JP3938066B2 - 電池ケース用ダクト、電池部材および自動車 - Google Patents

電池ケース用ダクト、電池部材および自動車 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動車に搭載する電池部材を構成する電池ケースに接続される電池ケース用ダクト、電池部材および自動車に関し、より特定的には、高い信頼性を実現することが可能な電池ケース用ダクト、電池部材および自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車に搭載される電池部材が知られている。この電池部材を構成する電池ケースの内部に収納された電池セルなどの構成部材を冷却するため、電池部材に冷却媒体を供給する、あるいは電池部材から冷却媒体を排出する必要がある。また、電池部材を構成する構成部材(たとえば電池セル)から排出されるガスを電池部材の外部に排出する必要もある。そのため、電池ケースには冷却媒体を供給、排出するためのダクトや上記ガスを排出するためのダクトが接続される。一方、このダクトから電池ケースの内部に水や泥などが侵入すると、電池ケースからの冷却媒体の供給、排出や上記ガスの排出に支障をきたす可能性がある。そのため、上記冷却媒体を流通させるダクトを自動車の構造材(たとえば中空のクロスメンバ)へ接続し、構造材の内部から冷却媒体としての空気(冷却風)を取込むとともに、電池セルを冷却した後の冷却風を別の構造材(たとえば中空のクロスメンバ)に接続されたダクトを介して構造材の内部へ排出する構造が提案されている(特許文献1参照)。
【0003】
上記特許文献1では、ダクトの排気口や吸入口が直接自動車の外部に面している場合とは異なり、上述のような構造とすることによりダクトへ水滴や泥などが侵入することを防止することができるとしている。
【0004】
【特許文献1】
特開平5−193376号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の自動車では、自動車が比較的深い水溜りなどを走行して、クロスメンバの内部に水が侵入した場合(たとえば、水溜りの水面の高さがクロスメンバにまで到達するような場合)には、ダクトを介して電池ケースの内部に水が侵入する可能性がある。このように電池ケースの内部に水が侵入すると、上述のように冷却媒体の排出や供給に支障をきたす、あるいは電池部材が動作不良を起こすといった可能性がある。このため、電池部材および電池部材を搭載した自動車の信頼性が低下する可能性があった。
【0006】
この発明は、上記のような課題を解決するなされたものであり、この発明の目的は、高い信頼性を有する電池部材を実現することが可能な電池ケース用ダクト、電池部材および自動車を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に従った電池ケース用ダクトは、自動車に搭載された電池部材を構成する電池ケースに接続される電池ケース用ダクトであって、一方端部から他方端部にまで延在する管路と、管路に設置された逆止弁機構とを備える。管路の一方端部は自動車の搭乗空間の内部に配置された電池ケースに接続される。管路の他方端部は、自動車の車両下面において自動車の外部の空間に直接露出するように形成された開口部に繋がる。逆止弁機構は、他方端部側から一方端部側に異物が逆流することを防止する。逆止弁機構は、管路において他方端部側から一方端部側に液体が逆流することを防止する流体逆流防止部材を含む。流体逆流防止部材は、管路の内部に配置され上記液体に浮くことが可能なフロート部材と、管路において、フロート部材より一方端部側に位置し、管路の内壁から管路の内周側に突出する凸部とを含む。また、凸部の形状は、フロート部材が凸部と接触可能な位置に移動した際に、凸部とフロート部材とが接触することにより管路を塞ぐことができるように決定されている。
【0008】
このようにすれば、逆止弁機構により電池ケース用ダクトの他方端部から電池ケースの内部に異物が侵入することを防止できる。このため、電池ケース用ダクトを介した電池ケースへの冷却媒体などの供給、排出が上記異物により阻害される可能性を低減できる。従って、電池部材における上記不具合に起因する動作不良の発生確率を低減できる。この結果、電池部材の信頼性を向上させることができる。
【0009】
また、電池ケース用ダクトを構成する管路の他方端部は自動車の車両下面に形成された開口部に繋がっているので、電池部材の位置に合わせてこの開口部の位置を決定すれば、車両における電池部材の配置の自由度を大きくすることができる。
