JP5180791B2 - テスト手順評価システム - Google Patents
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Description
しかし、一連のテスト操作(これをテストケースと呼ぶ)の中に、手動操作が含まれていた場合にはテストケース全体を自動的に実行することができないため、テスト操作の実行を中断する必要がある。そして、手動操作の後、残りのテストケースの実行を再開させることになる。
なお、本発明に関連する公知技術文献としては下記の特許文献1、2がある。
そこで、同一の手動操作を複数のテストコンピュータで同じタイミングで行うように、テストケースの順序を並び替え、テストコンピュータ間で同一手動操作を行うタイミングを同期させる方法が考えられる。
更に、テストコンピュータ数を増加させると、一定期間内で実行する手動操作数が増加して手動操作時間が増加し、結果的にテスト実行時間が増加する。そのため、手動操作の実行手順を分割し、複数のオペレータに割り当てる必要がある。
また、手動操作が発生するタイミングとその手動操作数にあわせ、配置するオペレータ人数を見積もる必要がある。
前記記憶装置に、複数のテストマシンで実行するテスト操作の名前を示すテストケース名とテスト手順を示すテスト操作情報で構成されるテストケース情報を保持する手段と、
前記テストケース情報による手動操作が複数のテストマシンの全てまたは一部で同一タイミングで実行されるように前記テストケース情報を並べ替え、並べ替え後テストケース情報として前記記憶装置に保持する手段と、
複数のテストケースを並列に実行する実行環境数を入力する手段と、
1つの実行環境当りに実行する環境当りのテストケース実行数を入力する手段と、
前記実行環境数と前記環境当りのテストケース実行数とを乗算した値に等しい件数単位で前記並び替え後テストケース情報を分割したテストケース群を作成する手段と、
作成したテストケース群ごとに、前記実行環境数で、同一手動操作を同期して実行するようテスト操作の実行タイミングを調節した情報である3次元テストケース情報を作成する手段と、
作成した3次元テストケース情報からテストケース名と、テスト操作の識別名と、テスト操作が手動操作または自動操作であるかを示す手動・自動種別の情報を抽出する手段と、
抽出したテストケース名、テスト操作の識別名及び手動・自動種別の情報とを立方体の互いに隣接する面に表示する手段と、
前記立方体を、前記テストケース群、前記テストケース、前記テスト操作の3つの軸で表現される3次元テストケース図上に表示する手段とを備え、
複数のテストマシンで実行するテスト手順を3次元の図上に可視化して表示することを特徴とするテスト手順評価システム。
また、前記テストケース群に対応する前記テストケース名を前記3次元テストケース情報から抽出してテストケース図表示情報として保持する手段と、
前記テストケース図表示情報を、前記テストケース群と前記テストケースの2つの軸で表現される2次元の図上に表示する手段とを備え、
並列にテストケースを実行するための環境数の把握を可能とすることを特徴とする。
また、前記テストケース群と前記テスト操作に対応する前記テスト操作の識別名のうち手動操作であるものと前記手動操作の実行回数とを前記3次元テストケース情報から抽出し、テスト操作図表示情報として保持する手段と、
前記テスト操作図表示情報を、前記テストケース群と前記テスト操作の2つの軸で表現される2次元の図上に表示する手段とを備え、
手動操作の実行手順を把握することを可能とすることを特徴とする。
また、前記テストケースと前記テスト操作に対応する前記手動・自動種別を前記3次元テストケース情報から抽出し、手動操作の実行回数を算出し、手動・自動種別図表示情報として保持する手段と、
前記手動・自動種別図表示情報を、前記テストケースと前記テスト操作の2つの軸で表現される2次元の図上に表示する手段とを備え、
同一タイミングで実行される手動操作数を把握することを可能とすることを特徴とする。
また、前記3次元テストケース図を前記テスト操作の軸方向に平行投影する手段を備え、請求項2に記載の前記テストケース群と前記テストケースの2つの軸で表現される2次元の図を表示することを特徴とする。
