JPH09187413A - 洗浄機 - Google Patents

洗浄機

Info

Publication number
JPH09187413A
JPH09187413A JP253896A JP253896A JPH09187413A JP H09187413 A JPH09187413 A JP H09187413A JP 253896 A JP253896 A JP 253896A JP 253896 A JP253896 A JP 253896A JP H09187413 A JPH09187413 A JP H09187413A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
rinsing
water
rinse
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP253896A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3568306B2 (ja
Inventor
Fumio Maruyama
文雄 丸山
Yoshiyuki Hirate
禎之 平手
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hoshizaki Electric Co Ltd
Original Assignee
Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hoshizaki Electric Co Ltd filed Critical Hoshizaki Electric Co Ltd
Priority to JP00253896A priority Critical patent/JP3568306B2/ja
Publication of JPH09187413A publication Critical patent/JPH09187413A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3568306B2 publication Critical patent/JP3568306B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄液が残留することがないようにすすぎを
行うことが可能な洗浄機の提供が望まれている。 【解決手段】 洗浄室107内の中央には、食器109
を載せるラック111、上洗浄ノズル113、上すすぎ
ノズル115及び上ノズル軸受117がある。上ノズル
軸受には、上すすぎ水管127及び上洗浄水管125が
接続され、上洗浄ノズルに洗浄湯を、上すすぎノズルに
すすぎ湯を供給する。上ノズル軸受には摺動部すすぎノ
ズル145が取り付けられ、その噴射口は上洗浄ノズル
と上ノズル軸受との間の上側回転摺動部分129を指向
している。上側回転摺動部分に残留した洗浄湯は、摺動
部すすぎノズルから噴射されるすすぎ湯によって除去さ
れる。上すすぎノズルには外向き噴射口を形成し、上ノ
ズル軸受の頂面には凹部等を形成することで、洗浄湯の
残留を防止してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、食器等の被洗浄物
を置く台の上方に洗浄ノズル及びすすぎノズルを有する
洗浄機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の一般的な食器洗浄機の
洗浄室内を断面で示す図である。食器洗浄機5の洗浄室
7内の中央には、食器9を載せるラック11が配設され
ている。ラック11の上方には、上洗浄ノズル13及び
上すすぎノズル15が配設されている。更に、その上方
には、上洗浄水管25及び上すすぎ水管27が配設され
ている。上洗浄ノズル13及び上すすぎノズル15は、
上洗浄水管25と上すすぎ水管27との間に設けられた
上ノズル軸受17によって、回転可能に支持されてい
る。一方、ラック11の下方には、下洗浄ノズル19及
び下すすぎノズル21が下ノズル軸受23によって回転
可能に支持されている。食器洗浄機5において、食器9
を洗浄する際は、まず、上洗浄ノズル13及び下洗浄ノ
ズル19が食器9に向けて洗浄水を噴射しながら回転す
る。洗浄水によって食器9の汚れが除去されると、今度
は上すすぎノズル15及び下すすぎノズル21がきれい
な水(すすぎ水)を食器9に向けて噴射しながら回転す
る。これによって、食器9に付着していた洗浄水(洗剤
分)がすすぎ落とされて洗浄が完了する。
【0003】また、この他の従来の食器洗浄機の例とし
ては、上述した従来の一般的な食器洗浄機の構成に加え
て、すすぎ時に、すすぎ水を洗浄ノズル内部にも流すこ
とで洗浄ノズル内部も同時にきれいにする食器洗浄機
(実開昭62−146470号公報参照)や、食器に向
けられたすすぎ水のノズル口(噴射口)以外に洗浄室の
天井に向けられた補助すすぎノズル口をすすぎノズルに
備え、食器だけでなく天井もきれいに洗い流せる食器洗
浄機(実開平3−72862号公報参照)や、更に、上
すすぎノズルの回転中心から離れた先端部に、同上すす
ぎノズルの回転中心部を指向した内向き噴出口を設け、
上洗浄ノズルの回転部や直上の洗浄室の天井部をもすす
ぎ流せるようにした食器洗浄機(実開平7−5552号
公報参照)等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の食器洗浄機5には以下の問題がある。すなわち、通常
は食器9の洗浄に用いた洗浄水は、その後のすすぎ水の
噴射によって洗い流されるようになっているが、時に
は、洗浄水が色々な部分に残留してしまう可能性があ
る。そして、残留した洗浄水は、自然落下又は食器9を
