JP2006171856A - 在庫補充計画システム、在庫補充計画方法、および在庫補充計画プログラム - Google Patents

在庫補充計画システム、在庫補充計画方法、および在庫補充計画プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】目標となる在庫水準まで在庫(量または金額)を削減する計画を提案可能とする在庫補充計画システムを提供する。
【解決手段】グループの合計での在庫削減目標値及び目標達成日の情報を含む在庫削減目標を取得する在庫削減目標取得部110と、アイテムごとに補充を行った場合の在庫推移とアイテムについて今後補充を行わなかった場合の在庫推移とを算定し算定した両在庫推移における在庫削減目標達成日での在庫量の差異を算定してアイテムごとの最大在庫削減可能数を得る削減可能数算定部111と、最大在庫削減可能数にアイテムごとの単価を乗じて最大在庫削減可能額を算定する削減可能額算定部112と、最大在庫削減可能数の範囲内で在庫削減目標分だけ在庫が減るように安全在庫量および補充量に関する在庫補充パラメータを設定して在庫補充計画を算出しこれを出力する計画算出部113と、からシステム構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、在庫補充計画システム、在庫補充計画方法、および在庫補充計画プログラムに関し、特に、需要予測値や安全在庫量や補充量を入力情報として将来の在庫量を決定するシステムにおいて、目標とする金額(または数量)を実現するための補充計画の算出技術に関する。
従来、需要予測値や安全在庫量や安全在庫率を入力値として最適な安全在庫量を算出し補充計画を作成するシステムや、将来の在庫量や将来の欠品率のシミュレーションを行うシステム、及び、アイテムごとに計画値と目標在庫金額を比較する方法などが提案されている。
例えば、在庫管理・計画に関する従来技術では、需要の変動に応じて、在庫、納品に問題が生じる、との課題や、この課題に起因して在庫を安全在庫として多く持たなければいけなかったという課題を解決すべく、前記商品の流通における計画サイクルおよびリードタイムを入力するステップ、予め設定された前記商品の流通における移動平均期間における前記商品の需要量を示す需要量実績の前記移動平均期間を構成する所定期間毎の平均値を示す第1の移動平均需要量を入力するステップ、前記移動平均需要量における標準偏差を算出するステップ、前記商品が欠品しない確率を示すサービス率を用いて、第1の安全在庫係数を算出するステップ、前記計画サイクルおよび前記リードタイムの和、前記第1の移動平均需要量、前記標準偏差および前記第1の安全在庫係数を用いて、前記流通経路で必要とされる前記商品の必要在庫量を算出するステップ、および前記必要在庫量に基づいて、前記計算機に入力された第2の安全在庫計数および前記計算機に入力された第2の移動平均需要量に対応する必要在庫月数を算出するステップ を有し、計算機を用いて、流通経路を流通する商品の在庫量の目標値を算出する在庫目標値算出方法(特許文献1参照)などが提案されている。
また、 品切れ率、在庫月数、生産能力余裕、段取替え回数及び生産リードタイムの最適な値を求めるための目標値設定シミュレーション装置を提供するといった課題の下、品切れ率と生産リードタイムとにより示される安全在庫量を求める式、出荷平均量と生産ロット量とにより示される段取替え回数を求める式、生産ロット量と安全在庫量とにより示される平均在庫量を求める式、現状の生産能力に余裕率を乗じた生産能力余裕と備蓄在庫量とにより示される平均備蓄在庫量を示す式より、品切れ率、在庫月数、生産能力余裕、段取替え回数及び生産リードタイムの各関係を求める在庫シミュレーション部と、この在庫シミュレーション部により求められた品切れ率、在庫月数、生産能力余裕、段取替え回数及び生産リードタイムの各値をそれぞれ任意に変更したときに現れる効果及び必要となる投資額をコスト換算するコスト換算部と、このコスト換算部により求められた金額と前記在庫シミュレーション部により求められた品切れ率、在庫月数、生産能力余裕、段取替え回数及び生産リードタイムの各関係とを一覧表として表示する表示部とを備えたことを特徴とする目標値設定シミュレーション装置(特許文献2参照)なども提案されている。
また、在庫管理システムにおいて、ユーザが、計算で求めた発注点を採用した場合の予想の在庫金額と実績の在庫金額とを容易に比較することができるようにして、各商品の在庫金額の圧縮を図るとの課題の下、コンピュータによって商品の在庫を管理するためのシステムであって、商品についての各種データを入力するための入力手段と、各種データを表示するための表示手段と、過去の在庫実績データや現在の商品毎の仕入条件等を記憶するための記憶手段と、前記記憶手段に記憶された過去の在庫実績データに基づいて、一定期間の実績の延在庫総金額を算出する第1の延在庫総金額算出手段と、前記記憶手段に記憶された過去の在庫実績データと現在の商品毎の仕入条件とに基づいて、各商品毎に適正な発注点と安全在庫数とを算出する第1の適正在庫算出手段と、前記記憶手段に記憶された過去の在庫実績データと前記入力手段により入力された新たな商品の仕入条件とに基づいて、各商品毎に適正な発注点と安全在庫数とを算出する第2の適正在庫算出手段と、前記第1又は第2の適正在庫算出手段により算出された適正な発注点と安全在庫数とに基づいて在庫管理を行った場合の予想の延在庫総金額を算出する第2の延在庫総金額算出手段と、前記第1の延在庫総金額算出手段により算出された実績の延在庫総金額と前記第2の延在庫総金額算出手段により算出された予想の延在庫総金額とを比較して、その比較結果を前記表示手段に表示するように制御する制御手段とを備えたことを特徴とする在庫管理システム(特許文献3参照)なども提案されている。