また、前記3次元テストケース図を前記テストケースの軸方向に平行投影する手段を備え、前記請求項3に記載の前記テストケース群と前記テスト操作の2つの軸で表現される2次元の図を表示することを特徴とする。
また。前記3次元テストケース図を前記テストケース群の軸方向に平行投影する手段を備え、請求項4に記載の前記テストケースと前記テスト操作の2つの軸で表現される2次元の図を表示することを特徴とする。
同一手動操作を同期して実行するテスト環境群を複数構成し、テストケースを構成する個々の手動または自動操作を、3つの軸を持つ図(3次元の図)に対応づけて表示することで、テストケースを並行して実行するために必要とするテスト環境数と、テスト環境群ごとの手動操作のテスト手順と、同一タイミングに発生する手動操作数を視覚的に表示して、手動操作の複数オペレータへの割り当てと、オペレータ人数の見積りを支援するためのテスト手順の評価が可能となる。
図1は、本発明に係るテスト手順評価システムの実施の形態を示す構成図である。
本実施形態のテスト手順評価システムは、テストの実行手順を計画するテスト手順計画者(114)が操作するコンピュータ(101)で構成される。
コンピュータ(101)は、入力装置としてキーボード(103)とマウス(104)を備え、さらに表示装置(102)を備える。
コンピュータ(101)は、テストケース並べ替え部(105)と3次元テストケース図表示部(106)とで構成される3次元テストケース図表示プログラム(115)が搭載されている。
表示装置(102)には、3次元テストケース図表示プログラム(115)の画面が表示され、テスト手順計画者(114)は、キーボード(103)とマウス(104)を使用してプログラムを操作する。
図2の各行(201)は実行する各テストケースを示している。
1つのテストケースは、テストケースを識別するための名前であるテストケース名(203)と、テストに必要な操作あるテスト操作指示情報(204)の組合せで構成される。
テスト操作指示情報(204)を操作順序(202)の順に並べることでテスト操作の順序を表現する。
テスト操作指示情報には自動操作指示情報と手動操作指示情報がある。
自動操作指示情報は、テスト操作を、プログラム言語を用いてプログラムとして表現し、そのプログラムを実行することで自動的にテストを実行するテスト操作の指示情報のことをいう。
自動操作(204)に示すように、自動操作であることを示す「自動」という文字列と、操作を識別するための数字を連結したデータを格納する。このとき同一の自動操作であれば、同一の操作を識別するための数字を用いる。
手動操作指示情報はテスト操作者が手動で実行するテスト操作を指示するの情報のことをいう。
手動操作(205)に示すように、手動操作であることを示す「手動」という文字列と、操作を識別するための数字を連結したデータを格納する。このとき同一の手動操作であれば、同一の操作を識別するための数字を用いる。
図2の例では、手動操作(205)に示すように「手動1」というデータで表現されるテスト操作は全て同一の手動操作であることを示す。
図2に示すテストケース情報を、複数のテストコンピュータで実行する場合に、同一手動操作が複数のテストコンピュータの全部または一部で同時に実行できるようにテストケースの順序を並べ替えたデータである。
この並べ替え方は、本願出願人が先に出願した特願2008−186165号「プログラムの遠隔テスト実行システム」の図17、18、19に説明されている手法を用いるものである。従って、並べ替え方についての詳細な説明は省略する。
この図4に示すデータの作成は、前述の特願2008−186165号「プログラムの遠隔テスト実行システム」の図20に示す手法を用いて作成する。
後述する図8の手動操作同期環境数(801)と1環境あたりのテストケース実行数(802)を乗算した値の件数単位に、図3に示す並べ替えテストケース情報のテストケースを上段から順にグループに分割する。このグループをテストケース群と呼ぶ。
テストケース群ごとに、手動操作同期件数(801)の値を前述の特願2008−186165号「プログラムの遠隔テスト実行システム」における操作配信キューの数として、テストケース群に含まれるテストケースを特願2008−186165号の図20に示す手法で処理する。
