JP3967922B2 - 分岐部を有する編地およびその編成方法 - Google Patents

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Description

技術分野
本発明は、編み幅の途中で編地を左右に分岐させた編地とその編成方法に係わり、特に編地の分岐部の強度を上げることに関する。
背景技術
編み幅の途中で左右に分岐させた編地には、Vネックのベストやセーターなどがある。このような編地が編み幅の途中で左右に分岐された分岐部を有するニット製品を着用するとき、分岐部で左右に分岐された第1の編成領域と第2の編成領域はそれぞれ左側および右側に引っ張られ、分岐部には横方向に張力がかかる。そして分岐部の編糸にその編糸の伸度を越えるような大きな張力がかかった時にはその編糸は切れてしまう。
例えばVネックのベストの前身頃の編成を行う場合、まず1つの給糸口を使用して衿首の分岐部が形成される編目コースまでの全幅部の編成を行う。そして分岐部から左肩部と右肩部に左右に分岐させて編成を行い、衿首を形成する。
右肩部の編成には、全幅部の編成で使用してきた給糸口をそのまま使用して編成を行い、左肩部の編成にはそれまで使用してきた給糸口に換えて他の給糸口を使用する。
Vネックのベストの前身頃の編成で、分岐部を形成する従来の編成方法を3種類説明する。まず1番目の編成方法は、第8図に示した編地100のループ図のように、分岐部101から単に左肩部102と右肩部104とに左右に分岐して編成を行う方法がある。
従来の編成方法の2番目としては、第9図に示した編地106のループ図のように分岐部108を挟む編地106の表側の左右一対の編目ループ110,112を分岐部108の境界Xを越えて交差させる方法がある。
また、3番目の編成方法としては、第10図に示した編地118における分岐部120のループ図のように編地118の左右2個ずつの編目ループ122,124,126,128を、分岐部120の境界Xを越えて交差させる方法もある。
しかしながら上記で説明した従来の編成方法では次のような問題がある。
まず1番目の編成方法の場合、分岐部101では1本の編糸で左肩部102と右肩部104とをつないでいることになる。しかし1本の編糸では分岐部101における十分な強度を得ることができない。
次に2番目の編成方法の場合、左右一対の編目ループ110,112の合計4本の編糸が分岐部108で左肩部114と右肩部116とをつなぐことになり横方向にかかる張力が分散し、第8図の編地のように1本の編糸でつなぐ時と比較して4倍強度を上げることができる。また左右一対の編目ループ110,112のみを交差させるので、分岐部を上方から見ても交差させた編目ループ110,112は前後方向へほとんど分岐せず、編地の外観を損ねることはない。
しかしながら編糸の種類等にもより、分岐部の境界を越えて左右一対の編目ループを交差させただけでは、まだ分岐部の強度が不足する場合がある。
3つ目の編成方法の場合、左右2個ずつの編目ループ122,124,126,128の合計8本の編糸が分岐部120で左肩部と右肩部をつなぐことになる。これにより横方向にかかる張力が分散し、分岐部120を強化することができる。しかしこの編成方法で編成された編地118の分岐部120は編地表側の左右2個ずつの編目ループ122,124,126,128を交差させるために分岐部を上方から見ると、交差させた左右2個ずつの編目ループ122,124と編目ループ126,128は前後方向に大きく分岐してしまい、編地の外観を損ねてしまう。
そこで本発明は、上記従来技術の問題を解決し、編地における分岐部の強化を外観を損なうことなく行うことのできる編地の編成方法と、分岐部の強度が上げられた美しい編地を提供することを目的とする。
発明の開示
上記の目的を達成するために本発明は、少なくとも前後一対のニードルベッドを先端部を突き合わせた状態で配置し、その何れか一方または双方のニードルベッドが他方のニードルベッドに対し左右ラッキング可能に構成されると共に、該ニードルベッドの上方には複数の給糸口を有する横編機を用いて編成される編地を編み幅の途中で第1の編成領域と第2の編成領域とに左右に分岐させて編成する方法は、以下の工程を含むことを特徴とする;
1)編地分岐に先だって編地のコース編成を行う間に、編地の裏側で分岐部を挟んで左右一対の増し目ループを形成する工程、
