JP2008006936A - 車載前照灯点灯装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】気象条件や天候の変化に応じて車両補助前照灯を点灯制御する車載前照灯店頭装置を提供する。
【解決手段】気象情報判断部17が位置検出手段2と外部センタ18から得られた現在位置情報と気象情報をもとに車両の現在位置における天候を分析する。そして分析結果からユーザの視界が不良となる要因があると判断した場合には、前照灯制御装置26に指示して補助前照灯28bの自動点灯を行うか、あるいは表示部6に指示してユーザに点灯を促す報知を行う。逆に天候が回復し、視界を不良とする要因が排除されたと判断した場合には補助前照灯28bの自動消灯を行うか、あるいはユーザに対して消灯を促す報知を行う。
【選択図】図1
【解決手段】気象情報判断部17が位置検出手段2と外部センタ18から得られた現在位置情報と気象情報をもとに車両の現在位置における天候を分析する。そして分析結果からユーザの視界が不良となる要因があると判断した場合には、前照灯制御装置26に指示して補助前照灯28bの自動点灯を行うか、あるいは表示部6に指示してユーザに点灯を促す報知を行う。逆に天候が回復し、視界を不良とする要因が排除されたと判断した場合には補助前照灯28bの自動消灯を行うか、あるいはユーザに対して消灯を促す報知を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は気象条件に応じて車両前照灯(特に補助前照灯)を点灯制御する車載前照灯点灯装置に関する。
時刻や外部の明るさに対応して、車両の前照灯の点灯制御を行う技術が既に実現されている。これはタイマや照度センサによって時刻や外部の明るさを検出し、検出した情報に基づいて車両の前照灯を自動的に点灯したり、消灯したりするものである。これにより、ユーザの視界を確保し、運転操作を効果的に支援することができる。
たとえば、車両を運転中に降雪や霧が発生するなど、天候や気象条件が変化した場合はユーザの視界が著しく悪化する。この時、車両の前照灯主灯だけでなく、補助前照灯を点灯することにより視界を改善できる。しかし、ユーザによっては補助前照灯の存在を忘れて点灯せず、結果、視界の改善ができないまま運転をしてしまう事態が頻発している。
しかしながら上記従来技術では、前記事態を回避して、ユーザの視界を良好に保つことができないという課題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、気象条件や天候の変化に応じて車両の補助前照灯を点灯制御する車載前照灯点灯装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明では、車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、位置情報に対応した気象情報を保持する外部センタから、前記検出した現在位置の気象情報を無線通信により取得する気象情報取得手段と、前記取得した気象情報に基づいて、前記現在位置における天候が、車両のユーザの視界を妨げる所定の条件に合致しているか否かを判断する気象条件判断手段と、前記気象条件判断手段の判断に基づいて、車両の補助前照灯を点灯させるための前照灯制御手段と、を具備する車載前照灯点灯装置において、前記気象条件判断手段が、前記天候が前記所定の条件に合致していると判断した場合に前記補助前照灯を点灯させること、を特徴とする。
このように、検出した車両の現在位置に対応した気象情報を逐次無線通信により取得し判断することで、ユーザ(運転者)が車両を運転中に、天候がユーザの視界を妨げるような所定の条件に合致して変化した場合は、補助前照灯を自動的に点灯し、ユーザの視界を改善することができる。このため、補助前照灯が必要な状況にもかかわらず、ユーザが点灯し忘れてしまい、視界を改善できないという事態が回避できる。
また、特許請求の範囲には記載していないが、天候が前記所定の条件に合致せずに変化した場合には、ユーザの視界は妨げられないので、補助前照灯が点灯していればそれを自動的に消灯するようにすると好適である。このようにすれば、補助前照灯が不要な状況にもかかわらず、点灯した補助前照灯をユーザが消灯し忘れてしまうことを防止でき、無駄なエネルギー消費を無くすことができる。
また請求項2に記載の発明のように、請求項1に記載の車載前照灯点灯装置において、前記無線通信にて取得される気象情報とは、前記現在位置を含んだエリアに対応した情報であって、現在および時刻に対応した将来の予想気象情報を含んでおり、車両の現在位置が前記エリア内にある場合、その時刻における前記予想気象情報から、前記所定の条件を判断すること、を特徴とする。
ところで前記天候を最も精度よく判断するには、現在位置の気象情報を短い時間間隔(たとえば数分間隔)で定期的に取得し、判断すればよい。しかし、そのたびに外部センタと無線通信を行うと通信量の増大を招くことも考えられる。そこで、このように現在位置を含むエリアに対応した将来の予想気象情報も活用すれば、気象情報を短い時間間隔で定期的に取得する必要がなくなり、通信量の低減と、天候判断に支障のない判断精度確保を同時に行うことができる。