また、この発明に従った電池ケース用ダクトは、自動車に搭載された電池部材を構成する電池ケースに接続される電池ケース用ダクトであって、一方端部から他方端部にまで延在する管路と、管路に設置された逆止弁機構とを備える。管路の一方端部は電池ケースに接続される。管路の他方端部は、自動車の車両下面に形成された開口部に繋がる。逆止弁機構は、他方端部側から一方端部側に異物が逆流することを防止する。逆止弁機構は、管路において他方端部側から一方端部側に液体が逆流することを防止する流体逆流防止部材を含む。粒体逆流防止部材は、管路の内部に配置され上記液体に浮くことが可能なフロート部材と、管路において、フロート部材より一方端部側に位置し、管路の内壁から管路の内周側に突出する凸部とを含む。また、凸部の形状は、フロート部材が凸部と接触可能な位置に移動した際に、凸部とフロート部材とが接触することにより管路を塞ぐことができるように決定されている。
【0010】
なお、上記電池部材は、電池ケースの内部に複数の電池セルを収容したもの、および、電池ケースの内部に単一の電池セルを収容したものを含む。つまり、上記電池ケースは、単一の電池セルを収容するものであってもよいし、複数の電池セルを収容するものであってもよい。
【0011】
上記電池ケース用ダクトにおいて、電池部材は、電池ケースの内部に収納され端子部を有する電池セルを含み、管路の一方端部側は、電池ケースの内部において電池セルの端子部が面する空間に繋がっていてもよい。
【0012】
このように、電池セルの端子部が面する空間に繋がったダクトに本発明を適用すれば、上記電池セルの端子部が位置する部分に異物が侵入する可能性を効果的に低減できる。
【0013】
上記電池ケース用ダクトにおいて、自動車の車両下面に形成された開口部は、車両下面に配置された中空の部材の内周部に面するように形成されていてもよい。
【0014】
この場合、管路の他方端部は中空の部材の内部に繋がることになる。したがって、管路の他方端部に自動車の外部から直接異物が侵入するといった可能性を低減できる。
【0015】
上記電池ケース用ダクトにおいて、逆止弁機構は、管路において他方端部側から一方端部側に粒状の異物が流通することを防止するための流通防止部材を含んでいてもよい。
【0016】
この場合、粒状の異物が管路の内部を逆流する(他方端部側から一方端部側へ移動する)可能性を低減できる。
【0017】
上記電池ケース用ダクトにおいて、流通防止部材は管路を塞ぐように配置されたメッシュ状の部材であってもよい。
【0018】
この場合、メッシュ(網目)のサイズを適宜選択しておけば、電池ケース側から管路を介して電池ケースの外部へガスを排出する際、排出されるガスはメッシュ部材を容易に通過できる一方、管路の他方端部側から侵入する粒状の異物をメッシュ状の部材で捕獲することができる。
【0021】
この場合、液体が溜まった場所に自動車が侵入したような際に、管路の一方端部にまで液体の表面(液面)が上昇すると、フロート部材がその液面に合わせて管路中を一方端部側に移動する。そして、フロート部材と凸部とが接触することにより、管路が塞がれるので、管路においてフロート部材と凸部とが接触した部分より一方端部側(上流側)に液体が逆流する可能性を低減できる。
【0022】
上記電池ケース用ダクトにおいて、管路は、電池部材を構成する構成部材(たとえば電池セル)から排出されるガスを自動車の外部に排出するためのものであってもよい。
【0023】
この場合、電池ケースの内部に配置された上記構成部材の周囲の空間に管路の一方端部が接続されるため、構成部材の周囲の空間に電池ケース用ダクトを介して異物が侵入する可能性を効果的に低減できる。
【0024】
この発明に従った電池部材は、上記電池ケース用ダクトが接続されたものである。このようにすれば、電池部材において異物の侵入により、上記ダクトを介した冷却媒体の供給、排出、あるいは電池部材からのガスの排出が阻害される可能性を効果的に低減できる。このため、信頼性の高い電池部材を得ることができる。
【0025】
この発明に従った自動車は、上記電池部材を備える。このようにすれば、高い信頼性を有する電池部材を搭載することにより、高い信頼性を有する自動車を得ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において図中または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
【0027】
(実施の形態1)
