JP2007066080A - ポインティングデバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】種々のディスプレイに対するユーザ遠隔操作に応じた指定点の座標を検出するためのポインティングデバイスであって、ポインタ側で複雑なハードウエア構成を必要とすることなく、安価で且つ操作性の非常に良好なポインティングデバイスを提供する。
【解決手段】ポインタ14に前後配置した発光素子15,16をそれぞれ設定された異なる点滅パターンで駆動制御する。ディスプレイ11の左右に設けたカメラ12,13によってポインタ14の前後発光点を含む画像を撮影する。左右カメラ12,13の各撮影画像に含まれるポインタ前後発光点P1,P2をそれぞれ異なる点滅パターンに基づき認識すると共にカメラやディスプレイからの発光点P1,P2の方向(角度)・距離を三角法により解析演算してその空間座標P1(x1,y1,z1),P2(x2,y2,z2)を検出し、座標P1,P2を結ぶ延長線とディスプレイ面の交点をポインティング座標P0(x0,y0)として演算検出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、種々のディスプレイに対するユーザ遠隔操作に応じた指定点の座標を検出するためのポインティングデバイスに関する。
近年、テレビジョン受像機の画面サイズは大型化の一途を辿っており、また双方向デジタル地上波テレビ放送やインターネットの普及により、ユーザがテレビディスプレイにて表示された画像上の所望の点(位置や場所)を指定して操作することが行われるようになっている。
そして従来、ディスプレイに表示された画像上の任意の点を指定して明示させるレーザポインタと当該レーザポインタによる明示点を含んだ表示画像を撮影するカメラを備え、この撮影画像を解析することによりディスプレイ上でのレーザポインタの指示位置(座標)を検出し、この検出された指示位置の座標情報をディスプレイ側に送信通知することにより、ポインタ指示操作に応じたデータ選択処理や画像処理などを実行可能としたポインティングデバイスが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−236181号公報
しかしながら、前記従来のポインティングデバイスは、ポインタ側にて当該ポインタに加えて、ディスプレイ画像を撮影するためのカメラと、画像解析用および指示位置座標検出用のCPUなどによるコンピュータ処理部と、座標情報送信用のRF送信処理部とを備える必要があるため、一般に片手で把持して操作するポインタ本体以外に前記カメラやコンピュータ処理部などを収容する装置筐体が必要になり、例えばテレビのリモコンのような手軽な感覚で取り扱いできないばかりか、このデバイス一つ一つが高価になり一般的普及の妨げになる問題がある。
本発明は、このような課題に鑑みなされたもので、ポインタ側で複雑なハードウエア構成を必要とすることなく、安価で且つ操作性の非常に良好なポインティングデバイスを提供することを目的とする。
請求項1に記載のポインティングデバイスは、ディスプレイ装置と、このディスプレイ装置のディスプレイ上の任意の位置を指定するポインタとを有してなるポインティングデバイスであって、前記ポインタは、前記ディスプレイを指定する方向に沿い相前後して配置された前発光素子と後発光素子とを備え、前記ディスプレイ装置は、ディスプレイの左右にそれぞれ固定され当該ディスプレイに面した方向を撮影する複数のカメラと、この複数のカメラによりそれぞれ撮影された画像の中から前記ポインタの前発光素子と後発光素子による各発光点を認識する前後発光点認識手段と、この前後発光点認識手段により認識された撮影画像上の2つの発光点にそれぞれ対応した前発光素子と後発光素子の当該ディスプレイ装置に対する空間座標を算出する空間座標算出手段と、この空間座標算出手段により算出された前記ポインタにおける前後発光素子それぞれの空間座標に基づきディスプレイ上の指定点の座標を算出する指定点座標算出手段とを備えたことを特徴としている。
請求項2に記載のポインティングデバイスは、前記請求項1に記載のポインティングデバイスにおいて、前記ポインタは、前記前発光素子と後発光素子をそれぞれ異なる点滅パターンによって発光駆動する発光駆動制御手段をさらに備え、前記ディスプレイ装置の前後発光点認識手段は、複数のカメラによりそれぞれ撮影された画像の中から前記異なる点滅パターンに対応した画像ドットを検出して前発光素子と後発光素子による各発光点を認識することを特徴としている。
請求項3に記載のポインティングデバイスは、前記請求項1または請求項2に記載のポインティングデバイスにおいて、前記空間座標算出手段は、前記前後発光点認識手段により認識された撮影画像上の2つの発光点にそれぞれ対応した前発光素子と後発光素子の空間座標を前記カメラおよびディスプレイの固定位置に基づいた三角法によって算出することを特徴としている。
