JP3939189B2 - 情報処理装置、製品の組立工程表示用プログラム、及び製品の組立工程表示方法 - Google Patents

情報処理装置、製品の組立工程表示用プログラム、及び製品の組立工程表示方法 Download PDF

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    • G06T2219/20Indexing scheme for editing of 3D models
    • G06T2219/2008Assembling, disassembling

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のパーツから組み立てられる製品の組立シーンを画面出力するための情報処理装置、製品の組立工程表示用プログラム、及び製品の組立工程表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
多数のパーツからなる製品の組立ラインの作業者に組立の手順を能率良く理解させるため、実物のパーツを用いた組立作業を撮影したビデオが用いられているが、このような教習用のビデオを作成するには多大な労力を必要とする。他方、情報処理装置を用いてディスプレイ上に仮想のパーツで組立シーンを表示させる方法では、撮影の手間を省くことができ、コストを削減する効果が期待されるが、ここでもパーツごとの画像データを用意する必要があり、これを新規に作成するには相応の労力を要する。これに対して、設計段階で作成されるCADデータをパーツの画像データに流用することができると、画像データ作成の手間が不要になり、組立シーン出力のためのデータを低コストに作成することが可能になる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、2次元CADで扱われる画像はパーツを一定の方向から見たもので、必ずしも組立シーンを表示させるのに適した画像ではなく、組立シーンを分かり易く表示することができない不都合がある。他方、3次元CADでは任意の角度を選択することができ、組立シーンを分かり易く表示することができるものの、組立シーンの出力のために膨大なデータを処理することになるため、事務用の汎用的なPCでは出力が困難であり、コストが嵩む不都合がある。
【0004】
本発明は、このような従来技術の問題点を解消するべく案出されたものであり、その主な目的は、組立シーンの出力で扱うデータ量が小さく、低い処理能力で組立シーンを出力することが可能であり、また設計などで作成されたデータを流用することができ、さらに組立シーンの表示に適した角度で見たパーツの画像を用いて組立シーンを分かり易く表示することができるように構成された情報処理装置、製品の組立工程表示用プログラム、及び製品の組立工程表示方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
このような目的を果たすために、本発明においては、情報処理装置の構成を、複数のパーツごとの画像を表す2次元データ、及び複数の前記パーツを組み付けた状態の中間組立品の画像を表す2次元データを記憶する2次元データ記憶手段と、前記2次元データを用いて、複数の前記パーツ別の画像によって前記中間組立品が組み上げられた段階で前記中間組立品の画像に差し替えられるように組立シーンを画面出力させる手順が記述された管理データを記憶する管理データ記憶手段と、前記管理データに基づく前記2次元データの出力制御により、前記パーツ別の画像によって前記中間組立品が組み上げられた段階で前記中間組立品の画像に差し替えて組立シーンを画面表示させる出力制御手段とを備えたものとした。これによると、データ量の少ない2次元画像データで組立シーンが出力されるため、組立シーン出力の負荷が軽減され、汎用的なPCを用いてコストを低減することができる。そしてパーツごとの2次元画像を重ね合わせて表示した場合に中間組立品の組み上がり状態が分かり難くなるのに対して、中間組立品が組み上げられた段階で中間組立品の画像に差し替えることで、見易い表示画面が得られる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の第の実施の態様に係る情報処理装置は、複数のパーツごとの画像を表す2次元データ、及び複数のパーツを組み付けた状態の中間組立品の画像を表す2次元データを記憶する2次元データ記憶手段と、2次元データを用いて、複数のパーツ別の画像によって中間組立品が組み上げられた段階で中間組立品の画像に差し替えられるように組立シーンを画面出力させる手順が記述された管理データを記憶する管理データ記憶手段と、パーツ別の画像によって中間組立品が組み上げられる組立シーンを画面表示させると共に中間組立品が組み上げられた段階で中間組立品の画像に差し替えて画面表示させる出力制御手段とを備えたものである。これによると、データ量の少ない2次元画像データで組立シーンが出力されるため、組立シーン出力の負荷が軽減され、汎用的なPCを用いてコストを低減することができる。そしてパーツごとの2次元画像を重ね合わせて表示した場合に中間組立品の組み上がり状態が分かり難くなるのに対して、中間組立品が組み上げられた段階で中間組立品の画像に差し替えることで、見易い表示画面が得られる。なお、必要であれば組立品からさらに組み立てられる上位の組立品の画像を表す2次元データを用意しておき、上位の組立品が組み立てられた段階で下位の組立品やパーツの画像を上位の組立品の画像に差し替えるものとする。
