JP3949955B2 - ボトルハンドリング装置、ボトルハンドリング方法、パレタイズ装置、デパレタイズ装置、コンビネーションパレタイズ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一群のボトルを一括してハンドリングするためのボトルハンドリング装置、ボトルハンドリング方法、およびこのボトルハンドリング装置を用いたパレタイズ装置、デパレタイズ装置、コンビネーションパレタイズ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、飲料水などを詰めるボトルを飲料水メーカなどに搬送する際には、予めパレット上に複数段にわたってボトルを積載し、各段の間には上下段を区画するためのシートが配置される。
【0003】
ところで、上記のように、パレット上に複数段にわたってボトルを載せるためのハンドリング装置として、従来技術では、たとえば、特開平08−119451号公報に開示されたものがある。
このハンドリング装置は、搬送コンベアを介して搬入されるボトルをパレット上に一列分ずつ整列させた後、これらの一列分のボトルを把持機構によって把持した状態で、移載機構によって上昇、水平移動、下降の各ハンドリング動作を行うことにより移し替えるように構成されている。
【0004】
しかし、このように、パレット上にボトルを一列分ずつ整列した後、一列分のボトルを移し替える場合、パレットの一段分がm列(たとえばm=20)で形成されているときには、m回の繰り返し動作を行う必要がある。しかも、パレット上にボトルをn段数(たとえばn=7)分を積み上げる必要があるときには、m×n回(上記の例では20×7=140回)分のハンドリングを繰り返さねばならず、ボトルをパレット上に移載する際に多大の時間を要することになる。
【0005】
その対策として、たとえば、一列分ではなく三列以上のボトルを同時に把持機構で把持してボトルの移載時間を短縮化することが考えられる。ところが、把持機構で3列分以上のボトルを把持した状態で移載機構によってこれらのボトルを上昇させたときには、通常、ボトルの上部が底部より細い形状になっているために、ボトルが下方に凸状になってしまい、中間のボトルが容易に落下するなど、ハンドリングが困難であった。
【0006】
そこで、このような不都合を無くして短時間の内にパレット上に複数段にわたってボトルを積み付けることができるように、従来、図12に示すようなハンドリング装置が提供されている。
【0007】
図12には、従来のボトルハンドリング装置を備えたパレタイズ装置の一例を示している。
このパレタイズ装置は、搬送コンベア1によってボトル2が床面から高位置にある作業ステージ44に設置されたボトルハンドリング装置45まで搬送される。ボトルハンドリング装置45は、平面視で四辺形とになるように縦横に配列された一群のボトル2の周りの各辺を、各辺ごとに配置された把持アーム46によって把持し、この状態で水平移動機構47によってそのまま一群のボトル2を水平にスライドして、直接にパレット4上あるいはパレット4の上に、既に積まれたボトル2の上に移し替えるように構成されている。
そして、このハンドリング装置45によって、一段分のボトル2が積み付けられるたびに、リフタ48がパレット4を一段分のボトル2の高さ分だけ下降させ、パット4上に所定段数のボトル2が積み付けられた時点で、パット4を搬送コンベア5で他の工程に搬送する。
【0008】
したがって、このボトルハンドリング装置45は、一群のボトル2を把持してからは引き上げるようなことはせず、パレット一段分の数のボトル2を単に水平にスライドさせるだけの構成であるため、ボトル2を把持しても不意に落下したりするおそれはない。しかも、パレット一段分の数のボトル2を一度に移載できるので、パレット4上に複数段にわたってボトル2を積み付ける際の移載時間を大幅に短縮化することが可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図12に示した従来のボトルハンドリング装置45は、パレット一段分の数のボトル2が移載されるたびに、リフタ48によってボトル2を下降させる必要がある。また、一段分のボトル2を移載するたびに各段のボトル2の間に分離用のシート23を載せる必要がある。
【0010】
そのためには、一群のボトル2を水平にスライドさせるボトルハンドリング装置45、およびこのボトルハンドリング装置45を設置するための作業ステージ44を床面よりも所定の高さH(たとえば床面から3500mmの高さ)分だけ高くした位置に設ける必要が生じ、これに伴い、ボトル2やシート23を高い位置に搬送するための構造物が必要となる。
したがって、設備全体が大型化し、実際の生産ラインとして見た場合には、視界を遮る大きな構造物となり、ラインを監視し難くする最大の弊害となっていた。
【0011】
