JP3966706B2 - 排水桝 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各家屋の各排水設備からの排水を流入させるための排水桝に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の排水設備の配管は、例えば図27に示す構成が採られている。
【0003】
そして、この図27に示す排水設備の配管は、建物1内の複数の排水設備、例えばトイレ2a、台所2b、風呂2c、洗面所2d、または洗濯機2eなどのそれぞれの排水口に接続した各排水管3を建物の基礎を貫通して建物外に導出し、この排水管3の末端を敷地4内に埋設した排水横主管5と合流する位置に設置されている排水桝6a,6b,6c,6d,6eの枝管流入口にそれぞれ接続して配管している。このような構成では、1つの建物、例えば、一般的な家屋の場合には、少なくとも5、6個程度の排水桝を設置しなければならない。しかしながら、敷地4内の狭い部分に多数の排水桝を設置することはスペースの関係から困難であることが多い。
【0004】
そこで、複数の排水桝を床下内に設置して排水管を建物の床下で合流させるように配管することが提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、建物の部屋のレイアウトによって、各排水設備の配置が異なり、この各排水桝を床下に設置する際、排水桝に支持部材を取り付けるとともに床下の基礎面に排水桝の載置台などを設置し、この載置台に桝本体を取り付けた支持部材を固定するなど煩雑な施工作業が必要になる。
【0006】
本発明はこのような点に鑑みなされたもので、建物床下と基礎面との間において、基礎面からの浮上支持または建物床下部からの吊り下げ支持を容易かつ確実に行える排水桝を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の排水桝は、インバート部を介して連通した流入口と流出口とを両端に開口するとともに側部に少なくとも1つの枝管流入口を開口しかつ上部に掃除口を開口した桝本体とを備え、前記桝本体にこの桝本体を支持する支持部を形成し、この支持部には支持用ボルトを挿通するボルト挿通孔を形成し、この桝本体の支持部を支持する取付片の一端側には上下方向の長孔の取付け孔を形成するとともに他端側には固定部を形成し、この固定部を固定された前記取付片の長孔の取付け孔と桝本体の支持部に形成したボルト挿通孔に支持用ボルトを挿通してこの支持用ボルトに支持用ナットを締め付け螺合して桝本体を浮上支持または吊り下げ支持するものである。
【0008】
そして、桝本体に形成された支持部を支持することにより、排水桝を建物の床下部において基礎面から浮上支持し、または建物の床下部から吊り下げ支持することが容易かつ確実に行える。
【0009】
請求項2記載の排水桝は、請求項1記載の排水桝において、支持部は、桝本体の両側部に相対して一対を突設したものである。
【0010】
そして、桝本体の両側部に一対の支持部を突設したので、この支持部にて建物の床下部において基礎面から浮上支持し、または建物の床下部から吊り下げ支持することが容易かつ確実に行えるようになり、排水桝の両側から安定して桝本体を支持することができる。
【0011】
請求項3記載の排水桝は、請求項1記載の排水桝において、支持部は桝本体の上部又は下部の少なくとも一方に突設したものである。
【0012】
そして、桝本体に突設された支持部により、排水桝を建物の床下部から吊り下げ支持し、または、基礎面から浮上支持することが容易かつ確実に行える。
【0013】
請求項4記載の排水桝は、請求項1記載の排水桝において、支持部は、流入口および流出口に沿って桝本体の外周面にそれぞれ形成されたフランジ部の少なくともいずれか一方に突設したものである。
【0014】
そして、桝本体のフランジ部に形成された支持部を支持することにより、排水桝を建物の床下部において基礎面から浮上支持し、または建物の床下部から吊り下げ支持することが容易かつ確実に行える。
【0015】
請求項5記載の排水桝は、請求項4記載の排水桝において、支持部は、フランジ部の外周両側面に相対して一対を突設したものである。
【0016】
そして、桝本体のフランジ部の両側面に相対する一対の支持部を突設したことにより、この支持部にて排水桝を建物の床下において基礎面から浮上支持し、または、建物の床下部から排水桝を吊り下げ支持することが容易かつ確実に行えるようになり、かつ排水桝の両側から安定して支持することができる。
【0017】
請求項6記載の排水桝は、請求項4記載の排水桝において、支持部は、フランジ部の外周上部または下部の少なくとも一方に突設したものである。
【0018】
そして、桝本体のフランジ部に形成された支持部により、排水桝を建物の床下部に吊り下げ支持し、または、基礎面から浮上支持することを容易かつ確実に行えるようになる。
【0019】
