JP3499492B2 - 排水管のスラブ上配管システム - Google Patents

排水管のスラブ上配管システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排水縦管に対する
排水横引き配管(横枝管)を、いわゆるスラブ上ころが
し配管とした排水管のスラブ上配管システムに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】例えば、集合住宅の住戸内における排水
管の改修工事では、排水縦管から延びる排水横引き配管
がスラブ下に施工されている場合に、これをやり換える
と階下の他人の住戸の天井も同時にやり換える必要が生
ずる。このため、改修工事では、該当住戸のみの工事と
すべく、新設の排水横引き配管をスラブ上に配管するよ
うにしている。そして、このような新設の排水横引き配
管では、排水用の塩ビライニング鋼管とMD継手(排水
鋼管用可とう継手)とを組み合わせて、配管が行われ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スラブ上の
配管は、スラブと床との間に排水管を施工するものであ
るため、排水器具と排水縦管までの距離が長いと適切な
排水勾配を確保できなくなるおそれがある。また、排水
勾配を確保できても、MD継手のフランジが床板につか
えてしまうなどの不具合がある。一方、ねじ込み形式の
排水継手を用いれば、配管接合強度を高めることができ
ると共に、継手の出っ張りが邪魔になることがない。し
かし、排水横引き配管の全てをねじ接合とすると、最終
的に排水器具(例えば排水トラップ)を排水管にねじ込
む必要が生じ、施工性が極端に悪化する問題があった。
【0004】本発明は、配管の接合強度と適切な排水勾
配とを維持することができると共に、施工を簡単に行う
ことができる排水管のスラブ上配管システムを提供する
ことをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の排水管のスラブ
上配管システムは、排水トラップと排水縦管に介設した
縦排水分岐継手とを接続する排水横引き配管を、スラブ
と床との間に配管した排水管のスラブ上配管システムに
おいて、排水横引き配管は、上流端を排水トラップにね
じ接合され且つ下流端を縦排水分岐継手にねじ接合され
ると共に、中間部で差込み接合され、差込み接合は、繋
込み側の坊主管とこれを受ける受け口との間に、Oリン
グおよびこれを押える押し輪を介在して成ることを特徴
とする。
【0006】この構成によれば、上流端を排水トラップ
にねじ接合し且つ下流端を縦排水分岐継手にねじ接合す
るようにしているため、排水横引き配管に十分な接合強
度を持たせることができる。また、排水横引き配管は、
その中間部で差込み接合されているため、この接合部分
の上流側を排水トラップにねじ接合し、下流側を縦排水
分岐継手にねじ接合しておいて、最後に差込み接合によ
り排水横引き配管を組み上げることで、これを簡単に施
工することができる。また、差込み接合の部分にフラン
ジやボルトを用いる必要がなく、ワンタッチで接合作業
を行うことができると共に、フランジ等が床板につかえ
るなど、邪魔になることがない。
【0007】
【0008】
【0009】これらの場合、排水横引き配管の最下流部
には、上流側に差込み接合のための受け口を形成し、下
流側に縦排水分岐継手にねじ接合するための雄ねじを形
成したソケット継手が設けられていることが、好まし
い。
【0010】この構成によれば、ソケット継手により、
縦排水分岐継手とのねじ接合と、排水横引き配管の上流
側配管部分との差込み接合とを、単一の継手で行うこと
ができる。このため、管材の部品点数を削減することが
できる。
【0011】これらの場合、排水横引き配管の中間部に
は、流入側の軸線と流出側の軸線とがオフセットしてい
急傾斜の段違いソケット継手が介設されていること
が、好ましい。
【0012】この構成によれば、段違いソケット継手に
