JP4902616B2 - ロスコスト最適化システム、ロスコスト最適化方法、およびロスコスト最適化プログラム - Google Patents

ロスコスト最適化システム、ロスコスト最適化方法、およびロスコスト最適化プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ロスコスト最適化システム、ロスコスト最適化方法、およびロスコスト最適化プログラムに関し、具体的には、製品製造の各種制約条件の下で生産・在庫の各ロスコストの算定を行って、ロスコストを最小化する生産計画の提示を可能とする技術に関する。
製造業においては、販売側の需要変動に対して製品の適正在庫を維持するよう、工場からの供給を管理することが求められている。これに関連する技術として、例えば、需要予測データをもとに最適入荷数量を求める際に、需要予測そのものがずれると最適入荷数量にもずれが生じるため、このようなリスクが存在することを考慮して、最適入荷数量を求める技術が提案されている(特許文献1参照)が提案されている。
また、製品の在庫量と品切れ率とをコスト換算することにより、工程計画を定量的に評価可能とした工程計画評価システム(特許文献2参照)も提案されている。
特開2002−288407号公報 特開平5−342220号公報
上記のように、需要変動に対して製品の適正在庫を維持するよう、工場からの供給を管理することが求められる一方で、近年の計画立案サイクルの短縮化に伴い、限られた時間内で工場での生産計画を立案する必要がある。ところが、限られた時間の中では、需要に合わせた供給のための生産計画立案が精一杯となりがちであり、従来技術において、その生産計画に対する製造原価の増加(生産ロスコストと称する)と、適正在庫にならないことによる在庫コストの増加(在庫ロスコストと称する)の両方(ロスコストと称する)の評価まで十分に実施出来ていない。その結果、ロスコストによる費用支出の増大が生じやすい現状となっている。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、製品製造の各種制約条件の下で生産・在庫の各ロスコストの算定を行って、ロスコストを最小化する生産計画の提示を可能とする技術の提供を目的とする。
本発明のロスコスト最適化システムは、製品製造の各種制約条件の下で生産・在庫の各ロスコストの算定を行って、ロスコストを最小化する生産計画の提示を可能とするコンピュータシステムである。このロスコスト最適化システムは、所定期間における製品の生産パターンと、所定日開始時の在庫量と、所定期間における製品の販売計画量および安全在庫量と、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストと、前記製品の単位生産量あたりのコストと、前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコスト、の各データを記憶する記憶手段を備えている。この記憶手段はコンピュータが備えるハードディスクドライブなど各種の不揮発性記憶装置を適用できる。
また、前記ロスコスト最適化システムは、前記記憶手段より、前記生産パターン、前記所定日開始時の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データをメモリに読み出して、前記生産量パターン、前記所定日の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データに基づく受け払い処理を、前記生産パターンが含む全パターンにおける全期間の各日について実行し、各パターンにおける各日の在庫の過剰量、過少量を算定する、在庫過剰量算出手段を備える。
また、前記ロスコスト最適化システムは、前記記憶手段より、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストをメモリに読み出し、前記算定した各日の在庫の過剰量ないし過少量に、前記単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストを乗じ、各生産量パターンの各日の在庫過剰ないし在庫過少のロスコストを算定する、在庫ロスコスト算出手段を備える。
また、前記ロスコスト最適化システムは、前記記憶手段より、前記生産パターン、および前記製品の単位生産量あたりのコストの各データをメモリに読み出し、前記各パターンの生産量に単位生産コストを乗じ、各パターンにおける各日の生産コストを算定する、生産コスト算出手段を備える。
また、前記ロスコスト最適化システムは、前記記憶手段より、前記生産パターン、および前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコストの各データをメモリに読み出し、各パターンの各日の間に生じる増産量ないし減産量を算定し、この増産量ないし減産量に、前記単位増産量ないし単位減産量あたりのコストを乗じて、パターン毎の増産ないし減産のロスコストを算定する生産ロスコスト算出手段を備える。
また、前記ロスコスト最適化システムは、各パターンの全期間における在庫過剰ないし在庫過少のロスコストと、生産コストと、増産ないし減産のロスコストとを合算し、その合算値が最小となる生産パターンを特定し、該当パターンのデータを最適パターン情報として出力インターフェイスに出力する、結果出力手段を備える。
なお、前記ロスコスト最適化システムにおける前記在庫過剰量算出手段は、所定日開始時の在庫量から前記所定日の販売計画量を減算する第1の処理と、前記減算値に前記所定日の生産量を加算して前記所定日の終了時点での在庫量を算出する第2の処理と、前記所定日終了時点での在庫量から前記所定日の安全在庫量を減算して在庫の過剰量または過少量を算定する第3の処理と、前記第1〜第3の処理を、前記生産パターンが含む全パターンにおける全期間の各日について実行する第4の処理と、を行うことで前記受け払い処理を実行する。
また、前記ロスコスト最適化システムにおいて、前記記憶手段は、所定期間における製品の生産パターンとして、所定期間中の各日の生産量のパターンと、平日および休日の区分と、各日の残業有無の区分の各データを記憶しているとしてもよい。また、前記記憶手段は、前記製品の単位生産量あたりのコストのデータとして、平日および休日の定時勤務時および残業勤務時の各人件費を記憶しているとしてもよい。
この場合、前記生産コスト算出手段は、前記記憶手段より、前記所定期間中の各日の生産量のパターンと、平日および休日の区分と、各日の残業有無の区分の各データと、前記製品の平日および休日の定時勤務時および残業勤務時の各人件費の各データをメモリに読み出し、前記所定期間中の各日における各パターンの生産量に、該当日の平日または休日の区分と残業有無の区分に応じた前記製品の人件費を乗じ、各生産量パターンにおける各日の生産コストを算定する。
また、前記ロスコスト最適化システムにおける前記結果出力手段が、各パターンの全期間における在庫過剰ないし在庫過少のロスコストと、生産コストと、増産ないし減産のロスコストとを合算し、その合算値が最小となる生産量のパターンを特定し、該当パターンの全期間中の各日に対応した平日または休日の生産量と各日の残業時における生産量のデータ、ないし、各平日または休日と残業時における生産コストのデータを、出力インターフェイスに出力する、としもよい。
