JP3961872B2 - エレベータガイドレールの固定装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇降体である乗かごやつり合いおもりの走行を案内するガイドレールを昇降路壁に固定するエレベータガイドレールの固定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にエレベータの昇降路内に立設され昇降体の走行を案内するガイドレールは、このガイドレールが取付けられるレール側金具と、このレール側金具を昇降路壁に固定する壁側金具とからなる固定装置により昇降路壁に固定されている。
【0003】
また、レール側金具および壁側金具はともに水平面と垂直面とによって略L字状に形成されており、それぞれの水平面には、一対のガイドレールを結ぶ直線方向、すなわち水平方向に縦長穴が設けられるとともに、壁側金具の垂直面にはガイドレールの立設方向と直行する方向、すなわち奥行き方向に横長穴が設けられている。
【0004】
そして、それぞれの縦長穴を当接させた状態で、両縦長穴の相対位置が適切となるように調整することによりガイドレールの水平方向の位置を調整するとともに、壁側金具の横長穴の適宜位置でこの垂直面を昇降路壁に固定することによりガイドレールの奥行き方向の位置を調整している。次いで、調整により正規の位置にガイドレールが固定されると、位置ずれを防止するために、壁側金具を固定する固定具、すなわちアンカーボルトと壁側金具を溶着するとともに、壁側金具とレール側金具を溶着している。
【0005】
しかしながら、前述した溶接作業は熟練を要する煩雑なものであった。このため、従来、壁側金具の固定具用固定穴を縦長穴と横長穴とすることにより位置ずれを防止し、固定具と壁側金具との溶接作業を不要としたガイドレール固定装置が特開平4−182289号公報に記載されている。なお、この固定装置にあっては、壁側金具で奥行き方向のガイドレールの位置調整ができないため、レール側金具を奥行き方向と水平方向の両方向に変位させ、ガイドレールの位置を調整するようにしていた。
【0006】
また、従来、溶接作業を不要とするため、壁側金具およびレール側金具の当接し合う水平面に各々、縦長穴および横長穴を組み合わせて位置調整をするものも提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した従来のガイドレール固定装置では、水平方向への調節代が十分ではなく、ガイドレールを適切な位置に変位させ、調整することが難しいという不都合があった。すなわち、一般的な固定装置では壁側金具およびレール側金具の両水平面に縦長穴を設けていたことから両縦長穴分の調整代があったが、従来のものではレール側金具の水平面に設けた縦長穴のみで水平方向の調整代を確保しているため、調整代が約半分になってしまい、ガイドレールを適切な位置に調整することが難しいという不都合があった。
【0008】
また、後述した壁側金具およびレール側金具の当接し合う水平面に各々、縦長穴および横長穴を組み合わせて位置調整をするものでは、固定装置に設けられた縦長穴および横長穴と、ガイドレールを把持するためのレールクリップを取付けるレールクリップ穴との干渉を回避するため、レール側金具の形状を大きくする必要が生じ、したがって昇降路スペースを広げなければならず、溶接作業の削減とスペースの効率化を両立することが困難であった。
【0009】
本発明はこのような従来技術における実情に鑑みてなされたもので、その目的は、溶接作業を最小限化するとともに、ガイドレールの位置調整代を十分に確保し、かつ小型化を図ることのできるエレベータガイドレールの固定装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を解決するために本発明の請求項1記載に係る発明は、昇降路内に立設され、昇降体の昇降を案内する一対のガイドレールをそれぞれ固定するエレベータガイドレールの固定装置において、第1の面と第2の面が直交して略L字状に形成され、一方の面が昇降路壁に固定具により固定される壁側金具は、この壁側金具の前記第1の面および前記第2の面のそれぞれに、