図1は、本発明による電池パックを搭載した自動車の実施の形態1を示す断面模式図である。図2は、図1に示した自動車の平面透視模式図である。図3は、図1に示した自動車の電池パックに関連する制御を説明するためのブロック図である。図4は、図1に示した電池パックの平面透視模式図である。図5は、図4の線分V−Vにおける断面模式図である。図6は、図4の線分VI−VIにおける拡大断面模式図である。図7は、図6に示したメッシュ部材の平面模式図である。図8は、図6の線分VIII−VIIIにおける断面模式図である。図9は、図6の線分IX−IXにおける断面模式図である。図1〜図9を用いて、本発明による電池パックを適用した自動車および本発明による電池パックの実施の形態1を説明する。
【0028】
図1および図2に示すように、本発明による自動車1はその搭乗空間50内において、フロントシート2a、2b(図2参照)とリアシート6とが配置されている。搭乗空間50内において、フロントシート2a下に本発明による電池部材としての電池パック5が配置されている。なお、図1における矢印UPRで示す方向は自動車1の天井方向(上方)を示し、矢印FRで示した方向は自動車1の前方方向(進行方向)を示す。また、図2における矢印LHで示す方向は、自動車1の車両左側の方向(左側側方方向)を示す。
【0029】
図3に示すように、電池パック5が含まれる電池部9は、たとえば自動車1のエンジン(図示せず)などに設置された発電機を含むエネルギー発生部8と接続されている。自動車1では、このエネルギー発生部8において発生したエネルギーである電気を電池部9に含まれる電池パック5(図2参照)に充電することができる。すなわち、電池部9を構成する電池パック5には、充放電が可能な二次電池が配置されている。なお、電池パック5の構造は図4〜図9を用いてより詳しく説明する。
【0030】
そして、電池部9は、自動車1に搭載されたエアコンなどの自動車に搭載された機器である動作機器10を駆動するエネルギー源として用いられる。ここで、動作機器10としては、上述のようにエアコンや、車両に搭載されたカーナビゲーションシステム、あるいはコンピュータシステムなど自動車を走行させる動力源となるモータなどの駆動装置以外の機器を含む。なお、動作機器10は、自動車1を走行させる動力源となるモータなどの駆動装置であってもよい。つまり、電池部9は上記駆動装置のためのエネルギーを供給するものであってもよい。そして、エネルギー発生部8、電池部9および動作機器10は制御部7と接続されている。この制御部7により、電池部9の充放電やエネルギー発生部8の動作、あるいは動作機器10に対するエネルギーの供給状態などが制御される。
【0031】
次に、図4および図5を参照して、電池パック5の構造を説明する。
電池パック5は図1に示したフロントシート2aの下、つまり図4に示すようにクロスメンバ12とセンタトンネル13と自動車1(図2参照)の車両の左側の車両側壁11とに囲まれた部分に配置されている。電池パック5は、外装部材18、この外装部材18の内部に配置された電池セルアセンブリ15、この電池セルアセンブリ15を冷却するための冷却風を電池セルアセンブリ15に供給するための送風ファン16、電池セルアセンブリ15からのガスを排気するための排気ダクト19、電流センサ21、リレー20およびECU22(Electronic Control Unit)を備える。電池セルアセンブリ15、送風ファン16、電流センサ21、リレー20およびECU22は外装部材18の内部に収納されている。
【0032】
電池セルアセンブリ15は、電池パック5の構成部材の一例としての4つの電池セル14a〜14dを含む。電池セル14a〜14dはそれぞれ箱型の形状を有し、矢印FRに示した方向に並ぶように配置されている。電池セル14a〜14dとしては、Ni−Cd電池やニッケル−水素電池、リチウムイオン電池など、任意の種類の電池を用いることができる。なお、本実施の形態では、電池セル14a〜14dとしてリチウムイオン電池を用いた場合を説明する。電池セル14a〜14dにおいて互いに対向する壁面は、矢印LHに示す方向と略平行となっている。電池セルアセンブリ15は電池ケースとしての電池セル収納部材28(図5参照)の内部に収納されている。送風ファン16と電池セル収納部材28の端部とが固定部40a、40bおよび送風ファン16の下部に位置する他の固定部により接続されることにより、電池セルアセンブリ15と送風ファン16とが接続されている。
【0033】
