JPH11156320A - 容器洗浄装置 - Google Patents
容器洗浄装置Info
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- JPH11156320A JPH11156320A JP34390997A JP34390997A JPH11156320A JP H11156320 A JPH11156320 A JP H11156320A JP 34390997 A JP34390997 A JP 34390997A JP 34390997 A JP34390997 A JP 34390997A JP H11156320 A JPH11156320 A JP H11156320A
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Abstract
ホルダ4を搬送する搬送手段と、搬送される容器の上方
に位置し、容器に洗浄液を噴射する洗浄手段とを備えた
容器洗浄装置において、上記洗浄手段は、底面9と側壁
8を有して供給される洗浄液を貯溜する液溜め部材7
と、上記液溜め部材7の底面15に複数の洗浄ノズル1
6を設けると共に、上記液溜め部材7に貯溜された洗浄
液が流れる洗浄液通路の途中に整流用羽根18を設けた
容器洗浄装置。 【効果】 容器全面に洗浄液を接触させることができ、
洗浄効率が良い。さらに、洗浄ノズルのノズル径を大き
くできるので、ゴミが詰まり難い。また、詰まっても清
掃が容易である。
Description
り、特に洗浄ノズルに整流用羽根を設けることによっ
て、容器全体に万遍無く洗浄液を当てることができ、洗
浄効率を高めた容器洗浄装置に関するものである。
壜を洗浄する場合、ラベルに洗浄液を充分に浸して、ラ
ベルが容器から剥がれ易くする必要がある。従来は、洗
浄ノズルにより容器の外面に洗浄水を噴射する技術、シ
ャワーパンにより容器の上方から洗浄水を噴射する技
術、洗浄水を貯溜した浸漬槽に容器を浸す技術が存在し
ている。
容器を洗浄する場合は、洗浄水の噴射範囲が限定され、
容器外面の全てに洗浄水を当てるには洗浄ノズルが多数
必要となった。また、ノズル口が小径のためゴミが詰ま
り易く、清掃に手間がかかるという欠点があった。
場合は、シャワーパンに存在するシャワー孔から流出す
る洗浄水に渦が発生して整流状態が乱れないように、貯
溜する洗浄水の水位をある程度高くしなければならない
が、水位が高いと流出する洗浄水圧が高くなり、容器に
当たると跳ね返ってしまい、容器の外周全てに洗浄水が
接触せず洗浄効率が悪いという欠点があった。
型となり、さらに浸漬槽で容器を反転しなければならな
いので、容器を収容するホルダは容器のほぼ全周を覆わ
なければならず、仕上げ洗浄の際の洗浄水が当り難くく
なるという欠点があった。
成により洗浄ノズルに整流用羽根を設けることにより、
渦流を無くし、容器全面に洗浄液を当てることができる
洗浄効率の良い容器洗浄装置を得ることを目的とするも
のである。
決するために、次のような技術手段を採用した。請求項
1記載の発明においては、容器を倒立した状態で保持す
るホルダと、ホルダを搬送する搬送手段と、搬送される
容器の上方に位置し、容器に洗浄液を噴射する洗浄手段
とを備えた容器洗浄装置において、上記洗浄手段は、底
面と側壁を有して供給される洗浄液を貯溜する液溜め部
材と、上記液溜め部材の底面に複数の洗浄ノズルを設け
ると共に、上記液溜め部材に貯溜された洗浄液が流れる
洗浄液通路の途中に整流用羽根を設けるという技術手段
を採用した。
記載の発明に加えて、上記整流用羽根は、上記洗浄ノズ
ルの洗浄液取り込み口の周囲に設けるという技術手段を
採用した。
記載の発明に加えて、上記整流用羽根は、上記洗浄ノズ
ル内部に設けるという技術手段を採用した。
記載の発明に加えて、洗浄ノズルから噴射される洗浄液
は、容器1本当り3リットル/分以上の容量で、且つ、
噴射圧が0.05Kg/cm2以下であるという技術手
段を採用した。
面で詳細に説明する。図1に示すものは、本発明に係る
実施例の容器洗浄装置の全体を示す概略正面図である。
複数のスプロケット2を配設し、各スプロケット2に無
端状の容器搬送装置3を掛け渡している。この容器搬送
装置3は、従来公知のように、進行方向両側のチェンと