他方の面が前記昇降路壁に固定されたときに水平方向に沿って斜めに開口される第1の長穴と、この第1の長穴と対称となるように斜めに開口される第2の長穴とが設けられるとともに、第1の面と第2の面が直交して略L字状に形成され、一方の面に前記ガイドレールが取付けられるとともに、他方の面が壁側金具に固定されるレール側金具は、このレール側金具の前記第1の面および前記第2の面のそれぞれに、前記第1の長穴と対向可能で、かつ交差する方向に開口される第3の長穴と、前記第2の長穴と対向可能で、かつ交差する方向に開口される第4の長穴とが設けられ、一方、前記壁側金具の前記第1の面に開口され対となる前記第1の長穴および前記第2の長穴と、前記第2の面に開口され対となる前記第1の長穴および前記第2の長穴との開口位置を水平方向に沿って異なるものとするとともに、前記レール側金具の前記第1の面に開口され対となる前記第3の長穴および前記第4の長穴と、前記第2の面に開口され対となる前記第3の長穴および前記第4の長穴との開口位置を水平方向に沿って異なるものとし、かつ、前記壁側金具および前記レール側金具のそれぞれの第1の面と第2の面とを組み替えて用いることにより前記ガイドレールの位置調整を行う構成にしてある。
【0011】
前記のように構成した本発明の請求項1に係る発明によれば、壁側金具の第1の面および第2の面の一方の面を昇降路壁に当接して固定具により固定するとともに、レール側金具の第1の面および前記第2の面の一方の面にガイドレールを取付け、このレール側金具の他方の面を壁側金具の他方の面に当接させる。そして、第1の長穴と第3の長穴、および第2の長穴と第4の長穴をそれぞれ対向させ、それぞれの長穴の長手方向の幅寸法を用いてガイドレールを適切な位置に調整し固定する。これによって、壁側金具に設けられた長穴およびレール側金具に設けられた長穴の対向する2つの長穴のそれぞれの長手方向の幅寸法を調整代として確保することができる。また、作業員はガイドレールを固定する際、昇降路壁とガイドレールとの水平方向の位置関係を考慮し、壁側金具の第1の面と第2の面のうち適切な面を選択して昇降路壁に固定するとともに、レール側金具の第1の面と第2の面のうち適切な面を選択してガイドレールを取付け、かつ壁側金具とレール側金具とを固定する。すなわち、壁側金具の第1の面に開口される長穴と、第2の面に開口される長穴との開口位置、また、レール側金具の第1の面に開口される長穴と、第2の面に開口される長穴との開口位置を水平方向に沿って異なるものに設定することにより、水平方向の調整代をより大きなものとすることができる。
【0012】
また、前記目的を達成するために本発明の請求項2記載に係る発明は、前記壁側金具の前記第1の面および前記第2の面のそれぞれに、当該面が前記昇降路壁に固定されたときに鉛直方向に開口される縦長穴と、この縦長穴と直交する方向に開口される横長穴とを設けるとともに、これらの縦長穴および横長穴の短手方向の幅寸法を前記固定具の径と略同一とし、これらの縦長穴および横長穴を介して前記固定具により前記壁側金具を固定する構成にしてある。
【0013】
前記のように構成した本発明の請求項2に係る発明によれば、壁側金具の第1の面および第2の面の一方の面を昇降路壁に当接させ、縦長穴および横長穴のそれぞれに固定具を挿通し昇降路壁に固定する。これらの縦長穴および横長穴の短手方向の幅寸法は固定具の径と略同一とされていることから、一旦固定具により壁側金具を固定すれば水平方向および奥行き方向のずれを防止することができ、したがって、固定具と壁側金具との溶着を不要とすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のエレベータガイドレールの固定装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
【0017】
図1は本発明のエレベータガイドレールの固定装置の一実施形態を示す平面図、図2は図1とは異なる位置にガイドレールを固定した状態を示す平面図、図3は図1の正面図、図4は図1の固定装置の壁側金具を示す斜視図、図5は図1の固定装置のレール側金具を示す斜視図である。
【0018】