特願2008−186165号の実施形態では配信キューと呼ばれるキュー形式のデータ構造にテスト操作を格納しているが、本実施形態では、配列形式のデータ構造にテスト操作を格納することにより、図4のデータを作成する。
文字X(401)はテストケース群を表し、それに続く数字(402)はテストケース群の識別番号である。
同時に、文字X(401)は、後述する図10の3次元テストケース図座標におけるX座標に対応し、数字(402)は、X座標値に対応するデータであることを示す。例えば「X1」はX=1に対応するデータであることを示す。
文字Y(403)はテストケースを表し、それに続く数字(404)は所属するテストケース群の中でのテストケースの識別番号である。
文字Y(403)で示される行の最初の列には図2の(203)に示すテストケース名(407)を格納する。
同時に、文字Y(403)は、後述する図10の3次元テストケース図座標におけるY座標に対応し、数字(404)は、Y座標値に対応するデータであることを示す。例えば「Y1」はY=1に対応するデータであることを示す。
文字Z(405)はテスト操作を表し、それに続く数字(406)は所属するテストケースの中でのテスト操作の識別番号であり、数字(406)は、そのテスト操作を実行する順番でもある。
本実施形態では、文字Z(405)と数字(406)を連結して表現する。例えば、(405)(0406)を組み合わせて表現される「Z1」で示す列に所属するデータは、1番目のテストケース群「X1」、1番目のテストケース「Y1」に所属するテスト操作のうち1番目のテスト操作であることを示す。
同時に、文字Z(405)は、後述する図10の3次元テストケース図座標におけるZ座標に対応し、数字(406)は、Z座標値に対応するデータであることを示す。例えば「Z1」はZ=1に対応するデータであることを示す。
文字X(401)と数字(402)、文字Y(403)と数字(403)、文字Z(404)と数字(405)を連結した表記方法は、図4以降の図でも同様の意味を持つ。
図4と同様に、文字Xで示される行はテストケース群、文字Yで示される列はテストケースを示し、文字Xと文字Yで指定される各要素にはテストケース名を格納する。テストケース名は「テストケース」という文字列を「TC」に置換して各領域に格納する。
例えば、表位置(X,Y)=(1、1)に格納されているTC6(501)は、1番目のテストケース群に所属する1番目のテストケースがテストケース6であることを示している。テストケースが存在しない場合は、空白を格納する。
図4と同様に、文字Xで示される行はテストケース群、文字Zで示される列はテスト操作を示し、文字Xと文字Zで指定される各要素にはテスト操作を格納する。
テスト操作が自動操作である場合は、自動操作であることを示す「A」という文字列を格納する。
テスト操作が手動操作である場合は、手動操作であることを示す「M」という文字列とその操作の識別番号の組合せと、その操作を実行する回数を示した数字とを、「*」で連結した文字列を格納する。
例えば、表位置(X,Z)=(1,3)で格納されている「M1*3」(602)は、1番目のテストケース群に所属する3番目のテスト操作は、「手動1」の操作でその操作を3回実行することを示している。テスト操作が存在しない場合は、空白(603)を格納する。
図4と同様に、文字Yで示される行はテストケース、文字Zで示される列はテスト操作を示し、文字Yと文字Zで指定される各要素には、手動操作数を示す数値を格納する。
例えば、表位置(Y,Z)=(1,3)に格納されている「2」(701)は、1番目のテストケースに所属する3番目のテスト操作は、2つのテストケース群で手動操作を実行するということを示している。
表位置(Y,Z)=(1,7)に格納されている「0」(702)は、1番目のテストケースに所属する7番目のテスト操作は、いずれのテストケース群でも自動操作である(一部のテストケース群では操作が存在しない場合も含む)ことを示している。
いずれのテストケース群でもテスト操作が存在しない場合は、空白(703)を格納する。
手動操作同期環境数(801)には、並列にテストを実行する際の手動操作を同期する環境数を正の整数値で入力する。
1環境あたりのテストケース実行数(802)には、1環境で実行するテストケースの数を正の整数値で入力する。
OKボタン(803)は、3次元テストケース図を作成するボタンである。
