JP3969066B2 - キャリアテープの連結部材とそれを用いたキャリアテープの連結方法 - Google Patents

キャリアテープの連結部材とそれを用いたキャリアテープの連結方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3969066B2
JP3969066B2 JP2001354819A JP2001354819A JP3969066B2 JP 3969066 B2 JP3969066 B2 JP 3969066B2 JP 2001354819 A JP2001354819 A JP 2001354819A JP 2001354819 A JP2001354819 A JP 2001354819A JP 3969066 B2 JP3969066 B2 JP 3969066B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
carrier tape
base film
carrier
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2001354819A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003155002A (ja
Inventor
寛人 住田
邦男 田仲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2001354819A priority Critical patent/JP3969066B2/ja
Publication of JP2003155002A publication Critical patent/JP2003155002A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3969066B2 publication Critical patent/JP3969066B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は部品実装機などに用いられるキャリアテープの連結部材とそれを用いたキャリアテープの連結方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
部品実装機においてはキャリアテープにより部品を一つずつ順番に実装方向に搬送し、それを実装部において基板に順次実装するような構成となっている。このような部品実装機において、キャリアテープは供給する部品を連続的に複数個設けたものとなっているので、長時間その部品を連続的に供給することができ、部品実装機としての生産性を高めることができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記部品実装機において、キャリアテープの終端側に近づいた場合にはこの端に新しいキャリアテープの始端側を接続することにより、途中で止めることなく連続的にその部品を供給することが行われていた。すなわち、上流側のキャリアテープの終端に下流側のキャリアテープの始端を接続していた。さて、そのように2つのキャリアテープの終端と始端を接続する場合、一般的には、その両者の終端と始端を当接させた状態で連結テープにより両者を接続することが行われていた。しかしながら、上記従来の連結方法においてはその作業性が非常に悪いものであった。すなわち、この場合、一般的には、左手で第一のキャリアテープの終端を持った状態で、右手に連結テープの一端をこの第一のキャリアテープの終端面に貼付け、次にその部分を左手で保持した状態で右手により第二のキャリアテープの始端を第一のキャリアテープの終端に当接させ、この状態で第二のキャリアテープの始端上面に連結するテープを貼付けることになっていた。
【0004】
しかしこの作業で最も困難なことは第一、第二のキャリアテープの連結部を直線状に保ちながらこれらの連結をおこなうことであり、そのためには熟練を要するものであった。
【0005】
そこで、本発明は第一、第二のキャリアテープを直線状に簡単に連結することができるようにすることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そしてこの目的を達成するために本発明は、ベースフィルムとこのフィルム上に接着した第一、第二の連結テープと前記ベースフィルム上において第一、第二の連結テープを覆ったカバーフィルムとを備え、第一の連結テープの長手方向に、その連結テープの短手方向の幅の略中央の下面が折り曲げ線を有するベースフィルムとなっており、第一、第二の連結テープを覆ったカバーフィルムが下面のベースフィルムの折り曲げ線と同一のラインで第一、第二のカバーフィルムとなっており、第一、第二のカバーフィルムにおいてベースフィルムの折り曲げ線から外方に向かって短手のカバーフィルムが肉厚な基準体となっているものである。すなわち以上のキャリアテープの連結部材を用いた場合には第一のキャリアテープの終端と第二のキャリアテープの始端を連結する場合には、それぞれをまず肉厚な基準体に当接させた状態で、連結テープで第一、第二のキャリアテープの終端と始端を連結すれば、これら第一、第二のキャリアテープは直線状に連結された状態となり、この作業は非常に簡単に行えるようになるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
ベースフィルムとこのフィルム上に接着した第一、第二および第三の連結テープと前記ベースフィルム上において第一、第二および第三の連結テープを覆ったカバーフィルムとを備え、第一の連結テープの長手方向に、その連結テープの短手方向の幅の略中央の下面が第一の折り曲げ線を有し、この折り曲げ線にほぼ平行にベースフィルムの第二の連結テープをまたいだところに切り取り可能な第二の折り曲げ線を有し、この第二の折り曲げ線より第二の連結テープから離れる方向に第三の連結テープを有するベースフィルムとなっており、前記カバーフィルムが下面のベースフィルムの第一の折り曲げ線と同一のラインで切り取り可能な第一、第二のカバーフィルムとなっており、さらに第二の折り曲げ線と同一のラインで切り取り可能な第二、第三のカバーフィルムとなっており、第一、第二のカバーフィルムにおいてベースフィルムの折り曲げ線から外方に向かって短手のカバーフィルムが基準体となっているものである。すなわち以上のキャリアテープの連結部材を用いた場合には第一のキャリアテープの終端と第二のキャリアテープの始端を連結する場合には、それぞれをまず基準体に当接させた状態で、連結テープで第一、第二のキャリアテープの終端と始端を連結すれば、これら第一、第二のキャリアテープは直線状に連結された状態となり、この作業は非常に簡単に行えるとともに、第三の連結テープをキャリアテープの下面を固定したり、幅の広いトップテープを有するキャリアテープであれば、第二の連結テープと共にトップテープを連結することができ、また、第三の連結テープを必要としない場合および最終作業でキャリアテープの下面を固定する場合などは、上記のように第二、第三のカバーフィルムを分けることにより、その作業性を高めることができるようになるものである。
