JP3937533B2 - 遠隔座標入力装置および遠隔座標入力方法 - Google Patents

遠隔座標入力装置および遠隔座標入力方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プロジェクターを使用してコンピュータの画面を拡大投射して行うプレゼンテーション等において、画面上の特定の部位を指示したり、応用ソフトウエアを操作したりする場合の、遠隔座標入力装置と入力方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のプレゼンテーションなどにおいては、OHP(オーバーヘッドプロジェクター)を使用して透過式の原稿を拡大投影したり、スライドプロジェクターを使用してフィルムの画像を拡大投影するなどして大画面に情報を表示し、説明者は差棒やレーザーポインタなどを使用して、注目すべき点を指し示しながら説明することが行われてきた。
【0003】
また、近年ではパーソナルコンピュータと液晶プロジェクターの普及により、プレゼンテーション用に開発された応用ソフトウエアを使用して、効率的なプレゼンテーションが行われるようになってきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、表示された画面を指し示すのには、コンピュータに接続されたマウスなどを操作しなければならず、説明者が画面の位置から離れたり、説明者の動作と画面上のポインタなどの動きが間接的であるなどのために、聴衆の注意が散漫になる場合があった。
【0005】
そのような状況を防ぐために、説明者がコンピュータの位置に支配されることなく、比較的自由な位置から直接画面に働きかけることにより応用ソフトウエアを操作可能な、いわゆる遠隔座標を入力する装置が開発されて、各種の方式が提案されている。
【0006】
それらの一例として、特開平5−19953号公報によれば、スクリーンから離れた位置から遠隔操作装置を操作することにより、表示された情報を制御する方法が記述されている。しかしこれに記載された方式では、操作は遠隔操作装置上に設けられた各種のキーによって行うだけであり、画面上のポインタを動かすには矢印キーを押し続けることによって行うので、積分的にしか動かすことができず、人間が差棒などで指し示す感覚とは違和感があった。
【0007】
また、特開平2−300816号公報によれば、放射主軸方向を異ならせた3個の発光素子を指示部に設置し、それを受光する受光素子での光の強度差から指示部の角度を検出する方法が記述されている。しかしながら、発光素子を弁別するために光を変調しなけらばならず、指示部が複雑になってしまうという課題や、光量差を利用するために、外部のノイズなどの影響を受けやすいという課題があった。
【0008】
また、説明者と聴衆からのように、2点以上を同時に指し示したい場合には、前記の2つの公知例では実現が困難であった。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、少なくとも3個の第1の発光素子と、前記少なくとも3個の第1の発光素子により囲まれる平面内で該平面と直交する直交軸上の前記平面上の点を除く位置に配置された第2の発光素子とを備えた指示手段と、該指示手段の前記第1および第2の発光素子の相対位置関係を撮像する撮像手段と、該撮像手段が撮像した映像信号から前記指示手段が前記撮像手段に対して示す向きを求めて平面座標に変換する座標変換手段と、該座標変換手段で求めた座標を出力する出力手段と、前記出力手段で求めた前記座標に基づき画面上の指示情報を表示する表示手段を備えたことを特徴とする。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の遠隔座標入力装置において、前記第1の発光素子が二等辺三角形の各頂点に配置され、2個を結ぶ底辺がほぼ水平に配置されること、を特徴とする。
【0011】
また、請求項3記載の発明は、請求項1記載の遠隔座標入力装置において、前記第1の発光素子が菱形の各頂点に配置され、前記菱形の対角線の一方がほぼ水平に配置されること、を特徴とする。
【0012】
また、請求項4記載の発明は、請求項1記載の遠隔座標入力装置において、前記指示部に設けた操作手段による操作情報により前記第1または第2の発光素子を変調する変調手段と、変調された前記操作情報を検出する受光手段を設けたこと、を特徴とする。
【0013】
また、請求項5記載の発明は、請求項1記載の遠隔座標入力装置において、前記指示部を手で持っているか否かを検出する手持ち検出部を備え、該手持ち検出部の出力により、前記第1および第2の発光素子の点灯または消灯を制御することを特徴とする。
【0014】
また、請求項6記載の発明は、少なくとも3個の第1の反射素子と、前記第1の反射素子により囲まれる平面内で該平面と直交する、直交軸上に配した第2の反射素子とから構成する指示手段と、該指示手段の前記第1と第2の反射素子を照射する照射手段と、前記指示手段の前記第1と第2の反射素子の相対位置関係を撮像する撮像手段と、該撮像手段が撮像した映像信号から前記指示手段が前記撮像手段に対して示す向きを求めて平面座標に変換する座標変換手段と、該座標変換手段で求めた座標を出力する出力手段と、前記出力手段で求めた前記座標にもとづき画面上の指示情報を表示する表示手段を備えたこと、を特徴とする。
【0015】
また、請求項7記載の発明は、請求項6記載の遠隔座標入力装置において、前記第1の反射素子が二等辺三角形の各頂点に配置され、2個を結ぶ底辺がほぼ水平に配置されること、を特徴とする。
【0016】
また、請求項8記載の発明は、請求項6記載の遠隔座標入力装置において、前記第1の反射素子が菱形の各頂点に配置され、前記菱形の対角線の一方がほぼ水平に配置されること、を特徴とする。
【0017】
また、請求項9記載の発明は、中空の円盤状の第1の反射素子と、前記第1の反射素子により囲まれる平面内で該平面と直交する、直交軸上に配した第2の反射素子とから構成する指示手段と、該指示手段の前記第1と第2の反射素子を照射する照射手段と、前記指示手段の前記第1と第2の反射素子の相対位置関係を撮像する撮像手段と、撮像した映像信号から前記指示手段が前記撮像手段に対して示す向きを求めて平面座標に変換する座標変換手段と、該座標変換手段で求めた座標を出力する出力手段と、前記出力手段で求めた前記座標にもとづき画面上の指示情報を表示する表示手段を備えたこと、を特徴とする。
【0018】