より、排水横引き配管の一部のみを急勾配とすること
で、排水横引き配管の全体が急勾配となるのを防止する
ことができる。このため、配管内に泡や異物が流れずに
残るのを防止でき、排水の流れを円滑なものとすること
ができる。また、各部を設計値以上の急勾配とする必要
がなくなるため、接合部分に無理な力が加わるのを防止
することができる。
【0013】これらの場合、排水トラップが、洗濯機用
排水トラップであることが、好ましい。またこの場合、
排水横引き配管の中間部には、洗濯機用排水トラップか
らの排水と他の排水トラップからの排水を合流させる横
排水分岐継手が介設され、横排水分岐継手は、洗濯機用
排水トラップ側の一方の受け口と、他の排水トラップ側
の他方の受け口と、下流側の合流部とから成り、合流部
に対し他方の受け口は、細径に形成されると共に底面を
面一として偏心していることが、好ましい。
【0014】この構成によれば、横排水分岐継手では、
その一方の受け口を介して洗濯機用排水トラップから排
水と共に洗剤の泡が流入する。この状態で、他方の受け
口を介して他の排水トラップの排水が流入しても、この
受け口が偏心して設けられているため、洗剤の泡に流入
を阻止され難く、排水の流れを円滑なものとすることが
できる。なお、横排水分岐継手としては、Y字管、T字
管、TY字管が考えられる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本
発明の一実施形態に係る排水管のスラブ上配管システム
を、集合住宅の住戸内排水管改修工事に適用した場合に
ついて説明する。図1の斜視図および図2の平面詳細図
に示すように、この排水管改修工事は、脱衣室兼廊下に
設けた既設の洗面器を撤去し、新たに洗面化粧台1を設
置すると共に、洗面化粧台1の脇に洗濯機を設置できる
ように小型の洗濯機排水パン2を設置するものであり、
この改修工事に伴って、洗面化粧台1用の給湯管3の新
設、および洗濯機排水パン2用の排水横引き配管4の新
設を行う。また、洗濯機排水パン2の設置および排水横
引き配管4の新設に伴い、脱衣室兼廊下の床の張替えを
行うものである。
【0016】洗面化粧台1の設置にあたって給水系は、
止水栓までを既設の給水管を利用する。給湯系は、既設
風呂釜から新設の給湯管3を配管して洗面化粧台1に繋
ぎ込む。また、排水系は、既設の排水縦管5から延びる
既設の排水分岐配管6を利用し、これに洗面化粧台1の
Pトラップ7を繋ぎ込む。なお、図示しないが、洗面化
粧台1への給水管および給湯管3の繋ぎ込みには、フレ
キシブル継手を用いることが好ましい。
【0017】洗濯機排水パン2の設置にあたっては、新
設の床板8に開口を形成し、洗濯機排水パン2に設けた
洗濯機用排水トラップ9をこの開口からスラブ10上に
垂下する(図3参照)。一方、既設の排水縦管5に縦排
水分岐継手20を取り付ける共に、縦排水分岐継手20
を利用して排水縦管5に排水流路(排水口)を穿孔す
る。そして、縦排水分岐継手20と洗濯機用排水トラッ
プ9とを、排水横引き配管4で接続する。すなわち、洗
濯機用排水トラップ9は、新設の排水横引き配管4を介
して既設の排水縦管5に接続される。
【0018】次に、図3および図4を参照して、洗濯機
用の排水横引き配管4廻りの構成について詳細に説明す
る。この排水横引き配管4は、縦排水分岐継手20に接
続されるソケット継手21と、洗濯機用排水トラップ9
に接続される接続直管22とを差込み接合して構成され
ている。そして、これら直管および継手は、管径(呼び
内径)を50mmとするコーティング鋼管およびコーテ
ィング鋼管継手で構成されている。
【0019】縦排水分岐継手20は、分岐接続部32を
形成した継手本体31と、継手本体31に回動自在に取
り付けたサドルバンド33と、サドルバンド33を継手
本体31に締結するボルト・ナット34とで構成されて
いる。分岐接続部32は、先端部内面に管用の雌ねじ3
2aが形成され、また基部内面にOリング35が装着さ
れている。この場合、分岐接続部32は、1/50の排
水勾配となるように、継手本体31からわずかに上向き