【0010】
次に本発明の請求項に記載の発明は、第一の連結テープの長手方向において、ベースフィルムの折り曲げ線の位置からベースフィルムの外方に向かいほぼ1.75mm付近に平行にスリットを有する請求項1に記載のキャリアテープの連結部材であって、第一、第二のキャリアテープを連結し、部品供給装置にて搬送する時、キャリアテープの送り穴部分は第一の連結テープによって覆われているのだが、この部品供給装置の送り機構、例えば送り用のラチェットホイールの爪がキャリアテープの送り用の送り穴に食い込むことで搬送を可能にする。しかし、キャリアテープのトップテープのある面は下方から送り用のラチェットホイールの爪が入り込んでくるため、貼り付けたテープが浮き上がってしまう可能性があった。そこで、送り用ラチェットホイールの爪が入ってくる位置にスリットを設けることで、この第一の連結テープが浮き上がることを防ぐ事ができる。
【0011】
次に本発明の請求項に記載の発明は第一の連結テープの長手方向において、ベースフィルムの折り曲げ線の位置から両側にほぼ1.75mm付近に平行にスリットを有する請求項1に記載のキャリアテープの連結部材であって、第一、第二のキャリアテープを連結し、部品供給装置にて搬送する時、キャリアテープの送り穴部分は第一の連結テープによって覆われているのだが、この部品供給装置の送り機構、例えば送り用のラチェットホイールの爪がキャリアテープの送り用の送り穴に食い込むことで搬送を可能にする。しかし、キャリアテープのトップテープのある面は下方から送り用のラチェットホイールの爪が入り込んでくるため、貼り付けたテープが浮き上がってしまう可能性があった。そこで、送り用ラチェットホイールの爪が入ってくる位置にスリットを設けることで、この第一の連結テープが浮き上がることを防ぐ事ができる。
【0018】
次に本発明の請求項に記載の発明は、請求項1に記載のキャリアテープの連結部材を用い、まずベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥すキャリアテープの連結方法であって、以上のような連結方法により第一、第二のキャリアテープの終端と始端を適切に連結することができるようになるものである。
【0019】
次に本発明の請求項に記載の発明は、請求項に記載のキャリアテープの連結部材を用い、まずベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二、第三のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープおよび第三の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープおよび第三の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥すキャリアテープの連結方法であって、以上のような連結方法により第一、第二のキャリアテープの終端と始端を適切に連結することができるようになるものである。
【0020】
次に本発明の請求項に記載の発明は、請求項に記載のキャリアテープの連結部材を用い、まずベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、その後第二の折り曲げ線にてキャリアテープを巻きつけるようにして第三の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを第一、第二および第三の連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥すキャリアテープの連結方法であって、以上のような連結方法により第一、第二のキャリアテープの終端と始端を適切に連結することができるようになるものである。
【0021】
次に本発明の請求項に記載の発明は、請求項に記載のキャリアテープの連結部材を用い、まずベースフィルムの第二の折り曲げ線から第三の連結テープ側を切取り、ベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥すキャリアテープの連結方法であって、以上のような連結方法により第一、第二のキャリアテープの終端と始端を適切に連結することができるようになるものである。
【0022】
次に本発明の請求項に記載の発明は、請求項に記載のキャリアテープの連結部材を用い、まずベースフィルムの第二の折り曲げ線から第三の連結テープ側を切取り、ベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥し、同様な作業を他方の送り穴のある側面部で行うキャリアテープの連結方法であって、以上のような連結方法により第一、第二のキャリアテープの終端と始端を適切に連結することができるようになるものである。
【0023】
次に本発明の請求項に記載の発明は、請求項に記載のキャリアテープの連結部材を用い、まずベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二、第三のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープおよび第三の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープおよび第三の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥し、次に請求項に記載のキャリアテープの連結部材をさらに用い、他方の送り穴のある側面部にて、まずベースフィルムの第二の折り曲げ線から第三の連結テープ側を切取り、ベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥すキャリアテープの連結方法であって、以上のような連結方法により第一、第二のキャリアテープの終端と始端を適切に連結することができるようになるものである。
【0024】
(実施の形態1)
以下、本発明の一実施形態を添付図面に従って説明する。
【0025】