また、請求項10記載の発明は、請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の遠隔座標入力装置を用いた遠隔座標入力方法であって、前記撮像手段により撮像した画像から、前記第1の発光素子または前記第1の反射素子による第1の像と、前記第2の発光素子または前記第2の反射素子による第2の像を求め、前記第1の像から基準座標を求め、前記第2の像と前記基準座標の位置関係から前記指示手段の前記撮像手段に対する向きを求め、該向きにより前記表示手段における指示位置を特定すること、を特徴とする。
【0019】
また、請求項11記載の発明は、請求項10記載の遠隔座標入力方法において、前記撮像手段により撮像した画像から、複数の指示手段の像を独立の像に分離した独立指示具像を得て、該独立指示具像ごとに前記指示手段の前記撮像手段に対する向きを求め、該向きにより前記表示手段における指示位置を特定すること、を特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
(実施例1)
本発明に係る第1の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
【0021】
図1は本発明の第1の実施例を説明する図である。コンピュータ10の表示データはプロジェクター4に送られ、投射されてスクリーン7に拡大表示される。
【0022】
スクリーン7の上部には撮像部5が設けられ、説明者9が持つ指示具1を撮像するとともに、指示具1の向きを検出して座標に変換しコンピュータ10に伝送する。また、スクリーン7の下部には受信部11が設けられ、指示具1からの特定の信号を検出してコンピュータ10に伝送する。
【0023】
プレゼンテーションなどに当たっては、説明者9がスクリーンを見ながら指示具1の向きを変えることにより、マーカー12の位置を動かすことができる。
【0024】
マーカー12は、従来のマウスで操作するポインタやカーソルと同じものであり、マウスを平面上で動かすとポインタやカーソルが動くのと同様に、指示具1の向きを変えるとマーカー12を動かすことができる。
【0025】
図2に指示具1の一例を示す。前面には赤外線を発光する複数の赤外LED(発光ダイオード)21が設けられ、上部には操作ボタン22が設けられ、手で支持する部分には手持ち検出電極23が設けられている。また、図示しないが内部には電池が内蔵されている。
【0026】
図3は指示具1の前面部分の詳細を説明する三面図である。第1の発光素子である赤外LED21A、21B、21Cは同一平面上に二等辺三角形の頂点に配置されている。赤外LED21A、21Bは指示具1の上面と平行に距離aを隔てており、赤外LED21Cは21Aと21Bを結ぶ線分の中央から垂直方向に距離bを隔てて配置されている。第2の発光素子である赤外LED21Eは、正面図では21Cの垂直方向に距離b/2を隔て、さらに奥へ距離dだけ進んだ位置に配置されている。LED21Eは、LED21A,B,Cで囲まれた平面と直交する位置に配置される必要はないが、図3に示すように配置することにより装置の小型化を図ることができる。
【0027】
説明者9が指示具1を手に持つと、手持ち検出電極23が手で持っていることを検出して、赤外LED21(21A、21B、21C、21E)を点灯させ、手から離すと消灯させる。また、操作ボタン22を押すと、赤外LED21は一旦全てを消灯させ、操作ボタン22に対応してあらかじめ決められたコードに従って、点滅のタイミングで操作ボタン22のどれが押されたかの情報を送信する。送信されたコードは受信部11により受信されて、コンピュータ10に送られる。送信が終了したら、再びすべてのLEDを点灯させる。なお、操作ボタン22には、通常のマウスのクリックボタンの機能や、コンピュータ10で使う応用ソフトウエアに対応させた機能などを割り当てておくことができる。
【0028】
次に撮像部5の一例を図4に示す。CCDカメラ31にはレンズ32、赤外線フィルタ32が取り付けられており、指示具1の赤外LED21の像を撮影する。CCDカメラ31の出力は、画像処理装置34に接続されている。画像処理装置34ではCCDカメラ31で撮像した指示具1のLED21の像をもとにスクリーン7上の平面座標を演算し、出力部35からコンピュータ10に送る。
【0029】
CCDカメラ31の出力画像の一例を図5に示す。CCDカメラ31のレンズ32の前には赤外線フィルタ32が取り付けられているので、室内照明などの光はほとんど除去され、図5に示すようにLED21による像41のみが出力される。
【0030】
ここで、指示具1による像41の現れ方を、図により説明する。
【0031】
図6は指示具1のLED21を上部から見た平面図である。中心線26は赤外LED21Aと21Bの中間とレンズ32を結ぶ直線である。図6には指示具1が中心線26から角度lだけ斜め左方向を向いている場合を示している。中心線26の延長線上に垂直に投影面24を想定すると、投影面24では、赤外LED21Aと21Bの間隔はxとなり、また赤外LED21Eは中心線からhだけ左にずれて投影されることになる。
【0032】
図7は指示具1のLED21を横から見た側面図である。中心線26は赤外LED21A、21Bと21Cの中間とレンズ32を結ぶ直線である。図7には指示具1が中心線26から角度mだけ斜め下方向を向いている場合を示している。中心線26の延長線上に垂直に投影面24を想定すると、投影面24では、赤外LED21A、21Bと21Cの間隔はyとなり、また赤外LED21Eは中心線からvだけ上にずれて投影されることになる。
【0033】
ここで、CCDカメラ31で撮影した像41は、図6と図7の投影面24を任意の倍率で撮影したものと考えることができるため、図5の像41は、投影面24の投影像と合同の関係となる。図5において、像41A、41B、41C、41Eはそれぞれ赤外LED21A、21B、21C、21Eを撮影した像である。また、像41Aと41Bの間隔をX、41Aと41Bを結ぶ線分の中央から垂直方向に像41Cまでの距離をY、像41CからY/2だけ上の位置を基準点42として、像41Eの基準点42との距離の水平成分をH、垂直成分をVとする。基準点42は中心線26の延長線上に一致するので、図6、図7のx、h、y、vの各値は、図5のX、H、Y、Vの各値と比例関係となる。従って、像41の像41A、41B、41C、41Eの関係を調べれば、指示具1がレンズ32に対して、水平、垂直にどれだけ傾いているのかを知ることができる。
【0034】
【数1】
Figure 0003937533
【0035】
【数2】
Figure 0003937533
【0036】
数1は投影面24における水平方向の関係を示した式である。また、数2は投影面24における垂直方向の関係を示した式である。前記の通り、x、h、y、zの各値は図5にのX、H、Y、Vの各値と比例関係にあるので、数1、数2は次に示す数3のように表わすことができる。
