JP3957271B2 - カプセル型医療装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は生体の管路内を通過させて、光学的検査等の医療行為を行うカプセル型医療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、内視鏡は医療用分野及び工業用分野で広く採用されるようになった。また、最近、内視鏡における挿入部を必要としないで、カプセル形状にしたカプセル型内視鏡を患者が飲み込むことにより、挿入部による挿入の苦痛を軽減できるようにしたものが医療用分野で使用される状況になった。
例えば、特開2001−170002号公報にはカプセル内視鏡が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のカプセル型内視鏡等では複数の電気基板又はバッテリを外装ケースの中に水密的に内蔵したものはあったが、複数の基板と基板上の部品とは水密的に覆われておらず、外装が損傷した場合、電気的接続部分と体液とが接触して、電気的にショートするおそれがある。
【0004】
(発明の目的)
本発明は、上述した点に鑑みてなされたもので、外装ケースが万一損傷しても、所定の機能が損なわれにくくできるカプセル型医療装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の第1のカプセル型医療装置は、少なくとも人または動物の体腔内で検査、治療または処置を行うカプセル型医療装置において、外装部材内に配設された、撮像素子を実装する撮像素子用電気基板と、前記外装部材内の長手方向に前記撮像素子用電気基板と共に積層するように並設された、所定の電気部品を実装する少なくとも1つの電気部品用電気基板と、互いに隣接する前記各電気基板間を電気的に接続する接続部と、前記接続部と前記互いに隣接する各電気基板とにより形成された空間全体に充填された充填部材と、を具備し、前記充填部材は、絶縁性材料で構成され、前記空間全体に充填されることで当該空間内に配設される撮像素子、所定の電気部品および前記接続部のうち少なくとも1つを水密的に覆うと共に、前記空間内に充填された後に互いに隣接する基板同士を保持するように硬化する機能を有することを特徴とする。
本発明の第2のカプセル型医療装置は、上記第1のカプセル型医療装置において、前記充填部材は、生体適合性材料で構成されたことを特徴とする。
本発明の第3のカプセル型医療装置は、少なくとも人または動物の体腔内で検査、治療または処置を行うカプセル型医療装置において、略円筒形状を呈し端部が閉塞した外装部材と、前記外装部材内に配設された、所定の電気部品を実装する電気基板と、前記外装部材内に配設された、前記電気部品の駆動源となるバッテリと、前記外装部材の内周面と、前記電気基板および前記バッテリの外周部との間において当該電気基板およびバッテリの外周部を覆うように配設された、前記外装部材より軟性の材料で構成された軟性部材層と、前記軟性部材層と、前記外装部材の内周面または前記電気基板および前記バッテリの外周部との間に配設された接着剤層と、を具備したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1ないし図4は本発明の第1の実施の形態に係り、図1は第1の実施の形態を備えたカプセル型内視鏡装置等の構成を示し、図2はカプセル型内視鏡の構成を示し、図3は透明カバーを外してその正面側から見た図を示し、図4は白色LEDをレンズ枠体に取り付ける説明図を示す。
【0007】
図1(A)に示すように本発明の第1の実施の形態を備えた内視鏡検査を行うカプセル型内視鏡装置1は、患者2の口部から飲み込まれることにより体腔内管路を通過する際に体腔内管路内壁面を光学的に撮像した画像信号を無線で送信する(本発明のカプセル型医療機器の第1の実施の形態を構成する)カプセル型内視鏡3と、このカプセル型内視鏡3で送信された信号を患者2の体外に設けたアンテナユニット4により受け、画像を保存する機能を有する、(患者2の体外に配置される)体外ユニット5とから構成される。
【0008】
この体外ユニット5には、画像データを保存するために、容量が例えば1GBのコンパクトフラッシュ(R)サイズのハードディスクが内蔵されている。
そして、体外ユニット5に蓄積された画像データは検査中或いは検査終了後に図1(B)の表示システム6に接続して、画像を表示することができる。
【0009】
つまり、図1(B)に示すようにこの体外ユニット5は、表示システム6を構成するパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと略記)7とUSBケーブル8等の通信を行う通信ケーブルで着脱自在に接続される。
【0010】
そして、パソコン7により体外ユニット5に保存した画像を取り込み、内部のハードディスクに保存したり、表示するため等の処理を行い表示部9により保存した画像を表示できるようにしている。このパソコン7にはデータ入力操作等を行う操作盤としての例えばキーボード10が接続されている。
【0011】
USBケーブル8としては、USB1.0、USB1.1、USB2のいずれの通信規格でも良い。また、この他にRS−232C、IEEE1394の規格のシリラルのデータ通信を行うものでも良いし、シリアルのデータ通信を行うものに限定されるものでなく、パラレルのデータ通信を行うものでも良い。
【0012】
図1(A)に示すようにカプセル型内視鏡3を飲み込んで内視鏡検査を行う場合には、患者2が着るシールド機能を持つシールドシャツ11の内側には複数のアンテナ12が取り付けられたアンテナユニット4が装着され、カプセル型内視鏡3により撮像され、それに内蔵されたアンテナから送信された信号を受け、このアンテナユニット4に接続された体外ユニット5に撮像した画像を保存するようにしている。この体外ユニット5は、例えば患者2のベルトに着脱自在のフックにより取り付けられる。
【0013】
また、この体外ユニット5は例えば箱形状であり、前面には画像表示を行う表示装置としての例えば液晶モニタ13と、制御操作を行う操作ボタン14とが設けてある。また、体外ユニット5の内部には、送受信回路、制御回路、画像データ表示回路、電源を備えている。
【0014】
図2に示すようにカプセル型内視鏡3は、円筒形状でその後端を丸くして閉塞した外装ケース16の先端側となる開口する端部に略半球面形状の透明カバー17を水密的に接続固定してその内側を密閉し、その密閉したカプセル状容器内に以下の内蔵物を収納している。
【0015】
透明カバー17に対向する中央部には、図3に示すように対物レンズ21がレンズ枠体22の筒部に水密的及び気密的に取り付けられている。
