JP3947635B2 - 画像情報読取装置の消去機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、蓄積性蛍光体シートに記録された放射線画像情報を光電的に読み取る画像情報読取装置に設けられ、前記蓄積性蛍光体シートに残存する放射線画像情報を消去する画像情報読取装置の消去機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力させるシステムが知られている。
【0003】
蓄積性蛍光体は、放射線(X線、α線、γ線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネルギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によって、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体をいう。この蓄積性蛍光体は、通常、シート状に構成されており、蓄積性蛍光体シートとして使用されている。
【0004】
上記システムでは、例えば、蓄積性蛍光体シートに記録された画像情報の読み取りを行う読み取り部と、読み取り後に前記蓄積性蛍光体シートに残存する画像情報を消去する消去部(消去機構)とを備えた画像情報読取装置が採用されている。この画像情報読取装置では、外部の撮影装置により被写体の放射線画像情報が記録された蓄積性蛍光体シートを収容するカセッテが装填部に挿入される。
【0005】
次いで、カセッテが開蓋された状態で、シート体枚葉手段の作用下に前記カセッテから蓄積性蛍光体シートが取り出され、この蓄積性蛍光体シートがシート体搬送手段を介して読み取り部に搬送される。読み取り部で放射線画像情報の読み取り処理が施された蓄積性蛍光体シートは、消去部で残像の消去が行われた後、装填部に配置されているカセッテ内に収容される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記の消去部では、蓄積性蛍光体シートに消去光を照射するための光源として、例えば、高圧/低圧ナトリウムランプ等の種々のランプが用いられている。この種のランプは、点灯時に発熱するため、例えば、冷却用ファン等を備えた冷却構造が採用されているが、前記ランプ全体を確実かつ均一に冷却することができない。これにより、ランプ自体に部分的な高温部分が発生してしまい、ランプ寿命の低下や照射条件の不均一化等が惹起され、蓄積性蛍光体シートの残像消去処理を効率的かつ確実に遂行することが困難になるという問題が指摘されている。
【0007】
本発明はこの種の問題を解決するものであり、消去用光源を確実かつ良好に冷却することができ、蓄積性蛍光体シートの残像消去処理を効率的に行うことが可能な画像情報読取装置の消去機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像情報読取装置の消去機構では、消去用光源を収容するケーシング内が、仕切り反射板を介して光源配置室と通気室とに仕切られており、この仕切り反射板には、前記通気室から前記光源配置室に冷却風を導入するための複数の孔部が設けられるとともに、前記孔部同士の間隔が、前記通気室の吸気側から遠ざかるに従って粗から密になるように設定されている。このため、冷却用ファンが駆動されると、ケーシング内に仕切られた通気室に冷却風が導入され、この冷却風は前記通気室を通る間に複数の孔部を介して光源配置室内に導入され、消去用光源の冷却を行う。
【0009】
その際、吸気側に近接する位置、すなわち、比較的低温の冷却風が導入され易い部位に設定された孔部同士の間隔が粗である一方、前記吸気側から離間する位置、すなわち、冷却風が導入され難い部位に設けられた孔部同士の間隔が密となっている。これにより、光源配置室全体に冷却風が均一に供給され、消去用光源全体を均一に冷却することができ、ランプ寿命の低下等を有効に阻止することが可能になる。
【0010】
ここで、消去用光源が棒状の蛍光ランプであり、仕切り反射板に形成される孔部同士の間隔が、前記蛍光ランプの軸方向他端部側から軸方向一端部側に向かって粗から密になるように設定される。従って、蛍光ランプの軸方向全長に渡って冷却風を確実に供給することができ、前記蛍光ランプ全体を均一温度に冷却することが可能になる。
【0011】
また、消去用光源の温度を検出するセンサを備え、このセンサからの検出信号に基づいて冷却用ファンがオン/オフ制御される。このため、消去用光源の温度を、常時、一定温度範囲内に維持することができる。
【0012】