特開2003−316862号公報 特開平6−149777号公報 特開2001−253512号公報
上記の従来の技術はいずれも、アイテムごとに最適な在庫量の算出や在庫金額の評価を行うものである。しかし実際には、企業としては資金の制約が存在しており、アイテムごとの在庫金額を集計した全体の在庫金額を計画的にコントロールしなければならないという経営命題がある。そのため、既存の技術を用いて作成された最適な在庫計画がそのまま実行されず、経営的な観点から在庫計画に修正が加えられる場合が多い。
例えば、キャッシュフローの改善のため、資産を棚卸在庫から現金へと変える、という目標が設定された際には、特定の期日(企業の会計年度の期末等)の在庫金額を目標金額まで削減する必要があった場合、既存の技術を用いてこの経営命題を解決しようとすると、安全在庫量や補充計画を算出するための入力値をアイテムごとに変更して計算を行い、全体の在庫金額が望ましい数値に近づくまで入力値を変更して再計算を行うといった試行錯誤を繰り返さなければならなかった。
また、在庫削減を考える際に、将来の望ましい在庫量が算出されたとしても、現在既に在庫が十分にあり、その時点で補充を止めたとしてもまだ在庫が過剰となるような過剰在庫の状態にある場合には、アイテム別に最適な在庫量を算出したとしても補充の抑制だけではアイテム別の望ましい水準まで在庫を削減できない場合がある。
そこで本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、目標となるグループ全体での在庫の目標値(数量または金額)と目標の在庫量を実現する期日を入力として、現在の在庫量が将来の需要予測量に対して過剰かどうかの判断も加味しつつ、目標となる在庫水準まで在庫(量または金額)を削減する計画を提案可能とする、在庫補充計画システム、在庫補充計画方法、および在庫補充計画プログラムを提供することを主たる目的とする。
上記課題を解決する本発明の在庫補充計画システムは、在庫アイテムの補充計画を行うシステムであって、複数の前記アイテムから構成されるグループの合計での、在庫削減目標値及び在庫削減目標達成日の情報を含む在庫削減目標を、入力インターフェイスより取得する、在庫削減目標取得部と、前記アイテムごとに補充を行った場合の在庫推移と、前記アイテムについて今後補充を行わなかった場合の在庫推移とを算定し、当該算定した両在庫推移における前記在庫削減目標達成日での在庫量の差異を算定して、前記アイテムごとの最大在庫削減可能数を得る、削減可能数算定部と、前記最大在庫削減可能数にアイテムごとの単価を乗じて最大在庫削減可能額を算定する、削減可能額算定部と、前記最大在庫削減可能数の範囲内で前記在庫削減目標分だけ在庫が減るように、安全在庫量および補充量に関する在庫補充パラメータを設定して在庫補充計画を算出し、これを出力インターフェイスに出力する、計画算出部と、を備えることを特徴とする(第1の発明)。
第2の発明は、第1の発明において、前記計画算出部が、前記グループを構成するアイテムの前記最大在庫削減可能額の合算額を算定し、当該合算額に占める、各アイテム毎の最大在庫削減可能額の比率を算定すると共に、当該比率に前記在庫削減目標値である在庫削減目標額を乗じてアイテム別の在庫削減目標額を算定し、これを補充在庫パラメータに含めることを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、前記計画算出部が、前記アイテム別の在庫削減目標額をアイテムの単価で除することでアイテム別の在庫削減目標値である在庫削減目標数を算定し、これを補充在庫パラメータに含めることを特徴とする。
第4の発明は、第1〜第3のいずれかの発明において、現状の在庫計画に基づく在庫推移と、前記在庫補充計画に従った在庫推移とを同じ時間軸のもと出力インターフェイスに同時表示する、結果比較処理部を備えることを特徴とする。
第5の発明は、在庫アイテムの補充計画をコンピュータにより行う方法であって、複数の前記アイテムから構成されるグループの合計での、在庫目標値及び在庫目標達成日の情報を含む在庫目標を、入力インターフェイスより取得し、前記アイテムごとに補充を行った場合の在庫推移と、前記アイテムについて今後補充を行わなかった場合の在庫推移とを算定し、当該算定した両在庫推移における前記在庫目標達成日での在庫量の差異を算定して、前記アイテムごとの最大在庫削減可能数を得て、前記最大在庫削減可能数にアイテムごとの単価を乗じて最大在庫削減可能額を算定し、前記最大在庫削減可能数の範囲内で目標在庫削減金額分だけ在庫が減るように、安全在庫量および補充量に関する在庫補充パラメータを設定して在庫補充計画を算出し、これを出力インターフェイスに出力する、ことを特徴とする。