請求項7記載の排水桝は、インバート部を介して連通した流入口と流出口とを両端に開口するとともに側部に少なくとも1つの枝管流入口を開口しかつ上部に掃除口を開口した桝本体と、前記桝本体の外周に巻回締着する締結部材とを備え、この締結部材に前記桝本体を支持する支持部を形成し、この支持部には支持用ボルトを挿通するボルト挿通孔を形成し、この締結部材の支持部を支持する取付片の一端側には上下方向の長孔の取付け孔を形成するとともに他端側には固定部を形成し、この固定部を固定された前記取付片の長孔の取付け孔と締結部材の支持部に形成したボルト挿通孔に支持用ボルトを挿通してこの支持用ボルトに支持用ナットを締め付け螺合して桝本体を浮上支持または吊り下げ支持するものである。
【0020】
そして、支持部を設けた締結部材を桝本体に巻回締着により固定し、この締結部材の支持部によって床下部において桝本体を建物の床下部において基礎面から浮上支持し、または、建物の床下部から吊り下げ支持することができ、支持部の構造を有していない従来型の排水桝も、桝本体に加工を施すことなく、排水桝を建物の床下部において基礎面から浮上支持し、または、建物の床下部から吊り下げ支持することを容易かつ確実に行える。
【0021】
請求項8記載の排水桝は、インバート部を介して連通した流入口と流出口とを両端に開口するとともにこの流入口および流出口に沿ってそれぞれ桝本体の外周にフランジ部を形成し、かつ側部に少なくとも1つの枝管流入口を開口するとともに上部に掃除口を開口した桝本体と、前記隣接する桝本体の接合したフランジ部に跨って嵌合固定される締結部材とを備え、この締結部材に前記桝本体を支持する支持部を形成し、この支持部に支持用ボルトを挿通するボルト挿通孔を形成し、この締結部材の支持部を支持する取付片の一端側には上下方向の長孔の取付け孔を形成するとともに他端側には固定部を形成し、この固定部を固定された前記取付片の長孔の取付け孔と締結部材の支持部に形成したボルト挿通孔に支持用ボルトを挿通してこの支持用ボルトに支持用ナットを締め付け螺合して桝本体を浮上支持するまたは吊り下げ支持するものである。
【0022】
そして、支持部を備えた締結部材を、隣接する桝本体の互いに接合したフランジ部に跨って嵌合固定することにより、桝本体を締結部材の支持部により建物の床下部において基礎面から浮上支持し、または、建物の床下部から吊り下げ支持することができ、支持部の構造を有していない従来型の排水桝でもフランジ部を含む桝本体に加工を施すことなく、排水桝を建物の床下において基礎面から浮上支持し、または、建物の床下面から吊り下げ支持することを容易かつ確実に行えるようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の排水桝における一実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0024】
図1ないし図4において、配管レイアウトなどに応じて適宜選択使用される桝本体10は合成樹脂にて成形され、内側底部に形成されたインバート部11の両端には、このインバート部11を介して連通した流入口12と流出口13が開口されている。この流入口12および流出口13の外周に沿ってフランジ部14,15がそれぞれ略環状に突出して形成され、このフランジ部14,15には結合ボルト16を挿通するボルト挿通孔17が前記桝本体10のフランジ部14,15の接合方向に向かって貫通形成されている。
【0025】
また、前記桝本体10は、例えば、インバート部11に連通する2つの同一口径の枝管流入口部18がこの桝本体10の側面から直交方向にそれぞれ突出形成した構成の桝本体10A、または、インバート部11に連通する1本の枝管流入口部18を側面から45度傾斜して突出形成した構成の桝本体10B、さらには、前記インバート部11に連通する1本の枝管流入口部18を側部から直交方向に突出形成した構成の桝本体10Cなどで適宜の構成とすることができる。
【0026】
この桝本体10の各枝管流入口部18の先端部には枝管流入口19がそれぞれ開口されている。また、前記各枝管流入口19の開口部の内周面には前記枝管流入口19から挿入された排水管の内端を位置決めする係止段部20がそれぞれ形成されている。
【0027】
この桝本体10には、それぞれ前記インバート部11と各枝管流入口部18との合流部の上方に位置して上面に開口した掃除口21が筒状に突設形成され、この掃除口21はそれぞれインバート部11に連通され、この掃除口21にはそれぞれ掃除口蓋22が着脱自在に設けられている。
【0028】
次に、前記桝本体10のフランジ部14,15の少なくとも一方、例えば、流出口13の外周に沿って形成したフランジ部15の外周面左右両側部には、図4に示すように、一対の略矩形形状の支持部23が相対して一体的に突出形成されている。この左右の支持部23には隣接する桝本体10の流入口12および流出口13の外周に沿ってそれぞれ形成したフランジ部14,15とが互いに接合する面と同一に上下方向の係合凹部24が形成され、この係合凹部24には桝本体10の接合方向に向かって支持用ボルト25を挿通するボルト挿通孔26が貫通している。
【0029】
また、図6および図7に示すように、前記桝本体10の支持部23を支持する金属または合成樹脂にて形成した取付片30の一端側には上下方向の長孔にて形成される取付け孔32が貫通形成され、また、この取付片30の他端は略直角に折り曲げられた固定部31が形成され、この固定部31にはくぎまたはタッピングねじなどの止具挿通孔(図示せず)が貫通形成している。
