JP3972008B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、誘導加熱等を熱源とするクッキングヒーターなどの加熱調理器の通電時の表示に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のクッキングヒーターなどの加熱調理器は、厨房のシステムキッチンや流し台に据え付け、もしくは組み込まれて使用されるもので、誘導加熱等を熱源とし、高周波電流を流した加熱コイルから磁束を発生させ、この磁束によって金属製の鍋等の負荷自体を発熱させ、食材を加熱するものである。
【0003】
このため、このような誘導加熱を熱源とする加熱調理器は、ガスを熱源とする加熱調理器や赤熱する電気ヒーターを熱源とする加熱調理器等と異なり、通電時に炎や赤熱部等が見えず、加熱部が通電されていることを視覚的に認めることができない。
【0004】
このような問題を解決するために、特許文献1や特許文献2などに開示されている通電時表示の例がある。
【0005】
特許文献1に開示されている例は、トッププレートの下方の加熱部の周囲に複数の電球を設け、加熱部の通電時に前記複数の電球を点灯させて、加熱部が通電されている旨をトッププレートの上面側に表示するものである。
【0006】
特許文献2に開示されている例についは、図5を参照して説明する。
図5は、特許文献2に開示されている従来例の加熱調理器の要部断面図である。
【0007】
図において、透光性のトッププレート2の下方に誘導加熱コイルで形成される加熱部4を設け、この加熱部4の下方外周部に導光体21を設け、前記導光体21に光を発する電球またはLEDなどからなる光源20を設けた構成としている。そして、加熱部4の通電時に光源20を点灯し、この光源20から発した光が導光体21を伝播し、トッププレート2に達し、トッププレート2上の加熱部4の周囲を表示する。
【0008】
以上のように、従来の加熱調理器は加熱部4の通電時に、炎等に代わり、電気的な光源20により透光性のトッププレート2を通して加熱部4周辺部に表示を行って、加熱部4が通電されていることを視認できるようにしている。
【0009】
【特許文献1】
特許第2903561号公報
【特許文献2】
特開2001−326064号公報。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
前述したように、特許文献1および特許文献2に開示されている従来の加熱調理器は、どちらも電気的な光源20により透光性のトッププレート2を通して加熱部4周辺部に加熱部4の通電時の表示を行うものなので、周囲が明るい時などには点灯していることが分かり難いという問題がある。また、電気的な表示のため、表示の色や形態等のデザイン上の融通性に乏しいという欠点もある。
【0011】
本発明は、前記不具合を解決するものであり、加熱部の通電時の状態が見易く、幅の広いデザインが採用可能で、且つ、安価な通電時表示を実現することを目的とする。
【0012】
また、火力に応じて変化する通電時表示とすることを目的とする。
【0013】
また、種々の大きさの負荷においても見易い通電時表示とすることを目的とする。
【0014】
また、大きな負荷でも支障を生じない通電時表示とすることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、本体の上面にトッププレートを配し、本体の内部にトッププレート上に載置される負荷を加熱する加熱部を設けた加熱調理器において、前記加熱部のほぼ上方部分の前記トッププレートに透視窓を設け、前記トッププレートの下方に前記透視窓を通して視認でき前記透視窓に対応したパターンを有するプレートを回転可能に設け、前記プレートは前記加熱部の通電時に常時回転して前記透視窓を通して視認できるパターンを変化させ、前記加熱部の通電状態を確認できるよう構成したものである。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明は、前述のように、本体の上面にトッププレートを配し、本体の内部にトッププレート上に載置される負荷を加熱する加熱部を設けた加熱調理器において、前記加熱部のほぼ上方部分の前記トッププレートに透視窓を設け、前記トッププレートの下方に前記透視窓を通して視認でき前記透視窓に対応したパターンを有するプレートを回転可能に設け、前記プレートは前記加熱部の通電時に常時回転して前記透視窓を通して視認できるパターンを変化させ、前記加熱部の通電状態を確認できるよう構成したものである。
