JP3954311B2 - 自動変速機の変速制御方法および装置 - Google Patents

自動変速機の変速制御方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用自動変速機における変速制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用の自動変速機は、遊星歯車機構と油圧で作動するクラッチやブレーキなど複数の締結装置を組み合わせ、締結装置の締結・解放の組み合わせによりそれぞれ所定の変速比を与える複数の変速段を実現する。
例えば特開平8−200456号公報に開示された自動変速機においては、図5の(a)に示すように3組の遊星歯車機構F1〜F3に対して締結装置としてクラッチC1、C2、およびブレーキB1〜B3が設けられ、(b)に示す締結・解放の組み合わせにより前進5段の変速段を得るようになっている。図において丸印が締結を示す。
【0003】
このような自動変速機では、図6の(a)に示す変速線図に示すように、運転者が操作したアクセルペダルの踏み込みに基づくスロットル開度と車速とに応じて上記複数の変速段のうちの1つを目標変速段とし、この目標変速段を得るため、所定の締結装置を締結あるいは解放するよう、油圧指令値を設定してそれぞれの締結装置への油圧を制御する。なお、(a)にはアップシフト線のみを示している。
【0004】
ここでいま第4速で走行中に例えばアクセルペダルの踏み込み量がほぼ一定のまま車速が増大し、図6の(a)の矢示Yaのようにアップシフト線(4→5)を越えると、目標変速段が第5速に変わり、第4速から第5速へのアップシフトが行われることになる。
この、第4速から第5速へのアップシフトでは、第4速で締結されていたクラッチC2を解放し、第4速で解放されていたブレーキB3を締結するいわゆる掛け替えを行う。この際、締結側での締結ショック、ならびに解放側での回転部材の過回転を防止するために、クラッチC2およびブレーキB3に対する油圧指令値は、それぞれ所定の時間をかけて徐々に低減、増大させるタイミング制御が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述のような第4速−第5速アップシフト中にアクセルペダルが踏み込まれ、図6の(b)に示す矢示Ybのようにダウンシフト線(5→4)を越えると、こんどは逆に目標変速段として第5速から第4速へのダウンシフトを行うことになる。
この場合、図7に実線で示す油圧指令値にしたがって第4速−第5速アップシフトが行なわれている途中で、上記目標変速段が変化した時刻t1に、破線で示すように、一方の上昇中の油圧を直ちに抜いてしまい、他方の減少中の油圧を直ちに元に復するような油圧指令を行うと、両者のタイミングがずれてショックの発生やエンジンの空吹きを招く。
【0006】
あるいはまた、上記目標変速段の変化に対して図7に仮想線で示すように、直ちに通常の第5速−第4速ダウンシフトの油圧指令値に切り替えるようにしても、実線で示す直前までの油圧指令値との間におおきなずれが生じて、同様の問題を招くことになる。
この問題は、図6に矢示Ycで示すように、第4速−第5速アップシフト中に2本のダウンシフト線(5→4)および(4→3)を越えて、目標変速段を第3速とするようなダウンシフトを行う場合にも同様に発生する。
【0007】
従来、このようなアップシフト中のダウンシフト制御におけるショック防止対策としては、例えばダウンシフト線を越えて目標変速段が変化しても、現在のアップシフトを継続して第5速に達してから、その後、第4速へのダウンシフトを開始するものがある。
しかし、このような対策では、アップシフト開始からダウンシフト終了までの変速時間が長くなってしまうという問題がある。
【0008】
したがって本発明は、上記の問題点に鑑み、アップシフト中にダウンシフト制御を行う場合に、ショック等の発生を防止しながら速やかに変速ができる車両用自動変速機における変速制御装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このため、請求項1の発明は、油圧指令に基づいて作動する第1の締結装置と第2の締結装置の掛け変えが行なわれる隣接の2つの変速段を含む自動変速機の変速制御方法であって、上記2つの変速段の間の第1の締結装置を解放し第2の締結装置を締結するアップシフト中に目標変速段がダウンシフト方向に変化したときは、第1の締結装置および第2の締結装置に対する油圧指令値をそれぞれ現在の値に保持するとともに、第1の締結装置を締結し第2の締結装置を解放するダウンシフトにおける各締結装置に対する油圧指令値をダウンシフト演算値として算出し、第1の締結装置に対するダウンシフト演算値が増大して上記保持された第1の締結装置に対する油圧指令値に達してから、当該ダウンシフト演算値を前記第1の締結装置に対する油圧指令値とし、前記第2の締結装置に対するダウンシフト演算値が減少して前記保持された第2の締結装置に対する油圧指令値に達してから、当該ダウンシフト演算値を前記第2の締結装置に対する油圧指令値とするものとした。