【0030】
そして、図3および図5に示すように、前記取付片30の他端固定部31に形成した止具挿通孔にくぎ37を挿通して基礎面33に打ち込むことにより、または、前記他端固定部31に形成した前記ボルト挿通孔にタッピングねじ37aを挿通して床下面34に螺合することにより、この取付片30は基礎面33または床下面34に固定される。
【0031】
また、この取付片30の一端部を前記桝本体10に形成された支持部23の係合凹部24に係合し、前記桝本体10のフランジ部15に形成した支持部23のボルト挿通孔26から支持用ボルト25を挿通し、取付片30の取付け孔32に支持用ボルト25を挿通して高さ方向の位置調節を行ってナット36を支持用ボルト25に締め付け螺合することにより前記桝本体10を基礎面33から浮上支持し、または、床下面34に吊り下げ支持する。
【0032】
また、最上流端に配設される桝本体10、例えば図1に示す桝本体10Cの流入口12は閉塞板38にて閉塞される。この閉塞板38の外形は流入口12に形成したフランジ部14と略同一形状で、各ボルト挿通孔17に合わせてボルト挿通孔39が形成されている。
【0033】
さらに、前記閉塞板38の両側には支持部40が形成され、この支持部40には上下方向に係合凹部41が形成され、この係合凹部41にはボルト挿通孔42が形成されている。
【0034】
次に、この実施の形態の排水桝の施工方法について説明する。
【0035】
配管レイアウトに応じて、例えば図1ないし図4に示すとおり、各種の桝本体10、例えば桝本体10A,10B,10Cの順にそれぞれフランジ部14,15を接合し、結合ボルト16をそれぞれ一方のフランジ部15のボルト挿通孔17に挿通し、この結合ボルト16の先端部は反対側のフランジ部14側から突出させ、この突出した結合ボルト16の先端部からナット16aを締め付け螺合して各桝本体10を一体的に結合する。
【0036】
また、図1ないし図4において、桝本体10、例えば最上流端に配設される桝本体10Cの流入口12には、閉塞板38を、ボルト挿通孔39に結合ボルト16を嵌挿しナット16aを締め付け螺合することによって閉塞される。なお、配管レイアウトの関係上、最上流端側の排水桝10Cの流入口12に排水管を接続する必要がある場合には、フランジ部14を利用して桝本体10Cの流入口12に排水管を接続する。
【0037】
次に、建物の床下において、各桝本体10を建物の床下部の基礎面33から浮上支持する場合は、取付片30の固定部31を下側にして各桝本体10の支持部23の係合凹部24に取付片30を係合させ、取付片30と支持部23との接合面は面一に保持し、この状態で支持部23のボルト挿通孔26と取付片30の取付け孔32とを合わせ、支持用ボルト25を挿通させこの支持用ボルト25に螺合したナット36を締め付ける。そして、取付片30の固定部31を図1ないし図4に示す基礎面33上に配設し、この状態で取付片30の固定部31に形成した止具挿通孔(図示せず)から圧縮釘打ち器を用いてくぎ37を打ち付け、取付片30を基礎面33に固定することにより、各桝本体10を基礎面33から浮上支持することができる。
【0038】
また、図5に示すように、各桝本体10を床下面34から吊り下げ支持した状態で設置する場合は、レイアウトに応じて順次接合されている各桝本体10にそれぞれ形成した支持部23に、前述と同様にボルト25とこのボルト25に接合したナット36にて取付片30を固定部31を上側にして取り付け、取付片30の固定部31を床下面34に配設し、固定部31に形成した止具挿通孔(図示せず)にタッピングねじ37aを挿通し、ドライバーを用いてタッピングねじ37aを螺合し取付片30を床下面34に固定することにより、各桝本体10を床下面34から吊り下げ支持することができる。
【0039】
また、前記各実施の形態において基礎面33または床下面34に設置した前記各桝本体10の掃除口21は掃除口蓋22にて開閉自在に閉塞する。
【0040】
なお、図1ないし図3および図5では、桝本体10は3種類の桝本体10A、桝本体10B、桝本体10Cを全て用いて順次一体的に結合したが、配管レイアウトの関係上、前記1ないし複数の桝本体10を適宜組み合わせて配管することも可能である。
【0041】
次に、本発明における他の実施の形態の構成を図8および図9を参照して説明する。
【0042】
本実施の形態において桝本体10に形成した支持部23は、フランジ部15の下側部に突出形成した構成である。そして、他の構成は前記図1ないし図4に示す実施の形態と同一である。
【0043】
次に、この実施の形態の排水桝の施工方法について図8および図9を参照して説明する。
【0044】
この実施の形態の施工においては、前述の図4に示す実施の形態の施工と同様に、支持部23に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を下側にして締着し、取付片30の固定部31をくぎ37によって基礎面33に打ち付けて固定することにより、桝本体10は基礎面33から浮上支持され、桝本体10を建物床下面に浮上配設することができる。