表示領域(901)に、3次元テストケース表示部(106)が、図22に示す手順と図4の3次元テストケース情報を用いて3次元テストケース図(902)を表示する。
テストケース図ボタン(903)は、図18のテストケース図画面を表示するボタンである。
テスト操作図ボタン(904)は、図19のテスト操作図画面を表示するボタンである。
手動・自動種別図ボタン(905)は、図20の手動・自動種別図画面を表示するボタンである。
閉じるボタン(906)は、3次元テストケース図表示プログラムを終了するボタンである。
X座標(1001)は、3次元テストケース図の横方向の座標であり、座標上の数字が座標値を表している。
Y座標(1002)は、3次元テストケース図の縦方向の座標であり、座標上の数字が座標値を表している。
Z座標(1003)は、3次元テストケース図の奥行き方向の座標であり、座標上の数字が座標値を表している。
X座標(1001)、Y座標(1002)、Z座標(1003)を用いて、3次元テストケース図上の後述する図11のテスト操作キューブの位置を表すことができる。例えば、テスト操作キューブ(1004)は、X座標=5、Y座標=5、Z座標=5と表現できる。
以降、テスト操作キューブの位置を表す座標を座標(X,Y,Z)=(x、y、z)と記述する。x、y、zには位置を示す値を指定する。この記法でテスト操作キューブ(1004)を表現すると座標(X,Y,Z)=(5,5,5)となる。
テスト操作図(1008)は、3次元テストケース図をY座標の正から負の方向(1007)に向かって平行投影したものである。テスト操作図(1008)は、X座標とZ座標で構成される2次元の図で、テスト操作キューブのテスト操作スクエアのみが表示される。
手動・自動種別図(1010)は、3次元テストケース図をX座標の正から負の方向(1009)に向かって平行投影したものである。手動・自動種別図(1010)は、Z座標とY座標で構成される2次元の図で、テスト操作キューブの手動・自動種別スクエアのみが表示される。
テストケーススクエア(1101)は、テストケース名を表示する。図4のテストケース名(0407)の「テストケース」という文字列を「TC」に置換して表示する。
テスト操作スクエア(1102)は、テスト操作を表示する。テスト操作が手動操作である場合は、図4のテスト操作の「手動」という文字列を「M」に置換して表示する。テスト操作が自動操作である場合は、図4のテスト操作の「自動」という文字列を「A」に置換して表示する。
手動・自動種別スクエア(1103)は、テスト操作が手動操作か自動操作であるかを表示する。テスト操作が手動操作である場合は、「1」を表示する。テスト操作が自動操作である場合は、「0」を表示する。
図12では、図4の3次元テストケース情報のテスト操作が、「テストケース1」の「自動1」という操作の例を示しており、テストケーススクエアに「TC1」、テスト操作スクエアに「A1」、手動・自動種別スクエアに「0」が表示されている。
図13では、図4の3次元テストケース情報のテスト操作が、「テストケース1」の「手動1」という操作の例を示しており、テストケーススクエアに「TC1」、テスト操作スクエアに「M1」、手動・自動種別スクエアに「1」が表示されている。
表示領域(1801)に、3次元テストケース表示部(106)が、図23に示す手順と図5のテストケース図表示情報を用いて、テストケース図(1802)を表示する。
図5のXで示される行と図18の座標X、図5のYで示される列と図18の座標Yが対応している。図5の表位置(X,Y)に格納されている文字列を、図18の座標(X,Y)の位置に、テストケーススクエア(1804)として表示する。
閉じるボタン(1803)は、テストケース図画面を閉じるボタンである。
図18のテストケース図画面では、テストケースを並列に実行するための環境数を把握することが可能である。
テストケーススクエアの数が、テストケースを並列実行するための環境数となる。
図18の例では、9個のテストケーススクエアが表示されているため、必要な環境数は「9」となる。
表示領域(1901)に、3次元テストケース表示部(106)が、図24に示す手順と図6のテスト操作図表示情報を用いて、テスト操作図(1902)を表示する。