図1に示す第一のキャリアテープ1は部品実装機での部品実装作業によりその終端がこの図1に現れている。また、同図に示す第二のキャリアテープ2はリール3に巻付けられているものであり、その始端を第一のキャリアテープ1の終端と連結することにより、第二のキャリアテープ2も第一のキャリアテープ1と同様に連続的に部品実装機へと搬送され、供給されるようになっている。すなわち、第一のキャリアテープ1が上流側となり、第二のキャリアテープ2が下流側となって連結が行われるようになっている。この連結作業は以下の図面を用いて説明されることになるのであるが、あらかじめこの図1において説明しておくことは、第一、第二のキャリアテープ1,2とも、エンボスキャリア型テーピングと呼ばれるものであり、エンボスキャリアテープ4に所定の間隔をおいて開口5が設けられ、この開口5内に部品6が収納され、その上面開口部をトップテープ7で覆って、この上面を平面状としているものである。このトップテープ7は透明なポリエステル製で、長手方向の両側の側部がエンボスキャリアテープ4に接着剤で接着されることによって、エンボスキャリアテープ4に貼り付けられているのである。また、このトップテープ7で覆われていないエンボスキャリアテープ4部分には送り穴8が所定間隔毎のピッチ(4mmピッチ)で連続的に設けられているものである。なお、開口5の下面は非開口状態となっている。そして、これらのキャリアテープ1,2は部品実装機における部品6の供給の際には、トップテープ7をエンボスキャリアテープ4から剥離し、開口5内に収納した部品6を順次露出させて供給するようになっているものである。
【0026】
さて、それではこの図1に示す第一のキャリアテープ1の終端と、第二のキャリアテープ2の始端を連結する作業について図2以降を用いて説明する。
【0027】
図2(a)は第一、第二のキャリアテープ1,2のそれぞれの端部を切断するための切断具9の一例を示している。この切断具9はこの図2(a)に示すごとくそれぞれ切断刃10,11を備えている。また切断刃10,11のそれぞれの側方部分には基台12が設けられ、この基台12の上面には位置決めピン13がそれぞれ設けられている。この位置決めピン13は図1に示した送り穴8と等間隔に複数本設けられている。図2(b)に示すように、同図右方側の最外方の位置決めピン13から切断刃10までの距離は4mmで、同図左方側の最外方の位置決めピン13から切断刃11までの距離は2mmであり、このように同図右方側の位置決めピン13から切断刃10までの距離と同図左方側の位置決めピン13から切断刃11までの距離を2mmずらしたものとなっており、この図2(b)に示すように切断された端面がそれぞれエンボスキャリアテープ4の開口5の境目で切断することが可能である。つまり、図3に示すごとく第一、第二のキャリアテープ1,2どちらからでもよいのであるが、図3に示すごとく送り穴8を係合突起である位置決めピン13と嵌合させた状態で切断をする場合には、第一のキャリアテープ1の終端はこの図3のような状態で切断する。また、第二のキャリアテープ2の始端は矢印方向に向けた状態で切断を行う。
【0028】
このように、図2(a)、図2(b)および図3に示す左方側の位置決めピン13および切断刃11を用いて切断作業を行なうのは、第一、第二のキャリアテープ1,2が図2(b)の左方側に示すようなものの場合、すなわち、開口5の境目が送り穴8の中間部分に配置されるものに対してである。
【0029】
一方、第一、第二のキャリアテープ1,2が図2(b)の右方側に示すようなものの場合、すなわち、開口5の境目と送り穴8が並んで配置されるものに対しては、図2(a)、図2(b)および図3に示す右方側の位置決めピン13および切断刃10を用いて切断作業を行なう。
【0030】
このように、係合突起を設けた切断具を用いて第一、第二のキャリアテープ1,2を切断するので、キャリアテープ1,2の送り穴8に対する切断位置が常に一定のものとなり、後述する連結作業において第一、第二のキャリアテープ1,2の送り穴8のピッチずれが生じにくいものとなっている。
【0031】
図4はこのようにして切断された第一、第二のキャリアテープ1,2を示している。第一、第二のキャリアテープ1,2の終端と始端の切断部は上述したごとく係合突起を設けた切断具を用いて第一、第二のキャリアテープ1,2を切断するので、図4(a)に示すごとくその切断部分は両者が合致した状態となる。すなわち1枚のキャリアテープを切断して、その切断したものを両者から合わせた状態と等しい状態になる。したがってこの図4に示すごとく第一、第二のキャリアテープ1,2の終端と始端は見事に合致した状態となる。
【0032】
さて、このようなものを連結するものが、図5から図8に示す連結部材14である。この連結部材14は特に図8に示すように、横方向すなわち長手方向の寸法が40mm、縦方向すなわち長手方向と直交する方向の寸法が28mmの長方形をしたベースフィルム15とこのベースフィルム15の長手方向の一辺に、すなわちこの一辺の内方に第一の連結テープ21が設けられ、この第一の連結テープ21に対して所定間隔をおいて第二、第三の連結テープ17,18と第一の連結テープ21の上面に肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16と第二の連結テープ17の上面に第二のカバーフィルム19aと第三の連結テープ18の上面に第三のカバーフィルム19bにより構成されている。
【0033】
なお、ベースフィルム15の上面は弱接着面となっており、その弱接着面により連結テープ17,18,21は接着されている。この連結テープ17,18,21の上面側は強接着面となっているが、カバーフィルム16,19a,19bの下面側は剥離面となっている。また、ベースフィルム15において長手方向の一辺に、すなわちこの一辺の内方にほぼ平行に第一の折り曲げ線20aが設けられている。また第二の連結テープ17と第三の連結テープ18の間部分にも第一の折り曲げ線20aとほぼ平行に第二の折り曲げ線20bが設けられている。また、第一の折り曲げ線20aの上面には第一の連結テープ21が、第一の折り曲げ線20aをまたぐようにして接着されており、その寸法は第一の折り曲げ線20aからベースフィルムの内方に向かって2.5mm、外方に向かって3mmほぼ平行な連結テープである。更に、第一の折り曲げ線20aの両側にほぼ平行に1.75mmのところにスリットが設けられている。そして、この第一の連結テープ21から所定間隔をおいて第二、第三の連結テープ17,18が設けられ、この、第二、第三の連結テープ17,18の中間に第三の折り曲げ線が設けられている。
【0034】
また、第一の連結テープ21の上面には肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16が接着されており、肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16の連結テープ17側の面は、直線状となった基準面16aとなっている。
【0035】
