JP3956189B2 - スライド扉の自動ロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、住宅等に設けられる引戸、シャッタなどのスライド扉に係るロック装置に関し、特に、スライド扉を閉成位置で自動ロックすることができるスライド扉の自動ロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
スライド扉の自動ロック装置としては様々なものが提案されているが、スライド扉の一種であるシャッタの自動ロック装置について説明する。
【0003】
特開平10−140896号公報により開示されているシャッタの自動ロック装置(第1従来例)は、図10に示した如く、ロックプレ−ト11とスライダ−プレ−ト12とがケ−ス本体13に摺動自在に設けられている。
【0004】
ケ−ス本体13はシャッタのガイドレ−ルに設けられ、また、ロックプレ−ト11とスライダ−プレ−ト12は先端側に傾斜部を形成し、シャッタのロックバ−の通路に突出するようにばねによる突出勢力が与えられている。
【0005】
また、ロックプレ−ト11とスライダ−プレ−ト12との後方上部には凹形部11a、12aが各々形成されており、これら凹形部11a、12aにシャフト14が突入自在となっている。
【0006】
シャフト14はソレノイド15のプランジャ16に連結した連動板17に横向きに設けられ、ソレノイド15が無給電のときには、ばね18のばね力で下降勢力が与えられている。
【0007】
上記した自動ロック装置は、シャッタを閉じると、シャッタに固定されたロックバ−19が下降するため、図11に示すように、ロックバ−19によって押動されるロックプレ−ト11が後退動する。
この場合、ソレノイド15が無給電となっているから、シャフト14がロックプレ−ト11の上縁に当接するようになる。
【0008】
ロックバ−19が引き続き下降することでスライダ−プレ−ト12が押動されて後退動すると共に、ロックバ−19がロックプレ−ト11の先端部を通過することにより、このロックプレ−ト11がばね勢力で進出するため、図12に示す如く、凹形部11a、12aにシャフト14が突入する。
【0009】
これより、ロックプレ−ト11の後退動がシャフト14によって阻止されることから、ロックバ−19によってロックバ−19の上昇移動が停止され、シャッタが閉成位置でロックされる。
【0010】
シャッタのロックを解除するときは、ソレノイド15を給電する。
これより、プランジャ16が吸引されるため、シャフト14が上昇し、図13に示すように、凹形部11a、12aより脱出し、ロックプレ−ト11の後退動が可能になり、ロックが解除される。
【0011】
したがって、ロックバ−19の上昇によって押動されたロックプレ−ト11が後退動することから、シャッタを開放させることができる。
【0012】
実公平6−3100号公報により開示されているシャッタの自動ロック装置(第2従来例)は、図14に示した如く、ストッパ−体21がケ−ス本体22に旋回自在に設けられている。
【0013】
ケ−ス本体22はシャッタのガイドレ−ルに設けられ、また、ストッパ−体21にはシャッタに固定されたロックバ−30の通路に突出するようにトグルばね23が設けられている。
【0014】
支軸24はストッパ−体21のガイド孔21aを貫通してケ−ス本体22に固着され、また、支軸25はストッパ−体21に固着し、その端部をケ−ス本体22のガイド凹溝22aに突入させてある。
【0015】
係止板26はソレノイド27のプランジャ28に固着され、ソレノイド27の無給電時にはスプリング29のばね力で下降し、ストッパ−体21の右旋回を阻止するようになっている。
【0016】
このように構成された自動ロック装置は、シャッタを閉めることにより、そのロックバ−30がストッパ−体21を押動するため、図15に示した如く、ストッパ−体21の支軸25を中心に左旋回し、ロックバ−30を通過させる。
【0017】
ロックバ−30がストッパ−体21を通過すると、ストッパ−体21がばね勢力で復動旋回し、図16に示した如く、ロックバ−30の上昇移動を阻止する。
【0018】
このようにシャッタを閉めるときにはソレノイド27が無給電となっており、係止板26が下降している。