第6の発明は、在庫アイテムの補充計画をコンピュータに実行させるプログラムであって、複数の前記アイテムから構成されるグループの合計での、在庫目標値及び在庫目標達成日の情報を含む在庫目標を、入力インターフェイスより取得するステップと、前記アイテムごとに補充を行った場合の在庫推移と、前記アイテムについて今後補充を行わなかった場合の在庫推移とを算定し、当該算定した両在庫推移における前記在庫目標達成日での在庫量の差異を算定して、前記アイテムごとの最大在庫削減可能数を得るステップと、前記最大在庫削減可能数にアイテムごとの単価を乗じて最大在庫削減可能額を算定するステップと、前記最大在庫削減可能数の範囲内で目標在庫削減金額分だけ在庫が減るように、安全在庫量および補充量に関する在庫補充パラメータを設定して在庫補充計画を算出し、これを出力インターフェイスに出力するステップと、を含むことを特徴とする。
なお、前記アイテムごとに補充を行った場合の在庫推移と、前記アイテムについて今後補充を行わなかった場合の在庫推移とを算定する代わりに、当該在庫推移を計算する既存の在庫計画システムより在庫推移の算定結果を取得するとしてもよい。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、目標となるグループ全体での在庫の目標値(数量または金額)と目標の在庫量を実現する期日を入力として、現在の在庫量が将来の需要予測量に対して過剰かどうかの判断も加味しつつ、目標となる在庫水準まで在庫(量または金額)を削減する計画を提案可能となる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本発明の一実施形態である在庫補充計画システムを含むネットワーク構成を示した図である。本実施形態における在庫補充計画システム100は、一例として、アイテムごとの在庫削減量を算出する在庫削減シミュレーションシステム2010、アイテムごとの時系列の在庫推移を計算し補充計画を作成する在庫計画システム2020、アイテムごとの需要予測値の作成と管理を行う需要予測システム2030、およびアイテムごとの在庫量を管理する在庫管理システム2040がネットワーク140を介して協働するものとする。また、前記ネットワーク140には、前記在庫補充計画システム100に対して、目標値の入力及び計画値の確認を行う入出力システム2050が接続され、利用者からのアクセスを受付けることとなっている。
なお、前記在庫補充計画システム100をなす前記システム2010、2020、2030、2040らは、物理的に異なる記憶装置と演算装置等をもつ別システム内に格納されても、物理的に同一の記憶装置と演算装置等を持つ同一のシステム内に格納されても良い。
また、前記在庫削減シミュレーションシステム2010は、記憶装置130内に、安全在庫量d701、在庫削減目標値d601、単価d602、無補充在庫量d109、在庫削減可能数d110、目標在庫d202、目標在庫金額d203の各データを備えると共に、プログラムデータベース101に在庫削減シミュレーションプログラム2011を備えている。なお、この在庫削減シミュレーションプログラム2011の詳細については後述する。
また、在庫計画システム2020は、記憶装置130内に安全在庫量d106、補充量d105、確定補充量d103、リードタイムd104、補充計画d107、在庫計画量d108の各データを備え、プログラムデータベース101に在庫推移計算プログラム2021を備える。更に、需要予測システム2030は、記憶装置130内に需要予測値d101のデータを持ち、プログラムデータベース101に需要予測プログラム102を備える。在庫管理システム2040は、記憶装置130内に現在在庫のデータd103を備え、またプログラムデータベース101に在庫管理プログラムを備える。
本発明の在庫補充計画システム100(以下、システム100)を構成する各システム2010、2020、2030、2040は、本発明の在庫補充計画方法を実行する機能を実現すべく書き換え可能メモリなどの各プログラムデータベース101に格納された各プログラム2011、2021といったプログラム102をメモリ103に読み出し、演算装置たるCPU104により実行する。
また、前記システム100は、コンピュータ装置が一般に備えている各種キーボードやボタン類、ディスプレイなどの入出力インターフェイス105を前記入出力装置2050とは別に備えているとしてもよい。また、前記システム100を構成する各システム2010、2020、2030、2040は、各システム間のデータ授受を担う通信手段106を有している。
システム100を構成する各システム2010、2020、2030、2040らは、前記通信手段106により、例えばインターネットやLAN、シリアル・インターフェース通信線などのネットワーク140を介して互いに接続し、データ授受を実行する。システム100を構成する各システム2010、2020、2030、2040の各種機能部と通信手段106との間ではI/O部107がデータのバッファリングや各種仲介処理を実行している。