【0015】
本発明の第の実施の態様に係る情報処理装置は、前記第の実施の態様に係る構成において、組立工程で用いられる工具の画像データを記憶する工具データ記憶手段を備え、管理データには、パーツの画像と共に工具の画像を画面出力させる手順が記述され、出力制御手段は、管理データに基づいて工具の画像をパーツの画像と共に画面出力させるものである。これによると、組立の要領が分かり易くなり、教習の能率を高めることができる。この場合、管理データに、工具の画像を出力させる情報を格納しておけば良い。
【0016】
本発明の第の実施の態様に係る情報処理装置は、前記第の実施の態様に係る構成において、組立工程を説明する音声データを記憶する音声データ記憶手段と、音声データに基づいて音声を出力する音声出力手段とを備え、管理データには、パーツの画像の画面出力の最中に音声を出力させる手順が記述され、出力制御手段は、管理データに基づいてパーツの画像の画面出力の最中に音声出力手段に音声を出力させるものである。これによると、組立手順の理解が容易になり、教習の能率を高めることができる。この場合、管理データに、音声を出力させる情報を格納しておけば良い。
【0017】
本発明の第の実施の態様に係る情報処理装置は、前記第の実施の態様に係る構成において、管理データは、組立シーン内でパーツの組み付け方向に合わせて当該パーツの画像を移動させる画像移動情報を格納し、この画像移動情報にしたがって組み付けの際のパーツの動きが画面表示されるものである。これによると、組立の要領を容易に把握することができ、教習の能率を高めることができる。
【0019】
本発明の第の実施の態様に係る組立工程表示用プログラムは、複数のパーツごとの画像を表す2次元データ、及び複数のパーツを組み付けた状態の中間組立品の画像を表す2次元データを2次元データ記憶手段から読み出すステップと、2次元データを用いて複数のパーツ別の画像によって中間組立品が組み上げられた段階で中間組立品の画像に差し替えられるように組立シーンを画面出力させる手順が記述された管理データを管理データ記憶手段から読み出すステップと、管理データに基づく2次元データの出力制御を出力制御手段で行うことにより、パーツ別の画像によって中間組立品が組み上げられる組立シーンを画面表示させると共に中間組立品が組み上げられた段階で中間組立品の画像に差し替えて画面表示させるステップとを情報処理装置に実行させるものである。これによると、データ量の少ない2次元画像データで組立シーンが出力されるため、組立シーン出力の負荷が軽減され、汎用的なPCを用いてコストを低減することができる。そしてパーツごとの2次元画像を重ね合わせて表示した場合に中間組立品の組み上がり状態が分かり難くなるのに対して、中間組立品が組み上げられた段階で中間組立品の画像に差し替えることで、見易い表示画面が得られる。
【0021】
本発明の第の実施の態様に係る組立工程表示方法は、情報処理装置において、複数のパーツごとの画像を表す2次元データ、及び複数のパーツを組み付けた状態の中間組立品の画像を表す2次元データを2次元データ記憶手段から読み出し、2次元データを用いて複数のパーツ別の画像によって中間組立品が組み上げられた段階で中間組立品の画像に差し替えられるように組立シーンを画面出力させる手順が記述された管理データを管理データ記憶手段から読み出し、管理データに基づく2次元データの出力制御を出力制御手段で行うことにより、パーツ別の画像によって中間組立品が組み上げられる組立シーンを画面表示させると共に中間組立品が組み上げられた段階で中間組立品の画像に差し替えて画面表示させるものである。これによると、データ量の少ない2次元画像データで組立シーンが出力されるため、組立シーン出力の負荷が軽減され、汎用的なPCを用いてコストを低減することができる。そしてパーツごとの2次元画像を重ね合わせて表示した場合に組立品の組み上がり状態が分かり難くなるのに対して、中間組立品が組み上げられた段階で中間組立品の画像に差し替えることで、見易い表示画面が得られる。
【0022】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明による情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。この情報処理装置1は、組立シーン出力用PC(他の情報処理装置)2で組立シーンを画面出力させるために要するデータを生成するものであり、ハードディスク3に格納されたプログラムファイル4を読み出してCPU5で所要の処理が実行される。
【0024】
この情報処理装置1では、複数のパーツからなる組立品に関する3次元データを格納するCADファイル7がハードディスク(3次元データ記憶手段)3に格納され、この組立品に関する3次元データからパーツごとの3次元データが部品データ抽出部(データ抽出手段)8で取り出される。そしてここで得られたパーツごとの3次元データに基づいて所要の方向から見た当該パーツの画像を表す2次元のビットマップ画像データがビットマップ出力部(2次元データ作成手段)9で作成され、このパーツごとの画像データを格納する2次元データファイル10がハードディスク(2次元データ記憶手段)3に保存される。
