JP3960714B2 - 光ファイバ用ガラス母材の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ファイバの原材料として用いられるガラス母材を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光ファイバ用ガラス母材は、例えば気相軸付け法(VAD法)により、コア部とその外周のクラッド部とでドープ剤の濃度を相違させたガラス微粒子をバーナから吹き付けガラス微粒子堆積体とした後、加熱炉を通過させることにより焼結して脱水および透明ガラス化したものである。これをコアロッドとして両端に同径のダミー棒を接続し、その外周に外付け蒸着法(OVD法)によりコアロッドと平行に往復動を繰り返すバーナから、クラッド部と同質な別なガラス微粒子を吹き付けてガラス微粒子堆積体とした後、焼結して一層大型のガラス母材とすることもある。このガラス母材を線引すると光ファイバが得られる。
【0003】
ガラス微粒子堆積体は、移動させながら加熱炉を通過させることによって焼結される。このときガラス微粒子は、堆積体の外縁から順次溶融され、より内側あるいはより加熱炉外側方向の未溶融のガラス微粒子の空隙を詰めながら、透明なガラス母材を形成してゆく。
【0004】
焼結開始部位の近傍ほど、溶融したガラスが分散して周囲の未溶融のガラス微粒子の空隙を詰めるため、焼結後の母材の外径が細くなってしまう。焼結が進行すると均等に空隙を詰めるようになるので、焼結後のガラス母材は一定の外径に収束する。
【0005】
ガラス母材の外径が不均一であると、光ファイバのカットオフ波長やモードフィールド径の不均一を引き起こすので、母材の外径を均一にするために焼結開始部位近傍でガラス微粒子堆積層を厚くする方法が採られていた。例えば、バーナの移動速度を緩めたりガラス微粒子の供給量を増やして堆積層を厚くしていたが、堆積密度が不均一となるため、ひび割れが生じたり焼結後に気泡が残留するという別な問題を誘発していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は前記の課題を解決するためなされたもので、外径が均一で、ひび割れや気泡のない光ファイバ用ガラス母材を製造する方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記の目的を達成するためになされた本発明の光ファイバ用ガラス母材の製造方法は、実施例に対応する図1を参照して説明すると、回転する棒状のロッド2の両端に各々ダミー棒1・3が接続され、一方のダミー棒1が、該ロッド2と同径であり、他方のダミー棒3が、該ロッド2より太径であって、径減縮されつつその端面で該接続される太径の接続部6を有しており、該ロッド2の側面と、該一方のダミー棒1の側面と、該接続部6を跨って該他方のダミー棒3の側面とに、該ロッド2と平行な往復動を繰り返すバーナ9から吹き付けられるガラス微粒子を堆積させた後、それを該他方のダミー棒3の側から焼結することを特徴としている。
【0008】
焼結は、鉛直に吊り下げられた該ロッド2の下端に接続された前記他方のダミー棒3の側から開始されることで好適に実施することができる。
【0009】
ダミー棒3がロッド2より太径な接続部6を有していると、その側面にガラス微粒子を堆積させる際に、ロッド2と比べバーナ9の火炎8との接触面積が拡大するため、堆積密度は同等でガラス微粒子堆積量が増大する。したがって太径接続部6の側面に堆積したガラス微粒子の厚さは、ロッド2の側面に堆積したガラス微粒子の厚さに比べ厚くなっている。この部位から焼結が開始されると、太径接続部6の側面のガラス微粒子が溶融し、焼結開始部位近傍ほど周囲に分散して空隙を詰めつつ、透明なガラスとなるが、この厚さのためガラスの厚さがほぼ均一となる。焼結が進行し、光ファイバ用ガラス母材を形成する部位であるロッド2の側面に堆積したガラス微粒子が溶融されるときには、均等に空隙を詰めるようになっているので、焼結して得られるガラス母材の外径は一定に収束している。
【0010】
