JP3954442B2 - 情報再生装置及び方法並びに駆動制御装置 - Google Patents

情報再生装置及び方法並びに駆動制御装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、CD(Compact Disc)、MD(Mini Disc)、DVD等のディスク状の記録媒体に記録されたコンテンツ情報の再生等を行う情報再生装置及び方法の技術分野に属する。また、このような情報再生装置におけるピックアップの駆動手段を制御する装置として好適な駆動制御装置の技術分野にも属する。
【0002】
【背景技術】
従来、CD、MD、DVD等の記録媒体及びこれらを再生する各プレーヤが提供されている。このうちプレーヤとしては、例えば、屋内で音楽鑑賞又は映画鑑賞等を楽しむためのものや、自動車等に搭載されて使用される車載用のものも普及しはじめている。後者では、既存のカーステレオに電気的接続されたスピーカやカーナビゲーションシステムに電気的接続された画像表示装置等を介して、音楽又は映像等を楽しむことができる。
【0003】
また、上述の各種の記録媒体のうちでは特に、DVDは、比較的大容量の映像情報、音声情報等のコンテンツ情報(例えば、映画一本分の画像及び音声等)を一枚のディスク内に収納可能な記録媒体であり、今後、主流の地位を占めるものと考えられる。
【0004】
このようなDVDは、情報再生装置の一例たるDVDプレーヤによって、例えば次のように再生される。すなわち、DVDプレーヤに設けられたトレイ上に再生しようとするDVDを載置するとともに、これを該プレーヤ内に装填する。次に、プレーヤ内に装填されたDVDをクランプする。これは、DVDの中央部に設けられた円形の孔に、該DVDの一方の面から他方の面に抜けるようにクランプ用爪を通すとともに、該孔の内周を該クランプ用爪でもって固定することにより行われる。続いて、クランプされたDVDにスピンドルモータによる回転動力を与えて、これを回転させる。この場合、DVDは前記クランプ用爪によって固定されているから、その回転動作も安定的に行われることになる。また、このようなDVDの回転動作とともに、該DVDの情報情報記録面に対してピックアップを対向させ、該ピックアップによって、該情報情報記録面に記録されたコンテンツ情報を読み取れば、DVDの再生が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来における情報再生装置については、上述の一連の動作中のDVDクランプ動作に関連して次のような問題点があった。すなわち、前述したようなクランプ用爪の動作は、ピックアップの移動機構に連動するものとされることが一般的であった。より具体的には、ピックアップをディスクの径方向内側に向かって移動させるときに、クランプ用爪をクランプ解除の方向に移動させる、等という両者間の連動が図られていたのである。
【0006】
このような連動動作は、具体的には、通常時はクランプ用爪に対しDVDクランプ方向(クランプ用爪が前記孔を通過し、その内周を固定する方向)に付勢を与えるスプリング、ピックアップの移動に起因する動力がクランプ用爪に伝達されるように構成されたクランプ用爪動作レバー等を備えることにより具現化することができる。これらによれば、ピックアップをDVDの径方向内側に向かって移動させることで、クランプ用爪動作レバーを介し、前記スプリングの付勢に打ち勝つようにクランプ用爪をクランプ解除方向(クランプ用爪が前記孔から抜き出される方向)へと移動させる、等という作用的連関を図ることで、DVDに対するクランプ解除を達成することができる。また、逆の場合には、ピックアップを上記の状態よりも径方向外側に向かって移動させることで、前記スプリングの本来有する作用によってクランプ用爪をクランプ方向に移動させる、等とすればよい。
【0007】
しかし、上述のような機構においては、ピックアップの動作如何によっては、DVD再生中においても、クランプが解除される事態が発生しかねないおそれがあった。例えば、DVDのトラックサーチ中に該DVD上に既存する傷や外部の振動等の外乱を受けることで、トラッキングエラー信号を検出できなかった場合等、DVDが回転しているにもかかわらずピックアップがDVDの径方向内側に移動することにより、DVDのクランプを解除するおそれがあったのである。このようになると、DVDはもはや安定的な回転動作を続行できなくなるから、DVDの安定した再生処理が不可能になるおそれがあった。
【0008】
この点、従来においても、ピックアップが危険位置に達した場合に所定信号を発するセンサを設けておき、該センサの出力に応じて、ピックアップの駆動源たるキャリッジモータを緊急停止したり、あるいは、前述のクランプ用爪動作レバーに関して、上述と同趣旨のセンサを設けておき、該クランプ用爪動作レバーに変動があった場合には、スピンドルモータを緊急停止するなどという対処が施されてはいた。しかし、これらの方法では、一般に、再生の緊急停止から再セットアップ(再生復帰)までに一定程度以上の時間がかかってしまい、音切れ等利用者に不便を感じさせてしまうこともあり得たため、問題の根本的な解決には至っていなかった。
【0009】
なお、このような問題点は、DVDに限らず、既述のCD、MD等のディスク状の記録媒体においても同様に予見される。
【0010】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、再生中における記録媒体のクランプを安定的に実施し、当該再生を安定的に実施することの可能な情報再生装置及び方法を提供することを課題とする。また、このような情報再生装置に組み込まれて好適な駆動制御装置を提供することをも課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報再生装置は、上記課題を解決するため、記録媒体をクランプ又はクランプ解除することが可能なクランプ手段と、該クランプ手段によりクランプされた記録媒体を回転させる回転手段と、前記記録媒体の情報記録面に対向するよう配置され前記情報記録面に記録された情報を読み取ることの可能な読取手段と、前記記録媒体の径方向に沿った前記読取手段の移動を可能とする駆動手段と、前記クランプ手段による前記クランプ又はクランプ解除を、前記駆動手段による前記読取手段の前記移動に連動させる連動手段とを備えてなり、前記駆動手段は、前記情報記録面に記録された情報を読み取る際に第1の駆動電圧が供給されることにより前記読取手段を移動させ、前記第1の駆動電圧は、前記読取手段の移動により前記クランプ手段が連動されない電圧値である
【0012】
