JP3964027B2 - 容器洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、容器洗浄装置に係り、特に洗浄ノズルに整流用羽根を設けることによって、容器全体に万遍無く洗浄液を当てることができ、洗浄効率を高めた容器洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
容器洗浄装置において、ラベル付の回収壜を洗浄する場合、ラベルに洗浄液を充分に浸して、ラベルが容器から剥がれ易くする必要がある。
従来は、洗浄ノズルにより容器の外面に洗浄水を噴射する技術、シャワーパンにより容器の上方から洗浄水を噴射する技術、洗浄水を貯溜した浸漬槽に容器を浸す技術が存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記洗浄ノズルにより容器を洗浄する場合は、洗浄水の噴射範囲が限定され、容器外面の全てに洗浄水を当てるには洗浄ノズルが多数必要となった。また、ノズル口が小径のためゴミが詰まり易く、清掃に手間がかかるという欠点があった。
【0004】
次に、シャワーパンにより容器を洗浄する場合は、シャワーパンに存在するシャワー孔から流出する洗浄水に渦が発生して整流状態が乱れないように、貯溜する洗浄水の水位をある程度高くしなければならないが、水位が高いと流出する洗浄水圧が高くなり、容器に当たると跳ね返ってしまい、容器の外周全てに洗浄水が接触せず洗浄効率が悪いという欠点があった。
【0005】
また、浸漬槽に浸す場合は、装置自体が大型となり、さらに浸漬槽で容器を反転しなければならないので、容器を収容するホルダは容器のほぼ全周を覆わなければならず、仕上げ洗浄の際の洗浄水が当り難くなるという欠点があった。
【0006】
本発明は、これらの事情に鑑み、簡単な構成により洗浄ノズルに整流用羽根を設けることにより、渦流を無くし、容器全面に洗浄液を当てることができる洗浄効率の良い容器洗浄装置を得ることを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するために、次のような技術手段を採用した。請求項1記載の発明においては、容器を倒立した状態で保持するホルダと、ホルダを搬送する搬送手段と、搬送される容器の上方に位置し、容器に洗浄液を噴射する洗浄手段とを備えた容器洗浄装置において、上記洗浄手段は、底面と側壁を有して供給される洗浄液を貯溜する液溜め部材と、上記液溜め部材の底面に設けられた複数の洗浄ノズルと、上記液溜め部材に洗浄液を供給する給液管と、上記液溜め部材の底面と上記給液管の間に配置された洗浄液案内部材とを設け、洗浄液を上記洗浄液案内部材に供給してオーバーフローさせることにより上記液溜め部材に洗浄液を送るとともに、上記液溜め部材に貯溜された洗浄液が流れる洗浄液通路の途中に整流用羽根を設けるという技術手段を採用した。
【0008】
請求項2記載の発明においては、請求項1記載の発明に加えて、上記整流用羽根は、上記洗浄ノズルの洗浄液取り込み口の周囲に設けるという技術手段を採用した。
【0009】
請求項3記載の発明においては、請求項1記載の発明に加えて、上記整流用羽根は、上記洗浄ノズル内部に設けるという技術手段を採用した。
【0010】
請求項4記載の発明においては、請求項1記載の発明に加えて、洗浄ノズルから噴射される洗浄液は、容器1本当り3リットル/分以上の容量で、且つ、噴射圧が0.05Kg/cm 2 以下であるという技術手段を採用した。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例を添付図面で詳細に説明する。
図1に示すものは、本発明に係る実施例の容器洗浄装置の全体を示す概略正面図である。
【0012】
この実施例の容器洗浄装置は、機体1内に複数のスプロケット2を配設し、各スプロケット2に無端状の容器搬送装置3を掛け渡している。この容器搬送装置3は、従来公知のように、進行方向両側のチェンと両チェン間に設けた多数のブラケットと、各ブラケットに設けた多数のホルダ4とを備えており、各ホルダ4内に収容した容器を搬送するようになっている。
【0013】
そして、前記機体1の一側に前記容器搬送装置3のホルダ4内に容器を供給する容器供給部5を設けると共に、この容器供給部5の他方側に前記ホルダ4から容器を排出する容器排出部6を設けている。前記容器供給部5から容器搬送装置3のホルダ4内に供給された容器は、後述するシャワーパン7による外面洗浄と、噴射ノズル10による外面洗浄を複数回行った後、仕上げ洗浄されて排出される。
【0014】
次に、本発明に係るシャワーパン7の構造について詳細に説明する。
図2はシャワーパン7の平面図、図3は図1における要部拡大図である。シャワーパン7は側壁8と底面9とを有し、給液管11から供給される洗浄液を貯溜可能な構造となっており、ホルダ4内に収容されている容器の上方から容器に洗浄液を吐出する。なお、図3において容器の進行方向は矢印Bの通り図の右方向である。
【0015】
シャワーパン7に洗浄液を供給する給液管11は、シャワーパン7の上方に横断して設けられており、給液管11の底面の複数箇所に設けられた排液口12から洗浄液を吐出する。給液管11の排液口12とシャワーパン7の底面9との間には箱型の洗浄液案内部材13が設けられている。洗浄液案内部材13は、側壁14と底面15とを備え、上面は開放しており、供給される洗浄液は洗浄液案内部材13内に貯溜されて水位が上昇し、やがて上面からオーバーフローしてシャワーパン7に送られる。これにより洗浄液は洗浄液案内部材13内で吐出の勢いを弱められると共にシャワーパン7全域に送られる。また、洗浄液案内部材13は、シャワーパン7の補強の働きも行っている。
