JP3947321B2 - 発泡成形体およびその成形方法およびそれによるスピーカ振動板 - Google Patents

発泡成形体およびその成形方法およびそれによるスピーカ振動板 Download PDF

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    • H04R2307/029Diaphragms comprising fibres

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は発泡剤を含む樹脂を射出成形することによって形成された発泡成形体およびその成形方法およびそれによるスピーカ振動板に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平8−207074号公報および特開平8−340594号公報には、発泡剤を含む樹脂を射出成形することによって形成された発泡成形体の成形方法および発泡成形体によるスピーカ振動板が開示されている。
【0003】
上記公報においては、金型内に発泡剤を含む樹脂を射出し、射出充填完了後に金型と接触した部分の樹脂が硬化し、内部の樹脂は未硬化の状態となる所定時間後に金型を開けることによって未硬化部分が発泡し、内部に発泡層が、また表面には未発泡のスキン層の3層構造の発泡成形体およびスピーカ振動板を形成させている。
このような3層構造とすることにより、軽くて剛性の高い成形体およびスピーカ振動板を得ることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述した方法による発泡成形体およびスピーカ振動板の表面の色調は一色となる。
今日では、このように形成された発泡成形体およびスピーカ振動板の表面に異なる色調でデザインしたいという要望がある。
【0005】
このように要望に対処する方法としては、形成された発泡成形体またはスピーカ振動板に異なる色でペインティングする方法が考えられるが、このようなペインティングによる方法はコスト的に高くなる欠点がある。
本発明は、表面に安価で容易にデザインを施すことができる発泡成形体およびその成形方法およびそれによるスピーカ振動板を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前述の課題を解決するために、請求項1の発明においては、発泡剤を含む樹脂を射出成形することによって形成された発泡成形体によるスピーカ振動板であって、内部が発泡層で表面が未発泡層の3層構造に形成された発泡領域と未発泡層の1層構造の未発泡領域とを有する。
【0007】
請求項2の発明においては、前記樹脂は半透光性樹脂とする
【0008】
請求項の発明においては、前記未発泡領域の厚さが0.5mm以下とする。請求項の発明においては、前記スピーカ振動板は全体が略円形に形成され、前記発泡領域が振動板の中心に対して対象となる領域に形成する。
【0009】
請求項の発明においては、発泡剤を含む樹脂を金型内に射出し、射出充填完了後所定時間が経過した後に金型全体を開かせることで、発泡領域と未発泡領域を有する発泡成形体を形成する発泡成形体の成形方法であって、前記金型のキャビティは前記発泡領域に対応する厚肉空間と前記未発泡部に対応する薄肉空間を有し、前記所定時間は、前記薄肉空間に充填された樹脂は硬化し、前記厚肉空間に充填された樹脂が硬化し終わらないまでの時間に設定する。
【0011】
請求項の発明においては、発泡剤を含む樹脂を金型内に射出し、射出充填完了後所定時間が経過した後に金型全体を開かせることで、発泡領域と未発泡領域を有する発泡成形体を形成する発泡成形体によるスピーカ振動板の製造方法であって、前記金型のキャビティは前記発泡領域に対応する厚肉空間と前記未発泡部に対応する薄肉空間を有し、前記所定時間は、前記薄肉空間に充填された樹脂は硬化し、前記厚肉空間に充填された樹脂が硬化し終わらないまでの時間に設定する。
【0012】
請求項の発明においては、前記金型は前記所定時間経過後に型締め力を落とす。また、請求項の発明においては、前記発泡領域は内部が発泡層で表面が未発泡層による3層構造で、前記発泡領域は未発泡層による1層構造とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を説明する前に、先ず本発明の原理を図1を参照して説明する。
図1において、1は発泡成形体であり、該発泡成形体1は内部が発泡層3で表面が未発泡層(スキン層2)の3層構造に形成された発泡領域4と未発泡層(スキン層2)の1層構造に形成された未発泡領域5とを有する。