出し入れするための図示しない扉の開閉ショック等によ
って、洗浄し終わった食器9に垂れてしまう恐れがあっ
た。また、表面張力等で残留した洗浄水は、すすぎ作業
の終了直前にすすぎ水とくっついて食器等に溢れ落ちる
恐れがあり、これを防止しようとしても、すすぎ作業終
了前後のことなので、十分なすすぎができず実質的には
防止不可能であった。洗浄水が滞留しやすい具体的な部
分としては、図10に示されるように、上洗浄ノズル1
3の上側回転摺動部分29及び下側回転摺動部分31
や、上ノズル軸受17の頂面や、上洗浄ノズル13の上
面、特に回転中心から離れた上洗浄ノズル13の端部3
3近傍の上面周辺である。上述した部分における洗浄水
の残留は、従来の食器洗浄機では問題視されていなかっ
たが、その発生要因は、上洗浄ノズル13の上側回転摺
動部分29及び下側回転摺動部分31と、上洗浄ノズル
13の上面、特に回転中心から離れた上洗浄ノズル13
の端部33近傍の上面とについては、上洗浄ノズル13
自体がすすぎ水の噴射経路をふさいでいて、上すすぎノ
ズル15から噴射されるすすぎ水が届きにくいためであ
り、上ノズル軸受17の頂面については、上すすぎノズ
ル15から噴射されるすすぎ水は届くものの、すすぎ水
の噴射が終了すると、表面張力等によって流れ切らずに
残ってしまうからである。したがって、こうした部分に
は、洗浄水が、図10に符号35、37、39及び41
で示される滞留水として残留する恐れがあった。
【0005】また、前述した従来の食器洗浄機5とは別
な従来の食器洗浄機、すなわち実開昭62−14647
0号公報、実開平3−72862号公報及び実開平7−
5552号公報に開示された食器洗浄機によっても、前
記の問題を解決することは極めて困難である。まず、実
開昭62−146470号公報に開示の食器洗浄機で
は、洗浄ノズル内部についての技術であるため上記滞留
水の除去は不可能である。次に、実開平3−72862
号公報に開示の食器洗浄機では、噴射されるすすぎ水が
上洗浄ノズルを越えて直接その上方の部分、特に上側回
転摺動部分等には到達しにくいため、天井や上洗浄ノズ
ルの下面をすすぎ、滞留水等を除去することは可能であ
っても、上洗浄ノズルの上面や上側回転摺動部分等をす
すいで滞留水を除去するのは不可能であった。また、実
開平7−5552号公報に開示の食器洗浄機では、図示
しない内向き噴出口の構造によって噴射されるすすぎ水
が広角度に広がるため、例え上側回転摺動部分に到達し
ても滞留水をすすぎ流すほどの勢いは期待できなかっ
た。更に、この内向き噴出口では、上洗浄ノズルの端部
近傍の上面周辺が死角となるため、すすぎ水が届きにく
く滞留水の除去は不可能であった。従って、本発明は、
上記の問題を解決するため、洗浄液が残留することがな
いようにすすぎを行うことが可能な洗浄機を提供するこ
とを目的とし、より詳細には、既存の洗浄機では完全に
すすぎを行うことが困難であった上洗浄ノズルの上側回
転摺動部分、上洗浄ノズルの端部の上面周辺又は上ノズ
ル軸受の頂面のいずれかに残留した洗浄液分を除去する
ことが可能な洗浄機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の洗浄機は、被洗浄物を置く台と、該台の上
方に各々回転可能に支持された上洗浄ノズル及び上すす
ぎノズルとを備え、前記上洗浄ノズルの上部の回転摺動
部分の近傍には、前記上部の回転摺動部分に向けてすす
ぎ液を噴射することで該上部の回転摺動部分に滞留した
洗浄液を除去する噴射口を少なくとも1つ備えている。
前記噴射口は、前記上すすぎノズルにすすぎ液を供給す
るための導管に設けられている。また、被洗浄物を置く
台と、該台の上方に設けれた上洗浄ノズル及び上すすぎ
ノズルと、前記上洗浄ノズル及び上すすぎノズルを回転
可能に支持する上ノズル軸受とを含んだ洗浄機では、前
記上ノズル軸受の頂面に凹部が形成されている。前記凹
部には、前記上ノズル軸受内の洗浄液の流路に連通する
穴が少なくとも1つ穿設されている。また、前述の洗浄
機では、前記凹部に代えて、前記頂面をドーム状に形成
してもよい。更に、被洗浄物を置く台と、該台の上方に
各々回転可能に支持された上洗浄ノズル及び上すすぎノ
ズルとを含んだ洗浄機では、前記上すすぎノズルには、
該上すすぎノズルの回転中心部分と逆方向を指向した第
1噴射口が設けられている。そして、前記上洗浄ノズル
の端部の各々は、T字形の平面形状を有し、前記第1噴
射口は、前記T字形の水平部及び脚部の接続箇所に向け
てすすぎ液を噴射可能に前記上すすぎノズルの前記回転
中心部分の近傍に形成されている。前記上すすぎノズル
の端部には、前記回転中心部分を指向する第2噴射口が
設けられている。
【0007】上述の構造を有する洗浄機において、洗浄
液のすすぎ作業のときには、回転する上すすぎノズルか
らすすぎ液が噴射されると共に、上すすぎノズルにすす
ぎ液を供給するための導管に設けられた噴射口からも、
上洗浄ノズルの上部の回転摺動部分に向けて、直接的に
すすぎ液が噴射される。これにより、従来洗浄液が滞留
しがちであった前記上部の回転摺動部分のすすぎも好適
に行われる。また、上ノズル軸受の頂面に凹部が形成さ
れている洗浄機、又は、同頂面がドーム状に形成されて
いる洗浄機においては、まず、頂面に凹部が形成されて
いる場合には、上洗浄ノズルから噴射され、上ノズル軸
受の上方から降り注いで前記頂面に溜まる洗浄液は、被
洗浄物を出し入れする際のショック等があっても前記凹
部に留まることができるので、従来のようにすすぎ終わ
った被洗浄物上に垂れてしまうことが防止される。一
方、上ノズル軸受の頂面がドーム状に形成されている場
合には、上洗浄ノズルから噴射され、上ノズル軸受の上
方から降り注ぐ洗浄液は、上ノズル軸受の頂面から速や