太径接続部6の径が、ロッド2の径の100.1〜600%であることで好適に実施することができる。この範囲が100.1〜200%であると、火炎8と太径接続部6との接触面積を大きくすることができ堆積効率が高いうえ、ロッド2に対するダミー棒の重量比が小さくダミー棒の把持装置を簡略化できるため、一層好ましい。100.1%未満であると、火炎と太径接続部との接触面積が小さくなって堆積効率が低下してしまう。一方、600%を超えると堆積効率はこれ以上には向上しなくなる上、重量過多となってしまう。
【0011】
太径接続部6が徐々に径減縮されて、接続されていることが好ましい。径減縮されていると、バーナ9の移動速度を一定にしたまま、太径接続部6の径が太くなるにつれガラス微粒子を徐々に厚く堆積させることができる。
【0012】
太径接続部6の径減縮されつつある軸長Lに対する、太径接続部6の最大径Dの比D/Lが10〜1/20であることで好適に実施することができる。この範囲が10より大きくなると、太径接続部の端面がほぼ平面となってしまう結果、溶融による接続が困難である。この範囲が1/20より小さいと、径減縮されつつある軸長Lが長くなるうえ、堆積効率がよくない。操作性や生産効率の面からこの範囲が1〜2/5であると、一層好ましい。
【0013】
ロッド2が、コアとクラッドとを有していることが好ましい。これにより一層大型のガラス母材を得ることができる。
【0014】
前記ロッド2を鉛直に吊り下げたまま、前記堆積させた後、前記焼結することが好ましい。ロッド2は、鉛直に吊り下げられていると、ガラス微粒子の堆積や、引き続いて加熱炉の通過のための装置を簡便にすることができ、効率よくガラス母材が製造される。
【0015】
この光ファイバ用ガラス母材の製造方法によれば、ロッドの側面に堆積したガラス微粒子の焼結により、外径が均一で、ひび割れや気泡のない母材を得ることができる。
【0016】
【実施例】
以下、本発明の光ファイバ用ガラス母材の製造方法を詳細に説明する。
光ファイバ用ガラス母材の製造方法は、コアとその外周を取り巻くクラッドとを有する棒状のロッド2にガラス微粒子を堆積させた後、焼結するものである。
【0017】
ロッド2の下端5には、ロッド2より太径であって接続部が径減縮されているダミー棒3が接続され、ロッド2の上端4には、ロッド2と同径のダミー棒1が接続されている。ロッド2はダミー棒1を介して鉛直に吊り下げられている。ロッド2と平行に往復動を繰り返しているバーナ9の酸水素火炎8に、ガラス原料であるテトラクロロシランが供給されている。ロッド2の上端4のダミー棒1に接続した回転用モータ(不図示)の駆動により、ロッド2は回転している。酸水素火炎8中で生成したガラス微粒子が、ロッド2の側面と、ダミー棒1・3の側面とに吹き付けられる。ガラス微粒子は、ロッド2の側面とダミー棒1の側面とに均一な厚さで堆積され、ダミー棒3の太径接続部6の側面にはロッド2の側面より厚く堆積される。なお、バーナの往復動の折り返しのためガラス微粒子が堆積する両端はコーン状となっている。
【0018】
ガラス微粒子が所望の厚さに堆積したところでバーナ9を止め、ガラス微粒子堆積体7を得る。ダミー棒1に接続した降下用回転モータの駆動によりガラス微粒子堆積体を加熱炉を通過させて(不図示)、ダミー棒3の太径接続部6の側面から順次焼結させると、ロッド2の下端5から上端4までの側面に堆積したガラス微粒子が透明ガラス化し、外径が均一で気泡やひび割れのないガラス母材が得られる。
【0019】
以下に、本発明を適用する光ファイバ用ガラス母材の製造方法により製造した例を実施例に示す。また本発明を適用外の光ファイバ用ガラス母材の製造方法により製造した例を、比較例に示す。
【0020】
(実施例)