【0017】
これによって、加熱部の通電時の状態が見易く、幅の広いデザインが採用可能で、且つ、安価な通電時表示を実現できる。
【0018】
また、前記プレートは前記加熱部の通電時の火力に応じた回転速度で回転するものなので、火力に応じて変化する通電時表示とすることができる。
【0019】
また、前記透視窓は少なくとも一部が加熱部の中心近傍から外周方向への放射状の透視可能な窓で構成されたものなので、種々の大きさの負荷においても見易い通電時表示とすることができる。
【0020】
また、前記透視窓は少なくとも一部が加熱部の外形より外側に設けられたものなので、大きな負荷でも支障を生じない通電時表示とすることができる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。本実施例は、誘導加熱用の加熱部を二つ備えた加熱調理器の例で説明する。
【0022】
図1は本発明の一実施例のシステムキッチン組込後の概略外観図、図2は本発明の一実施例の要部断面図、図3は本発明の一実施例の透視窓およびプレートの第一の構成例を示す図、図4は本発明の一実施例の透視窓およびプレートの第二の構成例を示す図である。
【0023】
図1および図2において、1は加熱調理器の本体であり、システムキッチンに組み込まれている。2はトッププレートで、本体1の上面に配され、耐熱性の高い結晶化ガラスで形成され、後記表示部12、13、14部分を除き裏面のほぼ全面に塗装して下方を視認できないように構成されている。3はトッププレートカバー枠で、トッププレート2の周りに固着されている。トッププレート2とトッププレートカバー枠3の間にはシール材(図示せず)が充填され水密構造となっている。
【0024】
また、トッププレートカバー枠3は本体1にも固定されており、機器をシステムキッチンに組み込む際は、トッププレートカバー枠3で機器を吊り上げて設置される。従って、システムキッチンの表面に出るのはトッププレート2、トッププレートカバー枠3および本体1の前面部である。
【0025】
4、5、6の破線の円形は加熱部で、トッププレート2の下側にあることを示し、本体1の内部に設けられ、トッププレート2上に載置される鍋等の負荷(図示せず)を加熱する部分である。加熱部4、5は誘導加熱用のコイル等で構成され、加熱部6はニクロムヒーター線加熱式円形ヒーター等で構成され、それぞれ複数段階の火力のレベルを有している。
【0026】
7はグリル部で、本体1の左側下部に配され、魚等を焼く部分である。8は排気口で、トッププレート2の後方に設けられ、グリル部7からの排気、および本体1の内部を冷却した廃熱を排出する。9は吸気口で、本体1の前面上部に設けられ、本体1の内部に冷却用空気を吸引する。
【0027】
10は操作部で、本体1の前面の垂直面部に配され、加熱部4、5、6、グリル部7に対応し、これらの通電入り切りを行うスイッチや火力の操作等を行うツマミ類が配されている。11はメインスイッチで、操作部10内に配され、機器全体の電源の入り切りを行う。尚、操作部10の一部をトッププレート2面に設けてもよい。
【0028】
12、13、14は表示部で、トッププレート2面に設けられ、下方にバックライトを備えた液晶表示素子等で構成され、加熱部4、5、6に対応して各加熱部4、5、6の設定火力および投入電力等を点灯表示する。尚、表示部12、13、14は本体1の前面に設けてもよい。
【0029】
15、16は透視窓で、それぞれ加熱部4、5のほぼ上方部分のトッププレート2に設けられ、ここを通してトッププレート2の下方内部を視認できるものである。この透視窓15、16はトッププレート2の裏面に塗装をしないことにより形成される。また、透視窓15、16は少なくとも一部が加熱部4、5の中心近傍から外周方向への放射状の透視可能な窓で構成されてもよい。また、透視窓15、16は少なくとも一部を加熱部4、5の外形より外側に設けてもよい。尚、透視窓15、16の形状は直線のみで形成してもよいし、曲線のみ、もしくは直線と曲線とを組み合わせて形成してもよい。
【0030】