油圧指令値をダウンシフト演算値が保持された値に達してから当該ダウンシフト演算値に切り替えるので、油圧指令値が滑らかに移行し、第1の締結装置と第2の締結装置の掛け替えのタイミングが適正に確保される。
【0010】
請求項2の変速制御方法は、目標変速段がアップシフトにかかる元の変速段よりもさらに低い変速段であるときは、上記2つの変速段の間のダウンシフト制御が完了してから、当該さらに低い変速段へのダウンシフトを行うものとした。
はじめの変速を確実に行ってから次の変速に移るので、ショックが防止される。
【0011】
請求項3の発明は、油圧指令に基づいて作動する第1の締結装置と第2の締結装置を備え、第1の締結装置と第2の締結装置の掛け変えが行なわれる隣接の2つの変速段を含む複数の変速段を有する自動変速機の変速制御装置において、運転状態に基づいて目標変速段を判定する目標変速段判定手段と、上記第1の締結装置を解放し第2の締結装置を締結するアップシフトのための第1の締結装置および第2の締結装置の油圧指令値に対応するアップシフト演算値を算出する手段と、第1の締結装置を締結し第2の締結装置を解放するダウンシフトのための第1の締結装置および第2の締結装置の油圧指令値に対応するダウンシフト演算値を算出する手段と、アップシフト演算値を油圧指令値としてアップシフト中に目標変速段がダウンシフト方向の変速段に変化したときに、油圧指令値をアップシフト演算値の現在の値に保持する保持手段と、目標変速段がダウンシフト方向の変速段に変化したときに、上記ダウンシフト演算値を算出する手段によってダウンシフト演算値の算出を開始し、第1の締結装置に対するダウンシフト演算値が増大して保持手段で保持された値に達したとき、当該ダウンシフト演算値を第1の締結装置に対する油圧指令値とし、第2の締結装置に対するダウンシフト演算値が減少して保持手段で保持された値に達したとき、当該ダウンシフト演算値を第2の締結装置に対する油圧指令値とする油圧指令値切り替え手段とを有するものとした。
【0012】
請求項4の発明は、さらに、油圧指令値切り替え手段により切り替えられた油圧指令値に基づく変速の完了を検出する変速完了検出手段を有し、目標変速段がアップシフトにかかる元の変速段よりもさらに低い変速段であるときは、変速完了検出手段で変速の完了が検出されたあと、当該さらに低い変速段へのダウンシフトを行うものとした。
【0013】
請求項5の発明は、変速完了検出手段が、自動変速機のギヤ比が元の変速段のギヤ比になったことを検出して変速の完了とするものである。
ギヤ比は例えば車速とトルクコンバータのタービン回転数の比で簡単に求められ、変速の完了が確実に検出される。
【0014】
請求項6の発明は、変速完了検出手段が、自動変速機のギヤ比が元の変速段のギヤ比になったことを検出した後、さらに所定時間経過して変速の完了とするものである。
変速完了後、さらに所定時間の余裕をもたせるので、ショック防止がとくに確実となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、図5の自動変速機と同様に、第4速と第5速間で掛け替えが行われる第1の締結装置および第2の締結装置に本発明を適用した油圧制御回路図である。第1の締結装置は図5の自動変速機におけるクラッチC2に該当し、第2の締結装置はブレーキB3に該当する。
自動変速機3はトルクコンバータ2を介してエンジン1に連結され、電子制御ユニット(ECU)4にエンジンのスロットルバルブの開度TVOを検出するスロットルセンサ5、エンジン回転数センサ6、トルクコンバータ2のタービン回転数を検出するタービン数センサ7、および車速センサ8からの信号が入力されるようになっている。
車速センサ8は自動変速機3の出力回転数を検出するが、これに所定係数を乗ずることにより車速VSPが求められる。タービン回転数自動変速機3の入力回転数に対応する。
【0016】