さらに、請求項3に記載の発明のように、請求項1乃至2のいずれかに記載の車載前照灯点灯装置において、前記無線通信が不可能な場合に、前記記憶手段に記憶されている前記予想気象情報と、当該予想気象情報に対応したエリアに基づいて前記所定の条件を判断すること、を特徴とする。
このようにすれば、車両が無線通信圏外域に移動するなどして、外部センタとの無線通信が不可能な状態に陥ったとしても、前記状態に陥る以前に取得し、記憶手段に記憶しておいた予想気象情報を用いて天候の判断を行うことができる。具体的には、車両が外部センタとの無線通信不可能な状態のときは、記憶手段に記憶された予想気象情報に対応するエリア内に車両が存在する場合には、その時刻における当該予想気象情報にもとづいて天候が前記所定の条件を満足するか否かを判断することができる。
なお、ここでいう所定の条件とは、請求項4に記載の発明のように、前記気象情報が、前記現在位置において降雪、降雨、霧のいずれかの情報である場合に該当すること、を特徴とする。
もちろん上記の天候(降雪、降雨、霧)のほか、ユーザの視界が妨げられるような天候である場合にも本発明は適用可能である。
[第1の実施形態]
以下本発明が車載用ナビゲーションシステムに適用された場合の実施形態について図を参照しつつ説明する。本実施形態にて説明する車載用ナビゲーションシステムは、情報センタ18から気象情報を取得して、その気象情報に基づいて天候を判断し、車両の前照灯装置24に指示を行うナビゲーション装置1を主体として構成されている。
以下本発明が車載用ナビゲーションシステムに適用された場合の実施形態について図を参照しつつ説明する。本実施形態にて説明する車載用ナビゲーションシステムは、情報センタ18から気象情報を取得して、その気象情報に基づいて天候を判断し、車両の前照灯装置24に指示を行うナビゲーション装置1を主体として構成されている。
ここでナビゲーション装置1および前照灯装置24が特許請求の範囲に記載の車載前照灯点灯装置に相当する。そして本実施形態の前提は、ナビゲーション装置1が情報センタ18から定期的に気象情報を取得するように構成されていることである。
以下、これらナビゲーション装置1、情報センタ18、前照灯装置24の構成および動作について説明する。
[構成の説明]
図1は、システムの全体構成についての概略を示したブロック図である。ナビゲーション装置1は、位置検出手段2、地図データ格納手段3、スイッチ情報入力手段4、メモリ5、表示手段6、音声出力手段7、データ通信手段8と、これら各手段が接続された制御手段9を有する。
図1は、システムの全体構成についての概略を示したブロック図である。ナビゲーション装置1は、位置検出手段2、地図データ格納手段3、スイッチ情報入力手段4、メモリ5、表示手段6、音声出力手段7、データ通信手段8と、これら各手段が接続された制御手段9を有する。
位置検出手段2は、図示しない車両の回転を検出するジャイロスコープ、走行距離を算出するための車速を検出する車速センサ、及び人工衛星からの電波に基づいて車両の現在位置(緯度経度情報)を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機を有している。これらの各センサは各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補完しながら使用するように構成されている。
地図データ格納手段3は、HDD(Hard Disk Drive)であり、位置検出の精度向上のためのマップマッチング用データ、地図データ及び目印データを含む各種データを格納する。
なお、HDDには情報センタ18から取得した気象情報も格納され、逐次読み出し、活用される。
スイッチ情報入力手段4は、表示手段6と一体になったタッチスイッチやメカニカルなスイッチ群であり、ユーザのスイッチ操作により制御手段9へ各種処理(地図縮尺変更、メニュー表示選択、目的地設定、経路探索、経路案内開始、現在位置修正、表示画面変更、音量調整等)の実行指示を行う。
例えばユーザがスイッチ情報入力手段4を操作することにより目的地が設定されると、制御手段9は、位置検出手段2により検出された現在位置からその目的地までの最適な経路を自動的に探索して設定する。このような自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。そして設定された経路は、地図データ格納手段3から取得した情報に基づき表示手段6に表示された地図上に、位置検出手段2により検出された現在位置のシンボルマークと共に重畳表示される。表示地図には、現在位置、経路のほかに、現在時刻、渋滞情報など他の情報表示も付加表示することができる。
メモリ5は、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)から構成されており、ROMにはナビゲーション装置1を動作させるためのプログラムが格納され、RAMにはプログラムのワークメモリや地図データ格納手段3から取得した地図データや情報センタ18から取得した気象情報などを一時格納するようになっている。