【0014】
したがって、図1に示すように、光Aが発泡成形体1に照射されると、照射された光Aの一部は表面で反射されて反射光Bとなり、残りの光は発泡成形体1内に入り込む透過光Cとなる。
未発泡領域5では、照射された光の透過光Cはそのまま発泡成形体1内を通過する。したがって、未発泡領域5では反射光Bのみが反射され、樹脂によって決まる色調となる。
【0015】
一方、発泡領域4では、透過光Cは発泡層3内の発泡で乱反射され、反射光Bに乱反射光Dが加わる。したがって、発泡領域4の色調は不透明な白色光となる。
したがって、発泡成形体1を発泡領域4と未発泡領域5とを希望する領域に分けて構成することによって発泡成形体1の表面に異なる色調のデザインを施すことができる。
【0016】
次に本発明の発泡成形体の製造方法について説明する。本発明の発泡成形体の製造方法は、発泡領域と未発泡領域を有する発泡成形体を成型するにあたり、複雑な金型を用いず簡易な手段で成型できるものであるが、まず、本発明の製造方法を説明する前に、全体が発泡領域である3層構造の発泡成形体を製造する方法を図2を基にして説明し、次に、発泡領域と未発泡領域を区別して成型するための基礎となる、樹脂の充填から金型の開放までの時間と出来上がる発泡成形体との関係についてを、図3〜図4を基に説明する。
【0017】
図2において、20は金型で、金型20は可動金型21と固定金型22とで構成され、該可動金型21と固定金型22によってキャビティ6が構成される。また、可動金型21と固定金型22は図示しない金型締め圧制御部によって型締め力を制御されている。キャビティ6は厚み幅が均一であり、これにより、幅が均一な発泡体が成形される。
先ず図2(A)に示すように、キャビティ6内に発泡剤を含む樹脂7を射出し、図2(B)に示すようにキャビティ6内に充填する。
【0018】
この状態においては、金型20に接している部分から硬化が始まりスキン層が形成されていくが、金型20には金型締め圧制御部によって型締め圧が掛かっていることから、キャビティ6内部の樹脂の溶融部分では分解した発泡剤のガスが圧縮されるため、発泡が抑制される。その後、所定時間が経過しスキン層が適度な厚みに形成された後に、型締め圧を落として金型を開くと、キャビティ6内部の樹脂の溶融部分は、発泡が促進され発泡層として形成される。以上により、表面がスキン層で内部が発泡層となる3層構造の発泡成形体が形成される。
【0019】
この3層構造の発泡成形体を形成するにあたり、金型20に射出を完了してから金型20を開くまでの時間を変えることによって出来上がる発泡成形体は次のようになる。
まず、図3に示されるように、充域後t1 時間内に可動金型21を開くと、図4(A)に示されるように、硬化したスキン層2の厚さが薄く、発泡層3のセルが大きく厚みのある3層構造が形成される。
【0020】
図3に示すt1 〜t2 時間内に可動金型21を開くと、図4(B)に示すように、スキン層2の厚みが図4(A)の場合より厚くなり、かつ内部にも発泡層3が形成された3層構造が形成される。この状態が発泡成形体として最も好適である。
【0021】
次に図3で示すt2 〜t3 時間内に可動金型21を開くと、図4(C)に示すように、スキン層2の厚さが更に厚くなり、溶融部分が少なくなる。したがって発泡力が残っている部分は所定量発泡し発泡層となるが、発泡力の弱い部分は、そのまま硬化する。
【0022】
更に図3で示すt3 時間以後に可動金型21を開くと、図4(D)に示すように、ほぼ全体が硬化しているためスキン層2のみとなる。
このように、射出完了から金型の開放までの時間を長くすることによって、スキン層2はより厚く形成されるが、スキン層2の形成速度は材料の性質に依存していることから、キャビティ6の厚みを変えれば、射出完了からキャビティ内全体が硬化してスキン層のみからなる1層構造の成形体が得られるまでの時間は変化する。本発明の製造方法はこの現象を利用してなされるものであり、その原理について、図5、図6を基にして説明する。
【0023】
図5は同時に発泡領域4と未発泡領域5とを形成させる金型20を示している。
図5に示すように、金型20のキャビティ6内に、図1で説明した発泡領域4に対応する部分の厚さ6Aを未発泡領域5に対応する部分の厚さ6Bより厚くする。
【0024】
このような金型20のキャビティ6内に発泡剤を含む樹脂7を充填させると、時間の経過と共に図6で示す状態となる。なお図6の厚さ0.1mmは図5の6Bに対応し、厚さ0.2mmは図5の6Aの厚さに対応させている。