本発明の情報再生装置によれば、まず、クランプ手段により、記録媒体の一例たるDVD等をクランプすることが可能である。そして、クランプされたDVDを回転手段により回転させるとともに、その情報記録面に記録された情報を読取手段によって読み取ることで、DVDの再生が可能となる。ちなみに、本発明においては、読取手段は、駆動手段によってDVDの径方向に沿って移動される。また、このような読取手段の移動は、駆動手段に対して印加される電圧の大きさに応じて制御できるようになっている。より具体的には例えば、駆動手段に印加する電圧が大きければ大きいほど、読取手段の動きはより大きく、あるいはより強くなるなどというようである。
【0013】
ここで特に、本発明においては、クランプ手段と、読取手段及び駆動手段との連動を図る連動手段が備えられている。ここに連動手段とは、例えば後述する本発明の一態様のように、クランプ手段としてのクランプ用爪、スプリング及びクランプ用爪動作レバー等を備えたものが好適には考えられる(詳細は後述する。)。そして、このような連動手段によれば、例えば、読取手段をDVDの径方向内側に移動させることによって、その移動を実現した力あるいは位置変動が、連動手段及びクランプ手段に伝達されてDVDのクランプが解除され、逆に、読取手段をDVDの径方向外側に移動させることによって、DVDがクランプされるなどということを実現することができる。
【0014】
そして本発明では更に、前記駆動手段は、前記情報記録面に記録された情報を読み取る際(すなわち、DVD再生時)に、第1の駆動電圧が供給されることにより、前記読取手段を移動させ、かつ、前記第1の駆動電圧は、前記読取手段の移動により前記クランプ手段が連動されない電圧値である。つまり、第1の駆動電圧によって駆動手段が駆動されているときには、連動手段を介した、上述のようなクランプ手段によるクランプ解除動作を行わせないことが可能なのである。より具体的には、例えばトラックサーチ中にDVD上に既存する傷や外部の振動等の外乱を受けることで、トラッキングエラー信号を検出できなかった場合、仮にピックアップがDVDの径方向内側に移動してクランプ用爪の連動を実現するような位置にまで至ったとしても、クランプを解除する可能性は殆どなくなる。これは、本発明に係る駆動手段が、上述のように印加される電圧の大きさに応じて、読取手段の移動態様を制御することが可能であることによっている。
【0015】
以上により、本発明に係る情報再生装置では、DVDの再生時において、読取手段がクランプ手段を動作させるというおそれを極力抑えることが可能となるから、当該再生時、DVDのクランプが解除されるということが殆どない。よって、本発明によれば、DVD再生時における、その回転動作の安定性を好適に維持することが可能となるから、再生処理が不安定となったり、あるいはDVDに損傷を与えるなどという事態を極力回避することが可能となる。
【0016】
本発明の情報再生装置の一態様では、前記駆動手段は、前記クランプ解除を実現する際に前記第1の駆動電圧より大きい第2の駆動電圧が供給されることにより前記読取手段を移動させ、前記第2の駆動電圧は、前記読取手段の移動により前記クランプ手段が連動される電圧値である
【0017】
この態様によれば、DVD再生時は、より低い第1の駆動電圧によって読取手段は駆動され、DVDクランプ解除時は、より高い第2の駆動電圧によって読取手段が駆動されることになる。そして、このより高い第2の駆動電圧による場合のみ、駆動手段から始まり、読取手段、連動手段を介して、クランプ手段に至るという動作の流れ(連動)が実現されることになる。このような態様によれば、クランプ手段によるDVDのクランプ及びクランプ解除動作をより好適に実現することができる。
【0018】
本発明の情報再生装置の他の態様では、前記第1の駆動電圧及び前記第2の駆動電圧は、それぞれ、所定幅の中にある一又は二以上の電圧値を含み、前記第2の駆動電圧における前記所定幅の中の電圧値の下限値が、前記第1の駆動電圧における前記所定幅の中の電圧値の上限値よりも大きい。
【0019】
この態様によれば、例えば、「第1の駆動電圧」として、所定幅の中にあるX1、X2、…Xn(ただし、X1<X2<…<Xn)という複数の電圧値を含み、「第2の駆動電圧」として、やはり所定幅の中にあるYという電圧値を含む、などという態様が考えられる。DVD再生時においては、読取手段は、より自由に移動する必要があるため、第1の駆動電圧として上述のような複数の電圧値X1、X2、…、Xnが想定されることは一般的である。
【0020】
そして、本発明では特に、「第2の駆動電圧」の中の下限値が「第1の駆動電圧」の中の上限値よりも大きい、すなわち、上述の例でいえば、Y>Xnが満たされることになる。したがって、この場合、第1の駆動電圧と第2の駆動電圧とが重なり合う範囲が全くなく、両電圧による駆動手段の制御は厳に分かたれることになる。よって、駆動手段に対する第1の駆動電圧の供給時に、DVDのクランプ解除を可能とする第2の駆動電圧が供給されるという可能性は極めて低く、上述にも増してより安定的なDVDの回転動作を実現することが可能となる。
【0021】
本発明の情報再生装置の他の態様では、前記クランプ手段は、前記記録媒体の中央に形成された孔の内周を握持可能なクランプ用爪を含み、前記連動手段は、前記クランプ用爪に前記握持が実現される方向に付勢を与えるスプリングと、前記読取手段の前記移動に起因する動力を前記クランプ用爪に伝達するクランプ用爪動作レバーとを備えてなり、前記読取手段を前記記録媒体の径方向内側に移動させることで、前記クランプ用爪動作レバーを介して、前記クランプ用爪が、前記握持の解除を実現するように移動する。
【0022】
この態様によれば、連動手段を好適に構成することが可能となる。すなわち、上述の構成によれば、例えば、読取手段をDVDの径方向内側に移動させれば、クランプ用爪動作レバーを介して、前記クランプ用爪にその動力を伝達することが可能となり、該クランプ用爪の位置を変じさせることが可能となる。ここで、この位置変動の方向を、スプリングの力に抗する方向(すなわち、記録媒体の中央に形成された孔の内周を握持するようにクランプ用爪に付勢を与えるスプリングの力に抗する方向)に一致させれば、結局のところ、読取手段をDVDの径方向内側に移動させると、DVDのクランプを解除させること(すなわち、クランプ用爪の前記孔の内周に対する握持を解消させること)が可能となる。また、この状態から、読取手段をDVDの径方向のより外側へと移動させれば、前記スプリングの力によって、DVDは自然にクランプされる状態(すなわち、クランプ用爪によって前記孔の内周が握持される状態)に至ることになる。
【0023】