表示手段6は、ナビゲーションとして地図や目的地選択画面等を表示するものであって、カラー表示が可能な表示装置であり、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等を用いて構成されている。
音声出力手段7はスピーカであり、案内のための音声や画面操作の説明を発声する。
データ通信手段8は、相互通信機能を有しており、例えば携帯電話や自動車電話等の無線通信端末から構成され、制御手段9に容易に着脱可能なように接続されている。
制御手段9は、図示しないCPU(Central Processing Unit)を中心として、互いにバスラインで接続された地図データ取得部10、マップマッチング部11、経路計算部12、経路案内部13、描画部14、画面制御管理部15、通信制御部16、気象情報判断部17、そして図示しない計時手段(時計)を含んで構成されている。
地図データ取得部10は、上記各処理部11、12、13、14、15、16で必要となる地図データを地図データ格納手段3より取得し、提供する。また上記各処理部が実行する処理は、メモリ5のROMやRAMを使って実行される。
マップマッチング部11は、位置検出手段2で検出した位置情報と地図データ格納手段3から取得された地図データの道路形状データ等を使って、現在位置がどの道路上に存在するかを特定する。そして道路を特定した後、地図データを使用して、情報センタ18(後述する)が認識できる値(インフラリンクID)に変換し、平均車速、位置検出時刻とともに現在位置情報としてメモリ5に格納する。なお、この位置検出時刻とは現在位置を検出した時刻であり、前記図示しない計時手段の示す時刻をもとに決定される。
経路計算部12では、マップマッチング部11で算出された現在位置の情報あるいはユーザがスイッチ入力手段4により指定した出発地から、同様にスイッチ入力手段4により指定した目的地までの経路を前述したダイクストラ法により計算する。
経路案内部13では、上記経路計算の結果と地図データ内に格納されている道路の形状データ、交差点の位置情報や踏み切りの位置情報等から、案内に必要なポイントを算出したり、どのような案内(右に曲がるのか左に曲がるのか等)が必要なのかを算出する。
描画部14では、現在位置付近の地図や、高速道路の略図や、交差点付近では交差点付近の拡大図等を画面制御管理部15の指示に従い描画し、表示手段6に表示する。
画面制御管理部15は、描画部14に対して、表示手段6に表示すべき表示情報の描画指示を行う。
通信制御部16は、スイッチ情報入力手段4を使ったユーザからの指示に基づいてデータ通信手段8に指示し、情報センタ18との相互通信が可能な状態にする。また定期時間毎にデータ通信手段8に指示して相互通信が可能な状態にする。なお、データ通信手段8が情報センタ18からの要求を受信した場合にも相互通信が可能な状態になる。このとき、マップマッチング部11でメモリ5に格納した現在位置情報(緯度経度情報など)を情報センタ18に通知する。制御装置9は、データ通信手段8を介して各種情報(たとえば現在位置の気象情報)を要求することにより情報センタ18から所望の情報(たとえば現在位置の気象情報)を得る。
気象情報判断部17は、データ通信手段8により得られた気象情報にもとづいて、車両の現在位置の気象状態を判断し、前照灯装置24とデータの送受信を行う処理部である。
なおここでいう気象情報は、現在位置の気象情報のほかに、現在位置を含んだ特定のエリアにおける、現在および時刻に対応した将来の予想気象情報を含むものである。
より詳しくは、現在位置の気象情報とは、検出した車両の現在位置における具体的な緯度経度での気象情報(例えば北緯34度59分20秒・東経137度0分10秒の気象情報のこと)である。また現在位置を含んだ特定のエリアにおける、現在および時刻に対応した将来の予想気象情報とは、車両の現在位置を含むエリア(例えば愛知県刈谷市周辺)での現在時刻(位置情報の検出時刻)からみた将来の時刻における気象情報(例えば現在時刻を午後2時として、愛知県刈谷市周辺の午後3時における気象情報や、現在時刻から1時間後の気象情報のこと)である。
情報センタ18は、通信回線20を介して無線基地局19と接続されている。そして情報センタ18は無線基地局19と通信するための回線端末装置21、位置情報(緯度経度情報)に対応した気象情報や特定のエリアにおける予想気象情報などの情報を蓄積しておくデータベース23、データベース23から情報を検索し、その情報を回線端末装置21から車両側に提供するためのサーバ22を備えている。なお、データベース23の情報は、外部機関(情報提供機関)からの配信により、逐次最新のものに更新される。
無線基地局19はナビゲーション装置1との間で無線通信によりデータの送受信を行う。通信回線20はインターネット回線や専用回線である。
