JP3939932B2 - レバー式コネクタ - Google Patents

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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、レバー式コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
防水機能とシールド機能を備えた一対のコネクタ同士を手作業で嵌合・離脱する場合、一方のコネクタに設けた防水用のシールリングが他方のコネクタの周面に摺接することに起因する摩擦と、一方のコネクタに設けたシールドシェルの外周面と他方のコネクタに設けたシールドシェルの内周面とが摺接することに起因する摩擦が発生するが、この2つの摩擦抵抗は、円滑な嵌合操作及び円滑な離脱操作の妨げになる。
【0003】
そこで、操作性の向上を図るために、一方のコネクタにレバーを回動可能に設けるとともに、他方のコネクタにカムピンを設け、レバーのカム溝にカムピンを係合させた状態でレバーを回動させることにより両コネクタを嵌合又は離脱させるレバー構造が用いられている。このレバー構造によれば、回動操作力が小さくても、カム作用(テコ作用)により両コネクタに対して大きな嵌合力又は離脱力を付与することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図8及び図9に示すように、上記レバー式コネクタ100のレバー102は、左右方向に細長い操作部103の両端から一対の板状をなすアーム部104を突成するとともに、その両アーム部104にカム溝105を形成した形態とされ、コネクタハウジング101の左右外側面に突成した支持軸106に両アーム部104の軸受孔107を嵌合させることで、コネクタハウジング101に回動可能に支持される。このレバー側コネクタ100を相手側コネクタ(図示せず)に嵌合する際には、レバー102を所定の待機位置に位置決めし、カム溝105の入口を相手側コネクタのカムピン(図示せず)に向かって開口させておき、その状態で、両コネクタを接近させてカム溝105の入口にカムピンを進入させ、その状態からレバー102を回動させる。
【0005】
レバー102が上記待機位置にあるときに、コネクタ同士の嵌合方向、カム溝105の形態、コネクタハウジング101の形状等によっては、アーム部104の操作部103からの延出端部104Aが、下向きになる状態となる場合がある。
かかる状態でうっかり手を滑らせてレバー側コネクタ100を落とした場合、レバー側コネクタ100が若干斜めになっていると、床面G上には最初にアーム部104の突出端部104Aが衝突して、レバー側コネクタ100及びそのレバー式コネクタ100に接続されている電線(図示せず)の重量に起因する落下の衝撃が全てアーム部104にかかり、その結果、レバー102が破損したり、レバー102が支持軸106から外れる等の不具合を生じる虞がある。
【0006】
特に、電気自動車の動力回路などのように大電流が流れる回路に用いられる場合には、端子金具や電線が太くて重量があるため、衝撃が大きく、その分、レバーの損傷も大きくなる。
本願発明は上記事情に鑑みて創案され、落下時におけるレバーへの衝撃を回避し得るようにすることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、前方へ片持ち状に延出するフード部を有するコネクタハウジングと、操作部の両端から一対のアーム部を延出した形態であって、前記アーム部において前記フード部の左右両外側面に回動可能に支持されるレバーとを備え、前記レバーを待機位置にしてカム溝の入口を相手側コネクタのカムピンに向かって開口させ、この状態で前記カム溝の入口に前記カムピンを進入させて前記レバーを回動させることにより、前記相手側コネクタとの嵌合を行うようになっているとともに、前記レバーを待機位置にした状態では、前記アーム部の前記操作部からの延出端部が下向きとなるものにおいて、前記フード部の左右両端部には、前記レバーが前記待機位置にある状態で前記アーム部の延出端部よりも下方に突出するとともに、前記アーム