続いて、前記システム100が例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。但し、本実施形態においては、一例として、前記在庫削減シミュレーションシステム2010の在庫削減シミュレーションプログラム2011が本発明の機能部を備えているものとしている。しかしながら、システム100として各システム2010、2020、2030、2040が一体となって協働する状況を想定すれば、各システム2010、2020、2030、2040のいずれに前記機能部が備わっていてもよい。本実施形態における機能部の配置はあくまでも一例である。
前記システム100は、複数の前記アイテムから構成されるグループの合計での、在庫削減目標値及び在庫削減目標達成日の情報を含む在庫削減目標を、入力インターフェイスより取得する、在庫削減目標取得部110を備える。
また、システム100は、前記アイテムごとに補充を行った場合の在庫推移と、前記アイテムについて今後補充を行わなかった場合の在庫推移とを算定し、当該算定した両在庫推移における前記在庫削減目標達成日での在庫量の差異を算定して、前記アイテムごとの最大在庫削減可能数を得る、削減可能数算定部111を備える。
また、システム100は、前記最大在庫削減可能数にアイテムごとの単価を乗じて最大在庫削減可能額を算定する、削減可能額算定部112を備える。
また、システム100は、前記最大在庫削減可能数の範囲内で前記在庫削減目標分だけ在庫が減るように、安全在庫量および補充量に関する在庫補充パラメータを設定して在庫補充計画を算出し、これを出力インターフェイスに出力する、計画算出部113を備える。
なお、前記計画算出部113が、前記グループを構成するアイテムの前記最大在庫削減可能額の合算額を算定し、当該合算額に占める、各アイテム毎の最大在庫削減可能額の比率を算定すると共に、当該比率に前記在庫削減目標値である在庫削減目標額を乗じてアイテム別の在庫削減目標額を算定し、これを補充在庫パラメータに含めることとすれば好適である。
また、前記計画算出部113が、前記アイテム別の在庫削減目標額をアイテムの単価で除することでアイテム別の在庫削減目標値である在庫削減目標数を算定し、これを補充在庫パラメータに含めることとすれば好適である。
また、システム100は、現状の在庫計画に基づく在庫推移と、前記在庫補充計画に従った在庫推移とを同じ時間軸のもと出力インターフェイスに同時表示する、結果比較処理部114を備えることとすれば好適である。
なお、これまで示した システム100における各機能部110〜114は、ハードウェアとして実現してもよいし、メモリやHDD(Hard Disk Drive)などの適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記CPU104がプログラム実行に合わせて記憶装置より該当プログラムをメモリ103に読み出して、これを実行することとなる。
また、前記ネットワーク140に関しては、インターネット、LANの他、ATM回線や専用回線、WAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、無線ネットワーク、公衆回線網、携帯電話網、シリアル・インターフェース通信線など様々なネットワークを採用することも出来る。また、VPN(Virtual Private Network)など仮想専用ネットワーク技術を用いれば、インターネットを採用した際にセキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。なお、前記シリアル・インターフェイスは、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送で、外部機器と接続するためのインターフェースを指し、通信方式としてはRS-232C、RS-422、IrDA、USB、IEEE1394、ファイバ・チャネルなどが想定できる。
−−−データベース構造−−−
次に、本実施形態における前記システム100が利用するデータベースもしくは一時的に保持するデータの構造について説明する。図2は、後述する、将来の在庫推移量算出処理における入力データである、(a)需要予測値d101と、(b)確定補充量d103のデータ形式を示した概念図である。需要予測値のデータ3101はアイテム3101aと日付3101bごとに需要予測量3011cを保存している。また、確定補充量のデータ3103は、アイテム3103aと日付3103bごとの確定補充量3013cの値を保存している。
図3は、後述する、将来の在庫推移量算出処理における入力データである、(a)現在在庫量d102、(b)リードタイムd104、(c)補充量d105、(d)安全在庫量d106のそれぞれのデータ形式を示した概念図である。現在在庫量のデータ4102はアイテム4102aごとに在庫量4102bのデータを保存している。リードタイムのデータ4104は、アイテム3104aごとのリードタイム4104bを保存している。補充量のデータ4105はアイテム4105aごとの補充量タイプ4105bと補充量4105cが保存される。安全在庫のデータ4106はアイテム4106aごとの安全在庫タイプ4106bと安全在庫量4106cが保存される。
図4は、後述する、将来の在庫推量量算出処理における出力情報である、補充計画d107のデータ形式を示した概念図である。補充計画のデータ5012は、アイテム5102aと期間5102bごとの補充計画量5102cが保存される。