【0025】
CADファイル7は、3次元CAD装置12からXVL(eXtentible Virtual world description Language)のデータフォーマットで出力させたものである。このCADファイル7には、3次元データの他に、複数のパーツから最終組立品に至る組立工程をツリー構造で示した部品ツリー情報が格納されている。
【0026】
部品データ抽出部8では、パーツの他に、パーツから最終組立品に至る組立工程の途中で組み上げられるアセンブリ(中間組立品)に対応する3次元データをCADファイルから取り出し、ここで得られたアセンブリの3次元データに基づいて当該アセンブリの2次元画像データがビットマップ出力部9で作成される。
【0027】
部品データ抽出部8でデータを取り出すパーツ及びアセンブリの指定は、CADファイル7の部品ツリー情報に基づいて行われ、この部品ツリー情報を読み出して部品ツリー管理部13にて解析して表示制御部14にてディスプレイ15に部品ツリー構造図を表示させ、この部品ツリー構造図で操作者がキーボードやポインティングデバイスからなる操作部16を操作して取り出すパーツ及びアセンブリを指定する。なお、詳細は、後に図8〜図12を参照して説明する。
【0028】
2次元データ作成の際の視点位置や投影角度などの2次元画像化のための変換条件の指定は、3次元データを視覚化したパーツやアセンブリの画像をディスプレイ15に表示させ、これを操作者が見て適切な変換条件を操作部16の操作で入力し、この入力情報が角度・拡大設定部18から部品データ抽出部8及びビットマップ出力部9に送られ、指定された変換条件による2次元画像データが作成される。またパーツやアセンブリの表示サイズに対する指定も、同様にディスプレイ15に表示させた画像を操作者が見て適切な表示サイズを操作部16の操作で入力し、この入力情報が角度・拡大設定部18からビットマップ出力部9に送られ、指定された表示サイズに対応する2次元拡大画像データが作成される。
【0029】
またこの情報処理装置1では、パーツ及びアセンブリごとの2次元データを用いて組立工程を画面出力させる手順が記述された管理テーブル(管理データ)が管理データ作成部(管理データ作成手段)20で作成される。この管理データ作成部20では、まずCADファイル7の部品ツリー情報に基づいて中間管理テーブルが作成され、これが中間管理データファイル21としてハードディスク3に保存される。またこの中間管理テーブルは、表示制御部14からディスプレイ15に表示され、操作者が操作部16を操作して内容を改変することができ、操作部16での入力情報が管理データ作成部20に送られて修正済みの管理テーブルが管理データファイル22としてハードディスク3に保存される。さらに管理データ作成部20では修正済みの管理テーブルを元に出力用管理テーブルが作成され、この出力用管理テーブルは出力用管理データファイル23としてハードディスク3に保存される。なお、詳細は、後に図13〜図15を参照して説明する。
【0030】
図2は、図1に示した組立シーン出力用PCの概略構成を示すブロック図である。この組立シーン出力用PC2は、図1に示した情報処理装置1で作成された2次元データファイル10及び出力用管理データファイル23がハードディスク(2次元データ記憶手段、管理データ記憶手段)31に格納され、これらのデータファイルを用いて組立工程を画面出力するものであり、ハードディスク31に格納されたプログラムファイル32を読み出してCPU33で所要の処理が実行される。
【0031】
この組立シーン出力用PC2では、ハードディスク31に格納された管理データファイル23が読み出されてその中の管理テーブルがシナリオテーブルとしてRAM34に展開され、さらにテーブル解析部35で解析されて実際に組立シーンの出力に要する情報がシナリオテーブルに設定され、このシナリオテーブルに基づいてオーサリング部(出力制御手段)36で組立シーン出力の制御が行われる。オーサリング部36では、データ抽出部37にてシナリオテーブルにしたがって所要のパーツ、アセンブリ及び完成品の画像データが2次元データファイル10から取り出され、それらの画像データをシナリオテーブルに記載の手順で処理することで組立シーンを表示制御部38からディスプレイ39に表示させることができる。またテーブル解析部35での処理により所要の情報が設定されたシナリオテーブルは、シナリオファイル作成部40でシナリオファイル41にまとめられてハードディスク31に格納され、組立シーンを再度出力する際に、このシナリオファイル41をハードディスク31から読み出してRAM34にシナリオテーブルを生成する。なお、シナリオテーブルの詳細は、後に図16を参照して説明する。また、シナリオファイルには、シナリオテーブルに記述された各項目ごとの情報が格納される。
【0032】
またこの組立シーン出力用PC2では、組立工程で用いられる工具の画像データを格納する工具データファイル42がハードディスク(工具データ記憶手段)31に保存されており、管理データファイル23の管理テーブルを元に生成したシナリオテーブルにしたがってオーサリング部36において該当する工具の画像データを読み出してパーツ及びアセンブリの画像と共に工具の画像が画面出力される。
