジティディス(Neisseria meningitidis)は、流行性疾患として発生する可能性のある敗血症および髄膜炎に対する病因学的因子である。ナイセリアゴノロアエ(Neisseria gonorrhoeae)は、淋病またはその種々の合併症の原因因子である。これらの生物、特に淋菌は、その表面に露出した分子の抗原性のアレイ、特にその接着性の線毛および混濁−関連(opa)タンパクを、著しく巧みに変更することが立証されている。この線毛の変更に関する遺伝的メカニズム(メイヤー(Meyer)等,Cell,1982,30:45;ハース&メイヤー(Haas and Meyer),Cell 1986,44:107;クーミー(Koomey)等,Genetics,1987,117:391;スワンソン&クーミー(Swanson and Koomey),Americal Society for Microbiology,ワシントン,743-761)およびopa タンパクの発現(スターン(Stern)等,Cell,1986,47:61;メイヤー(Meyer)等,Ann.Rev.Microbiol.,1990,44:451; バット(Bhat)等,Molec.Microbiol.,1991,5:1889)は、十分に理解されている。その他のグラム陰性バクテリアと同様に、ナイセリアssp.は、その外皮の葉状体中にLPS をもつ〔ジョンストン&ゴットシュリッヒ(Johnston and Gotschlich),J.Bacteriol.,1974,119:250)。
オリゴ糖および多糖は、半減期調節剤として機能して、および幾つかの場合においては構造を与えることにより、タンパク機能および活性において重要な役割を演ずる。上に指摘したように、オリゴ糖は、ナイセリア、特に淋菌の抗原的な変化、および結果としての免疫忌避にとって必須である。
オリゴ糖の合成における最近の進歩は、グリコシルトランスフェラーゼの単離についてなされた。これら酵素をインビトロで使用して、オリゴ糖および多糖を合成できる(例えば、1993年1月19日付けの、ロス(Roth)の米国特許第5,180,674号を参照のこと)。グリコシルトランスフェラーゼを用いた生合成の利点は、これら酵素により形成されるグリコシド結合が著しく立体並びに位置特異的である点にある。しかしながら、各酵素は特定の糖残基の、他の特定のアクセプタ分子、例えばオリゴ糖または脂質への結合を触媒する。かくして、所定のオリゴ糖の合成はグリコシルトランスフェラーゼの入手可能性によって制限されている可能性がある(1993年7月8日付けの、ロスの国際特許出願WO 93/13198 を参照のこと)。
従って、当分野では、グリコシルトランスフェラーゼに対する大きな需要がある。更に、組み換え技術によるグリコシルトランスフェラーゼの制限のない源を提供するために、このようなグリコシルトランスフェラーゼをコードする遺伝子に対する需要もある。
本明細書におけるあらゆる参考文献の引用は、かかる参考文献が、本発明の従来技術として入手できることの許諾であると理解すべきではない。
本発明は、グリコシルトランスフェラーゼをコードする核酸、これによってコードされたタンパク、および該本発明のグリコシルトランスフェラーゼを利用した、オリゴ糖の合成方法を提供することを目的とする。従って、一局面においては、本発明は中程度に厳密な条件下で、ナイセリアのLOS 遺伝子座に対応する核酸、例えば図2に示されたヌクレオチド配列(SEQ ID NO:1)に相当するまたはこれと相補的なヌクレオチド配列をもつ核酸とハイブリッド化できる、精製された核酸を提供する。好ましくは、本発明の該核酸は該LOS 遺伝子座の遺伝子のコード配列部分、即ち機能的に活性なグリコシルトランスフェラーゼをコードする図2に示されたヌクレオチド配列(SEQ ID NO:1)の一部とハイブリッド化される。
特定の一態様においては、本発明は図2に示されたヌクレオチド配列(SEQ ID NO:1)に相当するまたはこれと相補的なヌクレオチド配列をもつ核酸を提供することを意図する。
本発明の該機能的に活性なグリコシルトランスフェラーゼは、以下の群から選択される反応を触媒することにより特徴付けられる。
Gal β1 →4 のGlcNAcまたはGlc への付加;
GalNAcまたはGlcNAcβ1 →3 のGal への付加;および
Gal α1 →4 のGal への付加。
最も好ましくは、この核酸は、機能的に活性なグリコシルトランスフェラーゼをコードする。しかしながら、本発明の該核酸は、ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)用のプライマーとして有用な、またはグリコシルトランスフェラーゼ遺伝子の転写のレベルおよびその存在確認のためのプローブとして有用な、オリゴヌクレオチドを含む。
本発明は、更に機能可能に発現制御配列と結合した、本発明のグリコシルトランスフェラーゼをコードする核酸を含む、発現ベクターにも関連する。従って、本発明はこのような発現ベクターによって形質転換された、組み換え宿主細胞にも及ぶ。
もう一つの局面においては、本発明はグリコシルトランスフェラーゼの製造方法にも関連し、該方法は該グリコシルトランスフェラーゼの発現を可能とする条件下で、該組み換え宿主細胞を培養する工程と、該発現されたグリコシルトランスフェラーゼを回収する工程とを含む。
第一の局面において、本発明はSEQ ID NO:3、SEQ ID NO:4、SEQ ID NO:5、SEQ ID NO:6またはSEQ ID NO:8のアミノ酸配列を有するグリコシルトランスフェラーゼ、その機能的に活性なフラグメントの提供を意図する。