【0045】
次に、本発明における他の実施の形態の構成を図10を参照して説明する。
【0046】
本実施の形態において桝本体10に形成した支持部23は、フランジ部15の上側部に突出形成した構成である。前記桝本体23の構成は前記図1ないし図4、図8および図9と同一である。
【0047】
次に、この実施の形態の施工方法について図10を参照して説明する。
【0048】
この実施の形態の施工においては、前述の図5に示す実施の形態の施行と同様に、支持部23に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を上側にして締着し、取付片30の固定部31をタッピングねじ37aによって建物の床下面34に固定することにより、桝本体10は床下面34から吊り下げ支持され、桝本体10を建物床下面に吊り下げ配設することができる。
【0049】
また、前記図8、図9および図10に示す実施の形態では、桝本体10のフランジ部14,15の下側部または上側部のいずれか一方に支持部23を形成した構成について説明したが、支持部を上側部および下側部の両方にそれぞれ形成することもできる。
【0050】
また、図1ないし図5、図8ないし図10に示す実施の形態においては、支持部23は流出口13の外周面に沿って形成したフランジ部15にのみ突出形成した構成としたが、流入口12の外周面に沿って形成したフランジ部14にのみ、あるいは流入口12の外周面に沿って形成したフランジ部14および流出口13の外周面に沿って形成したフランジ部15にそれぞれ突出形成した構成とすることもできる。
【0051】
次に、本発明における他の実施の形態の構成を図11を参照して説明する。
【0052】
この実施の形態では、インバート部11の両端に連通した流入口12および流出口13を有し、かつ上面に開口した掃除口21が形成され、さらに流入口12、流出口13の外周面に沿ってフランジ部14,15が形成された桝本体10の外周両側面に支持部23を突出形成した構成である。そして、他の構成は前記各実施の形態と同一である。
【0053】
次に、この実施の形態の排水桝の施工方法について図11を参照して説明する。
【0054】
この実施の形態の施工においては、前述の図4に示す実施の形態の施工と同様に、支持部23に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を下側にして締着し、取付片30の固定部31をくぎ37によって基礎面33に打ち付けて固定することにより、桝本体10は基礎面33から浮上支持され、桝本体10を建物床下面に浮上配設することができる。
【0055】
また、図12に示すとおり、前述の図5に示す実施の形態の施行と同様に、支持部23に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を上側にして締着し、取付片30の固定部31をタッピングねじ37aによって建物の床下面34に固定することにより、桝本体10は床下面34から吊り下げ支持され、桝本体10を建物床下面に吊り下げ配設することができる。
【0056】
次に、本発明における他の実施の形態の構成を図13を参照して説明する。
【0057】
この実施の形態では、フランジ部14,15を除く桝本体10の外周部の下部に支持部23を形成したものであり、他の構成は前記各実施の形態と同一である。
【0058】
次に、この実施の形態の施工方法について図13を参照して説明する。
【0059】
この実施の形態の施工においては、前述の図4に示す実施の形態の施工と同様に、支持部23に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を下側にして締着し、取付片30の固定部31をくぎ37によって基礎面33に打ち付けて固定することにより、桝本体10は基礎面33から浮上支持され、桝本体10を建物床下面に浮上配設することができる。
【0060】
さらに、本発明における他の実施の形態の構成を図14を参照して説明する。
【0061】
この実施の形態は、フランジ部14,15を除く桝本体10の外周部の上部に支持部23を形成したもので、他の構成は前記実施の形態と同一である。
【0062】
次に、この実施の形態の施工方法について図14を参照して説明する。
【0063】
この実施の形態の施工においては、前述の図5に示す実施の形態の施行と同様に、支持部23に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を上側にして締着し、取付片30の固定部31をタッピングねじ37aによって建物の床下面34に固定することにより、桝本体10は床下面34から吊り下げ支持され、桝本体10を建物床下面に吊り下げ配設することができる。
【0064】
なお、図13および図14に示す実施の形態では、支持部23は桝本体10の下部または上部にのみ突出形成した構成としたが、桝本体10の外周下部および外周上部に支持部23が突出した構成とすることもできる。
【0065】
次に、本発明における一実施の形態の構成を図15ないし図17を参照して説明する。
