JP3940403B2 - 特にリソグラフ装置における質量の位置の制御 - Google Patents
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Description
−放射投影ビームを供給する放射系と、
−所望のパターンに従って投影ビームにパターンを付与する働きをするパターン形成手段を支持する支持構造と、
−基板を保持する基板テーブルと、
−パターンが付与された投影ビームを基板の標的部分に投影する投影系と
を備える。
−放射投影ビームを供給する放射系と、
−所望のパターンに従って投影ビームにパターンを付与する働きをするパターン形成手段を支持する支持構造と、
−基板を保持する基板テーブルと、
−パターンが付与された投影ビームを基板の標的部分に投影する投影系と、
−質量がリソグラフ投影装置内の可動物体である、先に定義したコントローラと
を備えたリソグラフ投影装置に関する。
−放射感応材料層によって少なくとも部分的に覆われた基板を用意するステップと、
−放射系を使用して放射投影ビームを供給するステップと、
−パターン形成手段を使用して、投影ビームに断面パターンを付与するステップと、
−パターンが付与された放射ビームを放射感応材料層の標的部分に投影するステップと、
−質量の位置を制御するステップと
を含み、
前記質量が、基板を有する基板テーブルとパターン形成手段を有する支持構造のうちの少なくとも一方である、そのような方法をデバイス製造方法において使用する。
・放射(例えば波長11〜14nmのEUV放射)投影ビームPBを供給する放射系Ex、IL、この特定のケースでは放射源LAも含む放射系と、
・マスクMA(例えばレチクル)を保持するマスク・ホルダを備え、アイテムPLに対してマスクを正確に配置する第1の位置決め手段PMに接続された第1の物体テーブル(マスク・テーブル)MTと、
・基板W(例えばレジストでコーティングされたシリコン・ウェーハ)を保持する基板ホルダを備え、アイテムPLに対して基板を正確に配置する第2の位置決め手段PWに接続された第2の物体テーブル(基板テーブル)WTと、
・マスクMAの照射された部分を、基板Wの(例えば1つ又は複数のダイを含む)標的部分Cの表面に結像させる投影系(「レンズ」)PLと
を備えている。
1.ステップ・モードでは、マスク・テーブルMTを本質的に静止した状態に保ち、マスクの像全体を1つの標的部分Cの表面に一度に(すなわち1回の「閃光」で)投影する。次いで、ビームPBによって別の標的部分Cを照射できるように、基板テーブルWTをX及び/又はY方向に移動させる。
2.走査モードでは、本質的に同じシナリオが適用されるが、与えられた標的部分Cが1回の「閃光」では露光されない点が異なる。その代わりに、マスク・テーブルMTが、与えられた方向(いわゆる「走査方向」、例えばy方向)に速度vで移動することができ、そのため投影ビームPBはマスクの像の上を走査する。同時に、基板テーブルWTを、同じ方向又は反対方向に速度V=Mvで同期移動させる。ただし、MはレンズPLの倍率である(一般にM=/4又は1/5)。このようにすると、解像度を犠牲にすることなく、比較的に大きな標的部分Cを露光することができる。
1.1 オンライン質量推定:理由
マスク・ステージ及びウェーハ・ステージの位置決めの正確さは、設定点(setpoint)のフィードフォワードの正確さに大きく依存する。現在は、図2に示すような、(較正された)質量を使用した加速度設定点のフィードフォワードだけが使用されている。図2は、デカップリング等がない単純化された図であることが分かる。さらに、以下では、本発明を、ウェーハ・ステージ(すなわちウェーハ・テーブルWT及びウェーハW)に関して説明するが、本発明はマスク・ステージにも等しく適用できることを理解されたい。
オンライン質量推定の基本的な考え方は、ウェーハ・ステージへ入力される力及び結果として生じる位置変化から、すなわち第2の加算器ユニット10とウェーハ・ステージ12の出力信号から、ウェーハ・ステージ12の質量を連続的に推定することである。推定された質量は、乗算器14で使用されるフィードフォワード係数mffの修正に使用される。この推定が十分に高速である場合には、位置依存挙動を捕捉することができる。
2.1 基本設計概念
本発明に基づくオンライン推定の基本設計概念を図3に示す。図3中の図2と同じ参照符号は図2と同じ構成要素を指している。図2に加えて、第2の加算器ユニット10及びウェーハ・ステージ12の出力信号を入力信号として受け取る質量推定ユニット18が使用されている。質量推定ユニット18はこれらの入力信号から、乗算器14に出力する質量推定信号mestを計算する。
を生成する。これは、測定した加速度(測定加速度)に推定した質量(推定質量)
を掛けたものに等しい。
