JP3964383B2 - 避難用梯子装置 - Google Patents

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Description

本発明は避難用梯子装置に関するものである。
従来、収納姿勢と使用姿勢に変化する梯子部を備える避難用梯子装置として、特許文献1に記載されたものが知られている。この従来例において避難用梯子装置は、建物壁面に固定される固定主杆に垂直回転自在な横桟を介して可動主杆を連結して建物壁面に垂直方向に展開される折畳主梯子と、前記可動主杆に垂直回転自在な補助横桟を介して可動補助縦杆を連結して折畳主梯子の直交方向に展開される折畳補助梯子とを有する。折畳主梯子は、横桟の回転を伴う可動主杆の移動により、折り畳まれた状態である収納姿勢と展開した状態である使用姿勢に変化し、同様に折畳補助梯子は、補助横桟の回転を伴う可動補助縦杆の移動によって収納姿勢と使用姿勢に変化する。
実開昭51-115795号公報
上述した従来例は、可動主杆を移動させて折畳主梯子を収納姿勢と使用姿勢に変化させるために、収納効率を向上させることができる反面、可動主杆が建物壁面に固定されないことから、使用姿勢の折畳主梯子が不安定な状態におかれ、避難時にぐらつきが発生しやすいという欠点を有する。
さらに、この不安定な折畳主梯子を介して建物壁面に連結されるために折畳補助梯子には更にぐらつきが生じやすい。
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、収納姿勢と使用姿勢に変化する梯子部の使用姿勢におけるぐらつきを防止して安全かつ迅速な避難を可能とする避難用梯子装置の提供を目的とする。
本発明によれば上記目的は、
梯子縦桟1に横桟2が回転自在に連結されて収納姿勢と使用姿勢に変化する梯子部3と、
前記梯子部3の使用姿勢への変化に伴う梯子縦桟1と横桟2との相対回転により非連結位置から連結位置に移動して建物壁面4に梯子部3を連結する連結体5とを有する避難用梯子装置を提供することにより達成される。
本発明によれば、避難用梯子装置は、梯子縦桟1に対する横桟2の相対回転により、使用姿勢に変化する梯子部3を連結位置に移動する連結体5で建物壁面4に連結して構成される。姿勢変更可能な梯子部3を使用姿勢において連結体5で建物壁面4に連結することにより、高い収納効率を確保しつつ使用時の安定感を高めることができる。また、連結体5も移動可能に形成されるために避難用梯子装置の収納効率を損ねることはない。この梯子部3の建物壁面4との連結は、梯子部3の使用姿勢への変化に伴ってなされるために、手間を要しない。
梯子部3は、例えば、建物壁面4に対して拘束された長尺状の拘束側梯子縦桟と、この拘束側梯子縦桟に対して相対移動可能な長尺状の可動側梯子縦桟に複数の横桟の両端部を垂直回転自在に連結して形成することが可能で、この場合、可動側梯子縦桟が拘束側梯子縦桟に沿う収納姿勢から拘束側梯子縦桟に対して斜め下方に相対移動して横桟が水平となる使用姿勢まで変化する。また、梯子部3を建物壁面4に連結する連結体5は、梯子部3や建物壁面4に回転自在やスライド自在に連結され、あるいは伸長自在に形成されることなどによって非連結位置から連結位置に移動自在に構成することが可能であり、梯子縦桟1と横桟2との相対回転の際の運動を伝達させることなどにより連結位置への動力を与えることができる。
また、連結体5に動力を与えるためにカム部材6を使用した場合には、連結体をカム部材6の移動により梯子縦桟1と横桟2との相対回転に追従して確実かつスムーズに連結位置に移動させることができる。すなわち、連結体5を従節とし、カム部材6を原節として梯子縦桟1と横桟2との相対回転によりカム部材を回転あるいは直進させれば、連結体の連結位置に移動するタイミングを梯子部3の使用姿勢への変化終了時に容易に合致させることができる。また、カム部材を使用することで、比較的簡単な構造により、風雨等に対する耐久性を高めることができ、連結体5の駆動の信頼性を高めることができる。