【0066】
前記各実施の形態では、桝本体10に支持部23を一体的に形成した構成について説明したが、この実施の形態では、桝本体10に巻回締着する締結部材50に支持部51を形成した構成である。
【0067】
前記締結部材50は、帯状の上部係合片52と下部係合片53から構成され、この上部係合片52は、桝本体10の外周の上半分に沿う略半円形状の上部係合部54と、上部係合部54の両端からそれぞれ略水平方向に折り曲げ形成した締結部55とを有し、また、この締結部55は平板状で上部係合部54とほぼ同一の幅を有し、中央部にボルト挿通孔(図示なし)を有する。そして、この締結部55の一側縁より垂直方向に折り曲げた支持部51が形成され、中央部にボルト挿通孔56を有する。
【0068】
一方、前記下部係合片53は桝本体10の外周の下半分に沿う略半円形状の下部係合部57とこの下部係合部57の両端から水平方向に突出形成された締結部58とを有し、また、この締結部58は略平板状で下部係合部57とほぼ同一の幅を有し、中央部にはボルト挿通孔(図示せず)を有する。
【0069】
次に、この実施の形態の施工方法について図15、図16を参照して説明する。
【0070】
この実施の形態の施工においては、桝本体10のフランジ部14,15以外の外周において上方から前記上部係合片52の上部係合部54を、また、桝本体10の外周下方から前記下部係合片53の下部係合部57を係合し、両上下部係合片52,53の締結部55,58を互いに接合させ、ボルト挿通孔(図示せず)にボルト59を挿通してナット60を締め付け螺合することにより、締結部材50を桝本体10の外周に巻回締着させる。
【0071】
そして、前述の図4に示す実施の形態の施工と同様に、支持部51に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を下側にして締着し、取付片30の固定部31をくぎ37によって基礎面33に打ち付けて固定することにより、桝本体10は基礎面33から浮上支持され、桝本体10を建物床下面に浮上配設することができる。
【0072】
また、図18に示すとおり、この締結部材50の上部係合片52と下部係合片53とを桝本体10の外周に巻回締着し、前述の図5に示す実施の形態の施行と同様に、支持部51に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を上側にして締着し、取付片30の固定部31をタッピングねじ37aによって建物の床下面34に固定することにより、桝本体10は床下面34から吊り下げ支持され、桝本体10を建物床下面に吊り下げ配設することができる。
【0073】
次に、本発明における他の実施の形態の構成を図19を参照して説明する。
【0074】
この実施の形態では、桝本体10の外周に巻回締結される締結部材50の下部係合片53の下部に支持部51を突出形成した構成で、その他の基本的な構成は図15ないし図17に示す上部係合片52および下部係合片53と同様である。
【0075】
次に、この実施の形態の施工方法について図19を参照して説明する。
【0076】
この実施の形態の施工においては、図16に示す実施の形態の施工と同様に、桝本体10の外周に締結部材50の上部係合片52および下部係合片53を巻回締着し、前述の図4に示す実施の形態の施工と同様に、支持部51に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を下側にして締着し、取付片30の固定部31をくぎ37によって基礎面33に打ち付けて固定することにより、桝本体10は基礎面33から浮上支持され、桝本体10を建物床下面に浮上配設することができる。
【0077】
次に、本発明における他の実施の形態の構成を図20を参照して説明する。
【0078】
この実施の形態では、桝本体10の外周に巻回締着される締結部材50の上部係合片52の上部係合部54に支持部51が突出形成した構成で、その他の基本的な構成は図15ないし図17に示す上部係合片52および下部係合片53と同様である。
【0079】
次に、この実施の形態の排水桝の施工方法について図20を参照して説明する。
【0080】
この実施の形態の施工においては、図18に示す実施の形態の施工と同様に桝本体10の外周に締結部材50の上部係合片52および下部係合片53を巻回締着し、前述の図5に示す実施の形態の施行と同様に、支持部51に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を上側にして締着し、取付片30の固定部31をタッピングねじ37aによって建物の床下面34に固定することにより、桝本体10は床下面34から吊り下げ支持され、桝本体10を建物床下面に吊り下げ配設することができる。
【0081】
なお、図19および図20において、支持部51は、下部係合片53の下部にのみ、または、上部係合片52の上部にのみ突出形成した構成としたが、上部係合片52の上部係合部54および下部係合片53の下部係合部57に支持部51が突出した構成とすることもできる。
【0082】
次に、本発明における他の実施の形態の構成を図21および図22を参照して説明する。