電池セル14bには、図5に示すようにその上部表面に電流の入出力を行なうための端子部としての端子30が配置されている。なお、他の電池セル14a、14cおよび14dにおいても、その上部表面上には同様に端子が配置されている。電池セル14a〜14dの端子30が形成された上部表面と、その上部表面と対向する電池セル収納部材28の内壁との間に空間56が形成されている。この端子30が面する空間56とその一方端部57(図4参照)とが繋がるように、排気ダクト19は配置されている。この排気ダクト19は、電池セル14a〜14dの端子30やその他の部分から排出されるガスを電池パック5から排気するためのダクトである。なお、図4および図5に示すように、電池セル収納部材28には複数の電池セル14a〜14dを収納しているが、この電池セル収納部材28の内部に単一の電池セルを収納してもよい。
【0034】
電池セルアセンブリ15よりセンタトンネル13側には電流センサ21およびリレー20が配置されている。図4に示すように、車両側壁11側から電池パック5を見ると、電池セルアセンブリ15と電流センサ21、また電池セルアセンブリ15とリレー20とは互いに重ならないように配置されている。
【0035】
また、電池セルアセンブリ15から車両側壁11に近い側にはECU22が配置されている。ECU22は箱型の外観を有している。そして、ECU22の上部表面または下部表面は、図5に示すように矢印LHで示した方向に対して傾斜するように配置されている。
【0036】
外装部材18(図4参照)のセンタトンネル13に対向する面には、図示していないが電池セルアセンブリ15を冷却するための冷却風を取込む吸気口が配置されている。そして、送風ファン16を動作させることにより、図4の矢印59に示すように外装部材18の内部へと冷却風が取込まれる。また、電池セル収納部材28のセンタトンネル13側の壁面には冷却風を取込むための開口部が形成されている。取込まれた冷却風は、矢印59に示した方向から電池セルアセンブリ15に供給される。そして、この冷却風により電池セルアセンブリ15を構成するそれぞれの電池セル14a〜14dが冷却される。具体的には、冷却風は並列に配置された電池セル14a〜14dの間の間隙(冷却風通路)を流通する際に、電池セル14a〜14dの表面から電池セル14a〜14dの熱を除去する。そして、電池セルアセンブリ15を冷却した後の冷却風は送風ファン16に取込まれた後、矢印60に示す方向に送風ファン16から排気される。なお、送風ファン16には、その側面に排気口17が形成されている。つまり、送風ファン16は、矢印59に示した方向から冷却風を取込み、矢印60に示す方向に当該排気口17から冷却風を排出するものである。
【0037】
図6に示すように、電池セルアセンブリ15から放出されたガスを自動車の外部へと排出するための電池パック用ダクトとしての排気ダクト19は、自動車の車体の底面(車両下面)を構成するフロアパネル23を貫通するように形成されている。フロアパネル23よりも下方に突出するように形成された排気ダクト19の先端部53には、フロアパネル23よりも下の部分に通気穴33が形成されている。また、管路としての排気ダクト19における他方端部としての先端部53の外周面には、所定位置に鍔状のフランジ部54が形成されている。このフランジ部54を嵌めこむ事ができるように、フロアパネル23には開口部58が形成されている。フランジ部54はフロアパネル23の開口部58に嵌めこまれた状態で固定されている。つまり、フランジ部54の外周部とフロアパネル23とは接合部24において接続固定されている。また、排気ダクト19の先端部53はフロアパネル23下に配置された中空の部材であるアンダーリーンホース25の内部(中空の部材の内周部)に突出した状態となっている。つまり、フロアパネル23の開口部58はアンダーリーンホース25の内周部に面するように形成されている。
【0038】
この先端部53の内部には水に浮くことが可能なフロート部材31が配置されている。フロート部材31は球形状の外観を有している。そして、排気ダクト19の内周面には、排気ダクト19の内周面に沿った形状(たとえばリング状)の凸部32が形成されている。後述するように水がアンダーリーンホース25内部および排気ダクト19の先端部53内に浸入した場合に、フロート部材31が水に浮くことにより、フロート部材31が排気ダクト19の上流側(一方端部57(図4参照)側)へ移動する。その場合、凸部32とフロート部材31とが接触する。凸部32の形状は、フロート部材31と接触することにより排気ダクト19の内部を塞ぐことができるように決定されている。具体的には、リング状の凸部32においてフロート部材31と対向する部分が、全周に渡ってフロート部材31と接触可能なように、凸部32の形状は決定されている。このようにして、凸部32とフロート部材31とにより排気ダクト19の内周を塞ぐことができる。フロート部材31と凸部32とにより流体逆流防止部材が構成される。
