JP3966834B2 - ディスク形ブレード - Google Patents

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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  • Harvester Elements (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、草刈機に装備されるブレードに関し、詳しくは、駆動軸の軸心周りで一体回転するディスクと刈刃とを備えたディスク形ブレードに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の草刈機においては、駆動軸の軸心周りに回転するブレードとして、その両端部に刈刃と起風翼とが形成されたバー形のものを採用することが一般的であった。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−45826号公報(段落番号0031、図2、図4−6)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、バー形ブレードを採用すると、その回転に伴ってブレードの回転中心側で発生する風切り音によって作業時の騒音が激しくなる不都合が生じていた。
【0005】
そこで、ブレードの回転中心側で発生する風切り音の低減を図るために、その回転中心側の回転領域を覆うディスクを設けることも考えられるが、この場合、ブレードの回転に伴って、その両端部側の草刈り領域において、起風翼による上向きの気流が発生するだけとなることから、刈草を、ブレードを上方から覆うハウジングの排出経路に案内して排出口から機外や集草容器に向けて排出する所謂ディスチャージ作業を行うものにおいては、刈草の排出口からの排出を比較的良好に行えるものの、刈草をブレードの刈刃で細断してハウジング下方の草間に埋没させる所謂マルチング作業を行うものにおいては、刈草を下方の草間に向けて流下させる領域であったブレードの回転中心側の回転領域をディスクで覆うことから、細断した刈草をハウジング下方の草間に埋没させることが行い難くなるとともに、ディスク上に刈草が堆積して作業に悪影響を及ぼすようになっていた。
【0006】
本発明の目的は、草刈り作業時に発生する騒音の低減を図りながら作業性に優れたものにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
〔構成〕
上記目的を達成するため、本発明のうちの請求項1に記載の発明では、駆動軸を中心とするディスクと、そのディスクの径方向外方箇所で草を刈り取る刈刃とを、前記駆動軸の軸心周りで一体回転する状態に備え、前記ディスクに複数の貫通孔を形成するとともに、前記ディスクの回転に伴って前記貫通孔を通る気流を生起する複数の起風体を、前記ディスクの上方に位置して、前記ディスクの上方から前記貫通孔を通って前記ディスクの下方に向かう気流を生起するマルチング状態と、前記ディスクの下方に位置して、前記ディスクの下方から前記貫通孔を通って前記ディスクの上方に向かう気流を生起するディスチャージ状態とに、前記ディスクに対して付け換え可能に設けてあるディスク形ブレード。
【0008】
〔作用〕
上記の構成によると、作業時にはディスクと刈刃とが駆動軸の軸心周りで一体回転し、その刈刃によって、ディスクの径方向外方箇所にある草が刈り取られ、そのディスクによって、ブレードの回転中心側での風切り音の発生が抑制される。
【0009】
そして、このブレードを装備するモーアが、刈草を、ブレードを上方から覆うハウジングの排出経路に案内して排出口から機外や集草容器に排出するディスチャージ作業を行うものである場合には、起風体によって生起される気流がディスクの下方から上方に向かう方向性を持ってディスクの貫通孔を通るように起風体をディスクに取り付けておけば、その気流によって、刈草をハウジングの排出経路に沿ってより速やかに排出方向に流動させることができる。
【0010】