この対物レンズ21の結像位置には固体撮像素子、例えばCMOSイメージャ23のベアチップが実装された撮像の機能を有する電気基板(以下ではたんに基板と略記)24の前面が、レンズ枠体22の突出する後端に当接するように位置決めして固定されている。
【0016】
また、対物レンズ21の周囲には、例えば図3に示すように4箇所に白色LED25を取り付けた、例えば円板形状の基板26が、レンズ枠体22に取り付けられる。
【0017】
この場合、図4(A)に示すように白色LED25を取り付けた基板26の中央に設けた孔部に、レンズ枠体22の筒部が嵌入されて図4(B)に示すように基板26がレンズ枠体22に固定される。
【0018】
図2に示すように、CMOSイメージャ23が(対物レンズ21に対向する)前面側に実装された基板24も、白色LED25を取り付けた基板26と同様に円形であり、その背面側にはCMOSイメージャ23に対する信号処理を行う回路を構成するチップ部品27aが実装されている。
【0019】
この基板24の背面における周縁部は、前面に段付き形状(キャビティ形状)にしてその中央にベアチップ28aが実装された(正面から見た場合の形状が)円形の基板29aと接続部30で電気的に接続され、また、この基板29の背面における周縁部は、その前面中央にベアチップ28bが実装された(正面から見た場合の形状が)円形の基板29bと接続部30で電気的に接続されている。
【0020】
このようにカプセル状容器のその長手方向に複数の基板24,29a、29bを積層した構造にし、また基板29bの背面にはボタン型の電池(バッテリ)31が収納されている。また、この電池31の背面にはアンテナ32が収納されている。
【0021】
上記における基板26は白色LED25を駆動する回路を形成し、また、基板24はCMOSイメージャ23を駆動する駆動信号を生成すると共に、その駆動信号の印加によりCMOSイメージャ23から出力される画像信号に対する信号処理を行う。また、基板29a、29bは画像信号を送信する信号に変換してアンテナ32から送信すると共に、アンテナ32で受信した制御信号に対する処理を行う送受信回路(通信回路)の機能を持つ。
【0022】
なお、基板24、26、29a、29bはセラミック、ガラス或いはエポキシ樹脂等の樹脂製のもので形成されている。また、基板26は円形板状であるが、多角形の形状にしても良い。
【0023】
アンテナ32は送受信回路を形成する基板29bに図示しないリード線で接続され、また電池31も図示しないリード線で基板29b等で電気的に接続され、その動作に必要な電源(電力)を供給する。
【0024】
また、本実施の形態では、図2の梨地模様で示すように基板と電気部品との電気的接続部分や基板と基板との接続部分とを、例えば絶縁性の封止樹脂33で水密的に覆うようにしている。
【0025】
具体的には白色LED25の基板26への接続部分は、例えばエポキシ、シリコン等の絶縁性の封止樹脂33で水密的に覆うようにしている。また、基板26の背面側とレンズ枠体22との当接部の周縁は封止樹脂33で水密的に覆うようにしている。
また、レンズ枠体22の後端面と基板24との接続固定部の周縁は封止樹脂33で覆うようにしている。
また、基板24と基板29aとの接続部30、基板29aと基板29bとの接続部30とは、封止樹脂33で水密的に覆うようにしている。
【0026】
このようにして、基板24のCMOSイメージャ23が実装された(基板24の)前面側を封止樹脂33等で密閉された構造にすると共に、基板24の背面側のチップ部品27a及びベアチップ28aが実装された基板29aの前面側も密閉された構造にしている。
また、同様に基板29aの背面側のチップ部品27b及びベアチップ28bが実装された基板29bの前面側も密閉された構造にしている。
【0027】
また、電池31は円筒形状で一方の開口を閉塞した電池収納枠体34内に収納し、図示しないリード線で基板29b等と電気的に接続した後、電池収納枠体34の開口する周縁部を封止樹脂33で水密的に覆い、電池31における少なくともその一方の電極(例えば正極)側を水密的に覆うようにしている。
【0028】
なお、電池収納枠体34は硬度の大きな絶縁製の材質で形成したり、内面に絶縁性の部材をコーティングした金属製の部材で形成したりしても良い。
【0029】
なお、基板29bの背面は配線パターンを形成していないが、形成した場合には上述した場合と同様に電池収納枠体34と接触する部分の周縁を封止樹脂33で水密的に覆うようにすれば良い。また、基板24、26、29a、29bの側面部分には回路パターンを形成していない。形成した場合にはその部分も封止樹脂33で水密的に覆うようにすれば良い。
【0030】
このようにすることにより、仮に透明カバー17或いは外装ケース16による外装部材(外装ケース)が破損して、体液などが外装部材の内部、つまりカプセル内部に侵入するような状態になっても、体液により基板24、26,29a、29bやそれらに実装されたチップ部品27a等で形成される各機能には影響を及ぼさないので、各機能が損なわれることなく、その機能を維持できる構造にしていることが特徴となっている。
また、電池31も少なくとも一方の電極部分が覆われているので、両極が短絡(ショート)するようなことも防止できるようになっている。
【0031】
また、本実施の形態では、長期間にわたり使用した場合においても、水蒸気等によりチップ部品等の特性の変化や劣化等を生じることを防止するためにチップ部品27a等を封止樹脂33で覆うようにしている。
【0032】
具体的にはCMOSイメージャ23の基板24へのワイヤボンディングによる接続部分は封止樹脂33で水密的はもとより気密的に覆うようにしている。
また、チップ部品27a、27bの基板24、29aへの接続部分及びその外周面全体と、ベアチップ28a、28bの基板29a、29bへのワイヤボンディングによる接続部分及びその外表面全体を封止樹脂33で覆うようにしている。
【0033】
このように本実施の形態では、基板と電気部品、基板と基板との接続部分とを封止樹脂33で覆うようにすることにより、仮に外装ケース16或いは透明カバー17にひびや微小クラックが入って外装部材が損傷した場合にも、体液によりカプセル状容器内の回路等がショートするようなことを防止し、撮像機能等、所定の機能を保持できるようにしている。
【0034】
また、本実施の形態では、封止樹脂33等で密閉された空間内部に実装されたチップ部品27a等をさらに封止樹脂33で覆うようにしているので、長期間にわたり内視鏡検査に繰り返し使用したり、長期間保管した後に使用するようにしても、チップ部品27a等の特性が水蒸気等で劣化するようなことなく使用できる。つまり、信頼性の高いカプセル型内視鏡3を実現できる。
【0035】