【0037】
【数3】
Figure 0003937533
【0038】
ここで、a、b、dの値は指示具1で既知の値であるため、角度l、角度mは図5の像41から求めることができる。
【0039】
なお、出力部35からコンピュータ10に出力するデータは、スクリーン7に投射された画面の水平、垂直の直交座標であることが必要である。そこで、画面の中央を原点とすれば、数4に示すように、角度l、mをXs、Ysという座標に変換することができる。
【0040】
【数4】
Figure 0003937533
【0041】
ここで、数4のKは比例定数であり、指示具1の傾きと出力の感度を決める値である。この値は、使いやすい適当な値に固定しておいてもよいし、説明者9が好みに応じて設定できるようにしておいてもよい。なお、数4からわかるように、角度l、mの値は実際の演算では求める必要はない。
【0042】
次に、以上の原理によって、画像処理装置34において、CCDカメラ31が撮像した像41から指示具1が指示する画面の座標を求める方法を、図8のフローチャートにより説明する。
【0043】
S1では、像41A、41B、41C、41Eの重心座標を求める。これは像が有限の大きさを持っているので、ほぼ中心の位置を代表点として決めるためであり、公知の演算方法で求めればよい。
【0044】
S2では像41A、41Bの重心座標から、水平方向の距離Xと41Aと41Bの中間の座標を求める。
【0045】
S3では、像41Cの重心座標とS2で求めた中間の座標から、垂直方向の距離Yと両者の中間点である基準点42の座標を求める。
【0046】
S4では、像41Eの重心座標と基準点42の座標から、両者の距離を水平方向にH、垂直方向にVとして求める。
【0047】
S5では、数4により、スクリーン7上の座標Xs、Ysを求める。
【0048】
以上の座標の求め方をまとめると、指示具1の第1の発光素子である赤外LED21A、21B、21Cの像41A、41B、41Cから距離X、Yと基準点を求め、第2の発光素子である赤外LED21Eの像41Eから基準点との水平、垂直の距離H、Vを求め、演算によりスクリーン7上の座標Xs、Ysを求める、という手順である。
【0049】
なお、ここではスクリーン上の座標は中心部を原点としたが、バイアス値を設定することにより、スクリーンの周辺部を原点とすることも可能である。
【0050】
ここまでは指示具1が1つだけ使用される場合について説明したが、複数の指示具が同時に使用される場合に、それぞれの指示具が指示する画面の座標を求める方法を、図27のフローチャートで説明する。
【0051】
T1では、撮影した像を、それぞれの像ごとに拡大処理する。これは、像が存在する部分の周辺をあらかじめ決めた大きさに渡って同じ信号で埋める処理を行えばよい。
【0052】
次にT2では、セグメンテーションをおこなうことにより、指示具ごとの像の領域を求める。
【0053】
このようにして指示具ごとの像の範囲が求められるので、それぞれの像の範囲において、図8で説明したフローチャートによって座標を求めればよい。
次に、指示具1の別の例を図9に示す。
【0054】
前面には赤外線を発光する複数の赤外LED(発光ダイオード)51が設けられ、上部には操作ボタン52が設けられ、手で支持する部分には手持ち検出スイッチ53が設けられている。また、図示しないが内部には電池が内蔵されている。
【0055】
図10は指示具1の前面部分の詳細を説明する三面図である。第1の発光素子である赤外LED51A、51B、51C、51Dは同一平面上に菱形の頂点に配置されている。赤外LED51B、51Dは指示具1の手元側の上面と平行に距離aを隔てており、赤外LED51A、51Cは垂直方向に距離bを隔てて配置されている。第2の発光素子である赤外LED51Eは、正面図では51B、51Cを結ぶ直線と51Aと51Cを結ぶ直線の交点で、さらに奥へ距離dだけ進んだ位置に配置されている。
【0056】
説明者9が指示具1を手に持つと、手持ち検出スイッチ53が手で持っていることを検出して、赤外LED51(51A、51B、51C、51D、51E)を点灯させ、手から離すと消灯させる。また、操作ボタン52を押すと、赤外LED51は一旦全てを消灯させ、操作ボタン52に対応してあらかじめ決められたコードに従って、点滅のタイミングで操作ボタン52のどれが押されたかの情報を送信する。送信されたコードは受信部11により受信されて、コンピュータ10に送られる。送信が終了したら、再びすべてのLEDを点灯させる。なお、操作ボタン52には、通常のマウスのクリックボタンの機能や、コンピュータ10で使う応用ソフトウエアに対応させた機能などを割り当てておくことができる。
【0057】
ここで、指示具1による像61の現れ方を、図により説明する。
【0058】
図12は指示具1のLED51を上部から見た平面図である。中心線56は赤外LED51Bと51Dの中間とレンズ32を結ぶ直線である。図12には指示具1が中心線56から角度lだけ斜め左方向を向いている場合を示している。中心線56の延長線上に垂直に投影面54を想定すると、投影面54では、赤外LED51Bと51Dの間隔はxとなり、また赤外LED51Eは中心線からhだけ左にずれて投影されることになる。
【0059】
図13は指示具1のLED51を横から見た側面図である。中心線56は赤外LED51Aと51Cの中間とレンズ32を結ぶ直線である。図13には指示具1が中心線56から角度mだけ斜め下方向を向いている場合を示している。中心線56の延長線上に垂直に投影面54を想定すると、投影面54では、赤外LED51Aと51Cの間隔はyとなり、また赤外LED51Eは中心線からvだけ上にずれて投影されることになる。
【0060】
ここで、CCDカメラ31で撮影した像61の一例を図11に示す。像61は、図12と図13の投影面54を任意の倍率で撮影したものと考えることができるため、図11の像61は、投影面54の投影像と合同の関係となる。図11において、像61A、61B、61C、61D、61Eはそれぞれ赤外LED51A、51B、51C、51Eを撮影した像である。また、像61Bと61Dの間隔をX、61Aと61Cの間隔をY、像61Bと61Dを結ぶ直線と像61Aと像61Cを結ぶ直線の交点を基準点62として、像61Eの基準点62との距離の水平成分をH、垂直成分をVとする。基準点62は中心線56の延長線上に一致するので、図12、図13のx、h、y、vの各値は、図11のX、H、Y、Vの各値と比例関係となる。従って、像61の像61A、61B、61C、61D、61Eの関係を調べれば、指示具1がCCDカメラ31に対して、水平、垂直にどれだけ傾いているかを知ることができる。