したがって、ストッパ−体21の右旋回が係止板26によって阻止され、シャッタのロック状態となる。
【0019】
ロックを解除する場合はソレノイド27を給電する。
これより、プランジャ28が吸引されるため、係止板26が上昇し、ストッパ−体21の右旋回を可能とする。
【0020】
これより、ロックバ−30の上昇移動によって押動されたストッパ−体21が図17に示すように右旋回する。
なお、この場合、ストッパ−体21は、支軸24を中心として旋回すると共に、支軸25がガイド凹溝22aを進むため、ケ−ス本体内に向かって旋回する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
従来例1の自動ロック装置は、ロックバ−19がロックプレ−ト11の傾斜部を滑動することにより、ロックプレ−ト11を横方向に後退動させる構成であるため、ロックプレ−ト11の摺動抵抗が大きく、必ずしも動作性のよいロック装置ではなかった。
【0022】
従来例2の自動ロック装置は、ストッパ−体21を2軸(支軸24、25)によって旋回させる構成であるため、小形化が難しく、また、ケ−ス本体22とシャッタとの距離を所定以上に大きくする場合にはストッパ−体21を大きくしなければならず、この結果、装置形態が大形化しレイアウト設計の自由度が少ない。
【0023】
本発明は上記した実情にかんがみ、装置形態の小形化に適し、かつ、構成簡単にして動作性を向上させることができるスライド扉の自動ロック装置を提案することを目的とする。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するため、本発明では、 ガイドレールに備え、扉のロック部材をロックして扉を閉成状態に保持するスライド扉の自動ロック装置において、傾斜部を設けてケース本体の開孔から突出させるようにした第1腕と、ケース本体内面に係合させる第2腕とを軸支部から2方向に延設させた回転プレートと、前記回転プレートに軸支部を中心とする一方向の回転勢力を与え、前記第1腕を開孔から突出させ、前記第2腕をケース本体内面に圧接させるように回転プレートを回転させるばね部材と、ケース本体に摺動自在に設けると共に、前記回転プレートの軸支部を回転自在に軸着し、さらに、ばね部材でケース本体の前記開孔側に進出勢力を与えるスライド部材と、前記スライド部材を進出位置で係止保持してロック動作モード、その係止保持を解除してアンロック動作モードとするロック・アンロック切換機構とを備え、前記のロック動作モードでは、前記第1腕が扉のロック部材のロック方向の移動に伴って押し回された後、ばね部材の回転勢力で復動する回転プレートの回転を軸支部を中心とした回転動作のみで行なわせ、前記のアンロック動作モードでは、前記第1腕が扉のロック部材のアンロック方向の移動に伴って押動されることにより、前記第2腕がケース本体内面と係合した先端部を支点とし、かつ、軸支部となっているスライド部材を後退動させながら回転プレートを旋回させる構成としたことを特徴とするスライド扉の自動ロック装置。
【0025】
この自動ロック装置は、ロック・アンロック切換機構をロック動作させることにより、ロック動作モ−ドとなる。
すなわち、ロック動作モ−ドでは、スライド部材が進出位置に係止保持され、また、回転プレ−トが一方向回転のばね勢力を受け、その第2腕がケ−ス本体内面に係合し、第1腕がケ−ス本体の開孔から突出した状態となる。
【0026】
このロック動作モ−ドで扉を閉めると、扉のロック部材が回転プレ−トの第1腕をばね勢力に抗して押し回しながら移動するため、第1腕が回転プレ−トの回転にしたがい上記開孔内に向かって旋回し、ロック部材がこの第1腕を通過しロック位置に移動する。
【0027】
ロック部材が上記第1腕を通過すると、回転プレ−トがばね勢力で一方向に回転し、上記したロック動作位置に戻り、回転プレ−トの第2腕がケ−ス本体内面に係合し、この回転プレ−トの一方向回転が禁止され、また、その第1腕がケ−ス本体の開孔から突出する。
【0028】
したがって、ロック部材がロック位置から突出した上記第1腕に係止され、ロック位置から離れる方向に移動しない。これより扉が閉成状態でロックされる。
【0029】
ロック・アンロック切換機構をアンロック動作に切換えると、アンロック動作モ−ドとなる。
