JPH11353368A - 収益管理システム、収益管理方法、及び記憶媒体 - Google Patents

収益管理システム、収益管理方法、及び記憶媒体

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JPH11353368A
JPH11353368A JP17666798A JP17666798A JPH11353368A JP H11353368 A JPH11353368 A JP H11353368A JP 17666798 A JP17666798 A JP 17666798A JP 17666798 A JP17666798 A JP 17666798A JP H11353368 A JPH11353368 A JP H11353368A
Authority
JP
Japan
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project
order
profit
gross
budget
Prior art date
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Application number
JP17666798A
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English (en)
Inventor
Takamasa Uematsu
隆多 植松
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 会社或いは事業部等の組織体全体の収益性を
確保できるシステムを提供する。 【解決手段】 各プロジェクトについての予算時におけ
る受注金額と粗利率のデータに基づき、予算時における
受注金額と粗利率から複数のプロジェクトのプロジェク
ト粗利額の合計を予め所定期間毎に計算し記憶する。所
定期間毎に、各プロジェクトの進捗に応じて、新たに受
注活動対象となったプロジェクト或いは受注活動対象外
となったプロジェクトの受注金額と粗利率のデータを追
加或いは削除して、所定期間毎に再計算して得られた所
定期間毎のプロジェクト粗利額の合計と予算時のプロジ
ェクト粗利額の合計とを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、収益管理、特に、
複数のプロジェクトで構成される事業の収益を管理する
ための収益管理システム、収益管理方法、及びそれを実
施するための処理ステップをコンピュータが読出可能に
格納した記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、プロジェクト受注タイプの事業
における収益管理は、一定期間(例えば半年、一年間
等)の予算と実績の比較により、その事業の収益性が把
握される。したがって、複数のプロジェクト事業を行っ
ている組織体である会社又は事業部門では、その一定期
間における組織体全体での予算と実績の比較により、組
織体全体の収益性が把握されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一つの
組織体の中での個々のプロジェクトを着目してみると、
プロジェクトによっては、受注活動を開始してから実際
に受注するまで時間が長期にわたるものがあったり、受
注してから売上がるまでの期間が長いものもあったりす
る。このため、組織体全体として、今月の、或いは今週
の時点で、収益性状況がよいのか悪いのかを判断するこ
とができなかった。さらに、受注活動を行っていても、
受注できなかった場合、すなわち逸注した場合もあるた
め、複数のプロジェクトを並行して進める組織体全体で
の収益性管理を、定期的に、例えば毎月、週単位で行う
ということはさらに困難であった。
【0004】すなわち、個々のプロジェクト毎の収益性
は、評価することはできるものの、毎月、毎週等の時間
単位で、組織体全体での収益性管理はできなかった。特
に、前述したように受注が予定通りできないため、受注
前活動における収益管理は複雑で難しいものとされてい
た。また、組織体の中には受注して実行されるプロジェ
クトに直接関連しない共通部門、研究部門等の費用と、
逸注によりプロジェクトに紐つかなくなったエンジニア
等の費用も、収益に関係するための、このようなプロジ
ェクト非紐つき費用も適切に管理したいという要求もあ
った。
【0005】そこで、本発明は、上記の欠点を除去する
ために成されたもので、受注前活動におけるプロジェク
ト単位の進捗状況に応じた収益性管理をできるようにし
て、会社或いは事業部等の組織体全体の収益性を確保で
きるようにするための管理システム、収益管理方法、及
びそれを実施するための処理ステップをコンピュータが
読出可能に格納した記憶媒体を提供することを目的とす
る。また、本発明は、プロジェクト非紐つき費用につい
ての適切な把握ができる収益管理システム、収益管理方
法、及びそれを実施するための処理ステップをコンピュ