請求項4に記載のポインティングデバイスは、前記請求項2または請求項3に記載のポインティングデバイスにおいて、前記ポインタは、ユーザによって操作され複数種類のコマンドを入力する操作入力手段をさらに備え、前記発光駆動制御手段は、前記前発光素子と後発光素子をそれぞれ異なる点滅パターンによって発光駆動すると共に、一方の発光素子の点滅パターンを前記操作入力手段により入力されたコマンドに対応した点滅パターンに制御し、前記ディスプレイ装置は、前後発光点認識手段により認識された撮影画像上の一方の発光点の点滅パターンに対応して前記ユーザ入力されたコマンドを認識するコマンド認識手段をさらに備えたことを特徴としている。
請求項5に記載のポインティングデバイスは、前記請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のポインティングデバイスにおいて、前記ポインタの前発光素子は、当該ポインタ筐体の先端開口部に面して配置され、後発光素子は、前記前発光素子の直後に遮光板を介在して連続配置され、当該後発光素子の発光点はポインタ筐体内のさらに後方に設けたミラーによって反射され、前記先端開口部を通して前記ディスプレイ装置のカメラに撮影されることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載のポインティングデバイスによれば、ポインタによってディスプレイ装置のディスプレイ上の任意の位置を指定すると、ディスプレイ装置のディスプレイの左右にそれぞれ固定された複数のカメラによりそれぞれ撮影された画像の中から前記ポインタの前発光素子と後発光素子による各発光点が認識され、この認識された撮影画像上の2つの発光点にそれぞれ対応した前発光素子と後発光素子の当該ディスプレイ装置に対する空間座標が算出される。そして、この算出されたポインタにおける前後発光素子それぞれの空間座標に基づきディスプレイ上の指定点の座標が算出されるので、ポインタを非常に簡単で安価、扱いやすい構成とすることができるばかりでなく、ディスプレイ装置側でもハード的には複数のカメラを設けるだけで、ソフト的な演算処理によって指定点座標を求めることができ、安価で且つ操作性の非常に良好なポインティングデバイスを実現できる。
本発明の請求項2に記載のポインティングデバイスによれば、前記請求項1に記載のポインティングデバイスにおいて、ポインタの前発光素子と後発光素子をそれぞれ異なる点滅パターンによって発光駆動し、ディスプレイ装置では、複数のカメラによりそれぞれ撮影された画像の中から異なる点滅パターンに対応した画像ドットを検出して前発光素子と後発光素子による各発光点を認識するので、カメラにより撮影されたポインタの背景画像に関わらず当該ポインタの前後発光素子による各発光点を容易且つ確実に認識することができる。
本発明の請求項3に記載のポインティングデバイスによれば、前記請求項1または請求項2に記載のポインティングデバイスにおいて、ディスプレイ装置の前後発光点認識手段により認識された撮影画像上の2つの発光点にそれぞれ対応したポインタ前発光素子と後発光素子の空間座標を、カメラおよびディスプレイの固定位置に基づいた三角法によるソフト処理だけで容易に算出することができる。
本発明の請求項4に記載のポインティングデバイスによれば、前記請求項2または請求項3に記載のポインティングデバイスにおいて、ポインタの操作入力手段をユーザ操作して任意のコマンドを入力すると、一方の発光素子の点滅パターンが当該入力コマンドに対応した点滅パターンに制御されるので、ディスプレイ装置では、前後発光点認識手段により認識された撮影画像上の一方の発光点の点滅パターンに対応してユーザ入力されたコマンドを容易に認識することができる。
本発明の請求項5に記載のポインティングデバイスによれば、前記請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のポインティングデバイスにおいて、ポインタの前発光素子は、当該ポインタ筐体の先端開口部に面して配置され、後発光素子は、前発光素子の直後に遮光板を介在して連続配置され、当該後発光素子の発光点はポインタ筐体内のさらに後方に設けたミラーによって反射され、先端開口部を通してディスプレイ装置のカメラに撮影されるので、ポインタにおける発光機能部を筐体前半部に集中させることができ、小型で扱い易いポインタを実現できる。
よって、本発明によれば、ポインタ側で複雑なハードウエア構成を必要とすることなく、安価で且つ操作性の非常に良好なポインティングデバイスを提供できる。