に突出している。
【0020】この縦排水分岐継手20では、排水縦管5
を挟持するようにして継手本体31にサドルバンド33
を締結し、Oリング35を排水縦管5の外周面に密着さ
せることにより、排水縦管5に固定される。図示では省
略しているが、この状態で分岐接続部32を案内にし
て、ホールソーにより排水縦管5に排水口を穿孔するよ
うにする。なお、縦排水分岐継手20の取付位置(取付
高さ)は任意であるため、上流側の洗濯機用排水トラッ
プ9のレベルと排水勾配(1/50)を考慮して、これ
を決定する。特に洗剤の泡が混入する排水では、排水を
円滑に流下させるために1/50の排水勾配は、遵守す
る必要がある。
【0021】ソケット継手21は、上流側に差込み形式
の管受け口21aを形成し、下流側に管用の雄ねじ21
bを形成したものであり、縦排水分岐継手20の分岐接
続部32に対しねじ接合されている。すなわち、縦排水
分岐継手20の分岐接続部32に対し、ソケット継手2
1を回転させながらその雄ねじ21bをねじ込んでゆく
ことで、縦排水分岐継手20にソケット継手21が接合
される。このように、ソケット継手21を縦排水分岐継
手20にねじ接合することにより、所定の排水勾配をも
ってソケット継手21を縦排水分岐継手20に強固に接
合することができる。
【0022】接続直管22は、上流側に管用の雄ねじ2
2aを形成し、下流側を切断したままの坊主管22bと
したものであり、ソケット継手21に対し差込み接合さ
れ、且つ洗濯機用排水トラップ9に対しねじ接合されて
いる。この場合、坊主管22bにOリング37および押
し輪38を装着し、これをソケット継手21の管受け口
21aに差し込むことで、管受け口21aの内周面と坊
主管22bの外周面との間にOリング37および押し輪
38が挿入され、ソケット継手21に接続直管22が水
密に接合される。すなわち、接続直管22は、その上流
端に洗濯機用排水トラップ9を接続した状態で、ソケッ
ト継手21にワンタッチで接合される。
【0023】洗濯機用排水トラップ9は、洗濯機排水パ
ン2を貫通してこれに水密に取り付けられており、上部
にホース接続用のノズル41が角度調整自在に取り付け
られている。トラップ本体42は、隔壁を有して略P型
のトラップ構造となっており、流出部43の内面には管
用の雌ねじ43aが形成されている。なお、図示では省
略したが、洗濯機排水パン2に対するトラップ本体42
の取付部分には、スペーサが介設可能に構成されてお
り、10mm程度の高さ調整(レベル調整)が可能とな
っている。
【0024】このように構成された排水横引き配管4
は、1/50の排水勾配で配管されるが、この排水勾配
は、上述したように、洗濯機用排水トラップ9の洗濯機
排水パン2に対する取付位置、および縦排水分岐継手2
0の排水縦管5に対する取付位置により、調整可能であ
る。また、図5に示す段違いソケット継手23によって
も、調整可能である。このソケット継手23は、管受け
口23a側と管繋込み23b側(坊主管)との中間部分
に、急傾斜部23cを有している。すなわち、流入部側
の軸線と流出部側の軸線とがオフセットしており、その
段差がほぼ15mmとなっている。このように、段違い
ソケット継手23を用いることで、全体として1/50
の排水勾配を維持することができるため、排水の障害と
なる洗剤の泡の管内残留を抑制することができる。
【0025】次に、図6および図7を参照して、タイプ
の異なる他の住戸における洗濯機用の排水横引き配管4
について、詳細に説明する。この住戸では、洗濯機排水
パン2の排水に加え洗面化粧台1の排水が、排水横引き
配管4に流入する。すなわち、洗濯機排水パン2の排水
と洗面化粧台1の排水とは、排水横引き配管4の途中で
合流し、縦排水分岐継手20を介して排水縦管5に流入
する。このため、ソケット継手21には、合流用に偏心
TY排水継手(横排水分岐継手)24が接続され、且つ
偏心TY排水継手24には、洗濯機用排水トラップ9を
接続する接続直管22、および洗面化粧台1のSトラッ