アンロック動作モ−ドでは、スライド部材の係止保持が解除されることから、回転プレ−トの軸支部がスライド部材の後退動にしたがって許容されるようになる。
【0030】
このアンロック動作モ−ドにおいて扉を開操作すると、ロック部材がロック位置から離れる方向に移動して回転プレ−トの第1腕を上記とは反対向きに押し回すため、回転プレ−トが一方向の回転勢力を受ける。
【0031】
回転プレ−トは第2腕がケ−ス本体内面に係合して一方向回転が禁止される状態となっているため、ロック部材によって上記のような一方向回転勢力を受けることにより、この回転プレ−トの軸支部に移動力が作用する。
【0032】
したがって、スライド部材が回転プレ−トの軸支部に作用する移動力を受けて後退動することから、回転プレ−トの軸支部がスライド部材と共に後退動し、第1腕がケ−ス本体の開孔内に向かって移動し、ロック部材の通過を許し、扉の開放を可能にする。
【0033】
扉を開放しロック部材が上記第1腕を通過した後は、スライド部材がばね勢力で進出位置に戻るため、回転プレ−トもアンロック動作モ−ドとなる。
【0037】
【発明の実施の形態】
次に、本発明をシャッタの自動ロック装置として実施した一実施形態について図面に沿って説明する。
図1はロック装置の正面図、図2は同ロック装置の右側面図、図3は裏側のケ−ス本体を取外し、上記ロック装置の内部を示した部分的な拡大裏面図、図4は回転プレ−トを示す上記ロック装置の部分的な拡大断面図、図5はスライドプレ−トを示す上記ロック装置の部分的な拡大断面図である。
【0038】
これらの図面において、50は前ケース50aと後ケース50bら
なるケース本体で、その内部には収納部が形成してあり、この収納部の上方には、前ケース50aに固着したソレノイド51を設けると共に、このソレノイド51に備えたプランジャ52の下端部には連動板53aと、この連動板53aを挟持するようにして設けた従動板53bとからなる連動部材53を連結してある。
【0039】
そして、上記ソレノイド51の下端と連動板53aの上端との間に係架したコイルスプリング54によって上記連動部材53をプランジャ52と共に常時下方に向かって付勢してあり、また、連動部材53の従動板53bには、その下端部にシャフト55を横向きに固定してある。
【0040】
上記したソレノイド51、プランジャ52、連動部材53、スプリング54、シャフト55がロック・アンロック切換機構を構成している。
【0041】
ケ−ス本体50の収納部の下方には、回転プレ−ト56とスライドプレ−ト(スライド部材)57とが収納してある。
この回転プレ−ト56は図4に示す通り、軸支部58から2方向に第1腕56aと第2腕56bとを延設させた2腕レバ−として形成してある。
【0042】
そして、第1腕56aと第2腕56bとはほぼ直角方向に延設してあるが、第1腕56aについては傾斜部56c、56dを形成して山形状とし、第2腕56bについては平面形成した圧接面56eが設けてある。
【0043】
上記の回転プレ−ト56は、その軸支部58をスライドプレ−ト57の一方側部に回転自在に軸着してあり、また、この回転プレ−ト56は第2腕56bと後ケ−ス50bの間に係架したコイルスプリング59によって常時一方向(図4において反時計方向)の回動勢力が与えてある。
なお、上記第2腕56bとコイルスプリング59との嵌合にボ−ル60を設け、ばね力が回転プレ−ト56にスム−ズに伝達されるようになっている。
【0044】
つまり、回転プレ−ト56は、コイルスプリング59のばね力を受け、通常時には第2腕56bの圧接面56eが前ケ−ス50aの内面部に圧接し、第1腕56aが前ケ−ス50aの開孔61より突出した状態となっている。
【0045】
また、スライドプレ−ト57は図5に示したように、横方向に移動するように前ケ−ス50aに摺動自在に設けてある。
このスライドプレ−ト57にはコイルスプリング62を挿入する長溝57aを形成すると共に、後端上部に切欠き形成した係合凹部57bが設けてある。
【0046】
さらに、コイルスプリング62は長溝57aの端部と後ケ−ス50bとの間に係架してスライドプレ−ト57に常時進出勢力を与えるようにしてある。
【0047】