以下図面により本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るポインティングデバイスの外観構成を示す図である。
このポインティングデバイスは、テレビジョン受像機や画像モニタなどとして使用されるディスプレイ装置10と、このディスプレイ装置10におけるディスプレイ11上の任意の点(位置や場所)を指定するためのポインタ14とを有する。
ポインタ14はユーザが片手で把持できる大きさの長方体の筒状筐体を備え、その一端は先端開口部14aとなり、この先端開口部14aの中心から筒状筐体奥への直線上に前発光素子15と後発光素子16が内蔵配列して設けられる。
一方、ディスプレイ装置10におけるディスプレイ11の下端位置に対応した左右両側には、右カメラ12と左カメラ13が設けられ、各々のカメラ12,13によって前記ポインタ14における前発光素子15の発光点および後発光素子16の発光点を含む画像が撮影される。
図2は、前記ポインティングデバイスにおいてポインタ14に設けられた前後発光素子15,16とディスプレイ装置10に設けられた左右カメラ13,12との関係を示す図である。
ポインタ14における前発光素子15は、前述したようにその先端開口部14a直後の中心位置に対応して設けられ、この前発光素子15から予め設定された間隔離間したポインタ後面14b直前の中心位置に対し後発光素子16が設けられるもので、この際、前後発光素子15,16間の設定離間間隔は、ポインタ14の先端開口部14aをディスプレイ11の範囲に向けたあらゆる場合に、ディスプレイ装置10の左右カメラ13,12に対し、後発光素子16が前発光素子15の陰に隠れることのない間隔とされる。
そして、ポインタ14の筐体側板は、例えば透明板により構成され、左右カメラ13,12による後発光素子16の発光点を含む画像は、この筐体側板を介しても撮影可能である。
図3は、前記ポインティングデバイスのポインタ14における前後発光素子15,16の1周期(1フレーム)分の発光パターンの構成を示す図である。
ポインタ14における前後発光素子15,16は、図示しないユーザによる操作入力に応じて前発光素子15と後発光素子16とで異なる1フレーム8ビットの点滅パターンによって発光駆動される。
後発光素子16は、タイミングt1〜t6およびt8で消灯、タイミングt7のみで点灯とした毎フレーム固定の点滅パターンによって発光駆動され、また前発光素子15は、タイミングt1,t6で点灯、タイミングt7,t8で消灯、タイミングt2〜t5で点灯/消灯を変化させた点滅パターンによって発光駆動される。
ここで、タイミングt1はスタートビットS、タイミングt2〜t4はデータビットD0〜D2、タイミングt5はパリティビットP、タイミングt6はストップビットT、タイミングt7はバックビットQ、タイミングt8はオールクリアビットRとして扱うもので、前発光素子15におけるデータビットD0〜D2での点滅パターンを図示しないユーザによる操作入力に応じて変化させることにより、8種類のコマンド(例えば、図15参照)を生成することができる。
なお、パリティビットPは、フレーム全体のエラー検出に用い、エラーがあった場合にそのフレームを無効とする。
すなわち、このポインティングデバイスでは、後述にその詳細を説明するが、ディスプレイ装置10におけるディスプレイ11の左右に固定して設けた右カメラ12,左カメラ13によって、ポインタ14における前後発光素子15,16の発光点を含むポインタ画像を撮影すると共に、当該撮影画像上にある各発光点をそのそれぞれの周期性のある点滅パターンの違いから認識し、このポインタ画像上の各発光点を三角法などで演算解析してディスプレイ11の一端点を基準とするポインタ前後発光素子15,16それぞれの空間座標P1(x1,y1,z1),P2(x2,y2,z2)を求める。そして、ポインタ14における前後発光素子15,16それぞれの空間座標P1(x1,y1,z1),P2(x2,y2,z2)から当該各座標P1,P2を結ぶ直線上のディスプレイ11面との交点座標を算出し、ポインタ14による指定点座標P0(x0,y0)を求めその指示点を表示する。
そして、前発光素子15によるデータビットD0〜D2での点滅パターンに応じたコマンドを認識し、ディスプレイ11に表示されている画像についてそのコマンドの内容に応じたクリックやスクロールなどの処理を実行する。
図4は、前記ポインティングデバイスにおけるディスプレイ装置10側の電子回路の要部構成を示すブロック図である。
ディスプレイ装置10は、インターネットとの通信機能を備えた地上波デジタルテレビビジョン放送の受信機あるいは単なる画像モニタ装置などとして構成されるもので、このディスプレイ装置10には、当該装置10の動作を制御するためのCPU21が備えられる。