ータが読出可能に格納した記憶媒体を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的下において、
本発明は、各プロジェクトについての予算時における受
注金額と粗利率のデータに基づき、予算時におけるその
受注金額とその粗利率から複数のプロジェクトのプロジ
ェクト粗利額の合計を予め所定期間毎に計算し、記憶す
る手段を有する。そして、所定期間毎に、各プロジェク
トの進捗に応じて、新たに受注活動対象となったプロジ
ェクト或いは受注活動対象外となったプロジェクトの受
注金額とプロジェクト粗利率のデータを追加或いは削除
して、所定期間毎に再計算して得られた所定期間毎の最
新状況のプロジェクト粗利額の合計と予算時のプロジェ
クト粗利額の合計とを出力する手段を有するものであ
る。
【0007】すなわち、第1の発明は、複数のプロジェ
クトを行う事業の収益を管理するための収益管理システ
ムであって、各プロジェクトについての予算時における
受注金額とプロジェクト粗利率のデータに基づき、予算
時における各々の受注金額と各々のプロジェクト粗利率
から複数のプロジェクトのプロジェクト粗利額の合計を
予め所定期間毎に計算して記憶する第一の手段と、所定
期間毎に、各プロジェクトの受注活動の進捗に応じて、
新たに受注活動対象となったプロジェクト或いは受注活
動対象外となったプロジェクトの受注金額とプロジェク
ト粗利率のデータを追加或いは削除して、所定期間毎に
再計算して得られた所定期間毎のプロジェクト粗利額の
合計と予算時のプロジェクト粗利額の合計とを出力する
第二の手段とを有することを特徴とする。
【0008】第2の発明は、上記第1の発明において、
上記プロジェクト粗利額の出力を、表示画面にグラフで
表示することを特徴とする。
【0009】第3の発明は、上記第1の発明において、
上記受注活動対象のプロジェクト粗利額の出力を、累積
額として、表示画面にグラフで表示することを特徴とす
る。
【0010】第4の発明は、複数のプロジェクトを行う
事業の収益を管理するための収益管理方法であって、各
プロジェクトについての予算時における受注金額とプロ
ジェクト粗利率のデータに基づき、予算時におけるその
受注金額とそのプロジェクト粗利率から複数のプロジェ
クトのプロジェクト粗利額の合計を予め所定期間毎に計
算して記憶し、所定期間毎に、各プロジェクトの受注活
動の進捗に応じて、新たに受注活動対象となったプロジ
ェクト或いは受注活動対象外となったプロジェクトの受
注金額とプロジェクト粗利率のデータを追加或いは削除
して、所定期間毎に再計算して得られた所定期間毎のプ
ロジェクト粗利額の合計と予算時のプロジェクト粗利額
の合計とを出力することを特徴とする。
【0011】第5の発明は、複数のプロジェクトを行う
事業の収益を管理するための収益管理を行うためのプロ
グラムを記憶した記憶媒体であって、各プロジェクトに
ついての予算時における受注金額とプロジェクト粗利率
のデータに基づき、予算時におけるその受注金額とその
プロジェクト粗利率から複数のプロジェクトのプロジェ
クト粗利額の合計を予め所定期間毎に計算して記憶する
工程と、所定期間毎に、各プロジェクトの受注活動の進
捗に応じて、新たに受注活動対象となったプロジェクト
或いは受注活動対象外となったプロジェクトの受注金額
とプロジェクト粗利率のデータを追加或いは削除して、
所定期間毎に再計算して得られた所定期間毎のプロジェ
クト粗利額の合計と予算時のプロジェクト粗利額の合計
とを出力する工程とを実行させるためのプログラムを記
憶したことを特徴とする。
【0012】第6の発明は、複数のプロジェクトを行う
事業の収益を管理するための収益管理システムであっ
て、各プロジェクトについての予算時における受注金額
とプロジェクト粗利率のデータに基づき、予算時におけ
るその受注金額とそのプロジェクト粗利率から複数のプ
ロジェクトのプロジェクト粗利額の合計を予め所定期間
毎に計算して記憶する第一の手段と、所定期間毎に、各
プロジェクトの受注活動の進捗に応じて、新たに受注活
動対象となったプロジェクト或いは受注活動対象外とな
ったプロジェクトの受注金額とプロジェクト粗利率のデ
ータを追加或いは削除して、所定期間毎に再計算して得
られた所定期間毎に、売上時期情報に基づいて売上金額
におけるプロジェクト粗利額の合計を出力する第二の手
段とを有することを特徴とする。
【0013】第7の発明は、複数のプロジェクトを行う
事業の収益を管理するための収益管理システムであっ
て、各プロジェクトについての予算時における受注金額
とプロジェクト粗利率のデータに基づき、予算時におけ
るその受注金額とそのプロジェクト粗利率から複数のプ
ロジェクトのプロジェクト粗利額の合計を予め所定期間
毎に計算し、記憶する第一の手段と、所定期間毎に、各
プロジェクトの進捗に応じて、新たに受注活動対象とな
ったプロジェクト或いは受注活動対象外となったプロジ
ェクトの受注金額と粗利率のデータを追加或いは削除し
