JP3942874B2 - カーテンアプリケータ - Google Patents

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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Paper (AREA)
  • Polysaccharides And Polysaccharide Derivatives (AREA)
  • Formation And Processing Of Food Products (AREA)
  • Saccharide Compounds (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液体またはペースト状の塗布媒体、特に水性の顔料懸濁液から成る少なくとも1つの第1の層と少なくとも1つの第2の層とを移動ベースに塗布するための装置に関し、直接塗布の場合の前記ベースは、材料ウェブ、特に紙または厚紙ウェブの表面であり、間接塗布の場合、転写要素、好ましくは、次に塗布媒体を材料ウェブの表面に転写する転写ロールの表面であり、またアプリケータは少なくとも2つカーテンアプリケータユニットを具備し、その各々は、実質的に重力下で移動するカーテンまたはベールとして、放出ノズルからベースの上にそれぞれの塗布媒体を放出する。
【0002】
この点について、「実質的に重力下の」塗布媒体カーテンの運動が、ベースに向かって塗布媒体を駆動するすべての力の内で、重力が塗布媒体カーテンに最大の影響を及ぼすことを意味すると理解されることを指摘したい。しかし、重力下の運動はまた、別の力(例えば静電力による)によって補助し得るか、あるいは何か他の要因(例えば、ガイド要素に沿った運動時の粘性摩擦)によって影響を受け得る。
【0003】
材料ウェブは、原則として紙ウェブ、厚紙ウェブ、フィルムウェブまたは織物ウェブであり得るが、特殊紙の生産例を用いて本発明についてより詳細に説明する。この種類の特殊紙は、例えば、ノーカーボンの複写用紙(CB、CFまたはCFB紙)、インクジェットプリンタ用紙、シリコン処理紙、感熱紙、感光および感熱写真紙および同様の紙であり得る。
【0004】
【従来の技術】
ほとんど相互作用のない複数の塗布層の塗布を保証するために、換言すれば、塗布媒体の混合、あるいは別の1つ以上の層の引き続く塗布によって以前に塗布された1つまたは複数の層の損傷を確実に避けるために、DE19716647A1は、次の塗布層をベースに塗布する前に個々の塗布層を乾燥する方法を開示している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このことは、このアプリケータのために相当な寸法の利用可能な全体空間を必要とし、同時に乾燥装置、ウェブガイド要素等のために相当な設計上の支出を必要とする。
【0006】
DE19513531A1によって開示されたアプリケータの場合、塗布媒体は、外部の有害な影響から実際の塗布媒体カーテンを守るように意図される補助媒体によって「仕切られる」。この結果、塗布媒体の単一層を塗布するために使用されるアプリケータユニットは、複雑な構造になりやすい。さらに、塗布媒体と補助媒体との間の混合を完全に避けることができず、これはさらなる問題をはらむ。
【0007】
上述した事情に鑑み、本発明の目的は、より簡単な構造を有する冒頭に述べた種類のアプリケータ(液状またはペースト状の塗布媒体、特に水性顔料懸濁液の少なくとも1つの第1の層と少なくとも1つの第2の層とを移動ベースに塗布するための装置)を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため、この発明では、液状またはペースト状の塗布媒体、特に水性顔料懸濁液の少なくとも1つの第1の層と少なくとも1つの第2の層とを移動ベースに塗布するための装置であって、前記ベースが、直接塗布の場合、材料ウェブ、特に紙または厚紙ウェブの表面であり、間接塗布の場合、次に前記塗布媒体を前記材料ウェブの表面に転写する転写ロールの表面であり、少なくとも2つのカーテンアプリケータユニットを具備し、その各々が、実質的に重力下で移動するカーテンまたはベールとして、放出ノズルからベース上にそれぞれの塗布媒体を放出する装置において、前記2つのカーテンアプリケータユニット(16、22)の間に設けられた吸引/送風機ボックス(42)であって、前記2つのアプリケータユニット(16、22)、2つの前記塗布媒体カーテン(28、30)、前記ベース(U)および吸引/送風機ボックス(42)それ自体によって囲まれる空間(44)内の圧力を変化させる吸引/送風機ボックス(42)を配設するようにしている。
