JP3951666B2 - 気象情報通知方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両などの利用者に気象情報を通知する気象情報通知方法及び装置に関するものである。
【0002】
【背景技術】
近年、ナビゲーション装置に携帯電話を接続してインターネットにアクセスし、車両に搭乗しながら車両外部の情報を取得することができる装置が実用化されている。車両の利用者が移動中に得たい情報の一つに、気象情報がある。車両外部から気象情報を取得し、ナビゲーション装置に表示する従来技術としては、例えば、特開2000−193469号公報に開示されているナビゲーション装置及び経路表示装置がある。これは、車両の外部から入手した気象情報に基づいて、車両の現在地の気象情報を表示手段に表示するものであり、更に、車両の目的地までの経路に沿って、経路上の通過点の気象情報を表示する点も開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、気象情報は時間の経過とともに変化するものであって、一度取得したとしても、その後、気象情報が変化した場合には、車両側においても気象情報を更新することが望ましい。しかしながら、上述した背景技術においては、効率よく気象情報を更新する手段について言及していない。車両における気象情報の更新手法としては、一般的に、利用者が自らの意志で装置を操作して気象情報の取得を装置に指示する方法や、装置が定期的に自動で気象情報の更新を行うようにする方法が考えられる。
【0004】
前者の場合は、運転中に運転者に余計な操作を強いることになるため安全面から望ましくない。また、後者の場合も、一定の間隔で定期的に気象情報の更新が行われるため、気象情報の内容に変化ないし更新がなくても、更新動作が行われることになり、通信面から無駄が生じる。また、本来ならば、気象情報が変化した時点で気象情報を更新することが望ましいが、定期的な更新の場合には、そのようなタイムリーな更新を望むことはできない。
【0005】
この発明は、以上の点に着目したもので、その目的は、気象状況の変化に対応して気象情報の取得を行うことができる気象情報通知方法及び装置を提供することにある。他の目的は、既に取得した気象情報に変更が生じた可能性が高い時点で、気象情報の更新を行うことができる気象情報通知方法及び装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本発明は、移動体の利用者に気象情報を通知する場合に、前記移動体外部から気象情報を取得し、前記移動体に搭載された機器の動作状況から、前記移動体外部の気象状況の変化を推定し、これによって推定された気象変化が、前記取得した気象情報で予報された気象状況と異なるか否かを判断し、これによって、前記推定された気象変化が前記取得した気象情報で予報された気象状況と異なると判断されたときに、最新の気象情報を前記移動体外部から取得し、前回取得した気象情報を更新し、該更新された気象情報を前記利用者に通知することを特徴とする。本発明の前記及び他の目的,特徴,利点は、以下の詳細な説明及び添付図面から明瞭になろう。
【0009】
【発明の実施の形態】
<概要>……本発明は、気象状況の変化をきっかけとした気象情報の取得により、無駄な通信を行うことなく、適切なタイミングで常に最新の気象情報を取得する。例えば、天気予報では「晴または曇」であったのに、走行中に雨が降ってきた時は、ワイパーの動作などをきっかけとして車両外部から気象情報を取得する。つまり、雨が降り出したためにワイパーを使用する,といった車両機器の動作があったときに、これを元にして気象情報を取得(更新を含む)する。すなわち、現在地で気象状況が変化したときに、目的地や経由地などの他の場所でも気象情報が変化していることを想定し、気象情報取得のタイミングとする。
【0010】
<実施形態1>……以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。最初に、図1〜図4を参照して実施形態1について説明する。図1には、本実施形態のシステム構成が示されている。同図に示すように、本形態のナビゲーション装置300は、車両10に搭載されており、気象情報センタ30との通信によって得た情報を、車両10の利用者に通知する機能を備えたものである。なお、車両10は、通常複数存在する。
【0011】