また、装置の調整作業やトラブル発生時の対策措置を作業者が高位置で行なう必要があるために、高所作業となり、作業ステージ44からの落下や階段49からの転落の危険性を有していた。
【0012】
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたもので、短時間の内に所定段数のボトル群を移載することができ、しかも、床面から低い位置に設置することが可能で、設備全体の小型化を図ることができるとともに、作業の安全性を高めることができる、ボトルハンドリング装置、ボトルハンドリング方法、およびパレタイズ装置、デパレタイズ装置、コンビネーションパレタイズ装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明に係るボトルハンドリング装置は、ハンドリング対象となるパレット一段分に相当する一群のボトルを一括して吸着して吊り上げる吸着ハンドを備え、この吸着ハンドは、前記一群のボトルを覆って収納する収納フードを有し、この収納フードには、上部に吸気口が形成されるとともに、上部内面側には前記一群のボトル吸着時の当該ボトルの上方移動を規制する位置規制板が取り付けられ、かつ、周側部には、前記一群のボトルを前記収納フードの内方側に寄せ集める押出機構が設けられる一方、前記吸気口を通じて吸着ハンドの収納フード内を減圧する吸引駆動源と、前記吸着ハンドを前後左右および上下の各方向に自在に移動させる可動装置とを備えることを特徴としている。
【0015】
請求項2記載の発明に係るボトルハンドリング装置は、請求項1記載の発明の構成において、前記吸着ハンドには、パレットの最上段に配置されるシートを吸着するシート吸着機構および前記シートを位置規制板に対してセンタリングするセンタリング機構が設けられていることを特徴としている。
【0018】
請求項3記載のボトルハンドリング装置は、請求項1または請求項2に記載の発明の構成において、前記吸着ハンドには、収納フードの高さをボトルの高さに応じて変化させる高さ調整機構が設けられていることを特徴としている。
【0019】
請求項4記載のボトルハンドリング方法は、ハンドリング対象となる一群のボトルの底部にシートを敷設した状態で、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のボトルハンドリング装置を用いて、一群のボトルを吸着ハンドの収納フード内に一括収納し、前記吸引駆動源にて収納フード内を減圧して一群のボトルとシートとを共に吸着してハンドリングすることを特徴としている。
【0020】
請求項5記載の発明に係るパレタイズ装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のボトルハンドリング装置が備えられている。
【0021】
請求項6記載の発明に係るデパレタイズ装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のボトルハンドリング装置が備えられている。
【0022】
請求項7記載の発明に係るコンビネーションパレタイズ装置は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のボトルハンドリング装置が備えられており、このボトルハンドリング装置でパレタイズ動作とデパレタイズ動作を行なうものである。
【0023】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1におけるボトルハンドリング装置を備えたパレタイズ装置の全体構成を示す正面図、図2はボトルハンドリング装置を構成する吸着ハンドの概略構成を示す平面図、図3は同吸着ハンドの縦断面図である。
【0024】
この実施の形態1におけるパレタイズ装置は、搬送コンベア1を介して送られてくるボトル2をパレット一段分に相当する数の一群のボトル2(以下、これらの一群のボトル2をボトル群2Gと称する)に多列化する多列ステージ3と、パレット4上に複数段にわたって積み付けられたボトル群2Gを搬出する搬送コンベア5との間に、ボトルハンドリング装置8が設けられている。そして、これらの各搬送コンベア1,5、多列ステージ3、ボトルハンドリング装置8は同じ床面上に設置されている。
【0025】
上記のボトルハンドリング装置8は、ハンドリング対象となるパレット一段分に相当するボトル群2Gを一括して吸着して吊り上げる吸着ハンド9、この吸着ハンド9の後述する収納フード15内を減圧する吸引駆動源10、吸着ハンド9と吸引駆動源10との間を連結する吸気ダクト11、および、吸着ハンド9を前後左右および上下の各方向にわたって自在に移動させる可動装置12を主体に構成されている。
【0026】