【0033】
さらにこの組立シーン出力用PC2では、音声データを格納する音声データファイル43がハードディスク(音声データ記憶手段)31に保存されており、シナリオテーブルにしたがってオーサリング部36において該当する音声データを読み出して、パーツ及びアセンブリの画像の画面出力の最中に所要の音声が音声制御部44を介してスピーカ(音声出力手段)45にて出力される。
【0034】
図3〜図6は、図2に示した組立シーン出力用PCでの画面出力の概要を示している。ここでは、パーツからアセンブリが組み上げられた段階で、当該アセンブリを表すパーツの画像群をアセンブリを表す1つの画像に差し替えて画面出力される。また小型のパーツが登場するシーンではパーツやアセンブリの画像を部分拡大画像に差し替えて画面出力される。さらにパーツの組み付け方向に合わせて当該パーツの画像が移動するように画面出力される。
【0035】
パーツやアセンブリの画像は、背景が透過状態に設定され、前後に複数重ね合わせて表示される。また移動させる画像は、移動開始位置と移動終了位置とが座標指定され、固定された画像に対して移動終了位置で組み付け状態に表示される。ここでは簡易な例として、背景を含めた画像全体の表示寸法が表示枠に一致し、パーツそのものの画像が組み付け状態での表示枠上の位置に一致するように作成されており、表示枠に整合する位置でパーツが相互に組み付けられた状態に表示される。なお、パーツやアセンブリの画像は、作図の便宜上、線画で示したが、実際には陰影を伴う立体的なカラー画像が現れる。
【0036】
まず図3にはパーツA・BからアセンブリWK1を組み上げる第1のシーンが示されており、まず表示枠の位置にパーツAの画像(A.bmp)が固定表示され、同時にパーツBの画像(B.bmp)が表示枠外の左側位置から移動を開始し、実際に画面出力される表示枠内では、パーツBが左側縁から登場して右方向に移動し、パーツAの背面に組み付けられる。これによりアセンブリWK1の組み上げ状態となり、ここでパーツA・Bごとの画像がアセンブリの画像(WK1.bmp)に差し替えられる。
【0037】
図4・図5には、ドライバを用いてアセンブリWK1にパーツC(パーツA・Bを連結するビス)を組み付けてアセンブリWK2を組み上げる第2のシーンが示されており、まずアセンブリWK1の部分拡大画像(WK1-1.bmp)が表示され、同時にパーツCの画像(C.bmp)及びドライバの画像(Driver.bmp)表示枠外の右側位置から移動を開始し、実際に画面出力される表示枠内では、パーツC及びドライバが右側縁から登場して左方向に移動し、パーツCがアセンブリWK1に組み付けられる。これによりアセンブリWK2の組み上げ状態となり、ここでアセンブリWK1(実際にはパーツA・B)の孔にパーツCが嵌入したアセンブリWK2の拡大画像(WK2-1.bmp)に差し替えられる。
【0038】
図6には、アセンブリWK2にパーツDを組み付けて完成させる第3のシーンが示されており、まずアセンブリWK2の画像(WK2.bmp)が表示され、同時にパーツDの画像(D.bmp)が表示枠外の右側位置から左方向に移動を開始し、実際に画面出力される表示枠内では、パーツDが右側縁から登場して左方向に移動し、パーツDがアセンブリWK2に組み付けられる。これにより完成状態となり、ここでアセンブリWK2(実際にはパーツA)の孔にパーツDが嵌入した完成品TOPの画像(TOP.bmp)に差し替えられる。
【0039】
図7は、図2に示した組立シーン出力用PCでの画面出力の制御状況を示している。ここでは図3に示した第1のシーンを例に示しており、同一シーン内の画像(A.bmp, B.bmp, WK1.bmp)は全て同時に処理が開始し、パーツAの画像(A.bmp)及びパーツBの画像(B.bmp)は停止時間が0で最初から表示され、このうちパーツBの画像が表示時間の間に継続して移動表示される。アセンブリの画像(WK1.bmp)は、パーツA・Bの画像の表示時間が終了するまで表示が停止され、停止時間を経過したところでパーツA・Bの画像と差し替えられるように表示される。
【0040】
図8は、図1に示したデータ作成用の情報処理装置での部品ツリー構造図の表示画面を示している。この部品ツリー構造図は、パーツからアセンブリを経て完成品に至る階層構造を示すもので、CADファイルに格納された部品ツリー情報に基づいて画面表示され、組立シーンの画面出力の対象となるパーツやアセンブリを選択指定することができる。この部品ツリー構造図では、アセンブリを構成するパーツがアセンブリの下位に表示され、アセンブリを指定することでそれを構成するパーツ単位の画像と、これらの構成パーツが組み付いた状態の画像が出力される。この部品ツリー構造図は、組立手順に適合する構造に作成され、視覚により製品の構成が把握しやすいため、部品点数が多く、複雑な構成の製品でも、容易にかつ的確に出力対象を指定することができる。
【0041】