電子制御ユニット4は、上記各センサからの信号を得て運転状態に応じた変速段を決定し、また各締結装置にかかる負荷に対応して油圧を制御する。
すなわち、電子制御ユニット4は、第1の締結装置12および第2の締結装置14にそれぞれ対応させて設けられたソレノイドバルブ(SOL)11、13に制御信号を出力し、各ソレノイドバルブ11、13は電子制御ユニット4からの制御信号に基づいて、入力ポート11a、13aに入力されるライン圧Lを調圧して出力ポート11b、13bから第1の締結装置12および第2の締結装置14へ出力する。
電子制御ユニット4は同様にして、図示省略の他の締結装置へも制御信号を出力する。
第4速において、第1の締結装置12は締結され、第2の締結装置14は解放され、第5速においては、第1の締結装置12が解放され、第2の締結装置14は締結される。
【0017】
電子制御ユニット4は、その内部において油圧指令値を生成し、油圧指令値に対応する電流を上記制御信号として出力する。
図2、図3は、第4速−第5速アップシフト中に例えば不図示のアクセルペダルが踏み込まれて、目標変速段がダウンシフト方向になる場合の、電子制御ユニット4における油圧指令値制御の流れを示すフローチャートである。また、図4は油圧指令値の変化を示す図である。
このフローは、第4速−第5速アップシフトが開始されてスタートする。
アップシフト制御は、まずステップ101において、図4に示す時刻t0で第1の締結装置12および第2の締結装置14に対するアップシフトの油圧指令値の演算を開始する。この演算結果をアップシフト演算値Au、Buとする。
【0018】
ステップ102では、ギヤ比Gが第5速のギヤ比になったかどうかをチェックする。ギヤ比Gは、自動変速機3の出力回転数と入力回転数の比、すなわち車速とタービン回転数の比で求められる。
ステップ103において、スロットルセンサ5および車速センサ8からの信号を読み込み、ステップ104で、例えば図6の変速線図を参照して、ダウンシフト条件が成立したか、すなわちダウンシフト線(5→4)を越えたかどうかをチェックする。
【0019】
ダウンシフト条件が成立しない間は、ステップ105において、上記のアップシフト演算値Au、Buを油圧指令値A、Bとし、これに基づいて第1の締結装置12および第2の締結装置14への制御信号を出力する。このあと、ステップ102へ戻る。
ステップ102から105を繰り返す間に、ギヤ比Gが第5速のギヤ比になれば、第4速−第5速アップシフトが終了したことになり、制御は終了する。
【0020】
時刻t1でダウンシフト条件が成立すると、ステップ104からステップ106へ進み、図4に示すように、第1の締結装置12および第2の締結装置14に対する油圧指令値A、Bをアップシフト演算値Au、Buの現在値a、bに固定して保持する。これにより、制御信号も保持される。
【0021】
ステップ107では、油圧指令値の上記保持開始と同時に、通常の第5速−第4速ダウンシフトにおける第1の締結装置12および第2の締結装置14に対する油圧指令値の演算を開始する。この演算は本フローと平行して継続され、その演算結果をダウンシフト演算値Ad、Bdとする。
なお、ダウンシフト条件は、目標変速段が第4速になる場合だけでなく、運転状態の変化により例えば目標変速段が第3速になる場合などにも成立するが、いずれの場合もまず第5速−第4速ダウンシフトにおける油圧指令値の演算を開始する。
【0022】
そして、ステップ108において、第1の締結装置12に対する油圧指令値の保持値aと増大するダウンシフト演算値Adとを比較する。
ダウンシフト演算値Adが保持値aより低いときは、つぎにステップ112において、第2の締結装置14に対する油圧指令値の保持値bと減少するダウンシフト演算値Bdとを比較する。
ダウンシフト演算値Bdが保持値bより高いときは、ステップ108へ戻る。
【0023】
ダウンシフト演算値Bdが保持値b以下になる前に、ステップ108のチェックでダウンシフト演算値Adが保持値a以上になったら、ステップ109へ進み、保持を解除し、第1の締結装置12に対する油圧指令値Aをダウンシフト演算値Adに切り替える。
このあとは、ステップ110で、第2の締結装置14に対する油圧指令値の保持値bと減少しつつあるダウンシフト演算値Bdとを比較し、ダウンシフト演算値Bdが保持値b以下になるまで当該ステップを繰り返す。
そして、ダウンシフト演算値Bdが保持値b以下になると、ステップ111において、保持を解除し、第2の締結装置14に対する油圧指令値Bをダウンシフト演算値Bdに切り替える。