さらにまた、ケーシングが消去用光源と蓄積性蛍光体シートとの間に配置される光透過性部材を備え、この光透過性部材の前記蓄積性蛍光体シート側の面には、所定の幅方向に設定された不織布が設けられている。これにより、蓄積性蛍光体シートが光透過性部材に直接接触して損傷することを確実に阻止し、高品質な放射線画像情報の読み取り処理が遂行可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施形態に係る消去機構を組み込む画像情報読取装置12の概略構成説明図である。
【0014】
画像情報読取装置12を構成する装置本体12aの前面(操作面)上部には、操作部およびモニタの機能を有するタッチパネル14が設けられ、このタッチパネル14の下方には、複数、例えば、4つのカセッテ18を着脱自在なカセッテ装填部20a〜20dが設けられる。カセッテ18は、蓄積性蛍光体シート22を収容する筐体24と、この筐体24の開口部26を開閉自在な蓋体28とを有している。カセッテ18には、筐体24に対して蓋体28を閉蓋状態で固定するロック手段(図示せず)が設けられる。
【0015】
カセッテ装填部20a〜20dの内部には、前記カセッテ装填部20a〜20dの任意の1つに対応して配置し、任意のカセッテ18から蓄積性蛍光体シート22を取り出す一方、読み取り消去後の前記蓄積性蛍光体シート22を前記カセッテ18内に戻す昇降枚葉部30が装着される。昇降枚葉部30は、昇降台32を備え、この昇降台32には、蓋体28が開放されたカセッテ18内に進入自在な吸着盤34と、この吸着盤34で吸着保持された蓄積性蛍光体シート22を受け取って送り出す搬送ローラ対36とが装着される。昇降台32に設けられた図示しないモータにピニオン38が軸着され、このピニオン38が鉛直方向に延在するラック部材40に噛合している。
【0016】
昇降枚葉部30の下方には、搬送系42を介して消去部(消去機構)44および読み取り部46が配設される。この搬送系42は、複数の互いに対をなすローラ対48を備えており、このローラ対48により構成される鉛直搬送路の下端側に読み取り部46が配置される。読み取り部46は、カセッテ18から取り出された蓄積性蛍光体シート22を副走査方向(矢印A方向)に搬送する副走査搬送機構50と、副走査方向に搬送される前記蓄積性蛍光体シート22に主走査方向(副走査方向に略直交する方向)にレーザ光Lを照射する光学系52と、このレーザ光Lの照射によって蓄積性蛍光体シート22から生ずる輝尽発光光を光電的に読み取る集光系54とを備えている。
【0017】
副走査搬送機構50は、互いに同期して回転駆動される第1および第2ローラ対56、58を備え、この第1および第2ローラ対56、58はそれぞれ開閉自在である。集光系54は、蓄積性蛍光体シート22上のレーザ光Lの走査位置に主走査線に沿って配置される光ガイド60と、この光ガイド60の上部に装着されるフォトマルチプライヤ62とを備える。
【0018】
読み取り部46の搬送方向前方側には、読み取り処理後の蓄積性蛍光体シート22を上方に搬送する搬送部64が設けられ、この搬送部64を介して上方に搬送される前記蓄積性蛍光体シート22の搬送方向先端側が、一旦、電源部66の上方で水平方向に案内される。電源部66に近接して消去搬送部68が設けられ、この消去搬送部68は、上方に搬送された蓄積性蛍光体シート22を水平方向に向かって、すなわち、図1中、左側から右側に向かって搬送する。消去搬送部68は、消去部44を通過した後に上方向に延在して搬送系42に連結自在である。
【0019】
図2乃至図4に示すように、消去部44は、5本の蛍光ランプ(消去用光源)70が収容されるケーシング72と、前記ケーシング72内に設けられ、該ケーシング72内を光源配置室74と通気室76とに仕切る仕切り反射板78と、前記ケーシング72の一端側(排気側72b)に配置される冷却用のファン80とを備える。図2に示すように、蛍光ランプ70は、蓄積性蛍光体シート22の搬送方向(矢印B方向)に略直交する矢印C方向に向かって配置されており、前記蛍光ランプ70の軸方向一端部側にファン80が配置される。仕切り反射板78は、通気室76から光源配置室74に冷却風を導入するための複数の孔部82を有する。
【0020】
図2および図3に示すように、矢印C方向に離間する孔部82同士の間隔H1〜Hnは、吸気側72aから離間する方向に向かって、すなわち、ファン80に近接する方向(矢印C1方向)に向かって粗から密になるように設定される。間隔H1〜Hnは、H1>H2>・・・>Hnの関係を有する場合や、H1=H2=H3>H4=H5=・・・>Hn−2=Hn−1=Hnの関係を有する場合があるが、少なくともH1>Hnの関係を有していればよい。仕切り反射板78には、蛍光ランプ70側の面に白色塗料を比較的肉厚に塗装した反射面84が設けられている。なお、ブロア用のファン80をケーシング72の吸気側72aに配置する場合にも、孔部82同士の間隔H1〜Hnは、同様に吸気側72aから離間する方向に向かって粗から密になるように設定される。
【0021】