さらに、梯子部3の使用姿勢から収納姿勢への変化に伴う梯子縦桟1と横桟2との相対回転により、カム部材6を上記の反対方向に回転等させ、これにより連結体5を連結位置から非連結位置に復帰させる、すなわちカム部材6により連結体5を非連結位置と連結位置との間で揺動自在にした場合には、避難訓練やメンテナンス時等の使い勝手を向上させることができる。
加えて、カム部材6と直接接触する連結体5の耐久性を高めることは、梯子部3の建物壁面4との連結の信頼性を長期に渡って確保するために有効であり、カム部材6に梯子縦桟1と横桟2との相対回転に伴って連結体5のカム部材6に対する接触部位を変位させる摺動部7を形成した場合には、摺動時の摩耗や、衝撃による損傷を低減することができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、収納姿勢と使用姿勢に変化する梯子部の使用姿勢におけるぐらつきを防止することができ、避難時における二次災害の発生等を防ぐことができる。
図1ないし図12に本発明の実施の形態を示す。図1は五階建ての建物に設置された本発明の避難用梯子装置の使用状態である。建物壁面4には各階に避難口となる引き違い戸が装着された窓10が設けられ、各階の窓10の下部にはフック受け11が固定される。図1に示すように、避難用梯子装置は、拘束側梯子縦桟1Aと可動側梯子縦桟1Bからなる梯子縦桟1の間に所定ピッチで横桟2を連結した梯子部3と、使用状態において梯子部3の上端を支持する吊り架台12と、この吊り架台12に吊り下げられた梯子部3の下端と地面14との間に展開する補助梯子部13とを備える。
拘束側梯子縦桟1Aと可動側梯子縦桟1Bは、建物の高さよりやや短い程度の長尺体であり、例えばアルミニウム材に押し出し加工を施して製せられる。拘束側梯子縦桟1Aと可動側梯子縦桟1Bに両端部が連結される横桟2は、避難者が両手両足を掛けて降下しやすい長さ、例えば50cm程度の直杆体であり、図5に示すように、一端部を拘束側梯子縦桟1Aに、他端部を可動側梯子縦桟1Bに各々連結ピン15周りに垂直回転自在に連結されて上記建物壁面4に対して平行面内を回転自在に形成される。なお、図1において可動側梯子縦桟1Bの長手方向に沿って設けられる16はガイドレールであり、可動側梯子縦桟1Bから横桟2の直交方向に建物壁面4に向かって突出し、避難者の可動側梯子縦桟1B側への恐怖心を軽減させる。
したがって梯子部3は、図2に示すように横桟2が縦姿勢を取るときに可動側梯子縦桟1Bを拘束側梯子縦桟1Aに沿うようにして収納する収納姿勢をとり、図4に示すように横桟2が水平姿勢を取るときに使用姿勢をとる。また、図3に示すように、拘束側梯子縦桟1Aと可動側梯子縦桟1Bの上部には、避難用梯子装置の使用状態において吊り架台12に係止して使用姿勢の梯子部3を吊り架台12から吊り下げるための係止片1Aa、1Baが各々外周方向に突出して形成される。
前述した拘束側梯子縦桟1Aには、横桟2の直交方向に複数のリンク体17の一端部が所定ピッチで垂直回転自在に連結される。このリンク体17の他端部は建物壁面4に固定される固定縦桟18に垂直回転自在、すなわち上記横桟2の回転面に対して直交面内に回転自在に連結され、拘束側梯子縦桟1Aは、リンク体17によって建物壁面4に対して垂直方向に相対移動可能に形成されるとともに、平行方向に移動不能に拘束される。拘束側梯子縦桟1Aは、図2(b)に示すようにリンク体17が縦姿勢を取るときに固定縦桟18上に重ね合わせるようにして収納される退避位置をとり、図4(b)に示すようにリンク体17が水平姿勢を取るときに建物壁面4から飛び出して突出位置をとる。このリンク体17は避難者が手足を掛けれる程度の長さを有するが、梯子部3の長手方向におけるピッチを大きくすることで、本来の降下手段である横桟2による避難が促される。なお、図5において19はリンク体17と拘束側梯子縦桟1Aとの連結ピン、20はリンク体17と固定縦桟18との連結ピンを表す。