本発明は、更に固相担体に結合したグリコシルトランスフェラーゼを含有する組成物も意図し、ここで該グリコシルトランスフェラーゼは、SEQ ID NO:3のアミノ酸配列を有するグリコシルトランスフェラーゼ、またはその機能的に活性なフラグメント、SEQ ID NO:8のアミノ酸配列を有するグリコシルトランスフェラーゼ、またはその機能的に活性なフラグメント、SEQ ID NO:4のアミノ酸配列を有するグリコシルトランスフェラーゼ、またはその機能的に活性なフラグメント、およびSEQ ID NO:5のアミノ酸配列を有するグリコシルトランスフェラーゼ、またはその機能的に活性なフラグメント、並びにSEQ ID NO:6のアミノ酸配列を有するグリコシルトランスフェラーゼ、またはその機能的に活性なフラグメントからなる群から選ばれる。
具体的な一態様においては、本発明のオリゴ糖は不安定な結合を介して該担体に付着され、かくして該脂質担体から、該オリゴ糖を化学的に分離することが可能となる。また、オリゴ糖トランスフェラーゼを使用して、例えば該オリゴ糖を脂質担体からタンパクに移すことができる。更に別の態様において、本発明のグリコシルトランスフェラーゼを真核発現系内で発現させて、このような系内で発現されたタンパクをグリコシル化することができる。
本発明の重要な利点の一つは、著しく有害な脂質Aとは独立に、ナイセリアのオリゴ糖抗原の合成を達成することにある。理論的にはワクチンの調製のために望ましいが、ナイセリア由来の天然LOS の使用は成功しない。LOS の脂質Aタンパクは強力な内毒素であり、著しく有害である。該LOS の、例えば加水分解による化学的処理は、該オリゴ糖の抗原性を破壊し、無用な生成物を放出する。かくして、ワクチンの調製のためには、非−毒性の脂質に付着したナイセリアオリゴ糖の源をもつことが著しく望ましい。
従って、オリゴ糖を合成するのに有用なグリコシルトランスフェラーゼを提供することが、本発明の主な目的である。
本発明の更なる目的は、ナイセリアメニンジティディス(Neisseria meningitidis)およびN.ゴノロアエ(gonorrhoeae)に特徴的なオリゴ糖の合成法を提供することにある。
本発明の目的は、更に血液型コアオリゴ糖を包含する、哺乳動物のオリゴ糖に特徴的なオリゴ糖の合成法を提供することにある。
更に別の本発明の目的は、LOS のオリゴ糖単位を含有するが、脂質Aを含まないワクチンを提供することにある。
本発明の他の目的は、治療上有用なオリゴ糖を合成することにある。
これらのおよび他の本発明の目的は、以下の図面および詳細な説明を参照することにより明らかになるであろう。
前述のように、本発明は5種の新規グリコシルトランスフェラーゼ、これらのグリコシルトランスフェラーゼをコードしている遺伝子、及びこのようなグリコシルトランスフェラーゼを用いるオリゴ糖の生合成法を提供する。本発明のグリコシルトランスフェラーゼは、ヒト血液型抗原の中心(コア)のオリゴ糖、すなわちラクト-N- ネオテトラオースのような、様々なオリゴ糖のin vitroの生合成に使用することができる。
本発明のグリコシルトランスフェラーゼのクローニング及び発現は、本願明細書に記載された標準的方法を用いて達成することができる。このようなグリコシルトランスフェラーゼは、in vitroでのオリゴ糖の生合成に有用であり、もしくは代わりにこのようなグリコシルトランスフェラーゼをコードしている遺伝子は、細胞、例えば酵母細胞又は真核細胞に、トランスフェクションされ、タンパク質及び脂質の別のグリコシル化を提供することができる。
本発明においては、当該技術分野で一般的な分子生物学、微生物学、及び組換えDNA 技術を使用することができる。このような技術は、文献に十分に記載されている。例えばSambrook、Fritsch 及びManiatisの“分子クローニング:実験マニュアル”(第二版(1989)、コールドスプリングハーバーラボラトリー出版、コールドスプリングハーバー、ニューヨーク)(以下、Sambrookらの論文(1989)と記す);“DNA クローニング:実用的方法”(第I 及びII巻)(D.N.Glover 編、1985 年);“オリゴヌクレオチド合成”(M.J.Gait編、1984年);“核酸のハイブリダイゼーション”[B.D.Hames及びS.J.Higgins 編(1985)];“転写及び翻訳”[B.D.Hames及びS.J.Higgins 編(1984)];“動物細胞培養”[R.I.Freshney 編(1986)];“固定化した細胞及び酵素”[IRLプレス(1986)];B.Perbel、“分子クローニングの実用ガイド”(1984)を参照。
細胞は、外因性又は異種DNA 該細胞中に導入された場合には、このようなDNA によって“形質転換”され;この細胞は、このようなDNA でコードされた1個又は複数の遺伝子を発現することができる。この形質転換DNA は、該細胞ゲノムを構成する染色体DNA に、組込まれても組込まれなくともよく(共有結合)、もしくは自律増殖レプリコンに含まれてもよい。例えば原核生物、酵母及び哺乳類細胞においては、形質転換DNA を、プラスミドのようなエピソーム性エレメントに保持することができる。“クローン”とは、単一の細胞又は有糸分裂による共通の祖先に由来する細胞集団である。
ヌクレオチドの長さが100 以上のハイブリッドについては、Tmの計算式が得られている(上述のSambrookらの論文,9.50-9.51)。より短い核酸、すなわちオリゴヌクレオチドとのハイブリダイゼーションについては、ミスマッチの位置は、更に重要となり、このオリゴヌクレオチドの長さが、その特異性を決定する(上述のSambrookらの論文,11.7-11.8)。ハイブリッド形成可能な核酸の最短の長さは、好ましくは少なくとも約10ヌクレオチドであり;より好ましくは少なくとも約15ヌクレオチドで;最も好ましい長さは少なくとも約20ヌクレオチドである。