【0061】
このように、赤外LED51A、51B、51C、51Dが菱形の頂点に配置された場合でも、前記の赤外LED21A、21B、21Cが二等辺三角形の頂点に配置された場合と同様に扱うことができるので、同様な方法により、画面上の座標を求めることができる。
【0062】
また、本実施例では、指示具1の中央の赤外LEDが周辺の赤外LEDよりも奥に位置する場合について説明したが、別の例として、中央の赤外LEDが周辺の赤外LEDより突出している場合でも、出力座標の極性が反対になるだけで、全く同様に扱うことができる。
【0063】
なお、本実施例では水平面と垂直面で独立に角度を求める方法を示したが、両方に傾きを持っている場合には、平面図と側面図に現れる角度は厳密には正確な値とはずれてくることになる。また、指示具が回転している場合にも、厳密には誤差が含まれてくる。しかし、本実施例のように、スクリーンに表示されるマーカーを見ながら操作する場合には、操作した結果が即時に現れ、それを見ながら指示具を操作することになるため、実際には全く問題にはならない。
【0064】
(実施例2)
本発明に係わる第2の実施例の形態を図面にもとづいて説明する。
【0065】
図14は本発明の第2の実施例を説明する図である。コンピュータ10の表示データはプロジェクター4に送られ、投射されてスクリーン8に拡大表示される。スクリーン8はリアタイプで、画面を観察するのは、プロジェクター4で投射するのと反対の面である。
【0066】
スクリーン8の上部には撮像部5と照射部6が一体になったものが設けられ、前面に赤外光を照射するとともに反射像を撮像し、指示具2の向きを検出して座標に変換しコンピュータ10に伝送する。
【0067】
プレゼンテーションなどに当たっては、説明者9がスクリーンを見ながら指示具2の向きを変えることにより、マーカー12の位置を動かすことができる。
【0068】
マーカー12は、従来のマウスで操作するポインタやカーソルと同じものであり、マウスを平面上で動かすとポインタやカーソルが動くのと同様に、指示具2の向きを変えるとマーカー12を動かすことができる。
【0069】
図15に指示具2の一例を示す。前面には赤外線を反射する複数の反射材71が設けられている。
【0070】
図16は指示具2の前面部分の詳細を説明する三面図である。第1の反射素子である反射材71A、71B、71Cは同一平面上に二等辺三角形の頂点に配置されている。反射材71A、71Bは指示具2の上面と平行に距離aを隔てており、反射材71Cは71Aと71Bを結ぶ線分の中央から垂直方向に距離bを隔てて配置されている。第2の反射素子である反射材71Eは、正面図では71Cの垂直方向に距離b/2を隔て、さらに奥へ距離dだけ進んだ位置に配置されている。
【0071】
撮像部5及び照射部6の一例を図17に示す。照射部6はCCDカメラ31のレンズ32の周辺に、赤外LED36を多数取り付けた構造であり、撮像部5で撮像する方向を照射している。また、撮像部5は、CCDカメラ31、レンズ32、赤外フィルタ33、画像処理部34、出力部35から構成する。CCDカメラ31にはレンズ32、赤外線フィルタ32が取り付けられており、指示具2の反射材71の像を撮影する。CCDカメラ31の出力は、画像処理装置34に接続されている。画像処理装置34ではCCDカメラ31で撮像した指示具2の反射材71の像をもとにスクリーン8上の平面座標を演算し、出力部35からコンピュータ10に送る。
【0072】
CCDカメラ31の出力画像の一例を図5に示す。CCDカメラ31のレンズ32の前には赤外線フィルタ32が取り付けられているので、室内照明などの光はほとんど除去され、図5に示すように反射材71による像41のみが出力される。
【0073】
ここで、指示具2による像41の現れ方を、図により説明する。
【0074】
図18は指示具2の反射材71を上部から見た平面図である。中心線76は反射材71Aと71Bの中間とレンズ32を結ぶ直線である。図18には指示具2が中心線76から角度lだけ斜め左方向を向いている場合を示している。中心線76の延長線上に垂直に投影面74を想定すると、投影面74では、反射材71Aと71Bの間隔はxとなり、また反射材71Eは中心線からhだけ左にずれて投影されることになる。
【0075】
図19は指示具2の反射材71を横から見た側面図である。中心線76は反射材71A、71Bと71Cの中間とレンズ32を結ぶ直線である。図19には指示具2が中心線76から角度mだけ斜め下方向を向いている場合を示している。中心線76の延長線上に垂直に投影面74を想定すると、投影面74では、反射材71A、71Bと71Cの間隔はyとなり、また反射材71Eは中心線からvだけ上にずれて投影されることになる。
【0076】
ここで、CCDカメラ31で撮影した像41は、図18と図19の投影面74を任意の倍率で撮影したものと考えることができるため、図5の像41は、投影面74の投影像と合同の関係となる。図5において、像41A、41B、41C、41Eはそれぞれ反射材71A、71B、71C、71Eを撮影した像である。また、像41Aと41Bの間隔をX、41Aと41Bを結ぶ線分の中央から垂直方向に像41Cまでの距離をY、像41CからY/2だけ上の位置を基準点42として、像41Eの基準点42との距離の水平成分をH、垂直成分をVとする。基準点42は中心線76の延長線上に一致するので、図18、図19のx、h、y、vの各値は、図5のX、H、Y、Vの各値と比例関係となる。従って、像41の像41A、41B、41C、41Eの関係を調べれば、指示具2がCCDカメラ31に対して、水平、垂直にどれだけ傾いているのかを知ることができる。
【0077】
【数5】
Figure 0003937533
【0078】
【数6】
Figure 0003937533
【0079】
数1は投影面74における水平方向の関係を示した式である。また、数2は投影面74における垂直方向の関係を示した式である。前記の通り、x、h、y、zの各値は図5のX、H、Y、Vの各値と比例関係にあるので、数1、数2は次に示す数3のように表わすことができる。
【0080】
【数7】
Figure 0003937533
【0081】
ここで、a、b、dの値は指示具1で既知の値であるため、角度l、角度mは図5の像41から求めることができる。
【0082】
なお、出力部35からコンピュータ10に出力するデータは、スクリーン8に投射された画面の水平、垂直の直交座標であることが必要である。そこで、画面の中央を原点とすれば、数4に示すように、角度l、mをXs、Ysという座標に変換することができる。