2)分岐部を挟む編地の表側の左右一対の編目ループと前記工程で形成された左右一対の増し目ループの2組の編目ループを分岐部の境界を越えて交差させる工程。
好ましくは、前記2組の編目ループを交差させる工程は、編地の表側で分岐部を挟んで左右一対の編目ループを目移しにより交差させて入れ替えた後、前記工程1で形成された増し目ループ同士を交差させ、前記分岐部の境界を越えて移された表側の編目ループにそれぞれ重ねる工程、
の順で行われることを特徴とする。
また本発明の分岐を有する編地は、横編機を用いて編成された編地は編み幅の途中で第1の編成領域と第2の編成領域とに左右分岐した分岐部を有し、分岐部を挟んで編地の裏側で形成された左右一対の増し目ループと、分岐部を挟む編地の表側の左右一対の編目ループのそれぞれが分岐部を越えて交差し、かつ重ねられていることを特徴とする。
また本発明は、少なくとも前後一対のニードルベッドを先端部を突き合わせた状態で配置し、その何れか一方または双方のニードルベッドが他方のニードルベッドに対し左右ラッキング可能に構成されると共に、該ニードルベッドの上方には複数の給糸口を有する横編機を用いて編成される編地の編み幅の途中で第1の編成領域と第2の編成領域とに左右に分岐される分岐部を、分岐部の中央に位置する少なくとも一つの分岐側端ループと、該分岐側端ループを挟んでその両側に位置する交差ループ群で構成し、分岐側端ループと一方の交差ループ群との間に他方の交差ループ群を挟むように分岐側端ループと一方の交差ループ群のループを重ねて分岐部を形成する方法は以下の工程を含む;
1)交差ループ群をそれそれ分岐部の境界を越えて移動させて交差ループ群同士を交差させる工程、
2)分岐側端ループと一方の交差ループ群の何れかのループを重ねる工程。
また本発明の横編機を用いて編成された編地は、編幅の途中で第1の編成領域と第2の編成領域とに左右に分岐し、その中央部に位置する少なくとも一つの分岐側端ループと、該分岐側端ループを挟んでその両側に位置する交差ループ群で構成される分岐部において、分岐側端ループと一方の交差ループ群との間に他方の交差ループ群が挟まれるように分岐側端ループと一方の交差ループ群のループが重ねられていることを特徴とする。
発明を実施するための最良の形態
本発明の実施例を図面と共に説明する。本発明は少なくとも前後一対のニードルベッドを先端部を突き合わせた状態で、その何れか一方または双方のニードルベッドが他方のニードルベッドに対し左右ラッキング可能に構成されると共に、該ニードルベッドの上方に複数の給糸口を有する横編機で実施可能であるが、以下の説明では前後一対のベッドを備えた二枚ベッド横編機で、後ベッドが前ベッドに対しラッキング可能な横編機を使用し、針数を実際の編成より少なくして説明を行う。
第1図は第一実施例により編成されるVネックのベストの前身頃を示す図である。本実施例で編成されるベストの前身頃1は天竺編成により編まれ、第1図で示すように矢印Wの方向に向かって分岐部2まで編成される全幅部4と、分岐部2から左右に分岐して編成される第1の編成領域としての右肩部6と、第2の編成領域としての左肩部8とからなる。
全幅部4および右肩部6は給糸口10を使用して編成され、左肩部8は給糸口12を使用して編成される。破線X−Xは分岐部2における境界を示す。以下、分岐部2における編成を第一実施例〜第四実施例として説明する。
<第一実施例>
第2図及び第3図において図中左側の数字は編成コースナンバーを示し、編成コースナンバー右側の左右方向の矢印は給糸口10,12の移動方向を、上下方向の矢印は目移し方向を示し、更にその右側のFB,BBはそれぞれ前ベッドと後ベッドを示す。コース1の上下に配したアルファベットは針記号を示し、大文字のA〜Lは前ベッドFBの編針を、また小文字のa〜lは後ベッドBBの編針を示す。
第2図の編成コース1は前身頃1の全幅部4の編成を示し、給糸口10が不図示のキャリッジにより左方向に移動され、前ベッドFBの編針L〜Aに対して給糸が行われてループが形成される。
コース2では、給糸口10を右方向に移動させ前ベッドFBの編針A〜Fに対して給糸してループを形成する。給糸口10を後ベッドBBの編針eの左側まで戻して、コース3で後ベッドBBのループを係止していない編針eに給糸してタック14を行った後、コース4では給糸口10を右方向に移動させて後ベッドBBの編針hに給糸してタック16を行う。続いて給糸口10を前ベッドFBの編針Gの左側まで戻し、コース5で給糸口10を右方向に移動させて前ベッドFBの編針G〜Lに対して給糸してループを形成する。