また、本発明のロスコスト最適化方法は、コンピュータが、所定期間における製品の生産パターンと、所定日開始時の在庫量と、所定期間における製品の販売計画量および安全在庫量と、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストと、前記製品の単位生産量あたりのコストと、前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコスト、の各データを記憶する記憶手段を備えて、以下の各処理を実行するものである。
すなわち、コンピュータが、前記記憶手段より、前記生産パターン、前記所定日開始時の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データをメモリに読み出して、前記生産量パターン、前記所定日の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データに基づく受け払い処理を、前記生産パターンが含む全パターンにおける全期間の各日について実行し、各パターンにおける各日の在庫の過剰量、過少量を算定する処理を実行する。
また、コンピュータが、前記記憶手段より、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストをメモリに読み出し、前記算定した各日の在庫の過剰量ないし過少量に、前記単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストを乗じ、各生産量パターンの各日の在庫過剰ないし在庫過少のロスコストを算定する処理を実行する。
また、コンピュータが、前記記憶手段より、前記生産パターン、および前記製品の単位生産量あたりのコストの各データをメモリに読み出し、前記各パターンの生産量に単位生産コストを乗じ、各パターンにおける各日の生産コストを算定する処理を実行する。
また、コンピュータが、前記記憶手段より、前記生産パターン、および前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコストの各データをメモリに読み出し、各パターンの各日の間に生じる増産量ないし減産量を算定し、この増産量ないし減産量に、前記単位増産量ないし単位減産量あたりのコストを乗じて、パターン毎の増産ないし減産のロスコストを算定する処理を実行する。
また、コンピュータが、各パターンの全期間における在庫過剰ないし在庫過少のロスコストと、生産コストと、増産ないし減産のロスコストとを合算し、その合算値が最小となる生産パターンを特定し、該当パターンのデータを最適パターン情報として出力インターフェイスに出力する処理を実行する。
また、本発明のロスコスト最適化プログラムは、所定期間における製品の生産パターンと、所定日開始時の在庫量と、所定期間における製品の販売計画量および安全在庫量と、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストと、前記製品の単位生産量あたりのコストと、前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコスト、の各データを記憶する記憶手段を備えるコンピュータに以下のステップを実行させるためのプログラムである。
すなわち、前記記憶手段より、前記生産パターン、前記所定日開始時の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データをメモリに読み出して、前記生産量パターン、前記所定日の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データに基づく受け払い処理を、前記生産パターンが含む全パターンにおける全期間の各日について実行し、各パターンにおける各日の在庫の過剰量、過少量を算定するステップと、前記記憶手段より、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストをメモリに読み出し、前記算定した各日の在庫の過剰量ないし過少量に、前記単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストを乗じ、各生産量パターンの各日の在庫過剰ないし在庫過少のロスコストを算定するステップと、前記記憶手段より、前記生産パターン、および前記製品の単位生産量あたりのコストの各データをメモリに読み出し、前記各パターンの生産量に単位生産コストを乗じ、各パターンにおける各日の生産コストを算定するステップと、前記記憶手段より、前記生産パターン、および前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコストの各データをメモリに読み出し、各パターンの各日の間に生じる増産量ないし減産量を算定し、この増産量ないし減産量に、前記単位増産量ないし単位減産量あたりのコストを乗じて、パターン毎の増産ないし減産のロスコストを算定するステップと、各パターンの全期間における在庫過剰ないし在庫過少のロスコストと、生産コストと、増産ないし減産のロスコストとを合算し、その合算値が最小となる生産パターンを特定し、該当パターンのデータを最適パターン情報として出力インターフェイスに出力するステップと、を実行させるプログラムである。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、製品製造の各種制約条件の下で生産・在庫の各ロスコストの算定を行って、ロスコストを最小化する生産計画の提示が可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態におけるロスコスト最適化システム100を含むネットワーク構成図であり、図2はロスコスト最適化システムのハードウェア構成例を示す図である。本実施形態におけるロスコスト最適化システム100(以下システム100)は、製品製造の各種制約条件の下で生産・在庫の各ロスコストの算定を行って、ロスコストを最小化する生産計画の提示を可能とするコンピュータシステムである。
図1に例示するシステム100は、販売部門端末200および生産管理部門端末300とネットワーク140で結ばれている。前記販売部門端末200は、製品販売の担当部署が利用する端末であり、所定期間における製品の販売計画量および安全在庫量の各データをシステム100に送信してくる。システム100はこれらデータを販売部門端末200から受信し、記憶手段101に格納するのである。また、生産管理部門端末300は、製品製造の担当部署が利用する端末であり、所定期間における製品の生産パターンと、所定日開始時の在庫量と、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストと、前記製品の単位生産量あたりのコストと、前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコストの各データをシステム100に送信してくる。システム100はこれらデータを生産管理部門端末300から受信し、記憶手段101に格納するのである。
こうした前記システム100は、ロスコスト最適化システム方法を実行する機能を実現すべくRAMなどのメモリ103に、ハードディスクドライブなどの記憶手段101からプログラム102を読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。また、前記システム100は、コンピュータ装置が一般に備えているキーボードやマウスなどの入力インターフェイス105や、出力インターフェイス106を必要に応じて備え、さらにネットワーク140を介した、販売部門端末200や生産管理部門端末300との通信を担う通信手段107などを有する。