を生み出すために最小2乗法で使用する変数の1つである(次項参照)。以上をまとめたブロック図を図4に示す。この図には、ウェーハ・ステージ12から実位置信号を受け取り、加速度αを乗算器24に出力する2回微分器22が示されている。乗算器24は、加速度αを推定された質量
と掛け合わせる。
最小2乗法は一般に、入力/出力データからパラメータを推定するための方法である。ここでは、サンプルごとに新しい推定値を生成しなければならないため、帰納的最小2乗法だけを説明する。これは、全てのデータが予め使用可能であり、推定を一度だけ実施すればよい状況とは対照的である。
1.信号ベクトルω(k)の現在の値を求める。質量推定の場合にはこれが加速度の現在値α(k)に等しい。
2.パラメータ・ベクトルの以前の推定値
及び現在の信号ベクトルω(k)に基づいてモデルの出力を求める。質量推定の場合にはこれが、以前の質量推定値と測定加速度の現在値との積に等しい。
3.このモデル出力と実際の出力(質量推定の場合には力の現在値)とから、推定誤差e(k)を計算することができる。
4.上記帰納式を使用して適応利得行列Γ(k)を計算する。パラメータを1つだけ推定する質量推定の場合、この式はスカラー式になる。
5.Γ(k)、ω(k)及びe(k)を使用してパラメータの推定値を更新する。これによって新しい質量推定値が得られる。
初期に現れる複雑化は、制御力にオフセットが存在することである。これは、DAC、増幅器、又は重力成分を導く傾斜した石(tilted stone)によって導入される。加速度がゼロである間も、ある値の力が「作動」される。他の力が存在しない場合、推定器は、制御力が加速度を生じさせないから、この効果を無限大の質量と解釈する。
図6に、前項で論じた質量及びオフセットの推定値を示す。例えば2.1から2.2秒までの加速相の間、質量とオフセットがともに調整されていることが分かる。これは、等加速度領域において、最小2乗推定器がオフセットと利得とを区別できないことによる(大きなオフセットと大きな質量はともに必要な大きな力の原因となりうる)。これは、「持続励起」が低すぎる典型的な例である。このことはだいたいにおいて、正しいパラメータ更新を生み出す十分な周波数内容が信号にないことを意味する。
質量推定の結果についてはこれまでの項ですでにそのいくつかを示した。しかし、そのときにはまだ推定した質量はフィードフォワード経路上で有効ではなかった。この項では、フィードフォワード経路上で質量推定を有効にしたときのいくつかの結果について説明する。
加速相中の質量推定のドリフトのような挙動は、他の外乱が質量推定に影響を及ぼしていることが原因であると考えられる。その候補は例えば、制御ループに速度フィードフォワードが含まれないことである。他の候補は、ジャーク(加速度の導関数)及びスナップ(ジャークの導関数)フィードフォワードである。速度、ジャーク及びスナップの外乱に対する補償が存在しないため、推定器は、これらの効果を全て質量推定に「押し込んで」てしまう。
1.質量推定のみ、
2.質量及び速度フィードフォワードの推定
3.質量、速度及びジャーク・フィードフォワードの推定
4.質量、速度、ジャーク及びスナップ・フィードフォワードの推定
d=速度係数
m=質量
e=ジャーク係数
g=スナップ係数
である。
が乗じられ、次いで遅延ユニット44によって1.5時間間隔の遅延が与えられる。実加速度信号には、乗算器24で、推定質量
が乗じられ、次いで遅延ユニット46によって1時間間隔の遅延が与えられる。実ジャーク信号には、乗算器40で、推定ジャーク
が乗じられ、遅延ユニット50によって0.5時間間隔の遅延が与えられる。実スナップ信号には、乗算器42で、推定スナップ
が乗じられる。遅延ユニット44、46、50及び乗算器42の出力は、加算器ユニット52、54、56によって加算されて、減算ユニット26に推定力信号を与える。
多くのパラメータを同時に推定することは、以下のようなさまざまな理由から、全ての状況に対して完璧な解決策となるとは限らない。
1.行列計算(Γ!)が複雑となり、計算時間が長くなる。
2.励起は十分に持続していなければならないが、それは信号タイプによって異なる。質量(=加速度フィードフォワード)は加速度が十分に大きいときにしか推定してはならず、したがって、加速度設定点がある値よりも小さいときには推定はオフに切り換えられる。しかし、ジャーク・フィードフォワード推定は十分なジャークを必要とし、スナップ推定は十分なスナップを必要とし、速度フィードフォワード推定は十分な速度を必要とする。したがって、軌道のさまざまな相の間、これらの異なるパラメータの推定はオンに切り換えなければならず、最小2乗法を使用するときにはこれは不可能である。
3.全てのパラメータが時間変化するとは限らず、変化するパラメータに焦点を合わせなければならない。