【0024】
一方、ダウンシフト演算値Adが保持値a以上となる前に、ステップ112のチェックでダウンシフト演算値Bdが保持値b以下になったら、ステップ113へ進み、保持を解除し、第2の締結装置14に対する油圧指令値Bをダウンシフト演算値Bdに切り替える。
このあとは、ステップ114で、第1の締結装置12に対する油圧指令値の保持値aと増大するダウンシフト演算値Adとを比較し、ダウンシフト演算値Adが保持値a以上になるまで当該ステップを繰り返す。
そして、ダウンシフト演算値Adが保持値a以上になると、ステップ115において、保持を解除し、第1の締結装置12に対する油圧指令値Aをダウンシフト演算値Adに切り替える。
【0025】
ステップ111およびステップ115の後は、ステップ116において、ギヤ比Gが第4速のギヤ比になったかどうかをチェックする。
ギヤ比Gが第4速のギヤ比になっておれば、第5速−第4速ダウンシフトの変速が完了したことになる。
ステップ116のチェックを繰り返して、第5速−第4速の変速が完了したことが確認されると、ステップ117において、ダウンシフト条件が成立したときの目標変速段が達成されたかどうかを、同様にギヤ比に基づいてチェックする。
【0026】
目標変速段が達成されていないときは、ステップ118に進み、当該目標変速段へ向かって1変速段単位のダウンシフト制御を行う。
例えば、ダウンシフト条件が成立したときの目標変速段が第3速であったときに、まだ第4速までしか変速が完了していなければ、目標変速段が達成されていないので、ステップ118では第4速から第3速へのダウンシフト制御が行われる。
このあと、ステップ117へ戻る。
ステップ117のチェックでギヤ比が目標変速段のギヤ比になって、目標変速段が達成されていることが確認されると、本制御は終了する。
【0027】
以上のようにして、第1の締結装置12と第2の締結装置14のいずれかについてダウンシフト演算値が保持値に達して油圧指令値をダウンシフト演算値に切り替えた後は、他方の締結装置についてダウンシフト演算値が保持値に達するのを待って同様に油圧指令値をダウンシフト演算値に切り替える。
図4の例では、第2の締結装置14に対する油圧指令値が時刻t2において先に保持値bからダウンシフト演算値Bdに切り替わった後、時刻t3において第1の締結装置12に対する油圧指令値が保持値aからダウンシフト演算値Adに切り替わっているので、ステップ108から112、113〜115の流れを辿っている。
【0028】
そして、例えば第4速−第5速アップシフト中に例えばアクセルペダルが大きく踏み込まれて、目標変速段が第3速に変化したような場合には、上述のようにまず油圧指令値を現在の値に保持したあと第5速−第4速のダウンシフト演算値に切り替えて一旦第4速へのダウンシフトを完了させ、それから、通常通りの第4速−第3速のダウンシフトをおこなう。
【0029】
本実施の形態においては、上記のステップ101が発明のアップシフト演算値を算出する手段を構成し、ステップ103および104が目標変速段判定手段を、ステップ107がダウンシフト演算値を算出する手段を、ステップ106が保持手段を構成している。
また、ステップ108〜115が発明の油圧指令値切り替え手段を構成し、ステップ116が変速完了検出手段を構成している。
【0030】
本実施の形態は以上のように構成され、第1の締結装置12と第2の締結装置14を掛け変えてアップシフトする自動変速機において、例えば第4速から第5速へのアップシフト中に目標変速段がダウンシフト方向に変化したときは、油圧指令値を現在値に保持するとともに、アップシフトで向かっていた変速段(第5速)からのダウンシフト演算値の算出を開始して、第1の締結装置12および第2の締結装置14にかかるそれぞれのダウンシフト演算値が保持値に達してから当該ダウンシフト演算値を油圧指令値とするものとしたので、第1の締結装置12と第2の締結装置14の掛け替えのタイミングが適正に確保される。これにより、変速ショックやエンジンの空吹きを防止しながら、アップシフトの途中からダウンシフトへ速やかに移行できる。
【0031】
また、アップシフト中のダウンシフト目標変速段が、アップシフトにかかる元の変速段(第4速)よりもさらに低い変速段(例えば第3速)であるときは、上記保持値を経てのダウンシフト演算値によるダウンシフト制御で一旦元の変速段に戻す制御が完了してから、当該さらに低い変速段へのダウンシフトを実行するので、目標変速段までの各ダウンシフト変速が確実に行なわれて、ダウンシフト変速相互間においても変速ショックが発生することがない。