図5は第1変形例のカプセル型内視鏡3Bの構成を示す。このカプセル型内視鏡3Bは図2のカプセル型内視鏡3Bにおいて、チップ部品27a、27b、ベアチップ28a、28bだけでなくその周囲の基板24、29aの背面全体を封止樹脂33で覆うようにしている。
【0036】
この場合には、細かい回路パターンを形成した場合でも、水蒸気等で回路パターンの非導通部分の特性が変化したり、短絡するようなことをより確実に防止できる。従って、第1の実施の形態の機能を長期間にわたり、確実に維持できる効果がある。
【0037】
図6は第2変形例のカプセル型内視鏡3Cの構成を示す。このカプセル型内視鏡3Cは図2のカプセル型内視鏡3Bにおいて、チップ部品27a、27b、ベアチップ28a、28bだけでなくその周囲、つまり基板24、29aの各背面側の空間全体を封止樹脂33で充満してチップ部品27a、27b等やその周囲の基板面(の回路パターン)を覆うようにしている。
本変形例の作用効果は第1変形例とほぼ同様である。
【0038】
図7は第3変形例のカプセル型内視鏡3Dの構成を示す。このカプセル型内視鏡3Dは、図2のカプセル型内視鏡3において、基板26とレンズ枠体22との当接部や、接続部30等を覆うように封止樹脂33を部分的に用いるのではなく、基板26から基板29bまでの円筒面部分全体を絶縁性の封止樹脂33で覆うようにしている。
【0039】
つまり、基板24と基板28a等を接続部30により接続した後、その外周面に封止樹脂33を塗布したり、流し込む等して水密的に覆うようにしている。 なお、白色LED25の接続部も絶縁性の封止樹脂33で覆うようにしている。
【0040】
そして、外装ケース16或いは透明カバー17が破損しても、照明及び撮像などの機能に支障ないようにしている。本変形例によれば、部分的に封止するよりも必要とされる部分全体を簡単に封止できる。その効果は第1の実施の形態等とほぼ同様の効果がある。
【0041】
また、基板24等やチップ部品27a等を生体適合性のない材料で形成しても、生体適合性のあるエポキシ、シリコン樹脂等の封止樹脂33で完全に覆うようにしているので生体内で使用することができるし、接続部30等に生体適合性のない材料を用いることもできる。
【0042】
なお、本変形例では略円筒形状の封止樹脂33で基板26から29bの後端付近までの側周面全体を確実に封止するようにしているので、チップ部品27a等を封止樹脂33で覆うようにしていないが、覆うようにしても良い。つまり、図6に示すようにチップ部品27a等の周囲全てを封止樹脂33で覆うようにしても良い。
【0043】
なお、基板29aに実装されるベアチップ28aはワイヤボンディングで接続するものに限らず、フリップボンディングで接続するようにしたり、フリップボンディングを組み合わせたスタック(積み重ね)によって接続(実装)するようにしたものでも良い。
【0044】
図8は第4変形例のカプセル型内視鏡3Eの構成を示す。このカプセル型内視鏡3Eは、例えば第3変形例において、基板29a、29bの代わりに基板(コア)を使用しないコアレスSIP(システム・イン・パッケージ)を採用して、より小型化したものである。
【0045】
図8に示す例では、フレキシブル基板41の両面に2つのコアレスSIP42a、42bを対向するように設け、このフレキシブル基板41の延出部を折り曲げて基板24に接続部30で接続している。
【0046】
コアレスSIP42a、42bには銅材にチップ部品27a、ベアチップ28aと、チップ部品27b、ベアチップ28bとが導電性ペーストやワイヤボンディング等でそれぞれ接続され、絶縁性の樹脂パッケージで周囲を覆うようにしてパッケージされている。
【0047】
本変形例によれば、コアレスSIP42a、42bを採用しているので、通常の基板を採用した場合よりも小型化でき、例えば第3変形例と同じような機能や効果を持つものを、より全長の短いカプセル型内視鏡3Eで実現できる。
【0048】
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態を図9を参照して説明する。図9に示す本発明の第2の実施の形態のカプセル型内視鏡51は、図2のカプセル型内視鏡3において、白色LED25の電気的接続部を封止樹脂33で覆うと共に、基板26から電池31に至る円筒面の外表面全体を絶縁性で円筒形状の軟性部材52で水密的に覆うようにしている。なお、本実施の形態では電池収納枠体34を用いていない。
【0049】
つまり、カプセルの軸方向に複数の基板26(間のレンズ枠体22)、24、29a、29b、電池31を積層した構造にして、その外周面全体を円筒形状の軟性部材52で水密的に覆うようにしている。
【0050】
このような構造にすることにより、(透明カバー17及び外装ケース16による)外装部材が損傷して、外装部材による水密機能が損なわれた場合に対しても、簡単な構造で、電気系の回路及び電源が体液等でショートすることを防止でき、撮像等の所定の機能を維持できるようにしている。
従って、本実施の形態によれば、簡単な構成で、外装部材による水密機能が損なわれた場合に対しても、撮像等の所定の機能を維持できる効果を有する。
【0051】
図10は第1変形例のカプセル型内視鏡51Bの構成を示す。このカプセル型内視鏡51Bは図9のカプセル型内視鏡51において、基板26から電池31に至る円筒面全体を軟性部材52で覆う代わりに、絶縁性の接着剤53で覆い、さらにその外側を絶縁性の軟性樹脂54で覆うようにしている。
つまり、基板26から電池31に至る円筒面全体を接着剤53を介在させて軟性樹脂54で水密的に覆うようにしている。
【0052】
軟性樹脂54は、外装ケース16よりは硬度が小さい軟性の樹脂、具体的にはポリイミドテープ、熱収縮チューブを用いることができる。また、熱収縮チューブとしてはポリテトラフルオロエチレン(PTFE)やイラックス等の肉薄のテープを採用しても良い。なお、PTFEとしては実際にはテフロン(R)が入手し易い。
本変形例は第2の実施の形態と同様の効果を有すると共に、接着剤53等を用いることにより、水密の機能を向上させることができる。
図10では軟性部材52の内面全周に接着剤53を介在させているが、その両端付近のみに介在させて、軟性部材52の内面全体を水密構造にしても良い。
【0053】
図11は第2変形例のカプセル型内視鏡51Cの構成を示す。このカプセル型内視鏡51Cは図9のカプセル型内視鏡51において、基板26から電池31に至る円筒面全体を軟性部材52で覆う代わりに、軟性樹脂54で覆い、その外周面を接着剤53により外装部材内面に接合するようにしている。
【0054】
そして、軟性部材52により基板26から電池31に至る円筒面全体を水密的に覆うようにすると共に、軟性部材52の外周側の外装部材内面を水密的に覆い、仮にその部分の外装部材が損傷しても接着剤53及び軟性部材52によりその内部側に影響を及ぼさないようにしている。