【0009】
【発明の実施の形態】
模範的な実施形態および添付図面を用いて、本発明について以下により詳細に説明する。
【0010】
図1では、本発明によるアプリケータは全体的に10によって示されている。アプリケータを使用して、ベースUに、例えば、走行方向Lに移動する紙ウェブ14に、多層コーティング12を塗布する。
【0011】
アプリケータ10は、第1の塗布媒体18、例えば澱粉溶液または澱粉懸濁液をプレコート20として紙ウェブ14の表面14aに塗布する第1のカーテンアプリケータユニット16を具備する。さらに、アプリケータ10は、第1のカーテンアプリケータユニット16によって塗布されるプレコート20の上に、トップコート26として塗布媒体24を塗布する第2のカーテンアプリケータユニット22を具備する。トップコート26の塗布媒体24は、例えば、インク充填マイクロカプセルの分散液または懸濁液であることができ、これらのマイクロカプセルは図1に点で示されている。
【0012】
両方のアプリケータユニット16と22は、塗布媒体カーテン28と30の形態の塗布媒体18と24をそれぞれ放出する。この場合、案内羽根32と34は、アプリケータユニット16、22の放出開口部16aと22aに直接隣接して設けられ、塗布媒体18または24の流動方向のその長さは、塗布媒体カーテン28または30が、分離エッジ32aと34aにおいて次に略垂直の経過(方向V)をとり、換言すれば、いわゆる「ティーポット効果」も示さず、また放物線状の分離エッジ32aまたは34aにわたって「飛び出さ」ないように、それぞれの塗布媒体の特性の関数として寸法決めされるか、または設定される。
【0013】
プレコートアプリケータユニット16の領域では、ドクタ要素36も、紙ウェブ14の表面14aに対して設定される。このドクタ要素36は、紙ウェブ14によってその表面14aに随伴される空気境界層Gを弱めるかまたは除去するために第一に使用される。第二に、ドクタ要素36は塗布媒体カーテン28をくい止め、塗布媒体18とドクタ要素36の表面36aとの間の粘性摩擦力の故に前記カーテンを安定させ、また紙ウェブ14の表面14aに向かって塗布媒体18を導く。
【0014】
本発明によれば、プレコートカーテン28およびトップコートカーテン30の2つの到達点(投射点(point of incidence))38と40は、互いに約100mm〜約500mmの間隔Dにある。この間隔Dは、プレコート20を紙ウェブ表面14a上に適切に固定するために十分であり、この結果、トップコートカーテン30が突き当たる結果としてのプレコート20への障害または損傷さえも恐れる必要がない。
【0015】
さらに、吸引/送風機ボックス42が、2つのカーテンアプリケータユニット16と22の間に設けられる。この吸引/送風機ボックス42を用いて、2つのアプリケータユニット16と22、2つの塗布媒体カーテン28と30、紙ウェブ14および吸引/送風機ボックス42それ自体によって囲まれる空間44内の圧力を変化させることができる。空間44内に負圧を生成するための空気の抽出、およびこの空間内に正圧を生成するための空気吹込みは、図1の矢印S(抽出)とB(吹き込み)によって示されている。
【0016】
負圧が生成される場合、第一に、ガイドドクタ36からのプレコートカーテン28の分離、第二に、プレコート20上のトップコート26の湿潤を改善し得る。領域44で支配する正圧によって、第一に、プレコート20を紙ウェブ14上により良く固定することができ、第二に、正圧が両方のカーテン28と30の揺れの傾向を低減するので、それらを安定させることができる。
【0017】
図2は、本発明によるアプリケータ10を使用できる塗布システム50の実施例を示している。この場合、本発明によるカーテンアプリケータ10によって、走行方向Lに移動する材料ウェブ14の表面14a上に、「ウェットオンウェット」塗布12が行われる。さらに、塗布層54も材料ウェブ14の裏面14bに塗布される。材料ウェブ14の裏面のコーティングは、間接的に動作するアプリケータユニット52によって実施され、前記アプリケータユニットは、最初に塗布媒体を転写ローラ56の表面56aに塗布し、次に、材料ウェブ14に向かって塗布媒体58を運ぶ。図示した塗布システム50では、ローラ56はまた、材料ウェブ14用のウェブ偏向要素として使用される。
【0018】
本発明によるアプリケータ10の下流側には、材料ウェブ14の走行方向Lに、別のウェブ偏向要素60が設けられる。図示した模範的な実施形態では、このウェブガイド要素60は、ウェブガイド要素60による「ウェットオンウェット」塗布12の障害をすべて防止するために、公知のように、接触することなく動作するウェブ偏向要素として、好ましくはエアターンとして構成される。次に、乾燥装置62がウェブガイド要素60の下流側に続く。