なお、各変速制御の完了はギヤ比が各変速後のギヤ比になったことに基づいて判断するので、簡便で確実に完了状態を検出することができる。
【0032】
なお、上記のフローチャートにおいて、ステップ118において次の1変速段分のダウンシフト制御を行う場合、さらにタイマを用いて、例えばステップ116など直前のダウンシフトの変速完了をギヤ比に基づいて確認後、0.2〜0.3secなど所定時間経過してから制御開始すれば、ショック防止を一層確実にすることができる。
なおまた、本実施の形態では第4速と第5速の間で締結装置が掛け替えされる例について説明したが、本発明はこれに限定されず、2つの変速段の間で締結装置が掛け替えされる自動変速機におけるアップシフト中のダウンシフト制御であれば、変速段を特定せずに適用される。
【0033】
【発明の効果】
請求項1の変速制御方法は、第1の締結装置と第2の締結装置の掛け変えが行なわれる隣接の2つの変速段を含む自動変速機において、当該2つの変速段の間での第1の締結装置を解放し第2の締結装置を締結するアップシフト中にダウンシフトへ切り替える場合、各締結装置に対する油圧指令値をそれぞれ現在の値に保持するとともに、第1の締結装置を締結し第2の締結装置を解放するダウンシフトにおける各締結装置に対する油圧指令値をダウンシフト演算値として算出し、第1の締結装置に対するダウンシフト演算値が増大して保持された第1の締結装置に対する油圧指令値に達してから、当該ダウンシフト演算値を第1の締結装置に対する油圧指令値とし、第2の締結装置に対するダウンシフト演算値が減少して保持された第2の締結装置に対する油圧指令値に達してから、当該ダウンシフト演算値を第2の締結装置に対する油圧指令値とするものとしたので、油圧指令値が滑らかに移行し、第1の締結装置と第2の締結装置の掛け替えのタイミングが適正に確保されて、変速ショックやエンジンの空吹きを防止される。そして、アップシフトの途中からダウンシフトへ速やかに移行できるので、一旦アップシフトを完了させてからダウンシフトするのに比較して、変速時間も短縮される。
【0034】
請求項2の発明は、ダウンシフトの目標変速段がアップシフトの元の変速段よりもさらに低い変速段であるとき、元の変速段へのダウンシフトが完了してから、次の低い変速段へのダウンシフトを行うので、複数段の変速間でのショックも防止される。
【0035】
請求項3の変速制御装置は、第1の締結装置と第2の締結装置の掛け変えが行なわれる隣接の2つの変速段を含む自動変速機において、アップシフト演算値を油圧指令値としてアップシフト中に目標変速段がダウンシフト方向の変速段に変化したときに、保持手段が油圧指令値をアップシフト演算値の現在の値に保持すし、同時にダウンシフト演算値を算出する手段によってダウンシフト演算値の算出を開始し、第1の締結装置に対するダウンシフト演算値が増大して保持手段で保持された値に達したとき、当該ダウンシフト演算値を第1の締結装置に対する油圧指令値とし、第2の締結装置に対するダウンシフト演算値が減少して保持手段で保持された値に達したとき、当該ダウンシフト演算値を第2の締結装置に対する油圧指令値とするよう油圧指令値切り替え手段が切り替えるものとしたので、請求項1の発明と同じく、油圧指令値が滑らかに移行し、第1の締結装置と第2の締結装置の掛け替えのタイミングが適正に確保されて、変速ショックやエンジンの空吹きを防止される。そして、アップシフトの途中からダウンシフトへ速やかに移行できるので、変速時間も短縮される。
【0036】
請求項4の発明は、目標変速段がアップシフトの元の変速段よりもさらに低い変速段であるとき、変速完了検出手段で元の変速段までの変速の完了が検出されたあと、次の低い変速段へのダウンシフトを行うものとしたので、複数段の変速間でのショックも防止される。
【0037】
請求項5の発明は、ギヤ比が元の変速段のギヤ比になったことに基づいて変速の完了とするので、変速完了の検出が簡便で確実である。
また請求項6の発明は、ギヤ比に基づくとともに、さらに所定時間の余裕をもたせて変速の完了とするので、一層確実にショックが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す油圧制御回路図である。
【図2】油圧指令値制御の流れを示すフローチャートである。
【図3】油圧指令値制御の流れを示すフローチャートである。