て、所定期間毎に再計算して得られた所定期間毎に、売
上時期情報に基づいて売上金額におけるプロジェクト粗
利額の合計を出力する第二の手段と、上記各プロジェク
トに直課されない費用額を合わせて出力する第三の手段
とを有することを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて説明する。
【0015】まず、プロジェクトは、予算時に受注予定
の各プロジェクトを掲げ、各プロジェクトについての受
注金額と粗利率等を受注予定時期と関係付けている。実
際には、予定通りに受注できない等があり、さらに売上
げ時期もプロジェクトの内容によって種々ずれたりする
ものである。
【0016】図1に、受注と売上げという面から、本実
施の形態における収益管理上、必要な時期(タイミン
グ)とプロジェクト粗利額総和の指標がどのような関係
にあるかを示す。
【0017】上記図1において、T1〜T4及びS1〜
S4の各々は次のことを意味する。 T1:予算策定時期 T2:月、週単位での時期(最新) T3:四半期、半期毎の見直し時期(定期的) T4:期終了時(実績) S0:予算策定時のプロジェクト粗利額総和(予算) S1:月、週単位でレビューしたときのプロジェクト粗
利額総和(最新実績見通し) S2:四半期、半期毎の見直し時のプロジェクト粗利額
総和(定期的実績見通し) S3:期終了時のプロジェクト粗利額総和(実績)
【0018】例えば、1年の始まる平成9年4月前を予
算策定時(T1)とすると、会社全体という組織体にお
いて、予定されている各プロジェクトについて受注金額
と粗利率から、組織体全体におけるプロジェクト粗利額
(総和:S0)が、予算上決められる。通常、粗利と
は、売上高(受注高)から、製造費のすべての費目(直
接費+間接費)を控除した値を示すが、ここでは、プロ
ジェクト粗利は、製造費の内プロジェクトに直課可能な
費目(直接費のみを控除した値)と、定義する。
【0019】すなわち、営業費・管理費は、もちろん製
造費に含まれる。直営リソースのプロジェクトに紐付け
られない間接費も、ここでは、プロジェクト非紐付費用
に含まれる。
【0020】ここで、実際の最終的な管理目標は、所定
期間内における売上ベースでのプロジェクト粗利額の実
績(総和)U3を、予算策定時(T1)のプロジェクト
粗利額(総和)U0以上にすることである。しかしなが
ら、売上ベースのプロジェクト粗利額自体は直接管理で
きないため、受注ベースでのプロジェクト粗利額を管理
することで、間接的に売り上げベースのプロジェクト粗
利額を管理することを行っているのである。そして、予
算策定から実績までの期間が、例えば1年間という時間
経過があるために、所定の期間、すなわち週、月等の単
位で受注ベースのプロジェクト粗利額を管理すること
で、売り上げベースのプロジェクト粗利額を行うように
している。
【0021】受注面でみれば、予算通りにいけば、平成
9年度の予算総粗利額(S0)は、期末の平成10年3
月時に実績として、予算総粗利額(S3)と一致するこ
とになる。
【0022】つぎに、予算策定時の受注予定プロジェク
トが、時間経過と共に、実際にはどのように変化してい
くかを説明する。
【0023】図2に示すように、例えば、平成9年度の
予算策定時に受注予定として、プロジェクトA〜Jが挙
げられていたものとする。しかしながら、各プロジェク
ト受注活動を遂行して行くうちに、逸注するものがあっ
たり、新規に受注対象となるものもでてくる。見直し時
期のT2又はT3の時点で、逸注、受注済、新たに受注
予定となるもの、依然としてまだ受注対象のものと分け
られる。結果として平成10年3月時点(T4)の実績
では、予算通りに受注したもの、依然として受注活動で
あるもの、或いは逸注のもの、新規で受注したもの或い
は受注活動対象となったもの、或いは新規でも逸注のも
のに分けられる。
【0024】しかしながら、会社等の組織体全体でみる
と、逸注したプロジェクトA〜Fに相応するプロジェク
ト毎の金額規模と粗利率から予算通りのプロジェクト粗
利額の総和を確保すべく、新規プロジェクトの受注活動
を行わなければ、受注予算も達成できず、結果的に売上
もあがらず、収益確保ができなくなってしまうことにな
る。
【0025】もっとも、受注できたG〜Jについても、
予算通りのプロジェクト粗利率で受注できる保証はない
ので、そのような変化に対応して新たなプロジェクトの
受注、或いは他のプロジェクトの収益性の改善等、利益
確保のための種々の工夫が必要になる場合もでてくるこ
とは言うまでもない。
【0026】したがって、収益確保のために受注活動に
おいて、逸注したプロジェクトの金額規模と粗利率から
算出されるプロジェクト粗利額の総和を維持すべく管理
を行わなければならない。
【0027】期途中で見直したときに、逸注したプロジ
ェクトを組織体全体の管理対象から除き、その後新たに
登場し受注活動対象となったプロジェクトを管理対象に
追加し、各プロジェクトの金額規模と粗利率からプロジ
ェクト粗利額を求め、それらの総和から組織体全体での