かに流れ落ちるため、従来のように洗浄液による洗浄を
行っている間中、前記頂面に溜まっていて、すすぎが終
わった後に被洗浄物に落下するということが防止され
る。尚、前記凹部に、前記上ノズル軸受内の洗浄液の流
路に連通する穴が少なくとも1つ穿設されている場合に
は、該凹部に溜まった洗浄液又はすすぎ液を、該凹部か
ら除去すると共に、必要に応じて再利用することも可能
である。更に、前記第1噴射口及び第2噴射口を有する
洗浄機においては、洗浄液のすすぎ作業のときには、回
転する上すすぎノズルからすすぎ液が噴射されると共
に、第1噴射口及び第2噴射口からもすすぎ液が噴射さ
れる。これによって、第1噴射口から噴射されたすすぎ
液は、上洗浄ノズルの端部のT字形の水平部及び脚部の
接続箇所や、同端部の上面等をきれいにすすぎ、第2噴
射口から噴射されたすすぎ液は、特に、上洗浄ノズル及
び摺動部すすぎノズルの中央部や、上洗浄ノズルの回転
摺動部等をきれいにすすぐ。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の好適な実施の形態すなわ
ち実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する
が、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとす
る。尚、図1〜図10に記載された流れを示す矢印は、
説明を分かり易くするために誇張もしくは省略して記載
しており、実際の液体の出方、勢いあるいは場所等とは
若干異なっている場合もある。また、滞留水も実際の嵩
より誇張して描かれている。
【0009】図1は、本実施形態の食器洗浄機105の
洗浄室107内の断面図である。洗浄室107内の中央
には、食器109を並べてセットするためのラック11
1が配設されている。ラック111の上方には、上すす
ぎノズル115及び上洗浄ノズル113が配設されてい
る。更に、その上方には、上洗浄水管125及び上すす
ぎ水管127が配設されている。上洗浄ノズル113及
び上すすぎノズル115は、上洗浄水管125と上すす
ぎ水管127との間に設けられた上ノズル軸受117に
よって、回転可能に支持されている。上ノズル軸受11
7には、同上ノズル軸受117に対する上洗浄ノズル1
13の上側の回転摺動部分(以下、上側回転摺動部分と
称する)に噴射口が向けられた摺動部すすぎノズル14
5が設けられている。一方、ラック111の下方には、
下洗浄ノズル119及び下すすぎノズル121が配設さ
れている。更にその下方には、下洗浄水管147及び下
すすぎ水管149が配設されている。下洗浄ノズル11
9及び下すすぎノズル121は、下洗浄水管147と下
すすぎ水管149との間に設けられた下ノズル軸受12
3によって、上洗浄ノズル113及び上すすぎノズル1
15と同様に回転可能に支持されている。
【0010】次に、ラック111よりも上方の部分を更
に詳細に説明する。尚、ラック111よりも下方の部分
については、後述する摺動部すすぎノズル145に対応
した構造及び動作を除いて、ラック111よりも上方の
部分とほぼ同様であるため、その説明は省略する。図2
は、上洗浄ノズル113、上すすぎノズル115及び上
ノズル軸受117等の中央部分を拡大して示した断面図
である。上洗浄水管125と上すすぎ水管127とは、
対向する方向から上ノズル軸受117に接続されてい
る。上ノズル軸受117の内部は、内側管151と外側
管153とが互いに隔絶された二重管構造になってい
る。その内側管151は、上すすぎ水管127と接続し
ており、内側管151内には、図2において黒く塗りつ
ぶされた矢印で示されるすすぎ水が流れるようになって
いる。一方、内側管151の周りに位置する外側管15
3は、上洗浄水管125と接続しており、外側管153
内には、図2において中が塗りつぶされていない矢印で
示される洗浄水が流れるようになっている。
【0011】上ノズル軸受117の下方には、上洗浄ノ
ズル113が配設されている。上洗浄ノズル113は、
図1及び図2に示されるように、横方向に延びる中空の
部材であって、下面には、洗浄水を噴射する図示しない
複数の洗浄水噴射口が穿設されている。この洗浄水噴射
口は、洗浄水を噴射した際の反力によって上洗浄ノズル
113自体が回転するような向きに形成されている。上
洗浄ノズル113は、上ノズル軸受117の外側管15
3と連通しており、上洗浄ノズル113の内部には、洗
浄水が供給されるようになっている。更に、前述した内
側管151は、上洗浄ノズル113を通り更に下方の上
すすぎノズル115の上部まで延びており、上洗浄ノズ
ル113を通る部分には、少なくとも1つの(本実施形
態では2つの)連通穴155が形成されている。したが
って、上洗浄ノズル113の内部には、連通穴155を
通ってすすぎ水も供給されるようになっている(ちなみ
に、洗浄水は、連通穴155を通って上すすぎノズル1
15に供給されないようになっている)。また、上洗浄
ノズル113の上側回転摺動部分129と下側回転摺動
部分131には、適宜な摺動部材が設けられていて、上
洗浄ノズル113は、この摺動部材を介して上ノズル軸
受117に回転可能に支持されている。
【0012】上洗浄ノズル113の下方には、上すすぎ
ノズル115が配設されている。上すすぎノズル115
は、中空の部材であって、前述した内側管151に接続
もしくは近接するように上方に突出する管部分115a
と、横方向に延びる腕部分115bとからなる。腕部分
115bの上部及び下部には、すすぎ水を噴射する図示
しない複数のすすぎ水噴射口が穿設されている。すすぎ
水噴射口は、すすぎ水を噴射した際の反力によって上す
すぎノズル115自体が回転するような向きに形成され
ている。上すすぎ水管127のすすぎ水は、内側管15