“プロモーター配列”は、細胞内でのRNA ポリメラーゼの結合、及び下流(3'方向)のコード配列の転写開始が可能なDNA 調節領域である。本発明を明確にする目的で、このプロモーター配列は、転写開始部位とその3'末端で結合し、かつ前述のバックグラウンドで検出可能なレベルの転写を開始するのに必要な塩基又は要素を最低数含むように、上流(5'方向)へと伸長する。このプロモーター配列内には、転写開始部位(都合の良いことに例えばヌクレアーゼS1でのマッピングによって限定された)、更にはRNA ポリメラーゼの結合に寄与するタンパク結合ドメイン(コンセンサス配列)が認められるであろう。真核生物のプロモーターは、“TATA”ボックス及び“CAT”ボックスを含むことが多いが、しかし常ではない。
“シグナル配列”は、前述のコード配列の前に含むことができる。この配列は、該ポリペプチドのN-末端のシグナルペプチドをコードし、これは宿主細胞に、該ポリペプチドの細胞表面又は細胞内オルガネラへの転移、もしくはその培地中への該ポリペプチドの分泌を指示し、かつこのシグナルペプチドは、通常タンパク質運搬機構(protein transport machinery)により選択的に切断される。シグナル配列は、原核細胞及び真核細胞に固有の様々なタンパク質に関連して見出すことができる。シグナル配列の組込みは、細菌、酵母、昆虫細胞(バキュロウイルス)、又は真核細胞による、本発明のグリコシルトランスフェラーゼの高レベルの発現にとって所望であり、宿主細胞における外因性グリコシル転移の影響を避けることができる。
更に実質的に汚染物質を含まない組成物は、関心のある種の活性又は特性を有する単一の分子量の種のみを含有することが好ましい。
本発明は、ナイセリアのLOS 座の完全な長さのコード配列を提供すること、従って、本願明細書においてlgt と称される、その座のグリコシルトランスフェラーゼ特性をコードしている遺伝子のいずれか1種又は5種全てを得ることである。いずれかのナイセリア細菌細胞は、lgt 遺伝子の分子クローニングのための核酸源として潜在的に利用することができる。以下の具体的な実施態様において、これらの遺伝子は、ナイセリア・ゴノロエアエから単離される。このDNA は、所望の細胞から、クローン化されたDNA から(例えばDNA“ライブラリー”)、当該技術分野において公知である標準的方法によって、化学合成によって、cDNAのクローニングによって、もしくは精製されたゲノムDNA 又はそれらの断片のクローニングによって得ることができる(上述のSambrookらの論文、(1989);Glover,D.M.(編)、1985年、DNA クローニング:実用的方法、第I、II巻、MRL プレス社、オックスフォード、英国を参照)。例えばN.ゴロノエアエのゲノムDNA は、ファージゲノムライブラリーを作成するために、Sau3A のような制限エンドヌクレアーゼ又はエンドヌクレアーゼによって消化され、BamHI/EcoRI のような制限エンドヌクレアーゼ又はエンドヌクレアーゼで消化されたファージベクターへと挿入される。いずれが原料であったとしても、この遺伝子は、該遺伝子の伝播に適当なベクターに、分子としてクローン化されなければならない。
従って、この遺伝子は、形質転換体の増殖、組換えDNA 分子の形質転換体からの単離によって、必要であるならば、挿入された遺伝子を、単離された組換えDNA から回収することによって、大量に得ることができる。
本発明は、更に該酵素(断片)及びLgt と同じ機能活性を有するLgt's の誘導体の切断型をコードしている遺伝子を含むベクター類に関する。Lgt に関連した断片及び誘導体の生成及び使用は、本発明の範囲内である。具体的な実施態様において、この断片又は誘導体は、機能活性があり、すなわち受容分子への糖転移を仲介することができる。
他のタンパク質に結合した、本発明のグリコシルトランスフェラーゼを全て又は機能活性部分を含むキメラ分子、例えば融合タンパク質についても考察している。グリコシルトランスフェラーゼ融合タンパク質は、少なくともグリコシルトランスフェラーゼポリペプチドの機能活性部分に結合したペプチドを介して結合した少なくとも非グリコシルトランスフェラーゼタンパク質の機能活性部分を含む。この非グリコシルトランスフェラーゼ配列は、グリコシルトランスフェラーゼ配列の、アミノ- 又はカルボキシル- 末端であることができる。融合タンパク質の発現は、酵素的に不活性のグリコシルトランスフェラーゼ融合タンパク質を生じることができる。このような融合タンパク質をコードしている組換えDNA 分子は、グリコシルトランスフェラーゼのコード配列のフレーム(in-frame)に結合した、非グリコシルトランスフェラーゼタンパク質の機能活性部分を少なくともコードしている配列を含み、かつ好ましくは、特定のプロテアーゼ、例えばトロンビン又はファクターXaの切断部位、好ましくはグリコシルトランスフェラーゼ-非-グリコシルトランスフェラーゼの接合部をコードしている。具体的な実施態様において、この融合タンパク質は、エシェリヒア・コリを発現することができる。