プロジェクト粗利額を計算する。
【0028】上記図1において、週、月等の時間単位で
定期的に見直しをするとき(T2)に、その時間単位内
に逸注したものを除き、新たに発生したものを追加し
て、それらのプロジェクト粗利額の総和(S1)を計算
し、予算策定時のプロジェクト予算総粗利額(S0)に
対してどのような状況変化になっているかを把握する。
これにより、月単位、週単位等のように定期的に、組織
体全体での収益性を管理することができる。そのときの
プロジェクト粗利額の総和(S1)が、予算総粗利額
(S0)よりも減少しているならば、新たなプロジェク
ト受注活動をすべく対応策を検討することができる。
【0029】この週単位、月単位等の見直しを行ってい
き、半期毎、四半期毎の見直し時点(T3)、例えば、
4半期毎に、逸注したものを除き、新たに発生したもの
を追加して計算し、プロジェクト粗利額の総和(S2)
が、予算策定時の予算プロジェクト粗利額の総和(S
0)より減少していると、受注の予算金額(受注規模、
粗利額)の達成ができないことを示し、予算プロジェク
ト粗利額の総和(S0)より多いと、予算金額は達成し
ていることになる。
【0030】受注活動の面から、これらの管理をするこ
とで、個々の売上げ時期は異なるものの、受注に対応し
た売上げ面でのプロジェクト粗利額の総和(U1、U
2)も、把握できることになる。この売上げとの連関、
すなわち受注管理データの中に売上げ時期のデータも持
つことにより、売上げ時期、例えば、次の1年間(平成
10年4月から11年3月まで)の売上げ予定等も把握
することができる。この売上げ時期との連関については
後で詳述する。
【0031】つぎに、上述のような収益管理を行うシス
テムについて説明する。
【0032】図3は、本システムの構成を示すものであ
る。この図3に示すように、ネットワーク102を介し
て、サーバ101と、クライアントである複数のパソコ
ン端末103(1)、103(2)、・・・、103
(n)が接続されている。サーバ101は、データベー
スを含む。組織体を会社、事業部門と捉えれば、各端末
103(1)、103(2)、・・・、103(n)
(以下の説明では、ある端末103(x)を代表とす
る)は、その中の部、課等の各ビジネスユニット毎に設
けられ、受注活動の状況の各種データやコマンドを入力
することで、サーバ101で入力されたデータ等から演
算して結果を、表示し、出力する。尚、ここでは、クラ
イアント・サーバシステムとして説明するが、本発明は
このようなシステムに限定されるものではない。
【0033】図4は、受注前のプロジェクト毎の受注前
活動における管理用データテーブルを示す。この図4に
おいて、縦軸には、各プロジェクト(A、B、・・・)
が対応している。横軸には、各プロジェクト毎の「受注
規模」、「プロジェクト粗利率」、「プロジェクト粗利
額」、そのプロジェクトの進行状況(「ステータ
ス」)、「受注予定時期」、「売上げ時期」が対応して
いる。
【0034】縦軸のプロジェクトは、受注前において
は、予算当初の時期に挙がっているプロジェクトから、
その後新たに受注活動対象となったプロジェクトが追加
される。「受注規模」は、各プロジェクトの受注予定の
金額である。「プロジェクト粗利率」は、各プロジェク
トの粗利率である。「プロジェクト粗利額」は、各プロ
ジェクトの受注規模金額にプロジェクト粗利率を乗算し
たものである。「ステータス」は、予算当初からの継続
中のものか、その後新規に対象となったものか、逸注し
たときは逸注した旨等の情報である。具体的には、受注
済、継続、逸注の区別のためのデータである。「受注予
定時期」は、何時の時点で受注される予定かの時期のデ
ータであり、日付等のデータである。
【0035】「売上げ時期」は、そのプロジェクトを受
注した場合の売上げ計上されるであろうと予測される時
期、日付のデータである。「売上げ時期」は、売上管理
面からの収益性管理を行うときに、「売上げ時期」から
データを集計することで、例えば、平成10年度の売上
げ予測をすることができる。プロジェクトタイプの事業
においては、受注から売上げまでの期間が長期に亘るも
ので構成されるため、従来は、受注は予算通りでも、売
上げでみると、ある時期に売上げが集中したり、逆に売
上げの大きく減少する等の問題があった。ここで、「売
上げ時期」のデータを入力して、受注活動時から売上時
期との連関を入力することで、売上げ管理にも利用する
ことができる。
【0036】図5は、受注活動によって、平成9年4月
〜平成10年3月の期間において、受注できたプロジェ
クトの実績と予算の推移を示す。この図5に示すよう
に、月毎に、受注できたプロジェクトにおけるプロジェ
クト粗利額の予算と実績の累積額を棒グラフで示してい
る。
【0037】予算時に、各受注予定対象のプロジェクト
毎に、その規模とプロジェクト粗利率からプロジェクト
粗利額を計算し、それを受注予定時期から月別のプロジ
ェクト粗利額の総和を求める。その月別にプロジェクト