前記CPU104は、前記システム100の全体の制御を司るもので、記憶手段101に記憶される本実施の形態に係る各種の動作を行うためのコードから構成されるプログラム102を、メモリ103に読み出して実行することにより、前記システム100としての各種機能110〜114を実現する。メモリ103は例えば半導体記憶装置により構成することができる。前記記憶手段101は、例えばハードディスクや半導体記憶装置等で構成することができる。記憶手段101には、本実施の形態に係る各種の動作を行うためのコードから構成されるプログラム102およびテーブル125〜133が記憶される(テーブルの詳細は後述)。
続いて、前記システム100が例えば前記プログラム102に基づき構成・保持する手段につき説明を行う。各手段は、1つのサーバ装置等に一体に備わるとしてもよいが、前記インターネット140上に配置するコンピュータ群(前記システム100にあたるサーバ装置を含む)に分散配置し、そのうち一つのサーバ装置(システム100)の主導の下で協働する例も想定してよい。
こうした前記システム100は、前記記憶手段101より、前記生産パターン、前記所定日開始時の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データをメモリ103に読み出して、前記生産量パターン、前記所定日の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データに基づく受け払い処理を、前記生産パターンが含む全パターンにおける全期間の各日について実行し、各パターンにおける各日の在庫の過剰量、過少量を算定する、在庫過剰量算出手段110を備える。
なお、前記システム100における前記在庫過剰量算出手段110は、所定日開始時の在庫量から前記所定日の販売計画量を減算する第1の処理と、前記減算値に前記所定日の生産量を加算して前記所定日の終了時点での在庫量を算出する第2の処理と、前記所定日終了時点での在庫量から前記所定日の安全在庫量を減算して在庫の過剰量または過少量を算定する第3の処理と、前記第1〜第3の処理を、前記生産パターンが含む全パターンにおける全期間の各日について実行する第4の処理と、を行うことで前記受け払い処理を実行する。
また、前記システム100は、前記記憶手段101より、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストをメモリ103に読み出し、前記算定した各日の在庫の過剰量ないし過少量に、前記単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストを乗じ、各生産量パターンの各日の在庫過剰ないし在庫過少のロスコストを算定する、在庫ロスコスト算出手段111を備える。
また、前記システム100は、前記記憶手段101より、前記生産パターン、および前記製品の単位生産量あたりのコストの各データをメモリ103に読み出し、前記各パターンの生産量に単位生産コストを乗じ、各パターンにおける各日の生産コストを算定する、生産コスト算出手段112を備える。
また、前記システム100は、前記記憶手段101より、前記生産パターン、および前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコストの各データをメモリ103に読み出し、各パターンの各日の間に生じる増産量ないし減産量を算定し、この増産量ないし減産量に、前記単位増産量ないし単位減産量あたりのコストを乗じて、パターン毎の増産ないし減産のロスコストを算定する生産ロスコスト算出手段113を備える。
また、前記システム100は、各パターンの全期間における在庫過剰ないし在庫過少のロスコストと、生産コストと、増産ないし減産のロスコストとを合算し、その合算値が最小となる生産パターンを特定し、該当パターンのデータを最適パターン情報として出力インターフェイス106に出力する、結果出力手段114を備える。
また、前記システム100において、前記記憶手段101は、所定期間における製品の生産パターンとして、所定期間中の各日の生産量のパターンと、平日および休日の区分と、各日の残業有無の区分の各データを記憶しているとしてもよい。また、前記記憶手段101は、前記製品の単位生産量あたりのコストのデータとして、平日および休日の定時勤務時および残業勤務時の各人件費を記憶しているとしてもよい。
この場合、前記生産コスト算出手段112は、前記記憶手段101より、前記所定期間中の各日の生産量のパターンと、平日および休日の区分と、各日の残業有無の区分の各データと、前記製品の平日および休日の定時勤務時および残業勤務時の各人件費の各データをメモリ103に読み出し、前記所定期間中の各日における各パターンの生産量に、該当日の平日または休日の区分と残業有無の区分に応じた前記製品の人件費を乗じ、各生産量パターンにおける各日の生産コストを算定する。
また、前記システム100における前記結果出力手段114が、各パターンの全期間における在庫過剰ないし在庫過少のロスコストと、生産コストと、増産ないし減産のロスコストとを合算し、その合算値が最小となる生産量のパターンを特定し、該当パターンの全期間中の各日に対応した平日または休日の生産量と各日の残業時における生産量のデータ、ないし、各平日または休日と残業時における生産コストのデータを、出力インターフェイス106に出力する、としもよい。
なお、これまで示した前記システム100における各手段110〜114は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、システム100のCPUがプログラム実行に合わせて記憶手段より該当プログラムをメモリに読み出して、これを実行することとなる。
−−−テーブル構造例−−−
次に、本実施形態におけるシステム100が利用するテーブルについて説明する。図3は、本実施の形態に係る、(a)生産計画テーブル125、(b)初期在庫情報テーブル126、(c)需要情報テーブル127の各データ構造例を示す図である。
前記生産計画テーブル125は、前記生産管理部門端末300から前記システム100が取得した生産計画のデータを格納したテーブルである。この生産計画テーブル125は、所定期間(図の例:2008年3月17日〜2008年4月1日)の各日をキーとして、前記各日における製品の生産パターンを格納している。前記パターンとしては、例えば、時間当たり生産量の上下限(図の例:15〜20)、前記製品の生産要員の休日出勤可否(図の例:休出あり、休出なし)および残業可否(残業あり、残業なし)の区分、の各データとなる。
また、前記初期在庫情報テーブル126は、所定日開始時(図に例示した前記生産計画テーブル125における期間初日:2008年3月17日)の在庫量のデータ(例:800)を格納するテーブルである。この初期在庫情報テーブル126に格納されるデータは、前記生産管理部門端末300からシステム100が取得する。
また、前記需要情報テーブル127は、前記生産計画テーブル125が示す所定期間における製品の販売計画量および安全在庫量のデータを格納するテーブルである。この需要情報テーブル127に格納されるデータは、前記販売部門端末200からシステム100が取得する。