【0039】
なお、フロート部材31の形状は、球形状であってもよいが、他の任意の形状であってもよい。たとえば、フロート部材31の形状として多面体形状、円錐形状、角錐形状などを用いてもよい。また、フロート部材31と接触することにより排気ダクト19を塞ぐ事ができれば、凸部32の形状は任意の形状であってもよい。また、フロート部材31の材料としては、樹脂、金属、その他の任意の材料を用いることができる。フロート部材31は中空体であっても、中実体(内部に空隙が形成されていない物体)であってもよい。また、凸部32は、排気ダクト19の壁面を塑性変形させて形成してもよい(つまり、凸部32を構成する排気ダクト19の壁面の厚みは、凸部32が形成された部分以外の部分における排気ダクト19の壁面の厚みとほぼ等しくてもよい)。
【0040】
また、排気ダクト19の内部には、フロート部材31が位置する先端部53よりも上流側にメッシュ状の部材としてのメッシュ部材26が配置されている。メッシュ部材26は、図7に示すように網目状の構造を有している。網目のサイズは任意に選択可能であるが、特に、排気ダクト19を介して排出されるガスの流れを妨げない範囲でできるだけ小さくすることが好ましい。メッシュ部材26の材料としては、金属や樹脂など、適宜選択して使用できる。特に、排気ダクト19を介して排出されるガスに対する耐久性を有する材料をメッシュ部材26の材料として用いることが好ましい。このメッシュ部材26により、流通防止部材が構成される。このように、排気ダクト19には、凸部32とフロート部材31とからなる流体逆流防止部材と、メッシュ部材26からなる流通防止部材とを含む逆止弁機構が設置されている。
【0041】
このようにすれば、逆止弁機構により排気ダクト19の先端部53側から電池パック5の内部に水などの異物が侵入することを防止できる。このため、異物の存在に起因して、電池パック5内から外部へのガスの排出に支障をきたす可能性を低減できる。従って、ガスの排出などが阻害されることに起因して電池パック5の信頼性が低下する(たとえば、動作不良が発生する)可能性を低減できる。つまり、電池パック5および電池パック5を搭載した自動車の信頼性を向上させることができる。
【0042】
また、排気ダクト19の他方端部としての先端部53(図6参照)は自動車の車両下面を構成するフロアパネル23に形成された開口部58に繋がっているので、電池パック5の位置に合わせてこの開口部58の位置を決定すれば、電池パック5から離れた位置に形成された開口部58まで、長い排気ダクト19を形成する必要がない。このため、排気ダクト19の配置経路により電池パック5の搭載位置が制約される度合いを小さくできる。したがって、自動車の車両における電池パック5の配置の自由度を大きくすることができる。
【0043】
また、図5に示すように電池セル14a〜14dの端子30が面する空間56に接続された排気ダクト19に本発明を適用すれば、電池パック5の空間56内部への水などの侵入を効果的に防止することができる。
【0044】
また、図6に示すように、排気ダクト19の先端部53は中空の部材としてのアンダーリーンホース25の内部に繋がっている。したがって、排気ダクト19の先端部53に自動車の外部から直接水や埃などの異物が飛び込んでくるといった可能性を低減できる。
【0045】
また、アンダーリーンホース25は、基本的には図9に示すようにフロアパネル23の下部表面にその両方の端部55が溶接固定されたチャネル状の部材であるが、図8に示したように局所的に通気穴が形成されている。具体的には、アンダーリーンホース25の底壁には複数の通気穴34(図6参照)が形成されている。また、フロアパネル23とアンダーリーンホース25との接合部においても局所的に通気穴36が形成されている。なお、排気ダクト19の先端部53は、他の中空の部材、たとえば自動車の底面に配置されたサイドメンバやクロスメンバの内部に繋がっていてもよい。
【0046】
次に、本発明による電池パック5(図4参照)を搭載した自動車の効果を図6、図10および図11を用いて説明する。図10は、本発明による電池パックを搭載した自動車が雨天走行を行なった場合の排気ダクト先端部の状況を説明するための拡大断面模式図である。図11は、比較例としての電池パックを搭載した自動車が雨天走行を行なった場合の排気ダクト先端部の状態を説明するための拡大断面模式図である。