【0019】
図2による塗布システム50は、特にカーテンアプリケータ10の領域で材料ウェブが支持されずに走るという、特に簡単なウェブ案内を特徴とする。したがって、材料ウェブ14は、非常に慎重に3回コーティングすることができる。
【0020】
インク充填マイクロカプセルが紙前面の片側にコーティングされた紙(CF紙)を製造する実施例を用いて、本発明について上に説明してきたが、マイクロカプセルが紙裏面の片側にコーティングされた紙(CB紙)、あるいは両側にコーティングされた紙(CFB紙)を製造するために、本発明を同様に利用できることは、言うまでもない。
【0021】
なお、この発明では、アプリケータ10により、塗布媒体18、24の少なくとも1つが、実質的に最後に配量されるようにベースUに塗布されるようにしてもよい。
また、塗布結果を改良するため、少なくとも1つのガイド要素32、34、36をカーテンまたはベール28、30の落下通路に配設して、落下通路の少なくとも一部に沿って、実質的に落下通路の全幅にわたって、カーテンまたはベール28、30を案内するようにしている。この場合、「落下通路に沿って案内する」という言葉は、ガイド要素により自由落下に応じて塗布媒体カーテンを通路から偏向させ得ることもほとんど意味し得る。このガイド要素が塗布媒体カーテンに対して有する有利な効果は、塗布媒体が案内要素と接触したときに当初幾分制動され、このことが塗布媒体カーテンの形状を安定させるという事実に基づくと最も考えられる。しかし、ガイド要素に沿った塗布媒体の運動が大きくなるに従い、落下速度、より正確には案内要素に沿った塗布媒体の流速は、再び増加する。本発明による塗布媒体カーテンの安定化の結果、カーテンによって形成される塗布媒体層の品質に関連した不利益なしに、従来の自由落下の塗布媒体カーテンと比較して、カーテンの合計の落下高さを、したがって、全体的に達成し得る重力の大きさを増大することができる。塗布媒体の物理的性質においては、配量されたフィルム内にコーティングの均一性に有害な影響を及ぼす振動波が形成されるが、上記のことにより、自由落下の塗布媒体カーテンによって従来可能であった場合よりも、前記物理的性質によって制限されるフィルム伸張限界に、より近く迫ることができる。
なお、カーテン28、30の高さは、たとえば、約40mm〜約400mmである。
また、塗布媒体18、24は、たとえば、1mの作動幅につき約4l/分〜約100l/分の速度でベースU上に放出される。
なお、ベースUの走行速度は、たとえば、コーティンググラフィック紙の場合、最高3000m/分であるが、コーティング厚紙の場合、少なくとも200m/分である。
また、本発明のカーテンアプリケータによりコーティングされた材料ウェブ14の坪量は、たとえば、コーティンググラフィック紙の場合、約30g/m2 〜約150g/m2 であり、またコーティング厚紙の場合、約150g/m2 〜約1000g/m2 である。
また、本発明のカーテンアプリケータによりコーティングされる材料ウェブ14は、紙ウェブ、厚紙ウェブ、フィルムウェブまたは繊維ウェブであればよい。
【0022】
【発明の効果】
本発明によれば、上記目的は、2つの塗布媒体カーテンが約100mm〜約500mmの間隔でベースに突き当たる包括的なアプリケータによって達成される。驚くべきことに、この範囲の間隔は、依然湿っている第1の塗布層内への第2の塗布層の塗布(ウェットオンウェット塗布)にもかかわらず、塗布結果の品質の悪化を恐れる必要がない程度に最初に塗布された層の大きな固定を達成するのに、実際に十分であることが証明されている。
【0023】
上記の証明によれば、塗布媒体の混合を避けるために、材料ウェブの毛管作用による脱水の結果としてのプレコートの迅速な固定が有利であるので、本発明の発展形態では、第1の層を形成する塗布媒体の保水容量を、第2の層を形成する塗布媒体の保水容量よりも低くすることが提案される。
【0024】
塗布媒体の混合を確実に避けるために、第1の層を形成する塗布媒体の密度が、第2の層を形成する塗布媒体の密度よりも少なくとも10%高ければ、さらに有利である。この濃度差を維持することによって、第2の塗布媒体が、第1の塗布媒体によって形成された層の上に「浮き」、その中に沈みこまないことを保証することができる。
【0025】
さらに、第1の層を形成する塗布媒体の粘度が、第2の層を形成する塗布媒体の粘度よりも高ければ、このことは、トップコート(第2の塗布媒体)の塗布時の引張り荷重の結果としてのプレコート(第1の塗布媒体)に対する損傷の防止に貢献するので、有益である。