【0083】
この実施の形態では、隣接した桝本体10の接合したフランジ部14,15に嵌合固定される締結部材70の両側部に支持部71を突出形成した構成である。
【0084】
この締結部材70は、上部嵌合体72と下部嵌合体73から構成される。この上部嵌合体72は、下面に開口したフランジ嵌合凹部75を有する略半円形状の上部嵌合部74と、上部嵌合部74の両端に突出形成された締結部77と、前記締結部77の一端から前記締結部77と垂直方向に向かって突出形成された支持部71とから構成される。また、前記上部嵌合体72の上部嵌合部74に形成されるフランジ嵌合凹部75は隣接した桝本体10の接合されているフランジ部14,15を嵌合することが可能な形態に形成され、この上部嵌合部74のフランジ嵌合凹部75の両面周側部はフランジ部14,15を互いに接合する方向に押圧するテーパー面76が形成されている。また、前記締結部77は前記上部嵌合部74の両端から水平方向に突出形成されており、中心部にボルト挿通孔(図示せず)を有する。また、前記支持部71は、前記上部嵌合部74の一端において締結部77と直交方向に突出形成されており、中央部分にボルト挿通孔78を有する。
【0085】
一方、前記下部嵌合体73は、上面に開口したフランジ嵌合凹部80を有する略半円形状の下部嵌合部79と、下部嵌合部79の両端の延長に突出形成された締結部82とから構成される。また、前記下部嵌合体73の下部嵌合部79に形成されるフランジ嵌合凹部80は隣接した桝本体10の接合されているフランジ部14,15を嵌合することが可能な形態に形成され、この下部嵌合部79のフランジ嵌合凹部80の両面周側部はフランジ部14,15を互いに接合する方向に押圧するテーパー面81が形成されている。また、前記締結部82は前記下部嵌合部79の両端から水平方向に突出形成されており、中心部にボルト挿通孔(図示せず)を有する。
【0086】
次に、この実施の形態の施工方法について図21を参照して説明する。
【0087】
この実施の形態の施工においては、隣接した桝本体10のフランジ部14,15の上方から前記上部嵌合部74のフランジ嵌合凹部75を、また、前記隣接した桝本体10のフランジ部14,15の下方から前記下部嵌合部79のフランジ嵌合凹部80を嵌合し、両締結部77,82を接合させて、前記両締結部77,82のボルト挿通孔(図示せず)にボルト83を挿通してナット84を締め付け螺合し、前記締結部材70を前記隣接した桝本体10のフランジ部14,15に跨って嵌合固定する。そして、前述の図4に示す実施の形態の施工と同様に、支持部71に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を下側にして締着し、取付片30の固定部31をくぎ37によって基礎面33に打ち付けて固定することにより、桝本体10は基礎面33から浮上支持され、桝本体10を建物床下面に浮上配設することができる。
【0088】
また、図23に示すとおり、桝本体10を床下面34から吊り下げ支持した状態で設置することもできる。
【0089】
この実施の形態の施工においては、前述の図21に示す実施の形態の施工と同様に締結部材70を隣接した桝本体10のフランジ部14,15に跨って嵌合固定し、前述の図5に示す実施の形態の施行と同様に、支持部71に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を上側にして締着し、取付片30の固定部31をタッピングねじ37aによって建物の床下面34に固定することにより、桝本体10は床下面34から吊り下げ支持され、桝本体10を建物床下面に吊り下げ配設することができる。
【0090】
次に、本発明における他の実施の形態の構成を図24を参照して説明する。
【0091】
この実施の形態では、桝本体10のフランジ部14,15に締結される締結部材70の下部嵌合体73の下部嵌合部79に支持部71が突出形成されており、他の構成は図22に示す前記実施の形態と同一である。
【0092】
次に、本発明の排水桝の施工方法について図24を参照して説明する。
【0093】
この実施の形態の施工においては、前述の図21に示す実施の形態の施工と同様に締結部材70を隣接した桝本体10のフランジ部14,15に跨って嵌合固定し、前述の図4に示す実施の形態の施工と同様に、支持部71に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を下側にして締着し、取付片30の固定部31をくぎ37によって基礎面33に打ち付けて固定することにより、桝本体10は基礎面33から浮上支持され、桝本体10を建物床下面に浮上配設することができる。
【0094】
次に、本発明における他の実施の形態の構成を図25を参照して説明する。
【0095】
この実施の形態では、桝本体10のフランジ部14,15に締結される締結部材70の上部嵌合体72の上部嵌合部74に支持部71が突出形成されており、他の構成は図26に示す前記実施の形態と同一である。
【0096】
次に、本発明の排水桝の施工方法について図25を参照して説明する。
【0097】