たとえば車両側のデータ通信手段8により車両の現在位置における気象情報の提供要求が、無線基地局19から通信回線20を介して情報センタ18に対してなされると、情報センタ18ではこれをうけてサーバ22が通知された車両の現在位置情報(緯度経度情報や位置検出時刻)を参照して、該当する位置に対応する気象情報やその位置を含んだエリアの予想気象情報をデータベース23から検索する。そして得られた情報を、回線端末装置21から通信回線20および無線基地局19を介してデータ通信手段8(車両側)に送信する。これにより、車両側では、検出した現在位置の緯度経度情報に対応した気象情報と、当該現在位置を含むエリアにおける現在時刻(現在位置検出時刻)を基準とする将来の予想気象情報を取得し、HDDに格納することができる。そして本実施形態では、最も精度よく天候の判断を行うために、現在位置の緯度経度情報に対応した気象情報のみを用いる。それゆえ冒頭に前提として述べたごとく、情報センタ18に対して、ごく短時間間隔で定期的に通信を行い、気象情報を取得する。ここでいう時間間隔とは例えば数分程度の間隔である。
次に前照灯装置24はユーザが前照灯主灯28aおよび補助前照灯28bを手動にて動作させるためのスイッチ情報入力部25、前照灯を駆動(点灯や消灯)するための前照灯駆動装置27、制御手段9からの指示やスイッチ情報入力手段25からの指示に基づいて前照灯駆動装置を制御するための前照灯制御装置26からなる。
[動作の説明]
以下、本実施形態の補助前照灯制御のための、気象条件判断部17および前照灯制御装置26の動作について図2乃至図5に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
以下、本実施形態の補助前照灯制御のための、気象条件判断部17および前照灯制御装置26の動作について図2乃至図5に示すフローチャートを参照しつつ説明する。
図2乃至図4は気象条件判断部17における、ユーザの視界状況と補助前照灯点灯の判定動作を示すフローチャートである。また図5は前照灯制御装置26における、補助前照灯制御判定の動作を示すフローチャートである。
図2に示すフローチャートの動作開始のきっかけは、ユーザが車両の駆動源を始動させた場合であり、動作の終了は、逆に車両の駆動源が停止した場合である。気象条件判断部17は、上記の動作開始とともに、ステップS2000に進み、情報センタ18よりデータ通信手段8を介して得た気象情報を取得する。この気象情報は上述のように、位置検出手段2により検出した現在位置の気象情報と、前記現在位置を含む特定のエリアの予想気象情報である。そして取得した情報(本第1の実施形態では現在位置の気象情報のみ)に基づいて車両の現在位置の気象を分析し、予想気象情報はHDDに格納する(ステップS2100)。
この分析処理の詳細を示すフローチャートが図3である。図3ではステップS2000をうけて動作を開始する。そして車両の現在位置の天候が雪である(ステップS300:yes)か、雨である(ステップS310:yes)か、霧である(ステップS320:yes)か、そのほかスモッグ現象などユーザの視界を悪化させる天候である(ステップS330:yes)か、あるいは日の入り時間帯である(ステップS340:yes)場合には視界不良と判定し視界不良フラグをセット(ステップS350)し分析処理を終了する(ステップS360)。逆に、各ステップが同時にnoである場合は視界不良となる要因が考えられないので、視界不良フラグをリセット(ステップS351)し、動作を終了する(ステップS360)。これがステップS2100の動作の詳細である。
さて、図2において、ステップS2200は車両の現在位置の天候が変化したか否かを判断するステップである。具体的には、図3のフローチャートにて示す分析処理において、視界不良フラグがリセットされた状態からセットされた(天候が悪化した)かあるいは、視界不良フラグがセットされた状態からリセットされた(天候が回復した)場合には天候が変化したと判断し、それ以外では変化しないと判断する。ステップS2200において気象情報判断部17が天候の変化を判断した(ステップS2200:yes)場合、動作はステップS2300へと進み、一方、天候の変化がないと判断した(ステップS2200:no)場合はステップS2210へ進む。
ステップS2210では計時手段により計時を行い、ステップS2000において気象情報を入手した時点からの経過時間が所定時間(たとえば数分程度)経過したか否かを判断する。所定時間経過していれば(ステップS2210:yes)、ステップS2000に戻ってふたたび気象情報を入手し、所定時間経過していなければ(ステップS2210:no)、時間経過待ちの状態となる。
ステップS2300は補助前照灯28bの点灯制御を自動で行うか手動で行うかの設定に関する動作ステップである。次にその詳細について図4に示すフローチャートを用いて説明する。まず図4のステップS400ではユーザから設定変更要求があったか否かを判断する。ここで、前記設定変更要求は、スイッチ情報入力手段4あるいは25をユーザが操作することにより行われる。