一般にエレベータは図1に示すように、昇降路内に立設され、図示しない昇降体の昇降を案内するガイドレール2は固定装置1により昇降路壁3に固定されている。また、図1のガイドレール2に対向する部位にも対となる図示しない他のガイドレールが固定装置により固定されている。
【0019】
そして、本実施形態の固定装置1を構成し、第1の面11aと第2の面12aが直交して略L字状に形成され、一方の面が昇降路壁3に固定具、すなわちアンカーボルト1cより固定される壁側金具1aは図4に示すように、壁側金具1aの第1の面11aおよび第2の面12aのそれぞれに、他方の面が昇降路壁3に固定された状態の際に水平方向、すなわちX軸方向に沿って斜め(金具1aの縁に対して傾斜している)に開口される第1の長穴111a、121aと、この第1の長穴111a、121aと対称となるように斜めに開口される第2の長穴112a、122aとが設けられる。
【0020】
また、固定装置1を構成し、第1の面11bと第2の面12bが直交して略L字状に形成され、一方の面にガイドレール2が取付けられるとともに、他方の面が壁側金具1aに固定されるレール側金具1bは図5に示すように、レール側金具1bの第1の面11bおよび第2の面12bのそれぞれに、第1の長穴111a、121aと対向可能で、かつ交差する方向に開口される第3の長穴111b、121bと、第2の長穴112a、122aと対向可能で、かつ交差する方向に開口される第4の長穴112b、122bと、ガイドレール2を把持するレールクリップ1dが取付けられるレールクリップ用穴113b、114b、123b、124bが設けられている。
【0021】
さらに、壁側金具1aの第1の面11aおよび第2の面12aのそれぞれに、当該面が昇降路壁3に固定されたときに鉛直方向、すなわちZ軸方向に開口される縦長穴113a、123aと、この縦長穴113a、123aと直交する方向に開口される横長穴114a、124aとを設けるとともに、これらの縦長穴113a、123aおよび横長穴114a、124aの短手方向の幅寸法を固定具であるアンカーボルト1cの径と略同一とし、これらの縦長穴113a、123aおよび横長穴114a、124aを介してアンカーボルト1cにより壁側金具1aを固定するようになっている。
【0022】
さらにまた、本実施形態の固定装置1は、壁側金具1aの第1の面11aに開口され対となる第1の長穴111aおよび第2の長穴112aと、第2の面12aに開口され対となる第1の長穴121aおよび第2の長穴122aとの開口位置をX軸方向に沿って異なるものに設定してあるとともに、レール側金具1bの第1の面11bに開口され対となる第3の長穴111bおよび第4の長穴112bと、第2の面12bに開口され対となる第3の長穴121bおよび第4の長穴122bとの開口位置をX軸方向に沿って異なるものに設定してある。
【0023】
この実施形態にあっては、まず、作業員は昇降路壁3とこれから取付けられるガイドレール2とのX軸方向の位置関係を考慮して壁側金具1aの適切な面、例えば第2の面12aを固定面として選択するとともに、この第2の面12aに開口される縦長穴123aおよび横長穴124aにアンカーボルト1cを挿通し、このアンカーボルト1cを昇降路壁3に打ち込み壁側金具1aを固定する。このとき、アンカーボルト1cを1本ずつ打ち込めば打ち込み位置が多少ずれてもY軸方向およびX軸方向での調整を行うことが可能であり、適正な位置に壁側金具1aを固定することができる。
【0024】
次に、作業員は壁側金具1aとこれから取付けられるガイドレール2とのX軸方向の位置関係を考慮してレール側金具1bの適切な面、例えば第1の面11bをガイドレール2の取付け面として選択し、この第1の面11bに形成されるレールクリップ用穴113b、114bにレールクリップ1dを取付けるとともに、このレールクリップ1dにてガイドレール2を把持した後、このレール側金具1bの第2の面12bを壁側金具1aの第1の面11aに当接させる。そして、第1の長穴111aと第3の長穴121b、および第2の長穴112aと第4の長穴122bをそれぞれ対向させ、それぞれの長穴111a、121b、112a、122bの長手方向の幅寸法を用いてガイドレール2を水平方向であるX軸方向および奥行き方向であるY軸方向にあって適切な位置に調整し締結具1eにより固定する。