要するに、本態様によれば、通常時はDVDを自動的にクランプするが、読取手段をDVDの径方向内側に移動させることでクランプ用爪動作レバー及びクランプ用爪を動作させれば、クランプが解除される、という態様を実現することが可能となるのである。そして、このような動作は、DVD再生時は該DVDがクランプされている必要があり、かつ、読取手段は該DVDの径方向に自由に移動できなければならないという要請に合致する。このように、本態様に係る連動手段は、最も好適な構成の一つである。
【0024】
なお、この態様においては、クランプ解除動作が開始される(クランプ用爪が動作をはじめる)こととなる読取手段の位置と、DVD再生時において該DVDの内周側における読取手段の可動限界位置との間には、所定の間隔があることが好ましい。なおまた、この場合、前記可動限界位置を、ホーム位置と定めることもできる。
【0025】
本発明の情報再生装置の他の態様では、前記記録媒体の当該情報再生装置に対する挿脱を指示するための挿脱指令手段を更に備え、前記挿脱指令手段からの指令に応じて、前記第1の駆動電圧から前記第2の駆動電圧への切り替えが行われる。
【0026】
この態様によれば、例えば、挿脱指令手段によってDVDの挿脱が指示されるとき、すなわち、より具体的には、当該情報再生装置に対してDVDを装着したい場合において前記挿脱指令手段が使用されるとき、又は、当該情報再生装置内に装着済みのDVDを装置外に取り出したい場合において前記挿脱指令手段が使用されるときにおいて、駆動手段に供給される電圧が、前記第1の駆動電圧から前記第2の駆動電圧へと切り替えられることになる。これらの場合要するに、前者では、DVDを装着するために、例えば、前記のクランプ用爪が邪魔にならない位置に移動される、すなわちクランプ解除動作が行われることになり、後者では、DVD取り出しを実現するため、やはりクランプ解除動作が行われることになる。このように、本態様によれば、挿脱指令手段による指令に応じて、自動的に、クランプ解除が実現されるようになっているから、より使用勝手のよい情報再生装置を提供することができる。
【0027】
本発明の情報再生装置の他の態様では、前記駆動手段に供給される前記第1の駆動電圧のうち、設定された電圧値を越える電圧を供給しないリミッタ回路を更に備えている。
【0028】
この態様によれば、リミッタ回路の存在により、駆動手段には設定電圧値以上の第1の駆動電圧が供給されることがない。したがって、設定電圧値を適当に設定しておけば、より好適には、該設定電圧値を第2の駆動電圧には至らない大きさとして設定しておけば、DVDの再生時において、駆動手段にクランプ解除動作を開始させるような電圧が供給されることがなく、上述の作用効果をより確実に享受することが可能となる。
【0029】
また、このようなことは、情報記録面の内容の読み取り時(すなわち、DVD再生時)においては、読取手段をより自由に移動させる必要があるため、駆動手段には、通常、種々の大きさの電圧が与えられることになることを鑑みるに、DVD再生時におけるクランプ解除を発生させない構成としては好適である。なぜなら、そのような種々の電圧の供給時において、万一、設定電圧値Aを超える電圧が印加されそうな場合になったとしても、リミッタ回路を経させることで、駆動手段には、例えば、最大でも所定の電圧値Aしか印加されないようにすることが可能だからである。このように、本態様によれば、DVD再生時にクランプ解除の発生する可能性はより低下することになる。
【0030】
ちなみに、このようなリミッタ回路を設けることによれば、そこにおいて設定される所定の電圧値Aにより、当該電圧値A以下の電圧が「第1の駆動電圧」であり、それを超える電圧が「第2の駆動電圧」であるというように決めることができる。
【0031】
本発明の情報再生装置の他の態様では、前記駆動手段の動作を制御するためのクランプ制御用マイコン及びサーボ制御マイコンが更に備えられており、前記駆動手段に前記第1の駆動電圧を供給すべき場合においては、当該駆動手段を、前記サーボ制御マイコンによって制御し、前記駆動手段に前記第2の駆動電圧を供給すべき場合においては、当該駆動手段を、前記クランプ制御用マイコンによって制御する。
【0032】
この態様によれば、DVD再生時(第1の駆動電圧の使用時)及びDVDのクランプ解除時(第2の駆動電圧の使用時)のそれぞれの場合において、駆動手段を制御するための専用のマイコンが備えられていることにより、より効率的な情報再生装置の運用が可能となる。
【0033】
本発明の情報再生装置の他の態様では、当該情報再生装置は、車載用である。
【0034】
この態様によれば、情報再生装置が車載用であるから、より振動の大きい過酷な環境下における使用態様が通例となることにより、発明が解決しようとする課題の項で説明したような、DVD再生時におけるクランプ解除という事態は、より発生しやすいと考えられる。とりわけ、当該自動車が悪路を走行中においては、このような問題はより深刻となる。
【0035】
しかるに、本発明においては、上述のように、第1の駆動電圧、あるいは第2の駆動電圧というように、DVD再生時、あるいはクランプ解除時に駆動手段に与える電圧を相異ならしめることで、DVD再生時におけるクランプ解除という事態が発生する可能性を極めて小さく抑えることが可能なのである。したがって、本態様に係る車載用の情報再生装置は、本発明に特有の作用効果を、より効果的に享受できる態様ということができる。
【0036】
本発明の駆動制御装置は、上記課題を解決するために、クランプ手段によりクランプされた記録媒体の情報記録面に記録された情報を読み取り可能であって前記クランプ手段との連動動作が可能な読取手段に接続されて、該読取手段を前記記録媒体の径方向に沿って移動可能とする駆動手段を制御する駆動制御装置であって、前記情報記録面に記録された情報を読み取る際には、前記クランプ手段との連動動作を実現させない第1の駆動電圧により前記駆動手段を駆動させる。
【0037】
本発明の駆動制御装置は、上述の本発明の情報再生装置からみると、略その一部を構成していることがわかる。このような駆動制御装置によれば、上述したのと略同様な作用効果が得られることが明白である。すなわち、記録媒体の一例たるDVDの再生時には、駆動手段に対し、クランプ手段との連動動作を実現させない第1の駆動電圧が供給されることとなるから、DVD再生時において、そのクランプが解除されるという事態の発生を極力抑制することができるのである。
【0038】
本発明の情報再生方法は、上記課題を解決するために、クランプ手段によりクランプされた記録媒体の情報記録面に記録された情報を読み取り可能であって前記クランプ手段との連動動作が可能な読取手段に接続されて、該読取手段を前記記録媒体の径方向に沿って移動可能とする駆動手段の駆動方法であって、前記記録媒体に記録された情報を読み取る際には、前記クランプ手段との連動動作を実現させない第1の駆動電圧により駆動手段を駆動させる。
【0039】