部の前記延出端部と前記フード部の外側面との隙間を埋める形態の衝撃受け部が設けられており、前記衝撃受け部は、上端が前記フード部の外面に連なっていて前記アーム部の内面と対向する外側面と、左右方向における一方の端部が前記フード部の外周下面に対して面一状に連なった下面と、前記外側面の下端と前記下面の他方の端部とが略直角に連なることによって形成された角縁部と、前記角縁部を構成する前記下面から水平外向きに延出して、前記レバーが待機位置にある状態で前記アーム部の前記延出端部の下縁に対して近接して上下方向に対向する保護部とを有する形態とされている構成とした。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記衝撃受け部が、前記フード部の前端よりも後方に設けられている構成とした。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の発明において、前記フード部が、横長の長円形をなし、前記フード部の左右両端部における前記レバーの回動中心よりも下方の弧状領域が、下方に向かって前記アーム部に対して左右方向に離間するような形態となっており、前記衝撃受け部が、前記アーム部の延出端部と、前記フード部における前記レバーの回動中心よりも下方の弧状領域との隙間を埋めるような形態とされている構成とした。
【0009】
【発明の作用及び効果】
[請求項1の発明]
本発明のレバー式コネクタが、レバーが待機位置にあってアーム部の延出端部が下向きとなる姿勢で落下した場合、最初に衝撃受け部が落下面上に衝突し、落下の衝撃の大部分は衝撃受け部で受け止められることになる。よって、落下の衝撃がアーム部の延出端部に及ぶことは殆どない。
【0010】
また、落下の際には、衝撃受け部が一旦落下面に衝突した後に跳ね上がり、再び落下面上に落下したときにアーム部の延出端部が落下面に当たったり、アーム部の延出端部が他の部材などに当接することが懸念されるが、本発明では、衝撃受け部がアーム部の延出端部の内面に対して近接して対向しているので、アーム部の延出端部がコネクタハウジングの外側面側へ撓もうとしても、その延出端部が衝撃受け部に当接することによって大きく撓むことが阻止される。よって、延出端部の撓みに起因してレバーが破損したりコネクタハウジングから外れたりすることが防止される。
【0011】
[請求項3の発明]
落下の際には、衝撃受け部が一旦落下面に衝突した後に跳ね上がり、再び落下面上に落下したときにアーム部の延出端部が落下面に当たったり、アーム部の延出端部が他の部材などに当接することが懸念されるが、本発明では、アーム部の延出端部とコネクタハウジングの外側面との隙間が衝撃受け部によって埋められているので、レバーの延出端部がコネクタハウジングの側面側へ撓む虞がなく、かかる撓みに起因してレバーが破損したりコネクタハウジングから外れたりすることが防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】
参考例
以下、本発明の参考例を図1乃至図6を参照して説明する。
本参考例のレバー式コネクタAは、合成樹脂製のコネクタハウジング10と、同じく合成樹脂製のレバー20とを備えて構成されている。
コネクタハウジング10には、前方に突出する3つの円形をなす端子保持部11が左右に(水平に)並べて形成されているとともに、この3つの端子保持部11を一括して包囲する横長の長円形をなすフード部12が形成されている。各端子保持部11内には、夫々、後方から雌端子金具13(図4を参照)が挿入されている。また、コネクタハウジング10には、前端側部分が周方向に4片に分割された3つのシールドシェル14(図3を参照)が、各端子保持部11の外周に沿うように取り付けられている。このシールドシェル14は、端子保持部11内に収容された雌端子金具13を包囲することで、コネクタハウジング10内においてシールド機能を発揮する。また、フード部12の奥端面には、端子保持部11と同心の円形をなる嵌合筒部15(図3を参照)が突成されており、この嵌合筒部15の外周には、防水用のシールリング16(図3を参照)が外嵌されている。また、フード部12の左右両外側面には、一対の支持軸17が突成されている。さらに、フード部12には、その前端縁から後方へ細長く切欠された逃がし溝18が形成されている。