1、管部分115aを通って腕部分115bに到達す
る。上すすぎノズル115の管部分115aと上ノズル
軸受117との間には、すすぎノズルホルダ157が配
設されている。すすぎノズルホルダ157は、上ノズル
軸受117の下部に固定されていて、上すすぎノズル1
15は、すすぎノズルホルダ157に回転可能に取り付
けられている。尚、図1等に示された下ノズル軸受12
3の内部の構造は、上ノズル軸受117の内部の構造と
同様であってもよく、下ノズル軸受123の内側管、外
側管及び連通穴についても、上述した“内側管151、
外側管153及び連通穴155”を用いて説明した通り
である。また、下すすぎノズル121の管部分及び腕部
分についても、上述した“管部分115a及び腕部分1
15b”を用いて説明した通りである。
【0013】次に、本発明の特徴である摺動部すすぎノ
ズル145について説明する。摺動部すすぎノズル14
5は、上側回転摺動部分129に直接的にすすぎ水を噴
射できることが必要であるが、本実施形態においては、
摺動部すすぎノズル145は、内側管151と連通する
ように上ノズル軸受117に設けられている。したがっ
て、摺動部すすぎノズル145を取り付けのための複雑
な配管およびそれに伴う変更コストを省くことができ
る。摺動部すすぎノズル145の噴射口は、上洗浄ノズ
ル113の上側回転摺動部分129に向けられている。
本実施形態の摺動部すすぎノズル145は、噴射が広が
るタイプのスプレーノズルを用いており、それによっ
て、噴射できる範囲を広げて、1つの摺動部すすぎノズ
ル145(換言すれば1つの噴射口)で期待される効果
が得られるようになっているが、噴射範囲は狭くなるが
集中的により強力な噴射が可能なタイプの摺動部すすぎ
ノズルを1つ以上設けてもよい。摺動部すすぎノズル1
45は、上すすぎノズル115及び下すすぎノズル12
1によって食器109がすすがれる際に、上側回転摺動
部分129に連続的にすすぎ水を噴射する。
【0014】次に、本実施形態の食器洗浄機105の作
動について説明する。図1において、食器109をラッ
ク111にセットし洗浄を開始すると、上ノズル軸受1
17及び下ノズル軸受123の外側管153内には、上
洗浄水管125及び下洗浄水管147から洗浄水(洗浄
湯でもよい)が供給される。外側管153内に供給され
た洗浄水は、上洗浄ノズル113及び下洗浄ノズル11
9に流入し、上洗浄ノズル113の下面、及び下洗浄ノ
ズル119の上面に穿設された複数の洗浄水噴射口から
食器109に噴射される。このとき、上洗浄ノズル11
3及び下洗浄ノズル119は、上述した構造によって回
転しながら洗浄水を食器109に万遍なく噴射する。
尚、使用する洗浄水は洗浄室107内で循環させるた
め、噴射量の多い好適な洗浄作業が可能となっている。
食器109の汚れが落ち洗浄が完了すると、上洗浄水管
125及び下洗浄水管147からの洗浄水の供給が停止
し、上洗浄ノズル113及び下洗浄ノズル119の回
転、洗浄水の噴射が停止する。
【0015】洗浄作業が終わると今度はすすぎ作業が始
まる。上ノズル軸受117及び下ノズル軸受123の内
側管151内には、上すすぎ水管127及び下すすぎ水
管149からきれいなすすぎ水(すすぎ湯でもよい)が
供給される。内側管151内のすすぎ水の大部分は、上
すすぎノズル115及び下すすぎノズル121の管部分
115aを通って腕部分115bに供給される。また、
内側管151内のすすぎ水の一部は、途中に設けられた
連通穴155から上洗浄ノズル113及び下洗浄ノズル
119に流入し、それらの内部をすすいできれいにす
る。腕部分115bに到達したすすぎ水は、図1に矢視
されるように、上述したすすぎ水噴射口より上すすぎノ
ズル115及び下すすぎノズル121の各上下方向に噴
射され、食器109はもちろん洗浄室107の天井や側
壁等、更に上洗浄ノズル113及び下洗浄ノズル119
に付着した洗浄水をきれいに洗い流す。また、この噴射
によって、上洗浄ノズル113の下側回転摺動部分13
1に残留している洗浄水もきれいに洗い流される。尚、
上すすぎノズル115及び下すすぎノズル121は、上
述した構造によって、回転しながら洗浄水を万遍なく噴
射する。こうして、食器109のすすぎが完了する。
【0016】本実施形態では、上述したすすぎ作業と並
行して、摺動部すすぎノズル145からもすすぎ水が噴
射される。摺動部すすぎノズル145から噴射される洗
浄水は、主に、上洗浄ノズル113の上側回転摺動部分
129に噴射される。上側回転摺動部分129には、上
洗浄ノズル113と上ノズル軸受117とが相対的な回
転関係にあるため、必ず微小な隙間が生じていて、洗浄
作業の際に噴射される洗浄水が滞留水として残留してい
る。しかし、この滞留水は、摺動部すすぎノズル145
から噴射されるすすぎ水によって除去される。尚、摺動
部すすぎノズル145からの噴射は、並行して行われる
上すすぎノズル115及び下すすぎノズル121からの
すすぎ水の噴射時間に亙って連続して行われる。また、
従来のように噴射されたすすぎ水が跳ね返り等によって
間接的に回転摺動部分に到達するのとは異なり、上側回
転摺動部分129に直接的に噴射されるので、滞留水は
確実にすすぎ落とされる。尚、上述した摺動部すすぎノ
ズル145は、上すすぎ水管127自体に直接形成され
ていてもよい。
【0017】次に、図3及び図4を参照して、本発明の
別の実施形態に係る食器洗浄機205について説明す
る。この食器洗浄機205は、食器洗浄機105の摺動
部すすぎノズル145に代えて上ノズル軸受217を備
えている点以外は、食器洗浄機105と同様な構造であ
ってもよいので、同様な部分についての説明は省略す
る。尚、この食器洗浄機205にも前述の摺動部すすぎ
ノズル145を設けてもよいことは言うまでもない。図