図4は、本実施の形態に係る、(a)在庫コスト係数テーブル128、(b)生産コスト係数テーブル129、(c)生産カレンダ情報テーブル130の各データ構造例を示す図である。前記在庫コスト係数テーブル128は、前記製品の在庫の単位過剰量(例:100)ないし単位過少量あたりのコスト(例:200)を格納するテーブルである。この在庫コスト係数テーブル128に格納されるデータは、前記生産管理部門端末300からシステム100が取得する。
また、前記生産コスト係数テーブル129は、前記製品の単位生産量あたりの平日定時の生産コスト(例:200)、同じく平日残業時の生産コスト(例:260)、同じく休日定時の生産コスト(例:300)、同じく休日残業時の生産コスト(例:360)、前記製品の単位増産量あたりの生産コスト(例:20000)、同じく単位減産量あたりの生産コスト(例:5000)の各データを格納するテーブルである。単位生産量あたりの各生産コストは、例えば、生産要員が「定時」(例:8時間)あるいは「残業」(例:2時間)の時間だけ生産活動を行う場合の人件費や光熱費等を想定できる。また、単位増産量や単位減産量あたりの生産コストは、例えば、増産に必要となる設備投資費、人件費、光熱費等や、減産に際して生じる設備、要員の待機コスト等を想定できる。この生産コスト係数テーブル129に格納されるデータは、前記生産管理部門端末300からシステム100が取得する。
前記生産カレンダ情報テーブル130は、前記生産計画テーブル125における所定期間が含む各日の、平日、休日の区分、休日出勤の可否区分、残業の可否区分といったデータを格納したテーブルである。この生産カレンダ情報テーブル130に格納されるデータは、前記生産管理部門端末300からシステム100が取得する。
図5は、本実施の形態に係る、(a)稼働時間テーブル131、(b)時間当たり生産量上下限テーブル132、(c)ロスコストテーブル133の各データ構造例を示す図である。前記稼働時間テーブル131は、製品製造を担う生産要員が生産活動を行う時間について、定時と残業時とにおける勤務時間(例:定時は8時間、残業は2時間)を定義したテーブルである。この稼働時間テーブル131の格納するデータは、前記生産管理部門端末300からシステム100が取得する。
また、前記時間当たり生産量上下限テーブル132は、前記生産計画テーブル125における製品の生産パターンとして、時間当たり生産量の上下限(図の例:15〜20)のデータを格納したテーブルである。この生産量上下限テーブル132の格納するデータは、前記生産管理部門端末300からシステム100が取得する。
また、前記ロスコストテーブル133は、前記システム100が本実施形態のロスコスト最適化方法を実行して得た、在庫過剰ロスコスト、在庫過少ロスコスト、生産コスト、増産ロスコスト、減産ロスコスト、およびこれらを合計したロスコスト合計値、の各データを格納するテーブルである。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態におけるロスコスト最適化方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明するロスコスト最適化方法に対応する各種動作は、前記システム100が記憶手段101からメモリ103に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そしてこのプログラム102は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。ロスコスト最適化方法の全体処理フローは、図6の例に示すように、システム100による前記販売部門端末200や前記生産管理部門端末300からの必要なデータの取り込み処理と記憶手段101への格納(s101)、ロスコスト合計値の算定処理とそれに基づく最適な生産量パターンの選択(s102)、ロスコストの算定結果等の表示(s103)の各処理から構成される。以下、前記各ステップs101〜s102の詳細について説明していく。
図7は本実施の形態に係る処理手順例1を示すフローチャートである。ここでのフローは前記ステップs101の詳細説明となる。なお、前記システム100は、生産計画テーブル125が格納する生産パターン(生産期間、時間当たり生産量上下限テーブル132のデータ、休出、残業の各区分)のデータについては予め前記生産管理部門端末300から取得しているものとする。
この場合、前記システム100は、前記販売部門端末200からネットワーク140を介して所定タイミングで送信されてきた、製品の販売計画量および安全在庫量のデータを含む需要情報を前記通信手段107で受信し、需要情報テーブル127に記憶する(s201)。
また、前記システム100は、前記販売部門端末200からネットワーク140を介して所定タイミングで送信されてきた初期在庫情報を、前記初期在庫情報テーブル126に記憶する(s202)。
また、前記システム100は、前記販売部門端末200からネットワーク140を介して所定タイミングで送信されてきた、1台当たりの過剰在庫コスト、1台当たりの過少在庫コストの各データを含む在庫コスト係数情報を、前記在庫コスト係数テーブル128に記憶する(s203)。
また、前記システム100は、前記生産管理部門端末300からネットワーク140を介して所定タイミングで送信されてきた生産カレンダ情報を、前記生産カレンダ情報テーブル130に記憶する(s204)。前記生産カレンダ情報は、前記生産計画テーブル125における所定期間が含む各日の、平日、休日の区分、休日出勤の可否区分、残業の可否区分といったデータからなる。
また、前記システム100は、前記生産管理部門端末300からネットワーク140を介して所定タイミングで送信されてきた生産コスト係数情報を、前記生産コスト計数テーブルに記憶する(s205)。前記生産コスト係数情報は、前記製品の単位生産量あたりの平日定時の生産コスト(例:200)、同じく平日残業時の生産コスト(例:260)、同じく休日定時の生産コスト(例:300)、同じく休日残業時の生産コスト(例:360)、前記製品の単位増産量あたりの生産コスト(例:20000)、同じく単位減産量あたりの生産コスト(例:5000)の各データからなる。
−−−処理フロー例2−−−
図8は本実施の形態に係る処理手順例2を示すフローチャートである。ここでのフローは、前記ステップs102に含まれる、生産計画テーブル125における生産パターンが含む全パターンの抽出処理についての詳細説明となる。この場合、前記システム100は、ループA(生産計画テーブル125における所定期間1日目の時間当たりの生産量を、時間当たり生産量上下限テーブル132より1つ選択する)の処理を実行する(s250)。例えば、生産計画テーブル125における所定期間1日目である「2008年3月17日」の時間当たり生産量上下限(15〜20)のうち、下限である「15」を選択(次にこのループAに戻ってきた際には、前記下限「15」より1つ上の値「16」を選択し、以降、上限「20」まで繰り返す)する。そして前記システム100は、選択した所定期間1日目の年月日「2008年3月17日」を生産計画テーブル125aの年月日欄の最初のレコードに書き込む(s251)。なお、前記生産計画テーブル125aは、生産計画テーブル125に基づいて選択しうる生産パターンを、システム100が抽出し、各パターン毎に生成したテーブルとなる。つまり、生産パターンの数だけこの生産計画テーブル125aは生成され、記憶手段101に格納されることになる。
