JP3945507B2 - 数値制御装置 - Google Patents
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Description
このスキップ機能は、加工プログラムより、例えば
G31 Xx Yy Zz Ff;
(但し、X,Y,Z:軸を表すアドレス、x,y,z:各座標値、Ff:送り速度指令)のように指令され、G31指令による直線補間中、外部からスキップ信号が入力されると、即機械の送りを停止させ、残距離を捨てて次のブロックを実行するものである。
ところで、複数のスキップ信号(外部信号)を有し、スキップ信号が数値制御装置に入力される毎に、速度を段階的に低下させたり、段階的に増減させたりして、最終目的位置に工具等を移動させたい場合、このスキップ機能を利用する。
しかしながら、従来の数値制御装置は、1ブロックで1つのスキップ信号にしか対応できないスキップ指令しかできなかったので、複数のスキップ信号を有し、スキップ信号(外部信号)が数値制御装置に入力される毎に、速度を段階的に低下させたり、段階的に増減させたりしたい場合、スキップ指令を速度変化させたい数だけブロックに分け、各ブロック毎に上述のようなスキップ指令を行う必要があった。
またこの場合、スキップ指令を速度変化させたい数だけブロックに分ける必要に伴い、そのスキップ信号を効かせるため、必ずその信号範囲(スキップ信号間隔)に入るよう、移動距離を事前に計算し、その移動距離を指令する必要があった。
このため、スキップ信号(外部信号)が数値制御装置に入力される毎に、速度を段階的に低下させたり、段階的に増減させたりしたい場合、加工プログラムの作成に相当の手間を要した。
また、スキップ信号が入力されるとそのブロックの残距離がキャンセルされ速度が「0」になる。このため次ブロックの立ち上がりに時間を要し、スキップ信号(外部信号)が数値制御装置に入力される毎に、速度を段階的に低下させたり、段階的に増減させたりして工具等を最終目的位置まで移動させたい場合、時間がかかると言う課題があった。
この発明は上記目的を達成させるためになされたもので、数値制御用加工プログラムの1ブロック中に、そのブロックの通常の送り指令による送り速度とは異なる任意の送り速度を指令する任意の送り速度指令を、外部より入力される複数のスキップ信号に対応して複数指令できるスキップ指令を与えられるようにし、且つこのスキップ指令が与えられた場合、前記複数のスキップ信号の入力に応じた加減速制御を行う制御手段を備える構成としたものである。
また、数値制御用加工プログラムの1ブロック中に、通常の送り速度指令と、制御軸の終点座標と、そのブロックの通常の送り速度指令による送り速度とは異なる任意の送り速度を指令する任意の送り速度指令を、外部より入力される複数のスキップ信号に対応して複数指令できるスキップ指令とを与えられるようにし、且つこのスキップ指令が与えられた場合、前記複数のスキップ信号の入力に応じた加減速制御を行う制御手段を備える構成としたものである。
また、前記通常の送り速度指令による送り速度とは異なる任意の送り速度を指令する任意の送り速度指令を、通常の送り速度に対する割合を指令するものとしたものである。
更にまた、前記複数のスキップ信号に対応して任意の加減速パラメータを与えられるようにし、且つ前記制御手段を、この与えられた加減速パラメータを基に、前記複数のスキップ信号に対応して加減速制御を行うものとしたものである。
第2図はこの発明の実施の形態1に係わる数値制御装置のスキップ関連処理を示すフローチャートである。
第3図はこの発明の実施の形態1に係わる数値制御装置のスキップ動作時の速度指令波形を示す図である。
第4図はこの発明の実施の形態1に係わる数値制御装置において、時定数一定または傾き一定のスキップ動作をした場合の速度指令波形を示す図である。
第5図はこの発明の実施の形態1に係わる数値制御装置の加減速パラメータの設定状態を示す図である。
以下、この発明の実施の形態1を第1図〜第5図に基づいて説明する。
なお、第1図は要部ブロック図、第2図はスキップ関連処理を示すフローチャート、第3図はスキップ動作時の速度指令波形を示す図、第4図は時定数一定または傾き一定のスキップ動作をした場合の速度指令波形を示す図、第5図は加減速パラメータの設定状態を示す図である。
この数値制御装置は、数値制御装置内部の処理の流れは従来と同様である。即ち、第1図に示すように、表示装置、キーボード等のマンマシンインターフェース(MMI)2や、外部入出力機器23から入力された加工プログラム24、パラメータ等の設定データは、入出力データ処理部3や通信処理部7を経由してプログラム用メモリ4または設定データ保持メモリ18に格納される。