前述した図4の(A),(B),(C)および(D)の状態となる時間t1 ,t2 およびt3 は、キャビティ6の厚さに関係し、厚さが厚くなるに従って相対的に時間が長くなる。
【0025】
すなわち、図6で示す厚さ0.1mmに対する時間t1 ,t2 およびt3 に対して、厚さ0.2mmの場合はt1 ′,t2 ′およびt3 ′となる。
したがって、図5の厚さ6Bの未発泡領域5が、その全体が硬化しスキン層の1層構造となるt3以降であって、且つ、厚さ6Aの発泡領域4が、スキン層と発泡層の好適な3層構造として形成されるt2′までの時間(図6でA−B間)に、可動金型21を開くことによって、図1で示した状態の発泡成形体1が得られる。
【0026】
つぎに、図7〜図9を参照して、スピーカ振動板を発泡成形体で形成させる場合の実施例を説明する。
図7は可動金型21の正面図であり、全体が略円形に形成され、図7(A)では中心および中心より放射状に延びる部分を対象にキャビティの厚さを厚くして発泡領域4に、その他の部分を未発泡領域5としている。また図7(B)では中心部分より円周方向にキャビティの厚さを厚くし、厚くした部分の形状の一例を示しており、形状を変えることによって所望の音響特性を得るための補強がなされた振動板を得ることができるとともに、振動板上に図形をデザインすることができる。
【0027】
図8は発泡成形体によるスピーカ振動板1を製造するための射出成形機を示すものである。
同図に示す射出成形機における金型20の可動プラテン24に保持された可動金型21と固定プラテン25に保持された固定金型22との締め圧は、金型締め圧制御部30によって制御された型締めシリンダー10によってコントロールされている。
【0028】
固定金型22の射出口には、PP(ポリプロピレン)に発泡剤を添加した樹脂混合材を射出するための射出装置40の射出口が差し込まれている。射出装置40は、射出プロセス制御部31により制御された射出条件によってコントロールされている。また、射出装置40側からは、成形プロセスの情報が出力されるようになっており、その情報及び可動プラテン24側の距離の情報等に応じて金型締め圧制御部30による金型締め圧制御が行われる。
【0029】
続いて、以上のような構成の射出成形機による振動板の製造方法について説明する。
まず、図9(A)に示すように、型締め機構10によって金型20の可動金型21と固定金型22とを閉じ、射出装置40からPP(ポリプロピレン)に発泡剤を入れた樹脂混合材を射出する。
【0030】
このとき、樹脂混合材の温度は約240℃に保たれている。また、金型20のキャビティ面の温度は、約90℃に保たれている。更に、金型締め圧制御部30によって制御されている型締めシリンダー10による締め圧は、約100tに保たれている。更にまた、金型20の可動金型21と固定金型22とによって形成されるキャビティの厚みは発泡部が0.22mm、未発泡部が0.1mm程度とされている。
【0031】
またこのとき、同図(B)に示すように、可動金型21と固定金型22との間のキャビティに充填された樹脂混合材は、金型20に接している部分から固化が始まりスキン層2を形成し、溶融部分はスクリューから押し出される圧力と可動金型21及び固定金型22による締め圧が掛かるため、分解した発泡剤のガスは圧縮されて発泡が抑制されながら固化が進んでいく。
【0032】
次いで、同図(C)に示すように、樹脂混合材の充填完了直後、溶融部分の発泡剤の発泡圧力がまわりのスキン層(固化部分)2を押し広げるだけの力が残っているうちに、金型締め圧制御部30によって制御されている型締めシリンダー10による締め圧が瞬時に0t近くまで落とされる。これにより、溶融部分の圧縮されていた発泡剤の分解ガスがまわりの樹脂を押し広げながら脹らみ、発泡が開始される。
【0033】
ここで、可動金型21の型開きタイミングについて説明する。樹脂の充填が完全に終了する前に型開きを行ってしまうと、樹脂混合材が金型20の可動金型21及び固定金型22のキャビティ内部に入り込み過ぎ、製品の重量が重くなってしまい、反対にタイミングが遅いと樹脂の固化が進みすぎ、発泡剤が発泡できないまま完全固化してしまう。
【0034】
このため、図6で説明したように、未発泡領域5では硬化し、発泡領域4では良好な発泡が行われる時間AB間である0.10〜0.15秒後に型開きを行うことが好ましい。但し、これらの要件は、樹脂混合材の樹脂温度、金型20の温度、製品肉厚、発泡剤の添加量等の条件により変わってくる。
【0035】
上記の金型20を開く量は0.5mm程度とし、0.5mm開くことにより発泡部は0.5mm、未発泡部に金型と同じ0.1mmの成形体が得られる。また金型の開き速度は0.5mmを0.20秒、すなわち約2.5mm/sの速度で開くように、発泡剤、バネの力及び締め圧がコントロールされる。