【0026】
原則として、種々の種類の塗布媒体は、本発明による多層アプリケータによって処理することができる。ごく一般的には、塗布媒体は、水溶液、あるいは固体粒子の水性分散体、例えばアクリレートまたはブタジエンスチレン分散体であり得る。この場合、固体粒子は、無機顔料または顕微鏡的プラスチック粒子、例えばプラスチック顔料またはインク充填マイクロカプセルまたは澱粉を含むことができる。塗布媒体の固体成分は、約5重量%〜約70重量%であり得る。さらに、塗布媒体は、約10mPas〜約2000mPasの100rev/分で決定されたブルックフィールド粘度を有し得る。
【0027】
第1の層を形成する塗布媒体は、例えば、以下に示した特性の少なくとも1つを有する澱粉溶液であり得る。
−固体成分が約2重量%〜約30重量%である特性、
−100rev/分で決定されたブルックフィールド粘度が約10mPas〜約150mPasである特性、
−密度が約0.8g/cm3 〜約1.1g/cm3 である特性。
【0028】
ここで、第1の層を形成する塗布媒体は、約2ml/m2 〜約20ml/m2 の層厚でベースに塗布し得る。
【0029】
対照的に、第2の層を形成する塗布媒体は、以下に示した特性の少なくとも1つを有するインク充填マイクロカプセルの分散体であり得る。
−マイクロカプセルの直径が約5μm〜約12μmである特性、
−固体成分が約20重量%〜約50重量%である特性、
−100rev/分で決定されたブルックフィールド粘度が約100mPas〜約400mPasである特性。
【0030】
この場合、種々の溶剤、および合成または天然の結合剤、例えばポリビニルアルコールまたは澱粉も使用できる。さらに、第2の層を形成する塗布媒体は、約5ml/m2 〜約30ml/m2 の層厚でベースに塗布し得る。
【0031】
第1および第2の塗布層を形成するための上述の塗布媒体は、特に、グラフィック紙、特にノーカーボン複写紙の製造に利用するために意図される。この場合のプレコート(第1の塗布媒体)は、第一に、ノーカーボン複写紙の表面に確実にインク充電マイクロカプセルを保持するトップコート(第2の塗布媒体)に収容される前記マイクロカプセル用のバリヤ層を提供する使命を有する。しかし、第二に、プレコートはまた、ベースペーパの凹凸を均一にし、またトップコート用に滑らかなベースを形成する使命を有し、このため、トップコートは、材料ウェブの全面にわたって実質的に一定の厚さで容易に形成することができる。これは、同様に均一なマイクロカプセルの分布のために、したがってノーカーボン複写紙によって達成されるラインの均一なインク密度にとって非常に重要である。マイクロカプセルを収容する媒体は、カーテン塗布方法を用いて特に慎重に塗布し得る。
【0032】
本発明の発展形態では、塗布媒体の少なくとも1つが、実質的に最後に配量されるようにベースに塗布されること(「1:1」塗布)が提案され、これは多くの見地から有利である。第一に、この手段によって塗布媒体の循環量を低減し得る。これによって、より小さな力の、したがってより費用効率の高いポンプ、より小さな断面積のカラーライン、より小さな保管容器等の使用が許容される。第二に、塗布媒体内の空気を濃縮する大きな循環量に関連したリスク、したがって塗布媒体の老化のリスクも低減できる。最後に、「1:1」塗布によって、原料またはすでにプレコートされた材料ウェブから離れる可能性のある水、繊維または他の物質による塗布媒体の汚染の低減も許容される。
【0033】
塗布結果を改良するために、本発明の発展形態は、少なくとも1つのガイド要素をカーテンまたはベールの落下通路に配設して、落下通路の少なくとも一部に沿って、実質的に落下通路の全幅にわたって、カーテンまたはベールを案内することを提案している。この場合、「落下通路に沿って案内する」という言葉は、ガイド要素により自由落下に応じて塗布媒体カーテンを通路から偏向させ得ることもほとんど意味し得る。このガイド要素が塗布媒体カーテンに対して有する有利な効果は、塗布媒体が案内要素と接触したときに当初幾分制動され、このことが塗布媒体カーテンの形状を安定させるという事実に基づくと最も考えられる。しかし、ガイド要素に沿った塗布媒体の運動が大きくなるに従い、落下速度、より正確には案内要素に沿った塗布媒体の流速は、再び増加する。本発明による塗布媒体カーテンの安定化の結果、カーテンによって形成される塗布媒体層の品質に関連した不利益なしに、従来の自由落下の塗布媒体カーテンと比較して、カーテンの合計の落下高さを、したがって、全体的に達成し得る重力の大きさを増大することができる。塗布媒体の物理的性質においては、配量されたフィルム内にコーティングの均一性に有害な影響を及ぼす振動波が形成されるが、上記のことにより、自由落下の塗布媒体カーテンによって従来可能であった場合よりも、前記物理的性質によって制限されるフィルム伸張限界に、より近く迫ることができる。
