JP3976640B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法及びプログラム Download PDF

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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より例えば、自動車や家電等の製品生産業において、製品の利益を求めて生産管理するにあたり、原価計算(直接原価計算)が日本国内に限らず広く採用されている。
【0003】
直接原価計算では、貢献利益を、
Figure 0003976640
なる式に従って求め、実際の利益を、
利益=貢献利益−固定費
なる式に従って求める。
【0004】
しかしながら、直接原価計算では、上記式に示されるように、製品や、その在庫品1つ1つに対して固定費を配賦しているため、本来は製品生産と何ら関係のない費用(間接費)までも配賦されてしまうことがあり、管理会計上の利益に誤差が生じやすくなっている。
【0005】
例えば、製品Aに対しては、オートメーションによる製造であることにより、殆ど人件費が必要なく、一方、製品Bに対しては、ある生産工程で多くの人件費が必要である場合であっても、製品Aと製品Bの全体としての売上に対する利益、すなわち製品Aと製品Bのそれぞれについて、同じ人権費を考慮した利益を求めることになってしまう。
【0006】
また、例えば、製品を多く生産すると、1つ1つの製品に対する固定費の配賦率が低下するため、一見原価が下がり、利益が上がったように見えるが、実際には売れずに在庫等として残っていれば、未だ利益がないこともある。
【0007】
そこで、近年では、ある制約条件に基づく生産管理の理論(TOC:Theory of Constraints)を適用した生産管理手法が広まってきている。
【0008】
TOCでは、スループット会計に基づく会計が行なわれる。スループット会計は、スループットを、
スループット=売上高−真の変動費
なる式に従って求め、実際の利益を、
利益=スループット−業務費用
なる式に従って求める。
【0009】
上記式に示されるように、TOCは、製品1つ1つに対して、人件費等の直接労務費や、間接費等の固定費を配賦せずに利益を算出する、という特徴を有する。
【0010】
また、TOCでは、ボトルネックと呼ばれる生産工場内の工程での制約を意識しておく、という特徴をも有する。
【0011】
具体的には例えば、ある製品を生産するにあたり、工程1、工程2、及び工程3の3つの工程が必要であり、これらの工程1〜3が、それぞれのペースで作業を行うものとすると、作業ペースによっては様々なリードタイムが発生する。しかしながら、結果的には、工程1〜工程3の何れかの工程の作業ペースが遅いと、製品出荷までに時間がかってしまう。
【0012】
すなわち、ある製品の生産工程の1工程において、例えば、最新鋭の設備を導入し、大幅に生産性を向上させたとしても、それ以外の工程で生産力がなければ、仕掛かり在庫が滞納してしまうことになる。
【0013】
ボトルネックの特定方法としては、例えば、特表2000−511118号等に提案されている方法が挙げられる。
上記文献(特表2000−511118号)の方法は、先ず、製品のスループット値と処理時間により、スループット率を算出し、最もスループット率が小さいプロセスステップ(工程)を特定する、という方法である。
そこで、TOCでは、一番スループットが低い工程(ボトルネック)を先ず特定し、そのボトルネックの能力を上げるようにする。これにより、必然的にリードタイムを短くすることができる。
【0014】
すなわち、TOCは、最もスループットの低い工程をボトルネックとして捉えることを重要視し、このボトルネックの能力を向上することで、業務改善を図るという手法である。
【0017】
上述のような方法により、工場全体で、どの工程がボトルネックとなっているかを特定でき、また、損益分岐を求めることができるので、例えば、同一工程における複数種の製品の損益分岐(利益が発生する生産量の分岐点)を比較することで、当該工程では、どの製品を生産することにより最も利益を得ることができるか、という評価を行える。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来の生産管理方法では、ある工程において製品毎の損益分岐を特定できたとしても、この損益分岐の情報だけでは、製品間の利益の比較を行えない場合がある。
【0019】
これは、ある工程において複数の製品を生産する場合、それぞれの製品が、当該工程を占有する時間によって、利益に影響を及ぼすことがあるためである。
【0020】