両チェン間に設けた多数のブラケットと、各ブラケット
に設けた多数のホルダ4とを備えており、各ホルダ4内
に収容した容器を搬送するようになっている。
装置3のホルダ4内に容器を供給する容器供給部5を設
けると共に、この容器供給部5の他方側に前記ホルダ4
から容器を排出する容器排出部6を設けている。前記容
器供給部5から容器搬送装置3のホルダ4内に供給され
た容器は、後述するシャワーパン7による外面洗浄と、
噴射ノズル10による外面洗浄を複数回行った後、仕上
げ洗浄されて排出される。
について詳細に説明する。図2はシャワーパン7の平面
図、図3は図1における要部拡大図である。シャワーパ
ン7は側壁8と底面9とを有し、給液管11から供給さ
れる洗浄液を貯溜可能な構造となっており、ホルダ4内
に収容されている容器の上方から容器に洗浄液を吐出す
る。なお、図3において容器の進行方向は矢印Bの通り
図の右方向である。
11は、シャワーパン7の上方に横断して設けられてお
り、給液管11の底面の複数箇所に設けられた排液口1
2から洗浄液を吐出する。給液管11の排液口12とシ
ャワーパン7の底面9との間には箱型の洗浄液案内部材
13が設けられている。洗浄液案内部材13は、側壁1
4と底面15とを備え、上面は開放しており、供給され
る洗浄液は洗浄液案内部材13内に貯溜されて水位が上
昇し、やがて上面からオーバーフローしてシャワーパン
7に送られる。これにより洗浄液は洗浄液案内部材13
内で吐出の勢いを弱められると共にシャワーパン7全域
に送られる。また、洗浄液案内部材13は、シャワーパ
ン7の補強の働きも行っている。
容器の間隔に一致するように複数の洗浄液取り込み口1
7が設けられており、そこから垂直方向直下に延びる円
筒状の洗浄ノズル16が固定されている。さらに、洗浄
液取り込み口17の周囲で且つ洗浄ノズル16の上部に
90度ずつの角度で配置された4枚の整流用羽根18が
設けられている(図4、図5参照)。なお、本実施例で
は、整流用羽根18は上記のような構成としたが、これ
に限ったものではなく、例えば120度ずつ3枚や60
度ずつ6枚等でも良い。
から離れた位置に設けても良いし、洗浄液取り込み口1
7の周囲ではなく、図6、図7に示すように洗浄ノズル
16の内部に設けても良い。さらに、洗浄液を貯溜する
のは、シャワーパン7に限ったものではなく、例えば角
パイプのような構成でも良い。
いて説明する。容器供給部5により容器搬送装置3のホ
ルダ4内に供給された容器は、間欠搬送されてシャワー
パン7の下方に搬送される。シャワーパン7では、給液
管11の排液口12から洗浄液が吐出され、洗浄液案内
部材13に供給される。そして洗浄液案内部材13の収
容量以上の洗浄液が供給されると、洗浄液案内部材13
の上面からオーバーフローして、図2の矢印Aの方向か
らシャワーパン7に流れ出る。
程度の低い高さに貯溜するように排液口12から吐出量
を調整しており、容器に吐出する際の水圧を弱めて、容
器によって洗浄液が跳ね返らず、全周に接触するように
している。
浄液取り込み口17の方に向かって流れ、洗浄液取り込
み口17の周囲に設けられている整流用羽根18に衝突
することによって水流が一担停止され、低い水位でも渦
が発生せず整流した状態で洗浄ノズル16内へ流出す
る。
発生を防止するので、洗浄ノズル16の径を大きくする
ことができ、ゴミが詰まり難くなっている。容器はシャ
ワーパン7による洗浄と噴射ノズル10による洗浄を複
数回行った後、仕上げ洗浄され、容器排出部6により排
出される。
設けられた洗浄液取り込み口17の周囲には整流用羽根
18が備えてあるので、貯溜する洗浄水の水位を低くし
ても、洗浄液取り込み口17に流れ込む洗浄水には渦が
発生せず、整流した状態で洗浄ノズル16に送られる。
そして、水位を低くすることにより洗浄ノズル16から
吐出される洗浄液の圧力を低くすることができるので、
容器の外面に跳ね返ることなく全周に洗浄液が接触する
こととなり、効率の良い洗浄が行える。また、整流用羽
根18で渦の発生を防止するので、洗浄ノズル16の径
を大きくすることができ、ゴミが詰まり難くなる。
る洗浄水量が3リットル/分以上で、吐出圧が0.05
Kg/cm2以下で洗浄するのが望ましい。
次の効果を得ることができる。 (1)容器全面に洗浄液を接触させることができ、洗浄