3は、食器洗浄機205の断面図であり、図4は、図3
の上すすぎ水管127と、これに接続される上ノズル軸
受217内の管構造との図示を省略し、上洗浄ノズル1
13、上すすぎノズル115及び上ノズル軸受217等
の中央部分を拡大して示した断面図である。上ノズル軸
受217の内部構造は、上ノズル軸受117と同様に二
重管構造でよい。この実施形態によると、上ノズル軸受
217の頂面には、図示のものでは中央部が最も下方に
位置する凹部259が形成されている。また、本実施形
態では、凹部259の最下方部には、水除去穴261が
穿設されている。水除去穴261は、上ノズル軸受21
7内の外側管153に連通している。尚、水除去穴26
1の穿設場所や個数は、本実施形態に限定されるわけで
はなく、必要に応じて変えてもよい。
【0018】図3において、上洗浄水管125及び下洗
浄水管147より供給された洗浄水は、上洗浄ノズル1
13及び下洗浄ノズル119に穿設された洗浄水噴射口
より食器109に向けて噴射される。このとき、外側管
153と連通する水除去穴261からも洗浄水がわずか
に噴射される。洗浄水によって食器109の汚れが除去
されると、洗浄作業が終了する。洗浄水の供給がストッ
プして間もなくは、上ノズル軸受217の凹部259
に、洗浄水が滞留水239として残留していることがあ
りうるが、時間がたつにつれて、滞留水239は、徐々
に水除去穴261から外側管153に流入し、上ノズル
軸受217の頂面から除去される。また、引き続くすす
ぎ作業では、上すすぎノズル115から噴射されるすす
ぎ水が凹部259に落下することがあるが、それによっ
て従来のように洗浄水が食器109に垂れることはな
く、凹部259の水除去穴261から外側管153に流
入する。したがって、本実施形態の水除去穴261は、
食器109への液だれを防止するだけでなく、凹部25
9内に溜まった洗浄水及びすすぎ水を再利用することも
可能であるため、洗浄水及びすすぎ水の循環の点でも望
ましい。
【0019】図5には、食器洗浄機205の改変実施形
態である食器洗浄機305の上ノズル軸受317周辺が
示されている。食器洗浄機305は、上記食器洗浄機2
05において凹部259の代わりにドーム状部359を
備えたものである。上ノズル軸受317の頂面には、中
央が最も上方に位置するドーム状部359が形成されて
いる。尚、ドーム状部359以外の部分は、食器洗浄機
105又は食器洗浄機205の構造と同様であってもよ
いので説明は省略する。食器洗浄機305において、上
洗浄水管及び下洗浄水管より供給された洗浄水は、上洗
浄ノズル113及び下洗浄ノズルに穿設された洗浄水噴
射口より食器に向けて噴射される。食器の洗浄が終了す
ると、上すすぎノズル115及び下すすぎノズル121
よりすすぎ水が噴射される。このうち上すすぎノズル1
15から噴射されたすすぎ水の一部は、上方から上ノズ
ル軸受317に降り注ぐものもあるが、ドーム状部35
9の傾斜によって上ノズル軸受317の頂面に残留する
ことなく下方に流下する。
【0020】更に、図6には、食器洗浄機205,30
5とは別の改変実施形態である食器洗浄機405が示さ
れている。また、図9は、図6において符号IXで示さ
れる矢印の方向から上すすぎノズル415等を見ている
ことを前提とし、かつ便宜上、上すすぎ水管127、上
ノズル軸受117及び上洗浄水管125を省いた状態
で、上洗浄ノズル113と上すすぎノズル415との関
係を示す説明図である。尚、食器洗浄機405は、上述
した食器洗浄機105の摺動部すすぎノズル145、食
器洗浄機205の凹部259(水除去穴261も含
む)、食器洗浄機305のドーム状部359等を選択的
に備えていてもよい。食器洗浄機405において、図6
に横方向に延びる部材として示される上洗浄ノズル11
3の端部471,473は、図9に示されるように各々
がT字形に形成されている。上洗浄ノズル113には、
上記食器洗浄機105等の洗浄水噴射口と同様な態様の
図示しない洗浄水噴射口が複数穿設されている。上洗浄
ノズル113の下方には、上すすぎノズル415が設け
られている。上すすぎノズル415には、上記食器洗浄
機105等のすすぎ水噴射口と同様な態様の図示しない
すすぎ水噴射口が複数穿設されていると共に、外向き噴
射口463及び内向き噴射口465が設けられている。
【0021】次に、外向き噴射口463及び内向き噴射
口465について説明する。図7は、外向き噴射口46
3を含む上すすぎノズル415の要部を拡大した側面図
であり、図8は、図7において符号VIIIで示される
矢印の方向から上すすぎノズル415を見た場合の平面
図である。本改変実施形態では、外向き噴射口463及
び内向き噴射口465は、図8及び図9に示されるよう
に、各々横方向(上すすぎノズル415に対してほぼ垂
直方向)に突出して設けられている。しかし、両者の突
出方向については、図6及び図9に示されるように、上
すすぎノズル415を挟んでそれぞれ反対方向に突出し
ている。外向き噴射口463は、図6及び図9から諒解
されるように、外向き噴射口463からみて上すすぎノ
ズル415の回転中心部分467と同方向にある端部4
15bではなく、反対方向にある端部415aに向けら
れて形成されている。すなわち、外向き噴射口463
は、上すすぎノズル415の回転中心部分467の近傍
において、図6及び図9から分かるように、回転中心部
分467と逆方向を指向している。一方、内向き噴射口
465は、上すすぎノズル415の端部415bにおい
て、回転中心部分467に向けられて形成されている。
【0022】外向き噴射口463の開口463aは、図
8に示されるように、通路463bを介して上すすぎノ
ズル415の内部と連通している。開口463aの外方