さて、この状態で図4に示した第一、第二のキャリアテープ1,2の連結を行う場合には、図9のように、まずベースフィルム15から第二のカバーフィルム19aを剥ぎ取る。このカバーフィルム19aは上述したごとくその下面側は剥離面となっているので、第二の連結テープ17をベースフィルム15上に残した状態で容易に取ることができるものである。そしてこの状態で、図10に示すごとく例えば第二のキャリアテープ2の始端部を肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16の基準面16aに当接させ、位置決めするとともに第一、第二の連結テープ21,17上に貼り付ける。その場合、まず、第二のキャリアテープ2の始端部の一方の平面側、すなわちトップテープ7を有する平面側の送り穴8の周辺を第一の連結テープ21に、トップテープ7を第二の連結テープ側になるようにして先に接着を行うようにしている。
【0036】
この状態にして次に、図11に示すごとく第一のキャリアテープ1の終端部を肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16の基準面16aに当接させるとともに、第二のキャリアテープ2の始端とこの第一のキャリアテープ1の終端を合致させた状態で位置決めするとともに第一、第二の連結テープ21,17上面にキャリアテープ1の終端部の同じく一方の面、すなわちトップテープ7を有する平面側の送り穴8の周辺を第一の連結テープ21に、トップテープ7を第二の連結テープ側になるようにして先に接着を行うようにしている。
【0037】
そして次に図12に示すごとく肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16をベースフィルム15上から剥ぎ取る。そして、図13に示すように折り曲げ線20aでベースフィルム15を折り曲げて第一の連結テープ21が第一、第二のキャリアテープ1,2の送り穴8の周辺を巻き付ける様にして第一、第二のキャリアテープ1,2のトップテープ7とは反対側の、すなわち他方の平面側に接着されるように折り返し、このように第一、第二のキャリアテープ1,2を覆った状態でベースフィルム15の上下から指で強く圧力をかけて図14に示すごとく、第一の連結テープ21を第一、第二のキャリアテープに接着させる。次に、図15に示すように第三のカバーフィルム19bをベースフィルム15上から剥ぎ取る。そして、図16に示すように折り曲げ線20bでベースフィルム15を折り曲げて、第三の連結テープ18が第一、第二のキャリアテープ1,2のトップテープ7とは反対側の、すなわち他方の平面側に接着されるように折り返し、このように第一、第二のキャリアテープ1,2を覆った状態でベースフィルム15の上下から指で強く圧力をかけて第二、第三の連結テープ17,18を第一、第二のキャリアテープ1,2に接着させる。このベースフィルム15は上述したごとく第一、第二の連結テープ17,18に対しては弱接着面でつけただけであるので、この連結作業が終わった後は、図18に示すごとくまず上面側からベースフィルム15を折り曲げ線20bに沿って開くと、第三の連結テープ18は第一、第二のキャリアテープ1,2側に残った状態となり、さらにその状態で第一、第二のキャリアテープからベースフィルム15を剥ぎ取ることにより、第一、第二の連結テープ17,18で連結された第一、第二のキャリアテープ1,2はベースフィルム15から剥され、図19に示す状態となる。そしてこのとき第一、第二のキャリアテープ1,2のトップテープ7側にも第一、第二の連結テープが取り付けられた状態となっている。
【0038】
このようにして第一、第二のキャリアテープ1,2の終端と始端は適切に連結され、また、第一、第二のキャリアテープ1,2の上下面すなわちトップテープ7を有する平面(上面)および反対側の平面(下面)に第二、第三の連結テープ17,18を接着するので、この連結部の強度が高いものとなって、二つのキャリアテープ1,2を強固な安定したものとすることができるものとなっている。
【0039】
そして、連結作業の際に第一、第二のキャリアテープ1,2を位置決めした状態で、まず、一方の平面側、特にトップテープ7を有する平面(上面)を先に連結することで、この平面側、特にトップテープ7の連結を精度よく行うことができ、連結後の第一、第二のキャリアテープ1,2を用いて部品実装機で部品実装作業を行う際に、連結部のトップテープ7が連続して安定して剥離できるものとなって、部品実装作業の際の部品供給が安定したものとなる。なお、第一、第二の連結テープ21,17のみの接着だけで、第一、第二のキャリアテープ1,2およびそのトップテープ7の接着が強固に実現でき、連結後のトップテープ7の剥離も安定して行えるならば、第一、第二の連結テープのみを用いて連結作業を行ってもよい。
【0040】
また、上述したように、第一、第二のキャリアテープ1,2の連結部分においてはそれぞれの送り穴8を合わせた状態で連結するようにしているので、この連結部分は部品実装機においても適切に搬送されることができるようになっている。
【0041】
以上が基本的な連結部材14の使用方法であるが、この連結部材14の連結作業を応用すれば12mm幅以上のエンボス型キャリアテープすべての連結が可能となる。ちなみに、上述した連結作業は12mm幅のエンボス型キャリアテープのものである。以下に16mm以上のエンボス型キャリアテープの連結方法について図面を用いて説明する。
【0042】
まず16mm幅のエンボスキャリアテープの連結方法について説明を行う。ここで連結部材14を図20に示すように第二の折り曲げ線20bにて第三の連結テープ18および第三のカバーフィルム19bを切り取る。第二の折り曲げ線20bはミシン目となっており、簡単に切り取ることが可能となっている。まずベースフィルム15から第二のカバーフィルム19aを剥ぎ取る。そしてこの状態で、図21に示すごとく例えば第二のキャリアテープ2の始端部を肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16の基準面16aに当接させ、位置決めするとともに第一、第二の連結テープ21,17上に貼り付ける。その場合、まず、第二のキャリアテープ2の始端部の一方の平面側、すなわちトップテープ7を有する平面側の送り穴8の周辺を第一の連結テープ21に、トップテープ7を第二の連結テープ側になるようにして先に接着を行うようにしている。
【0043】
この状態にして次に、第一のキャリアテープ1の終端部を肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16の基準面16aに当接させるとともに、第二のキャリアテープ2の始端とこの第一のキャリアテープ1の終端を合致させた状態で位置決めするとともに第一、第二の連結テープ21,17上面にキャリアテープ1の終端部の同じく一方の面、すなわちトップテープ7を有する平面側の送り穴8の周辺を第一の連結テープ21に、トップテープ7を第二の連結テープ側になるようにして先に接着を行うようにしている。
【0044】