なお、このスライドプレ−ト57には、長溝57aの前側に隆起部57cを形成し、この隆起部57cがケ−ス本体に形成したガイド溝(図示省略)を摺動するようにしてあり、隆起部57cがそのガイド溝の溝端に当接することにより、スライドプレ−ト57の抜け出しが防止される。
【0048】
さらに、上記した回転プレ−ト56の軸支部58はロ−ラ63を介在させてスライドプレ−ト57に軸着してある。
つまり、回転プレ−ト56の軸着部となるスライドプレ−ト57と回転プレ−ト56との間には図6に示したようにロ−ラ63を設け、このロ−ラ63がケ−ス本体内の水平ガイド面64を転がるようにして、スライドプレ−ト57の摺動を円滑にする構成としてある。
【0049】
また、スライドプレ−ト57は図3から分かるように、2つの従動板53bの板間に位置し、通常時(ソレノイド無給電時)にはその係合凹部57bにシャフト55が係合し、図5に示す如く、スライドプレ−ト57の後退動が禁止されている。
【0050】
その他、図中の符号65はソレノイド51に接続した電源コ−ドである。
また、上記したロック装置は、シャッタを開閉自在にガイドするガイドレ−ルの下部に取付ける。
【0051】
次に、上記したロック装置の動作について説明する。
図7〜図9はロック装置の動作説明図であり、これらの図に示す符号70はシャッタの下部に固定して設けられ、シャッタ開閉と共に上下方向に移動するロックバ−(ロック部材)である。
【0052】
ソレノイド51の無給電時には、図4、図5に示すように、ロック動作モ−ドの動作状態となっている。
この動作モ−ドでは、プランジャ52が下降しているため、シャフト55がばね勢力で進出しているスライドプレ−ト57の係合凹部57bに係合し、スライドプレ−ト57の進出位置を係止保持している。
【0053】
また、回転プレ−ト56がコイルスプリング59のばね力で一方向に回転し、その第2腕56bの圧接面56eがケ−ス本体内面に圧接した状態で静止している。
したがって、第1腕56aがケ−ス本体の開孔61から突出している。
【0054】
シャッタの閉成動作にしたがってロックバー70が下降すると、ロックバー70が回転プレート56の第1腕56aに突き当って傾斜部56cを滑動するため、図7に示すように、ロックバー70によって第1腕56aが押し回され、この結果、回転プレート56が軸支部58を支点に時計方向に回転する。
【0055】
回転プレ−ト56がこのように回転することにより、ロックバ−70がさらに下降しロック位置に移動する。
ロックバ−70が回転プレ−ト56の第1腕56aを通過することにより、回転プレ−ト56がコイルスプリング59のばね力で反時計方向に戻り回転し、図8に示すようにロック状態となる。
【0056】
このロック状態では、回転プレ−ト56の圧接面56eがケ−ス本体内面に圧接し、また、スライドプレ−ト57が進出位置で係止保持されていることから、回転プレ−ト56が反時計方向には回転しないため、ロックバ−70の上昇移動が第1腕56aによって確実に阻止され、シャッタが閉成位置にロックされる。
【0057】
シャッタの上記ロックを解除する場合にはソレノイド51を給電してアンロック動作モ−ドとする。
ソレノイド51の給電によってプランジャ52が吸引され上昇することから、シャフト55がスライドプレ−ト57の係合凹部57bより脱出し、スライドプレ−ト57の後退動を許容する。
【0058】
したがって、シャッタの開放動作にしたがってロックバ−70が上昇すると、ロックバ−70が回転プレ−ト56の第1腕56aを押し回しながら傾斜部56dを滑動するため、回転プレ−ト56が図9に示すように回転しながら移動する。
【0059】
すなわち、回転プレ−ト56が第1腕56aに加わる押し回し力で、その第2腕56bの先端部を支点に旋回するため、第1腕56aがケ−ス本体内に向かって後退し、ロックバ−70が第1腕56aを通過して上昇移動する。
【0060】
この場合、回転プレ−ト56の軸支部58がスライドプレ−ト57を後退動させながら移動する。
このように、第1腕56aによるロックバ−70の上昇阻止が解かれ、シャッタの閉成ロックが解除される。
【0061】
ロックバ−70が上昇して第1腕56aを通過すると、回転プレ−ト56とスライドプレ−ト57がばね力で復動し、図4、図5に示す位置に戻り、また、ソレノイド51の給電を停止することにより、シャフト55が下方に移動してスライドプレ−ト57の係合凹部57bに係合し、ロック動作モ−ドとなる。