粗利予算額を把握すると共に、その月が経過すると、実
績として受注できたものにおいて、プロジェクト粗利額
の総和はいくらだったかを求める。粗利予算額と粗利実
績額を対比させることで、受注活動における収益管理が
可能となる。
【0038】具体的には例えば、上記図5において、4
月度の部分には、受注予定時期が4月のプロジェクト粗
利額の総和、すなわち4月に受注できるであろう全ての
プロジェクトの粗利額の予算総和と、4月に実際に受注
できたもののプロジェクト粗利額の実績総和とを、4月
度のデータとして棒グラフで並べて表示している。棒グ
ラフの左側がプロジェクト粗利予算額、右側がプロジェ
クト粗利実績額である。月別に予算と実績の累積値を棒
グラフで表示することで、受注活動の面からプロジェク
ト粗利額を把握でき、かつ期の節目、例えば四半期毎、
半期毎の予算額目標が達成できるか、達成できそうか否
かのデータを提供できる。
【0039】4月当初は、受注予定時期に予定通り受注
されるとして、各月の粗利予算額と粗利実績額は同じ額
として表示される。しかしながら、その後逸注したり、
新たに受注対象となったものがでてくるので両者に差が
生じてくる。
【0040】予定のプロジェクトが受注できなくなった
ときは、受注ベースにおけるプロジェクト粗利実績額が
減額されるので、4月中に、4月度受注予定のものを逸
注したときは、4月度のプロジェクト粗利実績額が減少
する。また、4月中に、7月度受注予定のものが受注で
きないことが判明すると、その時点で7月度の見込みの
プロジェクト粗利実績額が減少する。7月度のプロジェ
クト粗利実績見込額は、4月からのプロジェクト粗利実
績額の累積額であるので、7月度の受注予定のものが削
除されて、結果的に7月度のプロジェクト粗利実績見込
額の累積額が減少する。これが、予算未達成の場合であ
る。
【0041】また、新たに、受注予定のプロジェクトが
でてきたときには、受注ベースのプロジェクト粗利実績
額が増加される。4月中に、4月度に受注予定のものが
増えたときには、4月度のプロジェクト粗利実績額が増
加する。4月中に予算と実績を比較するときは、プロジ
ェクト粗利実績額はその分を追加したものとなる。4月
中にそのプロジェクトを実際に受注できると、5月にな
ったときは、4月度の実績としてのプロジェクト粗利実
績額が増加することになる。また、4月中に、7月度に
受注できるプロジェクトが新たに発生したときは、その
時点で4月における7月度の見込みのプロジェクト粗利
実績見込額が増加する。この7月度のプロジェクト粗利
実績見込額は、4月からのプロジェクト粗利実績額の累
積額であるので、7月度の受注予定のものが追加され
て、結果的に7月度のプロジェクト粗利実績見込額の累
積額が増加する。これが、予算超過達成の場合である。
【0042】 Σプロジェクト粗利額=Σ(プロジェクト粗利率×受注規模)・・・式(1) とすれば、組織体として収益確保ができる利益を出すに
は、このプロジェクト粗利額を予算に対してプラスにし
なければならない。
【0043】したがって、プロジェクト粗利率がプロジ
ェクトAにおいて、例えば、α1(%)であったなら
ば、Aが受注できない場合には、そのプロジェクト粗利
率から計算されるプロジェクト粗利額を得られないので
あるから、その代わりの新しいプロジェクトで、そのプ
ロジェクト粗利額と同じかそれ以上の額を確保するよう
に管理しなければ、予定の収益は上げられない。或い
は、予算時のA〜Jのプロジェクト全体で稼ぐ予定の粗
利額を、G〜Qのプロジェクト全体で得るようにしなけ
ればならない。
【0044】したがって、受注ベースで何が変更になっ
ているかを把握し、管理するために、各ビジネスユニッ
トにおけるデータを端末103(x)から入力し、現在
の受注、或いは今までの受注実績は予算に比べてどうな
っているかを、サーバ101で計算させ、プロジェクト
粗利額の予算と実績を上記図5に示したようなグラフ表
示させる。月毎には、各プロジェクトの進捗に応じて、
例えば、新たに受注活動対象となったプロジェクトがあ
ったり、受注に失敗して受注活動対象外となったプロジ
ェクトがあったりするため、受注金額とプロジェクト粗
利率のデータを追加し、修正し、あるいは、削除して再
計算することにより、上記図5に示したようなグラフが
生成可能となる。
【0045】図6は、売上ベースのプロジェクト粗利額
(月次累積額)の棒グラフとプロジェクト非紐付き費用
(月次累積額)の折線グラフを示したものである。
【0046】受注ベースで各プロジェクトの売上時期の
連関をとることで、売上ベースでの予算と実績が棒グラ
フで表示可能となる。上記図6において、棒グラフの左
側がプロジェクト粗利予算で、右側がプロジェクト粗利
実績および見込み額である。折線グラフは、実線が非紐
付費用実績および見込み額であり、点線が非紐付費用予
算額である。両者共に月次で累積額を示す。
【0047】この受注の売上時期の関係付けをとること
で、最終的に管理したい所定期間内での売上ベースでの
粗利額の管理を受注ベースのデータに基づいて間接的に