プ11を接続するロングエルボ25が、繋ぎ込まれてい
る。そして、この場合も、直管および継手は、管径(呼
び内径)を50mmとするコーティング鋼管およびコー
ティング鋼管継手で構成されている。ただし、洗面化粧
台1系のロングエルボ25は管径40mmである。
【0026】偏心TY排水継手24は、下流端を坊主管
とした合流部24aと、ロングエルボ25が接続される
直管受け口24bと、接続直管22が接続される曲管受
け口24cとで構成されている。合流部24aおよびは
曲管受け口24cは、洗濯機排水が流れるため管径50
mmに、直管受け口24bは、洗面器排水が流れるため
管径40mmに設計されている。このため、直管受け口
24bの部分は、管径が40mmから50mmに変化す
るレデューサ構造になっている。より具体的には、合流
部24a側と直管受け口24b側とは、底面を面一とし
ており、合流部24aの軸線に対し直管受け口24bの
軸線が下方にわずかに(6mm程度)偏心している。
【0027】これにより、合流部24a側に洗剤の泡が
残っていても、洗面器排水は泡の下側を流れることにな
るため、泡により洗面器排水の流れが阻止されることが
ない。しかも、洗面器排水により泡の流下を促進させる
ことができる。なお、排水縦管5に対し、洗濯機排水パ
ン2の位置が洗面化粧台1の位置より遠い場合には、偏
心TY排水継手24の曲管受け口24c側に洗面化粧台
1を繋ぎ込むようにし、曲管受け口24cを上記と同様
に偏心させるようにする。そして、この場合も、合流部
24aはソケット継手21に対して差込み形式(Oリン
グおよび押し輪)で接合され、直管受け口24bおよび
曲管受け口24cも、ロングエルボ25および接続直管
22がそれぞれ差込み形式(Oリングおよび押し輪)で
接合されている。
【0028】ロングエルボ25は、上流側に差込み形式
の管受け口25aを形成し、下流側を切断したままの坊
主管25bとしたものであり、下流側を偏心TY排水継
手24に対し差込み接合され、且つ上流側には洗面化粧
台1のSトラップ11が差込み接合(Oリングおよび押
し輪)されている。ロングエルボ25の管受け口25a
とSトラップ11との接合部分には、アタッチメントと
して管径が40mmの短管45が用いられると共に、短
管45とSトラップ11との間にゴムリング46を介在
させるようにしている。なお、ソケット継手21および
接続直管22は、上記と同一の接合形態となる。また、
ソケット継手21と偏心TY排水継手24との間に、上
記の段違いソケット継手23を介設するようにしてもよ
い。
【0029】以上のように本実施形態によれば、縦排水
分岐継手20とソケット継手21とをねじ接合し、且つ
接続直管22と洗濯機用排水トラップ9とをねじ接合し
ているため、排水横引き配管4の上流端および下流端の
接合強度を高める(人が乗っても支障なし)ことができ
る。また、ソケット継手21と接続直管22或いは偏心
TY排水継手24とを差込み接合しているため、排水横
引き配管4の最終的な管接合を簡単に行うことができ
る。したがって、排水横引き配管4に排水勾配の狂いな
どが生ずることがなく、且つこれを簡単に施工すること
ができる。
【0030】なお、偏心TY排水継手に代えて、偏心Y
排水継手や偏心T排水継手を用いるようにしてもよい。
また、特に図示しないが、排水横引き配管と床板や根太
が干渉する部分は適宜、床板や根太を切断或いは切欠く
ようにする。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の排水管のスラブ上
配管システムによれば、ねじ接合と差込み接合とを組み
合わせた接合形態によって排水横引き配管を構成してい
るため、接合強度を高め得ると共に、施工性を向上させ
ることができる。したがって、スラブ上配管であって
も、適切な排水勾配を維持することができ、且つ改修工
事では、隣家に迷惑を及ぼすことなく迅速に工事行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る排水管のスラブ上配管