又、このブレードを装備するモーアが、刈草を刈刃で細断してハウジング下方の草間に埋没させるマルチング作業を行うものである場合には、起風体によって生起される気流がディスクの上方から下方に向かう方向性を持ってディスクの貫通孔を通るように起風体をディスクに取り付けておけば、その気流によって、刈草をディスク上に堆積させることなく貫通孔を通してハウジング下方の草間に良好に埋没させることができる。
【0011】
つまり、ディスクに対する起風体の付け替えを行うだけで、ディスチャージ作業に適する状態とマルチング作業に適する状態とに容易に対応させることができる。
【0012】
又、ディスクに装着する起風体の数量を調節することも可能になることから、例えば、刈り取る草が濡れ気味で重く付着し易い場合には、ディスクに装着する起風体の数量を多くして起風体で生起される気流量を多くすれば、刈草の排出又は草間への埋没を、刈草の付着を招くことなく速やかに行わせることができ、逆に、刈り取る草が乾き気味で軽く付着し難い場合には、ディスクに装着する起風体の数量を少なくすれば、起風体の装着による負荷の増大を軽減することができ、刈草の排出又は草間への埋没を、作業負荷の軽減を図りながら良好に行わせることができる。
【0013】
〔効果〕
従って、起風体の付け替えでディスチャージ作業とマルチング作業とを行える経済性に優れたものとした上で、ディスチャージ作業を行うものにおいては、ディスクに起風体をディスチャージ状態で取り付けることによって、作業時に発生する騒音の低減を図りながら、刈草の排出をより効率良く行える作業性に優れたものにすることができ、又、マルチング作業を行うものにおいては、ディスクに起風体をマルチング状態で取り付けることによって、作業時に発生する騒音の低減を図りながら、刈草をハウジング下方の草間に良好に埋没させる作業性に優れたものにすることができる。
【0014】
〔構成〕
本発明のうちの請求項に記載の発明では、上記請求項に記載の発明において、前記貫通孔を閉塞する閉塞体を、前記ディスクに対して着脱可能に設けてある。
【0015】
〔作用〕
上記の構成によると、ディスクに対する閉塞体の着脱によって、起風体で生起された気流が通る貫通孔の数量を調節できる上に、不要な貫通孔による風切り音の発生を防止できる。
【0016】
その結果、例えば、刈り取る草が濡れ気味で重く付着し易い場合には、貫通孔を閉塞する閉塞体の数量を少なくして貫通孔を通る気流量を多くすることで、刈草の排出や草間への埋没を、刈草の付着を招くことなく速やかに行える。逆に、刈り取る草が乾き気味で軽く付着し難い場合には、貫通孔を閉塞する閉塞体の数量を多くして風切り音を発生させる貫通孔の数量を減少させることで、刈草の排出や草間への埋没を、作業時に発生する騒音の低減を図りながら良好に行える。
【0017】
又、作業時に作業能力を重視する場合には、貫通孔を閉塞する閉塞体の数量を少なくして貫通孔を通る気流量を多くすることで、刈草の排出や草間への埋没をより速やかに行わせることができ、逆に、作業時に騒音の低減を重視する場合には、貫通孔を閉塞する閉塞体の数量を多くして風切り音を発生させる貫通孔の数量を減少させることで、作業時に発生する騒音の低減を図れる。
【0018】
〔効果〕
従って、刈り取る草の状態に応じた好適な草刈り作業を行える上に、作業能力を重視する作業形態や騒音の低減を重視する作業形態の切り換えを容易に行えるより作業性に優れたものにできる。
【0019】
〔構成〕
本発明のうちの請求項に記載の発明では、上記請求項に記載の発明において、前記駆動軸の軸心周りでの前記ディスクに対する相対回動で、前記貫通孔を開放する位置と閉塞する位置とにわたって位置調節可能な閉塞体を設けてある。
【0020】
〔作用〕
上記の構成によると、ディスクに対して単一の閉塞体を回動させることで、起風体で生起された気流が通る各貫通孔の大きさを一挙に調節できる。
【0021】
その結果、例えば、刈り取る草が濡れ気味で重く付着し易い場合には、閉塞体による各貫通孔の閉塞量を小さくして各貫通孔を通る気流量を多くすることで、刈草の排出や草間への埋没を、刈草の付着を招くことなく速やかに行える。逆に、刈り取る草が乾き気味で軽く付着し難い場合には、閉塞体による各貫通孔の閉塞量を大きくして各貫通孔によって発生する風切り音を減少させることで、刈草の排出や草間への埋没を、作業時に発生する騒音の低減を図りながら良好に行える。