VAD法で作製した長さ600mm、外径30mmφのコアとクラッドとを有する石英製の棒状のロッド2の下端5に、太径接続部6の径減縮されつつある軸長Lに対する太径接続部の最大径Dの比が2である外径35mmφの石英製のダミー棒3を溶接により接続した。ロッド2の上端4にはロッド2と同径の石英製のダミー棒1を接続した。バーナ9に酸素ガス100L/分と水素ガス150L/分とを供給し点火して得られる酸水素火炎8に、テトラクロロシラン10L/分を供給し、ガラス微粒子を生成させた。バーナ9は、50mm/分の速度でロッド2と平行に往復動を繰り返しながら、15rpmで回転しているロッド2とダミー棒1・3との側面にガラス微粒子を吹き付けた。これによりガラス微粒子の堆積体が得られた。堆積体を30本製造したところ、いずれにも堆積体のひび割れは確認されなかった。加熱炉に堆積体を通過させて焼結させ、光ファイバ用ガラス母材としたところ、気泡は観察されなかった。ロッド2の下端5からロッド2の上端4に至るまで、ガラス母材の外径に対するロッドの外径の比αを測定した結果を図2に示す。図2から明らかなように、長手方向でのその比の変化は極僅かであった。
【0021】
(比較例)
ロッドと同径で外径30mmφのダミー棒を用いたことと、バーナの速度をロッドの中央付近で50mm/分としダミー棒付近で40mm/分としたこと以外は実施例と同様にしてガラス微粒子堆積体を30本製造したところ、9本にひび割れが生じていた。実施例と同様にした光ファイバ用母材としたところ、目視により気泡が観察された。また、図2に示すようにガラス母材の外径に対するロッドの外径の比αはロッドの下端すなわち焼結の開始端側ほど大きくなっていた。
【0022】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように本発明の光ファイバ用ガラス母材の製造方法によれば、外径が均一で、ひび割れや気泡のない光ファイバ用ガラス母材が効率よく得られる。このガラス母材から、カットオフ波長やモードフィールド径が一定で、均質な光ファイバを製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する光ファイバ用ガラス母材の製造方法の実施例を示す概要図である。
【図2】光ファイバ用ガラス母材の長手方向の位置と、ガラス母材の外径に対するロッドの外径の比αとの関係を示す図である。
【符号の説明】
1はダミー棒、2はロッド、3はダミー棒、4はロッド上端、5はロッド下端、6は太径接続部、7はガラス微粒子堆積体、8は火炎、9はバーナ、Dは最大径、Lは軸長である。
Claims (7)
- 回転する棒状のロッドの両端に各々ダミー棒が接続され、一方のダミー棒が、該ロッドと同径であり、他方のダミー棒が、該ロッドより太径であって、径減縮されつつその端面で該接続される太径の接続部を有しており、該ロッドの側面と、該一方のダミー棒の側面と、該接続部を跨って該他方のダミー棒の側面とに、該ロッドと平行な往復動を繰り返すバーナから吹き付けられるガラス微粒子を堆積させた後、それを該他方のダミー棒の側から焼結することを特徴とするファイバ用ガラス母材の製造方法。
- 前記焼結が、鉛直に吊り下げられた該ロッドの下端に接続された前記他方のダミー棒側から開始されることを特徴とする請求項1に記載のファイバ用ガラス母材の製造方法。
- 前記太径接続部の径が、前記ロッドの径の100.1%〜600%であることを特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバ用ガラス母材の製造方法。
- 前記太径接続部が徐々に径減縮されて、前記接続がされていることを特徴とする請求項3に記載の光ファイバ用ガラス母材の製造方法。
- 前記太径接続部の径減縮されつつある軸長に対する、該太径接続部の最大径の比が10〜1/20であることを特徴とする請求項4に記載の光ファイバ用ガラス母材の製造方法。
- 前記ロッドが、コアとクラッドとを有していることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ用ガラス母材の製造方法。
- 前記ロッドを鉛直に吊り下げたまま、前記堆積させた後、前記焼結することを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ用ガラス母材の製造方法。
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