また、前記システム100は、前記所定期間1日目の時間当たりの生産量として選択した「15」を生産計画テーブル125aにおける、「2008年3月17日」の時間当たり生産量欄に書き込む(s252)。
次に前記システム100は、ループB(前記所定期間1日目の休出区分を、「あり」か「なし」に設定)の処理に入る(s253)。ここで前記システム100は、前記所定1日目の休出区分を、例えば「あり」などと選択(例:最初に「あり」を選択し、次にこのループBに戻った際には、「なし」を選択)し、前記生産計画テーブル125aの「2008年3月17日」の休出区分欄に書き込む(s254)。
なお、生産カレンダ情報テーブル130に設定されている休出可能区分が、「可能」の場合、前記生産計画テーブル125aの休出区分を「あり」か「なし」のいずれかで設定する。一方、生産カレンダ情報テーブル130に設定されている休出可能区分が、「不可能」の場合、前記生産計画テーブル125aの休出区分を「なし」のみで設定する。
続いて、前記システム100は、ループC(前記所定期間1日目の残業区分を、「あり」か「なし」に設定)の処理に入る(s255)。ここで前記システム100は、前記所定1日目の残業区分を、例えば「あり」などと選択(例:最初に「あり」を選択し、次にこのループCに戻った際には、「なし」を選択)し、前記生産計画テーブル125aの「2008年3月17日」の残業区分欄に書き込む(s256)。
なお、生産カレンダ情報テーブル130に設定されている残業可能区分が、「可能」の場合、前記生産計画テーブル125aの残業区分を「あり」か「なし」のいずれかで設定する。一方、生産カレンダ情報テーブル130に設定されている残業可能区分が、「不可能」の場合、前記生産計画テーブル125aの残業区分を「なし」のみで設定する。
また、前記システム100は、ループD(生産計画テーブル125における所定期間2日目、2008年3月18日の時間当たりの生産量を、時間当たり生産量上下限テーブル132より1つ選択する)の処理に入る(s257)。以降、生産計画テーブル125における所定期間3日目「2008年3月19日」から期間最終日「2008年4月1日」に至る各日について、ループZ(所定期間n日目の時間当たりの生産量を、時間当たり生産量上下限テーブル132より1つ選択する)を実行する(s258)。
このループZを実行した前記システム100は、前記所定期間が含むすべての年月日の1時間あたりの生産量、休出区分、残業区分についてバリエーションを網羅した生産計画テーブル125aを記憶手段101に格納する(s259)。なお、上記したループA、ループB、ループZについて、前記システム100はループが終了するまで処理を繰り返す(s260〜s262)。
−−−処理フロー例3−−−
次に、上記の図6で示したステップs102の処理内容について詳述する。図9は本実施の形態に係る処理手順例3を示すフローチャートである。ここでまず前記システム100は、処理対象として選択しうる全ての生産パターンを抽出する(s301)。この処理は、上記処理フロー例2で詳述した通りである(よってここでは説明を省略する)。
続いて、前記システム100の在庫過剰量算出手段110は、前記ステップs301で抽出した生産パターンの1つ、つまり生産計画テーブル125aの1つを記憶手段101から取り出す(s302)。この生産計画テーブル125aには、期間中の各日の時間当たり生産量、休出区分、残業区分のデータが含まれる。
なお、前記システム100は、当該ステップs302で取り出した、ある生産計画テーブル125aについて、後述するステップs303からs313までを実行した後、再度このステップs302に戻り、最初に抽出した生産計画テーブル125aとは別のものを記憶手段101から取り出し、ステップs303からs313までを再び実行する。このループは、全ての生産パターン、つまり全ての生産計画テーブル125aについて処理が終わるまで継続する。
前記在庫過剰量算出手段110は、前記生産計画テーブル125aの定時生産量、残業生産量を設定する(s303)。生産量の計算は、例えば、定時生産量=前記生産計画テーブル125aの時間当たり生産量×稼働時間テーブル131の定時時間、の数式に対応データを代入して行うこととなる(期間中の各日について実行)。なお、前記在庫過剰量算出手段110は、生産カレンダ情報テーブル130における該当処理日の休日区分を認識し、この休日区分が「休日」の場合、当該生産カレンダ情報テーブル130の休出区分が「あり」の場合のみ定時生産量を算定する。他方、休日区分が「休日」であり、当該生産カレンダ情報テーブル130の休出区分が「なし」の場合、定時生産量に「0」を設定する。
また、前記在庫過剰量算出手段110は、残業生産量を、例えば、残業生産量=前記生産計画テーブル125aの時間当たり生産量×稼働時間テーブル131の残業時間、の数式に対応データを代入して行うこととなる(期間中の各日について実行)。なお、前記在庫過剰量算出手段110は、生産カレンダ情報テーブル130における該当処理日の残業区分が「あり」の場合のみ残業生産量を算定する。他方、残業区分が「なし」の場合、残業生産量に「0」を設定する。
次に、前記在庫過剰量算出手段110は、在庫計画テーブル127aの在庫推移量を受け払い計算する(s304)。前記在庫過剰量算出手段110は、前記在庫推移量を、例えば、期間1日目の在庫推移量=初期在庫情報テーブル126の初期在庫−需要情報テーブル127の1日目の販売計画量+生産計画テーブル125aの期間1日目の定時生産量+生産計画テーブル125aの期間1日目の残業生産量、の数式に対応データを該当テーブル類から読み取って代入し算定する。
なお、期間中の二日目以降について、在庫過剰量算出手段110は、前記所定日bの在庫推移量=前日(所定日bの前日の終了時)の在庫推移量−需要情報テーブル127の前記所定日bの販売計画量+所定日bの生産計画テーブル125aの定時生産量+所定日bの生産計画テーブル125aの残業生産量、の数式に対応データを該当テーブル類から読み取って代入し算定する(こうした受け払いの処理は、期間中の各日について実行)。
続いて、前記在庫過剰量算出手段110は、安全在庫に対する過剰量、過少量を期間中の各日について算定する(s305)。この場合、在庫過剰量算出手段110は、前記ステップs304で算定した在庫推移量と、前記需要情報テーブル127の安全在庫量とを比較する。例えば、(1)在庫推移量>安全在庫量の場合、在庫過剰量算出手段110は、在庫過剰量を、在庫過剰量=在庫推移量−安全在庫量、の数式に対応データを該当テーブル類から読み取って代入し算定する。ここで算定した在庫過剰量の値は、前記在庫過剰量算出手段110が、在庫計画テーブル127aの安全在庫過剰量欄に設定し、前記在庫計画テーブル127aの安全在庫過少量欄には「0」を設定する。なお、前記在庫計画テーブル127aは、前記需要情報テーブル127の各レコードに、在庫の過剰量や過少量の算定値を追加して更新したテーブルである。
また、在庫過剰量算出手段110は、前記ステップs304で算定した在庫推移量と、前記需要情報テーブル127の安全在庫量とを比較して、例えば、(2)在庫推移量<安全在庫量の場合、在庫過少量を、在庫過少量=安全在庫量−在庫推移量、の数式に対応データを該当テーブル類から読み取って代入し算定する。ここで算定した在庫過少量の値は、前記在庫過剰量算出手段110が、在庫計画テーブル127aの安全在庫過少量欄に設定する。一方、前記在庫計画テーブル127aの安全在庫過剰量欄には「0」を設定する。