なお、図4における電子回路のブロック図では、テレビジョン放送の受信再生に要する回路ブロックやインターネットとの通信に要する回路ブロックなどは省略して示す。
CPU21は、メモリ22に記憶された装置制御プログラムに従って回路各部の動作を制御するもので、このCPU21には、ディスプレイ11が出力制御部25を介して接続される他に、右カメラ12および左カメラ13が入力制御部23を介して接続され、さらに、左右カメラ13,12による撮影画像に基づいてディスプレイ11の一端点を基準とするポインタ前後発光素子15,16それぞれの空間座標P1(x1,y1,z1),P2(x2,y2,z2)を求めると共に当該空間座標P1,P2を結んだ直線上にあるディスプレイ11面の指定点座標P0(x0,y0)を求めるための画像解析演算などを実行する演算回路24が接続される。
なお、メモリ22には、プログラムデータを格納するメモリ領域の他に、ディスプレイ11に対する画像の表示処理に必要な画像データを格納するメモリ領域、テレビジョン放送の受信再生に必要な各種のデータを格納するメモリ領域、外部システムとの双方向通信に伴う各種のデータを格納するメモリ領域、前記演算回路24にて実行される各種の演算処理に伴う計算データを格納するメモリ領域など、様々な作業用データを格納するためのメモリ領域が確保される。
図5は、前記ポインティングデバイスにおけるポインタ14側の電子回路の要部構成を示すブロック図である。
ポインタ14の電子回路は、当該ポインタ14の例えば筐体内側の壁面に密着する形態で設けられ、この電子回路には、前発光素子15と後発光素子16とをそれぞれ発光駆動し点滅制御するための制御回路26が備えられる。
制御回路26には、前後発光素子15,16の発光駆動周期tnを設定するためのタイミング回路27が接続されると共に、前記ディスプレイ装置10のディスプレイ11上の任意の位置を当該ポインタ14の先端を向けて指定する際にユーザ操作される操作入力部28が接続される。
次に、前記構成のポインティングデバイスによるポインティング動作について説明する。
図6は、前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10において実行されるポインティング座標検出処理を示すフローチャートである。
図7は、前記ポインティングデバイスのポインタ14による前後発光素子15,16それぞれの1周期(1フレーム)t1〜t8あたりの点滅パターンを示すタイミングチャートである。
ポインタ14によってディスプレイ装置10におけるディスプレイ11上の任意の点(位置・場所)の方向を、ポインタ14の先端を向けることによって指し示し、操作入力部28の操作によって当該ポインタ14における前後発光素子15,16の発光駆動制御を指示する。すると、ディスプレイ装置10では、以下に詳述するように、メモリ22に記憶されているポインティング座標検出処理プログラム(図6参照)に従って前記ポインタ14によるディスプレイ11上の指定点の座標P0を検出し当該指定点を明示表示する。
[ステップS1:左右カメラ13,12の撮影画像からポインタ前後発光素子15,16を認識]
左右カメラ13,12のそれぞれによる撮影画像をキャプチャするタイミングなどは一般的な非同期通信による方法を使用する。例えばボーレイトの10倍の周期でキャプチャし、消灯(オフ)から点灯(オン)に変化した瞬間の画像フレームをt0とし、そこから5フレーム目をt1とすればよい。
右カメラ12と左カメラ13による各撮影画像の中から、スタートビットSとストップビットTとオールクリアビットRに対応するタイミングt1,t6,t8において点灯(オン),点灯(オン),消灯(オフ)を繰り返している画像ドットを検出し、これをポインタ前発光素子15の発光点ドットP1として認識する。
次に、バックビットQとオールクリアビットRに対応するタイミングt7,t8において点灯(オン),消灯(オフ)を繰り返している画像ドットを検出し、これをポインタ後発光素子16の発光点ドットP2として認識する。
この際、ポインタ後発光素子16の発光点ドットが認識されない場合には、当該後発光素子16は前記前発光素子15の陰に位置するものと判断し、当該前発光素子15の発光点ドットと同位置であると認識する。
[ステップS2:ポインタ前後発光素子15,16の垂直方向角度α1,α2検出]
図8は、前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10における左カメラ13による撮影画像範囲と発光点仰角αとの関係を示す図である。
同図においては、次式(1)の関係が成り立つ。
tanα:tanβ=a:b …式(1)