ユーザが補助前照灯28bの点灯制御を手動に設定した場合にはステップS420に進み、点灯制御の設定をマニュアルに設定する。また、自動に設定した場合にはステップS430に進み、点灯制御の設定を自動に設定する。一方、設定変更要求がなされない場合にはステップS410に進む。ステップS410では、予め設定された点灯制御の設定(車両のデフォルト設定)が自動であるか否かを判断し、自動であれば(ステップS410:yes)ステップS430に進み、自動でない(ステップS410:no)場合はステップS420へと進む。すなわちユーザが補助前照灯28bの設定変更要求を行わない場合には、自動的に車両のデフォルト設定が採用される。もちろん、たとえ点灯制御の設定が自動に設定されたとしても、ユーザはスイッチ情報入力手段25によりいつでも補助前照灯28bを手動で操作することができる。これが、ステップS2300の動作の詳細である。
さて、図2のステップS2300で、補助前照灯28bの点灯制御設定が手動(マニュアル)に設定された場合には、処理はステップS2400に進む。ステップS2400では車両の現在位置付近に視界不良をきたす要因があるか否かを判定する。具体的には、ステップS2100の気象分析処理によって視界不良フラグがセットされているか否かを判定する。視界不良フラグがセットされている(ステップS2400:yes)場合には、天候が悪化し、ユーザの視界を不良とする要因が発生したと判断してユーザに対して補助前照灯28bの手動による点灯を促す報知を行い(ステップS2410)、ステップS2210へと戻る。なお、この報知は表示手段6による表示や音声出力手段7(スピーカ)による音声などである。逆に視界不良フラグがセットされていない(ステップS2400:no)場合には、天候が回復し、ユーザの視界を不良とする要因が排除されたと判断してユーザに補助前照灯28bの消灯を促す報知を行い(ステップS2411)、ステップS2210へと戻る。
このようにすることで、たとえ車両の構造上、前照補助灯が自動点灯あるいは自動消灯できない場合でも、ナビゲーション装置1が少なくともユーザに対して補助前照灯28bの点灯あるいは消灯を促すことができる。このため、天候が悪化して視界が不良になっているにもかかわらず、ユーザが補助前照灯28bを点灯し忘れたり、逆に天候が回復して視界が良好に確保できるようになったにもかかわらず、補助前照灯28bを消灯し忘れるという事態の発生を低減できる。
一方、図2のステップS2300で、補助前照灯28bの点灯制御設定が自動に設定された場合には、処理はステップS2500に進む。ステップS2500では車両の現在位置付近に視界不良をきたす要因があるか否かを判定する。その判定方法は上述したステップS2400と全く同様であるため説明は省略する。
ステップS2500がyesの場合、気象情報判断部17は天候が悪化し、視界が不良となったことを判断して前照灯制御装置26に対して補助前照灯28bの点灯を要求(ステップS2600)し、前照灯制御装置26からの応答待ち状態となる(ステップS2610)。
そして前照灯制御装置26から補助前照灯28bの点灯が完了した旨の応答があった場合には、ステップS2611に進み、ユーザに補助前照灯28bが自動点灯したことを報知する。
また、前照灯制御装置26から補助前照灯28bが既に点灯している旨の応答があった場合には、ユーザが手動にて既に補助前照灯28bを点灯させたと判断して報知を行わないようにする(ステップS2612)。
一方、ステップS2500がnoの場合、気象情報判断部17は天候が回復し、視界が良好となったことを判断して前照灯制御装置26に対して補助前照灯28bの消灯を要求(ステップS2700)すると同時に計時を開始し、前照灯制御装置26からの応答待ち状態となる(ステップS2710)。
そして前照灯制御装置26から補助前照灯28bの消灯が完了した旨の応答があった場合には、ステップS2711に進み、ユーザに補助前照灯28bが自動消灯したことを報知する。
また、前照灯制御装置26から補助前照灯28bが既に消灯している旨の応答があった場合には、ユーザが手動にて既に補助前照灯28bを消灯させたと判断して報知を行わないようにする(ステップS2612)。
次に、図5のフローチャートに示す処理について説明する。図5は上記で説明した図2のステップS2610やステップS2710へ応答を返すための前照灯制御装置26の動作フローチャートである。
図5の処理の動作開始は、図2の処理と同じく、ユーザが車両の駆動源を始動させた場合であり、動作終了は前記駆動源を停止させた場合である。前照灯制御装置26は、上記の動作開始とともに、ステップS5000に進み、補助前照灯28bが点灯しているか否かを判定する。
補助前照灯28bが点灯している(ステップS5000:yes)場合はステップS5100に進んでナビゲーション装置1(気象情報判断部17)からの要求待ちとなる。
気象情報判断部17からの要求が無い間はステップS5000に戻る。また気象情報判断部17から補助前照灯28bを点灯する旨の要求を受信すると、前照灯制御装置26は、気象情報判断部17に対して補助前照灯が既に点灯している旨の応答を返す(ステップS5110)。そして気象情報判断部17から補助前照灯28bを消灯する旨の要求を受信すると、前照灯制御装置26は、補助前照灯28bを消灯し(ステップS5120)、気象情報判断部17に対して補助前照灯が消灯完了した旨の応答を返す(ステップS5130)。
一方、補助前照灯28bが消灯している(ステップS5000:no)場合はステップS5200に進んでナビゲーション装置1(気象情報判断部17)からの要求待ちとなる。