図3に示すように、仕切り反射板78には、復帰型感熱スイッチ(センサ)86が蛍光ランプ70に接触あるいは近接して設けられており、この感熱スイッチ86が制御部88に接続される。この制御部88は、感熱スイッチ86からの温度信号に基づいてファン80をオン/オフ制御する。
【0022】
図4に示すように、蛍光ランプ70の下方には、蓄積性蛍光体シート22の搬送方向(矢印B方向)上流側から3つの蛍光ランプ70にわたって透明フィルタ90が配置されるとともに、下流側の2つの蛍光ランプ70にわたって紫外線カットフィルタ92が配置される。ケーシング72の下部には、光透過性部材、例えば、透明アクリル板94が固着される。この透明アクリル板94の蓄積性蛍光体シート22側の面には、所定の幅方向に設定された複数の不織布96が貼り付けられている。また、ケーシング72の下方には、複数の照度計98が所定の間隔ずつ離間して配置されている。
【0023】
次に、このように構成される画像情報読取装置12の動作について説明する。
【0024】
先ず、図示しない撮影装置により人体等の被写体の撮影画像情報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート22を収容するカセッテ18が、画像情報読取装置12の、例えば、カセッテ装填部20aに沿って装置本体12aの内方に導入される。このカセッテ18は、その先端部でシャッター部材29を押し開いて、該カセッテ18の先端側が装置本体12aの内部に挿入される。
【0025】
カセッテ装填部20a〜20dにそれぞれカセッテ18が装填された後、昇降枚葉部30が駆動され、昇降台32が、例えば、カセッテ装填部20aに対応して配置される。次いで、カセッテ18内の蓄積性蛍光体シート22は、吸着盤34に吸着されて前記カセッテ18の開口部26から取り出される。そして、蓄積性蛍光体シート22の先端が搬送ローラ対36に挟持されると略同時に、吸着盤34による前記蓄積性蛍光体シート22の吸着保持が解除される。これにより、蓄積性蛍光体シート22は、搬送ローラ対36から搬送系42に受け渡された後、この搬送系42を構成する複数のローラ対48の作用下に鉛直下方向に向かって搬送され、先ず、読み取り部46に送られる。
【0026】
読み取り部46では、蓄積性蛍光体シート22が副走査搬送機構50を構成する第1および第2ローラ対56、58の作用下に矢印A方向に副走査搬送されながら、この蓄積性蛍光体シート22の記録面側に光学系52からレーザ光Lが主走査される。これにより、蓄積性蛍光体シート22に蓄積記録されていた放射線画像情報が、集光系54により光電的に読み取られることになる。
【0027】
読み取り処理後の蓄積性蛍光体シート22は、搬送部64を介して鉛直上方向に向かって搬送され、その搬送方向先端側が電源部66の上方で水平方向に案内され、この蓄積性蛍光体シート22が前記搬送部64から消去搬送部68に受け渡される。消去搬送部68では、蓄積性蛍光体シート22が搬送部64による搬送方向後端側を先端部として水平方向に搬送され、消去部44に送られる。
【0028】
消去部44では、消去搬送部68を介して蓄積性蛍光体シート22が矢印B方向に搬送されるとともに、蛍光ランプ70が点灯されてこの蓄積性蛍光体シート22に残存する放射線画像情報の消去が行われる。その際、ケーシング72内は、仕切り反射板78を介して光源配置室74と通気室76とに仕切られており、ファン80が駆動されると、前記通気室76に導入される冷却風が前記仕切り反射板78に形成されている複数の孔部82を介して前記通気室76から前記光源配置室74に送られる(図3参照)。このため、光源配置室70に収容されている蛍光ランプ70は、それぞれ軸方向に沿って冷却風が供給されることにより、冷却処理が施される。
【0029】
図2および図3に示すように、孔部82は、仕切り反射板78において、吸気側72aから離間する方向に向かってそれぞれの間隔H1、H2・・・Hnが粗から密になるように設定されている。従って、比較的低温の冷却風が導入され易い吸気側72aに近接する一端部側の孔部82の間隔H1が、前記吸気側72aから最も離間する前記孔部82の間隔Hnよりも広くなり、各蛍光ランプ70は、その軸線方向(矢印C方向)に沿って均一に冷却処理が施されることになる。
【0030】
これにより、本実施形態では、例えば、蛍光ランプ70の軸方向全体の温度分布を10℃の範囲内に維持することができ、部分的な温度上昇による前記蛍光ランプ70の劣化や軸方向に沿った照度の変動等を惹起することがなく、長期間にわたって蓄積性蛍光体シート22の残像消去処理を確実かつ効率的に行うことが可能になるという効果が得られる。
【0031】