具体的には例えば、1つの工程で製品A,B,Cを生産する場合、工具の組み替えに要する時間や、単位時間の生産量や生産ロス等の影響を受け、見かけ上は生産性が良くても(スループットが高くても)、当該工程を占有している時間が長く、それだけ他の製品生産に与える時間を消費してしまう場合がある。
【0021】
したがって、従来のように、単に製品毎の損益分岐を特定するだけでは(トン当たりの利益を特定する等)、実際に儲けがあるのかを把握することはできない。
【0022】
本発明は上記の問題点に鑑みなされたもので、より多くの利益を得られる製品生産を行う支援及び評価を行うことを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】
そこで、上記問題を解決するため、本発明は、スループット算出部より取得したスループット値を利用して、複数の製品を扱う製造工程の生産評価に関する情報を出力する情報処理装置であって、少なくともボトルネックとなる工程の固定費情報と、製品毎の生産工程を占有した占有時間情報と、製品毎の生産量を格納する格納手段と、前記ボトルネックとなる工程の製品毎の占有時間情報の合計値に対する各製品の占有時間情報の割合を算出する占有率算出手段と、前記占有率算出手段において算出された前記ボトルネックとなる工程の各製品の占有率に応じて前記固定費情報の配賦を行う固定費配賦手段と、前記スループット値から、配賦された前記固定費情報を減算して限界利益を算出し、算出した限界利益を前記占有時間情報で除算して前記ボトルネックとなる工程の製品毎の単位時間当りの限界利益及び前記算出した限界利益を前記生産量で除算して前記ボトルネックとなる工程の製品毎の単位量当りの限界利益を算出する限界利益算出手段と、ボトルネックとなる工程の製品毎の利益情報を、前記限界利益算出手段において算出されたボトルネックとなる工程の製品毎の単位時間当りの限界利益と、前記限界利益算出手段において算出されたボトルネックとなる工程の製品毎の単位量当りの限界利益と、を座標軸とし、グラフに出力する、又は、ボトルネックとなる工程の製品毎の利益情報を、前記限界利益算出手段において算出された、ボトルネックとなる工程の製品毎の単位時間当りの限界利益と、前記限界利益算出手段において算出されたボトルネックとなる工程の製品毎の単位量当りの限界利益と、に応じてテーブルに出力する出力手段と、を有することを特徴とする。
【0024】
係る構成とすることによって、より多くの利益を得られる製品生産を行う支援及び評価を行うことができる。
【0027】
また、上記問題を解決するため、本発明は、情報処理方法及びプログラムとしてもよい。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0029】
本発明は、例えば、図1に示すような生産評価支援装置100に適用される。本実施の形態の生産評価支援装置100は、多種の製品を生産する工場等において、製品毎に、生産実績の評価や、生産計画の評価を支援する機能を有し、特に、図2に示すように、単位量当たりの限界利益(利益/個)、及び実際の工程の占有率を考慮した単位時間当たりの限界利益(利益/時間)をグラフ化して提示(出力)するように構成されている。これにより、ユーザは、ある工程において、どの製品生産が最も利益が得られたか、或いは、どの製品を生産すれば多くの利益を得られるか等を容易に把握することができ、無駄のない多くの利益を得られる製品生産を行うことができる。
以下、本実施の形態の生産評価支援装置100の構成及び動作について具体的に説明する。
【0030】
尚、生産評価支援装置100は、生産実績の評価に適用可能なグラフ、及び生産計画の評価に適用可能なグラフの何れも出力可能であるが、ここでは説明の簡単のため一例として、生産実績の評価に適用可能なグラフを出力するものとして、以下の説明を行う。生産計画の評価に適用可能なグラフについては、後述する。
【0031】
また、ここでは説明の簡単のため一例として、生産対象の製品を製品A,B,C,Dの4つの製品とし、これらの製品A〜Dは工程1,2,3の3つの工程を介して生産されるものとし、生産評価支援装置100は、3つの工程1〜3の中の工程2における製品A〜Dに関するグラフを出力するものとする。
【0032】
<生産評価支援装置100の構成>
生産評価支援装置100は、上記図1に示すように、占有時間抽出部101、占有時間合算部102、占有率算出部103、スループット算出部104、限界利益算出部105、限界利益比較部106、固定費配賦演算部107、及びグラフ作成部108を含む構成としている。
また、生産評価支援装置100には、データベース(DB)121、入力部122、及び出力部123が接続されている。
【0033】
DB121は、製品A〜Dに関する情報(生産量、生産にかかった時間、直接費、及び間接費等の情報)や、入力部122によりユーザから入力された情報等を記憶する。
【0034】