図6のXで示される行と図19の座標X、図6のZで示される列と図19の座標Zが対応している。図6の表位置(X,Z)に格納されている文字列を、図19の座標(X,Z)の位置に、テスト操作スクエア(1904)として表示する。
テスト操作スクエア(1905)の例では、図6の表位置(X,Z)=(1,3)に格納されている手動操作である「手動3」というテスト操作を3回実行することを示す「M1*3」という文字列を、座標(X,Z)=(1,3)の位置に表示している。
座標(X,Z)=(1,10)(1906)の例では、図6の表位置(X,Z)=(1,10)が空のためテスト操作スクエアを表示していない。
閉じるボタン(1903)は、テスト操作図画面を閉じるボタンである。
テスト操作図のX座標がテストケース群を、Z座標がテスト操作順序を表現する。
図19の例では、X=1のテストケース群では、手動操作は座標(1,3)、(1,5)、(1,6)、(1,9)に存在し、その座標のテスト操作スクエアに表示された手動操作から、「手動1」操作を3回、「手動1」操作を3回、「手動1」操作を1回、「手動2」操作を1回の手順で実行すればよいということがわかる。
同様にX=2のテストケース群では、「手動1」を1回、「手動1」を1回、「手動2」を2回、「手動2」を2回、「手動2」を1回の手順となり、X=3のテストケース群では、「手動2」を3回、「手動3」を2回の手順となることがわかる。
表示領域(2001)に、3次元テストケース表示部(106)が、図25に示す手順と図7の手動・自動種別図表示情報を用いて、手動・自動種別図(2002)を表示する。
図7のYで示される行と図20の座標Y、図7のZで示される列と図20の座標Zが対応している。図7の表位置(Y,Z)に格納されている文字列を、図20の座標(Y,Z)の位置に、手動・自動種別スクエア(2004)として表示する。
手動・自動種別スクエア(2004)の例では、図7の表位置(Y,Z)=(1,3)に格納されている、2つのテストケース群で手動操作を実行することを示す「2」という文字列を、座標(Y,Z)=(1,3)の位置に表示している。
座標(Y,Z)=(1,10)(2006)の例では、図7の表示位置(Y,Z)=(1,10)が空のため手動・自動種別スクエアを表示していない。
閉じるボタン(2003)は、手動・自動種別図画面を閉じるボタンである。
図20の手動・自動種別図画面では、同一タイミングにいくつの手動操作が発生し、何人のオペレータを配置すればよいかを把握することが可能である。
手動・自動種別スクエアに表示された数値が、同一タイミングに発生する手動操作の数を示している。
同時に、手動・自動種別図画面からは、手動操作作業が平準化されているかどうかも把握することが可能である。大きい値を持つ手動・自動種別スクエアが存在する場合は、手動操作がそのタイミングに集中していることを示しており、手動操作作業が平準化されていないことがわかる。
反対に、小さい値を持つ手動・自動種別スクエアが多く存在すれば、手動操作作業が平準化されていることがわかる。
テスト手順計画者(114)が、3次元テストケース図表示プログラム(115)を起動すると、テストケース並べ替え部(105)が、図8の3次元テストケース図作成条件入力画面を表示する(ステップ2101)。
テスト手順計画者(114)は、手動操作同期環境数(801)と1環境あたりのテストケース実行数(802)を入力し、OKボタン(803)を押下する(ステップ2102)。
テストケース並べ替え部(105)は、図2のテストケース情報を読み込み、図3で詳細を説明した手法により手動操作を抽出し(ステップ2103)、並び替え後テストケース情報を作成し(ステップ2104)、図4で詳細を説明した手法により3次元テストケース情報を作成する(ステップ2105)。
テスト手順計画者(114)は、3次元テストケース図画面の「テストケース図」ボタン(903)、「テスト操作図」ボタン(904)、「手動・自動種別図」ボタン(905)のいずれかを押下する(ステップ2107、2111、2115)。
「テスト操作図」ボタン(904)が押下された場合は、3次元テストケース図表示部(106)は、図4の3次元テストケース情報を読み込んで図6のテスト操作図表示情報を作成し(ステップ2112)、図19のテスト操作図画面を表示する(ステップ2113)。テスト操作図表示情報の作成手順は図24、テスト操作図の表示手順は図27で詳細に説明する。