次にコース6では、給糸口10を左方向に移動させ前ベッドFBの編針L〜Gに対して給糸してループを形成する。そして給糸口10を後ベッドBBの編針hの右側まで戻して、コース7で後ベッドBBの編針h・eに給糸してループ18,20を形成する。このようにして編地1の裏側となる後ベッドBBの編針h・eに形成されたループ18,20は増し目ループとして係止しておく。
そして給糸口10を前ベッドFBの編針Fの右側に移動させ、コース8で給糸口10を左方向移動させて前ベッドFBの編針F〜Aに対して給糸してループの形成を行う。次にコース9では、給糸口10を反転させて右側に移動し、前ベッドFBの編針A〜Fに給糸してループを形成する。
コース10では、前ベッドFBの編針Fに係止されていたループ22を後ベッドの編針fに目移しする。給糸口10を反転させて、コース11で後ベッドBBの編針fに対して給糸してループ24を形成すると共に、前ベッドFBの編針E〜Aに対しても給糸してループを形成する。
次にコース12で給糸口12を左方向に移動して前ベッドFBの編針L〜Gに対して給糸してループを形成する。コース13では前ベッドFBの編針Gに係止されていたループ26を後ベッドBBの編針gに目移しする。そして給糸口12を反転させ、コース14で後ベッドBBの編針gに対して給糸してループ28を形成すると共に、前ベッドFBの編針H〜Lに対して給糸を行いループを形成する。
そしてコース15で後ベッドBBの編針fに係止したループ24を前ベッドFBの編針Gに目移しする。コース16では後ベッドBBの編針gに係止していたループ28を前ベッドFBの編針Fに目移しする。これにより、編地の表側の左右一対のループ24,28の分岐部境界を越えての交差は完了する。
次にコース17では後ベッドBBの編針eに係止されていたループ20を前ベッドFBの編針Gに目移しし、編針Gに係止されていたループ24と重ねることで重ね目30を形成する。コース18では後ベッドBBの編針hに係止していたループ18を前ベッドFBの編針Fに目移しし、編針Fに係止されていたループ28と重ねることで重ね目32を形成する。これにより編地1の裏側で分岐部2を挟んで左右一対に形成した増し目ループ18,20の交差は完了する。
そして、コース19で給糸口10を右方向に移動させ、前ベッドFBの編針A〜Fに給糸してループを形成した後、コース20では給糸口10を反転させて前ベッドFBの編針F〜Aに給糸して右肩部6の編成を行う。
コース21では給糸口12を左方向に移動させて前ベッドFBの編針L〜Gに給糸を行ってループを形成し、コース22では後給糸口12を反転させ前ベッドFBの編針G〜Lに給糸して左肩部8の編成を行う。
以後、右肩部6および左肩部8の編成が引き続いて行われる。
第4図はから分かるように、分岐部2を挟む編地1の表側の左右一対のループ24,28を交差させた後に、編地1の裏側で形成していた分岐部2を挟んで左右一対のループ18,20を交差させ、分岐部2の境界を越えて移された表側のループ24,28にそれぞれ重ねて重ね目30,32としている。これにより編地1の分岐部2は8本の編糸で第1の編成領域である右肩部6と第2の編成領域である左肩部8とをつなぐことになり、分岐部2の強度を上げることができる。
また第一実施例により編成される編地1の分岐部2を形成するループ24,28,20,18は、左右交互に目移ししているため編地1の分岐部2は前後方向に分岐せず編地1の外観を損ねることはない。
なお、第一実施例の編成方法により編地1を編成した時に、分岐部の境界を越えて交差させる編地1の表側の左右一対のループ24,28よりも前に形成された前ベッドFBの編針F,Gでのループの数が多いために、分岐部2を形成するループにたるみが生じることで編地に孔が発生するような場合には、コース2における前ベッドFBの編針F,コース5における前ベッドFBの編針G,コース6における前ベッドFBの編針G,コース8における前ベッドFBの編針F,コース9の前ベッドFBの編針F,コース12の前ベッドFBの編針G,にループを形成しないでミスさせるといい。
<第二実施例>