17、18はプレートで、通常円形の板で形成され、トッププレート2の下方にそれぞれ透視窓15、16を通して視認でき前記透視窓15、16に対応したパターン19を有し、回転可能に設けられ、例えば、加熱部4、5に対応する操作部10内の通電入り切りを行うスイッチを操作することに連動して回転し、透視窓15、16を通して視認できるパターン19を変化させ、前記加熱部4、5の通電状態を確認できる。プレート17、18は加熱部4、5に対応する操作部10内の通電入り切りを行うスイッチを操作することに連動して回転する。要は、加熱部4、5の通電開始時に連動して回転すればよい。また、プレート17、18のパターン19は印刷等で形成され、プレート17、18は加熱部4、5の通電時の火力に応じた回転速度で回転してもよい。この場合には、プレート17、18は加熱部4、5に対応する操作部10内の火力の操作等を行うツマミを操作する時、すなわち加熱部4、5の火力の変更時に連動して、その回転速度が変化する。
【0031】
尚、図2は加熱部4近傍の断面を示したが、加熱部5近傍の断面も同様のため、省略した。
【0032】
次に、透視窓15およびプレート17の第一の構成例を図3に従って説明する。
【0033】
尚、透視窓15と透視窓16、およびプレート17とプレート18は、同様の構成なので、代表として加熱部4に対応する透視窓15およびプレート17について説明する。また、破線の円は加熱部4の外形を表している。以下、同様である。
【0034】
図3(a)は透視窓15を示し、同図(b)はプレート17を示し、同図(c)は透視窓15とプレート17が回転中に透視窓15の下に位置した場合を示している。
【0035】
図3(a)において、複数の矩形は加熱部4の中心近傍から外周方向への放射状の透視可能な窓で、トッププレート2に設けられる透視窓15を構成している。また、同図に示すように、この透視窓15は一部が加熱部4の外形(図における破線の円)より外側に設けている。
【0036】
図3(b)は複数の矩形のパターン19を有するプレート17を示すもので、加熱部4の非通電時すなわち非回転時の状態を示し、パターン19を構成する複数の矩形は透視窓15を構成する複数の矩形に対し角度を持たせている。プレート17のパターン19は、加熱部4の非通電時すなわち非回転時には、透視窓15とはズレた位置にあるので、透視窓15を通して視認できない。
【0037】
図3(c)は、同図(b)のプレート17が回転して、パターン19の一部が透視窓15の下に位置した状態を示している。プレート17の回転方向は時計回り、反時計回りどちらでもよい。図においては、プレート17は時計方向に回転させる。プレート17すなわちパターン19は通電時には常時回転しているため、一つのパターン19が通り過ぎても、次のパターン19が回転してくるので、透視窓15を通して見えるパターン19は、矩形の中心側端部から外周側端部へ繰り返し移動しているように見える。
【0038】
プレート17の回転速度が変化すれば、透視窓15を構成する矩形の中心側端部から外周側端部へ移動するパターン19の速度も変化する。例えば、加熱部4の通電時の火力が大きい時にプレート17の回転速度を早くするように設定した場合、加熱部4の通電時の火力を大火力から小火力に変更すれば、透視窓15を構成する矩形の中心側端部から外周側端部へ移動するパターン19の速度は高速から低速に変化するので、視認できるパターン19の移動速度によって火力を把握することができる。
【0039】
尚、プレート17のパターン19の色は赤系の色等とし、パターン19以外の部分は黒系の色等とすれば分り易い。また、パターン19は所定の模様としてもよい。
【0040】
また、図3は透視窓15が八つの透視可能な窓から構成されている場合を示したが、透視可能な窓の数はいくつでもよい。また、プレート17のパターン19の数は透視窓15の数と同じでもよいし、少ない数でもよい。以下、同様である。
【0041】
以上の構成において、機器の動作を説明する。
使用者が食材を入れた鍋等の負荷(図示せず)を加熱部4上方のトッププレート2上に載置し、操作部10内に配されているメインスイッチ11をONにする。次に、加熱部4に対応する操作部10内の通電入り切りを行うスイッチを操作すると、加熱部4が通電され、加熱部4から発生する磁束により負荷(図示せず)の加熱が開始される。加熱部4が通電されることによって、表示部12には設定火力等が点灯表示される。