【0022】
又、作業時に作業能力を重視する場合には、閉塞体による各貫通孔の閉塞量を小さくして各貫通孔を通る気流量を多くすることで、刈草の排出や草間への埋没をより速やかに行わせることができ、逆に、作業時に騒音の低減を重視する場合には、閉塞体による各貫通孔の閉塞量を大きくして各貫通孔によって発生する風切り音を減少させることで、作業時に発生する騒音の低減を図れる。
【0023】
〔効果〕
従って、各貫通孔の開度調節を行う際の操作性の向上を図りながら、刈り取る草の状態に応じた好適な草刈り作業を行える上に、作業能力を重視する作業形態や騒音の低減を重視する作業形態の切り換えを容易に行えるより作業性に優れたものにできる。
【0024】
〔構成〕
本発明のうちの請求項に記載の発明では、上記請求項1〜のいずれか一つに記載の発明において、前記ディスクの外周部に、前記刈刃を、前記駆動軸に対して平行に配備される支軸を介して、その支軸の軸心周りでの前記ディスクに対する前記刈刃の相対揺動を許容する状態に連結するとともに、前記ディスクの回転に伴う遠心力で、前記刈刃が、刈り取り対象の草を前記ディスク側に抱き込みながら刈り取る所定の刈取姿勢に維持されるように構成してある。
【0025】
〔作用〕
上記の構成によると、作業時には、刈刃が所定の刈取姿勢に維持されることで、刈り取り対象の草を刈刃の先端側外方に逃がすことなく確実に刈り取れる。
【0026】
しかも、刈刃は、石などに接触した場合には、その支軸の軸心周りで遠心力に抗する方向に逃げるようになり、その結果、石などとの接触に起因した刈刃の損傷を効果的に抑制できる。又、仮に刈刃が損傷しても、その殆どの場合には、損傷した刈刃の交換のみを行うだけで対処することができる。
【0027】
〔効果〕
従って、刈り取り性能の向上を図れる上に耐久性やメンテナンス性に優れたものにできる。
【0028】
【発明の実施の形態】
図1には乗用形草刈機の全体側面が、図2には乗用形草刈機の全体平面が示されており、この乗用形草刈機は、走行機体1の前部に縦向きの軸心周りに追従操向自在に配備されたキャスター型の左右一対の前輪2と、走行機体1の後部に駆動輪として配備された左右一対の後輪3との間に、モーア4を昇降操作可能に装備したミッドマウント形式に構成されている。
【0029】
図1及び図2に示すように、走行機体1は、その前部側に搭乗運転部5が形成され、その後部側に原動部6が配備され、搭乗運転部5は、主フレーム7の前部側に敷設した搭乗ステップ8、主フレーム7の後部側に配備した運転座席9、運転座席9の左右に揺動操作可能に装備した変速レバー10、及び、主フレーム7における運転座席9の後部箇所に立設した転倒保護フレーム11、などから形成されている。
【0030】
図1及び図3に示すように、原動部6は、主フレーム7の後方に位置するエンジンフレーム12に搭載したエンジン13、エンジン13の下部前方に配置した伝動装置14、伝動装置14の左右に分配装備した一対の静油圧式無段変速装置15、及び、対応する静油圧式無段変速装置15から左右の後輪3にわたる左右の減速装置16、などから、エンジン13からの動力を伝動装置14に伝達するとともに、その動力を伝動装置14において左右の走行用と作業用とに分配し、伝動装置14からの左右の走行用の動力を、対応する静油圧式無段変速装置15によって変速した後、左右の減速装置16を介して左右の対応する後輪3に伝達し、かつ、伝動装置14からの作業用の動力を、伝動軸17を介してモーア4の駆動部18に伝達するように構成されている。
【0031】
又、原動部6において、左右の減速装置16は、主フレーム7とエンジンフレーム12とを連結する中継フレームに兼用され、伝動装置14及び一対の静油圧式無段変速装置15は、中継フレームに兼用される左右の減速装置16を連結する中間フレームに兼用されている。
【0032】
走行機体1において、左右の変速レバー10は対応する静油圧式無段変速装置15に連係されており、左右の各変速レバー10を操作すると、その操作に基づいて対応する静油圧式無段変速装置15が独立変速操作され、それらによる各変速後の動力が左右の対応する後輪3に伝達される。