本ポインティングデバイスの実施形態において、左右のカメラ12,13は、ディスプレイ11の下端に対応した同一目線で固定されており、カメラ像の一端とレンズの中心を結んだ中心線に対し撮像範囲の境界線をなす仰角β、およびその際のカメラ像の変位bは予め既知である。従って、発光点Pに対応する垂直方向の変位aに応じて仰角αが算出される。
これにより前後発光点P1,P2それぞれの仰角α1,α2が得られる。
[ステップS3:ポインタ前後発光素子15,16の水平方向角度δ1ζ1,δ2ζ2検出]
図9は、前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10における左右カメラ12,13による撮影画像範囲と発光点水平方向角度δζとの関係を示す図である。
同図においては、次式(2)(3)の関係が成り立つ。
tanδ:tanγ=c:d …式(2)
tanζ:tanε=e:f …式(3)
前記発光点Pの仰角αを算出する場合と同様に、左右の各カメラ像それぞれの一端とそのレンズの中心を結んだ中心線に対し撮像範囲の境界線をなす水平方向角度γとβ、およびその際のカメラ像の変位dとfは予め既知である。従って、発光点Pに対応する水平方向の変位cとfに応じて各カメラに対する水平方向角度δとζが算出される。
これにより前後発光点P1,P2それぞれの水平方向角度δ1ζ1,δ2ζ2が得られる。
[ステップS4:ポインタ前後発光素子15,16のディスプレイ11面からの距離(水平成分)L検出]
図10は、前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10における左右カメラ12,13に対する発光点Pの水平方向角度δζとディスプレイ11面から発光点Pまでの水平距離Lとの関係を示す図である。
左右のカメラ12,13間の距離D、前発光点P1とディスプレイ11面との水平距離L1、前発光点P1のディスプレイ11面に対する左カメラ13からの変位X1とすると、前記ステップS3にて算出された発光点P1の水平方向角度δ1ζ1に基づいた次の連立方程式(4A)(4B)によって、前発光点P1に対応する変位X1と水平距離L1(=Z1)が算出される。
1=X1*tan(90−δ1) …式(4A)
1=(D−X1)*tan(90−ζ1) …式(4B)
これによりディスプレイ11面から前発光点P1までの水平距離L1(=Z1)が得られ、同様の計算処理により後発光点P2に対応する変位X2と水平距離L2(=Z2)も得られる。
[ステップS5:ポインタ前後発光素子15,16の左カメラ13からの距離(水平成分)M検出]
図11は、前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10における発光点Pまでのディスプレイ11面からの水平距離Lと左カメラ13から水平距離Mとの関係を示す図である。
同図に示すように、左カメラ13から前発光点P1までの距離(水平成分)M1とすると、三平方の定理から次式(5)が成立する。
1 2=L1 2+X1 2 …式(5)
これと同様に、次式(6)が成立する。
2 2=L2 2+X2 2 …式(6)
これにより左カメラ13から前発光点P1までの距離(水平成分)M1が算出され、また後発光点P2までの距離(水平成分)M2も算出される。
[ステップS6:ポインタ前後発光素子15,16の垂直方向座標y1,y2検出]
図12は、前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10における発光点Pに対応した左カメラ13からの仰角αおよび水平距離Mと垂直方向座標yとの関係を示す図である。
前発光点P1に対応した垂直方向座標y1は、前記ステップS2にて算出された仰角α1と前記ステップS5にて算出された左カメラ13からの距離(水平成分)M1とに基づき、次式(7)により算出される。
y1=M1*tanα1 …式(7)
これと同様に、後発光点P2に対応した垂直方向座標y2は、前記ステップS2にて算出された仰角α2と前記ステップS5にて算出された左カメラ13からの距離(水平成分)M2とに基づき、次式(8)により算出される。
y2=M2*tanα2 …式(8)
このようなステップS1〜S6までの計算処理によって、ポインタ前後発光素子15,16の空間座標P1(x1,y1,z1),P2(x2,y2,z2)が得られる。
[ステップS7:ポインタ前後発光素子15,16の空間座標P1,P2に基づきディスプレイ11上のポインティング座標P0検出]
図13は、前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10におけるポインタ前後発光素子15,16の空間座標P1,P2に対するディスプレイ11面上のポインティング座標P0との関係を示す図である。