そして次に図22に示すごとく肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16をベースフィルム15上から剥ぎ取る。そして、図23に示すように折り曲げ線20aでベースフィルム15を折り曲げて第一の連結テープ21が第一、第二のキャリアテープ1,2の送り穴8の周辺を巻き付ける様にして第一、第二のキャリアテープ1,2のトップテープ7とは反対側の、すなわち他方の平面側に接着されるように折り返し、このように第一、第二のキャリアテープ1,2を覆った状態でベースフィルム15の上下から指で強く圧力をかけて図23に示すごとく、第一の連結テープ21を第一、第二のキャリアテープに接着させる。
【0045】
この連結作業が終わった後は、第一、第二のキャリアテープ1,2からベースフィルム15を剥ぎ取ることにより、第一、第二の連結テープ17,18で連結された第一、第二のキャリアテープ1,2はベースフィルム15から剥され、図24に示す状態となる。そしてこのとき第一、第二のキャリアテープ1,2のトップテープ7側にも第一、第二の連結テープが取り付けられた状態となっている。
【0046】
このようにして第一、第二のキャリアテープ1,2の終端と始端は適切に連結され、また、第一、第二のキャリアテープ1,2の上面すなわちトップテープ7を有する平面(上面)に第二の連結テープ17を接着するので、この連結部の強度が高いものとなって、二つのキャリアテープ1,2を強固な安定したものとすることができるものとなっている。
【0047】
ここで、図示はしないが、必要に応じて先ほど切り取った第三の連結テープ18を第一、第二のキャリアテープ1、2の反対側の平面(下面)に接着すれば、この連結部の強度が高いものとなって、二つのキャリアテープ1,2を強固な安定したものとすることができるものとなっている。
【0048】
次に24mm幅エンボス型キャリアテープの連結方法について説明を行う。ここで連結部材14を図25に示すようにまずベースフィルム15から第二、第三のカバーフィルム19a,19bを剥ぎ取る。そしてこの状態で、図26に示すごとく例えば第二のキャリアテープ2の始端部を肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16の基準面16aに当接させ、位置決めするとともに第一、第二、第三の連結テープ21,17,18上に貼り付ける。その場合、まず、第二のキャリアテープ2の始端部の一方の平面側、すなわちトップテープ7を有する平面側の送り穴8の周辺を第一の連結テープ21に、トップテープ7を第二の連結テープ側になるようにして先に接着を行うようにしている。
【0049】
この状態にして次に、第一のキャリアテープ1の終端部を肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16の基準面16aに当接させるとともに、第二のキャリアテープ2の始端とこの第一のキャリアテープ1の終端を合致させた状態で位置決めするとともに第一、第二、第三の連結テープ21,17,18上面にキャリアテープ2の始端部の同じく一方の面、すなわちトップテープ7を有する平面側の送り穴8の周辺を第一の連結テープ21に、トップテープ7を第二の連結テープ側になるようにして先に接着を行うようにしている。
【0050】
そして次に図27に示すごとく肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16をベースフィルム15上から剥ぎ取る。そして、図28に示すように折り曲げ線20aでベースフィルム15を折り曲げて第一の連結テープ21が第一、第二のキャリアテープ1,2の送り穴8の周辺を巻き付ける様にして第一、第二のキャリアテープ1,2のトップテープ7とは反対側の、すなわち他方の平面側に接着されるように折り返し、このように第一、第二のキャリアテープ1,2を覆った状態でベースフィルム15の上下から指で強く圧力をかけて図28に示すごとく、第一の連結テープ21を第一、第二のキャリアテープに接着させる
この連結作業が終わった後は、第一、第二のキャリアテープ1,2からベースフィルム15を剥ぎ取ることにより、第一、第二の連結テープ17,18で連結された第一、第二のキャリアテープ1,2はベースフィルム15から剥され、図29に示す状態となる。そしてこのとき第一、第二のキャリアテープ1,2のトップテープ7側にも第一、第二の連結テープが取り付けられた状態となっている。
【0051】
次に32mm幅以上のエンボス型キャリアテープ(キャリアテープの両側方に送り穴がついているタイプ)の連結方法については図30から図34に示した。つまり、上述した16mm幅エンボス型キャリアテープと24mm幅エンボスキャリアテープの連結作業をそれぞれのキャリアテープ1,2の両側に行うものであるため、説明は割愛する。
【0052】
ちなみに12mm幅以上のエンボス型キャリアテープの連結作業における組合せを図35に示した。24mm幅エンボス型キャリアテープの連結作業で使用した連結部材14をAタイプとし、16mm幅エンボス型キャリアテープの連結作業で使用した連結部材14をBタイプとすると、32mm幅エンボス型キャリアテープはBタイプ+Bタイプとなり、44mm幅エンボス型キャリアテープはBタイプ+Aタイプとなり、56mm幅以上のエンボス型キャリアテープはAタイプ+Aタイプとなる。
【0053】
このようにしてこの連結部材14は各幅のエンボス型キャリアテープに対応することが可能となるものである。
【0054】
さて、以上のようにして第一、第二のキャリアテープ1,2は連結テープ1,2は連結テープ21,17,18によって一体化されるものであるが、再びここで、連結部材14について説明をしておく。連結部材14における肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16は図5から図8に示すようにベースフィルム15とは異なる色をしている。具体的にはベースフィルム15は透明体で形成しており、よって肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16は黒色系、赤色系、青色系、黄色系、緑色系、白色系、半透明系などで作られるものである。すなわちこのように透明なベースフィルム15上に有色系の肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16を設けることにより、透明なベースフィルム15に対して肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16が明確になり、よってこの肉厚な基準体の第一のカバーフィルム16の基準面16aに第一、第二のキャリアテープ1,2を当接させて直線的な位置決めをすることが容易に行え、その連結作業が簡単に行えるものである。
【0055】