吸着ハンド9は、ボトル群2Gを覆った状態で収納する平面視で四辺形をした収納フード15を有する。この収納フード15は、その下方にボトル群2Gの挿入用の開口部15aが、また、その上部15bには吸気ダクト11に連通する吸気口15cがそれぞれ形成されている。また、収納フード15の上部15b外面側の中央には吸着ハンド9を可動装置12に連結するためのシャフト16が取り付けられている。
さらに、収納フード15の上部15a内面側には、ボトル群2Gの上方移動を規制するステンレス鋼等でできた位置規制板17が複数の支柱18によって開口部15aに対向した状態で取り付けられている。さらにまた、収納フード15の周側部15dの各辺には、ボトル群2Gを収納フード15の内方側に寄せ集める押出機構20が設けられている。
【0027】
ここで、位置規制板17の各辺の寸法は、収納フード15の周側部15d内面の各辺の寸法よりも若干小さくなるように設定されており、したがって、位置規制板17の外周部と収納フード15の周側部15d内面との間には僅かな隙間ができている。
【0028】
また、上記の押出機構20は、収納フード15の周側部15dの外面側各辺にエアシリンダ21が取り付けられ、各エアシリンダ21のロッドが周側部15dを貫通して周方に突出し、その突出部分の先端にボトル群2Gに押し当てられる断面L字形の押当板22が取り付けられて構成されている。
【0029】
一方、吸引ダクト11は、可動装置12による吸着ハンド9の移動に追従できるように、その一部がフレキシブルな構成になっている。また、吸引駆動源10としてはブロアーなどが適用される。
さらに、可動装置12としては、自由度の高い多関節ロボットを用いるのが望ましいが、吸着ハンド9を前後左右および上下の各方向に自在に移動させることが可能なものであれば、他の可動装置を用いてもよい。
【0030】
次に、上記構成を有するボトルハンドリング装置を用いてボトルをパレタイズする場合の動作について説明する。
【0031】
可動装置12によって吸着ハンド9を前後左右および上下の各方向に移動して、多列ステージ3に配列されているパレット一段分に相当するボトル群2Gを収納フード15で覆ってその内部にボトル群2Gを収納する。その際、収納フード15の側面に設けた押出機構20の押当板22は、予めエアシリンダ21で後退されてボトル群2Gが収納し易い状態となっている。
なお、多列ステージ3においては、パレット一段分に相当するボトル群2Gが整列される前に予めシート(台紙)23が供給される。したがって、シート23上にボトル群2Gが整列されることになる。
【0032】
ボトル群2Gが収納フード15内に収納された時点で、押出機構20のエアシリンダ21を伸長して押当板22でボトル群2Gの側面を押えてセンタリングするとともに、開口面積を小さくする。その際、押当板22は、その底面が予めボトル群2Gの底面よりも若干(たとえば2mm程度)高くなるように取り付けられているため、エアシリンダ21を伸長しても、押当板22はボトル群2Gの底部に敷いたシート23に邪魔されることはない。
【0033】
続いて、吸引駆動源10を起動して吸気ダクト11から吸着ハンド9の収納フード15内を吸気口15cを介して減圧する。この減圧により、ボトル群2Gとシート23とが共に吸引されて浮き上がる。その際、位置規制板17にボトル群2Gの各口部が接触してボトル群2Gのそれ以上の上方移動が規制されるため、ボトル群2Gとシート23とが安定して吸着される。
このように、ボトル群2Gとシート23とを共に吸引するようにすれば、ボトル群2Gのみを吸引する場合に比べて収納フード15内の真空度を上げなくてもボトル群2Gを確実に吸着することができる。たとえば、空のPETボトル360本と、その底部に敷いたシート23の1枚分を吸着するには、−30mmAq程度に減圧すれば十分可能である。
【0034】
こうして吸着ハンド9によってボトル群2Gとシート23とを共に吸着した状態で、可動装置12によって吸着ハンド9がパレット4の真上、あるいは図1に示すように、パレット4の上に既に複数段にわたって載置されているボトル群2Gの上に位置するように移動される。
【0035】
この状態で、次に、吸引駆動源10による吸引を停止して吸着ハンド9の収納フード15内の減圧を解除する。これに伴い、ボトル群2Gとシート23とが共に穏やかに落下することで、一段分に相当するボトル群2Gのパレット4上への移し替えが行われる。
【0036】
以上の動作を所定の段数分にわたって繰り返すことにより、各段の間にシート23が介在されたボトル群2Gをパレット4の上に所定段数積み付ける動作が完了する。
【0037】
なお、上述の動作説明は、ボトルハンドリング装置8を用いてボトル群2Gをパレット4上にパレタイズする場合であるが、既にパレット4上に積み付けられた複数段のボトル群2Gの内から一段分のボトル群2Gを吸着ハンド9で吸着して可動装置12で多列ステージ3に移載してデパレタイズする場合でも、可動装置12の動作が逆になるだけで、ボトルハンドリング装置の基本的な動作は変わらない。
【0038】
実施の形態2.