ナビゲーション装置300は、各種演算処理を行うCPU100を中心に構成されており、該CPU100で実行するためのプログラムを格納するプログラムメモリ110,外部から入手した情報や各種プログラムの実行によって得られたデータなどを記憶するためのワークメモリ120,各種道路地図データを集積した道路地図データベース130を備えている。CPU100には、前記車両10に搭載された気象に関係のある各種機器やセンサ,例えば、ワイパー14,前照灯(ヘッドランプ)16,フォグランプ18,日照計20がI/F回路(図示せず)を介して接続されている。日照計20は、車両外部の明るさを測定するためのセンサである。
【0012】
また、ナビゲーション装置300は、従来の装置と同様に、車両10の絶対位置を検出するGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)センサ140,車両10の速度を検出する車速センサ150,車両10の旋回角速度を検出するジャイロセンサ160など、車両10の位置を検出するための機能を備えている。このほか、これら各センサによって車両10の位置を検出したときの時刻などを計時するための計時部170,外部との通信を制御する通信部180,利用者がナビゲーション装置300に与える指示を入力するための入力部190,各種情報や地図などを表示するための表示部200を備えている。
【0013】
前記通信部180は、公衆回線網や無線基地局(いずれも図示せず)を介して、無線により気象情報センタ30などと通信を行うもので、送信装置,受信装置を含む通信機器によって構成されている。通信部180としては、ナビゲーション装置300の内部に予め備え付けられている自動車電話などのほか、携帯電話やPHSなどの外部の独立した通信機器と接続して代用するように構成することも可能である。ナビゲーション装置300は、通信部180を介して気象情報センタ30から気象情報を入手すると、気象情報データ120bとしてワークメモリ120に記憶する。
【0014】
入力部190は、利用者がナビゲーション装置300に与える指示を入力するためのものであり、各種スイッチ,表示部200の表示面に取り付けられたタッチパネル,リモコン,音声認識を利用した入力装置などが含まれる。タッチパネルでは、表示部200に表示されたアイコンなどを利用者が指でタッチすることによって、対応するデータや命令が入力される。音声認識を利用した入力装置では、利用者が音声を発することによって、それに対応するデータや命令が入力される。表示部200は、液晶やCRTなどによるディスプレイで、上述したようにタッチパネルを備えている。
【0015】
前記プログラムメモリ110には、CPU100が実行する車両位置検出プログラム110a,機器動作監視プログラム110b,気象変化推定プログラム110c,気象情報取得プログラム110d,情報通知プログラム110e,ナビゲーション用のプログラム(図示せず)が格納されている。気象情報確度判定プログラム110fについては、実施形態2で説明する。CPU100は、プログラムメモリ110から必要なプログラムをロードして実行する。すなわち、ワイパー14,前照灯16,フォグランプ18,日照計20などの各機器の動作状態やセンサの出力値から、気象状況の変化を推定し、気象状況に変化があると推定したときには、気象情報センタ30から最新の気象情報を取得して、利用者に通知する処理を行う。
【0016】
具体的に説明すると、車両位置検出プログラム110aが実行されると、GPSセンサ140,車速センサ150,ジャイロセンサ160などのセンサからの出力を元に、車両10の現在地が検出される。そして、道路地図データベース130に記憶された道路のデータと、前記各センサの出力を照合して、車両10が、道路地図データベース130内の道路のうち、どの道路を走行しているかを推定する。この車両位置検出プログラム110aは、後述する気象変化推定プログラム110cによって気象状況が変化したと推定されたとき毎などに実行され、検出された車両現在地は、その検出時刻とともに車両現在地データ120aとしてワークメモリ120に記憶される。
【0017】
機器動作監視プログラム110bは、車両10に搭載された各種機器,例えば、ワイパー14,前照灯16,フォグランプ18などの動作状態の監視や、車両10に搭載された各種センサ,例えば、日照計20などからの出力値を監視する。
【0018】
気象変化推定プログラム110cは、前記機器動作監視プログラム110bによって得られた各種機器の動作状況や各種センサからの出力値に基づいて、車両外部の気象状況の変化の推定を行うためのものである。なお、車載機器の動作状況や車載の各種センサからの出力値から車両外部の気象状況の変化を推定する方法については後述する。
【0019】