また、ベースフィルム15を透明とすることで、第一、第二のキャリアテープ1,2の始端と終端の連結作業の状態、例えば、この始端と終端の当接状態やこの始端または終端と連結テープ21,17,18の接着状態を透明のベースフィルム15を通して目視確認しながら連結作業を行うことにより、第一、第二のキャリアテープ1,2を確実に連結することを可能としている。
【0056】
さらに、本実施形態においては連結テープ21,17,18を第一、第二のキャリアテープ1,2またはそのトップテープ7とは別色の青色系のものとして、連結後のキャリアテープ1,2の連結部分を容易に判別できるものとしている。
【0057】
なお、連結テープ21,17,18を透明のものとしてもよく、このようにすれば連結後のキャリアテープ1,2の連結部分における開口5内の部品6の有無などの確認を明瞭な状態で確実に行うことが可能となる。
【0058】
さらに、連結テープ21,17,18を半透明のものとしてもよく、このようにすれば、連結後のキャリアテープ1,2の連結部分が容易に判別でき、さらに、この連結部分における開口5内の部品6の有無などの確認を明瞭な状態で確実に行うことが可能となる。
【0059】
また、図8および図36(a)に示すように、第一の連結テープ21において、第一の連結テープ21の長手方向において、ベースフィルム15の折り曲げ線の位置から両側にほぼ1.75mm付近に平行にスリット22a,22bを有するものであって、第一、第二のキャリアテープ1,2を連結し、部品供給装置にて搬送する時、キャリアテープ1,2の送り穴8部分は第一の連結テープ21によって覆われているのだが、この部品供給装置の送り機構、例えば送り用のラチェットホイールの爪がキャリアテープ1,2の送り用の送り穴に食い込むことで搬送を可能にする。しかし、図36(b)に示すように、キャリアテープ1,2のトップテープ7のある面は下方から送り用のラチェットホイールの爪が入り込んでくるため、貼り付けた第一の連結テープ21が浮き上がってしまう可能性があった。そこで、図36(c)に示すように送り用ラチェットホイールの爪が入ってくる位置にスリットを設けることで、この第一の連結テープ21が浮き上がることを防ぐ事ができる。なお、このスリット22a,22bはトップテープ7のある平面のみでも当然効果があることは言うまでもない。
【0060】
また、図37に示すように、第二の連結テープ17(または第二、第三の連結テープ17,18)の表面に識別マーク23を設けるものとしてもよい。同図に示すように、長手方向に複数の丸印を設けて識別マーク23とし、この連結部分の識別マーク23を部品実装作業の際に図示しない手段により検出すれば、連結部分を容易に判断することが可能となる。そして、この識別マーク23の丸印の数や色配列などで、情報を付加することが可能となる。例えば、この連結部分の前後で、異なる品種の部品6を供給することも可能となる。なお、この識別マーク23は同図に示す丸印のものに限らず、丸系、四角系、三角系、バーコードなど、他の形状、形式のものによっても可能である。さらには、第二の連結テープ17(または第一、第二および第三の連結テープ21,17,18)の配色、形状によって識別力を付与することもできるものとなる。
【0061】
【発明の効果】
以上のように本発明は、ベースフィルムとこのフィルム上に接着した第一、第二の連結テープと前記ベースフィルム上において第一、第二の連結テープを覆ったカバーフィルムとを備え、第一の連結テープの長手方向に、その連結テープの短手方向の幅の略中央の下面が折り曲げ線を有するベースフィルムとなっており、第一、第二の連結テープを覆ったカバーフィルムが下面のベースフィルムの折り曲げ線と同一のラインで第一、第二のカバーフィルムとなっており、第一、第二のカバーフィルムにおいてベースフィルムの折り曲げ線から外方に向かって短手のカバーフィルムが肉厚な基準体となっているものである。すなわち以上のキャリアテープの連結部材を用いた場合には、第一のキャリアテープの終端と第二のキャリアテープの始端を連結する場合にはそれぞれを肉厚な基準体の基準面に当接させた状態で、連結テープで第一、第二のキャリアテープの始端と終端を連結すれば、これら第一、第二のキャリアテープは直線状で連結された状態となり、この作業は非常に簡単に行えるようになるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の連結部材を用いて連結する第一、第二のキャリアテープ1、2の斜視図
【図2】(a)連結をするために用いる切断具を示す斜視図
(b)連結をするために用いる切断具の基台の平面図
【図3】切断具を用いて切断する様子を示した斜視図
【図4】(a)第一、第二のキャリアテープ1,2の切断後の斜視図
(b)それらを合致させた時の斜視図
【図5】本発明の一実施形態の連結部材を示す斜視図
【図6】本発明の一実施形態の連結部材を示す平面図
【図7】本発明の一実施形態の連結部材を示す側面図
【図8】本発明の一実施形態の連結部材を示す分解斜視図
【図9】連結方法を示す斜視図
【図10】連結方法を示す斜視図
【図11】連結方法を示す斜視図
【図12】連結方法を示す斜視図
【図13】連結方法を示す斜視図
【図14】連結方法を示す斜視図
【図15】連結方法を示す斜視図
【図16】連結方法を示す斜視図
【図17】連結方法を示す斜視図
【図18】連結方法を示す斜視図
【図19】連結方法を示す斜視図
【図20】連結方法を示す斜視図
【図21】連結方法を示す斜視図
【図22】連結方法を示す斜視図
【図23】連結方法を示す斜視図
【図24】連結方法を示す斜視図
【図25】連結方法を示す斜視図
【図26】連結方法を示す斜視図
【図27】連結方法を示す斜視図
【図28】連結方法を示す斜視図
【図29】連結方法を示す斜視図
【図30】連結方法を示す斜視図
【図31】連結方法を示す斜視図
【図32】連結方法を示す斜視図
【図33】連結方法を示す斜視図
【図34】連結方法を示す斜視図
【図35】(a)〜(h)各キャリアテープの幅に対する連結部材の組合せを示す図
【図36】(a)第一の連結テープのスリットをしめす斜視図
(b)スリットが無いときの平面図
(c)スリットがあるときの平面図
【図37】本発明のさらに他の実施形態の連結部材を用いた連結方法を示す斜視図
【符号の説明】
1 第一のキャリアテープ
2 第二のキャリアテープ
3 リール
4 エンボスキャリアテープ
5 開口
6 部品
7 トップテープ
8 送り穴
9 切断具
10 切断刃A
11 切断刃B
12 基台
13 位置決めピン
14 連結部材
15 ベースフィルム
16 肉厚な基準体の第一のカバーフィルム
16a 基準面
17 第二の連結テープ
18 第三の連結テープ
19a 第二のカバーフィルム
19b 第三のカバーフィルム
20a 第一の折り曲げ線
20b 第二の折り曲げ線
21 第一の連結テープ
22a スリットA
22b スリットB
23 識別マーク