【0042】
加熱部4が通電されると同時に、プレート17は図3(b)に示す停止状態から回転して、図3(c)に示すように、パターン19が透視窓15の下の位置を通過する。プレート17すなわちパターン19は、通電時には常時回転しているので、トッププレート2上方から透視窓15を通して見えるパターン19は、矩形の中心側端部から外周側端部へ繰り返し移動しているように見える。
【0043】
以後、加熱が進行し、食材の調理が仕上がると、加熱部4の通電が停止され、同時に、プレート17は図3(b)に示す状態、すなわちパターン19が透視窓15を通して視認できない状態で回転を停止し、加熱が終了する。このときのプレート17の回転方向は、時計回り、反時計回りどちらでもよい。
【0044】
上記加熱中に使用者が機器から離れた場合でも、透視窓15部を見ることによってプレート17の状態すなわちパターン19の有無を視認できるので、加熱部4が通電されているか否かを確認できる。つまり、パターン19が見えれば加熱部4が通電中であり、パターン19が見えなければ非通電時であると分る。
【0045】
また、透視窓15の少なくとも一部を加熱部4の外形より外側に設ければ、大きな負荷でも、小さな負荷でも、負荷の外周の外側の部分が通電時表示されるので、非常に見易い。
【0046】
尚、透視窓15は構成要素である透視可能な窓の全てが加熱部4の外形の内側から外側に至る形状でもよいし、構成要素である透視可能な窓の一部のみが加熱部4の外形の内側から外側に至る形状でもよく、また、構成要素である透視可能な窓の一部が加熱部4の外形の内側にあり、一部が加熱部4の外形の外側にある構成でもよい。このとき、プレート17のパターン19の形状、寸法は透視窓15の形状、寸法に合わせて形成するのは云うまでもない。
【0047】
次に、透視窓15およびプレート17の第二の構成例を図4に従って説明する。
【0048】
図4(a)は透視窓15を示し、同図(b)はプレート17を示し、同図(c)は透視窓15とプレート17が回転中に透視窓15の下に位置した場合を示している。
【0049】
図4(a)において、八つの扇形は加熱部4と同一の中心を持つ円の円周上に配置された透視可能な窓で、トッププレート2に設けられる透視窓15を構成している。この透視窓15は、全てが加熱部4の外形より外側に設けられる例を示しているが、一部が加熱部4の外形より内側に設けられてもよい。
【0050】
図4(b)は、同図(a)に示す透視窓15に対応して矩形のパターン19を有するプレート17で、加熱部4の非通電時すなわち非回転時の状態を示し、パターン19を構成する複数の矩形は透視窓15と同じ円の円周上に配置されている。プレート17のパターン19は、加熱部4の非通電時すなわち非回転時には、透視窓15とはズレた位置にあるので、透視窓15を通して視認できない。
【0051】
図4(c)は、同図(b)のプレート17が回転して、パターン19の一部が透視窓15の下に位置した状態を示している。プレート17の回転方向は時計回り、反時計回りどちらでもよい。図においては、プレート17は時計方向に回転させる。プレート17すなわちパターン19は通電時には常時回転しているので、一つのパターン19が通り過ぎても、次のパターン19が回転してくるので、透視窓15を通して見えるパターン19は、扇形の一端から他端へ繰り返し移動しているように見える。
【0052】
プレート17の回転速度が変化すれば、透視窓15を構成する扇形の一端から他端へ移動するパターン19の速度も変化する。例えば、加熱部4の通電時の火力が大きい時にプレート17の回転速度を早くするように設定した場合、加熱部4の通電時の火力を大火力から小火力に変更すれば、透視窓15を構成する扇形の一端から他端へ移動するパターン19の速度は高速から低速に変化するので、視認できるパターン19の移動速度によって火力を把握することができる。
【0053】
尚、プレート17のパターン19の色は赤系の色等とし、パターン19以外の部分は黒系の色等とすれば分り易い。また、パターン19は所定の模様としてもよい。
【0054】
透視窓15およびプレート17のパターン19の上記第二の構成例における機器の動作は、同第一の構成例とほぼ同様なので、説明を割愛する。
【0055】