【0013】
レバー20は、左右方向に細長い操作部21と、この操作部21の左右両端から互いに平行に突出する一対の板状をなすアーム部22とを一体成形してなる。アーム部22には軸受孔23が形成されており、この軸受孔23を支持軸17に嵌合させることにより、レバー20はコネクタハウジング10に対して回動可能に取り付けられている。また、アーム部22の内側面には、入口24Aをアーム部22の外周縁に開口させたカム溝24が形成されている。カム溝24は、レバー20の軸受孔23を中心とする略渦巻状をなし、入口24Aから奥に向かって軸受孔23に接近するようになっている。
【0014】
相手側コネクタBは、フード部12の内周に沿うように嵌合される横長の長円形をなし、その正面(レバー式コネクタAと対向する面)には、3つの嵌合筒部15を個別に嵌合させる嵌合凹部30が形成されている。両コネクタA,Bが嵌合・離脱する過程では、嵌合筒部15の外周のシールリング16が弾性撓みした状態で嵌合凹部30の内周に摺接するようになっている。また、各嵌合凹部30内には、夫々、レバー式コネクタAのシールドシェル14の外面と接触可能なシールドシェル31(図3を参照)が設けられている。このシールドシェル31の自由状態における内径寸法は、レバー式コネクタAのシールドシェル14の外径よりも小さく設定されており、両コネクタA,Bが嵌合・離脱する過程では、シールドシェル31が拡径方向へ弾性撓みした状態でレバー式コネクタAのシールドシェル14に対して摺接するようになっている。また、相手側コネクタBの左右両外側面には、一対のカムピン32が突成されている。
【0015】
本参考例のレバー式コネクタAを相手側コネクタBに嵌合する際には、まず、レバー20を待機位置へ回動させておき、カム溝24の入口24Aが、前方(相手側コネクタBのカムピン32と対応する方向)に開口するとともに、フード部12の逃がし溝18と対応する状態としておく(図3を参照)。かかる状態でレバー式コネクタAを相手側コネクタBに接近させ、カムピン32をカム溝24の入口24Aに進入させるとともに、相手側コネクタBに対してフード部12を浅く外嵌させる。この状態からレバー20を回動させると、カム溝24とカムピン32との係合により、レバー式コネクタAが相手側コネクタBへ引き寄せられる。
【0016】
嵌合の過程では、シールドシェル14,31同士の弾性的な摺接に起因する摩擦抵抗と、シールリング16と嵌合凹部30の内周との間の弾性的な摺接に起因する摩擦抵抗、及び雌端子金具13と雄端子金具33(図3を参照)との間の弾性的な摺接に起因する摩擦抵抗が発生し、これらの摩擦抵抗が円滑な嵌合操作の妨げになるのであるが、レバー20の回動に伴うカム溝24とカムピン32との係合によるカム作用(テコ作用)により、レバー20の操作力が小さくても、円滑に両コネクタA,Bの嵌合動作を進めることができる。尚、両コネクタA,Bを離脱させるときには、上記と逆の手順(詳しい説明は省略する)で操作を行うが、この場合も、カム作用(テコ作用)により、小さい操作力によって両コネクタA,Bを円滑に離脱させることができる。
【0017】
さて、本参考例のレバー式コネクタAでは、レバー20を待機位置に回動させた状態において、アーム部22の操作部21からの延出端部22Aが下向きになる。つまり、操作部21が軸受孔23及び支持軸17の上方に位置するの対して、延出端部22Aが軸受孔23及び支持軸17の下方に位置する。また、延出端部22Aは、前後方向にほぼ直線状に延びているとともに、フード部12の下面とほぼ同じ高さとなっている。また、フード部12は長円形をなしていることから、正面から見た場合、図3に示すように、フード部12におけるレバー20の回動中心よりも下方の弧状領域は、下方に向かってアーム部22に対して水平方向(左右方向)に離間するような形態となっている。
【0018】