【0033】
つまり、走行機体1は、左右の変速レバー10を操作して一対の静油圧式無段変速装置15を独立変速操作することで、左右の後輪3への伝動を停止する停止状態、左右の後輪3に等速の前進動力又は後進動力を伝達する直進状態、左右の後輪3に異なるの前進動力又は後進動力を伝達する緩旋回状態、左右の後輪3のうちの一方への伝動を停止し、かつ、他方に前進動力又は後進動力を伝達するピボット旋回状態、及び、左右の後輪3のうちの一方に前進動力を伝達し、かつ、他方に後進動力を伝達するスピン旋回状態を現出できる。
【0034】
図1〜3に示すように、走行機体1における搭乗ステップ8の前部左右中央箇所には、左右の各減速装置16に内蔵された制動機構19に、左右向きの回動軸20や左右一対の連係ロッド21などを介して連係される単一のブレーキペダル22と、このブレーキペダル22の制動位置での保持を可能にするロックペダル23とが左右に隣接配備されており、ブレーキペダル22を踏み込み操作することで、左右の制動機構19による制動操作を行うことができ、又、ロックペダル23によってブレーキペダル22を制動位置に保持することで、左右の制動機構19を駐車ブレーキとして機能させることができる。
【0035】
図1、図2及び図4〜7に示すように、モーア4は、主フレーム7にリンク機構24を介して昇降可能に吊り下げ支持されたハウジング25内に、草刈り用の3枚のブレード26を、駆動部18に伝達された作業用の動力で、対応する縦向きの駆動軸27を介してその軸心周りに等速回転駆動されるとともに、それらの回転軌跡の一部が前後方向視で重複するように、又、各重複箇所では左側のブレード26が後方に向けて移動し右側のブレード26が前方に向けて移動する状態に回転方向を設定して、左右方向に並べて配備することによって構成されている。
【0036】
図2及び図4〜7に示すように、ハウジング25は、その下方が開放されるとともに右側端部に排出口28が形成されており、その内部に対するバッフルプレート29の着脱によって、各ブレード26で刈り取った草を、各ブレード26の回転に伴って生起される気流で、ハウジング25の前部側に設けた排出経路30に案内して排出口28から機外に排出する所謂サイドディスチャージ作業を行う状態〔図4及び図6参照〕と、各ブレード26で刈り取った草を、各ブレード26の回転に伴って生起される気流で、各ブレード26によって細断させるとともにハウジング25の下方の草間に埋没させる所謂マルチング作業を行う状態〔図5及び図7参照〕とに、容易に変更できるように構成されている。
【0037】
図4〜9に示すように、各ブレード26は、対応する駆動軸27にその軸心を中心にして連結されるディスク31、そのディスク31の外周部に、その周方向に一定間隔を隔てるとともに、その外周から外方に向けて延出する状態に連結装備される4枚の刈刃32、及び、ディスク31における各刈刃32からブレード26の回転方向上手側に一定間隔を隔てた位置に、その外周から外方に向けて延出する状態に連結装備される4枚の起風翼33などによって、その回転中心側にディスク31を有するディスク形に構成され、対応する駆動軸27とその軸心周りで一体回転する。
【0038】
各ディスク31は、その周方向に一定間隔を隔てる4つの貫通孔34と、各貫通孔34に対する回転方向上手側の隣接箇所において上下方向に膨出する4つの起風体35と、各刈刃32に対する3つずつの連結孔36と、各起風翼33に対する2つずつの連結孔37とが形成され、その回転に伴って、各起風体35が対応する貫通孔34を通る気流を生起する。
【0039】
図4〜9及び図13に示すように、ディスク31は、その径方向における各貫通孔34の両脇にネジ孔49が形成され、各起風体35は、ネジ孔49に対応する挿通孔50が穿設されたフランジ51と、フランジ51から膨出する膨出部52とを備える形状に形成され、各起風体35が、ディスク31における各貫通孔34に対する回転方向上手側の隣接箇所に対して着脱可能に構成されている。
【0040】