図4は本発明の実施の形態2におけるボトルハンドリング装置を構成する吸着ハンドの縦断面図、図5は吸着ハンドを構成する位置規制板の一部を示す平面図であり、図1ないし図3に示した実施の形態1と対応する構成部分には同一の符号を付す。
【0039】
この実施の形態2における特徴は、吸着ハンド9の収納フード15内に配設されている位置規制板17が収納フード15の周側部15dの内面と同じ寸法に設定されている。
したがって、実施の形態1のような、位置規制板17の外周部と収納フード15の周側部15d内面との間に隙間は無い。その代わりに、位置規制板17には、略全面にわたって各ボトル2の口径よりも小径の多数の吸気孔17aが形成されている。この場合の吸気孔17aとしては、図5(a)に示すような丸孔や、あるいは図5(b)に示すような細長孔を適用することができる。
【0040】
この構成であれば、位置規制板17の吸気孔17aによって均一な吸引力を得ることができるため、安定したボトル群2Gのハンドリングが可能になる。
【0041】
その他の構成は、図1ないし図3に示した実施の形態1の場合と同様であり、また、ボトル群2Gの積み付け、あるいは積み降ろしのための繰り返し動作に関しても実施の形態1の場合と基本的に変わらないので、ここでは詳しい説明は省略する。
【0042】
実施の形態3.
図6はこの実施の形態3におけるボトルハンドリング装置を構成する吸着ハンドの平面断面図、図7は同吸着ハンドの縦断面図であり、図1ないし図3に示した実施の形態1と対応する構成部分には同一の符号を付す。
【0043】
パレット4上に複数段にわたってボトル群2Gが載置される場合、通常、衛生面からパレット4の最上段のボトル群2Gに対しては、シート23が配置されるとともに、このシート23が不意に外れないように、重しとしてのトップフレーム24が配置される。
この場合のシート23は、2mm厚程度の比較的硬質のものであり、また、トップフレーム24は、図8に示すように、上下左右の4箇所にそれぞれ開口部24aが形成されて平面視で田の字状に形成されたものである。
【0044】
そこで、この実施の形態3においては、位置規制板17にはトップフレーム24の形状に合わせて、上下左右の4箇所に窓部17bが形成されるとともに、パレット4の最上段に配置されるシート23およびトップフレーム24を共に位置規制板17に対してセンタリングするセンタリング機構27が設けられている。また、収納フード15の上部15bには、シート23を吸着するシート吸着機構28が設けられている。
【0045】
センタリング機構27は、位置規制板17の上面の4箇所にエアシリンダ29が取り付けられるとともに、各エアシリンダ29のロッドの先端に引当片30が取り付けられて構成されている。また、シート吸着機構28は、位置規制板17の窓部17bを通して下方に突出して設けられたシート吸着用の複数(この実施の形態3では4個)の吸着パッド31、および各吸着パッド31を上下駆動するエアーシリンダ32により構成されている。
【0046】
その他の構成は、図1ないし図3に示した実施の形態1の場合と同様であるので、ここでは詳しい説明は省略する。
【0047】
次に、この実施の形態3におけるボトルハンドリング装置8の動作について説明する。
ここで、シート23とトップフレーム24の着脱動作は、パレタイズ装置として使用する場合とデパレタイズ装置として使用する場合とで若干異なっているので、それぞれの場合の動作を区別して説明する。
【0048】
▲1▼ パレタイズ装置として使用する場合