図5は、後述する、将来の在庫推量量算出処理における出力情報である、(a)在庫計画量d108と、(b)無補充在庫量d109のデータ形式を示した概念図である。在庫計画量のデータ6108は、アイテム6108aと日付6108bごとの在庫計画量6108cが保存される。無補充在庫計画のデータ6109は、アイテム6109aと日付6109bごとの在庫計画量6109cが保存される。
図6は、後述する、将来の在庫推量量算出処理における出力情報である、(a)在庫削減可能数d110と、後述する、アイテム別の在庫削減目標値の入力データである、(b)単価d602データ形式を示した概念図である。在庫削減可能数のデータ7110は、アイテム7110aと日付7110bごとの在庫削減可能数7110cが保存される。単価のデータ7602は、アイテム7602aごとの単価7602bが保存される。
−−−発注点方式の在庫補充−−−
図7は、発注点方式の在庫補充形態における、一般的な安全在庫と発注量の考え方を示す概念図である。図に示す在庫推移グラフ8010においては、横軸が時間で縦軸が在庫数量を示しており、グラフはアイテムごとの在庫量の推移を示している。ここでは、時間の経過と共に、初期在庫に該当するアイテム4102aの在庫量4102bの状態(図3(a)参照)から、同一のアイテム3101aの該当する日付3101bの需要予測値3101cの分(図2(b)参照)だけ在庫は減少していく。減少した在庫が発注点(算出式8020に従い算出される)の値を下回った場合に、同一のアイテム4105aの補充量4105c(図3(c)参照)が、同一のアイテム4104aのリードタイム4104bの期間経過後に在庫量に加算されることとなる。
−−−処理フロー−−−
以下、本実施形態における在庫補充計画方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する在庫補充計画方法に対応する各種動作は、前記システム100がメモリ103に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そして、このプログラム102は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。
図8は本発明の一実施形態である在庫補充計画方法の処理の手順と各処理の入出力を示した処理フロー図である。本実施例における処理は、ステップs100の将来の在庫推移量の算出、ステップs200の在庫目標値d201の入力、ステップs300の全体在庫削減目標額算出、ステップs600のアイテム別の在庫削減目標数算出、ステップs700のアイテム別安全在庫量算出の、5つのステップの処理から構成される。
まずステップs100の処理として、既存の在庫補充の技術を用いた補充計画について、在庫計画システム2020の在庫推移計算プログラム2021による処理を以下のように行なう。
在庫計画システム2020の在庫推移計算プログラム2021は、前記需要予測値d101、現在在庫量d102、確定補充量d103、リードタイムd104、補充量d105、安全在庫量d106といったデータを各システムから読み込み、在庫推移を計算する。ここで計算した結果は、図9(a)に示す在庫計画表9010の形式で出力インターフェイスに出力する。またこの出力データは在庫計画システム2020の記憶装置130に格納される。また、図10に示す式1010及び式1020に従い、アイテム毎に時系列の在庫推移として、期間ごとの在庫計画量9010dを求める。
なお、ここで図9の説明をしておく。図9は、アイテムごとの在庫推移を説明した概念図である。図9(a)の在庫計画表9010は期間(日または週または月などの幅を持った期間)ごとの各項目の値の推移を、時系列に確認するための表である。需要予測値d101、確定補充量d103、現在在庫量d102から、アイテムが一致し日付が表の各期間の範囲内に含まれるようなデータの値の合計を表の該当するセルに対して埋める。
また、在庫計画量算出式1010及び1011、無補充在庫計画量算出式1020及び1021、在庫削減可能数(アイテム別)算出式1030に従い、将来の在庫計画量d108と無補充在庫量d109及び在庫削減可能数d110を算出し、各項目を埋めることで、在庫計画表9010は完成される。在庫計画表9010で計算された期間ごとの在庫計画量及び無補充在庫計画量の推移をグラフにすると、同図(b)在庫計画量グラフ9020及び、同図(c)無補充在庫計画量9030のようになる。
上述のようにして求めた将来の期間の在庫計画量9010dが、図7で示した式8020の計算式で算出された発注点を下回った場合には、以下の方法で補充計画を作成する。在庫が発注点を下回った期間を期間Xとすると、「期間X+“アイテムごとのリードタイム4104bの期間”」において、アイテムごとの補充量d105を補充計画9010cとして作成する。
次に補充計画を追加した期間移行の在庫計画量9010eを計算し、発注点を下回る期間があればその期間の先頭日の日付で新たな補充計画を作成する。この処理により作成されたアイテムごとの補充計画値9010eは、アイテム別に時系列の補充計画データ5102の形式で、補充計画d107として在庫計画システム2020の記憶装置130に保存される。
