JP3954336B2 - 電子機器の収納ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードディスクなどの衝撃に弱い電子機器を内部に収納する収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
かかる収納ケースとしては、例えば特開2000−109161公報に示すものがある。そこでは、図12ないし図14に示すごとく、ケース本体31がプラスチック製の上ケース32と下ケース33とをヒンジ部34で一体に連結してなり、ケース本体31の内面の4箇所に保持部35をそれぞれ一体に設け、記録媒体などの電子機器36の四隅に保持部35を当てがい、上下ケース32・33を蓋合わせ状に閉じたとき、ケース本体31内において電子機器36が保持部35で弾性的に保持されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の収納ケースは、各保持部35が電子機器36の各隅部を跨いで接触するよう平面視でL字状になっているために、各保持部35が前後左右の水平方向に撓みにくい。そのため、ケース本体31に水平方向の外部衝撃が加わった場合、その衝撃力がそのまま電子機器36に及び、電子機器36が故障を招きやすかった。また、従来の収納ケースでも、電子機器36は下ケース33の内底面および上ケース32の内天面からそれぞれ浮き離れた状態で支持されてはいる。しかし、ケース本体31内で電子機器36の上下面を弾性的に支持する形式ではないため、上下方向の外部衝撃に対して電子機器36の保護が充分ではないところにも問題があった。
【0004】
電子機器36は、合成ゴムなどのクッション材を介してケース本体31内に保持することもできるが、別にクッション材を用意してケース本体31内に組み付ける方式では、生産性が悪く製造コストのアップを招いてしまう。
【0005】
そこで本発明の目的は、ケース本体内に電気機器が納まる収納ケースにおいて、電子機器に加わる水平方向および上下方向の外部衝撃を有効に吸収緩和できるものでありながら、安価に製造できるようにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
発明は、図1に示すごとく、それぞれがプラスチック製の上ケース1aと下ケース1bとを蓋合わせ状に結合してなるケース本体1内に、電子機器10が収納保持される収納ケースを対象とする。そのうえで、下ケース1bの内面には、電子機器10の底面10eを弾性的に受け止め支持する保持部12が一体に形成されており、上ケース1aの内面には、電子機器10の上面10fを弾性的に受け止め支持する保持部14が一体に形成されており、上下ケース1a・1bの少なくとも一方の内面に、電子機器10の外周側面を弾性的に受け止め支持して、ケース本体1内における電子機器10の前後左右方向への遊動を規制する保持部(11・13)が一体に形成されている。ここでの電子機器10としては、図示例のハードディスクの他に、画像データなどを記録する記録媒体や、PDAなどの情報携帯端末などが該当する。
【0007】
発明は、上記の収納ケースにおいて、図9および図10に示すごとく、保持部12が、ケース1bの内面15から片持ち状に連出する第1腕19と、この第1腕19の上端から水平状に片持ち連出する水平枠19aと、この水平枠19a内にこれの連出端から折り返すように第1腕19側へ片持ち状に連出する第2腕20とを有しており、第2腕20が上下方向に弾性変形可能となっており、第2腕20の連出端の上面に、電子機器10に接触する凸部21を設けてある。
【0008】
また、本発明としては、前述のごとく、それぞれがプラスチック製の上ケース1aと下ケース1bとを蓋合わせ状に結合してなるケース本体1内に、電子機器10が収納保持される収納ケースにおいて、図11に示すごとく、上下ケース1a・1bの内面15・22に、片持ち状に連出された弾性変形可能な起立腕16と、この起立腕16の連出上端側に設けられて電子機器10の前後左右の外周側面に接触する凸部24と、起立腕16の上下中間高さ位置から略水平状に片持ち連出して、上下方向に弾性変形可能な第2腕20と、第2腕20の連出先端側の上面に設けられて電子機器10の上下の面に接触する凸部21とを備えているものとすることができる。
【0009】
ケース1aと下ケース1bとが、薄肉のヒンジ部1cを介して開閉可能に一体成形されていてもよい。上下ケース1a・1bを開閉可能とするのは、電子機器10の交換が容易に行えるようにするためである。