Lgt をコードしている遺伝子、もしくは機能活性断片又はそれらの他の誘導体は、適当な発現ベクター、すなわち挿入されたタンパク質のコード配列の転写及び翻訳に必要なエレメントを含むベクターに、挿入することができる。発現ベクターも、同じく複製開始点を含む。必要な転写及び翻訳シグナルも、天然のlgt 遺伝子及び/又はそのフランキング領域によって供給することができる。様々な宿主- ベクター系は、タンパク質のコード配列を発現することができる。しかし、細菌の発現系を用いて、天然のコンホメーションの可能性がより高い、該タンパク質の高レベルの発現を提供することが好ましい。可能性のある宿主- ベクター系は、ウイルス(例えばワクシニアウイルス、アデノウイルスなど)に感染した哺乳類細胞系;ウイルス(例えばバキュロウイルス)に感染した昆虫細胞系;酵母ベクターを含む、酵母などの微生物、もしくはバクテリオファージ、DNA、プラスミドDNA、又はコスミドDNA で形質転換された細菌を含むが、これらに限定されるものではない。ベクターの発現エレメントは、その強度及び特異性が異なる。使用された宿主- ベクター系に応じて、多くの適当な転写及び翻訳エレメントのうちのいずれか1種を使用することができる。
ベクターへのDNA 断片の挿入に関する前述の方法のいずれかは、適当な転写/翻訳制御シグナル及び該タンパク質コード配列からなる、キメラ遺伝子を有する発現ベクターの構成に使用することができる。これらの方法は、in vitroでの組換えDNA 及び合成法、並びにin vivo での組換え体(遺伝的組換え)を含むことができる。
本発明のグリコシルトランスフェラーゼは、オリゴ糖の生合成に使用することができる。本発明のグリコシルトランスフェラーゼは、特異的受容分子に、特異的に活性化されたサッカライド単位が、立体特異的に複合することが可能である。このような活性化されたサッカライドは、一般にそのサッカライド類のウリジン、グアノシン、及びシチジン二リン酸誘導体からなり、これは遊離基として、ヌクレオシド二リン酸を供する。従って、これらの活性化されたサッカライドは、サッカライド-UDP、サッカライド-GDP又はサッカライド-CDPである。具体的な実施態様において、活性化されたサッカライド類は、UDP-GlcNAC、UDP-GalNAc又はUDP-Gal である。
更に、本発明のグリコシルトランスフェラーゼは、ヒトの糖脂質に関連したオリゴ糖に対応したオリゴ糖の調製に使用することができる。従って、具体的な実施態様において、本発明は、スフィンゴ脂質パラグロボシドのラクト-N- ネオテトラオースに相当するオリゴ糖;ガングリオシドを模倣するオリゴ糖;及び構造がナイセリア・メニンギチジス免疫型L1に特徴的に認められる、グロボ糖脂質のサッカライド部分の模倣の合成を提供する。本発明のオリゴ糖は、血液型抗原のオリゴ糖中心に対応し、従って、このような血液型抗原を調製することは、診断又は治療の目的において非常に利用度が高い。
a.活性化されたGal を含む反応混合物を、Glc 残基を含む受容部分に、アミノ酸配列SEQ ID NO:6を有するグリコシルトランスフェラーゼ、又はその機能活性断片の存在下で、接触する工程;
b.活性化されたGlcNAcを含む反応混合物を、Gal β1 →4Glc残基を含む受容部分に、アミノ酸配列SEQ ID NO:3 を有するグリコシルトランスフェラーゼ、又はその機能活性断片の存在下で、接触する工程;
c.活性化されたGal を含む反応混合物を、GlcNAcβ1 →3Galβ1 →4Glc残基を含む受容部分に、アミノ酸配列SEQ ID NO:8 を有するグリコシルトランスフェラーゼ、又はその機能活性断片の存在下で、接触する工程;
d.活性化されたGalNAcを含む反応混合物を、Gal β1 →4GlcNAc β1 →3Galβ1 →4Glc残基を含む受容部分に、アミノ酸配列SEQ ID NO:5 を有するグリコシルトランスフェラーゼ、又はその機能活性断片の存在下で、接触する工程である。
a.活性化されたGal を含む反応混合物を、Glc 残基を含む受容部分に、アミノ酸配列SEQ ID NO:6を有するグリコシルトランスフェラーゼ、又はその機能活性断片の存在下で、接触する工程;
b.活性化されたGlcNAcを含む反応混合物を、Gal β1 →4Glc残基を含む受容部分に、アミノ酸配列SEQ ID NO:3 を有するグリコシルトランスフェラーゼ、又はその機能活性断片の存在下で、接触する工程;
c.活性化されたGal を含む反応混合物を、GlcNAcβ1 →3Galβ1 →4Glc残基を含む受容部分に、アミノ酸配列SEQ ID NO:8 を有するグリコシルトランスフェラーゼ、又はその機能活性断片の存在下で、接触する工程である。
a.活性化されたGal を含む反応混合物を、Glc 残基を含む受容部分に、アミノ酸配列SEQ ID NO:6を有するグリコシルトランスフェラーゼ、又はその機能活性断片の存在下で、接触する工程;
b.活性化されたGal を含む反応混合物を、Gal β1 →4Glc残基を含む受容部分に、アミノ酸配列SEQ ID NO:4 を有するグリコシルトランスフェラーゼ、又はその機能活性断片の存在下で、接触する工程である。
このようなオリゴ糖類は、担体としてリピドA を用いて調製することができる。得られる糖脂質が、ワクチンとして使用される場合には、担体として無毒の脂質、例えばドリコールリン酸が使用されることが好ましい。
ナイセリア菌株に対する能動免疫を、アジュバントと混合した、本発明に従って調製された免疫量のオリゴ糖で、免疫感作(ワクチン接種)することによって誘導することができ、この場合該オリゴ糖は、該ワクチンの抗原成分となる。このオリゴ糖は、担体タンパク質と複合していることが好ましい。代わりに、この抗原が糖脂質である場合には、これをリポソームに組込むことができる。
リピドA 上のこのオリゴ糖は有毒であり、かつ本発明のワクチン接種で誘導された能動免疫は、即時型の免疫応答をもたらすことができるにもかかわらず、このオリゴ糖単独では細菌感染を引き起こすことはできない。