には、開口463aから噴出するすすぎ水が広角度に広
がるような案内部463cが設けられている。この案内
部463cによるすすぎ水の広がり方は、図6に示され
るように縦方向に広がるだけでなく、図9に示されるよ
うに横方向にも広がる。また、内向き噴射口465は、
本改変実施形態では上すすぎノズル415における配設
場所及び指向方向が異なる以外は外向き噴射口463と
同様な構造からなる。尚、本改変実施形態では外向き噴
射口463及び内向き噴射口465は各1つずつである
が、必要に応じて複数個配設しその効果を増大させても
よい。また、外向き噴射口463と内向き噴射口465
との上記突出方向は同方向でもよく、更に、回転中心部
分467を境に上すすぎノズル415の片側だけに外向
き噴射口463及び内向き噴射口465の両方が設けら
れていてもよい。
【0023】次に、上述した食器洗浄機405の動作に
ついて説明する。図6において、上洗浄水管125及び
下洗浄水管147から供給された洗浄水は、上洗浄ノズ
ル113及び下洗浄ノズル119に穿設された洗浄水噴
射口より食器109に向けて噴射される。洗浄水によっ
て食器109の汚れが除去されると、洗浄作業が終了
し、すすぎ作業が始まる。上すすぎ水管127及び下す
すぎ水管149から供給されたすすぎ水は、上すすぎノ
ズル415及び下すすぎノズル121に穿設されたすす
ぎ水噴射口より噴射される。本改変実施形態においても
上述したすすぎ水噴射口の構造によって、上すすぎノズ
ル415等が回転しながらすすぎ水を噴射するため、す
すぎ水は、食器109、上洗浄ノズル113及び下洗浄
ノズル119等に万遍なく噴射されて洗浄水がきれいに
すすぎ落とされる。これと同時に、上すすぎノズル41
5の外向き噴射口463及び内向き噴射口465からも
すすぎ水が噴射される。まず、内向き噴射口465及び
外向き噴射口463から広角度に広がって噴射されたす
すぎ水は、図9に示されるような上すすぎノズル415
の回転に伴って、上洗浄ノズル113の下面や側面にぶ
つかって、そこに付着していた洗浄水をすすぎ落とす。
更に、側面にぶつかったすすぎ水の一部は、噴射の勢い
によって上洗浄ノズル113の上面にも到達しそこにあ
る洗浄水をもすすぎ落とす。このうち、内向き噴射口4
65からの噴射では、特に上洗浄ノズル113及び上す
すぎノズル415の中央部や、上洗浄ノズル113の上
側回転摺動部分129及び下側回転摺動部分131等が
きれいにすすげる。一方、外向き噴射口463からの噴
射では、図9に示される上洗浄ノズル113の端部47
1,473のうち、T字形の脚部と水平部の接続箇所で
ある屈曲部分469や、図6に示される上洗浄ノズル1
13の端部471,473の上面475等の従来すすぐ
ことが困難であった部分をすすぐことが可能である。
【0024】尚、上記に本発明のいくつかの実施形態
を、食器洗浄機に適用した場合について説明したが、本
発明を実施した洗浄機の洗浄対象は、食器でなくてもよ
く、ホーク、スプーン又は包丁といった食事や調理に用
いるものはもちろん、その他の物品であってもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
本発明の洗浄機によれば、上洗浄ノズルの上部の回転摺
動部分の近傍に、前記上部の回転摺動部分に向けてすす
ぎ液を噴射することで該上部の回転摺動部分に滞留した
洗浄液を除去する噴射口を少なくとも1つ備えたので、
従来確実なすすぎが困難であった上洗浄ノズルの上部の
回転摺動部分に残った洗浄液を確実にすすぐことができ
るようになった。請求項2に記載の洗浄機によれば、前
記噴射口は、上すすぎノズルにすすぎ液を供給するため
の導管に設けられているので、他の部分に設ける場合に
比べて、該噴射口設置に伴う複雑な配管および変更コス
ト等を省略することができる。
【0026】請求項3に記載の洗浄機によれば、上ノズ
ル軸受の頂面に凹部を形成したので、前記頂面が平面で
ある場合に比べて、残留した洗浄液が被洗浄物に落下し
にくくなる。請求項4に記載の洗浄機によれば、請求項
3に記載の凹部に、前記上ノズル軸受内の洗浄液の流路
に連通する穴を少なくとも1つ穿設したので、請求項3
に記載の洗浄機によって奏する効果に加えて、前記凹所
内に残留した洗浄液を迅速に除去することができ、更に
確実に被洗浄物への洗浄液の落下を防止することができ
る。請求項5に記載の洗浄機によれば、請求項3に記載
の凹部に代えて、前記頂面をドーム状に形成したので、
該頂面に洗浄液が残留することを防止することができ
る。
【0027】請求項6に記載の洗浄機によれば、上すす
ぎノズルに、該上すすぎノズルの回転中心部分と逆方向
を指向した第1噴射口を設けたので、従来確実なすすぎ
が困難であった上洗浄ノズルの端部の上面周辺に残留し
た洗浄液を除去することができる。請求項7に記載の洗
浄機によれば、請求項6に記載の上洗浄ノズルの端部の
各々は、T字形の平面形状を有し、前記第1噴射口は、
前記T字形の水平部と脚部との接続箇所である屈曲部分
にすすぎ液を噴射可能に前記上すすぎノズルの前記回転
中心部分の近傍に形成されているので、従来確実なすす
ぎが困難であった上洗浄ノズルの端部の屈曲部分にも、
すすぎ液を噴射することができ、同部分に関する確実な
すすぎが可能となった。請求項8に記載の洗浄機によれ
ば、請求項6又は7に記載の上すすぎノズルの端部に
は、前記回転中心部分を指向する第2噴射口が設けられ
ているので、各端部だけでなく中央部をも含んだ上洗浄
ノズルの上面全体をすすぎ液で同時にすすぐことが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に従って摺動部すすぎノ
ズルを有する食器洗浄機の洗浄室内の断面図である。
【図2】 図1の食器洗浄機の上洗浄ノズル及び上すす