気象情報判断部17からの要求が無い間はステップS5000に戻る。また気象情報判断部17から補助前照灯28bを消灯する旨の要求を受信すると、前照灯制御装置26は、気象情報判断部17に対して補助前照灯が既に消灯している旨の応答を返す(ステップS5210)。そして気象情報判断部17から補助前照灯28bを点灯する旨の要求を受信すると、前照灯制御装置26は、補助前照灯28bを点灯し(ステップS5220)、気象情報判断部17に対して補助前照灯が点灯完了した旨の応答を返す(ステップS5230)。
このようにすることによって、車両の現在位置情報と情報センタ18から取得した気象情報により、補助前照灯28bを自動的に点灯あるいは消灯させることができる。この効果は、天候が悪化して視界が不良となった場合に補助前照灯28bを点灯し忘れることがないので、ユーザは視界を良好に保ちつつ車両を操舵することができるところにある。また、天候が回復し、不良であった視界が改善した場合には自動的に消灯するので、補助前照灯28bを消灯し忘れることがない。これによって無駄なエネルギー消費を抑止できる。
以上が第1の実施形態の説明である。
[第2の実施形態]
上記第1の実施形態では、最も精度よく天候を判断するため、現在位置の緯度経度情報に対応した気象情報のみを用いた。しかし、そのためには、情報センタ18との間で、ごく短い時間間隔で定期的な無線通信を行うことが必要である。ゆえに、通信量の増大を招くおそれがある。
上記第1の実施形態では、最も精度よく天候を判断するため、現在位置の緯度経度情報に対応した気象情報のみを用いた。しかし、そのためには、情報センタ18との間で、ごく短い時間間隔で定期的な無線通信を行うことが必要である。ゆえに、通信量の増大を招くおそれがある。
そこで本第2の実施形態では前記気象情報のみならず、HDDに記憶しておいた現在位置を含むエリアに対応した予想気象情報を組み合わせて活用してもよい。
図6は本第2の実施形態におけるナビゲーション装置1の気象条件判断部17での、ユーザの視界状況と補助前照灯点灯の判定動作を示すフローチャートであり、上記第1の実施形態における図2に示すフローチャートに相当するものである。そして図6に図示するステップ群は図2のフローチャートの破線部分(ステップS2000乃至ステップS2200)に対応し、それ以降に続く図示しないステップ群は図2に示すフローチャートと同一である。
以下、図6のフローチャートについて、図2と対比しつつ説明する。
図6に示すフローチャートの動作開始は第1の実施形態と同様に、ユーザが車両の駆動源を始動させた場合であり、動作の終了は、逆に車両の駆動源が停止した場合である。気象条件判断部17はこの動作開始をうけて、ステップS6000に進み、情報センタ18より得た予想気象情報(たとえば現在時刻である午後1時から1時間後の予想気象情報)を取得する。ここで、前記予想気象情報を取得した時点での前記計時手段(時計)のさす時刻(通信時間も考慮し、たとえば午後1時0分10秒)を「取得時刻A」、前記予想気象情報の示す時刻(ここでは午後2時)を「予想時刻B」とそれぞれ呼ぶこととする。
続いて、ステップS6100では現在位置の気象情報(午後1時に検出した現在位置の気象情報)を取得する。これらステップS6000、S6100は図2に示すフローチャートのステップS2000に相当する。そして取得した気象情報に基づいて車両の現在位置における天候を分析する(ステップS6200)。
このステップS6200はまず優先的に、現在位置の気象情報に基づいて、車両の現在位置における天候を分析し、視界不良フラグをセットまたはリセットする。この動作については図3に示すフローチャートと全く同一である。それと同時に、前記現在位置を含むエリアの予想気象情報に基づいて、現在位置の予想時刻Bにおける天候を分析し、前記視界不良フラグとは別の予想視界不良フラグをセットあるいはリセットする。この分析動作も図3と同一である。なお、予想視界不良フラグは、予想時刻Bにおいて、視界が不良となるか否かを予測するためのプログラム上のフラグである。
つづくステップS6300は車両の現在位置の天候が変化したか否か、あるいは予想時刻B(午後2時)に変化するか否かを判断するステップである。具体的には、図3のフローチャートにて示す分析処理において、視界不良フラグがリセットされた状態からセットされた(天候が悪化すると予測した)かあるいは、視界不良フラグがセットされた状態からリセットされた(天候が回復すると予測した)場合には天候が変化すると予測し、それ以外では変化しないと判断する。
また、予想視界不良フラグがリセットされた状態からセットされた(天候が予想時刻Bにて悪化すると予測した)かあるいは、予想視界不良フラグがセットされた状態からリセットされた(天候が予想時刻Bにて回復すると予測した)場合には天候が変化すると予測し、それ以外では変化しないと判断する。
ステップS6300において気象情報判断部17が、現在あるいは予想時刻Bにて天候が変化すると判断した(ステップS6300:yes)場合、動作はステップS6500へと進み、逆に、予報時刻Bになっても天候の変化がないと判断した(ステップS6300:no)場合はステップS6400に進む。