本発明の、すなわちナイセリア菌株の抗原決定基に相当するオリゴ糖を含有するワクチンは、筋肉、腹腔、静脈への投与などを含むが、これらに限定されるものではない非経口経路で、投与することができる。
ナイセリア菌のその標的細胞への付着を阻害するのに十分な量のナイセリアオリゴ糖の投与は、髄膜炎菌又は淋菌の感染症の治療にも有効である。この必要量は、標準的方法を用いる一般的技術の1種によって決定することができる。
本発明は、更に、この発明のグリコシルトランスフェラーゼを有する宿主細胞の形質転換を企図する。可能な場合には、1種以上の内因性グリコシルトランスフェラーゼを欠く細胞における、グリコシルトランスフェラーゼの発現によって、このような真核細胞において脂質及びタンパク質の新規なグリコシル化並びに原核細胞における脂質の新規なグリコシル化を生じるかも知れない。
例えば、非毒性脂質分子を有する細菌の形質転換によって、そのような細菌上でナイセリア(Neisseria)オリゴサッカライドが発現し、このオリゴサッカライドは、次いで、全細胞ワクチンに直接使用することができる。
これとは別に、酵母、昆虫又は哺乳類の細胞系統(cell line)におけるグリコシルトランスフェラーゼの発現によって、これらの細胞によって発現された脂質及びタンパク質の新規なグリコシル化を生じ得る。
このオリゴサッカライドがワクチンに使用できると同様に、このオリゴサッカライドは、それに対する抗体を産生させるのに使用することができる。この抗体は、次いで、細菌の特定の株の検定や、受動免疫に使用することができる。抗体には、ポリクローナル抗体、モノクローナル抗体、キメラ抗体、単鎖抗体、Fabフラグメント、及びFab発現ライブラリーが含まれるが、これらに限定されるものではない。この技術分野における公知の各種方法を使用して、オリゴサッカライドに対するポリクローナル抗体を産生することができる。抗体の産生には、各種の宿主動物をオリゴサッカライドによる注射により免疫することができる。動物には、うさぎや、マウス、ラット、羊、山羊等が含まれるが、これらに限定されるものではない。
抗体の産生には、公知の技術、例えば、ラジオイムノアッセイ(ELISA)(enzyme-linked immunosorbant assay)や、「サンドイッチ」イムノアッセイ、イムノラジオメトリックアッセイ、ゲル拡散プレシピチン反応(gel diffusion precipitin reaction)、イムノ拡散アッセイ、現場イムノアッセイ(in situ immunoassay)(コロイド金、酵素又は放射線同位体標識を例えば使用するもの)、ウェスターンブロット、プレシピテーション反応、凝集分析(例えば、ゲル凝集分析、ヘモアグルチネーション分析)、相補的固定分析、免疫蛍光分析、プロテインA分析、及び免疫電気泳動分析等、によって所望の抗体のスクリーニングを行うことができる。
上記抗体は、オリゴ糖の局在及び活性に関するこの技術分野で公知の方法、例えば、ウエスタンブロッティング、その場での(in situ)オリゴ糖の画像形成、適当な生理学的試料中のそれらの濃度の測定、に利用できる。
また、これらの抗体はインビボで検出するために、例えば、ラジオアイソトープ(好ましくはテクネチウム又はヨウ素)、磁気共鳴シフト試薬(例えば、ガドリニウム及びマンガン)、又は放射線不透過性試薬で標識することができる。
本発明の一局面において、プローブ又はPCRプライマーとのハイブリダイゼーションは、ストリンジェントな条件で、又は、特定の株又は限られた数の細菌の株に特異的な配列、又は両者を用いて行うことができ、これによって、特定の株(又は複数の株)による感染の診断が可能になる。また、ハイブリダイゼーションは、よりストリンジェントでない条件で行うことができ、又は、配列は細菌の任意の株又は全ての株において一致することがあり、これによって、その種の感染の診断が可能になる。本発明は、構成及び手法の詳細を示す以下の例示的な記述からより良く理解されるであろう。
この実施例は、5つの遺伝子を有するナイセリアゴノロエアエ(gonorrhoeae)株F62の遺伝子座を説明する。これら遺伝子の4つは、GalNAcβ1→3Galβ1→4GlcNAcβ1→3Galβ1→4を、内部コア領域の基質Glcβ1→4Hep→Rに逐次付加する(ヤマサキら、1991、Biochemistry 30:10566)。5番目の遺伝子は、別のLOS構造Galα1→4Galβ1→4Glcβ1→4Hep→Rの生合成において、α結合したガラクトース残基の付加に関与している(ジョンら、1991、J.Biol.Chem.266:19303)。DNA配列分析により、第1、第3及び第4リーディングフレームが、ポリ−G域を含むことが分かった。これらは、株F62において、それぞれ、17、10及び11bpである。従って、LOS生合成酵素の3つは、淋菌 pilC遺伝子について報告されているように、リーディングフレームの変化による早まった停止を受ける恐れがある(ジョンソンら、1991、EMBO J.10:477; ルデルら、1992,Molec.Microbiol.6:3439)。これらの構造的な特徴は、淋菌LOSの頻繁な遺伝的変化の原因となっているものと思われる(シュナイダーら、1988,Infect.Immun.56:942)。
試薬及び化学薬品:殆どの化学薬品は、シグマケミカル社(セントスルイス,MO)から入手した。制限酵素は、ニューイングランドバイオラボ(ビバリー,MA)から購入した。