管理することになる。
【0048】上記図1との関係で説明すれば、平成9年
度中の予算策定時(T1)の各プロジェクト予算粗利額
S0を、月別に分けて上記図5の粗利予算額を左側の棒
グラフで示す。そして、月別のプロジェクト実績粗利額
を右側の棒グラフで表示する。その期が終わった時点
で、実績としてのS3は予算策定時のS1と比較される
ことで組織体の受注ベースでの結果が評価される。
【0049】本実施の形態で目的とする、定期的なレビ
ュー、すなわち月毎、週毎という時間単位で、実績が予
算に比べてどうなっているかを評価できるようにするに
は、例えば、各週毎のタイミング(T2)で、受注ベー
スのプロジェクト粗利予算額とプロジェクト粗利実績額
を、上記図5のような表示をさせることで、逸注プロジ
ェクトに対する対応策の検討が可能となる。すなわち、
週単位、月単位(T2)で、予算に対する過去の実績と
今後の見込みが把握できる。
【0050】ところで、組織体の会社又は事業部門に
は、プロジェクトに直課できない費用(以下、これを
「プロジェクト非紐付費用」という)があるため、これ
を考慮しなければならない。プロジェクトには直接関係
のない、ビジネスユニット内の間接費、研究部門費用、
ビジネスユニット外から配賦された共通部門費用等も、
プロジェクトを通じて得られる粗利から賄わなければな
らない。各プロジェクト毎には利益を出していても、こ
のようなプロジェクト非紐き費用分があるために、組織
体全体としては黒字にならないことが生じ得る。
【0051】プロジェクトタイプの事業においては、受
注活動時からこのようなプロジェクト非紐つき費用を考
慮して受注活動を行っているが、プロジェクトを逸注し
たことで、当初そのプロジェクトに割り当てる予定だっ
た人員は、プロジェクト非紐付費用対象となってしま
う。このような状態となると、他のプロジェクトで、そ
のプロジェクト非紐付費用も賄わなければならなくな
り、結果的に赤字になってしまうことが往々にして発生
する。
【0052】そこで、ここでは、予算時のプロジェクト
非紐付額と、実績及び見込みとしてのプロジェクト非紐
付額とを比較して出力することで、プロジェクトの逸注
により生じた人員(エンジニア)等を、他の新しいプロ
ジェクトに割当てる必要があることを示す情報を提供す
るようになっている。間接費、研究費、共通部門費は予
算から実績への増減は僅少と考えられるが、ビジネスユ
ニット内のエンジニアはプロジェクトの逸注により仕事
がなくなり、所謂遊んでいることになって、結果的に組
織体全体では赤字になってしまうことが生じ得る。
【0053】具体的には、先ず、予算時には、全体とし
てプロジェクトに紐ついているエンジニアを除いて、紐
ついていないエンジニアの人件費分と共通部門の人件費
等を非紐つき予算として予定を立てる。この予定は、受
注予定から月別に計算しておく。次に、実績として非紐
つき費用はいくらであったかを月別に計算集計する。プ
ロジェクト非紐つき費用の実績は、上述した粗利実績額
と同様に期の途中でのプロジェクト消滅・発生に応じて
激しく増減する。
【0054】これらプロジェクト非紐つき予算と実績
を、上記図6の折れ線グラフで示す。グラフは共に、月
次で累積を示す。これにより、プロジェクト非紐つきの
予算を実績が超えるようであれば、組織体としては赤字
になるおそれがある。組織体における全プロジェクト合
わせて、この非紐付き費用分を賄えるプロジェクト粗利
額を出さなければ組織体としての経常損益(黒字)が確
保できない。ここでは、プロジェクトの非紐付き費用
を、プロジェクト粗利実績棒グラフに重ねて表示してい
る。一定期間内のプロジェクト粗利の累積額が、プロジ
ェクト非紐付き費用の累積額以上にならなければならな
い。このグラフにより、その期間で例えば月単位でのこ
れら累積額の差を把握できるようなるので、対応策をと
る必要性が喚起されることになる。
【0055】図7は、予算時に月別のプロジェクト粗利
予算額の累積と非紐つき予算額の累積を計算しておく際
の処理をフローチャートで示したものである。
【0056】先ず、予定されている各プロジェクトの受
注金額とプロジェクト粗利率からプロジェクト粗利額を
計算する(ステップS201)。この受注ベースのプロ
ジェクト粗利額を、受注/売上連関情報(売上時期情
報)に基づいて、売り上げベースのプロジェクト粗利額
を計算する(ステップS202)。次に、予定のプロジ
ェクト非紐つき費用を計算する(ステップS203)。
そして、月別にかつ累積データとして、これらのプロジ
ェクト粗利額とプロジェクト非紐つき費用を計算し(ス
テップS204)、結果をサーバのデータベースに登録
する(ステップS205)。
【0057】以上の処理により、受注と売上連関をとっ
た後のプロジェクト粗利額とプロジェクト非紐つき費用
の予算のデータが計算され、上記図6のグラフ(予算部
分)が表示できることになる。
【0058】図8は、月毎のデータ処理を内容を示す処
理をフローチャートで示したものである。