ステップS6400は取得時刻Aからの計時を行い、それが予想時刻Bに到達したか否かを判断するステップである。予想時刻Bに到達したと判断した(ステップS6400:yes)場合には、ステップS6000に戻り、逆に予想時刻Bに到達していない(ステップS6400:no)場合には、ステップS6200に戻る。
このようにすることで、気象情報を取得するために短い時間間隔(たとえば数分間隔)で定期的に情報センタ18と無線通信を行う必要がなくなり、通信量の低減が可能となる。このことによる第1の実施形態と比較した天候判断の精度劣化は、現在から近い将来の予想時刻Bの予想気象情報を取得することによってある程度補うことができる。たとえば、現在から1時間後の予想気象情報を取得するよりも、30分後の予想気象情報を取得したほうが、通信の頻度は高くなり(1時間間隔から30分間隔になり)、天候判断の精度も高くなる。よって通信量を一定以内に抑えて、しかも天候判断に支障のない判断精度を確保することが可能となる。
ステップS6500は、天候が変化したかあるいは予想時刻B付近にて変化する(ステップS6300:yes)という前提のもと、その前提が現在位置の気象情報に基づいたものなのか、予想気象情報に基づいたものなのかを判定する。具体的には、視界不良フラグがセット状態で、予想視界不良フラグがリセット状態であれば、天候が変化するという判断が現在位置の気象情報に基づいてなされた(ステップS6500:yes)と判断し、図2に示すステップS2300以下のステップへと動作を移行する。逆に、視界不良フラグがリセット状態で、予想視界不良フラグがセット状態であれば、天候が変化するという判断が、予想気象情報に基づいてなされた(ステップS6500:no)と判断し、ステップS6600へと進む。
ステップS6600は、予想時刻Bにほぼ一致する時刻において、車両が予想気象情報のエリア内(たとえば愛知県刈谷市周辺)に存在するか否かを判断するステップである。この判断には位置検出手段2によるその時刻(予想時刻B付近)での車両の現在位置情報を用いる。そしてエリア内に依然として存在する(ステップS6600:yes)場合には、予想気象情報に基づいて天候が変化したものとみなし、図2に示すステップ2300以下のステップへと動作を移行し、逆にエリア内に存在しない(ステップS6600:no)場合には、予想気象情報はエリア内でしか意味を成さないので、ステップS6000に戻り、現在位置を含むエリアの予想気象情報を新たに取得する。
なお、「予報時刻Bにほぼ一致する時点において」と記述したのは、天候は予報時刻Bに一致する以前から次第に変化する可能性が高いためであり、予報時刻Bの数分から数十分前の時点において判定動作が開始されると好ましい。
このようにすることで、通信量の低減と、天候判断の精度確保の両立を実現することができる。以上が第2の実施形態の説明である。
[第3の実施形態]
ところで、上記第1、第2の実施形態では気象情報判断部17が、外部センタから定期的に気象情報を得るという前提に基づいて、車両の現在位置の天候を分析した。しかし、車両の走行によって、車両がデータ通信手段18の無線通信圏内から圏外に移動した場合、現在の気象情報や予想気象情報を定期的に取得することはできない。
ところで、上記第1、第2の実施形態では気象情報判断部17が、外部センタから定期的に気象情報を得るという前提に基づいて、車両の現在位置の天候を分析した。しかし、車両の走行によって、車両がデータ通信手段18の無線通信圏内から圏外に移動した場合、現在の気象情報や予想気象情報を定期的に取得することはできない。
そこで、本第3の実施形態では、第2の実施形態の動作に加え、車両が無線通信圏外に移動した場合についても、天候の判断を行うことのできる動作について検討した。その動作を示すフローチャートが図7である。
図7に示すフローチャートの動作開始および終了のきっかけは図2、図6に示すフローチャートと同一である。そして動作開始をうけて、ステップS7000では、検出した車両の現在位置を含むエリアの予想気象情報を取得する。
そして次に車両が無線基地局19との無線通信圏外にあるか否かを受信する電波の電界強度により判断する。無線通信圏外にあると判断した(ステップS7100:yes)場合にはステップS7200に進み、圏内である(ステップS7100:no)場合にはステップS6100へと進む。ステップS6100以下のステップ群は第2の実施形態にて図6を用いて説明した通りである。そしてステップS6400がyesの場合にはステップS7000へと戻る。
一方ステップS7200では取得時刻Aにて取得した予想気象情報をもとに天候を分析する。この動作は第2の実施形態と全く同一である。
そしてステップS7300ではステップS7200にてセットあるいはリセットされた予想視界不良フラグに基づいて、予想時刻Bでの天候が変化するか否かを判断する。ステップS7300で予想時刻Bにて天候が変化すると判断した(ステップS7300:yes)場合にはステップS7400に進み、逆に変化しないと判断した(ステップS7300:no)場合にはステップS7000に戻る。