図9は、図1に示したデータ作成用の情報処理装置での出力対象部品の範囲指定の表示画面を示している。ここではパーツやアセンブリを個々に指定する個別指定の他、範囲指定が可能である。部品ツリー構造図の画面上で指定された開始部品及び終了部品が開始ASSY表示欄51及び終了ASSY表示欄52に表示され、ここで追加ボタン53を操作することで一覧表(開始/終了ASSY指定一覧)54に指定範囲が表示され、ここに表示された指定範囲で以降の処理対象が設定される。不要な範囲指定は一覧表54中で選択した上で削除ボタン55を操作することで一覧表から削除され、範囲指定が解除される。
【0042】
図10・図11・図12は、図1に示したデータ作成用の情報処理装置での部品ツリー構造図の表示画面の他の例を示す図である。図10に示すように開始のみを指定して終了を指定しないと単品の指定となり、これがアセンブリ(ASSY1)であればその組み上がり状態の画像とそれを構成するパーツ(Parts1〜Parts4)ごとの画像が出力される。図11に示すように開始と終了との双方を指定するとその間の全てのパーツ及びアセンブリが対象となり、アセンブリ(ASSY1)の画像並びにこれに属するパーツ(Parts1〜Parts4)の画像と、パーツ(Parts10)の画像と、アセンブリ(ASSY2)の組み上がり状態の画像が出力される。図12に示すように終了のみを指定して開始を指定しないと単品の指定となり、パーツ(Parts4)の画像のみが出力される。このようにして部品ツリー構造図上で出力対象を自由に指定することができる。なお、終了が開始の上位にある場合はエラーとして出力を行わない。
【0043】
図13は、図1に示した管理テーブル作成部で作成される中間管理テーブルを示す図である。この中間管理テーブルは、CADファイルの部品ツリー情報に基づいて作成され、出力対象となるパーツ、アセンブリ及び完成品の名称(Parts)に対応させて、組立シーンの出力での処理順位を指定する組立順位番号(No)、次行の画像の表示を開始させるまでの待ち時間を示す設定時間(Time)、出力対象画像を移動表示させる際の移動方向情報(画像移動情報)(move)、出力対象画像の表示位置、表示角度及び表示サイズの変更処理の要否を指定する表示変更指定情報(view change)、出力対象の内部識別情報(UID)、パーツとアセンブリとの別を示す構成要素情報(Comp flg)、同一シーン内で出力対象画像を複数表示させる際の前後位置を指定する表示階層順位情報(dept)、工具のように2次元データファイルに出力対象画像がないことを示す種類情報(kind)、組立と逆手順で分解シーンを画面出力する際に出力を行わないように指示する逆展開無視情報(Non rev)が格納されている。
【0044】
組立順位番号(No)が同じものは同一シーンを構成し、同時に処理が開始される。設定時間(Time)では、秒数が指定される。移動方向情報(move)では、「0」で固定表示、「1」で右から左への移動、「2」で左から右への移動が指定される。表示変更指定情報(view change)では、「1」で表示変更の指定が行われ、後に具体的な変更の指定を行う画面が表示されて操作者に指定の操作を行わせる。内部識別情報(UID)は、自動的に付与されるもので、変更することはできない。構成要素情報(Comp flg)では、「1」でパーツ、「2」でアセンブリに設定される。表示階層順位情報(dept)では、同一シーン内に「0」以外の指定があればそれが実際の表示階層順位となり、数値の大きいものが手前側に表示される。同一シーン内に「0」の指定しかなければ、行の並びにしたがって実際の表示階層順位が設定され、後の行のものが順次手前側に表示される。逆展開無視情報(Non rev)では、「1」で非表示に設定される。
【0045】
図14は、図1に示した管理データファイルに格納される管理テーブルを示す図である。この管理テーブルは、前記の中間管理テーブルを元にして操作者の入力により修正されたものであり、格納される情報項目は中間管理テーブルと同一である。ここでは、まずパーツAとパーツBとを組み付けたアセンブリWK1、アセンブリWK1とパーツCとを組み付けたアセンブリWK2、並びにドライバが追加されている。また実際の組付手順を考慮して設定時間(Time)及び移動方向情報(move)が修正されている。さらに表示変更指定情報(view change)は、第2のシーンで小さなパーツCに合わせてアセンブリWK1を拡大表示させる変更を行うことができるように修正されている。最終行には、1連の組立シーンを繰り返し画面出力させるためのリピート指定情報(R)が付加されている。なお、管理データファイルはCSV形式とすることで汎用的な表計算アプリケーションでの修正が可能である。
【0046】
図15は、図1に示した出力用管理データファイルに格納される出力用管理テーブルを示す図である。この出力用管理テーブルは、2次元データファイルに格納される出力対象画像のファイル名(filename)に対応させて、組立順位番号(No)、設定時間(Time)、移動方向情報(move)、表示階層順位情報(dept)、透過色情報(through color)、逆展開無視情報(Non rev)が格納されている。透過色情報(through color)は、背景の色を指定するものであり、ここではRGB3原色16進数表示にしたがって黒が指定されている。この他は前記の管理テーブルと同様である。