【0055】
なお、軟性樹脂54として、例えばウレタンやシリコン樹脂を採用することができる。
本変形例は第1変形例とほぼ同様の効果を有する。
【0056】
図12は第3変形例のカプセル型内視鏡51Dの構成を示す。このカプセル型内視鏡51Dは図9のカプセル型内視鏡51において、基板26から電池31に至る円筒面全体を軟性部材52で覆う代わりに、絶縁性の軟性樹脂又はコーティング材55で水密的に覆うようにして、この軟性樹脂又はコーティング材55で覆った後に外装部材内に収納するようにしたものである。
【0057】
軟性樹脂又はコーティング材55は外装部材よりも軟性の材質のものが採用されている。
本変形例は第1の実施の形態とほぼ同様の効果を有する。
【0058】
図13は第4変形例のカプセル型内視鏡51Eの構成を示す。このカプセル型内視鏡51Eは図9のカプセル型内視鏡51において、基板26から電池31に至る円筒面全体を軟性部材52で覆う代わりに、絶縁性の接着剤53とその外側の導電性のシールド筒体56とで覆うようにしている。なお、シールド筒体56は、図示しないリード線等によりカプセル型内視鏡51Eにおける電気回路のグランドに接続されている。
【0059】
シールド筒体56は、例えばステンレススチール等の導電性を有する金属部材等で形成され、外装部材における特に円筒部分が破損するのを防止する(補強部材としての機能を有する)と共に、その内側の基板24,26等が損傷するのも防止する。
【0060】
さらにこのシールド筒体56は、その内側に配置された基板24、26等により形成された電気回路に外部からのノイズが侵入するのや外部にノイズを放出することを防止し、ノイズにより誤動作等することを確実に防止して信頼性を向上できるようにしている。
【0061】
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態を図14を参照して説明する。図14に示す本発明の第3の実施の形態のカプセル型内視鏡61は、例えば図9に示す第2の実施の形態のカプセル型内視鏡51において、レンズ枠体22に対向する観察窓を形成する透明カバー17bの厚さt2をケース16の側面や後面での厚さt1よりも大きくして、その強度を大きくしている。
【0062】
なお、このカプセル型内視鏡61では、円筒形状の軟性部材52によって、レンズ枠体22の後端側のCMOSイメージャ等を備えた撮像&照明部62、制御機能を備えた制御部63、電池31、通信を行う通信部64が水密的に覆われている。
【0063】
本実施の形態では、観察窓を形成する透明カバー17bの内面は球面で、外面は楕円面にして、周辺では厚さがt1で中央側にいくほど徐々に厚さが増し、中央位置で最大の厚さt2となっている。
【0064】
この場合、より詳細には、楕円面の長径軸はカプセル型内視鏡61の長手方向の中心軸上にあるようにしているが、中心軸と平行にしても良い。
【0065】
このような構成にすることにより、前端の観察窓部分が損傷することを有効に防止でき、また外径を大きくしなくても済むため、飲み易さも確保できる。
また、仮にケース16が損傷しても体液等で内部の電気系が短絡する等を防止でき、所定の機能を維持することもできる。
【0066】
なお、透明カバー17bの材質として、割れにくい部材で形成すると良い。具体的には、透明カバー17bをポリカーボネイトやゼオネックス等の透過性の高い合成樹脂成形品を採用することができる。
このようにすると、より割れにくくして耐久性や信頼性を向上できる。
【0067】
また、透明カバー17bの材質として、仮に割れても粉々にならないような部材で形成しても良い。具体的には、透明カバー17bを透明繊維で強化したプラスチックを採用すると良い。
この場合には、仮に透明カバー17bが割れても粉々にならないので回収などが容易となる。また、透明繊維で強化したプラスチックの場合にはその強度が大きく、割れにくい特性も備えている。
【0068】
図15は第1変形例のカプセル型内視鏡61Bを示す。このカプセル型内視鏡61Bでは透明カバー17cの内面を楕円面とし、外面を球面にして第3の実施の形態とほぼ同様の機能を有するようにしている。この場合、楕円面は、その長径軸がカプセル型内視鏡61Bの中心軸と垂直な方向となるようにしている。
【0069】
本変形例の場合にも、透明カバー17cは周辺では厚さがt1で中央側にいくほど徐々に厚さが増し、中央位置で最大の厚さt3となっている。
本変形例は第3の実施の形態とほぼ同様の作用効果を有する。
【0070】
図16は第2変形例のカプセル型内視鏡61Cを示す。このカプセル型内視鏡61Cでは透明カバー17dの内面を図15の楕円面に近い非球面とし、外面を球面にして第3の実施の形態とほぼ同様の機能を有するようにしている。つまり、この場合にも、透明カバー17dは周辺では厚さがt1で中央側にいくほど徐々に厚さが増し、中央位置で最大の厚さt4となっている。
本変形例は第3の実施の形態とほぼ同様の作用効果を有する。なお、図16では、内面側を非球面にしたが、外面側を非球面にしても良い。
【0071】
(第4の実施の形態)
次に本発明の第4の実施の形態を図17を参照して説明する。図17に示す本発明の第4の実施の形態のカプセル型内視鏡71は、観察光軸Oをカプセル状容器の長手方向の中心軸Cから一方に偏芯させ、かつ偏芯した観察光軸Oとは反対側に他の部分より比重が大きい重り72を配置した構造にしている。
【0072】
このカプセル型内視鏡71では、レンズ枠体22には一方(図17では上部側)に偏芯してその筒部が設けられ、その筒部内に対物レンズ21が取り付けられ、この対物レンズ21による観察光軸(結像光軸)O上で、その結像位置にはCMOSイメージャ24が、その撮像面の中心が位置するようにして取り付けられている。
また、この偏芯した対物レンズ21に隣接して、中心軸Cに介して重り72側に偏芯した(照明光軸の)白色LED25が基板26に実装され、その接続部は封止樹脂33で封止されている。
【0073】
このレンズ枠体22の背面にはベアチップ等を実装して形成した撮像部73、制御機能を備えた制御部63、電池31、通信を行う通信部64とが配置され、円筒形状の軟性部材52により水密的に覆われている。
【0074】
この場合、円筒形状の軟性部材52における、偏芯した対物レンズ21と反対側(図17では下側)部分は例えば切り欠かれており、その切り欠き部分には略棒状ないしは直方体形状の重り72がはめ込まれて軟性部材52に水密的に固着されている。
このような構成にすることにより、カプセル型内視鏡71よりも大きい管腔内でも管腔のほぼ全体が一度の通過の際に撮像できるようにしている。
【0075】