吊り架台12は、図3および図7に示すように、建物壁面4に固定される固定側枠体21と、この固定側枠体21に対して垂直回転自在に連結される可動側枠体22とを備える。固定側枠体21は、ステンレスを圧延して製せられる断面円形のパイプをコ字形状に屈曲させて形成され、直杆部21aの両端から下方に向かって延設される脚部21bが建物壁面4に固定された板状の基部23に対して固定されることによって建物壁面4に固定される。この基部23は建物壁面4に対して図示しないアンカーボルトによって固定される。
固定側枠体21の脚部21bの下端部近傍には、固定側枠体21とほぼ同じ外形のパイプからなる可動側枠体22の脚部22aの自由端部が垂直回転自在に連結される。可動側枠体22は、枠内部に拘束側梯子縦桟1Aと可動側梯子縦桟1Bの上端部が挿通するガイド開口24を形成した枠状部材であり、図3(a)および(b)に示すように固定側枠体21にほぼ重なる垂直姿勢と、図において二点鎖線で示すように、建物壁面4からほぼ直角に突出する使用姿勢との間で回転することができる。ガイド開口24は、使用姿勢において固定側枠体21への連結基端から垂直方向に延びる飛び出し方向ガイド部24aと、リンク飛び出し方向ガイド部24aの終端から直角方向に折れ曲がる水平方向ガイド部24bとを有して平面視L字形状に形成される。
この可動側枠体22の垂直姿勢での維持は、各階の窓10近傍に配置される図外の操作部により解除可能な図外のストッパによりなされ、さらに、後述するように、使用状態における荷重負担を軽減するために、可動側枠体22と固定側枠体21との間には補強リンク25が装着される。この補強リンク25の可動側枠体22との連結は、可動側枠体22の脚部22aに巻回され、吊り架台12の垂直姿勢において可動側枠体22から上方に突出して前述した係止片1Aa、1Baに係止する連結具26によりなされる。
一方、補助梯子部13は、図1に示すように、一対の補助縦桟27、27間に所定ピッチで補助横桟28の両端部を連結して形成され、梯子部3の下部に上下方向にスライド可能にして装着される。
補助縦桟27は、図6に示すように、平板片27aの前後端縁から前壁27bと後壁27cを立ち上げて形成される断面C字形状のチャンネル部材であり、アルミニウム材に押し出し加工を施して製せられ、後述する使用状態における梯子部3下端と地面14との間隔よりも大きい2m以上の長さに製せられる。梯子部3側に配置される前壁27bには、梯子部3に向かって垂直に膨隆する立壁の先端を建物壁面4に沿って直角に折り曲げて形成される断面L字形状のスライド片29が一対設けられ、折曲部を対向する両側方に向けて後述するスライドレール30に摺動自在に嵌合する。
この補助縦桟27はC字形状の中空部を対向させて一対配置され、各々の中空部に補助横桟28の両端部が挿入されて図示しない連結ピンにより両端部が補助縦桟27に垂直回転自在に連結される。したがって、補助横桟28が縦姿勢をとるときに一対の補助縦桟27、27は重なるようにして収容され、水平姿勢にすることによって建物壁面4に沿って拡開する。
図6に示すように、補助横桟28両端部の回転軸は横桟2両端部の回転軸の軸線上に配置され、各補助横桟28は梯子部3の横桟2とともに該横桟2の回転面と平行な建物壁面4寄りの回転面内を垂直回転する。したがって、横桟2が縦姿勢をとるときに補助横桟28も縦姿勢となり、拘束側梯子縦桟1Aと可動側梯子縦桟1Bが収納されたときに一対の補助縦桟27、27も収納され、また、横桟2を水平姿勢にすることによって補助横桟28も水平姿勢となって建物壁面4に正対し、拘束側梯子縦桟1Aと可動側梯子縦桟1Bの拡開に伴って一対の補助縦桟27、27も拡開する。なお、図示しないが、可動側梯子縦桟1B側の補助縦桟27には補助横桟28の図1に示す水平姿勢より下方への回転を規制する回転規制手段が設けられる。