【0010】
【発明の作用効果】
本発明では、外部衝撃が保持部などの弾性変形でよく吸収緩和され、電子機器10が故障することを防止できる。先の保持部などは、いずれもがケース本体1側に一体にプラスチック成形されているので、クッション部材を別に付ける形式とは異なり、安価に量産できる。
【0011】
【0012】
更に、電子機器10をこれがケース1bの内面15から浮き離れた状態で弾性的に受け止め支持できる。その結果、下ケース1bに電子機器10を落とし込んで、下ケース1bに上ケース1aを被せ付けることにより、ケース本体1内に電子機器10を収納した状態において、電子機器10に加わる上下方向の外部衝撃も有効確実に吸収緩和できる
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
上下ケース1a・1bが薄肉のヒンジ部1cを介して一体にプラスチック成形できると、生産性に優れ、ケース本体1側に先の保持部が一体に成形されていることと相まって低コストで製作できることになる。
【0017】
【発明の実施の形態】
参考例1) 図1ないし図6は本発明に係る電子機器の収納ケースの参考例1を示す。図1において左右横長の角箱状を呈するケース本体1は、実質的に上下二つ割り状態に形成された上ケース1aと下ケース1bとが後端において左右一対の薄肉のヒンジ部1cを介して一体に連結されている。上下ケース1a・1bおよびヒンジ部1cは、ポリプロピレンなどの弾性変形可能なプラスチック材で形成されている。すなわち上下ケース1a・1bは、図1および図6に示すごとく展開状態で一体に射出成形される。下ケース1bに介して上ケース1aは、ヒンジ部1cを介して開閉可能であって、上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に結合することにより、ケース本体1が蓋合わせ状に閉じられる(図1の状態)。上ケース1aと下ケース1bとは、それぞれを別体に成形したのち、別のヒンジで連結してもよい。
【0018】
下ケース1bの前側壁3には、上端の左右中央部位にフック部5を外面側に設けてあり、これに対応して上ケース1aの前側壁6の内面には、係合溝7を設けてある。ケース本体1を閉じたとき、図4に示すごとくフック部5が係合溝7に嵌合して係止する。ケース本体1を開くときには、下ケース1bのフック部5の下側において前面外側に突設した指掛け部9(図3および図4参照)で下ケース1bの前側壁3を内方(後方)に押すことにより、フック部5係合溝7から外すことができる。
【0019】
ケース本体1内の中央には、ハードディスク(電子機器)10が弾性的に保持された状態で収納される。ハードディスク10は平面視で左右横長の四角形状を呈しており、ケース本体1内にハードディスク10を弾性的に保持するための保持手段として、図1に示すごとく下ケース1b側には第1保持部11と第2保持部12とをそれぞれ備えており、上ケース1a側には第3保持部13と第4保持部14とをそれぞれ備えている。
【0020】
すなわち、下ケース1bには、これの内底面15から一体に突設されてハードディスク10の左右側面10a・10bの前後2箇所およびハードディスク10の前後側面10c・10dの左右2箇所をそれぞれ支持する第1保持部11と、前記内底面15から一体に突設されてハードディスク10の底面10eの前後左右の少なくとも4箇所をそれぞれ支持する第2保持部12とを備えている。
【0021】
第1保持部11は、図4および図5に示すごとく下ケース1bの内底面15から上方に向けて片持ち状に連出された弾性変形可能な板リブ状の起立腕16と、該起立腕16の連出上端側に設けた凸部17とを含み、該凸部17がハードディスク10の左右前後の各側面10a・10b・10c・10dにそれぞれ弾性的に接触する。すなわち、左右に配した第1保持部11は、これの肉厚方向すなわち左右方向に弾性変形可能であって、図1に示すごとく左側に配した前後二つの第1保持部11はハードディスク10の左側面10aの前後端部にそれぞれ臨み、右側に配した前後二つの第1保持部11はハードディスク10の右側面10bの前後端部にそれぞれ臨む。前後に配した左右二つの第1保持部11は、これの肉厚方向すなわち前後方向に弾性変形可能であって、前側に配した左右二つの第1保持部11はハードディスク10の前側面10cの中央部左右にそれぞれ臨み、後ろ側に配した左右二つの第1保持部11はハードディスク10の後側面10dの中央部左右にそれぞれ臨む。そして各第1保持部11の起立腕16は、前記凸部17のみがハードディスク10の左右および前後の各側面10a・10b・10c・10dにそれぞれ弾性的に接触するようになっている(図4参照)。