コントローラの出力を調べると、停止に必要な出力はY位置の端で0.4Nも異なっていることが分かった。オフセットを除去する高域フィルタの周波数は1Hzであり、移動の完了には約0.32秒しかかからないことに留意されたい。したがって、高域フィルタは低い周波数に設定しすぎている可能性がある。このことを試験するため、高域フィルタにコーナ周波数10Hzを使用した実験を実施し、図14のコントローラ誤差及び図15の質量推定を得た(スナップ・フィードフォワードを使用した場合と使用しない場合の両方)。なお、0.22Ns/mの速度フィードフォワードも使用している。これらのプロットによれば、同じ位置で推定器は、移動方向の違いによって(加速度の符号が同じときでも)20g異なる質量を推定する。この現象は増幅器の非線形挙動が原因である。
質量推定はこれで相当に速くなったが、ジャーク相の間、目に見えるかなり大きな外乱が残っていることが分かる。これは、生成される加速度信号と力信号の間にタイミングの違いが残っていることが原因である。力の遅延を2.35から2.25サンプルに減らすことによって、質量推定は図16に示すようにより安定する。
以前の項で得られた知識を用い、以下の条件を使用して新たな試験を実施した。
(ノッチ2の後に導入)
スナップ・フィルターの周波数及び減衰:700Hz、d=0.7
スナップ遅延補正:400e−6秒
質量推定高域フィルタ:10Hz
力経路の質量推定遅延:2.25サンプル、力はスナップ導入前に抽出
質量推定忘却因子:0.995
速度フィードフォワード:0.22Ns/m露光ステージ(WT)、
0Ns/m測定ステージ(MT)
事前較正した公称質量フィードフォワード:露光:22.652kg、
測定:22.601kg
1.測定ステージMTに関して、フィードフォワード質量と推定質量との間に約60gの不一致が存在する。質量推定器の効果は、ピーク・サーボ誤差が100nm超から約35nmに低減することである。
2.露光ステージWTでは、質量推定単独の使用で、コントローラ誤差はかなり改善される(ピーク誤差は43nmから27nmに低減する)。元々の誤差が43nmと比較的に高いのは不正確な質量較正のためである。
3.スナップ・フィードフォワードを使用すると、質量推定器は、スナップ・フィードフォワードを使用しない場合に比べてわずかに変動の小さい質量を与える。
4.スナップ・フィードフォワードを使用すると、ウェーハ・ステージ・フィールドのピーク・コントローラ誤差がより一定になる。ピーク誤差は23nmから16nmに低減する。なお、スナップ・フィードフォーワードの利得及びタイミングは調整されなかった。推定スナップは、機械で使用される値よりも小さな値を指示する。改良の余地がある。
5.ジャーク相の間、質量推定器は急速に変化する。これは、最大加速度に達したときにだけ推定器をオンにすることによって改良することができる(これまでは、加速度がゼロでないときは常に推定器は有効であった)。この場合、加速相の終わりには推定器は正に一定であるが、加速相の開始時にはもっと落ちついていなければならない。これが図21に示されている。機械中での効果は次項で試験する。
2.10項と同じ試験を実施した。唯一の変更点は、加速度設定点がその最大に達したときにだけ質量推定を有効にしたことである。したがって、2.10項で述べた理由から、ジャーク相の間、調整は実施されなかった。露光ステージWTに対してまとめた結果を下表に示す。表11は、スナップ・フィードフォワードと質量推定の4つの組合せに対する結果をまとめた。スナップ・フィードフォワードと質量推定の組合せは、最初の試験よりもわずかによく実施されたことが分かる。明らかに、加速相の終りにフィードフォワード質量が一定であることによって最大誤差は改善される。これらのプロットでは、以前に述べたとおり、質量推定だけを使用したとき、サーボ誤差は、推定質量が公称値よりも小さいときに常により小さいことに留意されたい。さらにスナップ・フィードフォワードを使用した場合には、このことは当てはまらない。
1つのパラメータだけを推定する場合の代替実装を開発した。これは質量推定の場合にも当てはまる。
オフセット推定の場合、使用するモデルは以下のようなものになる。
4.1 基本的な考え方
以上に論じた第1の実施例では、フィードフォワードとして使用される唯一の推定パラメータが質量であった。この質量は実際に、「逆プロセス・ダイナミクス」の最も単純な形として機能する。これは力から加速度への伝達の逆である。追加のスナップ・フィードフォワードは、1つの(ゼロ減衰)共振を含むことによって、実際には、より良好な「逆プロセス・ダイナミクス」として機能する。
使用することができるこのような逆プロセス・ダイナミクス・推定器の最も一般的な構造は、図25に示すARX構造である。
使用できる他の基本設計概念はFIRフィルタである。FIRフィルタの利点は不安定にならないということである。その基本設計概念を図26に示す。