一方、梯子部3の拘束側梯子縦桟1Aおよび可動側梯子縦桟1Bの建物壁面4側には、上述した一対のスライド片29、29に嵌合するスライドレール30がそれぞれの下端から長手方向に沿って補助縦桟27とほぼ同じ長さに渡って設けられる。スライドレール30はスライド片29の折曲部が嵌合可能な嵌合凹部を備え、一対の嵌合凹部がそれぞれ開放部を対面させて一対の折曲部を両側から挟み込むように嵌合し、補助縦桟27を梯子部3の建物壁面4側で上下方向にスライド可能にガイドする。
また、上記拘束側梯子縦桟1Aの下端には、一方の補助縦桟27の下方への移動を規制することにより補助梯子部13の梯子部3下方への移動タイミングを調整する展開調整手段31が設けられる。
展開調整手段31は、図8に示すように、拘束側梯子縦桟1Aの下端に固定される補助梯子規制部32と、拘束側梯子縦桟1Aに回転自在に連結される回転レバー33とを有する。補助梯子規制部32は、建物壁面4に対して直交方向に開口する開口部34内にブロック体35を進退可能に保持して形成される。ブロック体35はコイルスプリング36により建物壁面4側に付勢されて開口部34内から補助縦桟27の下方に向かって突出し、この状態で、補助縦桟27の下端面にブロック体35の上面が当接して補助梯子部13の下方への移動を規制する。なお、前述したように補助横桟28は可動側梯子縦桟1B側の補助縦桟27の回転規制手段によって水平姿勢を維持するために、拘束側梯子縦桟1A側の梯子縦桟27のみを移動規制することにより補助梯子部13の移動規制をすることができる。
また、ブロック体35を収容する開口部34の上部には開口部34に沿って補助梯子規制部32の上面に貫通するガイド溝37が設けられる。前述したブロック体35にはコイルスプリング38によって上方に付勢された係止ピン39が収容される係止ピン収容凹部40が形成されており、該係止ピン収容凹部40内の係止ピン39は、開口部34の上部に形成されるガイド溝37から補助梯子規制部32の上面側に突出し、ブロック体35の開口部34内に移動に合わせてガイド溝37内を摺動する。このガイド溝37には建物壁面4側に終端縁が形成されており、係止ピン39がガイド溝37の終端縁に当接して係止ピン39の建物壁面4側への移動が規制されることにより、以後のブロック体35の建物壁面4側への移動が禁止される。
回転レバー33は、図8および図9に示すように、補助梯子規制部32の上部に配置され、連結ピン41によって横桟2とほぼ同一回転面内を垂直回転自在に拘束側梯子縦桟1Aに連結される。この回転レバー33の回転先端部である上端部には、横桟2が縦姿勢から水平姿勢に回転する際に横桟2の下面に当接して回転レバー33を図8(b)において時計回りに回転させる押圧操作部33aが形成される。また、回転レバー33の補助梯子規制部32に近接する下端部には、図8(a)に示すように、係止ピン39の側壁に当接する傾斜面33bが形成される。傾斜面33bは、回転レバー33が図8(b)における姿勢から時計回りに回転すると、回転レバー33の連結ピン41を中心に回転して図8(a)においてA方向に移動し、コイルスプリング36の付勢力に抗してブロック体35を上記A方向に直交するB方向(反補助縦桟27方向)に移動させる。