したがって、レバー式コネクタAを相手側コネクタBに嵌合しようとするときに手が滑ってレバー式コネクタAが落下した場合に、その落下姿勢が左右に傾いていると、落下面G上にアーム部22の下向きの延出端部22Aが衝突し、レバー式コネクタA及び雌端子金具13に接続されている電線(図示せず)の重量に起因する落下の衝撃が、全てアーム部22にかかることになる。もし、このようになると、レバー20が破損したり、レバー20が支持軸17から外れる等の不具合を生じる虞がある。
【0019】
そこで、その対策として、本参考例では次のような対策が講じられている。即ち、コネクタハウジング10のフード部12の下面における左右両端部には、レバー20が待機位置にある状態でアーム部22の延出端部22Aよりも下方に突出する衝撃受け部19が形成されている。また、この衝撃受け部19は、アーム部22の延出端部22Aとフード部12の外側面との隙間を埋めるような形態とされており、レバー20が待機位置にある状態では、衝撃受け部19の平坦状の外側面19Sがアーム部22の内面に対して殆ど隙間を空けない状態で対向するようになっている。また、衝撃受け部19の下面19Lはフード部12の下面に対して面一状に連続している。
【0020】
かかる構成としたことにより、レバー式コネクタAが、レバー20が待機位置にあってレバー20の延出端部22Aが下向きとなる姿勢で落下した場合、最初に衝撃受け部19の平坦上の下面19Lが落下面G上に衝突し、落下の衝撃の大部分は衝撃受け部19で受け止められることになる。また、図3に示すように、落下姿勢が左右方向に傾いている場合でも、左右いずれか一方の衝撃受け部19が落下面G上に衝突し、落下の衝撃の大部分は衝撃受け部19で受け止められることになる。尚、この場合、衝撃受け部19における下面19Lと外側面19Sとの繋がり部分である角縁部19Aが落下面Gに衝突することになる。このように、レバー式コネクタAが相手側コネクタBに対する嵌合時と概ね同じ姿勢(アーム部22の延出端部22Aが概ね下向きとなる姿勢)で落下した場合には、レバー20のアーム部22が落下面G上に衝突することがなく、落下の衝撃がアーム部22の延出端部22Aに及ぶことは殆どない。
【0021】
また、落下の際には、衝撃受け部19が一旦落下面Gに衝突した後に跳ね上がり、再び落下面G上に落下したときにアーム部22の延出端部22Aが落下面Gに当たったり、アーム部22の延出端部22Aが他の部材(図示せず)などに当接することが懸念されるが、本参考例では、衝撃受け部19の外側面19Sがアーム部22の延出端部22Aの内面に対して近接して対向しているので、アーム部22の延出端部22Aがコネクタハウジング10(フード部12)の外側面側へ撓もうとしても、その延出端部22Aがごく僅かに撓んだところで衝撃受け部19の外側面19Sに当接することになり、大きく撓むことが阻止される。また、アーム部22の延出端部22Aとフード部12の外側面との隙間が衝撃受け部19によって埋められているので、レバー20の延出端部22Aがフード部12側へ向けて大きく撓む虞がない。したがって、延出端部22Aの撓みに起因してレバー20が破損したりコネクタハウジング10から外れたりすることが防止されている。
【0022】
実施形態1
次に、本発明を具体化した実施形態1を図7を参照して説明する。
本実施形態1は、衝撃受け部35を上記参考例とは異なる構成としたものである。その他の構成については上記参考例と同じであるため、同じ構成については、同一符号を付し、構造、作用及び効果の説明は省略する。
本実施形態1の衝撃受け部35は、フード部12の下面における左右両端部に形成され、レバー20が待機位置にある状態でアーム部22の延出端部22Aよりも下方に突出する。また、この衝撃受け部35には、レバー20が待機位置にある状態でアーム部22の延出端部22Aの下縁に対して近接して対向する保護部36が水平外向きに形成されている。この衝撃受け部35は、参考例の衝撃受け部19と同様に、アーム部22の延出端部22Aとフード部12の外側面との隙間を埋めるとともに、衝撃受け部19の平坦状の外側面19Sがアーム部22の内面に対して殆ど隙間を空けない状態で対向するようになっている。
【0023】