次に、上記で算出された補充計画に従い、在庫計画表の在庫計画量9010e、無補充在庫計画量9010f、在庫削減可能数(アイテム別)9010gのそれぞれの値を、式1010、式1020、式1030ら(図10参照)に従い算出する。算出された在庫計画量9010e、無補充在庫計画量9010f、在庫削減可能数(アイテム別)9010gは、それぞれアイテム別の時系列データとして、日付を期間の先頭日の日付とすることで、それぞれ在庫計画量データ6108、無補充在庫計画データ6109、在庫削減可能数データ7110の形式で、それぞれ在庫計画量d108、無補充在庫量d109、在庫削減可能数d110として保存される。
また、ステップs100の将来の在庫推移算出の処理にて計算された値は、在庫計画表9010、在庫計画量グラフ9020、無補充在庫計画グラフ9030の形式で、入出力システム2050に表示される。
次に、ステップs200の在庫目標の入力処理として、アイテム全体の目標値たる、目標在庫金額(全体)d203と在庫量を実現する期日d202のシステムへの入力を受付ける。この入力受け付けは、入出力システム2050を介して実行し、ここで受け付けた値は在庫削減シミュレーションシステム2010に保存する。
次に、ステップs300の処理として、在庫削減シミュレーションシステム2010の在庫削減シミュレーションプログラム2011にて、前記ステップs100の処理で算出された在庫計画量9010dにおける、目標期日d202の各アイテムの在庫計画量9010dに、アイテムごとの単価7602bを乗算して合計した値から、ステップs200で入力された指定した目標期日d202の目標在庫金額d203を減算し、全体の在庫削減目標額(全体)d301を求める。ここで得たデータは、在庫削減シミュレーションシステム210の記憶装置130に格納する。
前記在庫削減目標額d301の値がゼロよりも大きい場合には、在庫の削減は不要であるため、以降の処理を行わずにフローを終了する。一方、前記在庫削減目標額d301の値がゼロよりも大きい場合には、在庫の削減が必要となるため、以降の処理を行う。
この場合、ステップs600の処理として在庫削減シミュレーションシステム2010の在庫削減シミュレーションプログラム2011にて、アイテム別の在庫削減目標数を以下の手順で算出する。
前記ステップs100の処理で求めて、在庫削減シミュレーションシステム2010の記憶装置130に格納している在庫削減可能数d110のデータ内の在庫削減可能数(アイテム別)9010fから、目標期日d202の値のみを抜き出し、在庫配分表1110のアイテム別の在庫削減可能数1110cとして設定する。前記在庫配分表1110の単価1110bにはアイテムごとの単価7602bを設定する。
次に、式1111(図11(b)参照)に従い、アイテム別の在庫削減可能数1110cにアイテム別の単価1110bを乗算し、在庫削減可能額(アイテム別)1110dを求める。このアイテム別の在庫削減可能額1110dの合計に対する各アイテムの在庫削減可能額の比率を、式1112(図11(b)参照)に従い算出してアイテムごとの比率1110eを算出する。
続いて、前記ステップs300の全体在庫削減目標額の設定処理で入力された、全体の在庫削減目標額d301を、前記比率1110eに従って各アイテムへ式1113(図11(b)参照)に従って配分し、在庫削減目標額(アイテム別)1110fを求める。また、求め在庫削減目標額(アイテム別)1110fを式1114(図11(b)参照)に従い、アイテム別の単価1110bで除算することで、在庫削減目標数(アイテム別)1110gが求められる。
ここで算出したアイテムごとの時系列の在庫削減目標数(アイテム別)1110gは、在庫削減可能数データ7110の形式で、在庫削減目標数(アイテム別)d601として在庫削減シミュレーションシステム2010の記憶装置130に格納される。
上述した通り、図11はステップs600のアイテム別の在庫削減目標数算出処理の概念を示す図であり、(a)在庫配分表、(b)算定式群を示す。同図(a)の在庫配分表1110は、在庫削減可能数d110、単価d602、在庫削減目標額(全体)d301から在庫削減目標数(アイテム別)d601を算出するための処理である。単価1110bは単価データ7602の同一のアイテム7602aの単価7602bから求められる。在庫削減可能数1110cは、在庫削減可能数データ7110から期間7110bが目標期日d202と一致するデータを抜き出す事で作成される。在庫削減可能額1110dは式1111に従い、アイテム別に算出される。比率1110eは、在庫削減可能数1110dの値から式1112に従いアイテム別に算出される。在庫削減目標額(アイテム別)1110fは、在庫削減目標額(全体)d301と比率1110eから、式1113に従いアイテム別に算出される。在庫削減目標数(アイテム別)1110gは、在庫削減目標額1110fと単価1110bから、式1114に従い、アイテム別に算出される。
最後に、ステップs700のアイテム別安全在庫量算出の処理として、在庫削減目標数(アイテム別)d601だけ在庫が削減できるような補充計画を在庫計画システム2020で計算できるように、在庫計画システム2020の入力値である安全在庫量d106を在庫削減シミュレーションシステム2010の在庫削減シミュレーションプログラムにて算出する。算出方式は以下の通りである。