つまり、各起風体35は、ディスク31に対して、対応する貫通孔34の回転方向上手側を下方から覆って、ディスク31の下方から上方に向かう方向性を持ってディスク31の貫通孔34を通る気流を生起させる状態〔図4、図6及び図8〕と、対応する貫通孔34の回転方向上手側を上方から覆って、ディスク31の上方から下方に向かう方向性を持ってディスク31の貫通孔34を通る気流を生起させる状態〔図5、図7及び図9〕とに付け替える、並びに、ディスク31に装着する起風体35の数量を調節する、といったことが可能になる。
【0041】
その結果、ディスク31に対する各起風体35の付け替えを行うだけで、ディスク31を、ディスチャージ作業用のディスク31Aとマルチング作業用のディスク31Bとに容易に仕様変更することができる。又、例えば、刈り取る草が濡れ気味で重く付着し易い場合には、ディスク31に装着する起風体35の数量を多くして起風体35で生起される気流量を多くすれば、ディスチャージ作業時には刈草の排出を、又、マルチング作業時には刈草の草間への埋没を、刈草の付着を招くことなく速やかに行える。逆に、刈り取る草が乾き気味で軽く付着し難い場合には、ディスク31に装着する起風体35の数量を少なくして起風体35の装着による負荷の増大を軽減すれば、ディスチャージ作業時には刈草の排出を、又、マルチング作業時には刈草の草間への埋没を、作業負荷の軽減を図りながら良好に行える。
【0042】
つまり、各起風体35の付け替えでディスチャージ作業とマルチング作業とに対応できる経済性に優れたものにできる上に、刈り取る草の状態に応じた好適な草刈り作業を行えるより作業性に優れたものにできる。
【0043】
各刈刃32は、各辺に刃部38を備える正三角形状に形成され、その中央部には、ディスク31への取り付けを可能にする4つのネジ孔39が穿設され、ディスク31の連結孔36に対応させるネジ孔39を変更することで、3つの刃部38から使用する刃部38を選択でき、作業時における石などとの接触で使用中の刃部38が損傷した場合には、ディスク31や起風翼33は当然のことながら、刈刃32を交換しなくても、ディスク31に対する刈刃32の取り付け姿勢を120度変更するだけで対処できる。
【0044】
各起風翼33は、その一端側にディスク31への取り付けを可能にする2つのネジ孔40が穿設され、その他端側には、その回転に伴って上向きの気流を生起する起風部41が屈曲形成されている。そして、作業時に石などとの接触で起風翼33が損傷した場合には、ディスク31や刈刃32を交換しなくても、損傷した起風翼33を変更するだけで対処できる。
【0045】
以上の構成から、サイドディスチャージ作業を行う場合には、図4及び図6に示すように、ハウジング25をサイドディスチャージ作業用に変更し、各ブレード26として、各 起風体35の付け替えでディスチャージ作業用に構成されたディスク31Aを備えるものを使用すれば、作業時には、各ブレード26が駆動軸27の軸心周りに回転するのに伴って、各刈刃32が、ハウジング25内でディスク31の径方向外方箇所にある刈り取り対象の草に作用して刈り取り、各起風翼33が、上向きの気流を生起して刈り取り対象の草を刈刃32による刈り取りが行い易い状態に起立させるとともに、刈草をハウジング25の排出経路30に案内して排出口28から機外に排出させ、各ディスク31Aが、ブレード26の回転中心側での風切り音の発生を抑制するとともに、その各起風体35によって生起される上向きの気流で、刈草の排出口28から機外への排出を促進させるようになる。
【0046】
又、マルチング作業を行う場合には、図5及び図7に示すように、ハウジング25をマルチング作業用に変更し、各ブレード26として、各起風体35の付け替えでマルチング作業用に構成されたディスク31Bを備えるものを使用すれば、作業時には、各ブレード26が駆動軸27の軸心周りに回転するのに伴って、各刈刃32が、ハウジング25内でディスク31の径方向外方箇所にある刈り取り対象の草に作用して刈り取り、各起風翼33が、上向きの気流を生起して刈り取り対象の草を刈刃32による刈り取りが行い易い状態に起立させるとともに、刈草をハウジング25の上部側に案内し、各ディスク31Bが、ブレード26の回転中心側での風切り音の発生を抑制するとともに、その各起風体35によって生起される下向きの気流で、ハウジング25内の刈草を各貫通孔34を通してハウジング25の下方にある草間に埋没させるようになる。