【0047】
まず、通常の運転時においては、図6において白抜き矢印35で示したように、電池セルアセンブリ15(図4参照)から排出されたガスは排気ダクト19の内部から排気ダクト19の先端部53の通気穴33を介してアンダーリーンホース25の内部に排出される。そして、そのガスはアンダーリーンホース25の通気穴34あるいは通気穴36(図8参照)を介して自動車の底面(車両下面)から外部へと排出される。
【0048】
次に、雨天走行時において、アンダーリーンホース25の内部に図10に示すように水37が浸入してきた場合を考える。この場合、本発明による電池パックを搭載した自動車では、水37にフロート部材31が浮くことにより、フロート部材31と排気ダクト19の内壁面に形成された凸部32とが接触する。このフロート部材31と凸部32とが接触することにより、フロート部材31と凸部32とにより排気ダクト19の内部が塞がれた状態となる。このため、凸部32とフロート部材31とが接触した部分より上流側の排気ダクト19の内部に水37が浸入することを防止できる。
【0049】
また、フロート部材31と凸部32とが完全に接触する前に、水滴38が水37の水面から飛散したような場合、メッシュ部材26によりこの水滴38が捕獲される。このため、メッシュ部材26よりも排気ダクト19の上流側に水滴38が浸入する可能性を低減できる。したがって、排気ダクト19の上流側の電池セルアセンブリ15にまで水37や水滴38が浸入することを防止できる。
【0050】
一方、図11に示した比較例の電池パックを搭載した自動車では、水37がフロアパネル23近くにまで上昇してきた場合に、水37の水面から飛散した水滴38が矢印39に示すように排気ダクト19内部に浸入するおそれがある。また、水37の水位がさらに上昇した場合には、排気ダクト19の内部に水37が逆流してくる可能性もある。
【0051】
このように水37や水滴38が排気ダクト19の内部を逆流すると、電池セルアセンブリ15(図4参照)を構成する電池セル14a〜14d(図4参照)の端子30(図5参照)が面する空間56(図5参照)に水が浸入するおそれがあった。一方、既に述べたように本発明による電池パックを搭載した自動車においては、図10に示したように排気ダクト19の内部を水37や水滴38が逆流することを防止できるので、上述のように電池セル14a〜14d(図4参照)の端子30が面する空間56に水が浸入する可能性を低減できる。
【0052】
なお、図1〜図10を用いて説明した電池パックは、図1からもわかるように自動車の搭乗空間50の内部に配置されているが、図12に示すように、床面3を構成する部材52と車両底面4との間の空間に配置してもよい。図12は、図1に示した本発明による自動車の実施の形態1の変形例を示す断面模式図である。この場合、電池パック5が配置された空間は、部材52に形成された穴51によって搭乗空間50とつながっていることが好ましい。
【0053】
このように、電池パック5は自動車1の車室内部に配置されることが好ましい。ここで、車室とは、搭乗空間50と、この搭乗空間50に連通する空間とを含む。たとえば、車室は、図12の電池パック5が配置された空間や、リアシートを倒して搭乗空間50と繋がることが可能な荷物室なども含む。また、電池パック5は、図2に示したフロントシート2bやリアシート6の下、あるいは車室内の他の位置に配置してもよい。
【0054】
(実施の形態2)
図13は、本発明による電池パックを搭載した自動車の実施の形態2を示す拡大断面模式図である。図13を用いて、本発明による電池パックを搭載した自動車の実施の形態2を説明する。なお、図13は図6に対応する。
【0055】
図13に示すように、この発明による電池パックを搭載した自動車の実施の形態2は基本的には図1〜図9に示した自動車と同様の構造を備えるが、排気ダクト19の先端部53がアンダーリーンホース25(図6参照)内部ではなく自動車の下の空間(フロアパネル23下であって、自動車の外部の空間)に直接露出するように構成されている。また、図13に示した排気ダクト19の先端側に形成されたフランジ部27には角部41が形成されている。このため、このフランジ部27とフロアパネル23とを接続した場合に、排気ダクト19の先端部53はフランジ部27によって形成された凹部42の内部に配置された状態となる。
【0056】