この場合には、ボトル積み付けの繰返し動作の前にシート23とトップフレーム24を共に吸着する動作を行なう。これには、可動装置12を用いて吸着ハンド9を移動して、多列ステージ3に近接して配置されている他のステージ上に予め載置されているシート23とトップフレーム24とを共に吸着ハンド9の収納フード15内に収納する。
【0049】
次いで、センタリング機構27のエアシリンダ29を駆動して、シート23とトップフレーム24を引当片30で挟持して、位置規制板17に対してセンタリングを行なった後、シート吸着機構28のエアシリンダ32を伸長して吸着パッド31を下降してシート23を吸着する。次に、エアシリンダ32を縮退させて吸着パッド31を上死点まで上昇させる。すると、シート吸着機構28によってシート23がトップフレーム24とともに引き上げられた状態でそのまま保持されることになる。
【0050】
それ以降のボトル積み付けの繰り返し動作に関しては、実施の形態1の場合と同様に行われる。つまり、シート吸着機構28によってシート23とトップフレーム24とが共に吸着保持された状態のまま、1段分のボトル群2Gが吸着ハンド9によって順次吸着されるとともに、可動装置12でハンドリングされて積み付けが行われる。その場合の動作は、実施の形態1で説明したのと同様であるので、ここでは、詳しい説明は省略する。
【0051】
そして、最上段のボトル群2Gの積み付けが終了すると、センタリング機構部27によるシート23とトップフレーム24の挟持を開放するとともに、シート吸着機構28によるシート23の吸着も開放することにより、複数段に積み付けられたボトル群2Gの内の最上段のボトル群2Gの上面にシート23とトップフレーム24が共にセットされる。
【0052】
▲2▼ デパレタイズ装置として使用する場合
この場合には、ボトル群2Gを一段分ずつ積み降す動作を繰り返す前に、予め吸着ハンド9に設けられているシート吸着機構28によってパレット4の最上段に置かれているシート23およびトップフレーム24を吸着保持する動作を行なう。
【0053】
すなわち、可動装置12によって吸着ハンド9を移動して、搬送コンベア5上に載置されているパレット4の最上段に置かれたシート23およびトップフレーム24を収納フード15内に収納する。
【0054】
次いで、センタリング機構27でシート23とトップフレーム24を共に挟持して、位置規制板17に対してセンタリングを行なった後、シート吸着機構28のエアシリンダ29を伸長して吸着パッド31を下降して、シート23を吸着する。
次に、エアシリンダ29を縮退させて、吸着パッド31を上死点まで上昇させる。すると、シート吸着機構28によって、シート23がトップフレーム24とともに、引き上げられた状態でそのまま保持されることになる。
【0055】
しかる後、吸引駆動源10を作動し、吸着ハンド9の収納フード15内を減圧することで、最上段のボトル群2Gを吸着し、ボトルの積み下ろし動作を行なう。
それ以降のボトル積み降しの繰り返し動作に関しては、シート吸着機構28によって、シート23とトップフレーム24とが共に吸着保持された状態のまま、1段分のボトル群2Gが吸着ハンド9によって順次吸着されるとともに、可動装置12でハンドリングされて積み降ろしが行われる。その場合の動作は、実施の形態1で説明したのと同様であるので、ここでは、詳しい説明は省略する。
【0056】
そして、最下段のボトル群2Gの積み降ろしが終了すると、センタリング機構部27によるシート23とトップフレーム24の挟持を開放するとともに、シート吸着機構28によるシート23の吸着も開放することにより、シート23とトップフレーム24は共に多列ステージ3に近接して配置されている他のステージ上に載置される。
【0057】
実施の形態4.