気象情報取得プログラム110dは、気象情報センタ30との通信により気象情報を取得するもので、前記気象変化推定プログラム110cによって車両外部の気象状況が変化したと推定されたときなどに気象情報を取得する。気象情報の取得は、具体的には、ナビゲーション装置300に備えられた通信部180を介して、車両10の外部の気象情報センタ30から気象情報を取得する。取得した気象情報は、気象情報データ120bとしてワークメモリ120に記憶される。
【0020】
情報通知プログラム110eは、道路地図データベース130に記憶されている道路地図データに基づいて表示部200に地図表示などを行う際に、前記気象情報取得プログラム110dにより取得されてワークメモリ120に記憶された気象情報を、表示部200に表示する処理を行う。また、気象情報の通知としては、表示部200に画面表示を行うほか、得られた気象情報データ120bを音声データに変換し、スピーカから音声で気象情報を通知するようにしてもよい。
【0021】
次に、ワークメモリ120は、外部から取得した情報,各種プログラムの実行によって得られた車両現在地データ120a,気象情報データ120bの他、後述する各種機器の動作と気象状況の変化との対応関係を示す機器動作・気象変化の対応テーブル120cなどを記憶するためのメモリである。
【0022】
次に、図2〜図4も参照して本実施形態の動作を説明する。図2は、本形態の気象情報取得の判断処理の一例を示すフローチャートであり、車両10に搭載された機器の動作変化やセンサの出力値を検出し、車両外部の気象状況の変化を推定して、気象情報センタ30から気象情報を取得するまでの手順が示されている。図3は、車載機器の作動状態の変化等と、気象状況変化の推定値との対応関係を示す対応テーブル120cの一例を示す図である。図4は、表示部200に表示される気象情報の画面表示例を示す図である。
【0023】
ナビゲーション装置300では、常時もしくは一定時間間隔で機器動作監視プログラム110bが実行されており、各種車載機器の動作状況や各種センサからの出力値が監視されている。車載機器の動作などに変化があると、機器動作監視プログラム110bにより、これらの変化が検出される(ステップS200)。ここで動作変化検出の対象となる車載機器は、本実施形態の場合は、ワイパー14,前照灯(ヘッドランプ)16,フォグランプ18,日照計20である。
【0024】
これらの車載機器は、その動作変化がON/OFFの2値で表現できるものであるが、その他の車載機器,例えば、外気温を計測する外気温計,ABS(ブレーキ時のスリップ防止装置)のセンサとして、タイヤと地面とのスリップ量を測定するスリップセンサなどのセンサ類からの出力値も、機器動作監視プログラム110bによって行われる動作変化検出の対象となる。前記日照計20は、前照灯16の自動点灯装置に用いられる車両外部の明るさを測るセンサであり、受光量に応じて流れる電流値が変化するフォトダイオードでもよい。
【0025】
前記ステップS200において機器動作監視プログラム110bによって検出された結果を元に、気象変化推定プログラム110cは、車両10外部の気象状況の変化の推定を行う(ステップS202)。この推定は、図3に示すように、各機器の動作変化に対して所定の気象変化推定値が対応付けられた対応テーブル120cに基づいて行われる。
【0026】
ここで、図3に示す対応テーブル120cに基づいた気象変化推定処理を具体的に説明する。まず、ワイパー14がOFF(停止状態)からON(作動状態)に変化したことが機器動作監視プログラム110bによって検出されたときには、気象変化推定値として「曇(もしくは晴)から雨への気象変化」が出力される。逆に、ONからOFFへの動作変化が検出された場合には、「雨から曇(もしくは晴)への気象変化」が出力される。このワイパー14の動作による推定は、対応テーブル120cの右欄の「条件」に示すように、変化後の動作が一定時間以上継続していることが条件となっている。これは、例えば、フロントガラスの汚れを落とすために一時的にワイパー14を作動させた場合などに、気象変化をしたものと誤って推定することを防ぐためである。
【0027】
次に、前照灯16がOFF(消灯状態)からON(点灯状態)に変化したことが検出されたときには、気象変化推定値として、「晴から曇(もしくは雨)への気象変化」が出力される。逆に、ONからOFFへの動作変化が検出された場合には、「曇(もしくは雨)から晴への気象変化」が出力される。
【0028】