このようにすれば、本発明による電池パックを搭載した自動車の実施の形態1と基本的に同様の効果を得られるとともに、フロアパネル23の下面から排気ダクト19の先端部53の突出量(突出高さ)を小さくすることができる。そのため、自動車の走行時に排気ダクト19の先端部53が路面の障害物などと接触する可能性を低減できる。また、アンダーリーンホース25(図6参照)の配置に関係無く排気ダクト19の配置を決定できるので、排気ダクト19および電池パック5の配置の自由度を向上させることができる。
【0057】
(実施の形態3)
図14は、本発明による電池パックを搭載した自動車の実施の形態3を示す平面透視模式図である。図15は、図14の線分XV−XVにおける拡大断面模式図である。図14および図15を用いて、本発明による電池パックを搭載した自動車の実施の形態3を説明する。
【0058】
図14に示すように、電池パックは基本的には図1〜図9に示した本発明による電池パックの実施の形態1と同様の構造を備えるが、送風ファン16から冷却風を排出する排気口に、電池セル14a〜14dを冷却した後の冷却風を自動車の外部へ排出するための冷却風排気ダクト45が接続されている点が異なる。
【0059】
冷却風排気ダクト45は、図15に示すようにフロアパネル23下のアンダーリーンホース25の内部空間にその先端部53が突出するように形成されている。冷却風排気ダクト45の先端部53の形状は、基本的に図6に示した排気ダクト19の先端部53の構造と同様である。また、冷却風排気ダクト45の内部には、先端部53よりも上流側にメッシュ部材26が配置されている。また、先端部53の内部にはフロート部材31が配置され、フロート部材31よりも上流側にはフロート部材と接触可能なように、冷却風排気ダクト45の内周面に凸部32が形成されている。
【0060】
冷却風排気ダクト45の先端部53にはフランジ部54が形成されている。このフランジ部54の端部とフロアパネル23とは接合部24において接続固定されている。冷却風排気ダクト45の先端部53の壁面には通気穴33が形成されている。また、アンダーリーンホース25の壁面にも通気穴34が形成されている。
【0061】
したがって、図14の送風ファン16が動作した場合には、電池セルアセンブリ15を冷却した冷却風は送風ファン16から冷却風排気ダクト45の内部に送り出される。そして、送り出された冷却風は、図15の白抜きの矢印46に示したように冷却風排気ダクト45の内部から通気穴33および通気穴34を介して自動車の底面下の空間へと排出される。
【0062】
このようにすれば、本発明の実施の形態1における電池パックの排気ダクト19(図5参照)と同様に、冷却風排気ダクト45において水などの異物が逆流する可能性を低減できるとともに、自動車における電池パック5の配置の自由度を大きくすることができる。
【0063】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0064】
【発明の効果】
本発明によれば、電池部材の内部にダクトから異物が侵入する可能性を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電池パックを搭載した自動車の実施の形態1を示す断面模式図である。
【図2】 図1に示した自動車の平面透視模式図である。
【図3】 図1に示した自動車の電池パックに関連する制御を説明するためのブロック図である。
【図4】 図1に示した電池パックの平面透視模式図である。
【図5】 図4の線分V−Vにおける断面模式図である。
【図6】 図4の線分VI−VIにおける拡大断面模式図である。
【図7】 図6に示したメッシュ部材の平面模式図である。
【図8】 図6の線分VIII−VIIIにおける断面模式図である。
【図9】 図6の線分IX−IXにおける断面模式図である。
【図10】 本発明による電池パックを搭載した自動車が雨天走行を行なった場合の排気ダクト先端部の状況を説明するための拡大断面模式図である。
【図11】 比較例としての電池パックを搭載した自動車が雨天走行を行なった場合の排気ダクト先端部の状態を説明するための拡大断面模式図である。
【図12】 図1に示した本発明による自動車の実施の形態1の変形例を示す断面模式図である。
【図13】 本発明による電池パックを搭載した自動車の実施の形態2を示す拡大断面模式図である。
【図14】 本発明による電池パックを搭載した自動車の実施の形態3を示す平面透視模式図である。
【図15】 図14の線分XV−XVにおける拡大断面模式図である。
【符号の説明】