プログラム用メモリ4に格納された、または外部入出力機器23から直接入力される加工プロブラム24は、従来と同様に加工プログラム解析処理部5により解析される。
補間処理部12では、加工プログラム解析処理部5により解析されたデータを基に軸の補間データ、移動指令を作成する。その際、解析データが後述するスキップ指令である場合は、補間処理部12へ軸移動のデータを送付するとともに、軸制御処理部13にスキップ指令である事を通知する。
軸制御処理部13では、センサ信号入力インターフェイス29を通じてセンサ信号(スキップ信号)が入力されたとき、それに応じた処理(残移動距離をキャンセルする処理を行う他、本実施の形態1の特徴である複数のスキップ信号に対応するための移動距離を計算するとともに、軸の移動速度を変化させるための加減速処理)を行い、サーボアンプ19、主軸アンプ20に出力し、サーボモータ21、主軸モータ22を駆動する。
なお、この補間処理部12及び軸制御処理部13の詳細動作については、第2図を用いて後述する。
また、センサ信号(スキップ信号)を出力するセンサ(光センサ、リミットスイッチ等)30は、必要数に応じて被制御機械の所定の場所に夫々設置されている。また、例えばセンサ信号入力インターフェイス29の1番ピンに入力されるセンサ信号をスキップ信号1、2番ピンに入力されるセンサ信号をスキップ信号2とする等して、センサ信号をセンサ信号入力インターフェイス29で割り付け、数値制御装置に入力される複数のセンサ信号(スキップ信号)を区別できるように構成されている。
また、第4図に示すようにスキップ信号毎の加減速(時定数一定の加減速、傾き一定の加減速)を制御するため、第5図に示すように、加減速パターン、時定数、傾きなどの加減速パラメータを保持するメモリ領域を、設定データ保持メモリ18に確保してある。なお、この加減速パラメータデータの設定手順は、従来の軸制御パラメータと同様な手順に従い、基本的に外部入出力機器23と通信処理部7を通して、設定データを入力し、最終的に設定データ保持メモリ18に格納する。
また、加工プログラム解析処理部5で処理されたデータが補助指令(M指令)である場合には、従来と同様に、機械制御処理部10にそのデータが渡され、ラダー処理部9、PLCインターフェイス8及びDI/DO制御部(デジタル入出力制御部)11の作用により機械の制御(ATCの制御、クーラントON/OFFなど)を行う。
次に、この実施の形態1で用いられる加工プログラム中に指令されるスキップ指令のフォーマットについて説明する。即ち、このスキップ指令は、基本的に
Ggg Xx Yy Zz αa Ff F1=f1 F2=f2 F3=f3‥‥‥Fn=fn;
のように指令される。
但し、
Ggg:本実施の形態1のスキップ指令コード(例えばG31を用いる)、X,Y,Z,α:軸を表すアドレス、
x,y,z,a:各座標値、
Ff:切削送り開始時の送り速度指令で、Fは切削送り開始時の送り速度を指令するアドレス、fは切削送り開始時の送り速度指令値(mm/分)、
F1:スキップ信号1に対応する送り速度を指令するアドレス、
f1:スキップ信号1の入力時に指令される送り速度指令値(mm/分)、
F2:スキップ信号2に対応する送り速度を指令するアドレス、
f2:スキップ信号2の入力時に指令される送り速度指令値(mm/分)、
F3:スキップ信号3に対応する送り速度を指令するアドレス、
F3:スキップ信号3の入力時に指令される送り速度指令値(mm/分)、
Fn:スキップ信号nに対応する送り速度を指令するアドレス、
fn:スキップ信号nの入力時に指令される送り速度指令値(mm/分)、
である。
即ち、この実施の形態1で用いられる加工プログラム中に指令されるスキップ指令は、軸停止まで移動速度をセンサ30の入力により自由に変化させることができる加工プログラムを、容易に作成することができるよう、1ブロック中に、複数のスキップ信号に対応して速度変更を夫々指令できるフォーマットとなっている。
なお、f1,f2・・・fnに入力される値が「0」の場合、従来のスキップ機能と同様に、即座に軸停止し、残移動距離をキャンセルすることになる。
本実施の形態1に係る前記スキップ指令の一般的な使い方として、例えば第3図(A)に示すように、予想する停止位置から離れた位置からの軸移動を速く、停止位置に近づくほど減速させる制御があり、この場合、次のような指令フォーマットとなる。
Ggg Xx Yy Zz Ff F4=f4 F3=f3 F2=f2 F1=f1・・・・・・・・・・(1)
但し、f>f4>f3>f2,f1=0であり、またF1,f2,F3,F4はスキップ信号1〜4に対応する。