【0022】
第2保持部12は、図4および図5に示すごとく下ケース1bの内底面15から上方に向けて片持ち状に連出された板リブ状の第1腕19と、第1腕19の上端から略水平状に連出されて上下方向に弾性変形可能な第2腕20と、第2腕20の連出先端側の上面に設けた凸部21とを含み、第2腕20が該凸部21を介してハードディスク10の底面10eにそれぞれ弾性的に接触する。すなわち、図1に示すごとく左右に配した第2保持部12は、それぞれ前後方向の中央部位に位置し、前後に配した第2保持部12は、それぞれ左右方向の中央部位に位置する。そして、下ケース1bにおいて先の第1保持部11および第2保持部12で囲まれた中央空間にハードディスク10を上方から落とし込んだとき、第2保持部12の第1腕19はハードディスク10の外周側面から離れて接触せず、第2保持部12の第2腕20の連出先端側が下ケース1bの中央部側に延びているので、前記凸部21のみがハードディスク10の底面10eにそれぞれ弾性的に接触して、第2保持部12でハードディスク10をこれの底面10eが下ケース1bの内底面15から浮き離れた状態で受け止め支持する。
【0023】
上ケース1aには、これの内天面22から一体に突設されてハードディスク10の左右側面10a・10bの少なくとも前後2箇所およびハードディスク10の前後側面10c・10dの少なくとも左右2箇所をそれぞれ支持する第3保持部13と、前記内天面22から一体に突設されてハードディスク10の上面10fの前後左右の少なくとも4箇所をそれぞれ支持する第4保持部14とを備えている。
【0024】
第3保持部13は、図4および図5に示すごとく上ケース1aの内天面22から下方に向けて片持ち状に連出された弾性変形可能な板リブ状の起立腕23と、該起立腕23の連出下端側に設けた凸部24とを含み、該凸部24がハードディスク10の左右前後の各側面10a・10b・10c・10dにそれぞれ弾性的に接触する。すなわち、左右に配した第3保持部13は、これの肉厚方向すなわち左右方向に弾性変形可能であり、先の第1保持部11で囲まれた下ケース1bの中央空間にハードディスク10を落とし込んで下ケース1bに上ケース1aを被せ付けた状態において、左側に配した前後二つの第3保持部13はハードディスク10の左側面10aの前後端部にそれぞれ臨み、右側に配した前後二つの第3保持部13はハードディスク10の右側面10bの前後端部にそれぞれ臨む。同時に、前後に配した左右二つの第3保持部13は、これの肉厚方向すなわち前後方向に弾性変形可能であって、前側に配した左右二つの第3保持部13はハードディスク10の前側面10cの中央部左右にそれぞれ臨み、後ろ側に配した左右二つの第3保持部13はハードディスク10の後側面10dの中央部左右にそれぞれ臨む。そして各第3保持部13の起立腕23は、前記凸部24のみがハードディスク10の左右および前後の各側面10a・10b・10c・10dにそれぞれ弾性的に接触するようになっている。上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に結合したとき、第1保持部11と第3保持部13とがそれぞれ上下に対向する状態下にある。
【0025】
第4保持部14は、上ケース1aの内天面22から下方に向けて片持ち状に連出された板リブ状の第1腕25と、第1腕25の下端から略水平状に連出されて上下方向に弾性変性可能な第2腕26と、第2腕26の連出先端側の下面に設けた凸部27とを含み、該凸部27がハードディスク10の上面10fにそれぞれ弾性的に接触する。すなわち、左右に配した第4保持部14は、それぞれ上ケース1aの前後方向の中央部位に位置し、前後に配した第4保持部14は、それぞれ上ケース1aの左右方向の中央部位に位置する。そして、下ケース1bにおいて先の第1保持部11で囲まれた中央空間にハードディスク10を上方から落とし込んだとき、第4保持部14の第1腕25はハードディスク10の外周側面から離れて接触せず、第4保持部14の第2腕26の連出先端側が上ケース1aの中央部側に延びて前記凸部27のみがハードディスク10をこれの上面10fにそれぞれ弾性的に接触して、第4保持部14でハードディスク10をこれの上面10fが上ケース1aの内天面22から浮き離れた状態で受け止め支持される。上下ケース1a・1bを蓋合わせ状に結合したとき、第2保持部12と第4保持部14とは、それぞれ上下に対向する状態下にある。