ポインタ14によって指示されたディスプレイ11面上の点(ポインティング座標P0)は、ポインタ前後発光素子15,16の空間座標P1,P2を結ぶ延長線とディスプレイ11面との交点であるため、当該ポインティング座標P0の座標(x0,y0)とすると、次式(9)(10)の関係が成立する。
x1−x0:z1=x2−x0:z2 …式(9)
y1−y0:z1=y2−y0:z2 …式(10)
これにより、ポインタ14によって指示されたディスプレイ11面上のポインティング座標P0(x0,y0)が算出され、ポインタ指定点として明示表示される。
そして、前記撮影された前発光素子15による発光点P1のデータビットD0〜D2での点滅パターンに応じたコマンドが認識され、ディスプレイ11に表示されている画像についてそのコマンドの内容に応じたクリックやスクロールなどの処理が実行される。
なお、ディスプレイ装置10側において、ポインタ14の前後発光素子15,16による各発光点を撮影する左右のカメラ12,13は、そのカメラ数が多く異なる位置からの撮影画像が多いほど正確な空間座標P1(x1,y1,z1),P2(x2,y2,z2)を算出することができ、より高精度なポインティング座標P0(x0,y0)を得ることができる。
図14は、前記ポインティングデバイスのポインタ14に設けられた操作入力部28の構成を示す外観斜視図である。
ポインタ14の操作入力部28は、当該ポインタ筐体の上部面に設けられ、本ポインティングデバイスの実施形態の場合、ディスプレイ11上の前記ポインタ指定点(P0)に対応した位置・場所の画像内容について上下左右の方向へのスクロール表示を指示する際に操作されるカーソルキー31a〜31d、および左右クリックボタン31L,31Rが配設される。
図15は、前記ポインティングデバイスのポインタ14における操作入力部28でのボタン操作に対応した前発光素子15の発光駆動制御によるデータビットD0〜D2の内容とそのそれぞれに応じたコマンドを示す図である。
すなわち、ディスプレイ装置10のディスプレイ11面上の所望の点(位置・場所)を指定したポインタ14における操作入力部28の例えば上カーソルキー「↑」31aが操作されると、前発光素子15はその発光駆動制御のタイミングt2,t3,t4において点灯(オン),消灯(オフ),消灯(オフ)と駆動されるので、ディスプレイ装置10ではポインタ前発光点P0の検出に応じた1フレーム中のデータビットD0〜D2が“1”“0”“0”で「上方向スクール」のコマンドと認識され、ディスプレイ11に対する表示画像の上方向へのスクロール処理が実行される。
また、ポインタ14における操作入力部28の例えば右クリックボタン31Rが操作されると、前発光素子15はその発光駆動制御のタイミングt2,t3,t4において点灯(オン),消灯(オフ),点灯(オン)と駆動されるので、ディスプレイ装置10ではポインタ前発光点P0の検出に応じた1フレーム中のデータビットD0〜D2が“1”“0”“1”で「右クリック」のコマンドと認識され、ディスプレイ11上の表示画像について右クリックに応じた処理が実行される。
したがって、前記構成のポインティングデバイスによれば、ディスプレイ11上の任意の点(位置・場所)を指定するためのポインタ14の筐体内に相前後して配置した前発光素子15と後発光素子16を、それぞれ予め設定された異なる点滅パターンで発光駆動制御すると共に、ディスプレイ11の下端左右に設けた右カメラ12と左カメラ13によって前記ポインタ14による前後発光点を含む画像を撮影する。そして、左右カメラ12,13それぞれの撮影画像に含まれるポインタ前発光点P1とポインタ後発光点P2をそれぞれ異なる点滅パターンに基づいて認識すると共に、左右カメラ12,13位置やディスプレイ11面からの各発光点P1,P2の方向(角度)・距離を三角法により解析演算してその空間座標P1(x1,y1,z1),P2(x2,y2,z2)を検出し、この空間座標P1,P2を結ぶ延長線とディスプレイ11面の交点をポインタ14によって指示されたディスプレイ11面上のポインティング座標P0(x0,y0)として演算検出するようにした。
このため、ポインタ14を前後発光素子15,16やその入力操作部28を有するだけの非常に簡単且つ安価な構成とすることができるだけでなく、ディスプレイ装置10においてもハード的には左右カメラ12,13を新たに設けるだけで前記ポインティング座標P0(x0,y0)は元々のCPU21やメモリ22を使用してソフト的に演算解析して検出することができ、例えば双方向デジタル地上波テレビ放送の受信再生機能やインターネットとの接続通信機能を有するディスプレイ装置10にあって、安価で且つ操作性の非常に良好なポインティングデバイスを実現できる。