【0047】
図16は、図2に示したRAM上に生成するシナリオテーブルを示している。このシナリオテーブルは、オーサリング部で組立シーンを出力する際に用いられるもので、管理ファイルの管理テーブルに基づいて生成される。このシナリオテーブルは、シーンごとに用意され、管理テーブル中のファイル名(filename)、移動方向情報(move)、表示階層順位情報(dept)の他に、管理テーブルの解析により表示時間、停止時間、表示する座標、移動する座標の各情報が設定される。表示時間及び停止時間の各情報は、管理テーブルの設定時間(Time)から求められる。表示する座標(移動開始位置)及び移動する座標(移動終了位置または移動量)の各情報は、管理テーブルの移動方向情報(move)から求められ、具体的な座標が設定される。この他、画像を曲線移動させる場合の軌跡情報などを設定することも可能である。
【0048】
図17は、図1に示した情報処理装置によるデータ生成処理の手順を示すフロー図である。ここでは、部品ツリー構造図で出力対象が指定されると、中間管理テーブルが作成され、さらにビットマップ出力の指示が行われると、中間管理テーブルを元にして操作者による管理テーブルの修正作業が行われ、これが終了すると、CADファイルの3次元データをもとに出力対象の2次元画像データが作成される。
【0049】
まずステップ101にてCADファイルの部品ツリー情報が読み込まれ、つづくステップ102にて部品ツリー構成図がディスプレイに表示される。そしてステップ103にてディスプレイの表示画面上で他の処理が選択されるとステップ104に進んでそれに対応する処理が実行される。他方、ステップ103にて部品の選択入力があればステップ105に進んで中間管理テーブルが作成され、つづくステップ106にてビットマップ出力の指示があればステップ107に進み、ビットマップ出力の指示がなければステップ103に戻る。
【0050】
ステップ107では、修正可能な状態で中間管理テーブルがディスプレイに表示され、操作者により管理テーブルの修正作業が行われると、つづくステップ108にて管理データ作成部で修正済みの管理テーブルデータが作成され、ステップ109に進む。
【0051】
ステップ109では管理テーブルに出力対象として指定されたパーツやアセンブリの3次元データがCADファイルの3次元データから抽出され、つづくステップ110にてその3次元データを元にパーツやアセンブリのビットマップ画像データが出力され、ステップ111にてそのビットマップ画像データが2次元データファイルとしてハードディスクに格納される。以上の処理が管理テーブルの先頭行から最終行まで繰り返し行われ、ステップ112にて最終行の処理が終了したものと判定されると、ステップ113に進んで操作者の指定に応じてリピートコマンドを付加する処理が行われる。
【0052】
図18は、図2に示した組立シーン出力用PCでの組立シーンの出力処理の手順を示すフロー図である。ここでは、最初の組立シーン出力でシナリオファイルがハードディスクになければ管理データファイルからシナリオテーブルを生成してこれに基づいて組立シーンが出力され、他方既にシナリオファイルがある場合には、そのシナリオファイルに基づいてシナリオテーブルを生成して組立シーンが出力される。
【0053】
まずステップ201にてシナリオファイルがない場合には、ステップ202に進んで管理データファイルを読み出し、つづくステップ203にて管理テーブルを元にしてRAM上にシナリオテーブルを生成すると共にデータ解析により所要の情報をシナリオテーブルに設定する処理が行われてステップ205に進む。他方、ステップ201にてシナリオファイルがあれば、ステップ204に進んでシナリオファイルを読み出してRAM上にシナリオテーブルを生成してステップ205に進む。
【0054】
ステップ205ではオーサリング部においてRAMのシナリオテーブルを読み込み、つづくステップ206にて2次元データファイル、工具データファイル、音声データファイルをハードディスクから読み出して、シナリオテーブルに指定されたパーツ、アセンブリ及び完成品の画像データ、工具の画像データ並びに音声データを取り出し、つづくステップ207にてシナリオテーブルにしたがって画像データ及び音声データの出力制御が行われ、組立シーンが画面出力されると共に説明の音声が出力される。次にステップ208にてリピートの指定があるものと判定されるとステップ205に戻り、再度組立シーンの出力が行われる。
【0055】
図19・図20は、図18に示した管理データからシナリオテーブルを生成する処理の手順を示すフロー図である。ここでは、管理テーブルのデータをRAM上に展開してシーンごとに分けたシナリオテーブルが作成された後、そのデータを解析してオーサリング部での出力制御に要する情報がシナリオテーブルに設定される。
【0056】
まずステップ301にて管理テーブル全体を通した行番号M、シーンごとの行番号Nをそれぞれ1とする初期化を行う。そしてステップ302にて管理テーブルのM行目のデータを読み込み、つづくステップ303に管理テーブルが終わりでない、すなわち読み込み対象の行があると判定されると、ステップ304に進んでM行目の組立順位番号(No)の値をシーン番号Sに設定し、つづくステップ305にてM行目のデータをS番目のシーンのN行目としてシナリオテーブルに格納してステップ306に進む。