次にステップS7400では計時手段による計時が予想時刻Bにほぼ一致する時刻に到達したか否かを判断する。ほぼ一致と記載したのは第2の実施形態にて記載した理由と全く同一である。予想時刻Bにほぼ一致する(ステップS7400:yes)場合、ステップS7500に進み、それ以外(予想時刻Bに到達していない場合、ステップS7400:no)ではステップS7000に戻る。
ステップS7500では、想時刻Bかそれにほぼ一致する時刻において、車両が予想気象情報のエリア内に存在するか否かを判定する。車両がエリア内に依然として存在する(ステップS7500:yes)場合には、予想気象情報に基づいて天候が変化したとみなし、図2に示すフローチャートのステップS2300以下のステップへと動作を移行し、逆に、車両がエリア内に存在しない(ステップS7500:no)場合には、予想気象情報は意味をなさないので、ステップS7100に戻る。
このようにすることで、車両が無線通信圏外域に移動するなどして、データ通信部8と無線基地局19との無線通信が不可能な状態に陥り、その状態が継続したとしても、前記無線通信が不可能な状態に陥る前に取得した現在位置の予想気象情報にもとづいて車両の補助前照灯を点灯制御し、ユーザの視界の改善と、無駄なエネルギー消費の抑止が可能となる。
以上が第3の実施形態の説明である。
本発明は上記各実施形態になんら限定されることなく、様々な形態を採ることができる。たとえば、位置検出手段2を構成する各センサは、そのほかに、各転動輪の車両センサを用いてもよく、上記各センサの一部から構成されていてもよい。
スイッチ情報入力手段4をリモートコントロール端末(以下リモコンと称する)によって構成し、制御手段9との間を無線通信により情報の送受信を行うようにしてもよい。
データ通信手段8は制御装置9に容易に着脱できないように組み込まれていても構わない。
また、上記実施形態では、前照灯装置24が自動的に補助前照灯を点灯あるいは消灯できるような構成の車両を前提として説明したが、前照灯制御装置24において、前照灯制御装置26を持たない構成の車両(すなわちユーザのスイッチ情報入力手段25による手動操作によってしか前照灯を点灯あるいは消灯できない構成の車両)も当然存在している。このような場合であっても、本発明を適用すれば、ユーザに対して補助前照灯の点灯あるいは消灯を薦める旨の報知が行われる(具体的には図2のステップS2000乃至ステップS2200およびステップS2400以下のフローチャートが適用できる)ので、補助前照灯28bの点灯し忘れや消灯し忘れを抑止することができる。
1・・・ナビゲーション装置
2・・・位置検出手段
8・・・データ通信手段
9・・・制御手段
17・・・気象情報判断部
18・・・情報センタ
24・・・前照灯装置
26・・・前照灯制御装置
28b・・・補助前照灯
2・・・位置検出手段
8・・・データ通信手段
9・・・制御手段
17・・・気象情報判断部
18・・・情報センタ
24・・・前照灯装置
26・・・前照灯制御装置
28b・・・補助前照灯
Claims (4)
- 車両の現在位置を検出する現在位置検出手段と、
位置情報に対応した気象情報を保持する外部センタから、前記検出した現在位置の気象情報を無線通信により取得する気象情報取得手段と、
前記取得した気象情報を記憶する記憶手段と、
前記取得した気象情報に基づいて、前記現在位置における天候が、車両のユーザの視界を妨げる所定の条件に合致しているか否かを判断する気象条件判断手段と、
前記気象条件判断手段の判断に基づいて、車両の補助前照灯を点灯させるための前照灯制御手段と、
を具備する車載前照灯点灯装置において、
前記気象条件判断手段が、前記天候が前記所定の条件に合致していると判断した場合に前記補助前照灯を点灯させること、
を特徴とする車載前照灯点灯装置。 - 請求項1に記載の車載前照灯点灯装置において、
前記無線通信にて取得される気象情報とは、前記現在位置を含んだエリアに対応した情報であって、現在および時刻に対応した将来の予想気象情報を含んでおり、車両の現在位置が前記エリア内にある場合、その時刻における前記予想気象情報から、前記所定の条件を判断すること、
を特徴とする車載前照灯点灯装置。 - 請求項1乃至2のいずれかに記載の車載前照灯点灯装置において、
前記無線通信が不可能な場合に、前記記憶手段に記憶されている前記予想気象情報と、当該予想気象情報に対応したエリアに基づいて前記所定の条件を判断すること、
を特徴とする車載前照灯点灯装置。 - 請求項1乃至3のいずれかに記載の車載前照灯点灯装置において、
前記所定の条件とは、前記気象情報が、前記現在位置において降雪、降雨、霧のいずれかの情報である場合に該当すること、
を特徴とする車載前照灯点灯装置。
Priority Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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2006
- 2006-06-28 JP JP2006178500A patent/JP2008006936A/ja not_active Withdrawn
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