図9はこの実施の形態4におけるボトルハンドリング装置を構成する吸着ハンドの縦断面図であり、図1ないし図3に示した実施の形態1と対応する構成部分には同一の符号を付す。
【0058】
この実施の形態4における特徴は、収納フード15の周側部15dの内面側には、ボトル群2Gの内で最も外側に位置する各ボトル2の肩部を押える突起35が形成されていることである。この場合の突起35は、たとえば、収納フード15の周側部15dの各辺の内面に沿って帯板を固定することにより構成されている。
【0059】
この構成において、収納フード15内を減圧すると、ボトル群2Gが浮き上がるが、その際、収納フード15内のボトル群2Gの内の最も外側に位置する各ボトル2の肩部が突起35に当って押えられることにより、ボトル群2Gが必要以上に浮き上がるのが抑制されて、位置規制板17にボトル群2Gの各口部が接触するのが阻止される。その結果、各ボトル2の口部に余分なキズが発生するのを防止することが可能になる。
【0060】
その他の構成は、図1ないし図3に示した実施の形態1の場合と同様であり、また、ボトル群2Gの積み付け、あるいは積み降ろしのための繰り返し動作に関しても実施の形態1の場合と基本的に変わらないので、ここでは詳しい説明は省略する。
【0061】
実施の形態5.
図10はこの実施の形態5におけるボトルハンドリング装置を構成する吸着ハンドの一部を示す縦断面図であり、図1ないし図3に示した実施の形態1と対応する構成部分には同一の符号を付す。
【0062】
この実施の形態5における特徴は、吸着ハンド9に、吸引駆動源10による吸引力によってボトル群2Gの内で最も外側に位置する各ボトル2の胴部を吸引する吸引機構36が設けられていることである。
【0063】
すなわち、この吸引機構36は、収納フード15の周側部15dに設けられた押出機構20の押当板22にボトル群2Gの内で最も外側に位置する各ボトル2の胴部を吸引する複数の吸引口22aが形成され、これらの吸引口22aが吸気チューブ37、および集結タンク38を介して吸気ダクト11に連通されることにより構成されている。この場合の吸引口22aは、押当板22の長手方向に沿ってボトル群2Gの内の最も外側に位置する各ボトル2に対して個別に接触する数だけ設けられ、また、集結タンク38は、収納フード15の周側部15dの各辺ごとに4箇所設けられている。
【0064】
この構成において、収納フード15内を減圧すると、これと同時に、集結タンク38および吸気チューブ37を介して押当板22の吸引口22aからも吸気される。その結果、押当板22に接触しているボトル群2Gの内の最も外側に位置する各ボトル2の胴部が吸着される。その場合、吸気チューブ37での配管抵抗があるため、所定の減圧値に到達するまでの時間に僅かな遅れが生じ、ボトル群2Gが浮き上がった後にその胴部が吸着される。
これにより、ボトル群2Gが必要以上に浮き上がるのが抑制されて、位置規制板17にボトル群2Gの口部が接触するのが阻止される。その結果、実施の形態4の場合と同様に、各ボトル2の口部に余分なキズが発生するのを防止することが可能になる。
【0065】
その他の構成は、図1ないし図3に示した実施の形態1の場合と同様であり、また、ボトル群2Gの積み付け、あるいは積み降ろしのための繰り返し動作に関しても実施の形態1の場合と基本的に変わらないので、ここでは詳しい説明は省略する。
【0066】
実施の形態6.