【0047】
つまり、サイドディスチャージ作業を行う場合には、各起風体35の付け替えでディスチャージ作業用に構成されたディスク31Aを装備することで、モーア4を、作業時に発生する騒音の低減を図りながら、刈草の排出をより効率良く行える作業性に優れたものにでき、又、マルチング作業を行う場合には、各起風体35の付け替えでマルチング作業用に構成されたディスク31Bを装備することで、作業時に発生する騒音の低減を図りながら、刈草をハウジング25の下方にある草間に良好に埋没させられる作業性に優れたものにできる。
【0048】
〔別実施形態〕
以下に本発明の別実施形態を例示する。
【0049】
〔1〕ディスク形ブレード26を、サイドディスチャージ作業専用のハウジング25を備えるモーア4に採用してもよく、又、マルチング作業専用のハウジング25を備えるモーア4に採用してもよく、更に、ハウジング25の後端部に形成した排出口28から刈草を排出するリヤディスチャージ作業用のモーア4に採用してもよい。
【0050】
〔2〕ディスク31に形成する貫通孔34の数量や配置は種々の変更が可能であり、又、ディスク31に備える刈刃32及び起風翼33の数量や配置も種々の変更が可能である。
【0051】
〔3〕図10及び図11に示すように、各ディスク31に、ディスク31に対する駆動軸27の軸心周りでの回動操作で、各貫通孔34を開放する全開位置〔図11の(イ)参照〕と閉塞する全閉位置〔図11の(ロ)参照〕とにわたって位置調節可能な十字形状の閉塞体42を設けるとともに、駆動軸27の軸心を基点とする円弧状の長孔43を形成し、かつ、閉塞体42に、長孔43に挿通される螺軸44を立設し、この螺軸44に、閉塞体42をディスク31に対する所望の回動位置で固定するためのナット45を螺着装備してもよい。
【0052】
この構成によると、螺軸44に対するナット45の螺合操作と、ディスク31に対する単一の閉塞体42の回動操作とを行うだけで、各起風体35で生起された気流が通る各貫通孔34の大きさを一挙に調節できる。
【0053】
又、例えば、刈り取る草が濡れ気味で重く付着し易い場合には、閉塞体42による各貫通孔34の閉塞量を小さくして各貫通孔34を通る気流量を多くすれば、ディスチャージ作業時には刈草の排出を、又、マルチング作業時には刈草の草間への埋没を、刈草の付着を招くことなく速やかに行える。逆に、刈り取る草が乾き気味で軽く付着し難い場合には、閉塞体42による各貫通孔34の閉塞量を大きくして各貫通孔34での風切り音の発生を抑制すれば、ディスチャージ作業時には刈草の排出を、又、マルチング作業時には刈草の草間への埋没を、作業時に発生する騒音の低減を図りながら良好に行える。
【0054】
更に、作業時に作業能力を重視する場合には、閉塞体42による各貫通孔34の閉塞量を小さくして各貫通孔34を通る気流量を多くすれば、ディスチャージ作業時には刈草の排出を、又、マルチング作業時には刈草の草間への埋没を、より速やかに能率良く行える。逆に、作業時に騒音の低減を重視する場合には、閉塞体42による各貫通孔34の閉塞量を大きくして各貫通孔34での風切り音の発生を抑制すれば、作業時に発生する騒音の低減を図れる。
【0055】
つまり、各貫通孔34の開度調節を行う際の操作性の向上を図りながら、刈り取る草の状態に応じた好適な草刈り作業を行える上に、作業能力を重視する作業形態や騒音の低減を重視する作業形態の切り換えを容易に行えるより作業性に優れたものにできる。
【0056】
尚、閉塞体42の形状は、ディスク31に形成される貫通孔34の数量や配置に応じて種々の変更が可能である。又、長孔43、螺軸44、及びナット45のそれぞれを一対ずつ設け、それらを駆動軸27の軸心を中心とした点対称位置に配置するようにしてもよい。
【0057】