また、(3)在庫推移量=安全在庫量の場合、前記在庫過剰量算出手段110は、在庫計画テーブル127aの安全在庫過剰量、安全在庫過少量の各欄に「0」を設定する。
上述のように在庫過剰量算出手段110が算定した在庫過剰量や在庫過少量の値に基づき、次に在庫ロスコスト算定手段111が、在庫過剰ロスコストや在庫過少ロスコストの算定を期間中の各日について行う(s306)。この時、在庫ロスコスト算定手段111は、例えば、在庫過剰ロスコストを、在庫過剰ロスコスト=安全在庫過剰量×在庫コスト係数テーブル128の1台あたりの在庫過剰コスト、の数式に対応データを該当テーブル類から読み取って代入し算定する。また、在庫過少ロスコストを、在庫過少ロスコスト=安全在庫過少量×在庫コスト係数テーブル128の1台あたりの在庫過少コスト、の数式に対応データを該当テーブル類から読み取って代入し算定する。在庫ロスコスト算定手段111は、こうして算定した在庫過剰ロスコスト、在庫過少ロスコストを、前記在庫計画テーブル127aに設定する。
続いて、前記生産コスト算定手段112が、生産コストの算定を期間中の各日について行う(s307)。この場合、前記生産コスト算定手段112は、まず、前記生産カレンダ情報テーブル130における該当処理日について休日区分を読み取り、当該休日区分のデータが、(1)「なし」の場合、生産コストを、生産コスト=生産計画テーブル125aの定時生産量×生産コスト係数テーブル129の1台当たり平日定時生産コスト+生産計画テーブル125aの残業生産量×1台当たり平日残業生産コスト、の数式に対応データを該当テーブル類から読み取って代入し算定する。また、前記休日区分のデータが、(2)「あり」の場合、前記生産コスト算定手段112は、前記生産コストを、生産コスト=生産計画テーブル125aの定時生産量×生産コスト係数テーブル129の1台当たり休出定時生産コスト+生産計画テーブル125aの残業生産量×1台当たり休出残業生産コスト、の数式に対応データを該当テーブル類から読み取って代入し算定する。こうして生産コスト算定を行った生産コスト算定手段112は、生産コストのデータを、前記生産計画テーブル125aの生産コスト欄に設定する。
次に、前記システム100の生産ロスコスト算定手段113は、販売計画に合わせて生産量を増減させた場合のコスト=増産ないし減産のロスコストを期間中の各日の間につき算定する(s309)。この場合、前記生産ロスコスト算定手段113は、期間中のある日の生産計画テーブル125aの時間当たり生産量と、その前日の生産計画テーブル125aにおける時間当たり生産量とを比較する。ここで、(1)ある日の時間当たり生産量>その前日の時間当たり生産量、であった場合、前記生産ロスコスト算定手段113は、増産ロスコストを、増産ロスコスト=(生産計画テーブル125aにおける前記ある日の時間当たり生産量−その前日の時間当たり生産量)×1台当たり増産ロスコスト、の数式に対応データを該当テーブル類から読み取って代入し算定する。また、減産ロスコストは「0」となる。
また、(2)ある日の時間当たり生産量<その前日の時間当たり生産量、であった場合、前記生産ロスコスト算定手段113は、減産ロスコストを、減産ロスコスト=(生産計画テーブル125aの前日の時間当たり生産量−ある日の時間当たり生産量)×1台当たり減産ロスコスト、の数式に対応データを該当テーブル類から読み取って代入し算定する。また、増産ロスコストは「0」となる。
また、(3)ある日の時間当たり生産量=その前日の時間当たり生産量、であった場合、前記生産ロスコスト算定手段113は、増産ロスコスト=0、減産ロスコスト=0、とする。
こうして増産ロスコスト、減産ロスコストを算定した前記生産ロスコスト算定手段113は、前記生産計画テーブル125aの増産ロスコスト、減産ロスコストの対応欄に前記算定値を設定する。
また、前記システム100の結果出力手段114は、前記生産計画テーブル125aや在庫計画テーブル127aから、期間中の各日についての、在庫過剰ロスコスト、在庫過少ロスコスト、生産コスト、増産ロスコスト、減産ロスコストの各値を読み取り、各コスト毎に期間中の合計値を算定する。また、これら各コストの合算値をロスコスト合計値として算定する。ここで算定した各コスト毎の期間中の合計値およびロスコスト合計値は、前記結果出力手段114が、ロスコストテーブル133に格納する。つまり、前記ステップs302で選んだ、ある生産計画テーブル125aに関するロスコストの各種算定値がロスコストテーブル133に設定されたわけである(s309)。
次に、前記結果出力手段114は、前記ロスコストテーブル133に格納されたロスコスト合計値が、今まで計算された生産計画テーブル125aのロスコスト合計値中で最小かどうか比較する(s310)。一番最初の段階、つまり前記ロスコストテーブル133に1レコードしか登録されていない場合、比較対象がまだ無いので、当該ステップs310での比較処理の結果、前記結果出力手段114は、前記ロスコストテーブル133の最初のレコードに対応する生産計画テーブル125aの全情報を記憶手段101の別領域に保存する(s311)。また、該当生産計画テーブル125aに対応する在庫計画テーブル127aの全情報を記憶手段101の別領域に保存する(s312)。そして、ロスコストテーブル133の全情報を記憶手段101の別領域に保存する(s313)。
前記ステップs302で最初に生産計画テーブル125aを選んで処理を前記ステップs313まで実行した後、ループが再び前記ステップs302に戻り、次なる生産計画テーブル125aが選ばれる。そしてこの次なる生産計画テーブル125aについて、前記ステップs309まで処理が実行され、前記ロスコストテーブル133に2つめのレコードが登録されているとする。
この時は、2つの生産計画テーブル125a、つまり2つの生産パターンについてロスコスト合計値が算定されている状況といえる。この場合、前記結果出力手段114は、前記ステップs310で比較処理を実行し、その結果、前記次なる生産計画テーブル125aについてのロスコスト合計値が最初の生産計画テーブル125aについてのロスコスト合計値より大きかった場合、前記ロスコストテーブル133の2つめのレコードに対応する、前記次なる生産計画テーブル125aの全情報を記憶手段101の別領域に保存する(s311)。また、前記次なる生産計画テーブル125aに対応する在庫計画テーブル127aの全情報を記憶手段101の別領域に保存する(s312)。そして、前記ロスコストテーブル133の2つめのレコードの全情報を記憶手段101の別領域に保存する(s313)。以下同様に、前記ステップs302で生産計画テーブル125aが選ばれるたび、全生産パターンについて処理が終わるまで、前記ステップs310〜s313の処理が繰り返される。
−−−処理フロー例4−−−
上記ステップs313を全生産パターンについて実行し、最終的に全生産パターン中でロスコスト合計値が最小となる生産パターン(=最適パターン)を特定した結果出力手段114は、続いて、前記最適パターンの情報=最適パターン情報を出力インターフェイス106に表示する処理を実行する。ここでの出力インターフェイス106への表示処理は、システム自身の備える出力インターフェイス106への出力処理だけでなく、前記生産管理部門端末300や販売部門端末200への該当情報の出力処理の意味も含むものとする。