次に本発明の第二実施例を説明する。第一実施例では、編地の表側で分岐部を挟んで左右一対のループを目移しにより交差させて入れ替えた後、編地の分岐に先だって編地の裏側で形成した分岐部を挟んだ左右一対の増し目ループを交差させて、分岐部の境界を越えて移された表側のループにそれぞれ重ねるようにした。第二実施例では、編地の表側で分岐部を挟んで左右一対のループと、編地分岐に先だって編地のコース編成を行う間に、編地の裏側で形成された分岐部を挟んだ左右一対の増し目ループとを互いに先に重ねて重ね目とした状態で、分岐部の境界を越えて交差させる。第二実施例により編成された編地分岐部のループ図が第5図である。
第二実施例においても、分岐部34を挟む編地36の表側の左右一対のループ38,40と、分岐部34を挟む編地36の裏側の左右一対の増し目ループ42,44の2組のループを分岐部34の境界を越えて交差させるため、編地36の右肩部と左肩部とは分岐部で合計8本の編糸によりつながった状態となっているため、第二実施例と同等の強度を分岐部34付与することができる。
また第二実施例により編成できる編地36の分岐部34は、第一実施例での編地1の分岐部2に比べて多少前後方向に開くが、編地36の外観を損ねるほどではない。
また上記の実施例では、編地の表側で分岐部を挟んで左右一対のループを目移しにより交差させて入れ替えた後で、増し目ループ同士を交差させ、分岐部の境界を越えて移された表側の編目ループにそれぞれ重ねるようにしているが、これはループを重ねる順序を逆にしても構わないし、また交差させた1組のループの上にもう1組のループを重ねず、他のループに重ねるようにしても構わない。
また上記実施例では、増し目ループは編地裏側のループを係止していない編針にタックした後ループを形成したが、これは割り増やしによりループを形成し、形成されたループを増し目ループとしても構わない。
また上記実施例では、左右一対の増し目ループ及び編地表側の左右一対の編目ループには、それぞれ2個ずつの編目ループを交差させているが、この左右一対とは2個の編目ループに限られない。例えば、従来技術で説明した第8図の編地118のように編地表側の左右2個ずつの編目ループを交差させ、交差させた編目ループ122,126の上に増し目ループを交差させて重ねることも可能である。
<第三実施例>
次に第6図を使用して第三実施例を説明する。第三実施例のコース1では給糸口40を左方向に移動させ前ベッドFBの編針L〜Aに対して給糸し全幅部4を編成する。コース2で給糸口40を右方向に移動させて前ベッドFBの編針A〜Fに給糸してループを形成する。コース3では給糸口40を反転させて前ベッドFBの編針F〜Aに給糸してループを形成する。次にコース4では新たに編成に給糸口42を追加し、給糸口42で前ベッドFBの編針L〜Hに給糸してループを形成し、コース5では給糸口42を反転させて前ベッドFBの編針H〜Lに給糸してループを形成する。以上コース2〜5の編成は続く編成ステップにおいて交差ループ群を交差させた時に分岐部が突っ張るのを防止する分離編であり必ずしも必要な編成ではない。
以降分岐部の形成を開始するが、第三実施例は分岐部の中央に位置するループ(以下分岐側端ループと呼ぶ)と分岐側端ループを挟んでその両側に位置するループ群(以下、交差ループ群と呼ぶ)の何れかのループを重ねる際に、交差ループ群のループをそれぞれ分岐部の境界を越えて反対側に移動させて交差ループ群同士を交差させるとともに、分岐側端ループと一方の交差ループ群との間に他方の交差ループ群を挟むように分岐側端ループと一方の交差ループ群のループを重ねて分岐部を形成する。
第三実施例では分岐に隣接する編針Gに係止されるループ44が分岐側端ループであり、編針E・Fに係止されるループ46,48および編針H・Iに係止されるループ50,52が交差ループ群である。
コース6では前ベッドFBの編針Gに係止される分岐側端ループ44およびその両側に位置する編針E・Fに係止される交差ループ群のループ46,48と編針H・Iに係止される交差ループ群のループ50,52を後ベッドBBの編針e〜iに目移しし、交差ループ群同士を交差させる準備を行う。続いてコース7では後ベッドBBの編針h・iに係止される交差ループ群のループ50,52を前ベッドFBの編針E・Fに目移し、コース8では後ベッドBBの編針e・fに係止される交差ループ群のループ46,48を前ベッドFBの編針H・Iに目移ししてコース7で目移しした交差ループ群と交差させる。続いてコース9では前ベッドFBの編針gの分岐側端ループ44を前ベッドFBの編針Fに目移しし交差ループ群のループ52と重ねる。以上の編成を行うことで分岐部の編成が完了し、続く編成ステップにおいて前ベッドの編針A〜Fおよび編針H〜Lに係止されるループに次コースのループを形成し第1の編成領域と第2の編成領域の編成が行われる。