さらに、本実施形態では、仕切り反射板78に感熱スイッチ86が設けられており、蛍光ランプ70自体の温度が検出される。この蛍光ランプ70の検出温度は制御部88に送られ、前記制御部88が前記温度信号に基づいてファン80をオン/オフ制御する。このため、蛍光ランプ70自体の温度を、常時、一定温度、例えば、70℃〜80℃程度に維持することができ、蓄積性蛍光体シート22の残像消去処理が確実に遂行可能となる。その際、蛍光ランプ70を画像情報読取装置12の立ち上げ時から、常時、予熱しておけば、蓄積性蛍光体シート22の残像消去処理時に要する前記蛍光ランプ70の立ち上がり時間を有効に短縮化することができる。
【0032】
また、消去用光源として蛍光ランプ70を用いている。これにより、高圧/低圧ナトリウムランプ等を使用している従来の装置に比べ、容易に小型化が図られるとともに、コストの削減が可能になる。
【0033】
さらにまた、仕切り反射板78には、白色塗料を肉厚に塗装した反射面84が設けられており、蛍光ランプ70の照度を有効に増幅することができるとともに、前記蛍光ランプ70から発せられる紫外線による劣化の影響を低減することが可能になる。
【0034】
また、ケーシング72の下部の透明アクリル板94には不織布96が設けられており、蓄積性蛍光体シート22が前記アクリル板94に直接接触しても損傷等が発生することがない。しかも、不織布96を設けることにより、ケーシング72を蓄積性蛍光体シート22の搬送路上に可及的に近接して配置することが可能になる。
【0035】
なお、消去処理後の蓄積性蛍光体シート22は、搬送系42に合流して上方に搬送された後、昇降枚葉部30の作用下にカセッテ装填部20aに配置されている空のカセッテ18内に送り込まれる。
【0036】
【発明の効果】
本発明に係る画像情報読取装置の消去機構では、ケーシング内に設けられる仕切り反射板を介してこのケーシング内を光源配置室と通気室とに仕切るとともに、前記仕切り反射板には、前記通気室から前記光源配置室に冷却風を導入するための孔部が、それぞれの間隔を前記通気室から遠ざかるに従って粗から密になるように形成されている。このため、光源配置室に配置されている消去用光源を全体として均一に冷却することができ、蓄積性蛍光体シートの残像消去処理を確実かつ効率的に遂行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る消去機構を組み込む画像情報読取装置の概略構成説明図である。
【図2】前記消去機構の概略斜視説明図である。
【図3】前記消去機構の断面側面図である。
【図4】前記消去機構の断面正面図である。
【符号の説明】
12…画像情報読取装置 18…カセッテ
20a〜20d…カセッテ装填部 22…蓄積性蛍光体シート
30…昇降枚葉部 42…搬送系
44…消去部 46…読み取り部
50…副走査搬送機構 52…光学系
54…集光系 64…搬送部
68…消去搬送部 70…蛍光ランプ
72…ケーシング 74…光源配置室
76…通気室 78…仕切り反射板
80…ファン 82…孔部
86…感熱スイッチ 88…制御部
90…透明フィルタ 92…紫外線カットフィルタ
94…透明アクリル板 96…不織布
Claims (5)
- 蓄積性蛍光体シートに記録された放射線画像情報を光電的に読み取る画像情報読取装置に設けられ、前記蓄積性蛍光体シートに残存する放射線画像情報を消去する画像情報読取装置の消去機構であって、
消去用光源が収容されるケーシングと、
前記ケーシング内に設けられ、該ケーシング内を光源配置室と通気室とに仕切る仕切り反射板と、
前記ケーシングの一端側に配置され、前記通気室に冷却風を供給する冷却用ファンと、
を備え、
前記仕切り反射板には、前記通気室から前記光源配置室に冷却風を導入するための複数の孔部が形成されるとともに、前記通気室の吸気側から遠ざかるに従って前記孔部同士の間隔が粗から密になるように設定されることを特徴とする画像情報読取装置の消去機構。 - 請求項1記載の消去機構において、前記消去用光源は、棒状の蛍光ランプであり、
前記冷却用ファンが前記蛍光ランプの軸方向一端部側に配置されるとともに、前記仕切り反射板に形成される前記孔部同士の間隔が、該蛍光ランプの軸方向他端部側から軸方向一端部側に向かって粗から密になることを特徴とする画像情報読取装置の消去機構。 - 請求項1または2記載の消去機構において、前記消去用光源の温度を検出するセンサと、
前記センサからの検出信号に基づいて前記冷却用ファンをオン/オフ制御する制御部と、
を備えることを特徴とする画像情報読取装置の消去機構。 - 請求項1記載の消去機構において、前記ケーシングは、前記消去用光源と前記蓄積性蛍光体シートとの間に配置される光透過性部材を備えるとともに、
前記光透過性部材の前記蓄積性蛍光体シート側の面には、所定の幅寸法に設定された不織布が設けられることを特徴とする画像情報読取装置の消去機構。 - 請求項1記載の消去機構において、前記冷却用ファンは、前記通気室の排気側に設置されていることを特徴とする画像情報読取装置の消去機構。
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