【0057】
ステップ306では全体行番号Mを1増分して次の行に移行し、つづくステップ307にて管理テーブルのM行目のデータを読み込む。そしてステップ308にて管理テーブルが終わりか否かを判定し、終わりでなければステップ309に進んでM行目の組立順位番号(No)の値がシーン番号Sに等しいか、すなわちシーンが変わっていないか否かを判定し、シーンが変わっていればステップ310に進んで全体行番号Mを1増分すると共にシーン別行番号Nを1としてステップ302に戻り、次のシーンのテーブルの処理に移行する。
【0058】
他方、ステップ309にてシーンが変わっていないものと判定されるとステップ311に進んでシーン別行番号Nを1増分してステップ305に進んでテーブルにデータを格納する処理が行われる。以上の処理が管理テーブルが終わるまで行われ、ステップ303及びステップ308にて管理テーブルが終わりと判定されると、図20に示すステップ401以降のシーンごとのデータ解析処理に進む。
【0059】
図20に示すステップ401ではシーン番号S及びシーン別行番号Nを1とする初期化が行われ、つづくステップ402にてN行目のデータを読み込む。そしてステップ403にて当該シーンのテーブルが終わりでない、すなわち読み込み対象の行があると判定されるとステップ404に進んで当該シーン内のN行目以前の行の設定時間(TIME)の合計値を停止時間(表示待ち時間)に設定してステップ405に進む。
【0060】
ステップ405ではN行目の設定時間(TIME)が0か否かを判定し、設定時間(TIME)が0でなければステップ406に進んで設定時間(TIME)を表示時間に設定する。他方、設定時間(TIME)が0であればステップ407に進んで移動方向(move)が0か否かを判定し、移動方向(move)が0で当該行の画像が移動しないものであればステップ408に進んでこれ以降の行の設定時間(TIME)の合計値を表示時間に設定する。他方、移動方向(move)が0でなく、当該行の画像が移動するものであればステップ409に進んでこれ以降の行で設定時間(TIME)が0でない数値で最初に出現するものを表示時間に設定する。
【0061】
これらの表示時間の設定処理が終了するとステップ410に進んで当該行の画像の表示階層順位を設定する。ここでは、当該シーンの全ての行の表示階層順位(dept)が0でなければその数値をそのまま表示階層順位とし、全て0であれば行番号にしたがった順に表示階層順位を設定する。次にステップ411にてシーン別行番号Nを1増分してステップ402に戻り、次の行の解析処理に移行する。また、ステップ403にてシーンのテーブルが終わりと判定されると、ステップ412に進んで全てのシーンのテーブルが終わりか否かが判定され、全てのシーンのテーブルが終わりでなければシーン番号Sを1増分すると共にシーン別行番号Nを1としてステップ402に戻り、次のシーンの処理に進む。他方、ステップ412にて全てのシーンのテーブルが終わりと判定されると、リピートコマンド(R)の有無に応じた処理を行い、終了する。
【0062】
【発明の効果】
このように本発明によれば、データ量の少ない2次元の画像データで組立シーンが出力されるため、組立シーン出力時の負荷が軽減され、組立シーン出力用の情報処理装置に汎用的なPCを用いることができ、また3次元CADで作成された3次元データを流用することができるため、新たに組立シーン出力のための画像データを作成する手間を省くことができ、コストを低減する上で大きな効果が得られる。さらに3次元データから組立シーンの表示に適した角度で見たパーツの画像を作成することができるため、組立シーンを分かり易く表示することができ、組立手順の教習を能率的に行う上で顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による情報処理装置の概略構成を示すブロック図
【図2】図1に示した組立シーン出力用PCの概略構成を示すブロック図
【図3】図2に示した組立シーン出力用PCでの画面出力の概要を示す図
【図4】同じく図2に示した組立シーン出力用PCでの画面出力の概要を示す図
【図5】同じく図2に示した組立シーン出力用PCでの画面出力の概要を示す図
【図6】同じく図2に示した組立シーン出力用PCでの画面出力の概要を示す図
【図7】図2に示した組立シーン出力用PCでの画面出力の制御状況を示す図
【図8】図1に示したデータ作成用の情報処理装置での部品ツリー構造図の表示画面を示す図
【図9】図1に示したデータ作成用の情報処理装置での出力対象部品の範囲指定の表示画面を示す図
【図10】図1に示したデータ作成用の情報処理装置での部品ツリー構造図の表示画面の他の例を示す図
【図11】同じく図1に示したデータ作成用の情報処理装置での部品ツリー構造図の表示画面の他の例を示す図
【図12】同じく図1に示したデータ作成用の情報処理装置での部品ツリー構造図の表示画面の他の例を示す図
【図13】図1に示した管理テーブル作成部で作成される中間管理テーブルを示す図
【図14】図1に示した管理データファイルに格納される管理テーブルを示す図
【図15】図1に示した出力用管理データファイルに格納される出力用管理テーブルを示す図