この前照灯16の動作による推定では、日の出から日の入りまでの時間帯であることと、車両10がトンネル内を走行中でないことが条件として設定されている。日没後の時間帯やトンネル内の走行では、気象状況に関わらず前照灯16を点灯するためである。日の出と日の入りの時刻は、ナビゲーション装置300に備えられた計時部170及び道路地図データベース130に記録されているカレンダ情報から推定することが可能である。また、通信部180を介して車両10の外部の情報センタなどから取得するようにしてもよい。また、車両10がトンネル内を走行中か否かは、車両位置検出プログラム110aによって、GPSセンサ140,車速センサ150,ジャイロセンサ160のセンサ出力と道路地図データベース130内の道路地図データを照合することで判定することができる。
【0029】
フォグランプ18がOFF(消灯状態)からON(点灯状態)に変化したことが検出されたときには、気象変化推定値として「霧発生」が出力される。逆に、ONからOFFへの動作変化が検出された場合には「霧消失」が出力される。
【0030】
日照計20からの出力値は、本実施形態では、晴天時の車両10外部の明るさの閾値が予め設定されており、車両外部の明るさがこの閾値以上である場合にOFF,閾値以下である場合をONと定義付けされている。このため、日照計20からの出力がOFF(閾値以上)からON(閾値未満)となった場合には、気象変化推定値として「晴から曇への気象変化」が出力され、逆の場合には、「曇から晴への気象変化」が出力される。日照計20の場合にも、前照灯16の場合と同等の条件,すなわち、日の出から日の入りまでの時間帯であることと、トンネル外を走行中であることが条件設定されている。
【0031】
上述の晴天時の車両外部の明るさの閾値は、実験値,複数の実測値からの推定値,理論値から求められた値などに基づいて設定される。更に、日照計20の閾値は、時刻(及び月日)に依存した値とすることも好適である。例えば、夏の昼間は「晴」と「曇」の境を決定する日照度閾値を、冬の夕暮れ時刻の閾値より高く設定するなどである。このように、時刻や季節に応じた設定を行うことにより、気象変化の推定の確度をより高めることができる。
【0032】
その他の各種センサについても、同様の方法によって閾値を設定して「ON」「OFF」の区別をつけたり、あるいは、センサからの出力値の範囲ごとに、気象変化推定値を定めたりすることで適用可能である。また、複数の機器の動作変化やセンサ類の出力値から推定される気象変化推定値が逆の結果を示す場合,例えば、ワイパー14がOFFからONとなって「曇(もしくは晴)から雨への気象変化」が推定される一方で、日照計20がONからOFFとなって「曇から晴への気象変化」が推定される場合には、これらの機器に優先順位を予め付与しておくことにより、優先順位の高い機器の動作変化に基づいた気象変化推定値が出力される。このように機器やセンサなどの優先順位を定めておくことにより、複数の機器の動作変化から矛盾する推定結果が生じるような場合にでも、単一の気象変化の推定値を出力することができる。具体的には、フォグランプ18が最も優先し、これに、ワイパー14,日照計20が続き、最後が前照灯16という具合である。
【0033】
以上のようにして、各種機器の動作やセンサの出力値の変化に基づいて気象状況の変化の推定を行い、気象状況に変化があることが推定された場合には(ステップS204でYes)、CPU100は、気象情報取得プログラム110dを実行し、通信部180を介して気象情報センタ30から最新の気象情報を取得する(ステップS206)。取得した気象情報は、ワークメモリ120に記憶され、情報通知プログラム110eにより、ナビゲーション装置300の表示部200に表示される(ステップS208)。
【0034】
ここで、気象情報を音声で通知する場合には、情報通知プログラム110eは、気象情報を音声で提供できる形式にデータを変換し、スピーカなどから出力する処理も行う。なお、気象情報センタ30から気象情報を取得する際には、ナビゲーション装置300に備えられた各種センサ及び車両位置検出プログラム110aによって特定された車両10の現在地データ120aを気象情報センタ30に通知し、車両現在地付近の最新の気象情報を取得する。
【0035】
図4には、このようにして表示部200に表示された気象情報の画面表示例が示されている。同図(A)の画面210が示すように、例えば、ワイパー14の作動が検出され、対応テーブル120cに設定された条件を満たしていると、「ワイパー作動が検出されました。最新の気象情報を取得します」などの案内が、車両10の現在地及び時間とともに表示部200に表示される。気象情報取得プログラム110dが、同図(A)に示した車両10の現在地A付近の最新の気象情報を取得すると、情報通知プログラム110eによって、同図(B)に示す画面212が表示される。画面212には、「9:50更新の気象情報」として、「現在地付近の予報は「雨のち曇」です。雨はまもなく止むでしょう」といった現在時刻にもっとも近い時刻の最新の気象情報が表示される。以上の動作が、車両10の走行中に繰り返し行われる。