本発明の情報再生方法によれば、上述の本発明の情報再生装置を好適に運用することが可能である。
【0040】
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施の形態から明らかにされる。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下では、本発明の実施の形態について図を参照しつつ説明する。以下の実施形態は、本発明の情報再生装置をDVDプレーヤに適用したものである。
【0042】
まず、本実施形態に係るDVDプレーヤの概要について、図1乃至図4を参照しながら説明する。ここに、図1は、本実施形態に係るDVDプレーヤの概略的な構成を示すブロック図であり、図2乃至図4のそれぞれは、当該DVDプレーヤを構成するディスク・クランプ機構の構成を示す図であって、図2は全体平面図、図3はDVD及びクランプ用爪等の構成を特に示す平面図、図4及び図5は、DVD及びクランプ用爪が備えられた部位を中心とする断面図であって、かつ、当該ディスク・クランプ機構の動作を説明するための説明図である。
【0043】
図1において、DVDプレーヤ1は、DVD100に記録されたコンテンツ情報を再生するために、プレーヤ内に装填されたDVD100と同心に配置されたスピンドルモータ20、DVD100の図中下面に沿うように移動可能に構成されたピックアップ30並びにその移動を可能とするピックアップ送り装置32及びキャリッジモータ34、前記のスピンドルモータ20及びキャリッジモータ34に電気的に接続されたサーボ制御マイコン40、そしてこれら各構成の調和的な動作を実現するための制御装置70等から大きく構成されている。以下、これらの構成について順次説明する。
【0044】
まず、スピンドルモータ20は、その軸の一端に、DVD100を載置するためのテーブル10を備えており、該テーブル10及びこれに載置されたDVD100をともに回転させる作用を有する。また、キャリッジモータ34は、その軸に沿って、例えばボールねじ等からなるピックアップ送り装置32、該装置32により移動可能に構成されたピックアップ30を備えており、ピックアップ30をDVD100の図中下面に沿って、かつ、DVD100の径方向に沿って移動させる作用を有する。ここに、ピックアップ30は、図示されない半導体レーザ及び受光装置等を備えている。このうち半導体レーザは、レーザ光をDVD100の図中下面に照射し、受光装置は、その反射光を検出して、DVD100の図中下面におけるピット配列を解読するための情報を取得するとともに、これを電気信号に変換する。
【0045】
サーボ制御マイコン40は、上述のスピンドルモータ20及びキャリッジモータ34を、それぞれの駆動部20D及び36を介してサーボ制御する。すなわち、DVD100上のどの位置におけるコンテンツ情報を再生するかに応じて、スピンドルモータ20の制御を通じDVD100の回転速度を適宜調節し(DVD100の外周付近では遅く、内周付近では速く等)、キャリッジモータ34の制御を通じピックアップ30の径方向位置を適宜定める。なお、サーボ制御マイコン40によるキャリッジモータ34の制御は、図1に示すように、前記の駆動部34Dの他、リミッタ回路903、切替回路905等を介して行われるが、この点については後に改めて触れる。
【0046】
そして本実施形態においては特に、上述のピックアップ30の移動に連動して動作するディスク・クランプ機構900が備えられている。このディスク・クランプ機構900は、図2乃至図5に示すように、大きく、クランプ用爪81、スプリング83(以下、符号「83」という表記により、「83a」及び「83b」を総称する意味で用いることがある。)及びクランプ用爪動作レバー85(以下、単に「動作レバー85」という。)等からなる。以下、これら主要な要素及びそれに付随する各種要素について詳細に説明する。
【0047】
クランプ用爪81は、DVD100の中心に形成された孔の内周を握持することにより、該DVD100を固定する。本実施形態では、このクランプ用爪81は、図2及び図3に示すように、前記孔の内周に均等に配置されるように、都合3つの同一形状の爪部材からなる。また、その一つ一つは、図4及び図5の断面図に示すように、握持部810並びに支点部811及び力点部813を有する一種の梃子となっている。このうち握持部810は、図4に示すように、前記孔の内周に直接的に接触して、DVD100に対する固定作用を発揮する部位である。支点部811は、テーブル10の中心に形成された孔の内周に当接されているとともに、該支点部811の図中下端には、テーブル10の内周面から突出した突出部10aが当接可能とされている(図5参照)。また、力点部813は、スピンドルモータ20の動力軸21の周囲を覆うハウジング22の更に外周に設けられた動力伝達ブロック24に当接されている(力点部813は、後述の鍔241aと当接している。)。なお、ここにいうハウジング22とは、前記のテーブル10の一部として、該テーブル10と一体的に形成されているものである。
【0048】
ここで、動力伝達ブロック24は、図4及び図5に示すように、ハウジング22の外周面にその内周面が摺動可能に当接する筒状部241と、該筒状部241の図中下端から放射状に広がる平坦部243とからなっている。すなわち、動力伝達ブロック24の断面は、概ね、シルクハットを断面視したかのごとき形状を有している。このうち筒状部241の図中上端には鍔(つば)241aが設けられており、該鍔241aは、クランプ用爪81の力点部813に当接している。また、平坦部213の図中上面とテーブル10の図中下面との間には、通常時(後述するように、DVD100の再生時であって、図4に示される状態の時)に、所定の隙間が設けられるようになっている。そして、この動力伝達ブロック24の図中下端と基面BPとの間には、スプリング83bが設けられており、これにより、動力伝達ブロック24には、常に図中上方向の弾性力がかけられている。
【0049】
一方、動作レバー85は、図2に示すように、その全体平面形状が扁平な略直方体状に形成されているとともに、当該部材の略中央部においてヒンジ851が設けられている。動作レバー85は、このヒンジ851を中心にして図2に示す矢印Bのように回転可能とされている。また、この動作レバー85の基端853には、図2に示すように、ピックアップ30から延設されたロッド301の先端が回転可能に接続されている一方、該動作レバー85の先端855付近における略直方体状の側面には、上述した動力伝達ブロック24の平坦部243上面及びテーブル10下面の隙間に間挿可能なように、その断面に鋭敏な角をもつ鍔855aが形成された構成とされている。また、前記のロッド301には、スプリング83aが引っ掛けられており、これにより、ロッド301には、常に図2中左方に引っ張る力がかけられている。この引張力は動作レバー85にも作用することになるが、該動作レバー85及びロッド301間は上述のように回転可能に接続されていることから、該引張力は、該動作レバー85の基端853を図2中左方に引っ張るとともに、前記鍔855aの部分を図中右方に引っ張るような力となって作用している。つまり、通常時においては、当該鍔855aは、図4に示すように、前記平坦部243の上面及びテーブル10の下面間には位置しないようになっている。