【0016】
シャワーパン7の底面9には、搬送される容器の間隔に一致するように複数の洗浄液取り込み口17が設けられており、そこから垂直方向直下に延びる円筒状の洗浄ノズル16が固定されている。さらに、洗浄液取り込み口17の周囲で且つ洗浄ノズル16の上部に90度ずつの角度で配置された4枚の整流用羽根18が設けられている(図4、図5参照)。なお、本実施例では、整流用羽根18は上記のような構成としたが、これに限ったものではなく、例えば120度ずつ3枚や60度ずつ6枚等でも良い。
【0017】
また、設ける場所も洗浄ノズル16の上部から離れた位置に設けても良いし、洗浄液取り込み口17の周囲ではなく、図6、図7に示すように洗浄ノズル16の内部に設けても良い。さらに、洗浄液を貯溜するのは、シャワーパン7に限ったものではなく、例えば角パイプのような構成でも良い。
【0018】
以上の構成による容器洗浄装置の作用について説明する。
容器供給部5により容器搬送装置3のホルダ4内に供給された容器は、間欠搬送されてシャワーパン7の下方に搬送される。シャワーパン7では、給液管11の排液口12から洗浄液が吐出され、洗浄液案内部材13に供給される。そして洗浄液案内部材13の収容量以上の洗浄液が供給されると、洗浄液案内部材13の上面からオーバーフローして、図2の矢印Aの方向からシャワーパン7に流れ出る。
【0019】
さらに、本実施例では底面9から20mm程度の低い高さに貯溜するように排液口12から吐出量を調整しており、容器に吐出する際の水圧を弱めて、容器によって洗浄液が跳ね返らず、全周に接触するようにしている。
【0020】
シャワーパン7に貯溜された洗浄液は、洗浄液取り込み口17の方に向かって流れ、洗浄液取り込み口17の周囲に設けられている整流用羽根18に衝突することによって水流が一担停止され、低い水位でも渦が発生せず整流した状態で洗浄ノズル16内へ流出する。
【0021】
また、整流用羽根18の働きにより、渦の発生を防止するので、洗浄ノズル16の径を大きくすることができ、ゴミが詰まり難くなっている。容器はシャワーパン7による洗浄と噴射ノズル10による洗浄を複数回行った後、仕上げ洗浄され、容器排出部6により排出される。
【0022】
以上のように、シャワーパン7の底面9に設けられた洗浄液取り込み口17の周囲には整流用羽根18が備えてあるので、貯溜する洗浄水の水位を低くしても、洗浄液取り込み口17に流れ込む洗浄水には渦が発生せず、整流した状態で洗浄ノズル16に送られる。そして、水位を低くすることにより洗浄ノズル16から吐出される洗浄液の圧力を低くすることができるので、容器の外面に跳ね返ることなく全周に洗浄液が接触することとなり、効率の良い洗浄が行える。また、整流用羽根18で渦の発生を防止するので、洗浄ノズル16の径を大きくすることができ、ゴミが詰まり難くなる。
【0023】
なお、洗浄の条件としては、1容器に対する洗浄水量が3リットル/分以上で、吐出圧が0.05Kg/cm 2 以下で洗浄するのが望ましい。
【0024】
【発明の効果】
本発明は、以上の構成を採用した結果、次の効果を得ることができる。
(1)容器全面に洗浄液を接触させることができ、洗浄効率が良い。
(2)洗浄ノズルのノズル径を大きくできるので、ゴミが詰まり難い。また、詰まっても清掃が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例における容器洗浄装置の全体を示す概略正面図である。
【図2】 本発明の実施例における容器洗浄装置の要部を示す平面図である。
【図3】 図2における拡大側断面図である。
【図4】 本発明の実施例における洗浄ノズルの平面図である。
【図5】 図4における洗浄ノズルを示す断面図である。
【図6】 本発明の他の実施例における洗浄ノズルの平面図である。
【図7】 図6における他の実施例の洗浄ノズルを示す断面図である。
【符号の説明】
1・・・・機体 2・・・・スプロケット
3・・・・容器搬送装置 4・・・・ホルダ
5・・・・容器供給部 6・・・・容器排出部
7・・・・シャワーパン 8・・・・側壁
9・・・・底面 10・・・・噴射ノズル
11・・・・給液管 12・・・・排液口
13・・・・洗浄液案内部材 14・・・・側壁
15・・・・底面 16・・・・洗浄ノズル
17・・・・洗浄液取り込み口 18・・・・整流用羽根

Claims (4)

  1. 容器を倒立した状態で保持するホルダと、ホルダを搬送する搬送手段と、搬送される容器の上方に位置し、容器に洗浄液を噴射する洗浄手段とを備えた容器洗浄装置において、上記洗浄手段は、底面と側壁を有して供給される洗浄液を貯溜する液溜め部材と、上記液溜め部材の底面に設けられた複数の洗浄ノズルと、上記液溜め部材に洗浄液を供給する給液管と、上記液溜め部材の底面と上記給液管の間に配置された洗浄液案内部材とを設け、洗浄液を上記洗浄液案内部材に供給してオーバーフローさせることにより上記液溜め部材に洗浄液を送るとともに、上記液溜め部材に貯溜された洗浄液が流れる洗浄液通路の途中に整流用羽根を設けたことを特徴とする容器洗浄装置。
  2. 上記整流用羽根は、上記洗浄ノズルの洗浄液取り込み口の周囲に設けたことを特徴とする請求項1記載の容器洗浄装置。
  3. 上記整流用羽根は、上記洗浄ノズル内部に設けたことを特徴とする請求項1記載の容器洗浄装置。
  4. 上記洗浄ノズルから噴射される洗浄液は、容器1本当り3リットル/分以上の容量で、且つ、噴射圧が0.05Kg/cm 2 以下であることを特徴とする請求項1記載の容器洗浄装置。
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