1 自動車、2a,2b フロントシート、3 床面、4 車両底面、5 電池パック、6 リアシート、7 制御部、8 エネルギー発生部、9 電池部、10 動作機器、11 車両側壁、12 クロスメンバ、13 センタトンネル、14a〜14d 電池セル、15 電池セルアセンブリ、16 送風ファン、17 排気口、18 外装部材、19 排気ダクト、20 リレー、21 電流センサ、22 ECU、23 フロアパネル、24 接合部、25 アンダーリーンホース、26 メッシュ部材、27,54 フランジ部、28 電池セル収納部材、30 端子、31 フロート部材、32 凸部、33,34,36 通気穴、35,39,46,59,60 矢印、37 水、38 水滴、40a,40b 固定部、41 角部、42 凹部、45 冷却風排気ダクト、50 搭乗空間、51 穴、52 部材、53 先端部、55 端部、56 空間、57一方端部、58 開口部。

Claims (9)

  1. 自動車に搭載された電池部材を構成する電池ケースに接続される電池ケース用ダクトであって、
    自動車の搭乗空間の内部に配置された電池ケースに接続された一方端部から、前記自動車の車両下面において前記自動車の外部の空間に直接露出するように形成された開口部に繋がる他方端部にまで延在する管路と、
    前記管路に設置され、前記他方端部側から前記一方端部側に異物が逆流することを防止する逆止弁機構とを備え
    前記逆止弁機構は、前記管路において前記他方端部側から前記一方端部側に液体が逆流することを防止する流体逆流防止部材を含み、
    前記流体逆流防止部材は、
    前記管路の内部に配置され、前記液体に浮くことが可能なフロート部材と、
    前記管路において、前記フロート部材より前記一方端部側に位置し、前記管路の内壁から前記管路の内周側に突出する凸部とを含み、
    前記凸部の形状は、前記フロート部材が前記凸部と接触可能な位置に移動した際に、前記凸部と前記フロート部材とが接触することにより前記管路を塞ぐことができるように決定されている、電池ケース用ダクト。
  2. 自動車に搭載された電池部材を構成する電池ケースに接続される電池ケース用ダクトであって、
    電池ケースに接続された一方端部から、自動車の車両下面に形成された開口部に繋がる他方端部にまで延在する管路と、
    前記管路に設置され、前記他方端部側から前記一方端部側に異物が逆流することを防止する逆止弁機構とを備え、
    前記逆止弁機構は、前記管路において前記他方端部側から前記一方端部側に液体が逆流することを防止する流体逆流防止部材を含み、
    前記流体逆流防止部材は、
    前記管路の内部に配置され、前記液体に浮くことが可能なフロート部材と、
    前記管路において、前記フロート部材より前記一方端部側に位置し、前記管路の内壁から前記管路の内周側に突出する凸部とを含み、
    前記凸部の形状は、前記フロート部材が前記凸部と接触可能な位置に移動した際に、前記凸部と前記フロート部材とが接触することにより前記管路を塞ぐことができるように決定されている、電池ケース用ダクト。
  3. 前記自動車の車両下面に形成された開口部は、前記車両下面に配置された中空の部材の内周部に面するように形成されている、請求項2に記載の電池ケース用ダクト。
  4. 前記電池部材は、前記電池ケースの内部に収納され端子部を有する電池セルを含み、
    前記管路の一方端部側は、前記電池ケースの内部において前記電池セルの端子部が面する空間に繋がっている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の電池ケース用ダクト。
  5. 前記逆止弁機構は、前記管路において前記他方端部側から前記一方端部側に粒状の異物が流通することを防止するための流通防止部材を含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の電池ケース用ダクト。
  6. 前記流通防止部材は、前記管路を塞ぐように配置されたメッシュ状の部材である、請求項5に記載の電池ケース用ダクト。
  7. 前記管路は、前記電池ケースの内部に配置された前記電池部材の構成部材から排出されるガスを、自動車の外部に排出するためのものである、請求項1〜6のいずれか1項に記載の電池ケース用ダクト。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の電池ケース用ダクトが接続された電池部材。
  9. 請求項8に記載の電池部材を備える自動車。
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