【0050】
また、ピックアップ30におけるDVD100と向かい合う面においては、上述の動作レバー85における鍔855aと略同様に、その断面に鋭い角をもつ鍔303aが形成された突出部303が形成されている。この突出部303における鍔303aは、図2、あるいは図4及び図5に示すように、ピックアップ30が図2中の矢印Aのように移動することによって、動力伝達ブロック24の平坦部243の図中上面とテーブル10の図中下面との間に間挿可能とされている。ただし、その間挿方向は、上述の動作レバー85の鍔855aについての間挿方向とはちょうど逆となる。
【0051】
ちなみに、ピックアップ30は、上述のように、ピックアップ送り機構32及びキャリッジモータ34によって、DVD100の径方向に移動可能に構成されている。図2には、これら要素間のより詳細な関係が示されている。すなわち、ピックアップ30を構成する筐体の内部には、ピックアップ送り装置32たるボールねじが螺入されている一方、該装置32たるボールねじの図中左端には適当な歯車ないしプーリ36等を介して、キャリッジモータ34の動力軸と接続された構成となっている。また、ピックアップ30の筐体の内部には、前記のボールねじに平行するよう設けられた固定軸が挿入設置されている。これにより、キャリッジモータ34が回転すると、ピックアップ送り機構32たるボールねじが回転し、ピックアップ30は前進又は後進することとなる。これは、ピックアップ30が、固定軸により図2中紙面向こう側又はこちら側に回転するような動きを規制されているためである。
【0052】
さて、以上のような構成を備えてなるディスク・クランプ機構900では、ピックアップ30の移動に起因する動力が、動作レバー85を介して、クランプ用爪81に伝達されるようになっており、これによってDVD100のクランプ動作及びその解除動作が可能となっている。すなわち、まず、通常時においては、図4に示すように、動作レバー85の鍔855a及びピックアップ30の突出部303における鍔303aが、動力伝達ブロック24の平坦部243上面及びテーブル10下面間から離間している状態にあるため、スプリング83の作用により、クランプ用爪81は、DVD100中心孔の内周を握持している。つまり、DVD100はクランプされた状態にある。
【0053】
他方、図5において、上述のような状態から、ピックアップ30を図2中右方向に移動すると、ロッド301がスプリング83aの力に抗う方向に移動するとともに、動作レバー85の基端853を図2中右方向に押しやる。これにより、動作レバー85は、ヒンジ851を中心に矢印Bのように回転することとなり、前記の鍔855aが動力伝達ブロック24の平坦部243上面とテーブル10下面との間に間挿されるように移動してくる。なお、このとき同時に、ピックアップ30の突出部303における鍔303aもまた、上述の動作レバー85の鍔855aと同様に、平坦部243上面及びテーブル10下面間に間挿されてくる。
【0054】
すると、図4から図5への遷移として見て取れるように、動力伝達ブロック24は、前記鍔855a及び303aの進入により、スプリング83bの力に抗う方向、すなわち図中下方へと移動することとなる。これにより、動力伝達部ブロック24の筒状部241の上端の鍔241aが、クランプ用爪81の力点部813を図中下方へと押しやるように移動させることとなる。また、これと同時に、テーブル10が図中上方へと押し上げられることにより、その突出部10aがクランプ用爪81の支点部81を図中上方へと蹴上げるように移動させることとなる。なお、このような動作は、都合3つの爪部材において同時に生じる。
【0055】
以上の結果、クランプ用爪81の握持部810は、DVD100の中心に形成された孔の内周から離間するように(図4及び図5中の矢印D参照)、移動することとなる。すなわち、DVD100のクランプは解除されるのである。
【0056】
このように、本実施形態に係るディスク・クランプ機構900は、ピックアップ30とクランプ用爪81との連動が図られており、前者の移動態様如何により、DVD100のクランプ又はクランプ解除が実現されるようになっている。
【0057】
なお、上述のようなクランプ解除動作が開始される(クランプ用爪81が動作をはじめる)こととなるピックアップ30の位置と、DVD100の再生時において該DVD100の内周側におけるピックアップ30の可動限界位置との間には、所定の間隔を設けておくことが好ましい。本実施形態では、前記可動限界位置が、ホーム位置として規定されている。
【0058】
加えて、本実施形態では更に、上述のピックアップ30を移動させるための動力源たるキャリッジモータ34に供給される駆動電圧が二種存在するようにされている。これを実現するため、本実施形態においては、図1に示すように、キャリッジモータ34に駆動電圧を供給する駆動部34Dに対して、切替回路905を介して、前述のサーボ制御マイコン40と、後述する操作部80に接続されたメカ制御マイコン908とが接続されており、該駆動部34Dは、両制御マイコン40及び908によって制御されるようになっている。また、本実施形態では特に、切替回路905とキャリッジモータ34との間に、リミッタ回路903が設けられている。
【0059】
以上のうち、メカ制御マイコン908は、上述のディスク・クランプ機構900の動作を制御する場合に使用される制御装置であって、上述のサーボ制御マイコン40と相補的な関係(すなわち、いずれか一方が使用されるときには、他方は使用されない関係)にある。そして、駆動部34Dは、このメカ制御マイコン905による制御が行われる場合にはクランプ用電圧(本発明にいう「第2の駆動電圧」に該当する。)をキャリッジモータ34に供給し、前述のサーボ制御マイコン40による制御が行われる場合にはサーボ制御用電圧(本発明にいう「第1の駆動電圧」に該当する。)をキャリッジモータ34に供給する。ここで、サーボ制御用電圧とクランプ用電圧とでは、後者が前者よりも大きい。このような電圧の切り替えは、制御装置70からの指令によって伝送経路が切り替わる切替回路905が、サーボ制御マイコン40及びメカ制御マイコン905のいずれからの指令を駆動部34Dに伝達させるかによる。なお、これらの要素及びこれらによるディスク・クランプ機構900の作用・動作等については、後述のDVDプレーヤ1の動作態様説明時に改めて触れることとする。