占有時間抽出部101は、製品A〜Dのそれぞれについて、工程2における占有時間を抽出し、これをDB121に格納する。
占有時間合算部102は、DB121に格納された製品A〜Dの各占有時間を合算する。
【0035】
占有率算出部103は、DB121に格納された製品A〜Dの各占有時間と、占有時間合算部102で得られた全製品A〜Dの占有時間合算値とから、製品A〜Dのそれぞれについて、対象製品が単位時間あたり、どのくらい工程2を占有しているかを示す占有率を算出する。
スループット算出部104は、工程2についてのスループット値を算出する。
【0036】
固定費配賦演算部107は、占有率算出部103で得られた占有率に基づいて、製品A〜D毎に、DB121に予め格納された固定費情報により示される固定費を配賦するための演算を実行する。
【0037】
限界利益算出部105は、スループット算出部104で得られたスループットに基づいて、製品A〜D毎に、単位数量当たりの限界利益(利益/個)を算出する機能と、単位時間当たりの限界利益(利益/時間)を算出する機能とを有する。
また、限界利益算出部105は、固定費配賦演算部107の演算結果に基づいて、製品A〜D毎の利益を算出する。
【0038】
限界利益比較部106は、限界利益算出部105で得られた製品A〜D毎の利益(単位量当たりの限界利益、及び単位時間当たりの限界利益)を比較する。
グラフ作成部108は、限界利益比較部106での比較結果に基づいて、上記図2に示したような、両指標をグラフ化したものを作成する。
【0039】
尚、本実施の形態では、単位量当たりの限界利益、及び単位時間当たりの限界利益に基づいたグラフを作成するように構成したが、このグラフの代わりに、例えば、任意のフォーマットに従ったテーブルを作成するように構成してもよい。
【0040】
出力部123は、限界利益比較部106での比較結果や、グラフ作成部108で得られたグラフ等を表示する。
【0041】
<生産評価支援装置100で適用するTOCについて>
生産評価支援装置100では、生産実績の評価(及び生産計画の評価)を支援する機能に対して、TOCにおけるスループット会計が適用されている。
ここでは、TOCを含めた管理会計に関する背景について説明する。
【0042】
TOC以前に多く用いられてきた伝統的な会計処理には、決算報告会計及び外部報告会計の処理を含む財務会計処理と、意思決定会計(長期利益計画、中期利益計画、及び設備投資計画等に関する会計)及び業績評価会計(予算管理、原価管理、及び部門別業績管理等に関する会計)の処理を含む管理会計処理とがある。
【0043】
財務会計と管理会計を比較してみると、例えば、図3に示すように、製品在庫が20万円分あり、この製品在庫20万円については、季節物である等の理由で90%引きでないと売れないものとした場合、管理会計上では、評価損が18万円(=製品在庫20万円×90%)となり、利益が−8万円(=営業利益10万円−評価損18万円)、すなわち8万円の赤字となる。しかしながら、財務会計上では、評価損が0円であり、利益が10万(=営業利益10万円−評価損0円)の黒字となっている。
【0044】
上述のように財務会計と管理会計の間には、実際には赤字であるが、財務会計上では黒字となる場合があり、これでは実際に利益があるのかが分からない。
【0045】
そこで、上記の問題を解決するために、例えば、米国では、MRPIIによるABC管理会計や、既に述べたようなTOCによるスループット管理会計が用いられ、日本国では、かんばんシステム(Just in Time)による管理会計が用いられるようになった。
【0046】
例えば、「かんばんシステム」とは、図4に示すように、ある製品を生産するにあたり、工程1,2,3の3つの工程が必要であり、工程1では部品1を使用し、工程2では部品2を使用し、工程3では部品3を使用するものとすると、それぞれの工程1〜3において、部品1〜3のストック(在庫)に対して“かんばん”を付加する。
【0047】
そして、工程1〜3で作業が行なわれるに従って、ある工程の部品のストックがなくなると、その“かんばん”だけが残ることになる。このような状態となったときに、管理者は、ストックがなくなった部品の“かんばん”を納品業者に渡し、納品業者は、当該“かんばん”と、これに対応する部品を納品する。
【0048】
上述のような「かんばんシステム」によれば、部品のストックがなくならない限り、その“かんばん”は外れないので、在庫があるにも関わらず納品業者が部品を納品する、ということはない。
【0049】
一方、TOCは、上述したように、製品生産のための複数の工程の中で、どの工程がボトルネックとなっているかを特定することに特徴がある。
【0052】
そこで、TOCでは、スループットが低いボトルネックを上げる(コントロールする)ことで、全体のスループットを上げるようにする。本実施の形態では、このようなTOCを生産管理に適用する。
【0053】
ここで、生産製品の品種別損益について説明すると、例えば、図6に示すように、一般的に製品の販売価格(78000円/個)は、利益(7800円/個)、営業費(5000円/個)、固定費(32000円/個)、販直費(3800円/個)、及び変動費(29400円/個)からなる。
【0054】
利益を除く全体の中で、変動費及び販直費(直接費)は略半分(47%)を占めており、残り半分(53%)は営業費及び固定費(間接費)である。間接費は、製品製造に直接関わりのない費用であるため、実際に当該製品の製造に関わった費用は、直接費(変動費及び販直費)である40000円弱(29400円+3800円)となる。その残りの費用、すなわち間接費分については、当該製品の原価に違いないととられているだけである。したがって、この間接費の配賦を正確に行わないと、製品の出来高が大きく振れてしまい、実際に儲けがあるのかが分からない。これは、原価管理の大きな課題である。
【0055】
本実施の形態では、上記の原価管理の問題を解決するために、TOCの概念を用いて間接費の配賦を行う。
【0056】
<生産評価支援装置100の特徴とする動作>
まず、本実施の形態の生産評価支援装置100(上記図1参照)は、上述したように、従来の直接原価計算の問題点を解決するために、本実施形態のTOCの概念、即ち実際の工程の占有率を考慮したTOCの概念、を用いて間接費の配賦を行なう。
【0057】
例えば、図7に示すように、製品A〜Cの生産のための工程1〜工程3の中の、ボトルネックである工程2での作業時間は、メンテナンス等による不稼動時間、不良品等の生産ロス時間、製品Cの製造時間(工程使用時間)、生産Bの製造時間、及び製品Aの製造時間からなる。
【0058】
占有時間抽出部101は、製品Cの製造時間、生産Bの製造時間、及び製品Aの製造時間を求める。
占有時間合算部102は、占有時間抽出部101で得られた製品A〜Cの製造時間を合算する。
占有率算出部103は、占有時間抽出部101で得られた製品A〜Cの製造時間、及び占有時間合算部102で得られた合算値から、製品A〜C毎に、全体の製造時間に対する占有率a〜cを求める。
【0059】
固定費配賦演算部107は、占有率a〜cに基づいて、製品A〜Cに対して固定費(間接費)を配賦する。
【0060】
したがって、生産に多くの時間を要した製品に対して、多くの固定費(間接費)が配賦されることになる。すなわち、短い時間で生産した製品については、その分少なく固定費が配賦されるため、利益が増すということになる。
【0061】
また、本実施の形態の生産評価支援装置100(上記図1参照)は、次のようにして、製品毎の時間当たりの限界利益を求め、この結果をグラフ化してユーザに対して提示する。
【0062】
限界利益算出部105は、占有時間合算部102で得られた合算値(製品毎の工程を占有する時間の合算値)、占有率算出部103で得られた製品毎の占有率、及びスループット算出部104で得られたスループットから、製品毎の時間当たりの限界利益を求める。
これにより、製品毎の工程の占有率を考慮した利益情報が得られることになる。
【0063】
また、限界利益算出部105は、任意の方法(一般的な原価管理の方法等)に従って、製品毎の単位数量当たりの限界利益を求める。
また、限界利益算出部105は、固定費配賦演算部107の演算結果に基づいて、製品A〜D毎の利益を算出する。
【0064】
限界利益比較部106は、限界利益算出部105で得られた製品A〜D毎の利益(単位量当たりの限界利益、及び単位時間当たりの限界利益)を比較する。
グラフ作成部108は、限界利益比較部106の比較結果に基づいて、上記図2に示したようなグラフ化したものを作成する。
出力部123は、グラフ作成部108で生成されたグラフを画面表示する。
【0065】
出力部123で画面表示されるグラフでは、上記図2に示すように、横軸に時間当たりの限界利益を示し、縦軸に単位量当たりの限界利益を示している。
【0066】
まず、縦軸方向に着目すると、製品A〜製品Dについて、製品Bが最も利益があり、これに続いて、製品D、製品A、製品Cの順に利益があることになる。
【0067】
一方、横軸方向に着目する。すなわち、本実施形態のTOCによる限界利益に着目すると、製品Dが最も利益があり、これに続いて、製品C、製品B、製品Aの順に利益があることになる。
【0068】
したがって、製品Aより製品Bの方が、単位時間当たりの限界利益が高いため、同じ生産設備を使用するのであっても、製品Bを生産する方が好ましいことが分かる。これに対して、製品Cに注目してみると、単位量当たりの限界利益が製品Aより低いため、一見生産管理上は利益に貢献しない製品のように見えるが、同じ製造設備を使用する場合、単位時間では製品Cの方がはるかに限界利益が高い。
すなわち、同じ設備に同じ時間をかけて製品を生産する場合、製品Cを生産するほうが、はるかに利益に貢献できることが分かる。
【0069】
図8は、上記図2に示したグラフを、より具体化したものを示したもの(バブルチャート)である。
上記図2では、製品A〜Dの生産量は示していないが、上記図8では、製品A〜Dの生産量を、円の面積により示している。
したがって、上記図8では、製品Cが最も生産量が大きく、製品Aと製品Dの生産量は略同じであり、製品Bの生産量が最も少ないことが分かる。
【0070】
上記図8において、例えば、従来の原価管理の概念では、製品Aは製品Cよりも利益がある。しかしながら、従来のTOCの概念では、製品Aは利益があるが、生産に多くの時間を要するので(工程の占有時間が長い)、他の製品を生産できず、製品Cは、時間当たり多く生産できるため、利益が増すことになる。製品Bと製品Dに関しても同様であり、例えば、製品Bの生産を減らして、製品Dの生産を増やした方が、利益が増すことになる。
【0071】
上述のように本実施の形態では、上記図2及び図8に示したように、一般的な従来のTOCにおける原価管理の方法等による製品毎の単位数量当たりの限界利益と、本実施形態のTOCによる単位量当たりの限界利益とを、1つのグラフ上で表現して提示(画面表示)するように構成したので、ユーザは、当該表示画面を参照することで、より多くの利益を得られる製品を容易に認識することができ、適切な生産指示等を行える。
【0072】
また、本実施の形態によれば、例えば、ある生産工程を、今月どのくらい時間占有したかを計測することで、月毎又は日毎等で固定費の配賦分をダイナミックに変えることができので、実際の利益の有無を明確に把握することができる。
【0073】
また、単位時間当たりの原価を算出できるので、生産に要した時間を金額に変換することができる。
【0074】
また、経営的視点から見ると、どの製品を、どのくらい生産するか等のプロダクトミックスを変更でき、上記図2及び図8に示したようなグラフを設備投資や廃止判断の指標として用いることができ、さらに、製品の販売価格の妥当性評価を状況に応じて最適に行える。例えば、月毎に、間接費の配賦割合を見なおし、値上げの必要があるのか等を検討しながら販売価格を決定することができる。
【0075】
また、操業管理の面から見ると、設備稼動状況を定量的に評価(生産機会損失の評価)することができ、生産計画をも定量的に評価することができる。
例えば、図9に示すように、ある生産工程において、製品生産における全ての事象を金額化することで、休止ロス、受注なしロス、作業者なしロス、不良製作/手直しロス、及び作業能率低下ロスからなる生産ロス(=機会損失金額)を提示することができる。これにより、作業者は、製品生産における利益及び損失をリアルに認識することができ、今後の作業に有効である。
【0076】
尚、本実施の形態では、生産評価支援装置100において、生産実績の評価に適用可能なグラフを提示する構成について具体的に説明したが、生産計画の評価に適用可能なグラフを提示する場合には、次のような構成となる。
【0077】
生産実績の評価に適用可能なグラフを生成する場合、上述したように、対象となる製品、生産量、生産時間、直接費、及び占有比率で配賦する間接費に関する情報と共に、原価会計の方法等による限界利益の情報を必要とした。これに対して、生産計画の評価に適用可能なグラフを生成する場合、製品と生産量については希望値を用い、生産時間と間接費及び直接費については、実績値を用いる。
【0078】
すなわち、生産計画の評価に適用可能なグラフを生成する場合、例えば、ユーザは、入力部122により、製品と生産量については希望値を入力する。
DB121には、生産時間と間接費及び直接費の実績に関する情報が記憶されている。
これにより、生産計画の評価に適用可能なグラフを生成するための構成部101〜108は、入力部122の入力情報、及びDB121に記憶された実績情報を用いて、上述したような処理を実行する。
【0079】
したがって、出力部123では、ある生産計画を実施した場合の、上記図2や図8に示したようなグラフが画面表示されることになる。これにより、ユーザは、例えば、生産計画1と生産計画2とでは、どちらの計画の方が利益があるのか、また、製品Aを含めた生産と含めない生産とでは、利益にどのような違いがあるのか等を明確に認識することができ、この結果に基づき生産計画を見直す等して、より適切な生産計画を立案して実施することができる。
【0080】
また、本発明の目的は、本実施の形態のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読みだして実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が本実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体及び当該プログラムコードは本発明を構成することとなる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、ROM、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。
また、コンピュータが読みだしたプログラムコードを実行することにより、本実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって本実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって本実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0081】
図10は、上記コンピュータ機能200の構成の一例を示したものである。
コンピュータ機能200は、上記図10に示すように、CPU201と、ROM202と、RAM203と、キーボード(KB)209のキーボードコントローラ(KBC)205と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)210のCRTコントローラ(CRTC)206と、ハードディスク(HD)211及びフレキシブルディスク(FD)212のディスクコントローラ(DKC)207と、ネットワーク220との接続のためのネットワークインターフェースコントローラ(NIC)208とが、システムバス204を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
【0082】
CPU201は、ROM202或いはHD211に記憶されたソフトウェア、或いはFD212より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス204に接続された各構成部を総括的に制御する。
すなわち、CPU201は、所定の処理シーケンスに従った処理プログラムを、ROM202、或いはHD211、或いはFD212から読み出して実行することで、本実施の形態での動作を実現するための制御を行う。
【0083】
RAM203は、CPU201の主メモリ或いはワークエリア等として機能する。
KBC205は、KB209や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。
CRTC206は、CRT210の表示を制御する。
DKC207は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集ファイル、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び本実施の形態における所定の処理プログラム等を記憶するHD211及びFD212とのアクセスを制御する。
NIC208は、必要に応じて、ネットワーク220上の装置或いはシステムと双方向にデータをやりとりする。
以上説明したように本実施形態では、ある生産工程で生産する複数の製品の生産評価に関する情報(生産実績評価或いは生産計画評価に適用可能な情報等)を出力するにあたり、製品毎に生産工程を占有している時間の占有率を求め、この製品毎の占有率情報に基づき、製品毎に利益を配賦して製品毎の利益(一般的な原価計算により得られる単位量当たりの限界利益や、TOCにより得られる単位時間当たりの限界利益等)を求めて出力(グラフ出力等)するように構成した。
これにより、ユーザは、製品毎の実際の利益や、より多くの利益を得られる製品を容易に且つ正確に認識することができ、状況に応じた適切な生産計画の立案や生産指示等を行える。
【0084】
【発明の効果】
本発明によれば、より多くの利益を得られる製品生産を行う支援及び評価を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した生産評価支援装置の構成を示すブロック図である。
【図2】上記生産評価支援装置で生成されるグラフを説明するための図である。
【図3】伝統的会計の財務会計と管理会計の比較について説明するための図である。
【図4】かんばんシステムを説明するための図である。
【図5】上記生産評価支援装置で用いるTOCを説明するための図である。
【図6】品種別損益について説明するための図である。
【図7】上記TOCによる原価計算を説明するための図である。
【図8】上記グラフを具体化した一例を説明するための図である。
【図9】上記グラフによる効果の一例を説明するための図である。
【図10】上記生産評価支援装置の機能をコンピュータに実現させるためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から読み出して実行する当該コンピュータの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
100 生産評価支援装置
101 占有時間抽出部
102 占有時間合算部
103 占有率算出部
104 スループット算出部
105 限界利益算出部
106 限界利益比較部
107 固定費配賦演算部
108 グラフ作成部
121 データベース(DB)
122 入力部
123 出力部

Claims (5)

  1. スループット算出部より取得したスループット値を利用して、複数の製品を扱う製造工程の生産評価に関する情報を出力する情報処理装置であって、
    少なくともボトルネックとなる工程の固定費情報と、製品毎の生産工程を占有した占有時間情報と、製品毎の生産量を格納する格納手段と、
    前記ボトルネックとなる工程の製品毎の占有時間情報の合計値に対する各製品の占有時間情報の割合を算出する占有率算出手段と、
    前記占有率算出手段において算出された前記ボトルネックとなる工程の各製品の占有率に応じて前記固定費情報の配賦を行う固定費配賦手段と、
    前記スループット値から、配賦された前記固定費情報を減算して限界利益を算出し、算出した限界利益を前記占有時間情報で除算して前記ボトルネックとなる工程の製品毎の単位時間当りの限界利益及び前記算出した限界利益を前記生産量で除算して前記ボトルネックとなる工程の製品毎の単位量当りの限界利益を算出する限界利益算出手段と、
    ボトルネックとなる工程の製品毎の利益情報を、前記限界利益算出手段において算出されたボトルネックとなる工程の製品毎の単位時間当りの限界利益と、前記限界利益算出手段において算出されたボトルネックとなる工程の製品毎の単位量当りの限界利益と、を座標軸とし、グラフに出力する、又は、ボトルネックとなる工程の製品毎の利益情報を、前記限界利益算出手段において算出された、ボトルネックとなる工程の製品毎の単位時間当りの限界利益と、前記限界利益算出手段において算出されたボトルネックとなる工程の製品毎の単位量当りの限界利益と、に応じてテーブルに出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記出力手段は、ボトルネックとなる工程の製品毎の利益情報を、前記グラフに、前記生産量に応じた大きさの面積を持つ円の形状で表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. スループット算出部より取得したスループット値を利用して、複数の製品を扱う製造工程の生産評価に関する情報を出力する情報処理装置における情報処理方法であって、
    少なくともボトルネックとなる工程の固定費情報と、製品毎の生産工程を占有した占有時間情報と、製品毎の生産量を格納手段において保持する保持ステップと、
    前記ボトルネックとなる工程の製品毎の占有時間情報の合計値に対する各製品の占有時間情報の割合を算出する占有率算出ステップと、
    前記占有率算出ステップにおいて算出された前記ボトルネックとなる工程の各製品の占有率に応じて前記固定費情報の配賦を行う固定費配賦ステップと、
    前記スループット値から、配賦された前記固定費情報を減算して限界利益を算出し、算出した限界利益を前記占有時間情報で除算して前記ボトルネックとなる工程の製品毎の単位時間当りの限界利益及び前記算出した限界利益を前記生産量で除算して前記ボトルネックとなる工程の製品毎の単位量当りの限界利益を算出する限界利益算出ステップと、
    ボトルネックとなる工程の製品毎の利益情報を、前記限界利益算出ステップにおいて算出されたボトルネックとなる工程の製品毎の単位時間当りの限界利益と、前記限界利益算出ステップにおいて算出されたボトルネックとなる工程の製品毎の単位量当りの限界利益と、を座標軸とし、グラフに出力する、又は、ボトルネックとなる工程の製品毎の利益情報を、前記限界利益算出ステップにおいて算出された、ボトルネックとなる工程の製品毎の単位時間当りの限界利益と、前記限界利益算出ステップにおいて算出されたボトルネックとなる工程の製品毎の単位量当りの限界利益と、に応じてテーブルに出力する出力ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  4. 前記出力ステップにおいては、ボトルネックとなる工程の製品毎の利益情報を、前記グラフに、前記生産量に応じた大きさの面積を持つ円の形状で表示することを特徴とする請求項3記載の情報処理方法。
  5. 請求項3又は4記載の情報処理方法をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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