【0034】
塗布結果の品質を高めるために、カーテンアプリケータユニットの間の領域で、特に塗布媒体カーテンおよびベース上で支配する圧力に干渉するための装置を前記領域に割り当てることが、有利であり得る。それぞれ使用される塗布媒体に応じて、負圧の生成と正圧の生成の両方が有益であり得る。負圧が生成されるならば、第一に、ガイドドクタ(換言すれば、ベースによって随伴される空気境界層を弱めるために、前記ベースに対して配置されるガイド要素)からの第1の塗布媒体カーテンの分離と、第二に、プレコート上のトップコートの湿潤とを改善し得る。2つのアプリケータユニットの間の領域で支配する正圧によって、第一に、プレコートを移動材料ウェブ上により良く固定することができ、第二に、正圧が両方のカーテンの揺れの傾向を低減するので、それらを安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるアプリケータの概略側面図である。
【図2】 図1によるアプリケータが使用される模範的な塗布システムの概略図である。
【符号の説明】
10 アプリケータ、12 「ウェットオンウェット」塗布、14 紙ウェブ、14a 紙ウェブの表面、14b 紙ウェブの裏面、16 第1のカーテンアプリケータユニット、16a、22a 放出開口部、18 第1の塗布媒体、20プレコート、22 第2のカーテンアプリケータユニット、24 塗布媒体、26 トップコート、28、30 塗布媒体カーテン、32、34 案内羽根、32a、34a 分離エッジ、36 ドクタ要素、36a ドクタ要素の表面、38、40 到達点、42 吸引/送風機ボックス、44 領域、50 塗布システム、52 アプリケータユニット、54 塗布層、56 転写ローラ、56a 転写ローラの表面、58 塗布媒体、60 ウェブガイド要素、62 乾燥装置、D 間隔、G 空気境界層、L 走行方向、V 方向

Claims (23)

  1. 液状またはペースト状の塗布媒体(18、24)、特に水性顔料懸濁液の少なくとも1つの第1の層(20)と少なくとも1つの第2の層(26)とを移動ベース(U)に塗布するための装置(10)であって、
    前記ベース(U)が、直接塗布の場合、材料ウェブ(14)、特に紙または厚紙ウェブの表面(14a)であり、間接塗布の場合、次に前記塗布媒体を前記材料ウェブの表面に転写する転写ロールの表面であり、
    少なくとも2つのカーテンアプリケータユニット(16、22)を具備し、その各々が、実質的に重力下で移動するカーテンまたはベール(28、30)として、放出ノズル(16a、22a)からベース(U)上にそれぞれの塗布媒体(18、24)を放出する装置において、
    前記2つのカーテンアプリケータユニット(16、22)の間に設けられた吸引/送風機ボックス(42)であって、前記2つのアプリケータユニット(16、22)、2つの前記塗布媒体カーテン(28、30)、前記ベース(U)および吸引/送風機ボックス(42)それ自体によって囲まれる空間(44)内の圧力を変化させる吸引/送風機ボックス(42)
    を配設するようにしたことを特徴とする装置。
  2. 前記第1の層(20)を形成する塗布媒体(18)の含水率が、第2の層(26)を形成する塗布媒体(24)の含水率よりも低いことを特徴とする、請求項1に記載のアプリケータ。
  3. 前記第1の層(20)を形成する塗布媒体(18)の密度が、第2の層(26)を形成する塗布媒体(24)の密度よりも少なくとも10%高いことを特徴とする、請求項1または2に記載のアプリケータ。
  4. 前記第1の層(20)を形成する塗布媒体(18)の粘度が、第2の層(26)を形成する塗布媒体(24)の粘度よりも高いことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のアプリケータ。
  5. 前記塗布媒体(18、24)が、水溶液、あるいは固体粒子の水性分散体であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のアプリケータ。
  6. 前記固体粒子が、無機顔料またはプラスチック粒子を含むことを特徴とする、請求項5に記載のアプリケータ。
  7. 前記塗布媒体(18、24)が、約5重量%〜約70重量%の固体成分を有することを特徴とする、請求項5または6に記載のアプリケータ。