この実施の形態の施工においては、前述の図23に示す実施の形態の施工と同様に締結部材70を隣接した桝本体10のフランジ部14,15に跨って嵌合固定し、前述の図5に示す実施の形態の施行と同様に、支持部71に支持用ボルト25とナット36によって取付片30を固定部31を上側にして締着し、取付片30の固定部31をタッピングねじ37aによって建物の床下面34に固定することにより、桝本体10は床下面34から吊り下げ支持され、桝本体10を建物床下面に吊り下げ配設することができる。
【0098】
なお、図24および図25においては、支持部71は下部嵌合体73の下部嵌合部79にのみ、または上部嵌合体72の上部嵌合部74にのみ突出形成した構成としたが、上部嵌合体72の上部嵌合部74および下部嵌合体73の下部係合部79の双方に支持部71が突出した構成とすることもできる。
【0099】
また、図8および図10ないし図15、図18ないし図21、図23ないし図25においては、図1および図3における桝本体10Bに相当する桝本体10のみを図示したが、図1ないし図3に示す具体例の場合と同様に、配管レイアウトに応じ、桝本体10A、桝本体10b、桝本体10Cに相当する桝本体のうちの一部または全部を一体的に接合して配管することも可能である。そして、最上流側の桝本体の流入口12には、図1および図3にて示したものと同様の態様で閉塞板または排水管が接続される。
【0100】
さらに、図8および図10ないし図16、図18ないし図21、図23ないし図25においては、基礎面33または床下面34に設置した前記桝本体10の掃除口21は、掃除口蓋22にて開閉自在に閉塞する。
【0101】
なお、前記各実施の形態においては、図6および図7に示すように、取付片30の取付け孔32を上下方向の長孔とすることにより、支持部23の上下方向の位置調節が可能であり、これによって桝本体を取付片30に取り付ける高さ方向の取付け位置を適切な高さに調節することができる。
【0102】
また、前記各実施の形態においては、取付片30の固定部31は取付片30の厚み方向に突出形成した構成について説明したが、図26に示すように、取付片30の固定部31を取付片30の厚み方向と直交方向に突出形成し、取付片30の固定部31が平面視桝本体10の径方向の外側近傍に位置されるようにし、取付片30を基礎面33または床下面34にくぎ37またはタッピングねじ37aにて容易に固着できるようにすることもできる。
【0103】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、排水桝を建物の床下部において基礎面から浮上支持し、または建物の床下部から吊り下げ支持することが容易かつ確実に行えるようになる。
【0104】
請求項2記載の発明によれば、排水桝を建物の床下部において基礎面から浮上支持し、または建物の床下部から吊り下げ支持することが容易かつ確実に行えるようになり、排水桝の両側から安定して桝本体を支持することができるようになる。
【0105】
請求項3記載の排水桝によれば、排水桝を建物の床下部から吊り下げ支持し、または、基礎面から浮上支持することが容易かつ確実に行えるようになる。
【0106】
請求項4記載の発明によれば、排水桝を建物の床下部において基礎面から浮上支持し、または建物の床下部から吊り下げ支持することが容易かつ確実に行えるようになる。
【0107】
請求項5記載の発明によれば、排水桝を建物の床下において基礎面から浮上支持し、または建物の床下部から排水桝を吊り下げ支持がすることが容易かつ確実に行えるようになり、かつ排水桝の両側から安定して支持することができる。
【0108】
請求項6記載の発明によれば、排水桝を建物の床下部に吊り下げ支持し、または、基礎面から浮上支持することを容易かつ確実に行えるようになる。
【0109】
請求項7記載の発明によれば、支持部の構造を有していない従来型の排水桝も、桝本体に加工を施すことなく、排水桝を建物の床下部において基礎面から浮上支持し、または建物の床下部から吊り下げ支持することを容易かつ確実に行えるようになる。
【0110】
請求項8記載の発明によれば、支持部の構造を有していない従来型の排水桝でもフランジ部を含む桝本体に加工を施すことなく、排水桝を建物の床下において基礎面から浮上支持し、または、建物の床下面から吊り下げ支持することを容易かつ確実に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す排水桝の縦断面平面図である。
【図2】同上排水桝本体の縦断側面図である。
【図3】同上排水桝本体の側面図である。
【図4】同上排水桝の縦断正面図である。
【図5】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図6】同上取付片の側面図である。
【図7】同上取付片の正面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態を示す排水桝本体の側面図である。
【図9】同上排水桝の縦断正面図である。