したがってこの実施の形態において、避難用梯子装置が収納状態の場合には、図2に示すように、補助縦桟27、27が拘束側梯子縦桟1Aおよび可動側梯子縦桟1Bに対して建物壁面4側に重なった状態において、可動側梯子縦桟1Bが拘束側梯子縦桟1Aの側方から重なって梯子部3および補助梯子部13は収納姿勢となり、また、上記拘束側梯子縦桟1Aは、固定縦桟18に対して建物正面側から重なった退避位置となる。さらに、収納姿勢の梯子部3の退避位置は、図2に示すように、梯子部3の上部が垂直姿勢の吊り架台12によって建物正面側から抱えられることにより維持される。このように建物壁面4に沿って収納された状態では、避難用梯子装置は、建物壁面4からの突出寸法も小さく、また、梯子部3の下端が地面14よりも2m程度上方にあるために、邪魔になることはない。さらに、避難用梯子装置の収納位置は窓10の一側方であるため、窓10等を使用する際の障害とはならない。
この状態から、火災等が発生した場合には、各階から上記操作部を操作してストッパを解除すると、先ず、吊り架台12の可動側枠体22が、図3(a)および(b)において二点鎖線で示すように使用姿勢側に垂直回転する。次に、図3に示すように、可動側枠体22の回転に伴い、突出位置側への移動を規制されていた拘束側梯子縦桟1Aは支えを失って自重により突出位置に移動する。拘束側梯子縦桟1Aは、リンク体17の水平姿勢側への回転を伴って退避位置から斜め下方に移動し、この後、図3(b)に示すように、リンク体17が水平姿勢となる下方への移動ストローク終端位置において、拘束側梯子縦桟1Aに設けられる係止片1Aaが可動側枠体22の上面に係止して吊り架台12に吊り下げられた状態で保持される。これにより、以後の拘束側梯子縦桟1Aへの負荷は、可動側枠体22が負担する。
以上のように、拘束側梯子縦桟1Aが飛び出し方向ガイド部24aに沿って移動している際には、図3(c)に示すように、可動側梯子縦桟1Bは、飛び出し方向ガイド部24aの側壁面により側方、すなわち、建物壁面4に対する平行方向への移動が規制されるために、拘束側梯子縦桟1Aとの接触状態をほぼ維持し、梯子部3は収納姿勢に保たれる。拘束側梯子縦桟1Aに追随して飛び出し方向ガイド部24a内を移動する可動側梯子縦桟1Bへの移動規制は、図3(c)に示すように、拘束側梯子縦桟1Aが突出位置に完全に移動し、可動側梯子縦桟1Bが水平方向ガイド部24bに面することにより解除され、この後、拘束側梯子縦桟1Aに対して相対移動する可動側梯子縦桟1Bは、図3(a)および(c)に示すように、水平方向ガイド部24b内を側方に移動し、梯子部3は使用姿勢に変化する。
可動側梯子縦桟1Bの使用位置への移動にも、可動側梯子縦桟1Bの自重が利用され、可動側梯子縦桟1Bに設けられた係止片1Baが可動側枠体22に係止する下方への移動ストローク終端位置において、横桟2は水平姿勢となる。これにより、前述した拘束側梯子縦桟1Aと同様に、以後の可動側梯子縦桟1Bへの負荷は、可動側枠体22により負担される。
この状態で、梯子部3は、図4に示すように、窓10に対して退避可能な所定間隔を隔てて正対し、窓10を開放した避難者は、そのまま正面の横桟2に乗り移り、背中を建物壁面4に向けた状態で梯子部3を降下することができる。
また、横桟2に避難者が乗ったときの梯子部3への負荷は吊り架台12が負担し、固定縦桟18は不使用時における避難用梯子装置の支持荷重のみを負担できればよいために、基部23固定箇所以外の建物壁面4の強度が高くなくても避難用梯子装置を設置することができる。
さらに、横桟2は、両端部を支持する拘束側梯子縦桟1Aと可動側梯子縦桟1Bが上方の吊り架台12から吊り下げられて保持され、かつ、一端部を支持する拘束側梯子縦桟1Aがリンク体17を介して建物壁面4に連結されているために、ぐらつきが少ない。
加えて、上記可動側梯子縦桟1Bの側方への移動に伴い、図9に示すように縦姿勢から水平姿勢に回転する横桟2に押圧操作部33aを押圧された回転レバー33は、横桟2に沿って回転し、ブロック体35から突出する係止ピン39に当接する傾斜面33bは、ブロック体35を付勢するコイルスプリング36に抗して建物壁面4から離れる方向に移動させ、これによりブロック体35は補助縦桟27の下端から離れた状態となる。