図11はこの実施の形態6におけるボトルハンドリング装置を構成する吸着ハンドの縦断面図であり、図1ないし図3に示した実施の形態1と対応する構成部分には同一の符号を付す。
【0067】
この実施の形態6における特徴は、吸着ハンド9の収納フード15の高さをボトル2の高さに応じて変化させるための高さ調整機構39が設けられいることである。
【0068】
この場合の高さ調整機構39は、収納フード15の周側部15dの外側に、周側部15dの外形に合致した四辺形の高さ調整フレーム40が嵌め込まれ、この高さ調整フレーム40の各辺の所定の箇所に上下に長い長孔(図示せず)が形成され、これらの各長孔を通じてハンドル付の高さ調整ボルト41が挿入されて収納フード15の周側部15dに螺合することにより構成されている。そして、高さ調整フレーム40にボトル群2Gを収納フード15の内方側に寄せ集める前述の押出機構20が取り付けられている。
【0069】
これにより、高さ調整ボルト41を緩めて収納フード15に対して高さ調整フレーム40を長孔に沿って上下動して高さ位置を調整することができ、これによって、高さが異なる各品種のボトル群に対して簡単に段取り替を行なうことができる。
【0070】
その他の構成は、図1ないし図3に示した実施の形態1の場合と同様であり、また、ボトル群2Gの積み付け、あるいは積み降ろしのための繰り返し動作に関しても実施の形態1の場合と基本的に変わらないので、ここでは詳しい説明は省略する。
【0071】
なお、本発明は、上記の実施の形態1〜6に示した構成のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更して実施することができることは言うまでもない。
たとえば、上記の実施の形態1〜6では、本発明のボトルハンドリング装置8を設けたパレタイズ装置あるいはデパレタイズ装置について言及したが、パレタイズ動作とデパレタイズ動作を共に行なうコンビネーションパレタイズ装置に対しても本発明を適用することができる。
【0072】
【発明の効果】
(1) 請求項1記載の発明によれば、パレット一段分に相当するボトル群を吸着ハンドの収納フード内に収納し、続いて押出機構によってこのボトル群を収納フードの内方側に寄せ集めた後、吸引駆動源にて収納フード内を減圧して複数ボトルとそれらの底部に敷いたシートを共に吸着することにより、パレット一段分のボトル群を一括して、簡単に、かつ短時間の内に移載することが可能になる。
【0073】
また、収納フード内の上部に設けた位置規制板によって、吸着状態にあるボトル群の上方移動が規制されるため、パレット一段分に相当する複数ボトルを安定してハンドリングすることができる。
【0074】
さらに、ボトル移載動作を多関節ロボットのような可動装置で行なうことにより、設備の調整作業やトラブル発生時の対策措置を床面で行なうことが可能になる。これにより、高所作業が必要でなくなり、高い作業ステージからの落下や階段からの転落などの危険性を排除することができるとともに、視界を遮る大きな構造物が不要となるため、設備の小型化が図れ、かつ、ライン全体が監視し易くなるといった利点が得られる。
【0075】
(2) 請求項2記載の発明によれば、位置規制板として収納フードの内寸法と同一の位置規制板を用い、その位置規制板にボトル口部の口径より小さな複数個の吸気孔を設けているので、より均一に吸引力を得ることができ、安定したボトルのハンドリングが可能となる。
【0076】
(3) 請求項3記載の発明によれば、吸着ハンドには、シート吸着機構およびセンタリング機構を設けたので、ボトルハンドリング装置を使用してパレタイズ装置やデパレタイズ装置として構成した場合には、1パレット分のボトルのパレタイズ動作あるいはデパレタイズ動作が終了するまでは、各段のボトル群の口部はパレットの最上段に載置された同じシートにのみ接触するため、余分な汚染原因が除かれて衛生面で良好な状態に保たれる。
【0077】
また、パレタイズ動作とデパレタイズ動作を共に行なうコンビネーションパレタイズ装置に適用した場合にも、各段のボトル群の口部はパレットの最上段に載置された同じシートにのみ接触するため、衛生面で優れるとともに、パレットの最上段に配置するシートとトップフレームを効率的に再使用することが可能になる。
【0078】
(4) 請求項4および請求項5記載の発明によれば、吸着ハンドを構成する収納フードの周側部に、ボトルの肩部を押えるための突起を設けたり、あるいはボトル胴部を吸着するための吸引機構を設けたので、ボトル口部が位置規制板に接触するのが制止されるため、ボトル口部への傷の発生を防止することが可能となる。
【0079】
(5) 請求項6記載の発明によれば、吸着ハンドには、収納フードの高さをボトルの高さに応じて調整するための高さ調整機構を設けたので、各種サイズのボトルに対する段取り替作業を簡単に行なうことが可能になる。
【0080】
(6) 請求項7記載の発明によれば、パレット一段分のボトル群を一括して簡単に、かつ短時間の内に移載することが可能になり、ボトル群の移載時の作業効率が高まる。
【0081】
(7) 請求項8記載の発明によれば、パレタイズ装置は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のボトルハンドリング装置を備えるので、設備の調整作業やトラブル発生時の対策措置を床面で行なうことが可能になる。このため、高所作業が必要でなくなり、高い作業ステージからの落下や階段からの転落の危険性を排除することができる。