ぎノズル等周辺の部分拡大断面図である。
【図3】 上ノズル軸受の頂面に凹部を有する本発明の
別の実施形態に係る食器洗浄機の洗浄室内の断面図であ
る。
【図4】 図3の食器洗浄機の上ノズル軸受等周辺の部
分拡大断面図である。
【図5】 上ノズル軸受の頂面にドーム状部を有する本
発明の更に別の実施形態に係る食器洗浄機の洗浄室内の
断面図である。
【図6】 上すすぎノズルに外向き及び内向き噴射口を
有する本発明の他の実施形態に係る食器洗浄機の洗浄室
内の断面図である。
【図7】 図6の外向き噴射口周辺の拡大側面図であ
る。
【図8】 外向き噴射口を図7の符号VIIIで示され
る矢印の方向から見た平面図である。
【図9】 図6において符号IXで示される矢印の方向
から見た上洗浄ノズルと上すすぎノズルとの関係を示す
説明図である。
【図10】 従来の食器洗浄機の洗浄室内の断面図であ
る。
【符号の説明】
105,205,305,405…食器洗浄機(洗浄
機)、107…洗浄室、109…食器(被洗浄物)、1
11…ラック(台)、113…上洗浄ノズル、115,
415…上すすぎノズル、415b…端部(上すすぎノ
ズルの端部)、117,217,317…上ノズル軸
受、127…上すすぎ水管(導管)、129…上側回転
摺動部分(上洗浄ノズルの上部の回転摺動部分)、14
5…摺動部すすぎノズル(噴射口)、151…内側管
(導管)、153…外側管(上ノズル軸受内の洗浄液の
流路)、259…凹部、261…水除去穴(穴)、35
9…ドーム状部、463…外向き噴射口(第1噴射
口)、465…内向き噴射口(第2噴射口)、467…
回転中心部分、469…屈曲部分(T字形の水平部と脚
部の接続箇所)、471,473…端部(上洗浄ノズル
の端部)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被洗浄物を置く台と、該台の上方に各々
    回転可能に支持された上洗浄ノズル及び上すすぎノズル
    とを含んだ洗浄機において、前記上洗浄ノズルの上部の
    回転摺動部分の近傍には、前記上部の回転摺動部分に向
    けてすすぎ液を噴射することで該上部の回転摺動部分に
    滞留した洗浄液を除去する噴射口を少なくとも1つ備え
    ていることを特徴とする洗浄機。
  2. 【請求項2】 前記噴射口は、前記上すすぎノズルにす
    すぎ液を供給するための導管に設けられていることを特
    徴とする請求項1に記載の洗浄機。
  3. 【請求項3】 被洗浄物を置く台と、該台の上方に設け
    れた上洗浄ノズル及び上すすぎノズルと、前記上洗浄ノ
    ズル及び上すすぎノズルを回転可能に支持する上ノズル
    軸受とを含んだ洗浄機において、前記上ノズル軸受の頂
    面に凹部を形成したことを特徴とする洗浄機。
  4. 【請求項4】 前記凹部には、前記上ノズル軸受内の洗
    浄液の流路に連通する穴が少なくとも1つ穿設されてい
    ることを特徴とする請求項3に記載の洗浄機。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の洗浄機において、前記
    凹部に代えて、前記頂面をドーム状に形成したことを特
    徴する洗浄機。
  6. 【請求項6】 被洗浄物を置く台と、該台の上方に各々
    回転可能に支持された上洗浄ノズル及び上すすぎノズル
    とを含んだ洗浄機において、前記上すすぎノズルには、
    該上すすぎノズルの回転中心部分と逆方向を指向した第
    1噴射口が設けられていることを特徴とする洗浄機。
  7. 【請求項7】 前記上洗浄ノズルの端部の各々はT字形
    の平面形状を有し、前記第1噴射口は、前記T字形の水
    平部及び脚部の接続箇所に向けてすすぎ液を噴射可能に
    前記上すすぎノズルの前記回転中心部分の近傍に形成さ
    れていることを特徴とする請求項6に記載の洗浄機。
  8. 【請求項8】 前記上すすぎノズルの端部には、前記回
    転中心部分を指向する第2噴射口が設けられていること
    を特徴とする請求項6又は7に記載の洗浄機。
JP00253896A 1996-01-10 1996-01-10 洗浄機 Expired - Fee Related JP3568306B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00253896A JP3568306B2 (ja) 1996-01-10 1996-01-10 洗浄機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00253896A JP3568306B2 (ja) 1996-01-10 1996-01-10 洗浄機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09187413A true JPH09187413A (ja) 1997-07-22
JP3568306B2 JP3568306B2 (ja) 2004-09-22

Family

ID=11532166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00253896A Expired - Fee Related JP3568306B2 (ja) 1996-01-10 1996-01-10 洗浄機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3568306B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000020135A1 (en) * 1998-10-05 2000-04-13 Aarne Hurskainen Arrangement of an apparatus intended for process washing