尚、以上の説明において、誘導加熱用の加熱部を二つ備えた加熱調理器の例で説明したが、誘導加熱用の加熱部を一つ、または三つ以上備えた加熱調理器にも適用できるものである。
【0056】
また、透視窓15、16、およびプレート17、18のパターン19の形状を矩形、扇形としたが、これらに限らず、三角形、多角形、三日月形等、他の形状としてもよい。
【0057】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の加熱調理器によれば、本体の上面にトッププレートを配し、本体の内部にトッププレート上に載置される負荷を加熱する加熱部を設けた加熱調理器において、前記加熱部のほぼ上方部分の前記トッププレートに透視窓を設け、前記トッププレートの下方に前記透視窓を通して視認でき前記透視窓に対応したパターンを有するプレートを回転可能に設け、前記プレートは前記加熱部の通電時に常時回転して前記透視窓を通して視認できるパターンを変化させ、前記加熱部の通電状態を確認できるよう構成したものである。
【0058】
これによって、加熱部の通電時の状態が見易く、幅の広いデザインが採用可能で、且つ、安価な通電時表示を実現できるという効果を奏する。
【0059】
また、前記プレートのパターンは前記加熱部の通電時の火力に応じた回転速度で回転するものなので、火力に応じて変化する通電時表示とすることができるという効果を奏する。
【0060】
また、前記透視窓は少なくとも一部が加熱部の中心近傍から外周方向への放射状の透視可能な窓で構成されたものなので、種々の大きさの負荷においても見易い通電時表示とすることができるという効果を奏する。
【0061】
また、前記透視窓は少なくとも一部が加熱部の外形より外側に設けられたものなので、大きな負荷でも支障を生じない通電時表示とすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステムキッチン組込後の概略外観図である。
【図2】本発明の一実施例の要部断面図である。
【図3】本発明の一実施例の透視窓およびプレートの第一の構成例を示す図で、同図(a)は透視窓を示し、同図(b)はプレートを示し、同図(c)は透視窓とプレートが回転中に透視窓の下に位置した場合を示す。
【図4】本発明の一実施例の透視窓およびプレートの第二の構成例を示す図で、同図(a)は透視窓を示し、同図(b)はプレートを示し、同図(c)は透視窓とプレートが回転中に透視窓の下に位置した場合を示す。
【図5】従来例の加熱調理器の要部断面図である。
【符号の説明】
1 本体
2 トッププレート
4、5、6 加熱部
15、16 透視窓
17、18 プレート
19 パターン

Claims (4)

  1. 本体(1)の上面にトッププレート(2)を配し、本体(1)の内部にトッププレート(2)上に載置される負荷を加熱する加熱部(4)を設けた加熱調理器において、
    前記加熱部(4)のほぼ上方部分の前記トッププレート(2)に透視窓(15)を設け、前記トッププレート(2)の下方に前記透視窓(15)を通して視認でき前記透視窓(15)に対応したパターン(19)を有するプレート(17)を回転可能に設け、前記プレート(17)は前記加熱部(4)の通電時に常時回転して前記透視窓(15)を通して視認できるパターン(19)を変化させ、前記加熱部(4)の通電状態を確認できるよう構成したことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記プレート(17)は前記加熱部(4)の通電時の火力に応じた回転速度で回転することを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記透視窓(15)は少なくとも一部が加熱部(4)の中心近傍から外周方向への放射状の透視可能な窓で構成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項2記載の加熱調理器。
  4. 前記透視窓(15)は少なくとも一部が加熱部(4)の外形より外側に設けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項3記載の加熱調理器。
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