【0026】
次に、収納ケースに対する電子機器(ハードディスク)10の収納要領を説明すると、上下ケース1a・1bは図1および図6に示すごとく展開状態で形成されている。つまり下ケース1bの上面が開口した状態にある。この下ケース1bの内部中央に電子機器10を底面10e側から落とし込む。このとき電子機器10の底面10eの外周縁が各第1保持部11の起立腕16の凸部17に当たり、起立腕16を外側へいったん弾性変形させたのち、電子機器10が第1保持部11で囲まれた内部空間に入り込む。この状態で電子機器10の底面10eは第2保持部12の第2腕20で受け止められる。この第2腕20は凸部21のみが電子機器10の底面10eに接触する。同時に、第1保持部11の起立腕16の弾性復元力が働き、その凸部17のみが電子機器10の左右前後の各側面10a・10b・10c・10dの上下中央部下側にそれぞれ弾性接触する。
【0027】
次に、下ケース1bの上面に上ケース1aをヒンジ部1cを介して被せ付けると、第3保持部13の起立腕23の凸部24が電子機器10の上面10fの外周縁に当たり、起立腕23がいったん外側に弾性変形する。そして、電子機器10の上面10fは、第4保持部14の第2腕26で受け止められ、この第2腕26は凸部27のみが該上面10fに接触する。同時に、第3保持部13の起立腕23の弾性復元力が働き、その凸部27のみが電子機器10の左右前後の各側面10a・10b・10c・10dの上下中央部上側にそれぞれ弾性接触する。この状態で上下ケース1a・1bを前述のフック部5と係合溝7とによる係合で閉じた状態に維持することになる。
【0028】
かくしてケース本体1に電子機器10を収めた状態において、電子機器10は、第1保持部11および第3保持部13で左右前後の水平方向への遊動が規制された状態で弾性的に支持されるとともに、第2保持部12および第4保持部14で上下方向への遊動が規制された状態で弾性的に保持される。
【0029】
なお、上下ケース1a・1bは半割り状態としてあるので、上ケース1a側に電子機器10を落とし込み装着したのち、上ケース1aに下ケース1bを被せ付ける要領で組み付けてもよい。このように、本発明では説明の都合上、上下ケース1a・1bというも、いずれが上ケース1aでいずれが下ケース1bかは特定されないものである。
【0030】
参考例2) 図7および図8は本発明に係る収納ケースの参考例2を示す。この場合は、上下ケース1a・1bの一方にのみ、具体的には下ケース1b側に第1保持部11を設けるが、上ケース1a側では参考例1における第3保持部13が省略されたものとなっている。これに伴い、下ケース1b側の第1保持部11では、その一部のものが起立腕16を高く突出形成し、これの上端に設けた凸部17がハードディスク10の左右前後の各側面10a・10b・10c・10dに対して上位で接触している。その他の構成は参考例1と実質的に同一である。この参考例2では、上下ケース1a・1bが分離しており、ヒンジ部1dによって開閉可能に連結されている。
【0031】
この参考例2でも、ケース本体1に加わる水平方向の外部衝撃は、第1保持部11のみでよく吸収緩和できる。なお、上ケース1aには第4保持部14を設けるだけであるから、下ケース1b内にハードディスク10を落とし込んだのち、下ケース1bに上ケース1aを被せ付ける蓋合わせ作業が容易に行えることになる。
【0032】
実施例1) 図9および図10は、本発明の実施例1を示しており、先の第2保持部12に変更を加えたものである。この場合の第2保持部12は、前記第1腕19の上端から水平枠19aを水平状に片持ち連出し、この水平枠19a内にこれの連出端から折り返すように第1腕19側へ延びる第2腕20を片持ち状に連出し、第2腕20の連出端側が水平枠19a上に持ち上がるようにし、以て第2腕20を上下方向に弾性変形可能とし、第2腕20の連出端の上面に、ハードディスク10の底面10eに接触する凸部21を設けたものとなっている。すなわち、第1腕19に水平枠19aを介して第2腕20が片持ち状に連出されている。なお、本発明における第4保持部14も、の第2保持部12と同様の形態であってもよいことは言うまでもない。
【0033】