また、前記構成のポインティングデバイスによれば、ポインタ14の前発光素子15による1周期8ビット(t1〜t8)の点滅パターン中にデータビットD0〜D2を含ませ、入力操作部28のカーソルキー31a〜31dや左右クリックボタン31L,31Rの操作に応じた点滅パターンでそのデータビットD0〜D2を発光駆動制御することで、ディスプレイ装置10側でのポインタ前発光点P1およびその点滅パターンの検出によって入力操作に対応したコマンドを認識し、スクロール表示や左右クリックに応じた処理などを実行できるので、このポインティングデバイスを単なるポインタ装置としてだけでなくリモコン装置としても機能させることできる。
またさらに、このポインティングデバイスのディスプレイ装置10がインターネットとの接続通信機能を有する場合には、左右カメラ12,13を監視カメラとして用い、例えばユーザの外出に伴う携帯端末からのアクセスによって留守宅内の状況を適宜把握することもできる。
なお、ポインタ14は、次の図16で示すような前後発光素子15,16の配置構成とすることで、当該ポインタ筐体内に空間の余裕を作り、制御回路26、タイミング回路27、操作入力部28などの各回路部を内蔵配置し易い構成としてもよい。
図16は、前記ポインティングデバイスにおける他の実施形態のポインタ14′の構成を示す図である。
すなわち、図2を参照して説明した前記実施形態のポインタ14では、前発光素子15を先端開口部14aの直後の中心位置に配置し、また、後発光素子16をポインタ後面14bの直前の中心位置に配置し、その前後発光点を含む画像をディスプレイ装置10の左右カメラ12,13によって撮影する構成したが、図16に示すように、前発光素子15の直後に遮光板14sを介在して後発光素子16を連続配置すると共に、前発光素子15の後端からポインタ後面14bまでの空間距離Kの2分の1の位置(K/2)に、当該空間を前後で仕切り且つその空間先端方向を反射面にしたミラー14mを配置し、後発光素子16による発光を当該ミラー14mに反射させることで、前記実施形態と同様にその前後発光点を含む画像をディスプレイ装置10の左右カメラ12,13によって撮影する構成としてもよい。
この場合、ポインタ14′の前後発光素子15,16を配置した発光機能部を筐体前半部に集中させることで、筐体後半部に制御回路26、タイミング回路27、操作入力部28などの各回路部を無理なく配置させることができたり、小型化が可能になる。
なお、本願発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、前記各実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されたり、幾つかの構成要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得るものである。
本発明の実施形態に係るポインティングデバイスの外観構成を示す図。 前記ポインティングデバイスにおいてポインタ14に設けられた前後発光素子15,16とディスプレイ装置10に設けられた左右カメラ13,12との関係を示す図。 前記ポインティングデバイスのポインタ14における前後発光素子15,16の1周期(1フレーム)分の発光パターンの構成を示す図。 前記ポインティングデバイスにおけるディスプレイ装置10側の電子回路の要部構成を示すブロック図。 前記ポインティングデバイスにおけるポインタ14側の電子回路の要部構成を示すブロック図。 前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10において実行されるポインティング座標検出処理を示すフローチャート。 前記ポインティングデバイスのポインタ14による前後発光素子15,16それぞれの1周期(1フレーム)t1〜t8あたりの点滅パターンを示すタイミングチャート。 前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10における左カメラ13による撮影画像範囲と発光点仰角αとの関係を示す図。 前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10における左右カメラ12,13による撮影画像範囲と発光点水平方向角度δζとの関係を示す図。 前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10における左右カメラ12,13に対する発光点Pの水平方向角度δζとディスプレイ11面から発光点Pまでの水平距離Lとの関係を示す図。 前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10における発光点Pまでのディスプレイ11面からの水平距離Lと左カメラ13から水平距離Mとの関係を示す図。 前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10における発光点Pに対応した左カメラ13からの仰角αおよび水平距離Mと垂直方向座標yとの関係を示す図。 