ブロック体35の支えがなくなくなった拘束側梯子縦桟1A側の補助縦桟27は、自重により下方に移動可能となり、回転規制手段により補助横桟28を介して移動が規制されていた可動側梯子縦桟1B側の補助縦桟27とともに補助横桟28の水平姿勢を保って下端が地面14に当接するまで降下する。なお、補助縦桟27の下端には図示しない緩衝部材が設けられ、地面14との衝突による衝撃が緩和される。
したがって、この状態において、使用姿勢の梯子部3の下端と地面14との間には補助梯子部13が展開され、梯子部3を伝って降下する避難者は、梯子部3の下端において補助梯子部13に乗り換え、補助梯子部13を伝って地面14まで降りることができる。この補助梯子部13は、自重により降下して展開するため、例えば地面14上にゴミ箱等の障害物がある場合にはその上部まで展開する。このような場合には、避難者は、補助梯子部13により地面14近傍まで降下できるために、この後適宜の手段により地面14まで降りればよい。また、補助梯子部13は、上述したように梯子部3の展開が完了する横桟2の水平姿勢への移動に伴ってブロック体35が移動することによって展開を開始するために、梯子部3より先に展開することはなく、さらに、使用姿勢の梯子部3の下端は地面14より2m程度上方であるために、例えば地面14上に車等の障害物がある場合にも梯子部3の展開が妨げられることはない。
また、この実施の形態において、避難用梯子装置はふれ止め部材(連結体5)を備える。ふれ止め部材5は、図1に示すように、上記フック受け11の設置ピッチと同一ピッチで可動側梯子縦桟1Bに取り付けられ、避難用梯子装置の使用状態においてフック受け11に係止して使用位置の可動側梯子縦桟1Bを建物壁面4に連結する。
図10(a)に示すように、ふれ止め部材5は、先端部にフック部5aを備えて横桟2とほぼ同寸の直杆状に形成され、後端部を可動側梯子縦桟1Bに固定されるブラケット34にピン接続されて可動側梯子縦桟1Bに対して垂直回転自在に連結される。このブラケット34は、図10ないし図12に示すように、ふれ止め部材5を可動側梯子縦桟1Bに沿う非連結位置から可動側梯子縦桟1Bに対して直交する連結位置まで、上述した横桟2の回転方向に対して直交方向に回転自在に保持する。また、ブラケット34には、ふれ止め部材5に直接接触してふれ止め部材5を垂直回転させるカム部材6が連結される。なお、図1において最下端に配置されるふれ止め部材5’は、収納姿勢の補助梯子部13があるために、図12に示すように、カム部材6の代わりに直上に配置されるふれ止め部材5から操作索35によって吊り下げられ、直上のふれ止め部材5の回転に従って垂直回転する。
カム部材6は、図5に示すように、線材を折り曲げてブラケット34に連結される基端部6aの一方に横桟2と係止する横桟係止部6bを、他方にふれ止め部材5の下面に摺接する摺動部7を延設させて形成される。基端部6aは、ブラケット34に穿孔される貫通孔に挿通されてブラケット34に対して横桟2と同一の回転方向に回転自在に連結され、この基端部6aと横桟係止部6bとは横桟2と平行に伸びる第1アーム部6cを介してクランク状に連続する。したがって横桟係止部6bが横桟2に開設される孔に挿入されて横桟2に連結され、横桟2が可動側梯子縦桟1Bに対して回転する、すなわち横桟2がブラケット34に対して回転することにより、ブラケット34に対して基端部6aが回転する。