【0062】
以上、シャッタの自動ロック装置について説明したが、引戸などのスライド扉の自動ロック装置としても同様に実施することができる。
【0063】
【発明の効果】
上記した通り、本発明に係る自動ロック装置は、軸支部をスライド部材に軸着した一軸構成の回転プレ−トを備えたことから、装置形態の小形化に適する。
【0064】
また、軸支部をスライド部材に軸着した回転プレ−トは、スライド部材を変えることにより、扉のロック部材との係止位置を調節することができるから、ロック装置と扉との間の距離が大きい場合でも大形化せず、組込みに便利な自動ロック装置となる。
【0065】
さらに、回転プレ−トを軸着する一つのスライド部材を備え、摺動部を可能なるかぎり少なくしたことから、動作性を向上させた構成簡単な自動ロック装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をシャッタのロック装置として実施した自動ロック装置を示す正面図である。
【図2】上記自動ロック装置の右側面図である。
【図3】裏側のケ−ス本体を取外し、上記自動ロック装置の内部を示した部分的な拡大裏面図である。
【図4】回転プレ−トを示す上記自動ロック装置の部分的な拡大断面図である。
【図5】スライドプレ−トを示す上記自動ロック装置の部分的な拡大断面図である。
【図6】回転プレ−トの軸支部に設けたロ−ラを示す上記自動ロ−ラ装置の部分的な拡大断面図である。
【図7】シャッタのロックバ−をロックする動作過程を示した上記自動ロック装置の動作説明図である。
【図8】ロック状態を示す図7同様の動作説明図である。
【図9】ロック解除過程を示す図7同様の動作説明図である。
【図10】第1従来例として示した自動ロック装置の部分的な拡大断面図である。
【図11】第1従来例として示した自動ロック装置のロック動作過程を示す動作説明図である。
【図12】ロック状態を示す図11同様の動作説明図である。
【図13】ロック解除過程を示す図11同様の動作説明図である。
【図14】第2従来例として示した自動ロック装置の部分的な拡大断面図である。
【図15】第2従来例として示した自動ロック装置のロック動作過程を示す動作説明図である。
【図16】ロック状態を示す図15同様の動作説明図である。
【図17】ロック解除過程を示す図15同様の動作説明図である。
【符号の説明】
50 ケ−ス本体
51 ソレノイド
52 プランジャ
53 連動部材
55 シャフト
56 回転プレ−ト
56a 第1腕
56b 第2腕
56e 圧接面
57 スライドプレ−ト
57b 係合凹部
58 軸支部
60 ボ−ル
63 ロ−ラ
70 ロックバ−

Claims (1)

  1. ガイドレールに備え、扉のロック部材をロックして扉を閉成状態に保持するスライド扉の自動ロック装置において、
    傾斜部を設けてケース本体の開孔から突出させるようにした第1腕と、ケース本体内面に係合させる第2腕とを軸支部から2方向に延設させた回転プレートと、
    前記回転プレートに軸支部を中心とする一方向の回転勢力を与え、
    前記第1腕を開孔から突出させ、前記第2腕をケース本体内面に圧接させるように回転プレートを回転させるばね部材と、
    ケース本体に摺動自在に設けると共に、前記回転プレートの軸支部を回転自在に軸着し、さらに、ばね部材でケース本体の前記開孔側に進出勢力を与えるスライド部材と、
    前記スライド部材を進出位置で係止保持してロック動作モード、その係止保持を解除してアンロック動作モードとするロック・アンロック切換機構とを備え、
    前記のロック動作モードでは、前記第1腕が扉のロック部材のロック方向の移動に伴って押し回された後、ばね部材の回転勢力で復動する回転プレートの回転を軸支部を中心とした回転動作のみで行なわせ、
    前記のアンロック動作モードでは、前記第1腕が扉のロック部材のアンロック方向の移動に伴って押動されることにより、前記第2腕がケース本体内面と係合した先端部を支点とし、かつ、軸支部となっているスライド部材を後退動させながら回転プレートを旋回させる構成としたことを特徴とするスライド扉の自動ロック装置。
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