例えば図1に示すように、第1の長穴111aおよび第2の長穴112aの長手方向の幅寸法にあって締結具1eを昇降路壁3から最も離れた位置とするとともに、第3の長穴121bおよび第4の長穴122bの長手方向の幅寸法にあって締結具1eをガイドレール2から最も離れた位置とすることにより、ガイドレール2を昇降路壁3から最も離れた位置に固定することができる。一方、図2に示すように第1の長穴111aおよび第2の長穴112aの長手方向の幅寸法にあって締結具1eを昇降路壁3に最も近い位置とするとともに、第3の長穴121bおよび第4の長穴122bの長手方向の幅寸法にあって締結具1eをガイドレール2に最も近い位置とすることにより、ガイドレール2を昇降路壁3に最も近い位置に固定することができる。
【0025】
この後、壁側金具1aとレール側金具1bとを溶着して位置ずれを防止することによりガイドレール2の固定作業は完了する。
【0026】
このように構成した実施形態では、壁側金具1aに設けられた第1の長穴111a、第2の長穴112a、およびレール側金具1bに設けられた第3の長穴121b、第4の長穴122bの対向する2つの長穴、すなわち第1の長穴111aと第3の長穴121b、および第2の長穴112aと第4の長穴122bのそれぞれの長手方向の幅寸法を調整代として確保することができ、これによって、ガイドレール2を大きく変位させ適切な位置に固定することができる。また、レール側金具1bの長穴111b、112b、121b、122bは斜めに開口されることからレールクリップ用穴113b、114b、123b、124bと干渉することがなく、したがって、レール側金具1bの小型化を図ることができる。
【0027】
さらに、アンカーボルト1cが挿通される壁側金具1aの縦長穴123aおよび横長穴124aの短手方向の幅寸法はアンカーボルト1cの径と略同一とされていることから、一旦アンカーボルト1cにより壁側金具1aを固定すればX軸方向およびY軸方向のずれを防止することができ、したがって、アンカーボルト1cと壁側金具1aとの溶着を不要として固定作業の簡略化を図ることができる。
【0028】
さらにまた、壁側金具1aの第1の面11aに開口される長穴111a、112aと、第2の面12aに開口される長穴121a、122aとの開口位置、また、レール側金具1bの第1の面11bに開口される長穴111b、112bと、第2の面12bに開口される長穴121b、122bとの開口位置をX軸方向に沿って異なるものに設定することにより、水平方向、すなわちX軸方向の調整代をより大きなものとすることができる。
【0029】
なお、本実施形態では壁側金具1aの第1の面11aに開口される長穴111a、112aと、第2の面12aに開口される長穴121a、122aとの開口位置、また、レール側金具1bの第1の面11bに開口される長穴111b、112bと、第2の面12bに開口される長穴121b、122bとの開口位置を異なるように設定したが、本発明はこれに限らず、壁側金具のそれぞれの面に開口され対となる長穴、すなわち第1の長穴と第2の長穴、あるいはレール側金具のそれぞれの面に開口され対となる長穴、すなわち第3の長穴と第4の長穴をX軸方向に沿って複数開口することによっても同様の効果、すなわち、より大きな調整代を確保することができる。また、壁側金具の第1の面に開口される長穴と、第2の面に開口される長穴との開口位置、また、レール側金具の第1の面に開口される長穴と、第2の面に開口される長穴との開口位置を同一に設定してもよく、この場合、どちらの面を固定面あるいはガイドレール取付け面として選択しても同様であることから、作業者の判断作業を低減し、したがって、作業効率の向上を図ることができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明の請求項1に係る発明によれば、壁側金具に設けられた長穴およびレール側金具に設けられた長穴の対向する2つの長穴のそれぞれの長手方向の幅寸法を調整代として確保することができ、これによって、ガイドレールを大きく変位させ適切な位置に固定することができる。また、レール側金具の長穴は斜めに開口されることからレールクリップ用穴と干渉することがなく、したがって、レール側金具の小型化を図ることができる。さらに、壁側金具の第1の面に開口され対となる長穴と、第2の面に開口され対となる長穴との開口位置、また、レール側金具の第1の面に開口され対となる長穴と、第2の面に開口され対となる長穴との開口位置を水平方向に沿って異なるものに設定することにより、水平方向の調整代をより大きなものとすることができる。