つまり、図18に示すように胃、大腸等の大きな管腔75内で蠕動運動によりこのカプセル型内視鏡71を通過させた場合、重り72側が下側となり、上部側に偏芯させた観察光軸O上に配置された対物レンズ21により、偏芯させないで配置した場合よりも管腔75の中央付近に位置させて撮像を行うことができ、大きい管腔75内でもその管腔75のほぼ全体の内壁面を一度の通過の際に撮像できることになる。
また、重り72側が下側となるので、撮像の方向性が定まり、後で得られた画像からその撮像部分を特定することがし易く、診断も容易となる。その他は第2の実施の形態とほぼ同様の効果を有する。
【0076】
図19は第1変形例のカプセル型内視鏡71Bを示す。この変形例では白色LED25を対物レンズ21と反対側に偏芯させると共に、傾けて基板26に取り付け、その照明光軸O′を偏芯した観察光軸Oの方向に傾けるようにして、対物レンズ21による観察範囲を有効に照明できるようにしている。
【0077】
また、本変形例では例えば永久磁石72′で重りを形成している。永久磁石72′で第4の実施の形態における重り72の機能を有すると共に、さらにこのカプセル型内視鏡71Bが狭窄部等で動きにくくなったような場合には、先端に磁石等を設けた図示しない回収具を挿入して、その回収具の先端の磁石等との間に働く磁気引力によりカプセル型内視鏡71Bを吸着して引き出すことにより、カプセル型内視鏡71Bを簡単に回収できるようにしている。
【0078】
また、磁力を利用して外部から進行速度等を制御する等にも利用できるようにしている。その他は第4の実施の形態のカプセル型内視鏡71と同様の構成である。
本変形例によれば、偏芯した観察光軸Oによる観察範囲(撮像範囲)を有効に照明できる作用効果がある。なお、永久磁石72′で重りを形成する代わりに、強磁性体を採用して重りを形成しても良い。
【0079】
図20は第2変形例のカプセル型内視鏡71Cを示す。この変形例では観察光軸Oと照明光軸O′を斜め、つまり斜視方向にしたものである。その他は第4の実施の形態のカプセル型内視鏡71とほぼ同様の構成である。この場合には、底部側を肉厚にしたレンズ枠体22′を採用している。観察方向が異なる点を除いて、第4の実施の形態とほぼ同様の作用効果を有する。
【0080】
図21は第3変形例のカプセル型内視鏡71Dを示す。この変形例では観察光軸Oと照明光軸O′を重り72が配置された側面(図21では下側側面)と反対側の側面(図21では上側側面)方向、つまり側視方向にしたものである。
レンズ枠体22、白色LED25は照明・撮像部62の上面に取り付けられ、照明・撮像部62の下側に制御部63、通信部64が積層され、これらの周囲は軟性部材52で覆われている。
【0081】
また、軟性部材52に隣接して配置した電池収納枠体77内には電池31が収納されている。その他は第4の実施の形態のカプセル型内視鏡71と同様の構成である。
本変形例も観察方向が異なる点を除いて、第4の実施の形態とほぼ同様の作用効果を有する。
【0082】
(第5の実施の形態)
次に本発明の第5の実施の形態を図22を参照して説明する。図22は本発明の第5の実施の形態のカプセル型内視鏡78を示す。
このカプセル型内視鏡78は例えば図8のカプセル型内視鏡3Eにおいて、電池31の周囲を、例えば絶縁性の電池収納枠体34及び絶縁性の封止樹脂33とで水密的に覆うようにしたものである。
【0083】
このような構成にすることにより、仮に長期間、使用していない電池31を使用した場合、液漏れが発生してもその液漏れで回路24等を短絡させるような悪影響を防止できる。
【0084】
また、液漏れが発生した電池31の場合にはその電池31を電池収納枠体34及び封止樹脂33と共に、別の新しいものと交換すれば、他の回路部分は損傷されないのでそのまま使用することができる。
【0085】
図23は変形例のカプセル型内視鏡78Bを示す。本変形例では電池収納枠体34を金属製とし、少なくともその内周面に耐薬品性を備えた絶縁性のコーティング剤79を施したものにしている。この変形例の作用効果は第5の実施の形態とほぼ同様である。
【0086】
なお、この他の変形例として、電池31を水密的に覆うと共に、内部の電池を交換可能な構造にしても良い。また、次の第6の実施の形態のように電池21を2次電池とし、外装ケース16の外部から充電可能にして、交換を必要としない構造にしても良い。
【0087】
(第6の実施の形態)
次に本発明の第5の実施の形態を図24及び図25を参照して説明する。図24は本発明の第5の実施の形態のカプセル型内視鏡81を示す。
このカプセル型内視鏡81は例えば図22のカプセル型内視鏡78において、電池31の代わりに充電可能な2次電池31′を採用すると共に、例えばアンテナ32に隣接する後端部内部に充電回路82を収納している。
【0088】
この充電回路82はリード線等により、基板24、26、フレキシブル基板41等と電気的に接続されている。なお、充電回路82は外装ケース16の内部に水密的に収納されていると共に、仮に外装ケース16が破損しても体液等でその機能が損なわれないように充電回路82の周囲は絶縁性の封止樹脂33等で水密的に覆われている。
また、充電回路82に充電のためのエネルギを供給するエネルギ供給ユニット83をカプセル型内視鏡81の外部に設けている。
【0089】
図25は充電回路82及びエネルギ供給ユニット83の概略の構成を示す。エネルギ供給ユニット83のユニット本体の例えば上面には、カプセル型内視鏡81の後端部と嵌合する凹部が設けてあり、カプセル型内視鏡81をその後端部を下にして保持できるようにしている。
【0090】
この凹部下側の内部には発振器(図25ではOSCと略記)84の出力端に接続されたコイル85が配置され、このコイル85には発振器84で発振された高周波出力信号が印加される。
発振器84は商用電源に接続されるプラグ87を介して電源回路86で生成された直流電力が供給される。
【0091】
また、カプセル型内視鏡81における後端部の内部に収納した充電回路82はコイル85と対向する位置にコイル91が配置され、このコイル91の一端及び他端はそれぞれ整流用のダイオード92のアノードと平滑用のコンデンサ93の一端に接続されている。
【0092】
ダイオード92のカソードはコンデンサ93の他端に接続されると共に、逆流防止用ダイオード94を介して2次電池31′の正極に接続されている。また、コンデンサ93の一端は2次電池31′の正極に接続されている。
【0093】
また、本実施の形態では、2次電池31′の正極はアナログスイッチ95を介して負荷96(具体的には、基板24、26等による撮像系等の電気回路)に接続され、負極は負荷96のグランドに接続されている。
【0094】