実施例2) 図11は本発明の実施例2を示しており、これでは第1保持部11の起立腕16が第2保持部12の第1腕19を兼ねており、起立腕16の連出上端側に凸部24を設け、起立腕16(第1腕19)の上下中間高さ位置から、上下方向に弾性変形可能な第2腕20を略水平状に片持ち連出し、第2腕20の連出先端側の上面に前記凸部21を設けたものとなっている。つまり、第1保持部11に第2保持部12が設けられている。このことは、第3保持部13に第4保持部14が同一の構成で設けられることをも当然に予想している。なお、全体図は省略するが、実施例2における第1保持部11および第3保持部13は、参考例1のそれらと実質的に同一位置にあることを予想している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 参考例1の収納ケースケースを開いた状態での平面図
【図2】 参考例1の収納ケースを閉じた状態での平面図
【図3】 参考例1の収納ケースを閉じた状態での正面図
【図4】 図2のA−A線断面図
【図5】 図2のB−B線断面図
【図6】 図1のC−C線断面図
【図7】 参考例2の収納ケースを開いた状態での平面図
【図8】 図7のD−D線断面図
【図9】 第2保持部の形態を変更した実施例1を示す要部の平面図
【図10】 図9のE−E線断面図
【図11】 第2保持部の形態を変更した実施例2を示す要部の縦断面図
【図12】 従来例の収納ケースを開いた状態での平面図
【図13】 従来例の収納ケースを閉じた状態での縦断面図
【図14】 従来例の要部の拡大平面図
【符号の説明】
1 ケース本体
1a 上ケース
1b 下ケース
1c ヒンジ部
10 ハードディスク
10a ハードディスクの左側面
10b ハードディスクの右側面
10c ハードディスクの前側面
10d ハードディスクの後側面
10e ハードディスクの底面
10f ハードディスクの上面
11 第1保持部
12 第2保持部
13 第3保持部
14 第4保持部
15 下ケースの内底面
16 第1保持部の起立腕
17 第1保持部の凸部
19 第2保持部の第1腕
20 第2保持部の第2腕
21 第2保持部の凸部
22 上ケースの内天面
23 第3保持部の起立腕
24 第3保持部の凸部
25 第4保持部の第1腕
26 第4保持部の第2腕
27 第4保持部の凸部

Claims (3)

  1. それぞれがプラスチック製の上ケース(1a)と下ケース(1b)とを蓋合わせ状に結合してなるケース本体(1)内に、電子機器(10)が収納保持される収納ケースにおいて、
    下ケース(1b)の内面に、電子機器(10)の底面(10e)を弾性的に受け止め支持する保持部(12)が一体に形成されており、
    上ケース(1a)の内面に、電子機器(10)の上面(10f)を弾性的に受け止め支持する保持部(14)が一体に形成されており、
    保持部(12)が、ケース(1b)の内面(15)から片持ち状に連出する第1腕(19)と、この第1腕(19)の上端から水平状に片持ち連出する水平枠(19a)と、この水平枠(19a)内にこれの連出端から折り返すように第1腕(19)側へ片持ち状に連出する第2腕(20)とを有しており、
    第2腕(20)が上下方向に弾性変形可能となっており、第2腕(20)の連出端の上面に、電子機器(10)に接触する凸部(21)を設けてあり、
    上下ケース(1a)・(1b)の少なくとも一方の内面に、電子機器(10)の外周側面を弾性的に受け止め支持して、ケース本体(1)内における電子機器(10)の前左右方向への遊動を規制する保持部(11)・(13)が一体に形成されていることを特徴とする電子機器の収納ケース。
  2. それぞれがプラスチック製の上ケース(1a)と下ケース(1b)とを蓋合わせ状に結合してなるケース本体(1)内に、電子機器(10)が収納保持される収納ケースにおいて、
    上下ケース(1a)・(1b)の内面(15)・(22)に、片持ち状に連出された弾性変形可能な起立腕(16)と、この起立腕(16)の連出上端側に設けられて電子機器(10)の前後左右の外周側面に接触する凸部(24)と、起立腕(16)の上下中間高さ位置から略水平状に片持ち連出して、上下方向に弾性変形可能な第2腕(20)と、第2腕(20)の連出先端側の上面に設けられて電子機器(10)の上下の面に接触する凸部(21)とを備えていることを特徴とする電子機器の収納ケース。
  3. 上ケース(1a)と下ケース(1b)とが、薄肉のヒンジ部(1c)を介して開閉可能に一体成形されている請求項1又は2記載の電子機器の収納ケース
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