図27に、多数の推定パラメータに対する、FIRフィルタとARXフィルタの推定伝達関数を示す。FIRフィルタは20のFIRタップ(21パラメータ)を有し、ARXフィルタは10次(21パラメータ)のフィルタである。FIR伝達関数とARX伝達関数の類似は顕著である。図28に、両方のフィルタのフィードフォワード力を示す。図の「オーバシュート」は、スナップ・フィードフォワードとの顕著な類似を示している。図29に推定質量を示す。これは、それぞれのフィルタのDC利得に等しい。図30及び図31に、ずっと低次のフィルタの結果を示す。図30は、4タップ(5パラメータ)を有するFIRフィルタ及び2次ARXフィルタ(5パラメータ)の推定伝達関数を示している。図31は、この両方の状況のフィードフォワード力を示している。このフィードフォワードは、図27〜図29に関連したものとあまり変わらないが、図32に示す推定質量はARXの場合に比べはるかに不安定である。
Claims (11)
- 所望の質量加速度に応じたフィードフォワードを含む制御力を質量(12)に与えることによって、前記質量の位置を制御するように構成されたコントローラであって、
前記質量(12)の実際の位置の情報を含むフィードバック信号と、実際の制御力と、を検出し、
検出したフィードバック信号から得られる前記質量の実際の加速度と、検出した実際の制御力と、に基づいて、前記質量の加速度と制御力との間の相関関係を推定する推定パラメータを決定し、
前記推定パラメータ及び前記所望の質量加速度に基づいて調整した前記フィードフォワードを使用して前記制御力を決定する、
ように構成されていることを特徴とするコントローラ。 - 検出したフィードバック信号から得られる前記質量の実際の加速度と推定パラメータとに基づいて算出した推定力と、検出した実際の制御力と、の偏差を最小にするように、最小2乗法を用いて前記推定パラメータを決定する、
請求項1に記載のコントローラ。 - 前記制御力のオフセットを除去する高域フィルタを含む、
請求項1又は2に記載のコントローラ。 - 前記推定パラメータが、推定質量である、
請求項1から3までの何れか一項に記載のコントローラ。 - 検出したフィードバック信号及び検出した実際の制御力に基づいて、前記質量の速度と制御力との間の相関関係を推定する推定速度係数と、ジャークと制御力との間の相関関係を推定する推定ジャーク係数と、スナップと制御力との間の相関関係を推定する推定スナップ係数と、の少なくとも1つを決定し、
前記推定速度係数に所望の速度を乗じて得た速度フィードフォワードと、前記推定ジャーク係数に所望のジャークを乗じて得たジャーク・フィードフォワードと、前記推定スナップ係数に所望のスナップを乗じて得たスナップ・フィードフォワードと、の少なくとも1つを使用して前記制御力を決定する、
ように構成された、
請求項4又は5に記載のコントローラ。 - 放射投影ビームを供給する放射系と、
所望のパターンに従って前記投影ビームにパターンを付与する働きをするパターン形成手段を支持する支持構造と、
基板を保持する基板テーブルと、
パターンが付与された前記投影ビームを前記基板の標的部分に投影する投影系と、
前記質量がリソグラフ投影装置内の可動物体である、請求項1から6までのいずれか一項に記載のコントローラと、
を備えたリソグラフ投影装置。 - 前記可動物体が、パターン形成手段を有する前記支持構造と基板を有する前記基板テーブルのうちの少なくとも一方である、
請求項7に記載のリソグラフ投影装置。 - 所望の質量加速度に応じたフィードフォワードを含む制御力を質量(12)に与えることによって、前記質量の位置を制御する方法であって、
前記質量(12)の実際の位置の情報を含むフィードバック信号と、実際の制御力と、を検出し、
検出したフィードバック信号から得られる前記質量の実際の加速度と、検出した実際の制御力と、に基づいて、前記質量の加速度と制御力との間の相関関係を推定する推定パラメータを決定し、
前記推定パラメータ及び前記所望の質量加速度に基づいて調整した前記フィードフォワードを使用して前記制御力を決定する、
ことを特徴とする方法。 - 前記推定パラメータが、推定質量である、
請求項9に記載の方法。 - 基板テーブルによって支持され、放射感応材料層によって少なくとも部分的に覆われた基板を用意するステップと、
放射系を使用して放射投影ビームを供給するステップと、
支持構造によって支持されたパターン形成手段を使用して、前記投影ビームに断面パターンを付与するステップと、
パターンが付与された前記放射ビームを前記放射感応材料層の標的部分に投影するステップと、
前記質量の位置を制御するステップと、を含み、
前記質量が、前記基板を有する前記基板テーブルと前記パターン形成手段を有する前記支持構造のうちの少なくとも一方であり、
前記質量の位置を制御するステップが、請求項9又は10に記載の方法を含むものである、
デバイス製造方法。
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