【0083】
【数8】
Figure 0003937533
【0084】
ここで、数4のKは比例定数であり、指示具1の傾きと出力の感度を決める値である。この値は、使いやすい適当な値に固定しておいてもよいし、説明者9が好みに応じて設定できるようにしておいてもよい。なお、数4からわかるように、角度l、mの値は実際の演算では求める必要はない。
【0085】
次に、以上の原理によって、画像処理装置34において、CCDカメラ31が撮像した像41から指示具1が指示する画面の座標を求める方法を、図8のフローチャートにより説明する。
【0086】
S1では、像41A、41B、41C、41Eの重心座標を求める。これは像が有限の大きさを持っているので、ほぼ中心の位置を代表点として決めるためであり、公知の演算方法で求めればよい。
【0087】
S2では像41A、41Bの重心座標から、水平方向の距離Xと41Aと41Bの中間の座標を求める。
【0088】
S3では、像41Cの重心座標とS2で求めた中間の座標から、垂直方向の距離Yと両者の中間点である基準点42の座標を求める。
【0089】
S4では、像41Eの重心座標と基準点42の座標から、両者の距離を水平方向にH、垂直方向にVとして求める。
【0090】
S5では、数4により、スクリーン8上の座標Xs、Ysを求める。
【0091】
以上の座標の求め方をまとめると、指示具2の第1の反射素子である反射材71A、71B、71Cの像41A、41B、41Cから距離X、Yと基準点を求め、第2の反射素子である反射材71Eの像41Eから基準点との水平、垂直の距離H、Vを求め、演算によりスクリーン上の座標Xs、Ysを求める、という手順である。
【0092】
なお、ここではスクリーン8上の座標は中心部を原点としたが、バイアス値を設定することにより、スクリーンの周辺部を原点とすることも可能である。
【0093】
ここまでは指示具2が1つだけ使用される場合について説明したが、複数の指示具が同時に使用される場合に、それぞれの指示具が指示する画面の座標を求める方法を、図27のフローチャートで説明する。
【0094】
T1では、撮影した像を、それぞれの像ごとに拡大処理する。これは、像が存在する部分の周辺をあらかじめ決めた大きさに渡って同じ信号で埋める処理を行えばよい。
【0095】
次にT2では、セグメンテーションをおこなうことにより、指示具ごとの像の領域を求める。
【0096】
このようにして指示具ごとの像の範囲が求められるので、それぞれの像の範囲において、図8で説明したフローチャートによって座標を求めればよい。
以上、指示具2の図19に示す形態にもとづいて説明したが、別の例として、実施例1で説明したLED51A、51B、51C、51D、51Eを反射材に置き換えても、LEDの場合と同様に扱うことができる。
【0097】
このように、反射材が菱形も頂点に配置された場合でも、前記の反射材71A、71B、71Cが二等辺三角形状に配置された場合と同様に扱うことができるので、同様な方法により、画面上の座標を求めることができる。
【0098】
また、本実施例では、指示具2の中央の反射材が周辺の反射材よりも奥に位置する場合について説明したが、別の例として、中央の反射材が周辺の反射材より突出している場合でも、出力座標の極性が反対になるだけで、全く同様に扱うことができる。
【0099】
なお、本実施例では水平面と垂直面で独立に角度を求める方法を示したが、両方に傾きを持っている場合には、平面図と側面図に現れる角度は厳密には正確な値とはずれてくることになる。また、指示具が回転している場合にも、厳密には誤差が含まれてくる。しかし、本実施例のように、スクリーンに表示されるマーカーを見ながら操作する場合には、操作した結果が即時に現れ、それを見ながら指示具を操作することになるため、実際には全く問題にはならない。
【0100】
また、本実施例では撮像部5と照射部6が一体となった構造について説明したが、両者は分離して別の場所に取り付けておくことも可能である。
【0101】
(実施例3)
本発明に係わる第3の実施例の形態を図面にもとづいて説明する。
【0102】
図20は本発明の第3の実施例を説明する図である。コンピュータ10の表示データはプロジェクター4に送られ、投射像はミラー13で反射されてスクリーン8に拡大表示される。スクリーン8はリアタイプで、画面を観察するのは、プロジェクター4で投射するのと反対の面である。なお、プロジェクター4、ミラー13、コンピュータ10は筐体14に収められており、コンピュータ10を除いて全体をリアプロジェクターと称する場合もある。
【0103】
スクリーン8の下部には撮像部5と照射部6が一体になったものが設けられ、前面に赤外光を照射するとともに反射像を撮像し、指示具3の向きを検出して座標に変換しコンピュータ10に伝送する。
【0104】
プレゼンテーションなどに当たっては、説明者9がスクリーンを見ながら指示具3の向きを変えることにより、マーカー12の位置を動かすことができる。
【0105】
マーカー12は、従来のマウスで操作するポインタやカーソルと同じものであり、マウスを平面上で動かすとポインタやカーソルが動くのと同様に、指示具3の向きを変えるとマーカー12を動かすことができる。
【0106】
図21に指示具3の一例を示す。前面には赤外線を反射する複数の反射材81が設けられている。
【0107】
図22は指示具3の前面部分の詳細を説明する三面図である。反射材81は、第1の反射素子である反射材81Aと第2の反射素子である反射材81Bにより構成されている。反射材81Aは中心の直径がaの環状であり、中心には距離dだけ前方に突出して反射材81Bが設けられている。
【0108】
撮像部5及び照射部6の一例を図17に示す。照射部6はCCDカメラ31のレンズ32の周辺に、赤外LED36を多数取り付けた構造であり、撮像部5で撮像する方向を照射している。また、撮像部5は、CCDカメラ31、レンズ32、赤外フィルタ33、画像処理部34、出力部35から構成する。CCDカメラ31にはレンズ32、赤外線フィルタ32が取り付けられており、指示具3の反射材81の像を撮影する。CCDカメラ31の出力は、画像処理装置34に接続されている。画像処理装置34では、CCDカメラ31で撮像した指示具3の反射材81の像をもとにスクリーン8上の平面座標を演算し、出力部35からコンピュータ10に出力する。
【0109】
CCDカメラ31の出力画像の一例を図23に示す。CCDカメラ31のレンズ32の前には赤外線フィルタ32が取り付けられているので、室内照明などの光はほとんど除去され、図23に示すように反射材81による像91のみが出力される。
【0110】