図10は本実施の形態に係る処理手順例4を示すフローチャートであり、図13は本実施形態に係る出力画面例を示す図である。この場合、前記結果出力手段114は、前記需要情報テーブル127の期間中の各日の安全在庫と、前記在庫計画テーブル127aの期間中の各日の在庫推移量を、それぞれ読み出して、期間中の各日を横軸に、前記安全在庫1301および在庫推移量1302を縦軸にした折れ線グラフ1300を生成し、記憶手段101に予め備えていた画面データの所定位置に設定する(s401)。
また、前記結果出力手段114は、前記最適パターンの生産計画テーブル125aの期間中の各日の定時生産量と残業生産量を、それぞれ読み出して、期間中の各日を横軸に、前記定時生産量1311と残業生産量1312を縦軸にした棒グラフ1310を生成し、前記画面データの所定位置に設定する(s402)。なお、前記結果出力手段114は、前記横軸において、休日の日付は赤色にし、休出の定時生産量と残業生産量は赤色の棒グラフで表示するなど、日付や生産量の属性により表示形態を変化させる。また、前記結果出力手段114は、前記最適パターンの生産計画テーブル125aの増産ロスコスト、減産ロスコストが発生する日付を、前記棒グラフ1310の横軸(日付)に合わせて棒グラフ1320で表示する。
また、前記結果出力手段114は、前記ロスコストテーブル133の前記最適パターンにおける在庫過剰ロスコスト、在庫過少ロスコストを、前記画面データにおける第1表示欄1320に設定する(s403)。さらに、前記画面データにおける第2表示欄1321に、前記ロスコストテーブル133の前記最適パターンにおける生産コスト、増産ロスコスト、減産ロスコストを設定する(s404)。また、前記ロスコストテーブル133の前記最適パターンにおけるロスコスト合計値を、前記画面データにおける第3表示欄1322を設定する(s405)。
こうして前記画面データに各グラフやロスコストのデータ設定を行った前記結果出力手段114は、例えば前記生産管理部門端末300に対し、前記画面データを前記ネットワーク140を介して送信する(s406)。前記生産管理部門端末300では前記画面データを受信してディスプレイ装置等に表示する。生産管理部門の担当者は、この画面を閲覧して、選択すべき生産パターンの情報を知ることができる。
以上、本実施形態によれば、製品製造の各種制約条件の下で生産・在庫の各ロスコストの算定を行って、ロスコストを最小化する生産計画の提示が可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施の形態に係るロスコスト最適化システムを含むネットワーク構成図である。 本実施の形態に係るロスコスト最適化システムのハードウェア構成例を示す図である。 本実施の形態に係る、(a)生産計画テーブル、(b)初期在庫情報テーブル、(c)需要情報テーブルの各データ構造例を示す図である。 本実施の形態に係る、(a)在庫コスト係数テーブル、(b)生産コスト係数テーブル、(c)生産カレンダ情報テーブルの各データ構造例を示す図である。 本実施の形態に係る、(a)稼働時間テーブル、(b)時間当たり生産量上下限テーブル、(c)ロスコストテーブルの各データ構造例を示す図である。 本実施の形態に係る全体フロー例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る処理手順例1を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る処理手順例2を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る処理手順例3を示すフローチャートである。 本実施の形態に係る処理手順例4を示すフローチャートである。 本実施形態に係る生産計画管理テーブル(処理後)の例を示す図である。 本実施形態に係る在庫計画テーブルを示す図である。 本実施形態に係る出力画面例を示す図である。
符号の説明
100 ロスコスト最適化システム
101 記憶手段
102 プログラム
103 メモリ
104 CPU
105 入力インターフェイス
106 出力インターフェイス
107 通信手段
110 在庫過剰量算出手段
111 在庫ロスコスト算出手段
112 生産コスト算出手段
113 生産ロスコスト算出手段
114 結果出力手段
125 生産計画テーブル
125a 生産計画テーブル(処理後)
126 初期在庫情報テーブル
127 需要情報テーブル
127a 在庫計画テーブル
128 在庫コスト係数テーブル
129 生産コスト係数テーブル
130 生産カレンダ情報テーブル
131 稼働時間テーブル
132 時間当たり生産量上下限テーブル
133 ロスコストテーブル
140 ネットワーク
200 販売部門端末
300 生産管理部門端末

Claims (6)

  1. 所定期間における製品の生産パターンと、所定日開始時の在庫量と、所定期間における製品の販売計画量および安全在庫量と、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストと、前記製品の単位生産量あたりのコストと、前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコスト、の各データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段より、前記生産パターン、前記所定日開始時の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データをメモリに読み出して、前記生産量パターン、前記所定日の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データに基づく受け払い処理を、前記生産パターンが含む全パターンにおける全期間の各日について実行し、各パターンにおける各日の在庫の過剰量、過少量を算定する、在庫過剰量算出手段と、
    前記記憶手段より、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストをメモリに読み出し、前記算定した各日の在庫の過剰量ないし過少量に、前記単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストを乗じ、各生産量パターンの各日の在庫過剰ないし在庫過少のロスコストを算定する、在庫ロスコスト算出手段と、
    前記記憶手段より、前記生産パターン、および前記製品の単位生産量あたりのコストの各データをメモリに読み出し、前記各パターンの生産量に単位生産コストを乗じ、各パターンにおける各日の生産コストを算定する、生産コスト算出手段と、
    前記記憶手段より、前記生産パターン、および前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコストの各データをメモリに読み出し、各パターンの各日の間に生じる増産量ないし減産量を算定し、この増産量ないし減産量に、前記単位増産量ないし単位減産量あたりのコストを乗じて、パターン毎の増産ないし減産のロスコストを算定する生産ロスコスト算出手段と、
    各パターンの全期間における在庫過剰ないし在庫過少のロスコストと、生産コストと、増産ないし減産のロスコストとを合算し、その合算値が最小となる生産パターンを特定し、該当パターンのデータを最適パターン情報として出力インターフェイスに出力する、結果出力手段と、