【0060】
また、リミッタ回路903は、サーボ制御マイコン40から送られてくる指令のうち、駆動部34Dから所定の電圧値を越えるものを供給させようとする指令を、該駆動部34Dに達する前に、未然に遮断する作用を有する。実質的に見れば、このリミッタ回路903は、サーボ制御マイコン40による制御下にある駆動部34Dから供給される駆動電圧、すなわちサーボ制御用電圧のうち、所定の設定電圧値を越えるものについては、キャリッジモータ34には供給させない作用を有するものともいえる。ここで、所定の設定電圧値とは、好ましくは、サーボ制御用電圧とクランプ用電圧との間に存在する電圧値として決定される。
【0061】
さて、本実施形態に係るDVDプレーヤ1は、上記の構成のほか、信号復調回路50及びオーディオ出力回路60を備えている。このうち信号復調回路50は、ピックアップ30の受光装置から供給される電気信号を復調(デコード;de-code)する。そして、オーディオ出力回路60は、この復調された電気信号に応じて、スピーカを駆動し音響を出力する。このように、本実施形態に係るDVDプレーヤ1は、いわゆるDVD−A(DVD−Audio)の再生を対象に構成されている。ただし、本発明に係る「情報再生装置」は、このような音響出力が可能なDVDプレーヤ1をその範囲内に収めることは勿論、画像出力が可能な、いわゆるDVD−V(DVD−Video)の再生を対象とした機能を有するものも含む。この場合においては、図1において、ビデオ出力回路を別途設ければよい。
【0062】
制御装置70は、上述した各種構成の調和的な動作を実現する。また、この制御装置70には、図1に示すように、操作部80及び表示部82が接続されている。操作部80は、例えば、再生ボタン、早送り及び逆戻しボタン、あるいはスキップ・サーチボタン等の各種ボタンを備えており、DVDプレーヤ1にユーザ所望の動作指令を与えるために用いられる。なお、この操作部80には、本実施形態において特に、DVD100のDVDプレーヤ1に対する挿脱を指令するための挿脱指令ボタン801が設けられている。また、表示部82は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等で構成されており、現時点におけるDVDプレーヤ1の状態(例えば、「再生中」又は「ユーザ入力待ち状態」等)を知らせるために、あるいはまた、前記操作部80を介して行われた入力操作の結果如何をユーザに確認させるため等に用いられる。なお、場合によっては、上述の操作部80及び表示部82として、タッチパネル方式のLCD等を採用することにより、操作及び表示を同一機構上で実現するような構成を採用してもよい。
【0063】
以下では、上述のように構成されたDVDプレーヤ1の動作態様、とりわけディスク・クランプ機構900に関わる動作態様について、図6及び図7を参照しながら説明する。ここに、図6は、DVDプレーヤ1に対するDVD100の挿入時における処理の流れを示すフローチャートであり、図7は、DVD再生処理中における処理の流れを示すフローチャートである。
【0064】
まず、図6において、ユーザがDVDプレーヤ1に対して、DVD100を挿入しようとする場合においては、操作部80の挿脱指令ボタン801を押下する(ステップS10)。なお、DVD100の挿入態様には、トレイ上に当該DVD100を載置するタイプ、プレーヤに設けられた開口部に当該DVD100を差し込むタイプ等幾つかのタイプが提案されているが、本発明は、基本的にどのようなものであってもよい。ここでは、トレイ上にDVD100を搭載する代表例として説明する。
【0065】
上述のように、挿脱指令ボタン801が押下されると、DVDプレーヤ1からは、DVD100を載置するためのトレイ(不図示)が出てくることになるが、これと同時に、前記ディスク・クランプ機構900に関して次のような処理が行われることになる。
【0066】
まず、制御装置70が挿脱指令ボタン801の押下に応じて、メカ制御マイコン908を通じた、ピックアップ30、キャリッジモータ34及びディスク・クランプ機構900等によるクランプ解除動作の制御を開始する(ステップS12)。これは、制御装置70が切替回路905に対して切替指令を発することによって、駆動部34Dに対する制御をメカ制御マイコン908によるものとすることによる。これにより、キャリッジモータ34に対しては、クランプ用電圧が供給されることになる(ステップS14)。
【0067】
これにより、キャリッジモータ34は、クランプ用電圧で駆動されることにより、ピックアップ30を、DVD100の径方向内側に向かって移動させる(ただし、厳密にいえば、この時点でDVD100はトレイ上に載置されていないから、ここにいう「DVD100の径方向内側」というのは、「DVDが搭載されているとすれば、該DVDの径方向内側」ということである。)。そして、このピックアップ30が前記ホーム位置を過ぎた地点に達した後には、該ピックアップ30の移動に伴い、ディスク・クランプ機構900が既述したクランプ解除動作を行うこととなる。すなわち、ピックアップ30に付設のロッド301が、スプリング83aによる力に抗するように、動作レバー85の基端853を図2中右方向に押すとともに、その先端855を図2中左方向に引き寄せる。これにより、先端855に形成された鍔855aが、動力伝達ブロック24の平坦部243上面及びテーブル10下面間に間挿される。また、これと同時に、ピックアップ30の突出部303における鍔303aもまた、同位置に間挿される。これら鍔855a及び303aの間挿により、動力伝達ブロック24は図4及び図5中下方向に移動し、クランプ用爪81の力点部813を同方向に押しやり、かつ、テーブル10の突出部10aは図中上方向に移動し、クランプ用爪81の支点部815を同方向に蹴上げる。これにより、クランプ用爪81は、図4及び図5中に示される、矢印Cの方向へと移動し、クランプ解除動作を行うこととなる。
【0068】
このクランプ解除動作は、図6のステップS16に示すように、該動作が確実に完了したか否かが確認されるまで実行される。このような確認は、例えば、動力伝達ブロック24、動作レバー85、クランプ用爪81等の可動部が掃引する空間領域中の適当な位置にセンサを設けておき、その出力の如何を確認することで容易に実現することができるし、また、場合により、所定時間が経過したか否か等を確認することによっても実現することができる。
【0069】