【0036】
更に、金型20の可動金型21と固定金型22との間にバネを埋め込み、型締め圧力を下げたときの可動金型21の開放力を上げてやると、発泡倍率を上げることができる。
【0037】
ここで、この実施例で採用した射出成形機や発泡剤等の具体例について説明すると、PP(ポリプロピレン)としては、MA04三菱化学(株)にガラスファイバ5%、マイカ5%を添加したものを用い、発泡剤としては、EE−206 永和化成工業(株)のものを用い、配合比は発泡剤を0.1重量比とした。また、金型のキャビティの厚みは、発泡領域4に対応する部分6Aを0.30mm、未発泡領域に対応する部分6Bを0.15mmとした。射出成形機としては、ウルトラ220 住友重機械工業(株)を用いた。
【0038】
以上のような発泡成形体の成形方法により、発泡領域4が約1.7倍の厚みとなるように発泡して肉厚が0.50mmとなり、未発泡領域5は0.15mmとなる円錐型コーン形状が得られた。発泡領域4は表面にスキン層、内部に発泡層が形成された3層構造であり、発泡層による乱反射で白色不透明となる。一方、未発泡領域5はスキン層の1層構造であり、ポリプロピレンの半透明膜として形成される。このように、発泡領域4と未発泡領域5は色調が異なるため、所望のデザインを形成することができる。
【0039】
このように、この実施例では、型締め圧を与えた固定側金型21と可動側金型22との間のキャビティ内に射出装置40からPP(ポリプロピレン)に発泡剤を入れた樹脂混合材を射出した後、固定側金型21と可動側金型22との締め圧を落とすことにより金型を開かせて発泡剤の発泡を行わせた。
【0040】
したがって、スピーカ振動板用の樹脂に添加した発泡剤の発泡によって発泡成形振動板が得られるため、比重が下げられることから、剛性を下げずに軽量化を図ることが可能となる。
【0041】
また、従来の振動板全面が発泡領域となるように形成した振動板に比べて、音響特性上においても優れたものとすることができる。これを説明するにあたってまず、従来の発泡成形体による振動板の利点、欠点について説明する。成形体の剛性は材料のヤング率の1乗と厚さの3乗に比例するが、従来の発泡成形体による振動板は、比重を下げ厚さを増すことで、振動板に望まれる軽量且つ高剛性が達成され、分割共振周波数を高域にシフトできるため、歪み、ハイパワー時のなきのない振動板を実現していた。
【0042】
しかし、分割共振が発生した場合のピークディップは大きくなるという欠点があった。すなわち、図10は全体が未発泡の樹脂振動板の音響特性、図11は図10の振動板と同径、同重量である全体を発泡させた従来の発泡振動板の音響特性を示しているが、これらの図に示されるように、従来の発泡振動板は高域で発生した分割共振のレベルは大きくなっていた。
【0043】
そこで、本発明のように振動板の一部分を発泡させることで、軽量且つ高剛性であり分割共振レベルを抑えた発泡振動板を実現することができる。具体的には、図7(A)のように発泡領域4を半径方向に延在するリブとして形成するのが好適であり、発泡領域の部分的な形成で振動板の剛性をより高めることができる。しかも、リブの形成にあたって振動板の重量はほとんど増加することがないため、高域特性の劣化はない。
【0044】
また、発泡領域と未発泡領域を有する二色成形体を形成するための効果的条件としては、未発泡部が0.5mm以上になると、完全に固化する間での時間が長くなり、発泡の原理で説明した不安定な発泡が長く、発泡しない時間帯がくるのが遅くなる。これに対し、この時間帯に開いても発泡させたい部分が良好な発泡になるようにするには、未発泡部に対して3倍以上の厚さに設定しなければならなくなり、重くなってしまう。さらに、樹脂圧で発泡剤の発泡を抑えることが難しくなり、成形条件のばらつきなどで微細発泡が生じやすくなるため、未発泡領域の透明性が損なわれてしまう。従って、あまり重量を上げることなく効果的な補強効果を持たせるためには未発泡部が0.5mm以下であることが望ましい。
【0045】
なお実施例では可動金型21を開かせるのにバネを用いるようにしたが、機械的に開かせるようにしてもよい。
また実施例では金型20を閉じた状態で樹脂を射出充填させるようにしていたが、樹脂の射出前に所定量開いておき、樹脂を所定量射出してから金型を閉じて充填させ、その後金型を再び開き樹脂を発泡させるようにしてもよい。このようにすることによって、薄厚でも樹脂を均一に充填させることができ、歪みがなくなる。
【0046】