Claims (9)

  1. ベースフィルムとこのフィルム上に接着した第一、第二および第三の連結テープと前記ベースフィルム上において第一、第二および第三の連結テープを覆ったカバーフィルムとを備え、第一の連結テープの長手方向に、その連結テープの短手方向の幅の略中央の下面が第一の折り曲げ線を有し、この折り曲げ線にほぼ平行にベースフィルムの第二の連結テープをまたいだところに切り取り可能な第二の折り曲げ線を有し、この第二の折り曲げ線より第二の連結テープから離れる方向に第三の連結テープを有するベースフィルムとなっており、前記カバーフィルムが下面のベースフィルムの第一の折り曲げ線と同一のラインで切り取り可能な第一、第二のカバーフィルムとなっており、さらに第二の折り曲げ線と同一のラインで切り取り可能な第二、第三のカバーフィルムとなっており、第一、第二のカバーフィルムにおいてベースフィルムの折り曲げ線から外方に向かって短手のカバーフィルムが基準体となっているキャリアテープの連結部材。
  2. 第一の連結テープの長手方向において、ベースフィルムの折り曲げ線の位置からベースフィルムの外方に向かいほぼ1.75mm付近に平行にスリットを有する請求項1に記載のキャリアテープの連結部材。
  3. 第一の連結テープの長手方向において、ベースフィルムの折り曲げ線の位置から両側にほぼ1.75mm付近に平行にスリットを有する請求項1または2に記載のキャリアテープの連結部材。
  4. 請求項1に記載のキャリアテープの連結部材を用い、まずベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥すキャリアテープの連結方法。
  5. 請求項に記載のキャリアテープの連結部材を用い、まずベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二、第三のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープおよび第三の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープおよび第三の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥すキャリアテープの連結方法。
  6. 請求項に記載のキャリアテープの連結部材を用い、まずベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、その後第二の折り曲げ線にてキャリアテープを巻きつけるようにして第三の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを第一、第二および第三の連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥すキャリアテープの連結方法。
  7. 請求項に記載のキャリアテープの連結部材を用い、まずベースフィルムの第二の折り曲げ線から第三の連結テープ側を切取り、ベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥すキャリアテープの連結方法。
  8. 請求項に記載のキャリアテープの連結部材を用い、まずベースフィルムの第二の折り曲げ線から第三の連結テープ側を切取り、ベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥し、同様な作業を他方の送り穴のある側面部で行うキャリアテープの連結方法。
  9. 請求項に記載のキャリアテープの連結部材を用い、まずベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二、第三のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープおよび第三の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープおよび第三の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥し、次に請求項に記載のキャリアテープの連結部材をさらに用い、他方の送り穴のある側面部にて、まずベースフィルムの第二の折り曲げ線から第三の連結テープ側を切取り、ベースフィルムの第一の折り曲げ線から第二の連結テープ側の第二のカバーフィルムを剥し、次にベースフィルム上に第一のキャリアテープを送り穴のある側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムに当接させた状態で位置決めするとともに、第一のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、その後第二のキャリアテープの側面部をベースフィルムの第一の折り曲げ線部分の第一のカバーフィルムおよび第一のキャリアテープの端部に当接させた状態で位置決めするとともに、この第二のキャリアテープのトップテープを第二の連結テープに接着し、次にベースフィルムから第一のカバーフィルムを剥し、ベースフィルムの第一の折り曲げ線よりベースフィルムの外方部分をキャリアテープの送り穴のある側面部に巻き付けるようにして第一の連結テープをキャリアテープに接着し、第一、第二のキャリアテープを連結テープで連結した状態でベースフィルムから剥すキャリアテープの連結方法。
JP2001354819A 2001-11-20 2001-11-20 キャリアテープの連結部材とそれを用いたキャリアテープの連結方法 Expired - Lifetime JP3969066B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001354819A JP3969066B2 (ja) 2001-11-20 2001-11-20 キャリアテープの連結部材とそれを用いたキャリアテープの連結方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001354819A JP3969066B2 (ja) 2001-11-20 2001-11-20 キャリアテープの連結部材とそれを用いたキャリアテープの連結方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003155002A JP2003155002A (ja) 2003-05-27
JP3969066B2 true JP3969066B2 (ja) 2007-08-29