他方で、このようなクランプ解除動作開始からその完了に至るまでにおいては、DVDプレーヤ1は、トレイの搬出を行う。ユーザは、この搬出されたトレイ上にDVD100を搭載した後、再び挿脱指令ボタン801を押下して、トレイをDVDプレーヤ1の内部に搬入する(ステップS18)。ただし、DVDプレーヤ1に対するDVD100の挿入動作は、ここに示される態様に限らず、種々の態様が考えられることは言うまでもない(例えば、再生ボタンの押下によるトレイの搬入)。
【0070】
いずれにせよ、このようなDVD100の挿入指令をユーザから受け取ると、制御装置70は、DVD100を載置したトレイが所定の位置に達したことを確認した後、メカ制御マイコン908を通じて、ディスク・クランプ機構900等を再び動作させる。この場合においては、上述とは逆に、ピックアップ30をDVD100の径方向外側に向かって移動させることになる。すると、クランプ用爪81は、スプリング83a及び83bの付勢により、上述とは逆の動作(図4及び図5中に示す矢印Dの方向の動作)を行う。すなわち、挿入されたDVD100は、クランプされることになる(ステップS20)。なお、この場合においては、クランプ解除動作において行われていたような動作完了検出処理(ステップS16)を行う必要はない。DVD100をクランプするためクランプ用爪81が停止すべき位置は、スプリング83a及び83bの弾性力の大きさ等によって自動的に定まるからである。
【0071】
以上のように、DVD100のクランプが完了すると、次に、制御装置70は、駆動部34Dに対する制御を、メカ制御マイコン908によるものから、サーボ制御マイコン40によるものへと切り替える(ステップS22)。これにより、キャリッジモータ34には、サーボ制御用電圧が供給されるようになる(ステップS24)。なお、このサーボ制御用電圧は、上述のクランプ用電圧に比べて小さい電圧値を有するものとなっており、該サーボ用制御用電圧をもってしては、ディスク・クランプ機構900の動作レバー85、クランプ用爪81等を動作させ得ないようになっている。つまり、駆動部34Dがサーボ制御マイコン40の制御下にあるときには、DVD100のクランプ解除動作が行われないようになっているのである。
【0072】
ここまでの処理が完了すると、通常のDVD再生処理が開始されることになる(ステップEND)。すなわち、制御装置70は、上述のように、サーボ制御マイコン40を介して、キャリッジモータ34、ピックアップ30の動作を制御するのをはじめ、スピンドルモータ20に対してもサーボ制御を開始して、DVD100を回転動作させる。なお、このDVD再生中において、ピックアップ30は、前記のホーム位置(DVD100の内周側における可動限界位置)と、DVD100の外周側における可動限界位置との間を移動することとなる。また、ピックアップ30に備えられた半導体レーザによるレーザ光発振並びに受光装置による受光及び信号取り出し、そして該信号に基づくオーディオ出力回路60の駆動等をも開始する。
【0073】
ところで、本実施形態においては、このようなDVD再生処理の実行中、リミッタ回路903が作用する。すなわち、図7のステップS522に示すように、キャリッジモータ34には適宜、種々の電圧値を含むサーボ制御用電圧が供給されているが、この電圧値のうち、リミッタ回路903に予め設定された電圧値を越えるものがあるか否かが、当該キャリッジモータ34に供給される前に、常に監視されているのである(ステップS52)。ただし、本実施形態では、厳密には、電圧値そのものが直接的に監視されているのではなく、駆動部34Dから上記の設定された電圧値を超えるようなものが供給されることとなるような、サーボ制御マイコン40発の指令が監視され、かつ、せき止められるようになっている(図1参照)。そして、設定された電圧値を越えるサーボ制御用電圧が供給されそうになった場合には、これをキャリッジモータ34には供給せず、当該設定された電圧値を供給するようになっている(ステップS521)。以上のような処理は、DVDの再生処理が完了するまで続行されることになる(ステップS999)。
【0074】
以上のように、本実施形態に係るDVDプレーヤ1では、ディスク・クランプ機構900におけるクランプ解除動作を実行する場合においては、メカ制御マイコン905を用いるとともに、キャリッジモータ34にはクランプ用電圧を供給し、DVD再生時においては、サーボ制御マイコン40を用いるとともに、キャリッジモータ34にはクランプ用電圧よりも小さい電圧値しか含まないサーボ制御用電圧を供給することになる。また、DVD再生時においては、リミッタ回路903により、設定された電圧値以上の電圧は、キャリッジモータ34には供給されないようになっているため、当該期間中、該キャリッジモータ34によって、クランプ解除動作を行うためのピックアップ30の動作が行われるということがない。
【0075】
したがって、本実施形態によれば、DVD再生時において、DVD100に対するクランプが解除されるという事態が発生することがなく、安定的な回転動作を持続することが可能となる。よって、安定したDVD再生処理を行うこと等が可能となるのである。
【0076】
また、本実施形態では特に、ディスク・クランプ機構900によるクランプ解除動作が、操作部80の挿脱指令ボタン801の押下如何に応じて、実施されるようになっていたから、ユーザに対して、特別な操作等を要求するようなこともなく、非常に使い勝手のよい態様となっていることも特筆できる。
【0077】
ちなみに、上述においては、DVDプレーヤ1に対するDVD100の挿入に関する処理についてのみ説明したが(図6)、その取り出し時に関する処理においても、上述と略同様な処理が行われることとなるのは言うまでもない。すなわち、DVD100の取り出し時においては、図6におけるステップS10以前において、サーボ制御マイコン40によるキャリッジモータ34及びスピンドルモータ20の制御を停止するとともに、ステップS18において、「DVD取り出し」を行い、かつ、ステップS20以降の処理を省略する形態等を考えればよい。この場合においても、挿脱指令ボタン801の押下如何に応じて、クランプ解除動作が実行されることに変わりはない。
【0078】
なお、上述の実施形態においては、操作部80の挿脱指令ボタン801の押下に応じて、ディスク・クランプ機構900の動作が制御されていたが、本発明は、このような形態に限定されるものではない。例えば、図1に示されていた操作部80及び表示部82の設置は必ずしも必須ではなく、これらを有しないDVDプレーヤもあり得るが、そのような場合でも、当該DVDプレーヤに対するDVDの挿脱は必須に行われるから、この挿脱時に、上述のようなクランプ解除動作が行われるように構成しておけばよい。
【0079】