培地及び生育条件:大腸菌株は、固体又は液体LB培地(サンブルックら,1989,コールドスプリングハーバーラボラトリープレス、コールドスプリングハーバー)で生育させた。抗生物質を適宜加えた。カルベニシリンを50μg/ml及びエリスロマイシンを200μg/ml使用した。ナイセリアゴノロエアエ株F62をGC寒天培地(スワンソン,1978,Infect.Immun.19:320)又は2μg/mlのエリスロマイシンを含むGC寒天培地で生育させた。LOS又はゲノムDNAの単離のため、淋菌を1.5%プロテオースペプトンブロス(ディフコラボラトリーズ、デトロイトMI)、30mMリン酸塩、8.5mMNaCl、1%イソビタレックス(ベクトンディッキンソンマイクロバイオロジーシステムズ、コッキースビル、MD)中で生育させた。
制限酵素による消化、ゲル電気泳動、T4DNAポリメラーゼによるライゲーション及び大腸菌の形質転換は、サンブルックら(Sambrook et al.,1989,コールドスプリングハーバーラボラトリープレス、コールドスプリングハーバー)に従って行った。サザンハイブリダイゼーションは、アマーシャム社(アーリントンハイツ、IL)のECLキットを用いて標識DNAにより、ハイボンドN+メンブランアマーシャム社上で行った。ゲノムDNAは、モクソンら(Moxon et al.1984,J.Clin.Invest.73:298)に記載されたように単離した。
モノクローナル抗体17−1−L1(L1)、9−2−L378(L3)、2−1−L8(L8)を、ろ過した腹水流体(ascites fluid)として得た。抗体1−1-Mを、腹水流体として得て、また、3F11及び4C4を、組織培養の上層として得た。LOSを、各淋菌変異体から、熱フェノール−水方法(WestphalとJannのAcademic Press,New York 83-91(1965))により抽出し、かつJohnstonらのJ.Exp.Med.143:741(1976))の記載のように精製した。LOSを、Towbinら(Towbin らのProc.Natl.Acad.Sci.USA 76:4350(1979))により記載されたウェスタンブロットバッファーに200μg/mlとなるように希釈し、かつアリコート1.5μlを、ブロッティングバッファーに浸透させた3MM Whatmanろ紙上にあったMillipore Corp(Bedford,MA)からのImmobilon−P膜上にスポット(spot)した。スポットを、2分間にわたって膜に吸収させ、ストリップ(strip)を、ブロッキングバッファー中に少なくとも60分間置いた。ブロッキングバッファーは、150mMのNaCl、10mMのトリス−HCl、10mM、pH 7.5、5mMのMgCl2、0.02%のNaN2に溶解したゼラチン3%からなっていた。ストリップを、1%のゼラチンを含む同一バッファー中において3回洗浄した。ストリップを、ブロッキングバッファーに希釈したモノクローナル抗体を用いて2時間処理した。腹水流体として入手可能な抗体を、1/1000に希釈し、組織培養の上層として入手可能な抗体を1/10に希釈した。ストリップを洗浄し、60分間、Cappel(Organon Teknika Co.,West Chester,PA)からのホスファターゼ結合抗IgG、IgA、IgM(1/1000希釈)を用いてインキュベートし、先に記載したように(BlakeらのAnalyt.Blochem.136:175(1984))、洗浄し染色した。
LOS試料のゲル電気泳動は、Lesseら(LesseらのJ.Immunol.Meth.126:109(1990))に記載されたように行い、ゲルを銀染色した(HitchcockとBrownのJ.Bacteriol.154-269(1983))。
結果
LOS 遺伝子座のクローニング:淋菌(Neisseria gonorrhoeae)のポリン(porin)遺伝子を単離する試みの中で、コロニーブロットで、精製ポリンに対する兎の抗血清と反応した4.9kb ClaIフラグメントを含むpBR322クローンが、繰り返し単離された。免疫反応性サブクローン、即ち、1305bp RsaI-ClaIフラグメントから成るpR10PIが、誘導され、そのDNA 配列が決定された。この配列は、その種のLPS合成に関与することが知られている、ヘモフィラスインフルエンザ(Haemophilus influenzae)、所謂lex-1(Cope et al.,1991,Molec.Microbiol.5:1113)、又はlic2A(High et al.,1993,Molec.Microbiol.9:1275)から単離された遺伝子に対して相同性を有していた。プローブとしてサブクローンpR10PIを使用して、ClaIで消化した、淋菌ゲノムDNA のサザーンブロットは、2つのフラグメント、4.9及び3.4kbとのハイブリダイゼーションを示した。然しながら、その他の制限酵素での消化は、単一バンドのみを与えた。注目すべきことに、BfaIでの消化は、4.1kb の単一バンドのみを与え、2つのコピーが近接して結合している事を示唆している(データは示されていない)。
それらのコードフレーム内に含まれるこれら遺伝子の3つは、グリシンの伸長をコードするグアノシンを動かす(runs of)事が分かった(図2参照)。これらのポリ−G領域は、lgtA(17bp)、lgtC(10bp)及びlgtD(11bp)において見出され、それぞれの場合、G 残基の数は、完全なリーディングフレームを維持する数であった(図3及び5参照)。3つの遺伝子のそれぞれにおいて、1又は2G塩基の変化は、転写の早すぎる終結の原因となる。