システムを適用した住戸内排水管改修工事を説明する外
観斜視図である。
【図2】実施形態に係る住戸内排水管改修工事を説明す
る平面詳細図である。
【図3】実施形態に係る排水横引き配管廻りの側面図で
ある。
【図4】実施形態に係る排水横引き配管廻りの分解斜視
図である。
【図5】実施形態に係る他の排水横引き配管廻りの側面
図である。
【図6】実施形態に係る他のタイプの住戸内排水管改修
工事を説明する平面詳細図である。
【図7】実施形態に係る他のタイプの排水横引き配管廻
りの側面図である。
【符号の説明】
4 排水横引き配管 5 排水縦管 7 Pトラップ 8 床板 9 洗濯機用排水トラップ 10 スラブ 11 Sトラップ 20 縦排水分岐継手 21 ソケット継手 21a 管受け口 21b 雄ねじ 22 接続直管 22a 雄ねじ 22b 坊主管 23 段違いソケット継手 24 偏心TY排水継手 24a 合流部 24b 直管受け口 24c 曲管受け口 37 Oリング 38 押し輪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 和弘 東京都大田区山王2丁目5番13号 株式 会社ベンカン内 (56)参考文献 特開 昭50−12844(JP,A) 特開 平8−209763(JP,A) 特開 平9−32055(JP,A) 特開 平11−193560(JP,A) 実開 平1−156272(JP,U) 実開 昭56−163169(JP,U) 実開 昭49−27724(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E03C 1/12 F16L 41/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水トラップと排水縦管に介設した縦排
    水分岐継手とを接続する排水横引き配管を、スラブと床
    との間に配管した排水管のスラブ上配管システムにおい
    て、 前記排水横引き配管は、上流端を前記排水トラップにね
    じ接合され且つ下流端を前記縦排水分岐継手にねじ接合
    されると共に、中間部で差込み接合され 前記差込み接合は、繋込み側の坊主管とこれを受ける受
    け口との間に、Oリングおよびこれを押える押し輪を介
    在して成る ことを特徴とする排水管のスラブ上配管シス
    テム。
  2. 【請求項2】 前記排水横引き配管の最下流部には、上
    流側に前記差込み接合のための受け口を形成し、下流側
    に前記縦排水分岐継手にねじ接合するための雄ねじを形
    成したソケット継手が設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載の排水管のスラブ上配管システム。
  3. 【請求項3】 前記排水横引き配管の中間部には、流入
    側の軸線と流出側の軸線とがオフセットしている急傾斜
    段違いソケット継手が介設されていることを特徴とす
    請求項1または2に記載の排水管のスラブ上配管シス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記排水トラップが、洗濯機用排水トラ
    ップであることを特徴とする請求項1、2または3に記
    載の排水管のスラブ上配管システム。
  5. 【請求項5】 前記排水横引き配管の中間部には、前記
    洗濯機用排水トラップからの排水と他の排水トラップか
    らの排水を合流させる横排水分岐継手が介設され、 前記横排水分岐継手は、前記洗濯機用排水トラップ側の
    一方の受け口と、前記他の排水トラップ側の他方の受け
    口と、下流側の合流部とから成り、 前記合流部に対し前記他方の受け口は、細径に形成され
    ると共に底面を面一として偏心していることを特徴とす
    請求項4に記載の排水管のスラブ上配管システム。
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