本発明は、上述した実施形態に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨、あるいは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う情報再生装置及び方法並びに駆動制御装置もまた、本発明の技術的範囲に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るDVDプレーヤの概略的な構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示すDVDプレーヤの要部であるディスク・クランプ機構の全体的な構成を示す平面図である。
【図3】 図2に示すディスク・クランプ機構のうち、クランプ用爪及びテーブル及びDVD等の部分のみを示す平面図である。
【図4】 図2に示すディスク・クランプ機構の断面図であって、通常時(DVD再生時)におけるDVDクランプ状態を示す図である。
【図5】 図2に示すディスク・クランプ機構の断面図であって、DVDのクランプ解除状態を示す図である。
【図6】 本実施形態に係るDVDプレーヤに対して、DVDを挿入する際に行われる処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】 本実施形態に係るDVDプレーヤにおけるDVD再生処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…DVDプレーヤ
10…テーブル
20…スピンドルモータ
20D…駆動部
21…動力軸
22…ハウジング
24…動力伝達ブロック
241…筒状部
241a…鍔
243…平坦部
30…ピックアップ
301…ロッド
303…突出部
303a…鍔
32…ピックアップ送り装置
34…キャリッジモータ
34D…駆動部
40…サーボ制御マイコン
50…信号復調回路
60…オーディオ出力回路
70…制御装置
80…操作部
801…挿脱指令ボタン
82…表示部
100…DVD
900…ディスク・クランプ機構
81…クランプ用爪
810…握持部
813…力点部
815…支点部
83a、83b…スプリング
85…クランプ用爪動作レバー
851…ヒンジ
853…基端
855…先端
855a…鍔
903…リミッタ回路
905…切替回路
908…メカ制御マイコン

Claims (10)

  1. 記録媒体をクランプ又はクランプ解除することが可能なクランプ手段と、
    該クランプ手段によりクランプされた記録媒体を回転させる回転手段と、
    前記記録媒体の情報記録面に対向するよう配置され前記情報記録面に記録された情報を読み取ることの可能な読取手段と、
    前記記録媒体の径方向に沿った前記読取手段の移動を可能とする駆動手段と、
    前記クランプ手段による前記クランプ又はクランプ解除を、前記駆動手段による前記読取手段の前記移動に連動させる連動手段とを備えてなり、
    前記駆動手段は、前記情報記録面に記録された情報を読み取る際に第1の駆動電圧が供給されることにより前記読取手段を移動させ、
    前記第1の駆動電圧は、前記読取手段の移動により前記クランプ手段が連動されない電圧値であることを特徴とする情報再生装置。
  2. 前記駆動手段は、前記クランプ解除を実現する際に前記第1の駆動電圧より大きい第2の駆動電圧が供給されることにより前記読取手段を移動させ、
    前記第2の駆動電圧は、前記読取手段の移動により前記クランプ手段が連動される電圧値であることを特徴とする請求項1に記載の情報再生装置。
  3. 前記第1の駆動電圧及び前記第2の駆動電圧は、それぞれ、所定幅の中にある一又は二以上の電圧値を含み、
    前記第2の駆動電圧における前記所定幅の中の電圧値の下限値が、前記第1の駆動電圧における前記所定幅の中の電圧値の上限値よりも大きいことを特徴とする請求項2に記載の情報再生装置。
  4. 前記クランプ手段は、前記記録媒体の中央に形成された孔の内周を握持可能なクランプ用爪を含み、
    前記連動手段は、
    該クランプ用爪に前記握持が実現される方向に付勢を与えるスプリングと、
    前記読取手段の前記移動に起因する動力を前記クランプ用爪に伝達するクランプ用爪動作レバーとを備えてなり、
    前記読取手段を前記記録媒体の径方向内側に移動させることで、前記クランプ用爪動作レバーを介して、前記クランプ用爪が、前記握持の解除を実現するように移動することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報再生装置。
  5. 前記記録媒体の当該情報再生装置に対する挿脱を指示するための挿脱指令手段を更に備え、
    前記挿脱指令手段からの指令に応じて、前記第1の駆動電圧から前記第2の駆動電圧への切り替えが行われることを特徴とする請求項2又は3に記載の情報再生装置。
  6. 前記駆動手段に供給される前記第1の駆動電圧のうち、設定された電圧値を越える電圧を供給しないリミッタ回路を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の情報再生装置。
  7. 前記駆動手段の動作を制御するためのクランプ制御用マイコン及びサーボ制御マイコンが更に備えられており、
    前記駆動手段に前記第1の駆動電圧を供給すべき場合においては、当該駆動手段を、前記サーボ制御マイコンによって制御し、
    前記駆動手段に前記第2の駆動電圧を供給すべき場合においては、当該駆動手段を、前記クランプ制御用マイコンによって制御することを特徴とする請求項2、3及び5のいずれか一項に記載の情報再生装置。
  8. 当該情報再生装置は、車載用であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報再生装置。
  9. クランプ手段によりクランプされた記録媒体の情報記録面に記録された情報を読み取り可能であって前記クランプ手段との連動動作が可能な読取手段に接続されて、該読取手段を前記記録媒体の径方向に沿って移動可能とする駆動手段を制御する駆動制御装置であって、
    前記情報記録面に記録された情報を読み取る際には、前記クランプ手段との連動動作を実現させない第1の駆動電圧により前記駆動手段を駆動させることを特徴とする駆動制御装置。
  10. クランプ手段によりクランプされた記録媒体の情報記録面に記録された情報を読み取り可能であって前記クランプ手段との連動動作が可能な読取手段に接続されて、該読取手段を前記記録媒体の径方向に沿って移動可能とする駆動手段の駆動方法であって、
    前記記録媒体に記録された情報を読み取る際には、前記クランプ手段との連動動作を実現させない第1の駆動電圧により駆動手段を駆動させることを特徴とする駆動方法。
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