一般的に平均在庫量は、「平均在庫量=安全在庫量+補充量/2」、の式で評価される。この平均在庫量を削減するためには、安全在庫量と補充量のいずれかもしくは両方の値を小さな値へと変更する必要がある。
例えば、安全在庫量を小さな値へと変更した場合には、需要予測値以上にアイテムが消費された場合に欠品が発生する確率が高くなる。一方で、補充量を減らした場合には、平均在庫量は減るが、1回の補充量が減るために補充の回数が増える事になり、発注回数に比例する発注コストが増大する事となる。また、一般的に小ロットで生産する場合には大きなロットで生産した方が生産コストが上がるため、補充量を減らす事はコストの増大へとつながる。在庫削減と欠品率の増加やコストの増大の間のトレードオフを考慮して、安全在庫または補充量もしくはその両方の値を変更する事となる。
今回の例では、安全在庫量を減らす方式を選択した場合の例として、以下の処理を行う。安全在庫の算出式は上述の式を変形して、「安全在庫量=平均在庫量−補充量/2」、となる。この式において、平均在庫量に「期日Nの在庫計画値−在庫削減目標数」を代入する事で、安全在庫量が求まる。補充量が期間によって異なる場合には、前記補充量としては、期日に最も近い日の補充量(補充計画値)を使用する。
上記の式で算出されたアイテム別の安全在庫量(見直し後)d701は、在庫削減シミュレーションシステム2010の記憶装置130に格納される。
最後に、安全在庫量d701のデータで在庫計画システム2020の安全在庫量d106のデータを更新し、前記ステップs100の処理にて、在庫計画システム2020の在庫推移計算プログラム2021が補充計画d107を再計算する事で、目標在庫金額d203を実現する補充計画が求められる。求められた補充計画で、在庫計画システム2020の記憶装置130に格納されている補充計画d107が更新される。
本発明によれば、目標とする期日までに在庫量を目標額まで削減する計画が作成可能になる。これにより、特定の期日までの在庫金額の削減が、在庫の廃棄無しで可能かどうかを判断できるようになる。また、実際に目標在庫まで削減するための補充計画が容易に作成可能となるため、キャッシュという企業の経営資源が過剰に在庫に投入される事態を改善し、企業のキャッシュフローの改善に寄与できる。
また、従来技術で同様の計画を行う場合にはアイテムごとに入力値である安全在庫量を変えて補充計画を算出し、算出されたアイテムごとの在庫額の合計が目標在庫金額に近づくまで試行錯誤的に入力値である安全在庫量を変えて再計算を繰り返す必要があり、そのため、アイテム数が多い場合などには計画に非常に時間がかかった。一方、本本発明によれば、アイテムごとの安全在庫量を自動で算出するため、在庫計画に費やす時間を大幅に短縮できる。
したがって、目標となるグループ全体での在庫の目標値(数量または金額)と目標の在庫量を実現する期日を入力として、現在の在庫量が将来の需要予測量に対して過剰かどうかの判断も加味しつつ、目標となる在庫水準まで在庫(量または金額)を削減する計画を提案可能となる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本発明の一実施形態である在庫補充計画システムを含むネットワーク構成を示した図である。 本発明の一実施形態である在庫補充計画方法における入力データである、アイテム別の時系列データの形式を示した概念図である。 本発明の一実施形態である在庫補充計画方法の入力データである、アイテム別のデータの形式を示した概念図である。 本発明の一実施形態である在庫補充計画方法の中間生成データの一つである、補充計画のデータの形式を示した概念図である。 本発明の一実施形態である在庫補充計画方法の中間生成データの一つである、在庫計画量と無補充在庫量のデータの形式を示した概念図である。 本発明の一実施形態である在庫補充計画方法の中間生成データの一つである、在庫削減可能数(アイテム別)と、入力データの一つである単価のデータの形式を示した概念図である。 一般的な需要予測値と安全在庫と補充量の関係を説明するための概念図である。 本発明の一実施形態である在庫補充計画方法の処理の手順と各処理の入出力を示した処理フロー図である。 本発明の一実施形態である在庫補充計画方法における、アイテム別の在庫推移の計算方法を示した概念図である。 在庫計画量と無補充在庫計画量の算出式を示す図である。 本発明の一実施形態である在庫補充計画方法における、全体在庫削減目標額をアイテム別に割り振り在庫削減可能数(アイテム別)を算出する処理を示した概念図である。
符号の説明
100 在庫補充計画システム、システム 101 プログラムデータベース
102 プログラム 103 メモリ
104 CPU 105 入出力インターフェイス
106 通信手段 107 I/O部
110 在庫削減目標取得部 111 削減可能数算定部
112 削減可能額算定部 113 計画算出部
114 結果比較処理部 140 ネットワーク
s100 将来の在庫推移算出処理
s200 在庫目標入力処理 s300 全体在庫削減目標額算出処理