前記ポインティングデバイスのディスプレイ装置10におけるポインタ前後発光素子15,16の空間座標P1,P2に対するディスプレイ11面上のポインティング座標P0との関係を示す図。 前記ポインティングデバイスのポインタ14に設けられた操作入力部28の構成を示す外観斜視図。 前記ポインティングデバイスのポインタ14における操作入力部28でのボタン操作に対応した前発光素子15の発光駆動制御によるデータビットD0〜D2の内容とそのそれぞれに応じたコマンドを示す図。 前記ポインティングデバイスにおける他の実施形態のポインタ14′の構成を示す図。
符号の説明
10 …ディスプレイ装置
11 …ディスプレイ
12 …右カメラ
13 …左カメラ
14 …ポインタ
14′…ポインタ(他の実施形態)
14a…先端開口部
14b…ポインタ後面
14s…遮光板
14m…ミラー
15 …前発光素子
16 …後発光素子
21 …CPU(ディスプレイ装置)
22 …メモリ
23 …入力制御部
24 …演算回路
25 …出力制御部
26 …制御回路(ポインタ)
27 …タイミング回路
28 …操作入力部
31a〜31d…カーソルキー
31L…左クリックボタン
31R…右クリックボタン
P1 …ポインタ前発光点
P2 …ポインタ後発光点
P0 …ポインティング座標

Claims (5)

  1. ディスプレイ装置と、このディスプレイ装置のディスプレイ上の任意の位置を指定するポインタとを有してなるポインティングデバイスであって、
    前記ポインタは、前記ディスプレイを指定する方向に沿い相前後して配置された前発光素子と後発光素子とを備え、
    前記ディスプレイ装置は、
    ディスプレイの左右にそれぞれ固定され当該ディスプレイに面した方向を撮影する複数のカメラと、
    この複数のカメラによりそれぞれ撮影された画像の中から前記ポインタの前発光素子と後発光素子による各発光点を認識する前後発光点認識手段と、
    この前後発光点認識手段により認識された撮影画像上の2つの発光点にそれぞれ対応した前発光素子と後発光素子の当該ディスプレイ装置に対する空間座標を算出する空間座標算出手段と、
    この空間座標算出手段により算出された前記ポインタにおける前後発光素子それぞれの空間座標に基づきディスプレイ上の指定点の座標を算出する指定点座標算出手段とを備えた、
    ことを特徴とするポインティングデバイス。
  2. 前記ポインタは、前記前発光素子と後発光素子をそれぞれ異なる点滅パターンによって発光駆動する発光駆動制御手段をさらに備え、
    前記ディスプレイ装置の前後発光点認識手段は、複数のカメラによりそれぞれ撮影された画像の中から前記異なる点滅パターンに対応した画像ドットを検出して前発光素子と後発光素子による各発光点を認識する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のポインティングデバイス。
  3. 前記空間座標算出手段は、前記前後発光点認識手段により認識された撮影画像上の2つの発光点にそれぞれ対応した前発光素子と後発光素子の空間座標を前記カメラおよびディスプレイの固定位置に基づいた三角法によって算出することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のポインティングデバイス。
  4. 前記ポインタは、
    ユーザによって操作され複数種類のコマンドを入力する操作入力手段をさらに備え、
    前記発光駆動制御手段は、前記前発光素子と後発光素子をそれぞれ異なる点滅パターンによって発光駆動すると共に、一方の発光素子の点滅パターンを前記操作入力手段により入力されたコマンドに対応した点滅パターンに制御し、
    前記ディスプレイ装置は、
    前後発光点認識手段により認識された撮影画像上の一方の発光点の点滅パターンに対応して前記ユーザ入力されたコマンドを認識するコマンド認識手段をさらに備えた、
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載のポインティングデバイス。
  5. 前記ポインタの前発光素子は、当該ポインタ筐体の先端開口部に面して配置され、後発光素子は、前記前発光素子の直後に遮光板を介在して連続配置され、当該後発光素子の発光点はポインタ筐体内のさらに後方に設けたミラーによって反射され、前記先端開口部を通して前記ディスプレイ装置のカメラに撮影されることを特徴とする請求項1ないし請求項4の何れか1項に記載のポインティングデバイス。
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