即ち、前記スキップ指令のように、移動始める時の移動速度をfで、予想停止位置から離れたところから、停止位置に近づく方向に沿って設置され、且つ停止位置から最も遠い位置からスキップ信号4,3,2,1を数値の大きいほうから順番に出力するように設置されている複数のセンサ30に対し、それぞれの番号に対応する移動速度(f4,f3,f2,f1)を高い値から低くなるように指定する。また、予想停止位置にあるセンサ30の番号に対応する移動速度を「0」に設定する。このように指令すると、複数のセンサ30に対応し、軸の移動速度を変化させながら、停止位置にあるセンサ30によって、軸移動を即座に停止させ、軸の残移動距離をキャンセルすることが可能になる。
また、例えば第3図(B)に示すように、停止位置までの途中で、加減速させる場合には、次のような指令フォーマットとなる。
Ggg Xx Yy Zz Ff F4=f3 F3=f4 F2=f2 F1=f1・・・・・・・・・・・(2)
但し、f>f4>f3>f2,f1=0であり、またF1,F2,F3,F4はスキップ信号1〜4に対応する。
また、本実施の形態1に係るスキップ指令は、下記スキップ指令(3)のように、前記スキップ指令(1)のように必ずセンサ番号順に指定する必要はなく、任意に設定可能である。また、軸移動を停止させるためのスキップ信号も、最後に指定できるほか、任意のセンサ番号に割り付けすることができる。
Ggg Xx Yy Zz αa Ff F2=f2 F1=f1 F3=f3‥‥‥Fn=fn;・・・・(3)
但し、f1,f2,fn≠0、f3=0であり、またF1,f2,F3,Fnはスキップ信号1〜nに対応する。
更にまた、本実施の形態1に係るスキップ指令は、下記スキップ指令(4)のように、軸停止スキップ信号を複数に割付することが可能である。この場合、先に入力した軸停止スキップ信号に従い、軸停止になる。
Ggg Xx Yy Zz αa Ff F1=f1 F2=f2 F3=f3‥‥‥Fn=fn;・・・・(4)
但し、f1,f3≠0、f2,fn=0であり、またF1,F2,F3,Fnはスキップ信号1〜nに対応する。
なお、f1,f2‥‥fnは実際の速度指令値(mm/分)ではなく、切削送り開始時の送り速度指令Ffに対する増減率の指令、例えば切削送り開始時の送り速度指令Ffに対し速度を何%増減させるかを表す「%」指令値を与えてもよい。
この実施の形態1で用いられる加工プログラム中に指令されるスキップ指令のフォーマットは、以上説明したような構成となっている。
次に前記補間処理部12と軸制御処理部13におけるスキップ処理について、主に第2図を用いて説明する。
即ち、前記スキップ指令は加工プログラム解析処理部5により解析され、補間処理部12へ、通常の軸切削送り指令と同様に、指定された各移動軸の移動速度の合成速度となるf、各軸の移動終点(x,y,z,a)、スキップ指令制御用のフラッグ及び他の軸移動に必要な条件が、渡される(ステップ1)。
補間処理部12において、通常の軸切削送り指令と同様に、渡された各移動軸の移動速度の合成速度となるf、各軸の移動終点(x,y,z,a)、スキップ指令制御用フラッグ及び他の軸移動に必要な条件を基に、軸毎の移動速度を算出する(ステップ2)。
次に、軸毎の現在値を、それぞれの終点座標と比較する(ステップ3)。各軸の移動終点(x,y,z,a)に到着した場合、軸の停止処理を行って指令ブロックの実行を完了し(ステップ10)、次の指令ブロックに移る。
また移動途中の場合、軸毎に、それぞれの移動速度と終点まで残移動距離を計算して軸移動制御する補間データを作成し、そしてスキップ指令制御用フラッグと共に、次の軸制御処理部13に渡す(ステップ4)。
軸制御処理部13では、スキップ制御用フラッグを基に、初期値の加減速パターン及びパラメータ、または第5図を用いて上述したように複数のスキップ信号にそれぞれ対応する加減速パラメータ(加減速パターン、時定数等)が設定されている場合、その加減速パラメータを設定パラメータ保持メモリ18より呼出し、目標速度fへ到達のため、軸毎の加減速処理を行う(ステップ5)。
なお、第5図を用いて上述したように複数のスキップ信号にそれぞれ対応する加減速パラメータ(加減速パターン、時定数、傾き等)が設定されている場合の加減速処理は、時定数一定の加減速パラメータが設定されている場合、第4図(A)に示すような速度指令波形となり、また傾き一定の加減速パラメータが設定されている場合、第4図(B)に示すような速度指令波形となる。