効率が良い。 (2)洗浄ノズルのノズル径を大きくできるので、ゴミ
が詰まり難い。また、詰まっても清掃が容易である。
示す概略正面図である。
示す平面図である。
ある。
図である。
面図である。
ット 3‥‥容器搬送装置 4‥‥ホルダ 5‥‥容器供給部 6‥‥容器排出
部 7‥‥シャワーパン 8‥‥側壁 9‥‥底面 10‥‥噴射ノズ
ル 11‥‥給液管 12‥‥排液口 13‥‥洗浄液案内部材 14‥‥側壁 15‥‥底面 16‥‥洗浄ノ
ズル 17‥‥洗浄液取り込み口 18‥‥整流用
羽根
Claims (4)
- 【請求項1】 容器を倒立した状態で保持するホルダ
と、ホルダを搬送する搬送手段と、搬送される容器の上
方に位置し、容器に洗浄液を噴射する洗浄手段とを備え
た容器洗浄装置において、上記洗浄手段は、底面と側壁
を有して供給される洗浄液を貯溜する液溜め部材と、上
記液溜め部材の底面に複数の洗浄ノズルを設けると共
に、上記液溜め部材に貯溜された洗浄液が流れる洗浄液
通路の途中に整流用羽根を設けたことを特徴とする容器
洗浄装置。 - 【請求項2】 上記整流用羽根は、上記洗浄ノズルの洗
浄液取り込み口の周囲に設けたことを特徴とする請求項
1記載の容器洗浄装置。 - 【請求項3】 上記整流用羽根は、上記洗浄ノズル内部
に設けたことを特徴とする請求項1記載の容器洗浄装
置。 - 【請求項4】 上記洗浄ノズルから噴射される洗浄液
は、容器1本当り3リットル/分以上の容量で、且つ、
噴射圧が0.05Kg/cm2以下であることを特徴と
する請求項1記載の容器洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34390997A JP3964027B2 (ja) | 1997-11-29 | 1997-11-29 | 容器洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34390997A JP3964027B2 (ja) | 1997-11-29 | 1997-11-29 | 容器洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11156320A true JPH11156320A (ja) | 1999-06-15 |
JP3964027B2 JP3964027B2 (ja) | 2007-08-22 |
Family
ID=18365187
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34390997A Expired - Fee Related JP3964027B2 (ja) | 1997-11-29 | 1997-11-29 | 容器洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3964027B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN117862160A (zh) * | 2024-03-12 | 2024-04-12 | 安丘市鼎正机械设备有限公司 | 一种基于白酒灌装的酒瓶预先清洗机 |
CN117862160B (zh) * | 2024-03-12 | 2024-05-31 | 安丘市鼎正机械设备有限公司 | 一种基于白酒灌装的酒瓶预先清洗机 |
-
1997
- 1997-11-29 JP JP34390997A patent/JP3964027B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN117862160A (zh) * | 2024-03-12 | 2024-04-12 | 安丘市鼎正机械设备有限公司 | 一种基于白酒灌装的酒瓶预先清洗机 |
CN117862160B (zh) * | 2024-03-12 | 2024-05-31 | 安丘市鼎正机械设备有限公司 | 一种基于白酒灌装的酒瓶预先清洗机 |
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---|---|
JP3964027B2 (ja) | 2007-08-22 |
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