【0059】先ず、月毎の計算として逸注したもの、新
たに受注対象と考えられるプロジェクトのデータ等を上
記図4のデータテーブルに追加、修正、削除すると共
に、プロジェクト非紐つき費用関係のデータも更新して
おく(ステップS301)。そして、その更新されたデ
ータを元にして、上記図6に示すプロジェクト粗利実績
及び見込額とプロジェクト非紐つき実績及び見込額を計
算して表示する(ステップS302、S303)。
【0060】尚、本発明の目的は、上述した実施の形態
のホスト及び端末の機能を実現するソフトウェアのプロ
グラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装
置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読みだして実行することによっても、達成
されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から
読み出されたプログラムコード自体が本実施の形態の機
能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶
した記憶媒体は本発明を構成することとなる。
【0061】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、ROM、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用い
ることができる。
【0062】また、コンピュータが読みだしたプログラ
ムコードを実行することにより、本実施の形態の機能が
実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に
基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が実際の
処理の一部又は全部を行い、その処理によって本実施の
形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまで
もない。
【0063】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された拡張機能ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、
その処理によって本実施の形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、プロジ
ェクトタイプの事業を行う組織体の収益を確保できるよ
うにするために、各プロジェクトのプロジェクト粗利
額、すなわち(プロジェクト粗利率×受注規模)を期の
途中でその増減を把握できるように構成した。これによ
り、プロジェクトの逸注による収益力低下を前もって定
量的に把握することで、どの程度の規模で、どの程度の
プロジェクト粗利率の新たなプロジェクトを受注すべく
活動しなければならないのかというようなアクションに
繋げられる収益管理をすることができる。また、上記受
注ベースのプロジェクト粗利額を売り上げ連関させ、プ
ロジェクト非紐付費用との対比で期間損益(経常損益)
の実績見通しを作成することができる。さらには、この
見通しからエンジニアの仕事の割り付け所要も適切に算
出できることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】受注ベースと売上げの関係を説明するための図
である。
【図2】プロジェクトタイプの事業におけるプロジェク
トの逸注、新規発生の状況を説明するための図である。
【図3】本発明を適用したシステムの構成(DBに各部
門からのデータをストア)を示すブロック図である。
【図4】プロジェクト管理データにおいて、DBにスト
アされるデータテーブルを説明するための図である。
【図5】受注ベースの画面表示の一例において、プロジ
ェクト粗利額の予算と実績(見込み)の棒グラフを説明
するための図である。
【図6】売上連関後の画面表示の一例において、プロジ
ェクト粗利額の予算と実績(見込み)の棒グラフと、非
紐付き費用の予算と実績(見込み)の折れ線グラフを説
明するための図である。
【図7】予算時データ処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図8】月毎のデータ処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
100 収益管理システム 101 サーバ 102 ネットワーク 103(x) クライアント

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプロジェクトを行う事業の収益を
    管理するための収益管理システムであって、 各プロジェクトについての予算時における受注金額とプ
    ロジェクト粗利率のデータに基づき、予算時における各
    々の受注金額と各々のプロジェクト粗利率から複数のプ