ここで、指示具3による像91の現れ方を、図により説明する。
【0111】
図24は指示具3を中心を通る水平面で切断し上部から見た、反射材81の平面図である。中心線86は反射材81Aの中心とレンズ32を結ぶ直線である。図24には指示具3が中心線86から角度lだけ斜め左方向を向いている場合を示している。中心線86の延長線上に垂直に投影面84を想定すると、投影面84では、反射材81Aの直径方向の間隔はxとなり、また反射材81Bは中心線からhだけ左にずれて投影されることになる。
【0112】
図25は指示具3を中心を通る垂直面で切断し横から見た、反射材81の側面図である。中心線86は反射材81Aの中心とレンズ32を結ぶ直線である。図25には指示具3が中心線86から角度mだけ斜め下方向を向いている場合を示している。中心線86の延長線上に垂直に投影面84を想定すると、投影面84では、反射材81Aの直径方向の間隔はyとなり、また反射材81Bは中心線からvだけ上にずれて投影されることになる。
【0113】
ここで、CCDカメラ31で撮影した像91は、図24と図25の投影面74を任意の倍率で撮影したものと考えることができるため、図23の像91は、投影面84の投影像と合同の関係となる。図23において、像91A、91Bはそれぞれ反射材81A、81Bを撮影した像である。また、像91Aの水平方向の最大の間隔をX、垂直方向の最大の間隔をYとして、それぞれの間隔の中央を通る水平線と垂直線の交点を基準点92とする。また、像91Bの基準点92との距離の水平成分をH、垂直成分をVとする。基準点92は中心線86の延長線上に一致するので、図24、図25のx、h、y、vの各値は、図23のX、H、Y、Vの各値とほぼ比例関係となる。従って、像91の像91A、91Bの関係を調べれば、指示具3がCCDカメラ31に対して、水平、垂直にどれだけ傾いているかを知ることができる。
【0114】
【数9】
Figure 0003937533
【0115】
【数10】
Figure 0003937533
【0116】
数1は投影面84における水平方向の関係を示した式である。また、数5は投影面84における垂直方向の関係を示した式である。前記の通り、x、h、y、zの各値は図23のX、H、Y、Vの各値とほぼ比例関係にあるので、数1、数5は次に示す数6のように表わすことができる。
【0117】
【数11】
Figure 0003937533
【0118】
ここで、a、dの値は指示具3で既知の値であるため、角度l、角度mは図23の像91から求めることができる。
【0119】
なお、出力部35からコンピュータ10に出力するデータは、スクリーン8に投射された画面の水平、垂直の直交座標であることが必要である。そこで、画面の中央を原点とすれば、数7に示すように、角度l、mをXs、Ysという座標に変換することができる。
【0120】
【数12】
Figure 0003937533
【0121】
ここで、数7のKは比例定数であり、指示具3の傾きと出力の感度を決める値である。この値は、使いやすい適当な値に固定しておいてもよいし、説明者9が好みに応じて設定できるようにしておいてもよい。なお、数7からわかるように、角度l、mの値は実際の演算では求める必要はない。
【0122】
次に、以上の原理によって、画像処理装置34において、CCDカメラ31が撮像した像91から指示具3が指示する画面の座標を求める方法を、図26のフローチャートにより説明する。
【0123】
S1では、像91Aの水平方向の左端の位置と右端の位置を求め、それぞれの部分で水平方向の重心座標を求め、両者の水平方向の距離Xを求める。
【0124】
S2では、像91Aの垂直方向の上端の位置と右端の位置を求め、それぞれの部分で垂直方向の重心座標を求め、両者の垂直方向の距離Yを求める。
【0125】
S3では、X、Yそれぞれの中心の位置にあたる基準点92の座標を求める。
【0126】
S4では、像91Bの重心座標を求め、基準点92の座標との距離を水平方向にH、垂直方向にVとして求める。
【0127】
S5では、数7により、スクリーン上の座標Xs、Ysを求める。
【0128】
以上の座標の求め方をまとめると、指示具3の第1の反射素子である反射材81Aの像91Aから距離X、Yと基準点を求め、第2の反射素子である反射材81Bの像91Bから基準点との水平、垂直の距離H、Vを求め、演算によりスクリーン上の座標Xs、Ysを求める、という手順である。
【0129】
なお、ここではスクリーン上の座標は中心部を原点としたが、バイアス値を設定することにより、スクリーンの周辺部を原点とすることも可能である。
【0130】
ここまでは指示具3が1つだけ使用される場合について説明したが、複数の指示具が同時に使用される場合に、それぞれの指示具が指示する画面の座標を求める方法を、図27のフローチャートで説明する。
【0131】
T1では、撮影した像を、それぞれの像ごとに拡大処理する。これは、像が存在する部分の周辺をあらかじめ決めた大きさに渡って同じ信号で埋める処理を行えばよい。
【0132】
次にT2では、セグメンテーションをおこなうことにより、指示具ごとの像の領域を求める。
【0133】
このようにして指示具ごとの像の範囲が求められるので、それぞれの像の範囲において、図26で説明したフローチャートによって座標を求めればよい。
以上、本実施例では、指示具3の中央の反射材が周辺の反射材よりも突出している場合について説明したが、別の例として、中央の反射材が周辺の反射材よりも奥に位置する場合でも、出力座標の極性が反対になるだけで、全く同様に扱うことができる。
【0134】
なお、本実施例では水平面と垂直面で独立に角度を求める方法を示したが、両方に傾きを持っている場合には、平面図と側面図に現れる角度は厳密には正確な値とはずれてくることになる。しかし、本実施例のように、スクリーンに表示されるマーカーを見ながら操作する場合には、操作した結果が即時に現れ、それを見ながら指示具を操作することになるため、実際には全く問題にはならない。
【0135】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、少なくとも3個の発光素子と直交軸上に配した発光素子とから指示具を構成し、撮像手段で発光素子の相対位置関係を撮像し、映像信号から指示具が撮像手段に対して示す向きを求めて平面座標に変換するようにしたので、説明者が指示具を動かすことによって画面上のマーカーを動かしてコンピュータの応用ソフトを使うことが可能である。そのため、コンピュータ画面をプロジェクターで拡大投射して行うプレゼンテーションなどにおいて、説明者が画面の位置から離れることなく、レーザーポインタで指し示すようにして説明することができるので、聴衆の注意が散漫になるのを避けることができる。