又、上記の長孔43、螺軸44、ナット45に代えて、図12に示すように、ディスク31及び閉塞体42における対向面側の中心部に、閉塞体42をディスク31に対する所望の回動位置で係合保持する菊座状の係合部46,47を設け、駆動軸27にディスク31及び閉塞体42を連結するボルト48の螺合操作で、ディスク31に対する閉塞体42の回動操作を可能にする状態と不能にする状態とに切り換えられるように構成してもよい。
【0058】
〔4〕図14に示すように、上記の別実施形態〔4〕で例示した、各起風体35をディスク31に対して着脱可能に設けたブレード26において、貫通孔34を閉塞する閉塞体53をディスク31に対して着脱可能に設けてもよい。
【0059】
尚、閉塞体53としては、図14の(イ)に示すように、貫通孔34を覆う円形で、その外周部にディスク31のネジ孔49に対応する一対の挿通孔54が形成されたものや、図14の(ロ)に示すように、貫通孔34に内嵌する円形の閉塞部55と、ディスク31のネジ孔49に対応する挿通孔54が形成された一対の連結部56とを備えたものなどであってもよい。
【0060】
この構成によると、ディスク31に対する閉塞体53の着脱によって、起風体35で生起された気流が通る貫通孔34の数量を調節できる上に、不要な貫通孔34による風切り音の発生を防止できる。
【0061】
その結果、例えば、刈り取る草が濡れ気味で重く付着し易い場合には、起風体35と付け替える閉塞体53の数量を少なくして貫通孔34を通る気流量を多くすれば、ディスチャージ作業時には刈草の排出を、又、マルチング作業時には刈草の草間への埋没を、刈草の付着を招くことなく速やかに行える。逆に、刈り取る草が乾き気味で軽く付着し難い場合には、起風体35と付け替える閉塞体53の数量を多くして、起風体35の装着による負荷の増大を軽減し、風切り音を発生させる貫通孔34の数量を少なくすれば、ディスチャージ作業時には刈草の排出を、又、マルチング作業時には刈草の草間への埋没を、作業負荷の軽減及び作業時に発生する騒音の低減を図りながら良好に行える。
【0062】
又、作業時に作業能力を重視する場合には、起風体35と付け替える閉塞体53の数量を少なくして貫通孔34を通る気流量を多くすれば、ディスチャージ作業時には刈草の排出を、又、マルチング作業時には刈草の草間への埋没を、より速やかに行わせることができ、逆に、作業時に騒音の低減や負荷の軽減を重視する場合には、起風体35と付け替える閉塞体53の数量を多くして、起風体35の装着による負荷の増大を軽減し、風切り音を発生させる貫通孔34の数量を少なくすれば、作業時に発生する騒音の低減及び作業負荷の軽減を図れる。
【0063】
つまり、刈り取る草の状態に応じた好適な草刈り作業を行える上に、作業能力を重視する作業形態や騒音の低減や負荷の軽減を重視する作業形態の切り換えを容易に行えるより作業性に優れたものにできる。
【0064】
尚、各起風体35が一体形成されたディスク31を備えるブレード26に、ディスク31に対して着脱可能な閉塞体53を設けてもよい。
【0065】
〔5〕図15に示すように、ディスク31の各連結孔36,37を、各刈刃32及び起風翼33のディスク31からの延出長さの調節を可能にする長孔に形成してもよい。
【0066】
〔6〕ディスク31に、刈刃32と起風翼33とが一体形成されたものを装備するようにしてもよい。
【0067】
〔7〕図16に示すように、ディスク31の外周部に、各刈刃32を、駆動軸27に対して平行に配備される支軸57を介して、その支軸57の軸心周りでのディスク31に対する刈刃32の相対揺動を許容する状態に連結するとともに、ディスク31の回転に伴う遠心力で、ディスク31の中心と刈刃32の重心32Aと支軸57の軸心とが一直線上に並ぶ状態では、各刈刃32が、刈り取り対象の草をディスク31側に抱き込みながら刈り取る所定の刈取姿勢に維持されるようにブレード26を構成してもよい。
【0068】
この構成によると、作業時には、遠心力で各刈刃32が所定の刈取姿勢に維持されることで、刈り取り対象の草を各刈刃32の先端側外方に逃がすことなく確実に刈り取れる。
【0069】
しかも、各刈刃32は、石などに接触した場合には、その支軸57の軸心周りで遠心力に抗する方向に逃げるようになり、その結果、石などとの接触に起因した各刈刃32の損傷を効果的に抑制できる。又、仮に刈刃32が損傷しても、損傷した刈刃32の交換のみを行うだけで対処できる。