【0036】
このように、本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
(1)車両10に搭載された機器の動作状況から車両外部の気象状況の変化を推定し、変化があったと推定された場合には、気象情報センタ30から気象情報を取得することとしたので、車両10の利用者が指示を出すことなく、気象状況に変化が生じた確率が高いとされる適切なタイミングで気象情報を取得することが可能となる。従って、例えば、車両10を運転中に雨が降り出した場合、運転者がワイパー14を作動させると、該ワイパー14の動作が検知されて最新の気象情報を取得され、運転者に通知される。すなわち、雨が降り出した場合、その雨が今度も振りつづけるのか、または一時的な通り雨なのかという気象情報が直ちに運転者に通知される。
【0037】
(2)本実施形態では、車両10に搭載された機器の作動状態の変化と気象状況変化の推定値を対応付けた対応テーブル120cに基づいて、車両外部の気象状況の変化の推定を行うこととした。このように、気象状況の変化に強い相関がある車載装置の動作変化を所定の気象情報の変化に予め対応付けすることによって、気象状況の変化をより確実に推定することが可能となる。また、車両に搭載された機器の動作の変化が生じた時点で、気象状況の変化の推定が行われるので、気象状況の変化に即応した気象情報の取得が可能となる。
【0038】
(3)前記対応テーブル120cは、更に、車両10に搭載された各種センサ類の出力値と気象状況変化の推定値を対応付けしており、これに基づいて車両外部の気象状況の変化の推定が行われる。本実施形態の対応テーブルでは、ヘッドライトの自動点灯装置に用いられる日照計20(またはフォトダイオード)の出力が所定値以下,すなわち、外界の明るさが「晴」に相当する明るさから「曇」に相当する明るさ以下に低下した場合に、気象状況が「晴」から「曇」へ変化したと対応付けられている。このように、気象状況の変化に強い相関がある車両搭載のセンサの出力値を所定の気象状況の変化に予め対応付けることにより、気象状況の変化をより確実に推定することが可能となる。また、車両10に搭載されたセンサの出力値が、所定値になった時点で気象状況の変化の推定が行われるので気象状況の変化に即応した気象情報の取得が可能となる。
【0039】
(4)本実施形態では、車両10の現在地を検出する車両位置検出プログラム110aを備えており、これによって検出された車両10の現在地のデータを気象情報取得プログラム110eが気象情報センタ30に送信し、車両10の現在地を含む地域の気象情報を取得することとしたので、車両10周辺の最新の気象情報を取得することが可能となる。
【0040】
<実施形態2>……次に、図1,図5及び図6を参照して、本発明の実施形態2について説明する。上述した実施形態1に対応する構成要素には同一の符号を用いることとする。本実施形態は、予め気象情報を取得しており、該取得済みの気象情報に変更があったと推定される場合に限り、最新の気象情報を車両外部から改めて取得する処理を行うものである。
【0041】
図1に点線で示すように、本実施形態のナビゲーション装置300の構成は、上述した実施形態1と基本的には同様であるが、本実施形態のプログラムメモリ110には、前記実施形態1の各種プログラムに加え、気象情報確度判断プログラム110fが格納されている。気象情報確度判断プログラム110fは、気象変化推定プログラム110cによって、車両外部の気象変化の推定値が出力されたときに、ワークメモリ120に記憶されている取得済みの気象情報データ120bを参照し、これに含まれる車両現在地周辺の気象予報と、車両外部の気象変化の推定値が異なっているか否かを判断するものである。そして、異なっていると判断した場合には、気象情報センタ30から、最新の気象情報を取得するように気象情報取得プログラム110dに指示を送る。
【0042】