【0136】
また、発光素子を二等辺三角形の各頂点に配置し、2個を結ぶ底辺がほぼ水平に配置されるようにしたので、斜めの距離や座標を求めるために必要な二乗と平方根の計算が不要となるため、撮像した画像から座標を求めるための演算を簡単にすることができる。
【0137】
また、発光素子を菱形の各頂点に配置し、菱形の対角線の一方がほぼ水平に配置されるようにしたので、斜めの距離や座標を求めるために必要な二乗と平方根の計算が不要となるため、撮像した画像から座標を求めるための演算を簡単にすることができる。
【0138】
また、操作手段による操作情報により発光素子を変調する変調手段と、変調された操作情報を検出する受光手段を設けたので、応用ソフトをマウスと同様に操作することが可能となり、プレゼンテーションなどにおけるページ送りなどの操作が、指示具だけで行え、説明の流れが阻害されるのを避けることができる。
【0139】
また、指示具に手持ち検出手段を設け、発光素子の点灯または消灯を制御するようにしたので、使用時に点灯させ、使用しない場合には消灯させることができるので、電池などのエネルギー源の無駄な消費を避けることができるとともに、発光素子の寿命を長く保つことができる。
【0140】
また、少なくとも3個の反射素子と直交軸上に配した反射素子とから指示具を構成し、照射手段で照射した反射素子の相対位置関係を撮像手段で撮像し、映像信号から指示具が撮像手段に対して示す向きを求めて平面座標に変換するようにしたので、説明者が指示具を動かすことによって画面上のマーカーを動かしてコンピュータの応用ソフトを使うことが可能である。そのため、コンピュータ画面をプロジェクターで拡大投射して行うプレゼンテーションなどにおいて、説明者が聴衆の視野から離れることなく、レーザーポインタで指し示すようにして説明することができるので、聴衆の注意が散漫になるのを避けることができる。また、指示具には電池などのエネルギー源を必要としないので、維持管理を容易にすることができる。
【0141】
また、反射素子を二等辺三角形の各頂点に配置し、2個を結ぶ底辺がほぼ水平に配置されるようにしたので、斜めの距離や座標を求めるために必要な二乗と平方根の計算が不要となるため、撮像した画像から座標を求めるための演算を簡単にすることができる。
【0142】
また、反射素子を菱形の各頂点に配置し、菱形の対角線の一方がほぼ水平に配置されるようにしたので、斜めの距離や座標を求めるために必要な二乗と平方根の計算が不要となるため、撮像した画像から座標を求めるための演算を簡単にすることができる。
【0143】
また、同一平面上に配した中空の円盤状の反射素子と直交軸上に配したの反射素子とから指示具を構成し、照射手段で照射した反射素子の相対位置関係を撮像手段で撮像し、映像信号から指示具が撮像手段に対して示す向きを求めて平面座標に変換するようにしたので、説明者が指示具を動かすことによって画面上のマーカーを動かしてコンピュータの応用ソフトを使うことが可能である。そのため、コンピュータ画面をプロジェクターで拡大投射して行うプレゼンテーションなどにおいて、説明者が聴衆の視野から離れることなく、レーザーポインタで指し示すようにして説明することができるので、聴衆の注意が散漫になるのを避けることができる。また、指示具には電池などのエネルギー源を必要としないので、維持管理を容易にすることができる。さらに指示具の反射素子は回転対称の形状としたので、説明者がどのような持ち方をしても使うことができる。
【0144】
また、撮像手段により撮像した画像から、第1の発光素子または第1の反射素子による第1の像と、第2の発光素子または第2の発光素子による第2の像を求め、第1の像の座標から基準座標を求め、第2の像と基準座標の位置関係から指示具の撮像手段に対する向きを求め、向きにより表示手段における指示位置を特定する方法としたので、撮像した画像の大きさは限定されない。従って、撮像手段と指示具の距離が不定であっても画面上の指示位置を特定することができるので、説明者が場所を移動することができる。さらに撮像手段の画角は任意に設定することができるので、撮像手段の取り付け場所は限定されることなく、調整も簡単に行うことができる。
【0145】
また、撮像手段により撮像した画像から、複数の指示手段の像を独立の像に分離した独立指示具像を得て、該独立指示具像ごとに前記指示手段の前記撮像手段に対する向きを求め、該向きにより前記表示手段における指示位置を特定する方法としたので、説明者と聴衆からのように、2点以上を同時に指し示したり、スクリーン上の2ヶ所で同時に入力を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の指示具の一例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の指示具の前面部分の詳細を説明する三面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の撮像部の一例を示す図である。
【図5】本発明の第1および第2の実施の形態のCCDカメラの出力画像の一例を示す図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の指示具のLEDの配置を示す平面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の指示具のLEDの配置を示す側面図である。
【図8】本発明の第1および第2の実施の形態の座標を求める手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第1の実施の形態の指示具の別の例を示す図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態の指示具の前面部分の詳細を説明する三面図である。
【図11】本発明の第1の実施の形態のCCDカメラの出力画像の一例を示す図である。
【図12】本発明の第1の実施の形態の指示具のLEDの配置を示す平面図である。
【図13】本発明の第1の実施の形態の指示具のLEDの配置を示す側面図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態を示す図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態の指示具の一例を示す図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態の指示具の前面部分の詳細を説明する三面図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態の撮像部及び照射部の一例を示す図である。