アナログスイッチ95は充電回路82から電源が供給されるように接続されており(図示略)、そのスイッチ制御端に所定レベル以上の電圧が印加された場合にのみアナログスイッチ95の2接点はONするようにしている。
つまり、カプセル型内視鏡81のみで内視鏡検査を行う状態では、アナログスイッチ95はONしており、負荷96側に動作用の電力を供給する。
【0095】
一方、図25に示すように、カプセル型内視鏡81をエネルギ供給ユニット83の凹部に乗せ、エネルギ供給ユニット83のプラグ87を商用電源に接続して動作状態に設定すると、コイル85に供給された高周波電流がこのコイル85と高周波的に電磁結合したコイル91に供給され、その高周波電流はダイオード92で整流されて直流(脈流)となり、さらにコンデンサ93で平滑された(殆ど一定電圧の)直流となり、逆流防止用ダイオード94を介して2次電池31′に流れ、この2次電池31′を充電する。
【0096】
また、この場合には、アナログスイッチ95はOFFになり、効率良く2次電池31′を直流電圧で充電することができる。所定時間、充電することにより、2次電池31′により再び負荷96側に所定の機能を行う電力を供給できるようになる。
【0097】
なお、例えば充電回路82を構成するコイル91は外装ケース16の後端内周面にスパイラル状にプリントパターン等を形成したもので構成でき、またその他はダイオード92,93とコンデンサ93で簡単かつ小さなサイズにできる。
【0098】
また、これらの部品を他の機能を有する基板に形成し、プリントパターン等で形成したコイル91を外装ケース16の後端部内面に取り付けるようにしても良い。
【0099】
本実施の形態によれば、図22のカプセル型内視鏡78の作用効果を有すると共に、さらに電池31′の交換を必要とすることなく繰り返しの内視鏡検査に使用できる。
また、カプセル型内視鏡81に内蔵された電池31′や充電回路82と非接触で充電ができるので、充電を簡単に行うことができる。また、電池を水密機能を保って交換可能にする構造を必要としないで、簡単な構成で充電できるカプセル型内視鏡を提供できる。
【0100】
なお、第6の実施の形態の変形例として、商用電源からの交流電力(交流の電気エネルギ)を直接コイル85に供給したり、その電圧を下げてコイル85に供給するようにしても良い。この場合には、発振器84により高周波の交流電力の場合よりはエネルギの伝達機能が小さくなる場合があるが、より簡単な構成となる。また、2次電池31′としては、リチウムイオン電池等の充電可能な2次バッテリの他に、電気二重層の構造を利用したコンデンサ容量が非常に大きいスーパキャパシティ等の充電が可能な2次電源を採用しても良い。
【0101】
また、他の変形例として、光をカプセル型内視鏡81側に供給し、カプセル型内視鏡81側には光の照射により電気エネルギに変換する太陽電池等の光電変換デバイスを用いた充電回路を設けるようにしても良い。この場合にも、カプセル型内視鏡81に内蔵された電池31′や充電回路と非接触で充電ができる。
【0102】
なお、上述した各実施の形態等を部分的に組み合わせる等して構成される実施の形態等も本発明に属する。
なお、上述した実施の形態等では、光学的に観察(検査)するカプセル型内視鏡の場合でカプセル型医療装置を具体的に説明したが、pHセンサ等のセンサを設けて医療行為を行うものや、体液の回収、薬剤の放出(による治療または処置)、その他の医療行為を行う手段を設けたカプセル型医療装置にも適用することができる。
【0103】
[付記]
1.少なくとも人または動物の体腔内で検査、治療または処置を行うカプセル型医療装置において、
基板を外装部材で水密的に内蔵し、基板と部品との接続部分又は複数の基板の場合には基板と基板との接続部分を水密的に覆う手段を形成したことを特徴とするカプセル型医療装置。
【0104】
1−1.付記1記載のカプセル型医療装置において、基板が、セラミック製又は樹脂製である。
1−2.付記1記載のカプセル型医療装置において、基板が、平板形状又はキャビティ(段付)形状である。
1−3.付記1記載のカプセル型医療装置において、基板が、円形又は多角形である。
【0105】
1−4.付記1記載のカプセル型医療装置において、基板に実装される部品がベアチップの場合、その実装方法が、ワイヤボンディング又はフリップボンディングである。
1−5.付記1記載のカプセル型医療装置において、基板に実装される部品がベアチップの場合、その実装方法が、ワイヤボンディング又はフリップボンディングを組み合わせたスタック(積み重ね)実装である。
1−6.付記1記載のカプセル型医療装置において、基板に実装される部品がベアチップの場合、その実装方法が、コアレスSIPである。
【0106】
2.付記1記載のカプセル型医療装置において、少なくとも接続部分が生体適合性の無い材料で接続された箇所を水密的に覆う構成とした。
3.付記1〜2記載のカプセル型医療装置において、部品毎に、基板と部品との接続部分を封止樹脂等で水密的に覆う構成とした。
4.付記1〜2記載のカプセル型医療装置において、基板毎に、基板と部品との接続部分を封止樹脂等で水密的に覆う構成とした。
5.付記1〜2記載のカプセル型医療装置において、基板と基板とを接続した後に、基板間のすべてを封止樹脂等で水密的に覆う構成とした。
【0107】
6.付記1〜2記載のカプセル型医療装置において、基板と基板とを接続した後に、基板外周の全面を封止樹脂等で水密的に覆う構成とした。
7.人または動物の体腔内で検査、治療または処置を行うカプセル型医療装置において、基板とバッテリとを外装部材で水密的に内蔵し、基板又はバッテリを外装部材とは別の軟性部材で軸方向を全周的に覆うようにしたことを特徴とするカプセル型医療装置。
7′.少なくとも人または動物の体腔内で検査、治療または処置を行うカプセル型医療装置において、基板を外装部材で水密的に内蔵し、基板又はバッテリを外装部材とは別の補強部材で軸方向を全周的に覆うようにしたことを特徴とするカプセル型医療装置。
【0108】
7′−1.付記7記載のカプセル型医療装置において、補強部材は複数の電気基板を覆い、ノイズの侵入又は放出を防止するシールド機能を有する。
8.付記7記載のカプセル型医療装置において、基板又はバッテリと外装部材との間に、外装部材よりも軟性の樹脂を略円筒状に配置した。
【0109】
8−1.付記8記載のカプセル型医療装置において、軟性の樹脂が、ポリイミドテープである。
8−2.付記8記載のカプセル型医療装置において、軟性の樹脂が、熱収縮チューブである。
9.付記7記載のカプセル型医療装置において、基板又はバッテリの外周との間に接着剤などを介在させた上で軟性の樹脂で覆う構成とした。
【0110】
9−1.付記9記載のカプセル型医療装置において、軟性の樹脂は、熱収縮チューブである。