次に、図5及び図6も参照して、本実施形態の動作を説明する。図5は、気象情報の更新判断処理の一例を示すフローチャートであり、図6は、表示部200に表示される画面表示例を示す図である。まず、車両10の利用者がナビゲーション装置300の入力部190を利用して、気象情報の取得を指示する(ステップS400)。これを受けたナビゲーション装置300では、CPU100が気象情報取得プログラム110dを実行し、通信部180を介して気象情報センタ30から気象情報を取得する(ステップS402)。取得した気象情報は、ワークメモリ120に記憶され、情報通知プログラム110eにより、最初の気象情報が表示部200に表示される(ステップS404)。なお、利用者による気象情報の取得指示は、利用者自身の判断において適宜タイミングで行ってよいが、本動作がナビゲーション装置300に指示されたときに自動的に気象情報を取得する,ドライブ開始時に自動的に気象情報を取得する,前記実施形態1で気象情報を取得しているときはそれを利用するなどのいずれの方法で取得してもよい。
【0043】
一方、ナビゲーション装置300では、走行中、常時もしくは一定時間間隔で機器動作監視プログラム110bが実行されており、これによって各種機器の動作やセンサの出力値の変化が検出されると、CPU100が気象情報確度判断プログラム110fを実行し、前記ステップS402において予め取得した気象情報の内容に変更が生じたか否か,すなわち、気象情報の更新を行うか否かの判断を行う(ステップS406)。
【0044】
詳述すると、機器動作監視プログラム110bによって、車載機器の動作の変化が検出されると(ステップS408)、気象変化推定プログラム110cが実行され、前記図3に示す対応テーブル120cに基づいて、気象状況の変化の推定が行われる(ステップS410)。ここでの推定の方法は、上述した実施形態1と同様である。次に、CPU100は、気象情報確度判断プログラム110fを実行し、前記ステップS410において推定された気象変化の推定値が、ワークメモリ120に記憶されている取得済みの気象情報データ120bで予報された車両現在地周辺の気象状況の変化と異なるか否か判断する(ステップS412)。
【0045】
そして、予報された気象情報と、推定された気象変化の推定値が異なる場合には(ステップS412でYes)、気象情報センタ30から最新の気象情報を取得するように気象情報取得プログラム110dに指示を送る。
【0046】
例えば、既に取得している気象情報の内容として、現在車両が走行している地域のその時刻における天気予報が「晴」であるにも関わらず、車両10のワイパー14の作動が確認された場合を挙げると、図3に示す対応テーブル120cからは、その時点での車外の気象変化の推定値は「曇(もしくは晴)から雨への気象変化」となる。このような場合、既に取得した気象情報には、気象変化推定プログラム110cによって推定された気象変化(この場合は「雨」)が予報されていないことになるため、気象情報確度判断プログラム110fは、最新の気象情報を改めて取得し、利用者に表示する必要があるという判断をする。
【0047】
気象情報取得プログラム110dは、気象情報の取得指示を受けると、通信部180を介して気象情報センタ30から最新の気象情報を取得し(ステップS414)、ワークメモリ120の気象情報データ120bを最新の気象情報で更新する。そして、更新された気象情報は、情報通知プログラム110eにより、表示部200に表示される(ステップS416)。
【0048】
図6には、表示部200に表示される気象情報の画面例が示されている。図6(A)に示す画面310では、地図が表示されている画面上に、車両10の現在地A,GPSセンサ140などの車両現在地検出手段により検出された車両10の現在地「東京都千代田区1丁目付近」などの表示が、検出時刻とともに表示されている。
【0049】
ここで、利用者の手動操作によるワイパー14の起動スイッチ入力や、雨滴センサの降雨の検出に基づくワイパー14の自動作動によりワイパー14が作動を始めると、機器動作監視プログラム110bによってワイパー14の作動動作が検出され、気象変化推定プログラム110cにより、車両外部の気象状況が雨に変化したことが推定される。このとき、時刻8:00に取得した気象情報では、現在地付近の気象予報は「晴」であったとすると、予報と現在の気象状況が異なっていることが判断され、画面310には、「ワイパー作動が検出されました。8:00現在の予報によると現在地付近は「晴」でした。最新の気象情報を取得します」という案内が表示され、ナビゲーション装置300は、直ちに最新の気象情報を取得する。
【0050】
取得した最新の気象情報は、図6(B)に示す画面312のように、「9:50更新の気象情報」として「現在地付近の予報は「雨のち曇り」です。雨はまもなく止むでしょう」のように表示される。画面312に示す表示例では、最新の気象情報の更新時刻は9:50であり、気象情報は8:00時点の「晴」の予報から「雨のち曇」に更新されていることがわかる。このように、ワイパー14の作動後、すなわち雨が降り出した後、直ちに最新の気象情報が入手され表示される。従って、利用者は、雨が降り出した後、すぐにこの雨が今後どうなるのかといった最新の気象情報を新たな指示を出したり、操作を行ったりすることなく得ることが可能となる。以上のステップS406の動作は、繰り返し実行される。