    ロジェクトのプロジェクト粗利額の合計を予め所定期間
    毎に計算して記憶する第一の手段と、 所定期間毎に、各プロジェクトの受注活動の進捗に応じ
    て、新たに受注活動対象となったプロジェクト或いは受
    注活動対象外となったプロジェクトの受注金額とプロジ
    ェクト粗利率のデータを追加或いは削除して、所定期間
    毎に再計算して得られた所定期間毎のプロジェクト粗利
    額の合計と予算時のプロジェクト粗利額の合計とを出力
    する第二の手段とを有することを特徴とする収益管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】 上記プロジェクト粗利額の出力を、表示
    画面にグラフで表示することを特徴とする請求項1に記
    載の収益管理システム。
  3. 【請求項3】 上記受注活動対象のプロジェクト粗利額
    の出力を累積額として、表示画面にグラフで表示するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の収益管理システム。
  4. 【請求項4】 複数のプロジェクトを行う事業の収益を
    管理するための収益管理方法であって、 各プロジェクトについての予算時における受注金額とプ
    ロジェクト粗利率のデータに基づき、予算時におけるそ
    の受注金額とそのプロジェクト粗利率から複数のプロジ
    ェクトのプロジェクト粗利額の合計を予め所定期間毎に
    計算して記憶し、 所定期間毎に、各プロジェクトの受注活動の進捗に応じ
    て、新たに受注活動対象となったプロジェクト或いは受
    注活動対象外となったプロジェクトの受注金額とプロジ
    ェクト粗利率のデータを追加或いは削除して、所定期間
    毎に再計算して得られた所定期間毎のプロジェクト粗利
    額の合計と予算時のプロジェクト粗利額の合計とを出力
    することを特徴とする収益管理方法。
  5. 【請求項5】 複数のプロジェクトを行う事業の収益を
    管理するための収益管理を行うためのプログラムを記憶
    した記憶媒体であって、 各プロジェクトについての予算時における受注金額とプ
    ロジェクト粗利率のデータに基づき、予算時におけるそ
    の受注金額とそのプロジェクト粗利率から複数のプロジ
    ェクトのプロジェクト粗利額の合計を予め所定期間毎に
    計算して記憶する工程と、 所定期間毎に、各プロジェクトの受注活動の進捗に応じ
    て、新たに受注活動対象となったプロジェクト或いは受
    注活動対象外となったプロジェクトの受注金額とプロジ
    ェクト粗利率のデータを追加或いは削除して、所定期間
    毎に再計算して得られた所定期間毎のプロジェクト粗利
    額の合計と予算時のプロジェクト粗利額の合計とを出力
    する工程とを実行させるためのプログラムを記憶したこ
    とを特徴とする記憶媒体。
  6. 【請求項6】 複数のプロジェクトを行う事業の収益を
    管理するための収益管理システムであって、 各プロジェクトについての予算時における受注金額とプ
    ロジェクト粗利率のデータに基づき、予算時におけるそ
    の受注金額とそのプロジェクト粗利率から複数のプロジ
    ェクトのプロジェクト粗利額の合計を予め所定期間毎に
    計算して記憶する第一の手段と、 所定期間毎に、各プロジェクトの受注活動の進捗に応じ
    て、新たに受注活動対象となったプロジェクト或いは受
    注活動対象外となったプロジェクトの受注金額とプロジ
    ェクト粗利率のデータを追加或いは削除して、所定期間
    毎に再計算して得られた所定期間毎に、売上時期情報に
    基づいて売上金額におけるプロジェクト粗利額の合計を
    出力する第二の手段とを有することを特徴とする収益管
    理システム。
  7. 【請求項7】 複数のプロジェクトを行う事業の収益を
    管理するための収益管理システムであって、 各プロジェクトについての予算時における受注金額とプ
    ロジェクト粗利率のデータに基づき、予算時におけるそ
    の受注金額とそのプロジェクト粗利率から複数のプロジ
    ェクトのプロジェクト粗利額の合計を予め所定期間毎に
    計算し、記憶する第一の手段と、 所定期間毎に、各プロジェクトの進捗に応じて、新たに
    受注活動対象となったプロジェクト或いは受注活動対象
    外となったプロジェクトの受注金額と粗利率のデータを
    追加或いは削除して、所定期間毎に再計算して得られた
    所定期間毎に、売上時期情報に基づいて売上金額におけ
    るプロジェクト粗利額の合計を出力する第二の手段と、 上記各プロジェクトに直課されない費用額を合わせて出
    力する第三の手段とを有することを特徴とする収益管理
    システム。
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