s600 アイテム別の在庫削減目標数算出 s700 アイテム別安全在庫量算出
d101 需要予測値 d102 現在在庫量
d103 確定補充量 d104 リードタイム
d105 補充量 d106 安全在庫量
d107 補充計画 d108 在庫計画量
d109 無補充在庫量 d110 在庫削減可能数(アイテム別)
d201 在庫目標値 d202 目標期日
d203 目標在庫金額(全体) d301 在庫削減目標額(全体)
d601 在庫削減目標数(アイテム別) d602 単価
d701 安全在庫量(見直し後)
2010 在庫削減シミュレーションシステム 2020 在庫計画システム
2030 需要予測システム 2040 在庫管理システム
2050 入出力システム 3103 確定補充量データ
4102 現在在庫量データ 4104 リードタイムデータ
4105 補充量データ 4106 安全在庫データ
5102 補充計画データ 6108 在庫計画量データ
6109 無補充在庫計画データ 7602 単価データ
7110 在庫削減可能数データ 8010 発注点方式在庫推移グラフ
9010 在庫計画表 1110 在庫配分表

Claims (6)

  1. 在庫アイテムの補充計画を行うシステムであって、
    複数の前記アイテムから構成されるグループの合計での、在庫削減目標値及び在庫削減目標達成日の情報を含む在庫削減目標を、入力インターフェイスより取得する、在庫削減目標取得部と、
    前記アイテムごとに補充を行った場合の在庫推移と、前記アイテムについて今後補充を行わなかった場合の在庫推移とを算定し、当該算定した両在庫推移における前記在庫削減目標達成日での在庫量の差異を算定して、前記アイテムごとの最大在庫削減可能数を得る、削減可能数算定部と、
    前記最大在庫削減可能数にアイテムごとの単価を乗じて最大在庫削減可能額を算定する、削減可能額算定部と、
    前記最大在庫削減可能数の範囲内で前記在庫削減目標分だけ在庫が減るように、安全在庫量および補充量に関する在庫補充パラメータを設定して在庫補充計画を算出し、これを出力インターフェイスに出力する、計画算出部と、
    を備えることを特徴とする在庫補充計画システム。
  2. 請求項1において、
    前記計画算出部が、前記グループを構成するアイテムの前記最大在庫削減可能額の合算額を算定し、当該合算額に占める、各アイテム毎の最大在庫削減可能額の比率を算定すると共に、当該比率に前記在庫削減目標値である在庫削減目標額を乗じてアイテム別の在庫削減目標額を算定し、これを補充在庫パラメータに含めることを特徴とする在庫補充計画システム。
  3. 請求項2において、
    前記計画算出部が、前記アイテム別の在庫削減目標額をアイテムの単価で除することでアイテム別の在庫削減目標値である在庫削減目標数を算定し、これを補充在庫パラメータに含めることを特徴とする在庫補充計画システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかにおいて、
    現状の在庫計画に基づく在庫推移と、前記在庫補充計画に従った在庫推移とを同じ時間軸のもと出力インターフェイスに同時表示する、結果比較処理部を備えることを特徴とする在庫補充計画システム。
  5. 在庫アイテムの補充計画をコンピュータにより行う方法であって、
    複数の前記アイテムから構成されるグループの合計での、在庫目標値及び在庫目標達成日の情報を含む在庫目標を、入力インターフェイスより取得し、
    前記アイテムごとに補充を行った場合の在庫推移と、前記アイテムについて今後補充を行わなかった場合の在庫推移とを算定し、当該算定した両在庫推移における前記在庫目標達成日での在庫量の差異を算定して、前記アイテムごとの最大在庫削減可能数を得て、
    前記最大在庫削減可能数にアイテムごとの単価を乗じて最大在庫削減可能額を算定し、
    前記最大在庫削減可能数の範囲内で目標在庫削減金額分だけ在庫が減るように、安全在庫量および補充量に関する在庫補充パラメータを設定して在庫補充計画を算出し、これを出力インターフェイスに出力する、ことを特徴とする在庫補充計画方法。
  6. 在庫アイテムの補充計画をコンピュータに実行させるプログラムであって、
    複数の前記アイテムから構成されるグループの合計での、在庫目標値及び在庫目標達成日の情報を含む在庫目標を、入力インターフェイスより取得するステップと、
    前記アイテムごとに補充を行った場合の在庫推移と、前記アイテムについて今後補充を行わなかった場合の在庫推移とを算定し、当該算定した両在庫推移における前記在庫目標達成日での在庫量の差異を算定して、前記アイテムごとの最大在庫削減可能数を得るステップと、
    前記最大在庫削減可能数にアイテムごとの単価を乗じて最大在庫削減可能額を算定するステップと、
    前記最大在庫削減可能数の範囲内で目標在庫削減金額分だけ在庫が減るように、安全在庫量および補充量に関する在庫補充パラメータを設定して在庫補充計画を算出し、これを出力インターフェイスに出力するステップと、
    を含むことを特徴とする在庫補充計画プログラム。
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