【0051】
このように、本実施形態によれば、車両外部の気象状況の変化を推定し、推定した気象状況の変化が、予め取得した気象情報で予報されている気象状況と異なると判断された場合に、最新の気象情報を取得して利用者に通知することとした。このため、推定した気象状況の変化が、既に取得している気象情報で予報された気象状況通りの変化であると判断された場合には、取得済みの気象情報は有効であり、改めて最新の気象情報を取得する必要はない。すなわち、気象情報に変化がないと推定される場合には、気象情報の更新を行う無駄を省くことができ、通信コストを抑えるという点でも有効である。更に、車両外部の気象状況が変化した時点で上述したような判断が行われるため、気象状況の変化後すぐに、最新の気象情報を確認することもできる。
【0052】
<他の実施形態>……本発明には数多くの実施形態があり、以上の開示に基づいて多様に改変することが可能である。例えば、次のようなものも含まれる。
(1)前記形態では、車両の現在地付近の気象情報を取得することとしたが、ナビゲーション装置で目的地までの案内経路が設定されている場合には、設定されている経路を含む地域の気象情報を取得するようにしてもよい。このように、車両周辺の気象状況が変化したことが推定された場合、もしくは、既に取得した気象情報に含まれる車両現在地周辺の予報と車両周辺の気象状況の変化が異なると判断された場合には、経路を含む地域の気象状況にも変更が生じている可能性が高いため、利用者にとって有用な、目的地までの経路を含む地域の最新の気象情報を提示することが可能となる。
【0053】
(2)車載機器の動作から車両外部の気象情報の変化を推定する例としては、上述した実施形態で説明したほかに、各種のものが適用できる。例えば、タイヤのスリップセンサから所定値以上のスリップが検出され、かつ、外気温センサから外気温が零度以下であることが検出された場合には、「路面凍結」という気象変化推定値を出力するようにしてもよい。このようなタイヤスリップセンサによる路面凍結の気象変化推定値や、フォグランプ18による霧発生の気象変化の推定値が出力された場合には、自車両周辺に霧や路面凍結に関する注意報や警報が出されているか否か、また、その程度はどの位なのか、などが気象情報として取得され、利用者に通知される。また、前記形態では、ワイパー14の動作変化に基づいて、「降雨」を判断することとしたが、雨滴センサの出力に基づいて「降雨」を判断するようにしてもよい。
【0054】
(3)前記形態では、機器動作の変化の検出をきっかけとして自動的に気象情報を取得して利用者に通知することとしたが、このような自動的な取得のほかに、利用者が入力部190を利用して、ナビゲーション装置に気象情報の取得指示を出すことにより気象情報を取得することを妨げるものではない。
【0055】
(4)前記実施形態では、気象変化の推定値と気象予報の差異として、「雨」や「晴」の場合を説明したが、気象注意報や警報との関係も考慮するようにしてよい。例えば、フォグランプ18のON/OFFの切り替わりを検出して霧の発生/消失を推定することで、既に取得した気象情報のうちで濃霧注意報・警報の発令/解除に関する気象情報が変更された可能性を判断するなどである。このように、各種注意報,警報類も気象情報の変化として判断するようにしてよい。他の例として、既に取得済みの気象情報に含まれる各地域及び各時刻での気温予報に対して、車両10の外気温センサから得られる車両外部の気温が所定の温度差以上(例えば、予報された気温に対して±3℃以上の気温差)であることが検出された場合に、予報と推定値が異なるとして、気象情報を更新するようにしてもよい。
【0056】
(5)上述した実施形態のシステム構成及び動作は一例であり、必要に応じて適宜変更可能である。例えば、前記実施形態2では、車両10の走行前に利用者によって気象情報の取得指示を行うこととしたが、最初に車両外部の気象状況の変化を推定したときに前記実施形態1のようにして気象情報を取得して記憶しておき、この記憶された気象情報に対して変更が生じているか否かを実施形態2に示した方法で判断するようにしてもよい。実施形態1の動作モードと実施形態2の動作モードをナビゲーション装置に搭載して、切り替えるようにしてもよい。
【0057】