【図16】図2に示したRAM上に生成するシナリオテーブルを示す図
【図17】図1に示した情報処理装置によるデータ生成処理の手順を示すフロー図
【図18】図2に示した組立シーン出力用PCでの組立シーンの出力処理の手順を示すフロー図
【図19】図18に示した管理データからシナリオテーブルを生成する処理の手順を示すフロー図
【図20】図19に続くシナリオテーブル生成処理の手順を示すフロー図
【符号の説明】
1 情報処理装置
2 組立シーン出力用PC(他の情報処理装置)
3 ハードディスク(3次元データ記憶手段、2次元データ記憶手段)
4 プログラムファイル
7 CADファイル
8 部品データ抽出部(データ抽出手段)
9 ビットマップ出力部(2次元データ作成手段)
10 2次元データファイル
12 3次元CAD装置
20 管理データ作成部(管理データ作成手段)
21 中間管理データファイル
22 管理データファイル
23 出力用管理データファイル
31 ハードディスク(2次元データ記憶手段、管理データ記憶手段、工具データ記憶手段、音声データ記憶手段)
32 プログラムファイル
36 オーサリング部(出力制御手段)
39 ディスプレイ
42 工具データファイル
43 音声データファイル
45 スピーカ(音声出力手段)

Claims (6)

  1. 複数のパーツごとの画像を表す2次元データ、及び複数の前記パーツを組み付けた状態の中間組立品の画像を表す2次元データを記憶する2次元データ記憶手段と、
    前記2次元データを用いて、複数の前記パーツ別の画像によって前記中間組立品が組み上げられた段階で前記中間組立品の画像に差し替えられるように組立シーンを画面出力させる手順が記述された管理データを記憶する管理データ記憶手段と、
    前記管理データに基づく前記2次元データの出力制御により、前記パーツ別の画像によって前記中間組立品が組み上げられる組立シーンを画面表示させると共に前記中間組立品が組み上げられた段階で前記中間組立品の画像に差し替えて画面表示させる出力制御手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  2. 組立工程で用いられる工具の画像データを記憶する工具データ記憶手段を備え、
    前記管理データには、前記パーツの画像と共に工具の画像を画面出力させる手順が記述され、
    前記出力制御手段は、前記管理データに基づいて前記工具の画像を前記パーツの画像と共に画面出力させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 組立工程を説明する音声データを記憶する音声データ記憶手段と、
    前記音声データに基づいて音声を出力する音声出力手段とを備え、
    前記管理データには、前記パーツの画像の画面出力の最中に音声を出力させる手順が記述され、
    前記出力制御手段は、前記管理データに基づいて前記パーツの画像の画面出力の最中に前記音声出力手段に音声を出力させることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記管理データは、組立シーン内で前記パーツの組み付け方向に合わせて当該パーツの画像を移動させる画像移動情報を格納し、この画像移動情報にしたがって組み付けの際の前記パーツの動きが画面表示されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 複数のパーツごとの画像を表す2次元データ、及び複数の前記パーツを組み付けた状態の中間組立品の画像を表す2次元データを2次元データ記憶手段から読み出すステップと、
    前記2次元データを用いて複数の前記パーツ別の画像によって前記中間組立品が組み上げられた段階で前記中間組立品の画像に差し替えられるように組立シーンを画面出力させる手順が記述された管理データを管理データ記憶手段から読み出すステップと、
    前記管理データに基づく前記2次元データの出力制御を出力制御手段で行うことにより、前記パーツ別の画像によって前記中間組立品が組み上げられる組立シーンを画面表示させると共に前記中間組立品が組み上げられた段階で前記中間組立品の画像に差し替えて画面表示させるステップとを情報処理装置に実行させることを特徴とする組立工程表示用プログラム。
  6. 情報処理装置において、複数のパーツごとの画像を表す2次元データ、及び複数の前記パーツを組み付けた状態の中間組立品の画像を表す2次元データを2次元データ記憶手段から読み出し、
    前記2次元データを用いて複数の前記パーツ別の画像によって前記中間組立品が組み上げられた段階で前記中間組立品の画像に差し替えられるように組立シーンを画面出力させる手順が記述された管理データを管理データ記憶手段から読み出し、
    前記管理データに基づく前記2次元データの出力制御を出力制御手段で行うことにより、前記パーツ別の画像によって前記中間組立品が組み上げられる組立シーンを画面表示させると共に前記中間組立品が組み上げられた段階で前記中間組立品の画像に差し替えて画面表示させることを特徴とする組立工程表示方法。
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