また実施例では、図5で説明したように、金型20のキャビティ6に、発泡領域となる部分の厚さを厚くするようにしていたが、図12に示すように、発泡領域となる部分21A′のみを移動可能とし、該発泡領域となる部分21Aを図3で説明した時間t1 〜t2 間に開くようにしてもよい。この場合は、2色成形体として施されるデザインが複雑になると、金型20の形成が難しく金型形成コストも上がるため、図5で説明した金型による成形の方がより好ましい。
【0047】
【発明の効果】
内部が発泡層で表面が未発泡層の3層構造に形成された発泡領域と未発泡層の1層構造の未発泡領域を有するようにしたので、剛性を劣化させることなく、表面に異なる色調でデザインされ、軽量で薄肉化されたスピーカ振動板を得ることができる。
【0048】
また金型のキャビティの厚さを、発泡領域に対しては厚くし、充填した樹脂が未発泡領域では硬化し、未発泡領域では内部に未硬化の状態となる時間で金型を開くようにしたので、容易に内部が発泡層で表面が未発泡層の3層構造に形成された発泡領域と未発泡層の1層構造の未発泡領域を有する発泡成形体およびスピーカ振動板を形成させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発泡成形体の断面図である。
【図2】本発明の原理を説明するための金型の断面図である。
【図3】本発明の原理を説明するための時間スケール図である。
【図4】本発明の原理を説明するための樹脂硬化状態説明図である。
【図5】本発明の金型の断面図である。
【図6】本発明の金型を開く時間を説明するための図である。
【図7】本発明のスピーカ振動板用金型の正面図である。
【図8】本発明の発泡成形体の成形方法の一実施例に係る射出成形機を示すものである。
【図9】スピーカ振動板の成形方法について説明するための図である。
【図10】未発泡領域のみで構成されたスピーカ振動板の周波数特性の一例を示す図である。
【図11】本発明によるスピーカ振動板の周波数特性の一例を示す図である。
【図12】本発明の金型の他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1 発泡成形体
2 スキン層(未発泡層)
3 発泡層
4 発泡領域
5 未発泡領域
6 キャビティ
7 樹脂
20 金型
21 可動金型
22 固定金型

Claims (8)

  1. 発泡剤を含む樹脂を射出成形することによって形成された発泡成形体によるスピーカ振動板であって、内部が発泡層で表面が未発泡層の3層構造に形成された発泡領域と未発泡層の1層構造の未発泡領域とを有することを特徴とする発泡成形体によるスピーカ振動板
  2. 前記樹脂は半透光性樹脂であることを特徴とする請求項1記載のスピーカ振動板
  3. 前記未発泡領域の厚さが0.5mm以下であることを特徴とする請求項1記載の発泡成形体によるスピーカ振動板。
  4. 前記スピーカ振動板は全体が略円形に形成され、前記発泡領域が振動板の中心に対して対となる領域に形成されることを特徴とする請求項1または2または3記載の発泡成形体によるスピーカ振動板。
  5. 発泡剤を含む樹脂を金型内に射出し、射出充填完了後所定時間が経過した後に金型全体を開かせることで、発泡領域と未発泡領域を有する発泡成形体を形成する発泡成形体の成形方法であって、前記金型のキャビティは前記発泡領域に対応する厚肉空間と前記未発泡部に対応する薄肉空間を有し、前記所定時間は、前記薄肉空間に充填された樹脂は硬化し、前記厚肉空間に充填された樹脂が硬化し終わらないまでの時間に設定されることを特徴とする発泡成形体の成形方法
  6. 発泡剤を含む樹脂を金型内に射出し、射出充填完了後所定時間が経過した後に金型全体を開かせることで、発泡領域と未発泡領域を有する発泡成形体を形成する発泡成形体によるスピーカ振動板の製造方法であって、前記金型のキャビティは前記発泡領域に対応する厚肉空間と前記未発泡部に対応する薄肉空間を有し、前記所定時間は、前記薄肉空間に充填された樹脂は硬化し、前記厚肉空間に充填された樹脂が硬化し終わらないまでの時間に設定されることを特徴とする発泡成形体によるスピーカ振動板の製造方法。
  7. 前記金型は前記所定時間経過後に型締め力を落とすことを特徴とする請求項6記載の発泡成形体によるスピーカ振動板の製造方法。
  8. 前記発泡領域は内部が発泡層で表面が未発泡層による3層構造で、前記発泡領域は未発泡層による1層構造であることを特徴とする請求項6または7記載の発泡成形体によるスピーカ振動板の製造方法。
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