かかる本実施形態1の衝撃受け部35は、保護部36を有しているので、レバー式コネクタBの落下時における傾き姿勢が参考例より大きい場合でも、アーム部22の延出端部22Aが落下面Gに衝突することを確実に防止することができる。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0024】
(1)上記実施形態では衝撃受け部を、コネクタハウジングの外側面とアーム部の延出端部との間の隙間を埋めるような形態としたが、本発明によれば、衝撃受け部は、コネクタハウジングとアーム部との隙間を空けたままで、アーム部の延出端部の比較的近傍位置に突出する形態としてもよい。
(2)上記実施形態では防水機能とシールド機能とを備えたレバー式コネクタについて説明したが、本発明によれば、防水機能とシールド機能のうちいずれか一方の機能を備えていないレバー式コネクタや、防水機能とシールド機能のいずれの機能も備えていないレバー式コネクタにも適用することができる。
【0025】
(3)上記実施形態では衝撃受け部がアーム部の延出端部の内面に対して近接して対向する形態としたが、本発明によれば、衝撃受け部があの延出端部に対して比較的大きな隙間を空ける形態としてもよい。
(4)上記実施形態では衝撃受け部がアーム部の延出端部とコネクタハウジング(フード部)の外側面との隙間を埋めるような形態としたが、本発明によれば、衝撃受け部がアーム部の延出端部とコネクタハウジング(フード部)の外側面との間に隙間を空けるような形態としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の参考例の正面側から見た斜視図
【図2】 背面側から見た斜視図
【図3】 正面図
【図4】 背面図
【図5】 側面図
【図6】 底面図
【図7】 本願発明の実施形態1の正面図
【図8】 従来例の斜視図
【図9】 従来例の正面図

Claims (3)

  1. 前方へ片持ち状に延出するフード部を有するコネクタハウジングと、
    操作部の両端から一対のアーム部を延出した形態であって、前記アーム部において前記フード部の左右両外側面に回動可能に支持されるレバーとを備え、
    前記レバーを待機位置にしてカム溝の入口を相手側コネクタのカムピンに向かって開口させ、この状態で前記カム溝の入口に前記カムピンを進入させて前記レバーを回動させることにより、前記相手側コネクタとの嵌合を行うようになっているとともに、
    前記レバーを待機位置にした状態では、前記アーム部の前記操作部からの延出端部が下向きとなるものにおいて、
    前記フード部の左右両端部には、前記レバーが前記待機位置にある状態で前記アーム部の延出端部よりも下方に突出するとともに、前記アーム部の前記延出端部と前記フード部の外側面との隙間を埋める形態の衝撃受け部が設けられており、
    前記衝撃受け部は、
    上端が前記フード部の外面に連なっていて前記アーム部の内面と対向する外側面と、
    左右方向における一方の端部が前記フード部の外周下面に対して面一状に連なった下面と、
    前記外側面の下端と前記下面の他方の端部とが略直角に連なることによって形成された角縁部と、
    前記角縁部を構成する前記下面から水平外向きに延出して、前記レバーが待機位置にある状態で前記アーム部の前記延出端部の下縁に対して近接して上下方向に対向する保護部とを有する形態とされていることを特徴とするレバー式コネクタ。
  2. 前記衝撃受け部が、前記フード部の前端よりも後方に設けられていることを特徴とする請求項1記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記フード部が、横長の長円形をなし、
    前記フード部の左右両端部における前記レバーの回動中心よりも下方の弧状領域が、下方に向かって前記アーム部に対して左右方向に離間するような形態となっており、
    前記衝撃受け部が、前記アーム部の延出端部と、前記フード部における前記レバーの回動中心よりも下方の弧状領域との隙間を埋めるような形態とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のレバー式コネクタ。
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