【0070】
つまり、刈り取り性能の向上を図れる上に耐久性やメンテナンス性に優れたものにできる。
【0071】
尚、図16の(イ)には、湾曲凹部に刃部38が形成された湾曲形状の刈刃32を採用したブレード26を例示し、又、図16の(ロ)には、一辺に一直線状の刃部38が形成された短冊状の刈刃32を採用したブレード26を例示している。
【0072】
又、図17に示すように、ディスク31の外周部に上向きに突出する複数の突起58を形成し、各刈刃32の揺動支点部に外方に向けて膨出する一対の膨出部59を形成し、対応する突起58と一対の膨出部59との接当で、各刈刃32が、ディスク31の回転方向上手側の領域で、所定の刈取姿勢と格納姿勢とにわたって揺動するように、ディスク31に対する各刈刃32の揺動領域を規制してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 乗用形草刈機の全体側面図
【図2】 乗用形草刈機の全体平面図
【図3】 走行機体のフレーム構造を示す平面図
【図4】 サイドディスチャージ作業用に仕様変更したモーアの横断平面図
【図5】 マルチング作業用に仕様変更したモーアの横断平面図
【図6】 サイドディスチャージ作業用に仕様変更したモーアの縦断側面図
【図7】 マルチング作業用に仕様変更したモーアの縦断側面図
【図8】 ディスチャージ作業用ディスクの構成を示す一部分解斜視図
【図9】 マルチング作業用ディスクの構成を示す一部分解斜視図
【図10】 十字形状の閉塞体を設けた別実施形態を示す要部の分解斜視図
【図11】(イ)十字形状の閉塞体を設けた別実施形態での全開状態を示す要部の平面図
(ロ)十字形状の閉塞体を設けた別実施形態での全閉状態を示す要部の平面図
【図12】 ディスクと十字形状の閉塞体との間に菊座状の係合部を設けた別実施形態を示す要部の分解斜視図
【図13】 ディスクに起風体を着脱可能に設けた別実施形態を示す要部の分解斜視図
【図14】 着脱可能な閉塞体を設けた別実施形態を示す要部の分解斜視図
【図15】 刈刃及び起風翼の延出長さを調節可能に構成した別実施形態を示す要部の分解斜視図
【図16】 刈刃を揺動可能に装備した別実施形態を示す要部の平面図
【図17】 刈刃を所定の揺動範囲で揺動可能に装備した別実施形態を示す要部の平面図
【符号の説明】
27 駆動軸
31 ディスク
32 刈刃
34 貫通孔
35 起風体
42 閉塞体
53 閉塞体
57 支軸

Claims (4)

  1. 駆動軸を中心とするディスクと、そのディスクの径方向外方箇所で草を刈り取る刈刃とを、前記駆動軸の軸心周りで一体回転する状態に備え、前記ディスクに複数の貫通孔を形成するとともに、前記ディスクの回転に伴って前記貫通孔を通る気流を生起する複数の起風体を、前記ディスクの上方に位置して、前記ディスクの上方から前記貫通孔を通って前記ディスクの下方に向かう気流を生起するマルチング状態と、前記ディスクの下方に位置して、前記ディスクの下方から前記貫通孔を通って前記ディスクの上方に向かう気流を生起するディスチャージ状態とに、前記ディスクに対して付け換え可能に設けてあるディスク形ブレード。
  2. 前記貫通孔を閉塞する閉塞体を、前記ディスクに対して着脱可能に設けてある請求項に記載のディスク形ブレード。
  3. 前記駆動軸の軸心周りでの前記ディスクに対する相対回動で、前記貫通孔を開放する位置と閉塞する位置とにわたって位置調節可能な閉塞体を設けてある請求項に記載のディスク形ブレード。
  4. 前記ディスクの外周部に、前記刈刃を、前記駆動軸に対して平行に配備される支軸を介して、その支軸の軸心周りでの前記ディスクに対する前記刈刃の相対揺動を許容する状態に連結するとともに、前記ディスクの回転に伴う遠心力で、前記刈刃が、刈り取り対象の草を前記ディスク側に抱き込みながら刈り取る所定の刈取姿勢に維持されるように構成してある請求項1〜のいずれか一つに記載のディスク形ブレード。
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