一方、摺動部7は、線材を屈曲して第2アーム部6dと、ガイド部6eと、規制部6fとを有して形成される。基端部6aから延設される第2アーム部6dは、基端部6aから第1アーム部6cの屈曲方向と略直交方向に屈曲して形成され、図10(b)に示す梯子部3の収納姿勢において、基端部6aからふれ止め部材5と離れる方向に伸びる。この第2アーム部6dの基端部6a反対端からは、図10(b)に示す梯子部3の収納姿勢において、ふれ止め部材5に近接する方向に屈曲して延設されるガイド部6eが形成され、さらにこのガイド部6eの先には、図10(c)および図11(d)に示すように、側面視においてふれ止め部材5と近接する方向に屈曲して規制部6fが形成される。
すなわち、カム部材6は、線材を直交する異なる平面上で三次元に屈曲させて横桟係止部6b、基端部6a、および摺動部7を形成するとともに、摺動部7も同様に、第2アーム部6dとガイド部6eが屈曲する平面に対して直交する平面内でガイド部6eと規制部6fを屈曲させて形成され、いわゆる三次元カムとして機能する。
したがって、この実施の形態において、梯子部3が収納姿勢の場合には、図5(a)、図10(b)および(c)に示すように、縦姿勢の横桟2に沿う第1アーム部6cは、基端部6aを介して第2アーム部6dをふれ止め部材5から離れる姿勢に配置し、ふれ止め部材5は、下面の横桟2反対端縁が傾斜する規制部6fの先端部に当接して支承されることにより下方への回転が規制される。この状態においてふれ止め部材5は、鉛直方向よりやや連結位置寄りに傾き、フック受け11と連結不能である非連結位置をとるために、避難用梯子装置の収納時に邪魔になることはない。
この状態から梯子部3が使用姿勢に変化すると、図10(b)において可動側梯子縦桟1Bに対して時計回りに回転する横桟2に同期する第1アーム部6cは、建物壁面4に対する平行面内を回転し、基端部6aを介して第2アーム部6dを時計回りに回転させる。この第2アーム部6dの回転に伴う摺動部7の移動に伴い、規制部6fは図10(b)ににおいて斜め下方に移動してふれ止め部材5から離れ、ふれ止め部材5は、自重により下方に回転しながら、先ず、ガイド部6eに接触する。この際、規制部6fはガイド部6eからふれ止め部材5に近接する方向に屈曲しているために、ふれ止め部材5は規制部6fに沿ってやや下方に向かって移動し、図11(a)および(b)に示すように、下面に沿って延びるガイド部6eに当接することで、以後の下方への回転が規制される。
この後、さらに摺動部7が回転すると、ガイド部6eは回転に伴ってふれ止め部材5に対して下方に移動し、ふれ止め部材5は、該ふれ止め部材5の回転基端側に移動するガイド部6eに対して下面を摺動させながら自重により下方に回転する。このふれ止め部材5の回転は、横桟2が水平になって梯子縦桟1に対する回転が停止することにより第1アーム部6cが回転されなくなるとともに、ふれ止め部材5の下面とフック受け11の上端が当接することで終了し、このときふれ止め部材5は図5(b)、図11(c)および(d)に示すように連結位置をとる。なお、前述した最下端のふれ止め部材5’は、直上のふれ止め部材5の下方への回転に伴って操作索35が緩むことによって自重より下方に回転し、同じく連結位置に移動する。
上記ふれ止め部材5の建物壁面4に固定されるフック受け11との当接により、フック部5aは上方からフック受け11内に進入した状態となり、可動側梯子縦桟1Bはフック部5aとフック受け11との係合により建物壁面4に対する離隔方向への移動が規制される。これにより梯子部3は図5(b)に示すように横桟2の両端部が建物壁面4に連結された状態となり、避難用梯子装置は平面視コ字形状になるため、ぐらつくことはない。
したがって、建物壁面4に背を向けて降下する避難者の正対する方向への梯子部3のぐらつきがふれ止め部材5により防止されるために、避難者は下方の横桟2に順番に足を掛けやすくなり、迅速に梯子部3を降下することができる。