テスト手順計画者(114)が、テスト操作図画面の「閉じる」ボタン(1903)を押下すると、3次元テストケース図画面に制御が戻る(ステップ2114)。
テスト手順計画者(114)が、「テストケース図」ボタン(903)、「テスト操作図」ボタン(904)、「手動・自動種別図」ボタン(905)のいずれかを押下した場合は、対応するステップ2107、2111、2115のいずれかに戻り、上記処理を繰り返す。
3次元テストケース図画面の「終了」ボタン(906)を押下すると3次元テストケース図表示プログラム(115)を終了し、手順を終了する。
3次元テストケース情報の読み込み位置を示す処理位置(X,Y,Z)を(1,1,1)に初期化する(ステップ2201)。
3次元テストケース情報から処理位置(X,Y,Z)が示すテスト操作を処理中テスト操作として読み込む(ステップ2202)。
処理中テスト操作が空の場合はステップ2207に進み、テスト操作キューブは表示しない。
処理位置(X,Y,Z)が最後の操作の次でない場合は、ステップ2202からステップ2208の処理を繰り返す。
次に、Yの位置を1増加させ(ステップ2210)、処理位置(Y,Z)が、位置(X)で示すテストケース群における最後のテストケースの次を示しているか判定する(ステップ2211)。
処理位置(Y,Z)が最後のテストケースの次でない場合は、ステップ2202からステップ2211の処理を繰り返す。
次に、Xの位置を1増加させ(ステップ2213)、処理位置(X)が、最後のテストケース群の次を示しているか判定する(ステップ2214)。
処理位置(X)が最後のテストケース群の次でない場合は、2202から2214の処理を繰り返す。
処理位置(X)が最後のテストケース群の次を示している場合は、処理を終了する。
3次元テストケース情報の読み込み位置を示す処理位置(X,Y)を(1,1)に初期化する(ステップ2301)。
次に、3次元テストケース情報から処理位置(X,Y)が示すテストケース名を処理中テストケース名として読み込む(ステップ2302)。
次に、処理中テストケース名を、テストケース図表示情報の位置(X,Y)に格納する(ステップ2303)。
次に、処理位置(X,Y)が最後のテストケースの次でない場合は、ステップ2302からステップ2305の処理を繰り返す。
次に、Xの位置を1増加させ(2307)、処理位置(X)が、最後のテストケース群の次を示しているか判定する(ステップ2308)。
次に、処理位置(X)が最後のテストケース群の次でない場合は、ステップ2302からステップ2308の処理を繰り返す。
次に、処理位置(X)が最後のテストケース群の次を示している場合は、処理を終了する。
まず、3次元テストケース情報の読み込み位置を示す処理位置(X,Z)を(1,1)に初期化する(ステップ2401)。
次に、3次元テストケース情報から処理位置(X,Z)が示すテスト操作全てを処理中テスト操作群として読み込む(ステップ2402)。
処理中テスト操作群に含まれる全てのテスト操作が空の場合(ステップ2403)は、ステップ2410に進み、テスト操作図表示情報の格納は行わない。
次に、Zの位置を1増加させ(ステップ2408)、処理位置(X,Z)が最後のテスト操作群の次を示しているか判定する(ステップ2409)。
処理位置(X,Z)が最後のテスト操作群の次を示している場合は、Zの位置を1に設定する(ステップ2410)。
次に、Xの位置を1増加させ(ステップ2411)、処理位置(X)が、最後のテストケース群の次を示しているか判定する(ステップ2412)。
処理位置(X)が最後のテストケース群の次でない場合は、ステップ2402からステップ2412の処理を繰り返す。
処理位置(X)が最後のテストケース群の次を示している場合は、処理を終了する。
まず、3次元テストケース情報の読み込み位置を示す処理位置(Y,Z)を(1,1)に初期化する(ステップ2501)。
次に、3次元テストケース情報から処理位置(Y,Z)が示すテスト操作全てを処理中テスト操作群として読み込む(ステップ2502)。
処理中テスト操作群に含まれる全てのテスト操作が空の場合(ステップ2503)は、ステップ2506に進み、手動・自動種別図表示情報の格納は行わない。