9−1−1.付記9−1記載のカプセル型医療装置において、熱収縮チューブは、PTFE(商品名テフロン(登録商標))やイラックスなどの肉厚の薄いチューブである。
9−2.付記9記載のカプセル型医療装置において、接着剤は熱収縮チューブの両端付近のみに介在させてある。
【0111】
10.付記7記載のカプセル型医療装置において、基板又はバッテリの外周を外装部材よりも軟性の樹脂で略全周的に覆い、接着剤などで外装部材内面と接合した。
10−1.付記10記載のカプセル型医療装置において、軟性の樹脂が、ウレタン又はシリコン樹脂である。
11.付記7記載のカプセル型医療装置において、基板又はバッテリの外周を少なくともコーティングした後に外装部材内に収納した。
11−1.コーティング材が、外装部材よりも軟性である。
【0112】
(付記7〜11−1の背景)
従来例では1重の外装部材で覆うことによりカプセル内部を水密にしているいるのみであったので、万一、外装部材が破損すると、内部に体液が侵入して電気基板やバッテリの動作を損なう可能性があった。
【0113】
このため、外装部材の損傷をしにくくしたり、損傷しても内部の電気基板やバッテリによる動作に悪影響を及ぼさないようにできるカプセル型医療装置を提供することを目的とし、付記7〜11−1の構成にした。
【0114】
12.観察窓としての透明カバーと外装部材とによって内蔵する部材を水密的に密封したカプセル型医療装置において、内部空間のある観察窓を他の部分より強度的に強くしたことを特徴とするカプセル型医療装置。
12′.観察窓としての透明カバーと外装部材とによって内蔵する部材を水密的に密封したカプセル型内視鏡において、内部空間のある観察窓を他の部分より強度的に強くしたことを特徴とするカプセル型内視鏡。
【0115】
13.付記12記載のカプセル型医療装置において、透明カバーの外面を長径軸がカプセル長手方向中心軸と平行な楕円形状とし、内面を円形状として中央部分が一番厚くなる構成とした。
14.付記12記載のカプセル型医療装置において、透明カバーの外面を円形状とし、内面を長径軸がカプセル長手方向中心軸と垂直な楕円形状として中央部分が一番厚くなる構成とした。
15.付記12記載のカプセル型医療装置において、透明カバーの外面又は内面を非球面形状として中央部分が一番厚くなる構成とした。
【0116】
16.付記12〜15記載のカプセル型医療装置において、透明カバーの材質を割れにくい部材又は割れても粉々にならない部材とした。
16−1.付記16記載のカプセル型医療装置において、透明カバーの材質は、ポリカーボネイトと又はゼオネックスである。
16−2.付記16記載のカプセル型医療装置において、透明カバーの材質は、透明繊維で強化した強化プラスチックである。
【0117】
(付記12〜16−2の背景)
従来例のカプセル型内視鏡では観察窓の肉厚は全周に渡って均一であり、この場合にはより強度を大きくしようとして肉厚を増すと、その外径が大きくなってしまい、飲みにくくなる欠点がある。
そのため、飲みにくくすることなく、従来例よりも強度を大きくできるカプセル型内視鏡等のカプセル型医療装置を提供することを目的として、付記12〜16−2の構成にした。
【0118】
17.少なくとも観察機能を有するカプセル型医療装置において、観察光軸をカプセルの長手方向中心から偏芯させ、観察光軸と反対側に他の部分より比重が高い重りを内蔵させたことを特徴とするカプセル型医療装置。
17′.少なくとも観察機能を有するカプセル型内視鏡において、観察光軸をカプセルの長手方向中心から偏芯させ、観察光軸と反対側に他の部分より比重が高い重りを内蔵させたことを特徴とするカプセル型内視鏡。
【0119】
18.付記17記載のカプセル型医療装置において、照明手段を重りがある側に配置して照明光軸を観察光軸側に傾斜させて配置した。
19.付記17記載のカプセル型医療装置において、観察光軸が重りとは反対側に傾いた斜視型とした。
20.付記17記載のカプセル型医療装置において、観察光軸が重りとは反対側の側面方向を向く側視型とした。
21.付記17〜20記載のカプセル型医療装置において、重りは磁石又は磁性体とした。
【0120】
(付記17〜21の背景)
従来のカプセル型内視鏡では、その観察光軸がカプセル内視鏡の長手方向の長軸(中心軸)とが一致していた。このため、管腔内を通過しながら内視鏡検査を行う場合、カプセル型内視鏡よりもかなり大きな管腔部分を通過する場合にはその管腔に接している部分と反対側の部分は観察範囲から外れてしまい易くなってしまう。
【0121】
このため、カプセル型内視鏡よりもかなり大きな管腔部分を通過する場合にも、管腔に接している部分と反対側の部分も観察範囲に入れて内視鏡検査などができるカプセル型内視鏡等のカプセル型医療装置を提供することを目的として、付記17〜21の構成にした。
【0122】
22.医療行為を行うための機能を備えた回路基板と、前記回路基板に電力を供給するバッテリとをカプセル形状の外装部材の内部に水密的に収納したカプセル型医療装置において、
前記バッテリの周囲を水密的に覆う水密構造にしたことを特徴とするカプセル型医療装置。
23.付記22記載のカプセル型医療装置において、前記バッテリを充電が可能な2次バッテリとし、さらに外部から充電可能とする充電回路を内蔵した。
【0123】
(付記22〜23の背景)
従来のカプセル型内視鏡等では内蔵された回路基板を動作させるために電力を供給する電源として電池(バッテリ)が内蔵される。このバッテリは長期間経過すると、液漏れする場合がある。
この場合、内蔵された回路基板が液漏れした液体で短絡するなど、所定の機能が損なわれる場合がある。このため、液漏れが発生しても回路基板等の動作に影響しないようにできるカプセル型医療装置を提供することを目的として、付記22〜23の構成にした。
【0124】
24.医療行為を行うための機能を備えた回路基板と、前記回路基板に電源を供給する電源とをカプセル形状の外装部材の内部に水密的に収納したカプセル型医療装置において、
前記電源を充電可能な2次電源で形成すると共に、外装部材の外部から前記2次電源を充電可能とする充電回路を水密的に設けたことを特徴とするカプセル型医療装置。
25.付記24記載のカプセル型医療装置において、2次電源は充電が可能な2次バッテリ、又はスーパキャパシティである。
26.付記24記載のカプセル型医療装置において、充電回路は非接触で外部から供給されるエネルギから前記2次電源を充電する電気エネルギを生成する。
【0125】
27.付記24記載のカプセル型医療装置において、さらに外部から充電回路にエネルギが供給されている場合には、2次電源から回路基板側に供給される電力を遮断するスイッチ回路を有する。
28.付記24記載のカプセル型医療装置において、充電回路は非接触で外部から供給される交流の電気エネルギから前記2次電源を充電する直流の電気エネルギを生成する。