【図4】油圧指令値の変化を示す図である。
【図5】従来の自動変速機を示す図である。
【図6】自動変速機の変速線を示す図である。
【図7】従来の問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
1 エンジン
2 トルクコンバータ
3 自動変速機
4 電子制御ユニット
5 スロットルセンサ
6 エンジン回転数センサ
7 タービン数センサ
8 車速センサ
11、13 ソレノイドバルブ
12 第1の締結装置
14 第2の締結装置

Claims (6)

  1. 油圧指令に基づいて作動する第1の締結装置と第2の締結装置の掛け変えが行なわれる隣接の2つの変速段を含む自動変速機の変速制御方法であって、
    前記2つの変速段の間の第1の締結装置を解放し第2の締結装置を締結するアップシフト中に目標変速段がダウンシフト方向に変化したときは、前記第1の締結装置および第2の締結装置に対する油圧指令値をそれぞれ現在の値に保持するとともに、
    前記第1の締結装置を締結し第2の締結装置を解放するダウンシフトにおける各締結装置に対する油圧指令値をダウンシフト演算値として算出し、
    前記第1の締結装置に対するダウンシフト演算値が増大して前記保持された第1の締結装置に対する油圧指令値に達してから、当該ダウンシフト演算値を前記第1の締結装置に対する油圧指令値とし、前記第2の締結装置に対するダウンシフト演算値が減少して前記保持された第2の締結装置に対する油圧指令値に達してから、当該ダウンシフト演算値を前記第2の締結装置に対する油圧指令値とすることを特徴とする自動変速機の変速制御方法。
  2. 前記目標変速段が前記アップシフトにかかる元の変速段よりもさらに低い変速段であるときは、前記2つの変速段の間のダウンシフト制御が完了してから、当該さらに低い変速段へのダウンシフトを行うことを特徴とする請求項1記載の自動変速機の変速制御方法。
  3. 油圧指令に基づいて作動する第1の締結装置と第2の締結装置を備え、第1の締結装置と第2の締結装置の掛け変えが行なわれる隣接の2つの変速段を含む複数の変速段を有する自動変速機の変速制御装置において、
    運転状態に基づいて目標変速段を判定する目標変速段判定手段と、
    前記第1の締結装置を解放し第2の締結装置を締結するアップシフトのための第1の締結装置および第2の締結装置の油圧指令値に対応するアップシフト演算値を算出する手段と、
    前記第1の締結装置を締結し第2の締結装置を解放するダウンシフトのための第1の締結装置および第2の締結装置の油圧指令値に対応するダウンシフト演算値を算出する手段と、
    前記アップシフト演算値を油圧指令値としてアップシフト中に前記目標変速段がダウンシフト方向の変速段に変化したときに、前記油圧指令値を前記アップシフト演算値の現在の値に保持する保持手段と、
    前記目標変速段がダウンシフト方向の変速段に変化したときに、前記ダウンシフト演算値を算出する手段によってダウンシフト演算値の算出を開始し、前記第1の締結装置に対するダウンシフト演算値が増大して前記保持手段で保持された値に達したとき、当該ダウンシフト演算値を前記第1の締結装置に対する油圧指令値とし、前記第2の締結装置に対するダウンシフト演算値が減少して前記保持手段で保持された値に達したとき、当該ダウンシフト演算値を前記第2の締結装置に対する油圧指令値とする油圧指令値切り替え手段とを有することを特徴とする自動変速機の変速制御装置。
  4. 前記油圧指令値切り替え手段により切り替えられた油圧指令値に基づく変速の完了を検出する変速完了検出手段を有し、
    前記目標変速段が前記アップシフトにかかる元の変速段よりもさらに低い変速段であるときは、前記変速完了検出手段で前記変速の完了が検出されたあと、当該さらに低い変速段へのダウンシフトを行うことを特徴とする請求項3記載の自動変速機の変速制御装置。
  5. 前記変速完了検出手段は、自動変速機のギヤ比が前記元の変速段のギヤ比になったことを検出して変速の完了とするものであることを特徴とする請求項4記載の自動変速機の変速制御装置。
  6. 前記変速完了検出手段は、自動変速機のギヤ比が前記元の変速段のギヤ比になったことを検出した後、所定時間経過して変速の完了とするものであることを特徴とする請求項4記載の自動変速機の変速制御装置。
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