  8. 前記塗布媒体(18、24)が、約10mPas〜約2000mPasの100rev/分で決定されたブルックフィールド粘度を有することを特徴とする、請求項5〜7のいずれか1項に記載のアプリケータ。
  9. 前記第1の層(20)を形成する塗布媒体(18)が、澱粉溶液であるバリヤ層を形成し、該バリヤ層が、
    固体成分が約2重量%〜約30重量%である特性と、
    100rev/分で決定されたブルックフィールド粘度が約10mPas〜約150mPasである特性と、
    密度が約0.8g/cm3 〜約1.1g/cm3 である特性
    のうちの少なくとも1つを有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のアプリケータ。
  10. 前記第1の層(20)を形成する塗布媒体(18)が、約2ml/m2 〜約20ml/m2 の層厚でベース(U)に塗布されることを特徴とする、請求項9に記載のアプリケータ。
  11. 前記第2の層(26)を形成する塗布媒体(24)が、インク充填マイクロカプセルの分散体であり、該分散体が、
    前記マイクロカプセルの直径が約5μm〜約12μmである特性と、
    固体成分が約20重量%〜約50重量%である特性と、
    100rev/分で決定されたブルックフィールド粘度が約100mPas〜約400mPasである特性
    のうちの少なくとも1つを有することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項に記載のアプリケータ。
  12. 前記第2の層(26)を形成する塗布媒体(24)が、約5ml/m2 〜約30ml/m2 の層厚でベース(U)に塗布されることを特徴とする、請求項11に記載のアプリケータ。
  13. 前記塗布媒体(18、24)の少なくとも1つが、実質的に最後に配量されるようにベース(U)に塗布されることを特徴とする、請求項1〜12のいずれか1項に記載のアプリケータ。
  14. 前記2つの塗布媒体カーテン(28、30)が、約100mm〜約500mmの間隔(D)で前記ベース(U)に突き当たることを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載のアプリケータ。
  15. 少なくとも1つのガイド要素(32、34、36)が、カーテンまたはベール(28、30)の落下通路に配設されて、前記落下通路の少なくとも一部に沿って、実質的に前記落下通路の全幅にわたって、カーテンまたはベール(28、30)を案内することを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載のアプリケータ。
  16. 前記カーテン(28、30)の高さが約40mm〜約400mmであることを特徴とする、請求項1〜15のいずれか1項に記載のアプリケータ。
  17. 前記塗布媒体(18、24)が、1mの作動幅につき約4l/分〜約100l/分の速度でベース(U)上に放出されることを特徴とする、請求項1〜16のいずれか1項に記載のアプリケータ。
  18. 前記ベース(U)の走行速度が、コーティンググラフィック紙の場合、最高3000m/分であるが、コーティング厚紙の場合、少なくとも200m/分であることを特徴とする、請求項1〜17のいずれか1項に記載のアプリケータ。
  19. 前記コーティングされた材料ウェブ(14)の坪量が、コーティンググラフィック紙の場合、約30g/m2 〜約150g/m2 であり、またコーティング厚紙の場合、約150g/m2 〜約1000g/m2 であることを特徴とする、請求項1〜18のいずれか1項に記載のアプリケータ。
  20. 前記材料ウェブ(14)が、紙ウェブ、厚紙ウェブ、フィルムウェブまたは繊維ウェブであることを特徴とする、請求項1〜19のいずれか1項に記載のアプリケータ。
  21. 前記塗布媒体(18、24)は、アクリレートまたはブタジエンスチレン分散体の水性分散体であることを特徴とする、請求項5に記載のアプリケータ。
  22. 前記固体粒子が、プラスチック顔料またはインク充填マイクロカプセルまたは澱粉を含むことを特徴とする、請求項5に記載のアプリケータ。
  23. 略垂直方向に流動した前記第1の層(20)を形成する塗布媒体(18)のカーテンまたはベール(28)を、前記ベース(U)の表面に向かって導くガイド要素(36)を配設するようにしたことを特徴とする、請求項1〜14のいずれか1項に記載のアプリケータ。
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