【図10】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図12】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図13】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図14】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図15】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図16】同上排水桝の縦断正面図である。
【図17】同上締結部材の(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図、(d)側面図である。
【図18】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図19】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図20】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図21】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図22】同上締結部材の(a)平面図、(b)正面図、(c)底面図、(d)一部を切り抜いた側面図である。
【図23】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図24】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図25】本発明の他の実施の形態を示す排水桝の側面図である。
【図26】本発明の他の実施の形態を示す取付片の正面図である。
【図27】従来の配管設備の配管を示す見取り図である。
【符号の説明】
10 桝本体
11 インバート部
12 流入口
13 流出口
14 フランジ部
15 フランジ部
19 枝管流入口
21 掃除口
23 支持部
50 締結部材
51 支持部
70 締結部材
71 支持部
Claims (8)
- インバート部を介して連通した流入口と流出口とを両端に開口するとともに側部に少なくとも1つの枝管流入口を開口しかつ上部に掃除口を開口した桝本体とを備え、
前記桝本体にこの桝本体を支持する支持部を形成し、
この支持部には支持用ボルトを挿通するボルト挿通孔を形成し、
この桝本体の支持部を支持する取付片の一端側には上下方向の長孔の取付け孔を形成するとともに他端側には固定部を形成し、
この固定部を固定された前記取付片の長孔の取付け孔と桝本体の支持部に形成したボルト挿通孔に支持用ボルトを挿通してこの支持用ボルトに支持用ナットを締め付け螺合して桝本体を浮上支持または吊り下げ支持する
ことを特徴とする排水桝。 - 支持部は、桝本体の両側部に相対して一対を突設したことを特徴とする請求項1記載の排水桝。
- 支持部は桝本体の上部又は下部の少なくとも一方に突設したことを特徴とする請求項1記載の排水桝。
- 支持部は、流入口および流出口に沿って桝本体の外周面にそれぞれ形成されたフランジ部の少なくともいずれか一方に突設したことを特徴とする請求項1記載の排水桝。
- 支持部は、フランジ部の外周両側面に相対して一対を突設したことを特徴とした請求項4記載の排水桝。
- 支持部は、フランジ部の外周上部または下部の少なくとも一方に突設したことを特徴とする請求項4記載の排水桝。
- インバート部を介して連通した流入口と流出口とを両端に開口するとともに側部に少なくとも1つの枝管流入口を開口しかつ上部に掃除口を開口した桝本体と、
前記桝本体の外周に巻回締着する締結部材と
を備え、
この締結部材に前記桝本体を支持する支持部を形成し、
この支持部には支持用ボルトを挿通するボルト挿通孔を形成し、
この締結部材の支持部を支持する取付片の一端側には上下方向の長孔の取付け孔を形成するとともに他端側には固定部を形成し、
この固定部を固定された前記取付片の長孔の取付け孔と締結部材の支持部に形成したボルト挿通孔に支持用ボルトを挿通してこの支持用ボルトに支持用ナットを締め付け螺合して桝本体を浮上支持または吊り下げ支持する
ことを特徴とする排水桝。 - インバート部を介して連通した流入口と流出口とを両端に開口するとともにこの流入口および流出口に沿ってそれぞれ桝本体の外周にフランジ部を形成し、かつ側部に少なくとも1つの枝管流入口を開口するとともに上部に掃除口を開口した桝本体と、
前記隣接する桝本体の接合したフランジ部に跨って嵌合固定される締結部材と
を備え、
この締結部材に前記桝本体を支持する支持部を形成し、
この支持部には支持用ボルトを挿通するボルト挿通孔を形成し、
この締結部材の支持部を支持する取付片の一端側には上下方向の長孔の取付け孔を形成するとともに他端側には固定部を形成し、
この固定部を固定された前記取付片の長孔の取付け孔と締結部材の支持部に形成したボルト挿通孔に支持用ボルトを挿通してこの支持用ボルトに支持用ナットを締め付け螺合して桝本体を浮上支持または吊り下げ支持する
ことを特徴とする排水桝。
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