上記した編成を行うことにより、分岐部において交差ループ群のループ52と分岐側端ループ44が重ね合わされて交差ループ群のループ52と分岐側端ループ44が綴じられる。本実施例では、分岐側端ループ44をコース7で先に前ベッドFBに移した交差ループ群のループ52と重ねているので、分岐側端ループ44と交差ループ群のループ52の間にコース8で前ベッドに移した交差ループ群が挟み込まれる。したがって分岐部が引っ張られても交差ループ群が前後に開かず見栄えのよい分岐部となる。なお、上記実施例ではコース2〜5において分岐側端ループを係止した編針Gで分離編を行っていないが、このようにすることで分岐側端ループと交差ループ群間の間隔が狭まり、交差ループ群が前後方向により開き難くなる。
<第四実施例>
次に第7図を使用して第四実施例を説明する。第四実施例は第三実施例のバリエーションである。第7図のコース1で給糸口50で前ベッドFBの編針L〜Aに給糸した後、コース2およびコース3で編針A〜Eに給糸口50で給糸し、続いてコース4およびコース5では給糸口52で前ベッドFBの編針H〜Lに給糸して分離編を行う。コース6では分岐部の左右両側に位置する編針Fおよび編針Gの分岐側端ループ54,56と、これら分岐側端ループの外側に位置する編針D・Eの交差ループ群のループ58,60および編針H・Iの交差ループ群のループ62,64をそれぞれ後ベッドBBの編針に目移しする。
コース7では、後ベッドの編針h・iに係止される交差ループ群のループ62,64を分岐部の境界を越えて前ベッドの編針D・Eに目移しし、コース8では後ベッドの編針d・eに係止される交差ループ群のループ58,60を分岐部の境界を越えて前ベッドの編針H・Iに目移し交差ループ群同士を交差させる。続いてコース9では、後ベッドBBの編針gに係止される分岐側端ループ56を前ベッドFBの編針Eに目移しし、交差ループ群のループ64と重ねる。コース10では後ベッドBBの編針fに係止される分岐側端ループ54を前ベッドFBの編針Hに目移しし、交差ループ群のループ58と重ねる。以上の編成を行うことで分岐部の編成が完了し、続く編成ステップにおいて前ベッドの編針A〜Eおよび編針H〜Lに係止されるループに次コースのループを形成し第1の編成領域と第2の編成領域の編成が行われる。
上記した編成を行うことにより、コース7・9の編成により重ねられた分岐側端ループ56と交差ループ群のループ64の間にもう一方の交差ループ群のループ58,60が挟まれ、コース8・10の編成により重ねられた分離側端ループ54と交差ループ群のループ58,60の間に分岐側端ループ56が挟まれるため、分岐部が左右に引かれても交差ループ群が前後に開かず見栄えのよい分岐部を形成できる。
上記実施例では、Vネックのベストについての説明を行ったが、これは分岐部を有する編地であれば実施可能で、例えばUネックのベストやセーターや伏せ目処理の開始箇所などにも実施することが可能である。さらに無縫製編地におけるネックや伏せ目処理開始箇所およびベストの脇部分の開始箇所などにも本発明を適用することができる。また、上記実施例では、無地のVネックベストの編成について説明を行ったが、本発明はワイドリブにより編成される編地についても同様に実施することができる。
以上、本発明の好適な実施例を示したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨に逸脱しない範囲において実施可能である。
産業上の利用可能性
本発明では、分岐部を有する編地は、分岐部を挟んで編地の裏側で形成された左右一対の増し目ループと、分岐部を挟む編地の表側の左右一対の編目ループのそれぞれが分岐部を越えて交差し、かつ重ねられる。このため、編地の分岐部は2組の編目ループの合計8本の編糸で第1の編成領域と第2の編成領域とをつなぐため、編地における分岐部の強度を上げることができる。
また、分岐部の強度を上げるための増し目ループは編地の裏側で形成されるため、編地の分岐部を上方から見ても分岐部を形成する編目ループの前後方向への分岐はほとんどないので、編地の外観を損なうことはない。