次に、処理位置(Y,Z)が最後のテスト操作群の次でない場合は、ステップ2502からステップ2507処理を繰り返す。
処理位置(X,Z)が最後のテスト操作群の次を示している場合は、Zの位置を1に設定する(ステップ2508)。
処理位置(Y)が最後のテストケースの次でない場合は、ステップ2502からステップ2510の処理を繰り返す。
処理位置(Y)が最後のテストケースの次を示している場合は、処理を終了する。
まず、テストケース図表示情報の読み込み位置を示す処理位置(X,Y)を(1,1)に初期化する(ステップ2601)。
次に、テストケース図表示情報から処理位置(X,Y)が示すテストケース名を処理中テストケース名として読み込む(ステップ2602)。
処理中テストケース名が空でない場合(ステップ2603)は、テストケース図上の座標(X,Y)の位置にテストケーススクエアを表示し、テストケーススクエア上に処理中テストケース名を表示する(ステップ2604)。
次に、Yの位置を1増加させ(ステップ2605)、処理位置(Y)が、テストケース図表示情報のY方向における最後の要素の次を示しているか判定する(ステップ2606)。
処理位置(Y)がY方向における最後の要素の次でない場合は、ステップ2602からステップ2606の処理を繰り返す。
処理位置(Y)がY方向における最後の要素の次を示している場合は、Yの位置を1に設定する(ステップ2607)。
処理位置(X)がX方向における最後の要素の次でない場合は、ステップ2602からステップ2609の処理を繰り返す。
処理位置(X)がX方向における最後の要素の次を示している場合は、処理を終了する。
まず、テスト操作図表示情報の読み込み位置を示す処理位置(X,Z)を(1,1)に初期化する(ステップ2701)。
次に、テスト操作図表示情報から処理位置(X,Z)が示すテスト操作を処理中テスト操作として読み込む(ステップ2702)。
処理中テスト操作が空でない場合(ステップ2703)は、テスト操作図上の座標(X,Z)の位置にテスト操作スクエアを表示し、テスト操作スクエア上に処理中テスト操作を表示する(ステップ2704)。
次に、Zの位置を1増加させ(ステップ2705)、処理位置(Z)が、テスト操作図表示情報のZ方向における最後の要素の次を示しているか判定する(ステップ2706)。
処理位置(Z)がZ方向における最後の要素の次でない場合は、ステップ2702からステップ2706の処理を繰り返す。
処理位置(Z)がZ方向における最後の要素の次を示している場合は、Zの位置を1に設定する(ステップ2707)。
次に、Xの位置を1増加させ(ステップ2708)、処理位置(X)が、テストケース図表示情報のX方向における最後の要素の次を示しているか判定する(ステップ2709)。
処理位置(X)がX方向における最後の要素の次でない場合は、ステップ2702からステップ2709の処理を繰り返す。
処 理位置(X)がX方向における最後の要素の次を示している場合は、処理を終了する。
まず、手動・自動種別図表示情報の読み込み位置を示す処理位置(Y,Z)を(1,1)に初期化する(ステップ2801)。
次に、手動・自動種別図表示情報から処理位置(Y,Z)が示す手動・自動種別を処理中手動・自動種別として読み込む(ステップ2802)。
処理中手動・自動種別が空でない場合(ステップ2803)は、手動・自動種別図上の座標(Y,Z)の位置に手動・自動種別スクエアを表示し、手動・自動種別スクエア上に処理手動・自動種別を表示する(ステップ2804)。
処理中手動・自動種別が空の場合(ステップ2803)は、ステップ2805に進み、手動・自動種別スクエアの表示は行わない。
処理位置(Z)がZ方向における最後の要素の次でない場合は、ステップ2802からステップ2806の処理を繰り返す。
処理位置(Z)がZ方向における最後の要素の次を示している場合は、Zの位置を1に設定する(ステップ2807)。
次に、Yの位置を1増加させ(ステップ2808)、処理位置(Y)が、テストケース図表示情報のY方向における最後の要素の次を示しているか判定する(ステップ2809)。
処理位置(Y)がY方向における最後の要素の次を示している場合は、処理を終了する。
102 表示装置
103 キーボード
104 マウス
105 テストケース並べ替え部
106 3次元テストケース図表示部