Family

ID=19166616

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001354819A Expired - Lifetime JP3969066B2 (ja) 2001-11-20 2001-11-20 キャリアテープの連結部材とそれを用いたキャリアテープの連結方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3969066B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010189008A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Panasonic Corp テープ連結具及びテープ連結方法
CN105263306A (zh) * 2015-11-03 2016-01-20 北亚美亚电子科技(深圳)有限公司 一种料带衔接组件及使用该料带衔接组件的料带拼接方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4592278B2 (ja) * 2003-11-28 2010-12-01 パナソニック株式会社 キャリアテープ切断治具
JP4611647B2 (ja) * 2004-01-29 2011-01-12 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ 連結部材
DE102009060774A1 (de) * 2009-12-24 2011-06-30 Max Steier GmbH & Co. KG, 25337 Selbstklebendes Spleißelement
US9181459B2 (en) * 2010-09-16 2015-11-10 Electroreel Components, Llc Component carrier reel splicing tape
WO2015121928A1 (ja) * 2014-02-12 2015-08-20 富士機械製造株式会社 スプライシング装置およびスプライシング方法
WO2015121929A1 (ja) * 2014-02-12 2015-08-20 富士機械製造株式会社 スプライシング装置およびスプライシング方法
CN105228365B (zh) * 2014-06-06 2018-02-09 深圳科宏健科技有限公司 双边定位接料带及料带的双边定位连接方法
JP6735637B2 (ja) * 2016-09-02 2020-08-05 株式会社Fuji 部品種割り振り方法および部品種割り振り装置
JP6374589B2 (ja) * 2017-11-02 2018-08-15 株式会社Fuji スプライシング装置
CN114455001B (zh) * 2021-12-20 2023-06-27 宜昌测试技术研究所 一种用于拖缆的粘贴式的导流机构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010189008A (ja) * 2009-02-16 2010-09-02 Panasonic Corp テープ連結具及びテープ連結方法
CN105263306A (zh) * 2015-11-03 2016-01-20 北亚美亚电子科技(深圳)有限公司 一种料带衔接组件及使用该料带衔接组件的料带拼接方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003155002A (ja) 2003-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4729823B2 (ja) キャリアテープの連結部材とそれを用いたキャリアテープの連結方法
JP3969066B2 (ja) キャリアテープの連結部材とそれを用いたキャリアテープの連結方法
JP5267188B2 (ja) テープ連結具
JP5789305B2 (ja) 構成要素キャリアリール接合テープ
KR100494954B1 (ko) 각진 구멍 펀치 캐리어형 테이핑의 접속용 테이프 및접속용 테이프의 제조 방법
JP3543055B2 (ja) テーピング部材の接続方法
JP2012169352A (ja) 治具、および、テープ接続方法
JP3699684B2 (ja) 角穴パンチキャリヤ形テーピングの接続用テープおよび接続用テープを用いた角穴パンチキャリヤ形テーピングの接続方法
KR101258951B1 (ko) 기능성 에스엠디 캐리어 밴드용 조인트 테이프
JP2001135678A (ja) 接着材薄片支持体
JP4187978B2 (ja) 接続テープ
JP2000038242A (ja) 角穴パンチキャリヤ形テーピングの接続方法およびその接続用テープ
JP3888828B2 (ja) 部品供給テープと部品供給テープにおける梱包方法および開梱方法
JP2699927B2 (ja) 半導体装置のテーピング装置
JP2019106871A (ja) 第1のケーブルを第2のケーブルに接続する方法、ケーブル構成、および、第1のケーブルを第2のケーブルに接続するためのケーブル接続装置
KR200377014Y1 (ko) 에스엠디 캐리어 테이프용 조인트 테이프
JP3591416B2 (ja) テーピング部材の接続テープ
JP3035795U (ja) 包装紙用シール材
US20070031626A1 (en) Connecting splice for connecting reel
JPH10324306A (ja) 電子部品をテーピングする紙テープの接続方法および接続用テープ
JPH04142263A (ja) 電子部品収納用キャリアテープ
JP2005104557A (ja) 部品テープのつなぎ合わせ方法及び部品テープ
JP2001301818A (ja) 部品供給テープの接続方法
JP2001135982A (ja) 電子部品供給装置
JPS5890057A (ja) 電子部品連

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040302

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050704

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070123

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070515

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070528

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3969066

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100615

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110615

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120615

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130615

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term