そして加減速処理を行った補間データを、次に軸毎のサーボアンプ19や主軸アンプ20へ出力し、サーボモータ21や主軸モータ22により軸を移動させる。その間にセンサ30からの入力信号をチェックする(ステップ6)。センサ30からの入力信号がなければ、補間処理部12へ戻し、軸移動後、更新した現在値と終点座標を比較し(ステップ3)、到着した場合、軸の停止処理へ移り(ステップ10)、移動中である場合、新たに補間データを作成する(ステップ4)。
軸制御処理部13で、サーボアンプ19や主軸アンプ20へ軸移動の出力をしている間、入力信号cが入った場合、まず入力のセンサ番号cに対応する速度の指定値fcをセットする(ステップ7)。
次に、セットした速度の指定値fcは「0」かどうかをチェックする(ステップ8)。「0」でない場合、軸移動速度を変更するセンサ信号と見なし、軸移動終点までの残移動距離を更新し、補間処理部12へ戻る。補間処理部12において、残移動距離と新しい軸移動速度を基に、次の補間データを作成する(ステップ3、4、5)。
軸制御処理部13において、入力のセンサ番号cに対応する速度の指定値fcが「0」である場合、停止するセンサ30の入力と見なし、従来のスキップ処理と同様に、各軸の残移動距離をキャンセルし、スキップ処理を行う(ステップ9)。
軸が停止した後、スキップ指令のブロックを完了し、次のブロックへ移行する(ステップ10)。
従って、前記スキップ指令(1)、即ち、
Ggg Xx Yy Zz Ff F4=f4 F3=f3 F2=f2 F1=f1・・・・・・・・・・(1)
(但し、f>f4>f3>f2,f1=0であり、またF1,f2,F3,F4はスキップ信号1〜4に対応する)
を実行する場合には、第3図(A)に示すような軸の移動速度指令波形となる。
また前記スキップ指令(2)、即ち、
Ggg Xx Yy Zz Ff F4=f3 F3=f4 F2=f2 F1=f1・・・・・・・・・・・(2)
(但し、f>f4>f3>f2,f1=0であり、またF1,F2,F3,F4はスキップ信号1〜4に対応する)
を実行する場合には、第3図(B)に示すような軸の移動速度指令波形となる。
なお、スキップ停止センサ信号(スキップ信号1)が入力された場合、軸の停止処理は、従来のスキップ処理と同様に、停止位置を正確にさせるため、ステップ停止に近い、位置ループ時定数にて軸の停止をさせる。
また、前記説明したように、時定数一定の加減速パラメータが、設定データ保持メモリ18に設定してある場合、第4図(A)に示すような軸の移動速度指令波形となり、また傾き一定の加減速パラメータが、設定データ保持メモリ18に設定してある場合、第4図(B)に示すような軸の移動速度指令波形となる。
従ってこの実施の形態1によれば、複数のスキップ信号(外部信号)を有し、スキップ信号が数値制御装置に入力される毎に、速度を段階的に低下させたり、段階的に増減させたりして工具等を最終目的位置まで移動させたい場合等にあっても、加工プログラムの作成が簡単な数値制御装置を得ることができる。
また、加減速制御の際、軸が停止しないため、動作にかかる時間を短縮できる。
また、時定数一定、または傾き一定のような加減速パラメータを、スキップ信号毎に任意に指定ができるため、より高速、かつ滑らかな加減速を実現する最適な加減速方式を提供できる。
Claims (4)
- 数値制御用加工プログラムの1ブロック中に、そのブロックの送り速度とは異なる送り速度を指令する送り速度指令を外部より入力される複数のスキップ信号に対応して複数指令できるスキップ指令を、与えられるようにし、且つこのスキップ指令が与えられた場合、前記複数のスキップ信号の入力に応じた加減速制御を行う制御手段を備えてなる数値制御装置。
- 数値制御用加工プログラムの1ブロック中に、そのブロックの送り速度指令と、制御軸の終点座標と、そのブロックの前記送り速度指令による送り速度とは異なる送り速度を指令する送り速度指令を、外部より入力される複数のスキップ信号に対応して複数指令できるスキップ指令とを与えられるようにし、且つこのスキップ指令が与えられた場合、前記複数のスキップ信号の入力に応じた加減速制御を行う制御手段を備えてなる数値制御装置。
- 前記ブロックの送り速度とは異なる送り速度を指令する送り速度指令は、前記ブロックの送り速度指令による送り速度に対する割合を指令するものであることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項記載の数値制御装置。
- 前記複数のスキップ信号に対応して任意の加減速パラメータを与えられるようにし、且つ前記制御手段は、この与えられた加減速パラメータを基に、前記複数のスキップ信号に対応して加減速制御を行うものであることを特徴とする請求の範囲第1項または第2項記載の数値制御装置。
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