また、本発明によれば分岐部に隣接する分岐側端ループを挟んでその外側に位置する交差ループ群をそれぞれ分岐部の境界を越えて移動させて交差ループ群同士を交差させるとともに、一方の交差ループ群が他方の交差ループ群のループと分岐側端ループの間に挟まれるように重ねるので交差させた交差ループが前後に開くのを防止できるため、編地の外観を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により編成されるベストの前身頃を示す図である。第2図は第一実施例を示す編成コース図である。第3図は第一実施例を示す編成コース図である。第4図は第一実施例により編成される編地分岐部のループ図である。第5図は第二実施例により編成される編地分岐部のループ図である。第6図は第三実施例を示す編成コース図である。第7図は第四実施例を示す編成コース図である。第8図は従来の方法により編成される編地のループ図である。第9図は従来の方法により編成される編地のループ図である。第10図は従来の方法により編成される編地分岐部のループ図である。

Claims (5)

  1. 少なくとも前後一対のニードルベッドを先端部を突き合わせた状態で配置し、その何れか一方または双方のニードルベッドが他方のニードルベッドに対し左右ラッキング可能に構成されると共に、該ニードルベッドの上方には複数の給糸口を有する横編機を用いて編成される編地を編み幅の途中で第1の編成領域と第2の編成領域とに左右に分岐させて編成する方法は、以下の工程を含むことを特徴とする分岐部を有する編地の編成方法
    1)編地の分岐に先だって編地のコース編成を行う間に、編地の裏側で分岐部を挟んで左右一対の増し目ループを形成する工程、
    2)分岐部を挟む編地の表側の左右一対の編目ループのそれぞれを分岐部の境界を越えて交差させ、前記工程1で形成された左右一対の増し目ループのそれぞれを分岐部の境界を越えて交差させる工程。
  2. 前記編目ループを交差させる工程は、
    編地の表側で分岐部を挟んで左右一対の編目ループを目移しにより交差させて入れ替えた後、前記工程1で形成された増し目ループ同士を交差させ、前記分岐部の境界を越えて移された表側の編目ループにそれぞれ重ねる工程、
    の順で行われることを特徴とする、請求項1に記載の分岐部を有する編地の編成方法。
  3. 横編機を用いて編成された編地は編み幅の途中で第1の編成領域と第2の編成領域とに左右分岐した分岐部を有し、分岐部を挟んで編地の裏側で形成された左右一対の増し目ループのそれぞれが分岐部を越えて交差し、分岐部を挟む編地の表側の左右一対の編目ループのそれぞれが分岐部を越えて交差し、かつ重ねられていることを特徴とする、分岐部を有する編地。
  4. 少なくとも前後一対のニードルベッドを先端部を突き合わせた状態で配置し、その何れか一方または双方のニードルベッドが他方のニードルベッドに対し左右ラッキング可能に構成されると共に、該ニードルベッドの上方には複数の給糸口を有する横編機を用いて編成される編地の編み幅の途中で第1の編成領域と第2の編成領域とに左右に分岐される分岐部を、分岐部の中央に位置する少なくとも一つの分岐側端ループと、該分岐側端ループを挟んでその両側に位置する交差ループ群で構成し、分岐側端ループと一方の交差ループ群との間に他方の交差ループ群を挟むように分岐側端ループと一方の交差ループ群のループを重ねて分岐部を形成する方法は以下の工程を含むことを特徴とする分岐部を有する編地の編成方法
    1)交差ループ群をそれそれ分岐部の境界を越えて移動させて交差ループ群同士を交差させる工程、
    2)分岐側端ループと一方の交差ループ群の何れかのループを重ねる工程。
  5. 横編機を用いて編成された編地は編幅の途中で第1の編成領域と第2の編成領域とに左右に分岐し、その中央部に位置する少なくとも一つの分岐側端ループと、該分岐側端ループを挟んでその両側に位置する交差ループ群で構成される分岐部において、分岐側端ループと一方の交差ループ群との間に他方の交差ループ群が挟まれるように分岐側端ループと一方の交差ループ群のループが重ねられていることを特徴とする、分岐部を有する編地。
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