107 記憶装置
108 テストケース情報
109 並べ替え後テストケース情報
110 3次元テストケース情報
111 テストケース図表示情報
112 テスト操作図表示情報
113 手動・自動種別図表示情報
114 テスト手順計画者
115 3次元テストケース図表示プログラム
Claims (7)
- 記憶装置と表示装置と入力装置を備えたコンピュータとからなるテスト手順評価システムであって、
前記記憶装置に、複数のテストマシンで実行するテスト操作の名前を示すテストケース名とテスト手順を示すテスト操作情報で構成されるテストケース情報を保持する手段と、
前記テストケース情報による手動操作が複数のテストマシンの全てまたは一部で同一タイミングで実行されるように前記テストケース情報を並べ替え、並べ替え後テストケース情報として前記記憶装置に保持する手段と、
複数のテストケースを並列に実行する実行環境数を入力する手段と、
1つの実行環境当りに実行する環境当りのテストケース実行数を入力する手段と、
前記実行環境数と前記環境当りのテストケース実行数とを乗算した値に等しい件数単位で前記並び替え後テストケース情報を分割したテストケース群を作成する手段と、
作成したテストケース群ごとに、前記実行環境数で、同一手動操作を同期して実行するようテスト操作の実行タイミングを調節した情報である3次元テストケース情報を作成する手段と、
作成した3次元テストケース情報からテストケース名と、テスト操作の識別名と、テスト操作が手動操作または自動操作であるかを示す手動・自動種別の情報を抽出する手段と、
抽出したテストケース名、テスト操作の識別名及び手動・自動種別の情報とを立方体の互いに隣接する面に表示する手段と、
前記立方体を、前記テストケース群、前記テストケース、前記テスト操作の3つの軸で表現される3次元テストケース図上に表示する手段とを備え、
複数のテストマシンで実行するテスト手順を3次元の図上に可視化して表示することを特徴とするテスト手順評価システム。 - 前記テストケース群に対応する前記テストケース名を前記3次元テストケース情報から抽出してテストケース図表示情報として保持する手段と、
前記テストケース図表示情報を、前記テストケース群と前記テストケースの2つの軸で表現される2次元の図上に表示する手段とを備え、
並列にテストケースを実行するための環境数の把握を可能とすることを特徴とする請求項1に記載のテスト手順評価システム。 - 前記テストケース群と前記テスト操作に対応する前記テスト操作の識別名のうち手動操作であるものと前記手動操作の実行回数とを前記3次元テストケース情報から抽出し、テスト操作図表示情報として保持する手段と、
前記テスト操作図表示情報を、前記テストケース群と前記テスト操作の2つの軸で表現される2次元の図上に表示する手段とを備え、
手動操作の実行手順を把握することを可能とすることを特徴とする請求項1に記載のテスト手順評価システム。 - 前記テストケースと前記テスト操作に対応する前記手動・自動種別を前記3次元テストケース情報から抽出し、手動操作の実行回数を算出し、手動・自動種別図表示情報として保持する手段と、
前記手動・自動種別図表示情報を、前記テストケースと前記テスト操作の2つの軸で表現される2次元の図上に表示する手段とを備え、
同一タイミングで実行される手動操作数を把握することを可能とすることを特徴とする請求項1に記載のテスト手順評価システム。 - 前記3次元テストケース図を前記テスト操作の軸方向に平行投影する手段を備え、請求項2に記載の前記テストケース群と前記テストケースの2つの軸で表現される2次元の図を表示することを特徴とする請求項2に記載のテスト手順評価システム。
- 前記3次元テストケース図を前記テストケースの軸方向に平行投影する手段を備え、前記請求項3に記載の前記テストケース群と前記テスト操作の2つの軸で表現される2次元の図を表示することを特徴とする請求項3に記載のテスト手順評価システム。
- 前記3次元テストケース図を前記テストケース群の軸方向に平行投影する手段を備え、請求項4に記載の前記テストケースと前記テスト操作の2つの軸で表現される2次元の図を表示することを特徴とする請求項4に記載のテスト手順評価システム。
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