5個のオープンリーディングフレームを含有する遺伝子座をクローンした。この遺伝子座内の特定された8種の突然変異体の、淋菌の形質転換体により生成されたLOS のサイズ及び血清学的反応性への影響から、これらの遺伝子が、ラクト-N- ネオテトラオース鎖の大部分の生合成を司るグリコシル基転移酵素であることが示唆される。得られたデータから、これらの遺伝子の各々の機能を特定することが可能である。構造的に非常に深く関係するlgtBとlgtEがまた、各々Galβ1→4をGlcNAcあるいはGlc に付加するという明らかに非常に類似した生合成についての働きをするという点に着目すべきである。同様に、深く関係するlgtAとlgtDは、GlcNAcあるいはGlcNAcβ1→3を、各々Gal 残基に付加する。遺伝子座中の他の遺伝子と無関係なlgtCは、Gal α1→4の付加を司る。
1.適度なストリンジェント条件下で、図2(配列表の配列番号1)に示されているヌクレオチド配列に対応する、又は相補的なヌクレオチド配列を有する核酸に対し、ハイブリダイズできる精製された核酸。
2.適度なストリンジェント条件下で、機能的に活性なグリコシルトランスフェラーゼをコードする図2(配列表の配列番号1)に示されているヌクレオチド配列の一部に対応する、又は相補的なヌクレオチド配列を有する核酸に対し、ハイブリダイズできる、上記1記載の核酸。
3.機能的に活性なグリコシルトランスフェラーゼをコードする上記2記載の核酸。
4.機能的に活性なグリコシルトランスフェラーゼをコードする図2(配列表の配列番号1)に示されているヌクレオチド配列の一部に対応する、又は相補的なヌクレオチド配列を有する上記1記載の核酸。
6.図2(配列表の配列番号の配列番号1)に示されているヌクレオチド配列に対応する、又は相補的なヌクレオチド配列を有する上記1記載の核酸。
7.前記機能的に活性なグリコシルトランスフェラーゼが、下記a)〜c)からなる群から選ばれた反応を触媒する上記3記載の核酸: a) Galβ1 →4 をGlcNAc又はGlc に付加する;
b) GalNAc 又はGlcNAcβ1 →3 をGal に付加する;及び c) Galα1 →4 をGal に付加する。
8.配列表の配列番号3のアミノ酸配列を有するグリコシルトランスフェラーゼをコードする上記3記載の核酸。
9.配列表の配列番号8のアミノ酸配列を有するグリコシルトランスフェラーゼをコードする上記3記載の核酸。
10.配列表の配列番号4のアミノ酸配列を有するグリコシルトランスフェラーゼをコードする上記3記載の核酸。
11.配列表の配列番号5のアミノ酸配列を有するグリコシルトランスフェラーゼをコードする上記3記載の核酸。
12.配列表の配列番号6のアミノ酸配列を有するグリコシルトランスフェラーゼをコードする上記3記載の核酸。
13.発現制御配列と機能的に結合している上記3記載の核酸を含む発現ベクター。
14.上記13記載の発現ベクターで形質転換された組換え宿主細胞。
15.下記工程を含むグリコシルトランスフェラーゼの製造方法: a) グリコシルトランスフェラーゼの発現を許容する条件下で上記14記載の組換え宿主細胞を培養する工程;及び b) 発現されたグリコシルトランスフェラーゼを回収する工程。
17.配列表の配列番号8のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼ。
18.配列表の配列番号4のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼ。
19.配列表の配列番号5のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼ。
20.配列表の配列番号6のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼ。
21.固相支持体に結合したグリコシルトランスフェラーゼを含む組成物であって、該グリコシルトランスフェラーゼが下記a)〜e)からなる群から選ばれたものである組成物:
a) 配列表の配列番号3のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼ;
b) 配列表の配列番号8のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼ;
c) 配列表の配列番号4のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼ;
d) 配列表の配列番号5のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼ;及び e) 配列表の配列番号6のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼ。
23.Gal β1 →4 をGlcNAc又はGlc に付加する方法であって、上記17記載のグリコシルトランスフェラーゼの存在下でGlcNAc又はGlc 残基を含む受容体成分に、活性化されたGal を含む反応混合物を接触させることを含む方法。
24.Gal α1→4 をGal に付加する方法であって、上記18記載のグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、Gal残基を含む受容体成分に、活性化されたGalを含む反応混合物を接触させることを含む方法。
25.GalNAc又はGlcNAcβ1 →3 をGal に付加する方法であって、上記19記載のグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、Gal 残基を含む受容体成分に、活性化されたGalNAc又はGlcNAcを含む反応混合物を接触させることを含む方法。
26.Gal β1 →4 をGlcNAc又はGlc に付加する方法であって、上記20記載のグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、GlcNAc又はGlc 残基を含む受容体成分に、活性化されたGal を含む反応混合物を接触させることを含む方法。