    を備えるロスコスト最適化システム。
  2. 前記在庫過剰量算出手段は、
    所定日開始時の在庫量から前記所定日の販売計画量を減算する第1の処理と、
    前記減算値に前記所定日の生産量を加算して前記所定日の終了時点での在庫量を算出する第2の処理と、
    前記所定日終了時点での在庫量から前記所定日の安全在庫量を減算して在庫の過剰量または過少量を算定する第3の処理と、
    前記第1〜第3の処理を、前記生産パターンが含む全パターンにおける全期間の各日について実行する第4の処理と、
    を行うことで前記受け払い処理を実行することを特徴とする請求項1に記載のロスコスト最適化システム。
  3. 前記記憶手段は、
    所定期間における製品の生産パターンとして、所定期間中の各日の生産量のパターンと、平日および休日の区分と、各日の残業有無の区分の各データを記憶しており、
    前記製品の単位生産量あたりのコストのデータとして、平日および休日の定時勤務時および残業勤務時の各人件費を記憶しており、
    前記生産コスト算出手段は、
    前記記憶手段より、前記所定期間中の各日の生産量のパターンと、平日および休日の区分と、各日の残業有無の区分の各データと、前記製品の平日および休日の定時勤務時および残業勤務時の各人件費の各データをメモリに読み出し、前記所定期間中の各日における各パターンの生産量に、該当日の平日または休日の区分と残業有無の区分に応じた前記製品の人件費を乗じ、各生産量パターンにおける各日の生産コストを算定する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のロスコスト最適化システム。
  4. 前記結果出力手段が、
    各パターンの全期間における在庫過剰ないし在庫過少のロスコストと、生産コストと、増産ないし減産のロスコストとを合算し、その合算値が最小となる生産量のパターンを特定し、該当パターンの全期間中の各日に対応した平日または休日の生産量と各日の残業時における生産量のデータ、ないし、各平日または休日と残業時における生産コストのデータを、出力インターフェイスに出力する、ことを特徴とする請求項3に記載のロスコスト最適化システム。
  5. コンピュータが、
    所定期間における製品の生産パターンと、所定日開始時の在庫量と、所定期間における製品の販売計画量および安全在庫量と、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストと、前記製品の単位生産量あたりのコストと、前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコスト、の各データを記憶する記憶手段を備えて、
    前記記憶手段より、前記生産パターン、前記所定日開始時の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データをメモリに読み出して、前記生産量パターン、前記所定日の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データに基づく受け払い処理を、前記生産パターンが含む全パターンにおける全期間の各日について実行し、各パターンにおける各日の在庫の過剰量、過少量を算定する処理と、
    前記記憶手段より、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストをメモリに読み出し、前記算定した各日の在庫の過剰量ないし過少量に、前記単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストを乗じ、各生産量パターンの各日の在庫過剰ないし在庫過少のロスコストを算定する処理と、
    前記記憶手段より、前記生産パターン、および前記製品の単位生産量あたりのコストの各データをメモリに読み出し、前記各パターンの生産量に単位生産コストを乗じ、各パターンにおける各日の生産コストを算定する処理と、
    前記記憶手段より、前記生産パターン、および前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコストの各データをメモリに読み出し、各パターンの各日の間に生じる増産量ないし減産量を算定し、この増産量ないし減産量に、前記単位増産量ないし単位減産量あたりのコストを乗じて、パターン毎の増産ないし減産のロスコストを算定する処理と、
    各パターンの全期間における在庫過剰ないし在庫過少のロスコストと、生産コストと、増産ないし減産のロスコストとを合算し、その合算値が最小となる生産パターンを特定し、該当パターンのデータを最適パターン情報として出力インターフェイスに出力する処理と、
    を実行することを特徴とするロスコスト最適化方法。
  6. 所定期間における製品の生産パターンと、所定日開始時の在庫量と、所定期間における製品の販売計画量および安全在庫量と、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストと、前記製品の単位生産量あたりのコストと、前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコスト、の各データを記憶する記憶手段を備えるコンピュータに、
    前記記憶手段より、前記生産パターン、前記所定日開始時の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データをメモリに読み出して、前記生産量パターン、前記所定日の在庫量、販売計画量および安全在庫量の各データに基づく受け払い処理を、前記生産パターンが含む全パターンにおける全期間の各日について実行し、各パターンにおける各日の在庫の過剰量、過少量を算定するステップと、
    前記記憶手段より、前記製品の在庫の単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストをメモリに読み出し、前記算定した各日の在庫の過剰量ないし過少量に、前記単位過剰量ないし単位過少量あたりのコストを乗じ、各生産量パターンの各日の在庫過剰ないし在庫過少のロスコストを算定するステップと、
    前記記憶手段より、前記生産パターン、および前記製品の単位生産量あたりのコストの各データをメモリに読み出し、前記各パターンの生産量に単位生産コストを乗じ、各パターンにおける各日の生産コストを算定するステップと、
    前記記憶手段より、前記生産パターン、および前記製品の単位増産量ないし単位減産量あたりのコストの各データをメモリに読み出し、各パターンの各日の間に生じる増産量ないし減産量を算定し、この増産量ないし減産量に、前記単位増産量ないし単位減産量あたりのコストを乗じて、パターン毎の増産ないし減産のロスコストを算定するステップと、
    各パターンの全期間における在庫過剰ないし在庫過少のロスコストと、生産コストと、増産ないし減産のロスコストとを合算し、その合算値が最小となる生産パターンを特定し、該当パターンのデータを最適パターン情報として出力インターフェイスに出力するステップと、
    を実行させるロスコスト最適化プログラム。
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