(6)前記実施形態は、本発明を車両用のナビゲーション装置に適用した例であるが、船舶や航空機などの各種の移動体のナビゲーション装置に対して適用可能である。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次のような効果がある。
(1)移動体に搭載された機器の動作状況から移動体外部の気象状況の変化を推定し、変化があったと推定された場合に気象情報を取得することとしたので、利用者が格別な操作や指示を行うことなく、気象状況に変化が生じた確率が高い時点で気象情報を取得して利用者に通知することが可能となる。
(2)推定した気象変化が既に取得している気象情報で予報された気象状況の通りの変化であると判断された場合には、気象情報の更新を行わないこととしたので、無駄な更新作業を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の主要構成を示すブロック図である。
【図2】実施形態1における気象情報取得の判断処理の一例を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施形態における対応テーブルの一例を示す図である。
【図4】実施形態1における気象情報の画面表示例を示す図である。
【図5】実施形態2における気象情報更新処理の一例を示すフローチャートである。
【図6】実施形態2における気象情報の画面表示例を示す図である。
【符号の説明】
10…車両
14…ワイパー
16…前照灯
18…フォグランプ
20…日照計
30…気象情報センタ
100…CPU
110…プログラムメモリ
110a…車両位置検出プログラム
110b…機器動作監視プログラム
110c…気象変化推定プログラム
110d…気象情報取得プログラム
110e…情報通知プログラム
110f…気象情報確度判断プログラム
120…ワークメモリ
120a…車両現在地データ
120b…気象情報データ
120c…対応テーブル
130…道路地図データベース
140…GPSセンサ
150…車速センサ
160…ジャイロセンサ
170…計時部
180…通信部
190…入力部
200…表示部
210,212…画面
300…ナビゲーション装置
310,312…画面
Claims (5)
- 移動体の利用者に気象情報を通知する気象情報通知方法であって、
前記移動体外部から気象情報を取得するステップ,
前記移動体に搭載された機器の動作状況から、前記移動体外部の気象状況の変化を推定するステップ,
これによって推定された気象変化が、前記取得した気象情報で予報された気象状況と異なるか否かを判断するステップ,
これによって、前記推定された気象変化が前記取得した気象情報で予報された気象状況と異なると判断されたときに、最新の気象情報を前記移動体外部から取得し、前回取得した気象情報を更新するステップ,
前記更新された気象情報を、前記利用者に通知するステップ,
を含むことを特徴とする気象情報通知方法。 - 移動体に搭載され、該移動体の利用者に気象情報を通知する気象情報通知装置であって、
前記移動体外部から気象情報を取得する気象情報取得手段,
前記移動体に搭載された機器の動作状況から前記移動体外部の気象状況の変化を推定する気象変化推定手段,
該気象変化推定手段によって推定された気象変化が、前記気象情報取得手段で取得した気象情報で予報された気象状況と異なるか否かを判断する気象情報確度判断手段,
前記気象情報取得手段によって取得した気象情報を、前記利用者に通知する気象情報通知手段,
を備えており、
前記気象情報取得手段は、前記気象情報確度判断手段によって前記気象変化推定手段で推定された気象変化が前記取得した気象情報で予報された気象状況と異なると判断されたときに、前記移動体外部から最新の気象情報を取得して前回取得した気象情報を更新することを特徴とする気象情報通知装置。 - 前記気象変化推定手段は、前記移動体に搭載された機器の作動状態の変化と気象状況の変化とを対応付けた対応テーブルに基づいて、前記移動体外部の気象状況の変化を推定することを特徴とする請求項2記載の気象情報通知装置。
- 前記気象変化推定手段は、前記移動体に搭載されたセンサの出力値と気象状況の変化とを対応付けた対応テーブルに基づいて、前記移動体外部の気象状況の変化を推定することを特徴とする請求項2記載の気象情報通知装置。
- 前記移動体の現在地を検出する位置検出手段,
を備えるとともに、
前記気象情報取得手段は、前記位置検出手段により検出された移動体の現在地の周辺地域の気象情報を取得することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の気象情報通知装置。
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