a) 配列表の配列番号6のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、Glc 残基を含む受容体成分に、活性されたGal を含む反応混合物を接触させる工程;及び
b) 配列表の配列番号4のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、Gal β1 →4Glc残基を含む受容体成分に、活性化されたGal を含む反応混合物を接触させる工程。
28.構造Gal β1 →4 Glc を有するオリゴ糖類を製造する方法であって、上記20記載のグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、Glc 残基を含む受容体成分に、活性化されたGal を含む反応混合物を接触させることを含む方法。
29.構造GlcNAcβ1 →3Galβ1 →4Glcを有するオリゴ糖類を製造する方法であって、上記16記載のグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、Gal β1 →4Glc残基を含む受容体成分に、活性化されたGalNAcを含む反応混合物を接触させることを含む方法。
30.構造Gal β1 →4GlcNAc β1 →3Galβ1 →4Glcを有するオリゴ糖類を製造する方法であって、上記17記載のグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、GlcNAcβ1 →3Galβ1 →4Glc残基を含む受容体成分に、活性化されたGal を含む反応混合物を接触させることを含む方法。
31.構造GalNAcβ1 →3Galβ1 →4GlcNAc β1 →3Galβ1 →4Glcを有するオリゴ糖類を製造する方法であって、上記19記載のグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、Gal β1 →4GlcNAc β1 →3Galβ1 →4Glc残基を含む受容体成分に、活性化されたGalNAcを含む反応混合物を接触させることを含む方法。
a) 配列表の配列番号6のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、Glc 残基を含む受容体成分に、活性化されたGal を含む反応混合物を接触させる工程;
b) 配列表の配列番号3のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、Gal β1 →4Glc残基を含む受容体成分に、活性化されたGlcNAcを含む反応混合物を接触させる工程;
c) 配列表の配列番号8のアミノ酸配列を有するグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、GlcNAcβ1 →3Galβ1 →4Glc残基を含む受容体成分に、活性化されたGal を含む反応混合物を接触させる工程;及び d) 配列表の配列番号5のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、Gal β1 →4GlcNAc β1 →3Galβ1 →4Glc残基を含む受容体成分に、活性化されたGalNAcを含む反応混合物を接触させる工程。
a) 配列表の配列番号6のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、Glc 残基を含む受容体成分に、活性化されたGal を含む反応混合物を接触させる工程;
b) 配列表の配列番号3のアミノ酸配列、又はその機能的に活性なフラグメントを有するグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、Gal β1 →4Glc残基を含む受容体部分に、活性化されたGlcNAcを含む反応混合物を接触させる工程;及び
c) 配列表の配列番号8のアミノ酸配列を有するグリコシルトランスフェラーゼの存在下で、GlcNAcβ1 →3Galβ1 →4Glc残基を含む受容体成分に、活性化されたGal を含む反応混合物を接触させる工程。
Claims (4)
- LgtA、LgtB、LgtC、LgtD、及びLgtEからなる群から選ばれるグリコシルトランスフェラーゼをコードする読み枠を有するナイセリア株から、該読み枠が欠失しており、該グリコシルトランスフェラーゼを発現しないナイセリア株。
- ナイセリア株に対して有効なワクチン調製物であって、該調製物が、請求項1記載のナイセリア株から調製された変異ナイセリアオリゴ糖構造を含むことを特徴とする上記ワクチン調製物。
- 変異ナイセリアオリゴ糖構造の製造方法であって、LgtA、LgtB、LgtC、LgtD、及びLgtEからなる群から選ばれるグリコシルトランスフェラーゼをコードする読み枠をナイセリア株から欠失させる工程、及び該株から変異ナイセリアオリゴ糖構造を製造する工程を含むことを特徴とする上記変異ナイセリアオリゴ糖構造の製造方法。
- ナイセリア株に対して有効なワクチン調製物の製造方法であって、LgtA、LgtB、LgtC、LgtD、及びLgtEからなる群から選ばれるグリコシルトランスフェラーゼをコードする読み枠をナイセリア株から欠失させる工程、該株から変異ナイセリアオリゴ糖構造を製造する工程、及び該変異ナイセリアオリゴ糖構造をワクチン調製物中に処方する工程を含むことを特徴とする上記ワクチン調製物の製造方法。
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