【図18】本発明の第2の実施の形態の指示具の反射材の配置を示す平面図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態の指示具の反射材の配置を示す側面図である。
【図20】本発明の第3の実施の形態を示す図である。
【図21】本発明の第3の実施の形態の指示具の一例を示す図である。
【図22】本発明の第3の実施の形態の指示具の前面部分の詳細を説明する三面図である。
【図23】本発明の第3の実施の形態のCCDカメラの出力画像の一例を示す図である。
【図24】本発明の第3の実施の形態の指示具の反射材の配置を示す平面図である。
【図25】本発明の第3の実施の形態の指示具の反射材の配置を示す側面図である。
【図26】本発明の第3の実施の形態の座標を求める手順を示すフローチャートである。
【図27】本発明の第1および第2および第3の実施の形態の、複数の指示具の像を分離する手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、2、3 指示具
4 プロジェクター
5 撮像部
6 照射部
7、8 スクリーン
9 説明者
10 コンピュータ
11 受信部
12 マーカー
13 ミラー
14 筐体
21 赤外LED
21A、21B、21C、21E 赤外LED
22 操作ボタン
23 手持ち検出電極
24 投影面
26 中心線
31 CCDカメラ
32 レンズ
33 赤外線フィルタ
34 画像処理装置
35 出力部
36 赤外LED
41 像
41A、41B、41C、41E 像
42 基準点
51 赤外LED
51A、51B、51C、51D、51E 赤外LED
52 操作ボタン
53 手持ち検出スイッチ
54 投影面
56 中心線
61 像
61A、61B、61C、61D、61E 像
62 基準点
71 反射材
71A、71B、71C、71E 反射材
74 投影面
76 中心線
81 反射材
81A、81B 反射材
84 投影面
86 中心線
91 像
91A、91B 像
92 基準点

Claims (11)

  1. 少なくとも3個の第1の発光素子と、前記少なくとも3個の第1の発光素子により囲まれる平面内で該平面と直交する直交軸上の前記平面上の点を除く位置に配置された第2の発光素子とを備えた指示手段と、該指示手段の前記第1および第2の発光素子の相対位置関係を撮像する撮像手段と、該撮像手段が撮像した映像信号から前記指示手段が前記撮像手段に対して示す向きを求めて平面座標に変換する座標変換手段と、該座標変換手段で求めた座標を出力する出力手段と、前記出力手段で求めた前記座標に基づき画面上の指示情報を表示する表示手段を備えたこと、を特徴とする遠隔座標入力装置。
  2. 請求項1記載の遠隔座標入力装置において、
    前記第1の発光素子が二等辺三角形の各頂点に配置され、2個を結ぶ底辺がほぼ水平に配置されること、
    を特徴とする遠隔座標入力装置。
  3. 請求項1記載の遠隔座標入力装置において、
    前記第1の発光素子が菱形の各頂点に配置され、前記菱形の対角線の一方がほぼ水平に配置されること、
    を特徴とする遠隔座標入力装置。
  4. 請求項1記載の遠隔座標入力装置において、
    前記指示手段に設けた操作手段による操作情報により前記第1または第2の発光素子を変調する変調手段と、変調された前記操作情報を検出する受光手段を設けたこと、
    を特徴とする遠隔座標入力装置。
  5. 請求項1記載の遠隔座標入力装置において、
    前記指示手段を手で持っているか否かを検出する手持ち検出手段を備え、該手持ち検出手段の出力により、前記第1および第2の発光素子の点灯または消灯を制御することを特徴とする遠隔座標入力装置。
  6. 少なくとも3個の第1の反射素子と、前記第1の反射素子により囲まれる平面内で該平面と直交する、直交軸上に配した第2の反射素子とから構成する指示手段と、該指示手段の前記第1と第2の反射素子を照射する照射手段と、前記指示手段の前記第1と第2の反射素子の相対位置関係を撮像する撮像手段と、該撮像手段が撮像した映像信号から前記指示手段が前記撮像手段に対して示す向きを求めて平面座標に変換する座標変換手段と、該座標変換手段で求めた座標を出力する出力手段と、前記出力手段で求めた前記座標にもとづき画面上の指示情報を表示する表示手段を備えたこと、
    を特徴とする遠隔座標入力装置。
  7. 請求項6記載の遠隔座標入力装置において、
    前記第1の反射素子が二等辺三角形の各頂点に配置され、2個を結ぶ底辺がほぼ水平に配置されること、
    を特徴とする遠隔座標入力装置。
  8. 請求項6記載の遠隔座標入力装置において、
    前記第1の反射素子が菱形の各頂点に配置され、前記菱形の対角線の一方がほぼ水平に配置されること、
    を特徴とする遠隔座標入力装置。
  9. 中空の円盤状の第1の反射素子と、前記第1の反射素子により囲まれる平面内で該平面と直交する、直交軸上に配した第2の反射素子とから構成する指示手段と、該指示手段の前記第1と第2の反射素子を照射する照射手段と、前記指示手段の前記第1と第2の反射素子の相対位置関係を撮像する撮像手段と、撮像した映像信号から前記指示手段が前記撮像手段に対して示す向きを求めて平面座標に変換する座標変換手段と、該座標変換手段で求めた座標を出力する出力手段と、前記出力手段で求めた前記座標にもとづき画面上の指示情報を表示する表示手段を備えたこと、
    を特徴とする遠隔座標入力装置。
  10. 請求項1ないし請求項9のいずれか一項に記載の遠隔座標入力装置を用いた遠隔座標入力方法であって、
    前記撮像手段により撮像した画像から、前記第1の発光素子または前記第1の反射素子による第1の像と、前記第2の発光素子または前記第2の反射素子による第2の像を求め、前記第1の像から基準座標を求め、前記第2の像と前記基準座標の位置関係から前記指示手段の前記撮像手段に対する向きを求め、該向きにより前記表示手段における指示位置を特定すること、を特徴とする遠隔座標入力方法。
  11. 請求項10記載の遠隔座標入力方法において、
    前記撮像手段により撮像した画像から、複数の指示手段の像を独立の像に分離した独立指示具像を得て、該独立指示具像ごとに前記指示手段の前記撮像手段に対する向きを求め、該向きにより前記表示手段における指示位置を特定すること、を特徴とする遠隔座標入力方法。
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