【0126】
(付記24〜28の背景)
従来例では、カプセル型内視鏡を水密構造にすると、内蔵された電池が充電可能でない1次電池の場合には、その電気エネルギが消耗した場合にはそのカプセル型内視鏡は使用できなくなってしまう。
この場合、その電池を交換することができるような構造にすると、水密構造を保持しなければならないため、複雑になったり、大型化して飲みにくくなる欠点がある。
【0127】
このため、カプセル形状の外装部材の内部に水密的に内蔵した電源を交換することなく、簡単な構成でその電源の電気エネルギが消耗した場合には外部から簡単にエネルギを供給でき、再び使用できるカプセル型医療装置を提供することを目的として、付記24〜28の構成にした。
【0128】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、外装部材が損傷しても基板に実装された部品との接続部分、基板、基板との接続部分の機能が損なわれることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を備えたカプセル型内視鏡装置等の構成を示す図。
【図2】カプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図3】透明カバーを外してその正面側から見た図。
【図4】白色LEDをレンズ枠体に取り付ける説明図。
【図5】第1変形例のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図6】第2変形例のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図7】第3変形例のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図8】第4変形例のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図9】本発明の第2の実施の形態のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図10】第1変形例のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図11】第2変形例のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図12】第3変形例のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図13】第4変形例のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図14】本発明の第3の実施の形態のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図15】第1変形例のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図16】第2変形例のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図17】本発明の第4の実施の形態のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図18】使用状態での作用の説明図。
【図19】第1変形例のカプセル型内視鏡の主要部を切り欠いて示す図。
【図20】第2変形例のカプセル型内視鏡の主要部を切り欠いて示す図。
【図21】第3変形例のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図22】本発明の第5の実施の形態のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図23】変形例のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図24】本発明の第6の実施の形態のカプセル型内視鏡の構成を示す断面図。
【図25】図24の充電回路とエネルギ供給ユニットの構成を示す回路図。
【符号の説明】
1…カプセル型内視鏡装置
2…患者
3…カプセル型内視鏡
4…アンテナユニット
5…体外ユニット
6…表示システム
7…パソコン
8…USBケーブル
11…シールドシャツ
12…アンテナ
13…液晶モニタ
16…外装ケース
17…透明カバー
21…対物レンズ
22…レンズ枠体
23…CMOSイメージャ
24、26、29a、29b…基板
25…白色LED
27a、27b…チップ部品
28a、28b…ベアチップ
30…接続部
31…電池
32…アンテナ
33…封止樹脂
34…電池収納枠体

Claims (3)

  1. 少なくとも人または動物の体腔内で検査、治療または処置を行うカプセル型医療装置において、
    外装部材内に配設された、撮像素子を実装する撮像素子用電気基板と、
    前記外装部材内の長手方向に前記撮像素子用電気基板と共に積層するように並設された、所定の電気部品を実装する少なくとも1つの電気部品用電気基板と、
    互いに隣接する前記各電気基板間を電気的に接続する接続部と、
    前記接続部と前記互いに隣接する各電気基板とにより形成された空間全体に充填された充填部材と、
    を具備し、
    前記充填部材は、絶縁性材料で構成され、前記空間全体に充填されることで当該空間内に配設される撮像素子、所定の電気部品および前記接続部のうち少なくとも1つを水密的に覆うと共に、前記空間内に充填された後に互いに隣接する基板同士を保持するように硬化する機能を有することを特徴とするカプセル型医療装置。
  2. 前記充填部材は、生体適合性材料で構成されたことを特徴とする請求項1に記載のカプセル型医療装置。
  3. 少なくとも人または動物の体腔内で検査、治療または処置を行うカプセル型医療装置において、
    略円筒形状を呈し端部が閉塞した外装部材と、
    前記外装部材内に配設された、所定の電気部品を実装する電気基板と、
    前記外装部材内に配設された、前記電気部品の駆動源となるバッテリと、
    前記外装部材の内周面と、前記電気基板および前記バッテリの外周部との間において当該電気基板およびバッテリの外周部を覆うように配設された、前記外装部材より軟性の材料で構成された軟性部材層と、
    前記軟性部材層と、前記外装部材の内周面または前記電気基板および前記バッテリの外周部との間に配設された接着剤層と、
    を具備したことを特徴とするカプセル型医療装置。
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