【0082】
(8) 請求項9記載の発明によれば、デパレタイズ装置は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のボトルハンドリング装置を備えるので、設備の調整作業やトラブル発生時の対策措置を床面で行なうことが可能になる。このため、高所作業が必要でなくなり、高い作業ステージからの落下や階段からの転落の危険性を排除することができる。
【0083】
(9) 請求項10記載の発明によれば、コンビネーションパレタイズ装置は、請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のボトルハンドリング装置を備えてパレタイズ動作とデパレタイズ動作を行なうようにしているので、設備の調整作業やトラブル発生時の対策措置を床面で行なうことが可能になる。このため、高所作業が必要でなくなり、高い作業ステージからの落下や階段からの転落の危険性を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1におけるボトルハンドリング装置を備えたパレタイズ装置の全体構成を示す正面図である。
【図2】 図1のボトルハンドリング装置を構成する吸着ハンドの概略構成を示す平面図である。
【図3】 同吸着ハンドの縦断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2におけるボトルハンドリング装置を構成する吸着ハンドの縦断面図である。
【図5】 図4に示した吸着ハンドを構成する位置規制板の一部を示す平面図である。
【図6】 本発明の実施の形態3におけるボトルハンドリング装置を構成する吸着ハンドの平面断面図である。
【図7】 図6に示した吸着ハンドの縦断面図である。
【図8】 図6の吸着ハンドで吊り下げられるトップフレームの平面図である。
【図9】 本発明の実施の形態4におけるボトルハンドリング装置を構成する吸着ハンドの縦断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態5におけるボトルハンドリング装置を構成する吸着ハンドの一部を示す縦断面図である。
【図11】 本発明の実施の形態6におけるボトルハンドリング装置を構成する吸着ハンドの縦断面図である。
【図12】 従来のボトルハンドリング装置を備えたパレタイズ装置の全体構成を示す正面図である。
【符号の説明】
2G ボトル群、2 ボトル、8 ボトルハンドリング装置、9 吸着ハンド、10 吸引駆動源、12 可動装置、15 収納フード、15a 開口部、15b 上部、15c 吸気口、15d 周側部、17 位置規制板、17a 吸気孔、23 シート、27 センタリング機構、28 シート吸着機構、35 突起、36 吸引機構、39 高さ調整機構。
Claims (7)
- ハンドリング対象となるパレット一段分に相当する一群のボトルを一括して吸着して吊り上げる吸着ハンドを備え、この吸着ハンドは、前記一群のボトルを覆って収納する収納フードを有し、この収納フードには、上部に吸気口が形成されるとともに、上部内面側には前記一群のボトル吸着時の当該ボトルの上方移動を規制する位置規制板が取り付けられ、かつ、周側部には、前記一群のボトルを前記収納フードの内方側に寄せ集める押出機構が設けられる一方、前記吸気口を通じて吸着ハンドの収納フード内を減圧する吸引駆動源と、前記吸着ハンドを前後左右および上下の各方向に自在に移動させる可動装置とを備えることを特徴とするボトルハンドリング装置。
- 前記吸着ハンドには、パレットの最上段に配置されるシートを吸着するシート吸着機構および前記シートを位置規制板に対してセンタリングするセンタリング機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載のボトルハンドリング装置。
- 前記吸着ハンドには、収納フードの高さをボトルの高さに応じて変化させる高さ調整機構が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のボトルハンドリング装置。
- ハンドリング対象となる一群のボトルの底部にシートを敷設した状態で、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のボトルハンドリング装置を用いて、一群のボトルを吸着ハンドの収納フード内に一括収納し、前記吸引駆動源にて収納フード内を減圧して一群のボトルとシートとを共に吸着してハンドリングすることを特徴とするボトルハンドリング方法。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のボトルハンドリング装置を備えたパレタイズ装置。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のボトルハンドリング装置を備えたデパレタイズ装置。
- 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のボトルハンドリング装置を備えており、このボトルハンドリング装置でパレタイズ動作とデパレタイズ動作を行なうコンビネーションパレタイズ装置。
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