また、以上の避難用梯子装置を使用状態から収納状態へと移行させるために、可動側梯子縦桟1B、拘束側梯子縦桟1Aおよび固定縦桟18には、建物最上階の窓10から操作可能な位置に配置される図外の収納レバーにより巻き取り可能な図外のワイヤが連通される。この収納レバーの操作によりワイヤが可動側梯子縦桟1Bを拘束側梯子縦桟1Aに、拘束側梯子縦桟1Aを固定縦桟18に引き寄せ、この後、垂直姿勢に復帰させた可動側枠体22を上述したストッパで係止することで避難用梯子装置は収納状態に戻る。
また、ふれ止め部材5は、上記可動側梯子縦桟1Bの拘束側梯子縦桟1A側への移動に伴って該可動側梯子縦桟1Bに対して回転する横桟2の回転により、カム部材6が図11(a)における反時計回りに回転し、これにより摺動部7がふれ止め部材5を上方に押し上げ、上述したふれ止め部材5の連結位置への移動と逆の手順により非連結位置に復帰する。なお、最下端のふれ止め部材5’の非連結位置への回転を確実にするとともに、連結・非連結位置間の回転をスムーズにするために、図12に示すように、最下端のふれ止め部材5’に操作索35を固定する止めピン36’は、直上のふれ止め部材5に操作索35を固定する止めピン36の配置に比べてブラケット34に対するふれ止め部材5’の回転基端側に配置されるとともに、操作索35と直上のふれ止め部材5との間には、寸法誤差吸収のためにバネ係数の低いつるまきバネ37が組み込まれる。
本発明が適用された避難用梯子装置を示す全体斜視図である。 収納状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 動作説明図で、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は(a)の3C矢視図である。 使用状態を示す図で、(a)は正面図、(b)は側面図である。 図2、4の断面図で、(a)は図2の5A-5A線断面図、(b)は図4の5B-5B線断面図である。 図2、4の断面図で、(a)は図2の6A-6A線断面図、(b)は図4の6B-6B線断面図であり、横桟の一部を破断したものである。 吊り架台を示す斜視図である。 展開調整手段を示す図で、(a)はブロック体の動作を示す図、(b)は(a)の側面図である。 回転レバーの動作を示す図である。 連結体およびカム部材を示す図で、(a)はブラケットへの組み付け状態を示す斜視図、(b)は収納姿勢の梯子部における状態を示す図、(c)は(b)の側面図である。 連結体およびカム部材の動作を示す図で、(a)は梯子部の収納姿勢から使用姿勢への移行途上における状態を示す図、(b)は(a)の側面図、(c)は使用姿勢の梯子部における状態を示す図、(d)は(c)の側面図である。 最下端の連結体の組み付け状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 梯子縦桟
2 横桟
3 梯子部
4 建物壁面
5 連結体
6 カム部材
7 摺動部

Claims (4)

  1. 梯子縦桟に横桟が回転自在に連結されて収納姿勢と使用姿勢に変化する梯子部と、
    前記梯子部の使用姿勢への変化に伴う梯子縦桟と横桟との相対回転により非連結位置から連結位置に移動して建物壁面に梯子部を連結する連結体とを有する避難用梯子装置。
  2. 前記連結体を梯子縦桟と横桟との相対回転に追従して非連結位置から連結位置に移動させるカム部材を有する請求項1記載の避難用梯子装置。
  3. 前記カム部材は、梯子部の使用姿勢から収納姿勢への変化に伴う梯子縦桟と横桟との相対回転により、連結体を連結位置から非連結位置に復帰させる請求項2記載の避難用梯子装置。
  4. 前記カム部材は、梯子縦桟と横桟との相対回転に伴って該カム部材に対する連結体の接触部位を変位させる摺動部を備える請求項2または3記載の避難用梯子装置。
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