【0031】
また、本発明の請求項2に係る発明によれば、固定具が挿通される壁側金具の縦長穴および横長穴の短手方向の幅寸法は固定具の径と略同一とされていることから、一旦固定具により壁側金具を固定すれば水平方向および奥行き方向のずれを防止することができ、したがって、固定具と壁側金具との溶着を不要として固定作業の簡略化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエレベータガイドレールの固定装置の一実施形態を示す平面図である。
【図2】図1とは異なる位置にガイドレールを固定した状態を示す平面図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】図1の固定装置の壁側金具を示す斜視図である。
【図5】図1の固定装置のレール側金具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 固定装置
2 ガイドレール
3 昇降路壁
1a 壁側金具
1b レール側金具
1c アンカーボルト
1d レールクリップ
11a、11b 第1の面
12a、12b 第2の面
111a、121a 第1の長穴
111b、121b 第3の長穴
112a、122a 第2の長穴
112b、122b 第4の長穴
113a、123a 縦長穴
114a、124a 横長穴
Claims (2)
- 昇降路内に立設され、昇降体の昇降を案内する一対のガイドレールをそれぞれ固定するエレベータガイドレールの固定装置において、
第1の面と第2の面が直交して略L字状に形成され、一方の面が昇降路壁に固定具により固定される壁側金具は、この壁側金具の前記第1の面および前記第2の面のそれぞれに、他方の面が前記昇降路壁に固定されたときに水平方向に沿って斜めに開口される第1の長穴と、この第1の長穴と対称となるように斜めに開口される第2の長穴とが設けられるとともに、第1の面と第2の面が直交して略L字状に形成され、一方の面に前記ガイドレールが取付けられるとともに、他方の面が壁側金具に固定されるレール側金具は、このレール側金具の前記第1の面および前記第2の面のそれぞれに、前記第1の長穴と対向可能で、かつ交差する方向に開口される第3の長穴と、前記第2の長穴と対向可能で、かつ交差する方向に開口される第4の長穴とが設けられ、一方、前記壁側金具の前記第1の面に開口され対となる前記第1の長穴および前記第2の長穴と、前記第2の面に開口され対となる前記第1の長穴および前記第2の長穴との開口位置を水平方向に沿って異なるものとするとともに、前記レール側金具の前記第1の面に開口され対となる前記第3の長穴および前記第4の長穴と、前記第2の面に開口され対となる前記第3の長穴および前記第4の長穴との開口位置を水平方向に沿って異なるものとし、かつ、前記壁側金具および前記レール側金具のそれぞれの第1の面と第2の面とを組み替えて用いることにより前記ガイドレールの位置調整を行うことを特徴とするエレベータガイドレールの固定装置。 - 前記壁側金具の前記第1の面および前記第2の面のそれぞれに、当該面が前記昇降路壁に固定されたときに鉛直方向に開口される縦長穴と、この縦長穴と直交する方向に開口される横長穴とを設けるとともに、これらの縦長穴および横長穴の短手方向の幅寸法を前記固定具の径と略同一とし、これらの縦長穴および横長穴を介して前記固定具により前記壁側金具を固定することを特徴とする請求項1記載のエレベータガイドレールの固定装置。
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