JP2006150291A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Nomura Micro Sci Co Ltd 洗浄装置
KR20100007345U (ko) * 2009-01-09 2010-07-19 동양매직 주식회사 식기세척기의 이물질 제거장치
JP2015155777A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 ホシザキ電機株式会社 加熱調理器
CN108672373A (zh) * 2018-08-10 2018-10-19 江西锦囊商旅信息有限公司 一种可快速清洗的市政工程施工工具专用清洗设备
CN111495863A (zh) * 2020-04-27 2020-08-07 漯河市质量技术检验测试中心 一种用于食品安全检测分析的器械处理装置及其处理方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000020135A1 (en) * 1998-10-05 2000-04-13 Aarne Hurskainen Arrangement of an apparatus intended for process washing
US6575179B1 (en) 1998-10-05 2003-06-10 Aarne Hurskainen Arrangement of an apparatus intended for process washing
JP2006150291A (ja) * 2004-11-30 2006-06-15 Nomura Micro Sci Co Ltd 洗浄装置
JP4503426B2 (ja) * 2004-11-30 2010-07-14 野村マイクロ・サイエンス株式会社 洗浄装置
KR20100007345U (ko) * 2009-01-09 2010-07-19 동양매직 주식회사 식기세척기의 이물질 제거장치
JP2015155777A (ja) * 2014-02-20 2015-08-27 ホシザキ電機株式会社 加熱調理器
CN108672373A (zh) * 2018-08-10 2018-10-19 江西锦囊商旅信息有限公司 一种可快速清洗的市政工程施工工具专用清洗设备
CN111495863A (zh) * 2020-04-27 2020-08-07 漯河市质量技术检验测试中心 一种用于食品安全检测分析的器械处理装置及其处理方法
CN111495863B (zh) * 2020-04-27 2021-04-06 漯河市质量技术检验测试中心 一种用于食品安全检测分析的器械处理装置及其处理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3568306B2 (ja) 2004-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2686421B2 (ja) 食器洗浄機の補助洗浄装置
US7931754B2 (en) Dishwasher with mist cleaning
JP3124275B1 (ja) 食器洗浄機
JPH10225421A (ja) 食器洗浄機の洗浄水噴射装置
JPH09187413A (ja) 洗浄機
KR100991817B1 (ko) 곡물 및 야채 복합형 세척기
JP2005185664A (ja) 食器洗浄機
KR102493157B1 (ko) 식기세척기
KR20060013790A (ko) 집중 세척 기능이 구비된 식기 세척기
CN111328269B (zh) 洗碗机喷射臂组件
KR200389491Y1 (ko) 식기세척기의 상부 세척수 분사노즐 설치구조
JP2006288923A (ja) 食器洗い機
WO2018219470A1 (en) Liquid spraying device for a dishwasher with improved cleaning performance
JP2585389Y2 (ja) 食器洗浄機
JPH04200430A (ja) 食器洗い機
JP4146771B2 (ja) 食器洗浄機
CN113729584B (zh) 一种具有洗锅功能的清洗机及清洗方法
JP4451719B2 (ja) 食器洗い機
JP2004065356A (ja) 食器洗い機
JP2006198052A (ja) 食器洗浄機
JPH0448795Y2 (ja)
JPH0637816Y2 (ja) 食缶洗浄装置
JPH06315450A (ja) 食器洗い乾燥機
JP3823566B2 (ja) 食器洗い機
KR0176943B1 (ko) 식기세척기의 세척수 분사아암

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040116

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20040127

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Effective date: 20040326

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040608

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040615

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees