JP3936408B2 - 情報処理方法及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は情報処理方法及び情報処理装置に係り、特に、複数の情報処理部間で共通のバスを介して情報の転送を行ない、情報を受信した際に送信元に対して応答情報を送信する情報処理方法及び情報処理装置に関する。
【0002】
近年の情報処理装置は、処理能力にバス転送能力が大きく関わっている。
この向上の為に、バスの多ビット化、高サイクル化が行われているが、その有効手段にバスのパケット化が進められている。
パケットバスは通常のバスと異なり、通常のバスではデータ要求元(マスタ)から要求先(スレーブ)にアクセスし、スレーブがデータ応答をするまで、バスを要求元が専有しており(スレーブの応答速度に依存)他のマスタがアクセスしたくてもなかなか使用することが出来なかったが、パケットバスでは、マスタからの要求パケットをスレーブに送出する期間と、スレーブからデータ応答を受ける期間のみバスを専有するだけで一連のアクセスが終了し、その応答までの空き期間に他のマスタもバスにアクセス出来、スレーブの応答速度に関係なくバスが有効活用でき、非常に効率の良い転送が行える事が可能となっている。
【0003】
しかし、処理能力を上げるために、多数のマスタからの要求パケットを、スレーブは受信し、それぞれの処理を行わなくてならず複数の要求パケットを抱え込む事となり、その内のいくつかのパケットにエラーが検出された場合、早期に要求元に通知することにより、システムの異常処理をいち早く処理し、信頼性及びメンテナンスを行えるようにする事が望まれている。
【0004】
【従来の技術】
図18に従来の一例のブロック図を示す。従来のパケット形式でデータの転送を行なう情報処理装置90は情報処理部91,92を共通のパケットバス93で接続しておき、パケットバス93の使用状況をバス制御モジュール94により管理し、情報処理部91,92によるパケットバス93の使用を制御していた。
【0005】
従来の情報処理装置90では、マスタ側情報処理部92が、スレーブ側情報処理部91にデータ要求パケットを送信すると、
要求パケットにて指示されたスレーブ側情報処理装置91は、エラー検出部95でチェックして受信バッファ96に格納する。
【0006】
受信バッファ96に格納されたパケットは、データ処理部97へ通知され、パケットの内容を処理する。
処理されたパケットは、応答パケット生成部98に通知され、正常応答パケットを生成する。
【0007】
生成された応答パケットは、応答バッファ99に格納すると共に、バスマスタシーケンス部100へ通知する。
通知されたバスマスタシーケンス部100は、バス制御モジュール94へバス使用許可要求(BRQ)を出力する。
【0008】
バス制御モジュール94は、バス許可信号BGRTをスレーブ側情報処理部91へ通知する。
バス許可信号BGRTを検出したスレーブ側情報処理部91は、応答バッファ99から正常応答パケットをパケットバス93へ出力する。
【0009】
出力された、正常応答パケットはマスタ側情報処理部92へ通知され、アクセスは完了する。
また、スレーブ側情報処理部91が受信できるパケットは、受信バッファ96の空きがある間、複数のパケットを受信できる。
【0010】
複数のパケットを受信した場合、データ処理部97への通知は順番に行われ、1つの処理が終了した時点(応答パケット生成部98に通知)で、次のパケットがデータ処理部92に通知される。
ここで、エラー検出部95で、エラーを検出した場合を説明する。
【0011】
パケットに、エラーを検出したエラー検出部95は、受信バッファ96にパケットを格納すると共に、エラー情報も格納する。
受信バッファ96に格納されたパケットは、データ処理部97へ通知されるがエラーパケットの為、処理をしない。
【0012】
未処理のパケットは、応答パケット生成部98に通知され、異常応答パケットを生成し、正常応答パケットと同様にマスタ側情報処理部92に送信されていた。
このように従来は、受信パケットの順番に処理し、その順番で応答パケットを送出しており、エラー検出部95で検出したパケットに対する異常応答パケットは、未送信パケットの順番待ちとされていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかるに、従来のこの種の情報処理装置では受信した順にデータを処理し、対応するデータに対する応答データを送信しており、エラー等に対するエラー応答データも通常の応答データと同じように処理されていたため、エラーを検出してからエラーを知らせるエラー応答データを送信するまでに時間がかかり、エラーに対する対応が遅くなり、信頼性が損なわれる等の問題点があった。
【0014】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、エラーが発生した場合にエラーに対する対応を迅速に行なえる情報処理方法及び情報処理装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
図1に本発明の原理図を示す。図1(A)においてエラー検出過程S1-1は受信した情報のエラーを検出する。
【0016】
応答情報生成過程S1-2はエラー検出過程S1-1でエラーを検出した受信情報に対してエラー応答情報を生成し、エラー検出過程S1-1でエラーを検出されなかった受信情報に対して通常応答情報を生成する。
情報送信過程S1-3は応答情報生成過程で生成されたエラー応答情報を通常応答情報に優先して送信する。
【0017】
1(B)においてエラー検出手段1は受信情報のエラーを検出する。応答情報生成手段2はエラー検出手段1でエラーが検出された受信情報に対してエラー応答情報を生成し、エラー検出手段1でエラーが検出されなかった受信情報に対して通常応答情報を生成する。情報送信手段3は応答情報生成手段2で生成されたエラー応答情報を通常応答情報に優先して送信する。
【0018】
請求項3は、応答バッファに応答情報を供給された順に記憶させ、記憶された順に送信すると共に、応答バッファにエラー応答情報が記憶されているときには応答バッファから通常応答情報に優先してエラー応答情報を読み出し、送信することを特徴とする。
【0019】
請求項4は、応答バッファが、通常応答情報を記憶する通常応答バッファと、エラー応答情報を記憶するエラー応答バッファとを有し、制御手段は、エラー応答バッファにエラー応答情報が記憶されたときにはエラー応答バッファに記憶されたエラー応答情報を通常応答バッファに記憶された通常応答情報に優先して出力させることを特徴とする。
【0020】
請求項5は、制御手段により、エラー応答情報及び通常応答情報に夫々を区別する識別子を付与して応答バッファに記憶させ、識別子に応じてエラー応答情報か、通常応答情報かを識別し、応答バッファよりエラー応答情報を通常応答情報に優先して送信させることを特徴とする。
【0021】
請求項6は、制御手段により、エラー検出手段でエラーが検出された受信情報に対してエラー応答情報を生成するエラー応答情報生成手段と、受信バッファに記憶された受信情報のうちエラー検出手段でエラーが検出されなかった受信情報に対して通常応答情報を生成する通常情報生成手段とを有することを特徴とする。
【0022】
請求項7は、エラー検出手段により、エラーが検出された受信情報とエラーが検出されない受信情報とを識別する識別子を受信情報に付与して受信バッファに記憶させ、制御手段により、受信バッファから順に読み出された受信情報に付与された前記識別子を参照して、エラーが検出された識別子のときにはエラー応答情報を生成し、エラーが検出されない識別子のときには通常応答情報を生成することを特徴とする。
【0023】
請求項8は、受信バッファを、受信情報のうちエラー検出手段でエラーが検出された受信情報を記憶するエラー受信バッファと、受信情報のうちエラー検出手段でエラーが検出されない受信情報を記憶する通常受信バッファとで構成し、制御手段により、エラー受信バッファから読み出される受信情報を通常受信バッファから読み出される受信情報に優先して応答情報を生成することを特徴とする。
【0025】
【作用】
本発明によれば、受信した情報にエラーを検出した場合には情報を送信した情報処理部に対して他の応答情報に優先してエラーが検出された情報に対する応答情報であるエラー応答情報を送信するため、送信側で、送信した情報がエラー情報であることを早く認識でき、エラーが発生した情報の再送信の対応を迅速に行え、従って、必要とする情報をできるだけ速く入手できるため、効率的な情報処理が行なえる。
【0033】
【実施例】
図2に本発明の第1実施例のブロック構成図を示す。本実施例は複数の情報処理部が共通のバスで接続され、情報処理部間のデータのやりとりをパケット形式のデータにより行なう情報処理装置である。
【0034】
本実施例の情報処理装置11は夫々に内蔵されたプログラムに従ってデータを処理する情報処理部12,13,情報処理部12,13間に接続され、情報処理部12,13間でのパケットデータの送信を行なうパケットバス14,情報処理部12,13からのパケットの送信要求に応じてパケットバス14の使用を制御するバス制御モジュール15より構成される。
【0035】
本実施例では情報処理部12から情報処理部13にデータの要求があり、情報処理部13は情報処理部12からデータの要求等の情報を受信した後、情報処理部13に対して応答情報を送信する場合について説明する。
情報処理部12は内部処理において情報処理部13のデータが必要となると必要な情報を要求するデータにデータ要求先等の情報を付与したパケット形式のデータを生成し、バス制御モジュール15にバス使用許可要求BRQを供給する。
【0036】
バス制御モジュール15は情報処理部12からのバス使用許可要求BRQに応じて他の情報処理部13等によるパケットバス14の使用状況を見て、先に要求があったものから順にパケットバス14の使用を許可し、情報処理部12からの使用順になると情報処理部12にバス使用許可信号BGRTを供給する。
【0037】
情報処理部12はバス制御モジュール15からバス使用許可信号BGRTが供給されると、データをパケットバス14に供給する。
情報処理部13は情報処理部12からパケットバス14に供給されたデータを解析して自機宛てのデータであれば、データを取り込み、応答データを情報処理部12の送信動作と同様にして送信し、情報処理部12に応答する。
【0038】
情報処理部13はパケットバス14から取り込んだ自機宛てのデータを保持する受信バッファ16,パケットバス14から取り込んだ自機宛てのデータ中のパリティエラー等のエラーを検出し、エラーである旨のデータを受信バッファ16に供給するエラー検出部17,受信バッファ16に保持されたデータを入力順に読み出し、予め記憶されたプログラムに従って処理するデータ処理部18,データ処理部18で処理されたデータに送信先宛先等のデータを付与し、パケット形式の応答データを生成する応答パケット生成部19,応答パケット生成部19で生成された応答パケット19を生成順に保持する応答バッファ20,応答パケット生成部19で応答パケット生成毎に生成される応答パケット生成信号に応じてバス制御モジュール15に対してバス要求信号BRQを送信すると共に、バス制御モジュール15からのバス使用許可信号BGRTに応じて応答バッファ20に保持された応答パケットをエラー応答パケットを通常の応答パケットに優先してパケットバス14に出力すべく制御を行なうバスマスタシーケンス部21より構成される。
【0039】
受信バッファ16は受信情報をパケットバス14から入力された自機宛てのデータを入力順に順次記憶する。
エラー検出部17は受信パケットを取り込み、取り込んだ受信パケットのパリティエラー等をチェックし、エラーを検出すると取り込んだ受信パケットにエラーである旨を知らせるデータを付与して受信バッファ16に書き込む。
【0040】
図3にエラー検出部17の動作フローチャートを示す。エラー検出部17では受信パケットを入力し、パリティエラー等のパケットのエラーをチェックする(ステップS2-1,S2-2)。次にエラー検出部17はエラーが検出されたか否かを判断する(ステップS2-3)。ステップS2-3でエラーが検出された場合にはエラーを示すデータを受信バッファ16に供給し、受信データに付与する(ステップS2-3,S2-4)。
【0041】
また、ステップS2-3でエラーが検出されない場合にはエラーを示すデータは出力されず、受信データがそのまま受信バッファ16に記憶される。
データ処理部18は受信バッファ16と接続され、受信バッファ16からデータを取り込み、取り込んだデータを予め設定されたプログラムに従って処理し、処理結果を応答パケット生成部19に供給する。
【0042】
図4にデータ処理部18の動作フローチャートを示す。データ処理部18は、まず、受信バッファ16より受信バッファ16に保持されたパケットのうち最初のパケットを取り込む(ステップS2-1)。
次にデータ処理部18はエラー検出部17で付与されたデータに基づいて受信したパケットのエラーの有無を判断し、エラーが無ければ内蔵されたプログラムに応じて取り込んだパケットを解析し、内容に応じた処理を行なう(ステップS3-2,S3-3)。
【0043】
次にデータ処理部18はステップS3-3での処理結果を応答パケット生成部19に供給する(ステップS3-4)。
また、ステップS3-2でエラー検出部17によりエラーを示すデータが付与されたパケットが供給されたときにはエラーに応じたデータを応答パケット生成部19に供給する(ステップS3-5)。
【0044】
次にデータ処理部18は受信バッファ16の内容を参照してデータがなければ処理を終了し、パケットがあれば、処理したパケットの次に供給されたパケットを受信バッファ16から取り込む(ステップS3-6,S3-7)。
ステップS3-2〜S3-7をくり返して受信バッファ16に記憶されたパケットを次々に処理する。
【0045】
応答パケット生成部19はデータ処理部18から正常なデータを受け取ると正常応答パケットを生成し、エラー等のデータを受けとると異常応答パケットを生成し、データ処理部18から受け取った順に応答バッファ20に応答パケットを記憶させる。
【0046】
図5に応答パケット生成部19の動作フローチャートを示す。
応答パケット生成部19はデータ処理部18から処理結果が供給されると、供給されたデータがエラーデータか否かを判断する(ステップS4-1,S4-2)。ステップS4-2で入力データが正常のデータであれば、正常応答パケットを生成し、生成した正常応答パケットを応答バッファ20に格納すると共に正常応答パケット要求をハイレベルとし、バスマスタシーケンス部21に正常応答パケットの送信を要求する(ステップS4-3,S4-4,S4-5)。
【0047】
また、ステップS4-2で入力データが異常(エラー)を示すデータであれば、異常応答パケットを生成し、生成した異常応答パケットを応答バッファ20に格納すると共に異常応答パケット要求をハイレベルとし、バスマスタシーケンス部21に異常応答パケットの送信を要求する(ステップS4-6,S4-7,S4-8)。
【0048】
応答バッファ20には、応答パケット生成部19でのデータの受付順に応答パケットが格納される。
図6に本発明の第1実施例のバスマスタシーケンス部21のブロック構成図を示す。
【0049】
バスマスタシーケンス部21は送信動作開始指示信号を生成する送信動作開始指示信号生成部22,及び、送信動作開始指示信号生成部22で生成された送信動作開始指示信号に応じて応答バッファ20のデータの読み出しを制御する送信制御部23より構成される。
【0050】
送信動作開始指示信号生成部22には応答パケット生成部19から正常情報に対する応答パケット生成時にハイレベルとなる正常応答パケット要求、及びエラー等の異常情報に対する応答パケット生成時にハイレベルとなる異常パケット要求とが供給され、正常応答パケット要求及び異常パケット要求に応じてバス制御モジュール15にバス使用許可要求BRQを供給すると共に、バス制御モジュール15からバス使用許可信号BGRが供給され、バス制御モジュール15からのバス使用許可信号BGRに応じて正常応答パケット送信動作開始時にハイレベルとなる正常応答パケット送信動作開始指示信号を生成すると共に異常応答パケット送信動作開始時にハイレベルとなる異常応答パケット送信動作開始指示信号を生成する。
【0051】
送信動作開始指示信号生成部22は応答パケット生成部21より正常応答パケット要求及び異常応答パケット要求が供給され、正常応答パケット要求と異常応答パケット要求との論理和をとるORゲート22a,ORゲート22aで得られた論理和をパケットの送信まで保持し、バス制御モジュール15にバス使用許可要求BRQとして供給するフリップフロップ22b,正常応答パケット要求が供給され、正常応答パケット要求の状態(ハイ又はロー)をバス使用許可信号がハイレベルになったときに保持する状態ホールド回路22c,異常応答パケット要求が供給され、異常応答パケット要求の状態(ハイ又はロー)をバス使用許可信号がハイレベルになったときの状態に保持する状態ホールド回路22dのホールド信号、状態ホールド回路22dの反転ホールド信号、バス制御モジュール15からのバス使用許可信号が供給され、供給された信号の論理積を求めるANDゲート22e,状態ホールド回路22dの非反転ホールド信号及びバス制御モジュール15からのバス使用許可信号が供給され、供給された信号の論理積を求めるANDゲート22fより構成される。
【0052】
送信動作開始指示信号生成部22はORゲート22aにより正常応答パケット要求又は異常応答パケット要求のいずれかがハイレベルとなるとバス制御モジュール15にバス要求BRQを供給し、バスの使用を求める。
また、バス制御モジュール15からバス使用許可信号BGRが供給されたときには正常応答パケット要求及び異常パケット要求の状態に応じて正常応答パケット送信動作開始指示信号及び異常応答パケット送信動作開始指示信号を生成する。
【0053】
図7に本発明の第1実施例のバスマスタシーケンス部21の送信動作開始指示信号生成部22の動作波形図を示す。図6(A)は正常応答パケット要求a,(B)は異常応答パケット要求b,(C)はバス要求BRQ,(D)はホールド回路22cのホールド信号d,(E)はホールド回路22dの反転ホールド信号e,(F)はホールド回路22dの非反転ホールド信号f,(G)はバス制御モジュール15からのバス使用許可信号BGR:g,(H)は正常応答パケット送信動作開始指示信号h,(I)は異常応答パケット送信動作開始指示信号iの波形図を示す。
【0054】
図6において実線は正常応答パケット要求がハイレベルとなったとき、破線は異常応答パケット要求がハイレベルとなったときの動作波を示す。
図に実線で示すように正常応答パケット要求がハイレベルとなったときには正常応答パケット送信動作開始指示信号はハイレベル、異常応答パケット送信動作開始指示信号はローレベルとなり、また、破線で示すように異常応答パケット要求bがハイレベルとなったときには正常応答パケット送信動作開始指示信号はローレベル、異常応答パケット送信動作開始指示信号はハイレベルとなる。
【0055】
さらに、正常応答パケット要求がハイレベルとなり、バス要求BRQをハイレベルとし、かつ、バス使用許可信号BGRがローレベルの状態、つまり、バス使用許可待機中に異常応答パケット要求があり、ハイレベルとなると、バス使用許可信号BGRがハイレベルとなり、バス使用許可となったときには異常応答パケット送信動作開始指示信号はハイレベルとなり、異常応答パケットの送信を指示する。
【0056】
送信動作開始指示信号生成部22で生成された信号は送信制御部23に供給される。
送信制御部23は正常応答パケット送信動作開始指示信号がハイレベルのときには応答バッファ20から正常応答パケットを検索して送信し、異常応答パケット送信動作開始指示信号がハイレベルのときには応答バッファ20から応答パケットを検索して送信する。
【0057】
図8に送信制御部23の動作フローチャートを示す。送信制御部23は送信動作開始指示信号を入力し、正常又は異常応答パケット要求のどちらが有効かを判断する(ステップS5-1,S5-2)。ステップS5-2で、異常応答パケット要求が有効であると判断した場合には応答バッファ20に格納された応答パケットより異常応答パケットを検索して送信する(ステップS5-3)。
【0058】
また、ステップS5-2で正常応答パケット要求が有効であると判断した場合には応答バッファ20に格納された応答パケットを格納された順に順次送信する(ステップS5-4)。
以上のように本実施例によれば、異常応答パケットが生成された場合には応答バッファ20に格納された応答パケットより異常応答パケットが検索され、正常応答パケットに優先して送信されるため、情報処理部12は異常応答パケットを優先的に受信でき、エラーの発生を迅速に認識できる。
【0059】
このため、エラーに応じたメンテナンス等の対応をいち早く実施でき、システムの信頼性を向上させることができる。
図9に本発明の第2実施例のブロック構成図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0060】
本実施例は第1実施例とはバスマスタシーケンス部及びバス制御モジュールの制御の内容が異なっており、バスマスタシーケンス部からバス制御モジュールに異常応答パケット用のバス要求を正常応答パケット用のバス要求BRQとは別に発生し、バス制御モジュールにより異常応答パケットが発生した情報処理部に優先的にパケットバス14の使用許可を与えることによってより迅速に異常の通知を可能としたものである。
【0061】
本実施例の情報処理装置30は情報処理部31,32のバスシーケンスマスタ33は応答パケット生成部19からの正常応答パケット要求及び異常応答パケット要求に応じて正常応答パケット送信用のバス要求BRQをバス制御モジュール34に供給すると共に異常応答パケット要求に応じて異常応答パケット送信用のバス要求BREをバス制御モジュール34に供給する。
【0062】
図10にバスマスタシーケンス部33のブロック構成図を示す。同図中、図6と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
バスマスタシーケンス部33は応答パケット生成部19からの正常応答パケット要求及び異常応答パケット要求の状態(ハイ又はロー)に応じて正常応答パケット送信用バス要求BRQ及び異常応答パケット送信用バス要求BREを生成すると共にバス使用許可信号BGRに応じて正常及び異常応答パケット送信動作開始指示信号の状態(ハイ又はロー)を設定する送信動作開始指示信号生成部35の構成が第1実施例とは異なる。
【0063】
本実施例の送信動作開始指示信号生成部35は正常応答パケット要求の状態を応答パケット送信まで保持し、バス要求BRQとして出力するフリップフロップ35a,異常応答パケット要求の状態を応答パケット送信まで保持し、バス要求BREとして出力するフリップフロップ35b,正常応答パケット要求の状態をホールドする状態ホールド回路35c,異常応答パケット要求の状態をホールドし、ホールド信号の反転及び非反転出力する状態ホールド回路35d,状態ホールド回路35cの出力ホールド信号、状態ホールド回路35dの出力反転ホールド信号、バス制御モジュール34のバス使用許可信号が供給され、供給された信号の論理積を求めるANDゲート35e,状態ホールド回路35dの出力非反転ホールド信号及びバス制御モジュール34のバス使用許可信号が供給され、供給された信号の論理積を求めるANDゲート35fより構成される。
【0064】
図11に送信動作開始指示信号生成部35の動作波形図を示す。図11(A)は正常応答パケット要求a,(B)は異常応答パケット要求b,(C)はバス要求BRQ:c,(D)はバス要求BRE:d,(E)は状態ホールド回路35cの出力ホールド信号e,(F)は状態ホールド回路35dの出力反転ホールド信号f,(G)は状態ホールド回路35dの出力非反転ホールド信号g,(H)はバス制御モジュール34のバス使用許可信号BGR:h,(I)は正常応答パケット送信動作開始指示信号i,(J)は異常応答パケット送信動作開始指示信号jの動作波形図を示す。
【0065】
図11(A),(C)に示すように正常応答パケット要求aに応じてバス要求BRQ:cがバス制御モジュール34に供給されている状態でも図11(H)に示すバス要求BRQ:cに対するバス使用許可信号BGR:hが供給される前であれば、図11(B),(D)に示すように異常応答パケット要求bに応じてバス要求BRE:dがバス制御モジュール34に供給されると、図11(H)に示すバス使用許可信号BGR:hが供給された時点で図11(J)に示すように異常応答パケット送信動作開始指示信号jをハイレベルとすることにできる。
【0066】
以上により第1実施例と同様に正常応答パケット送信動作開始指示信号j及び異常応答パケット送信動作開始指示信号jが得られ、第1実施例と同様に正常応答パケットに優先して異常応答パケットを送信できる。
また、バス制御モジュール34では情報処理部からバス要求BREが供給されると、他の情報処理部からのバス要求BRQに優先してバス使用許可信号BGRをバス要求BREがあった情報処理部に対して供給する。
【0067】
図12にバス制御モジュール34の動作フローチャートを示す。
バス制御モジュール34はバス要求を受信すると受信したバス要求が異常応答パケット送信用バス要求BREか否かを判断する(ステップS6-1,S6-2)。ステップS6-2で受信したバス要求がBREのときにはバス要求BRQに優先してバス要求BREが供給された情報処理部に対してバス使用許可信号BGRを提供する(ステップS6-3)。
【0068】
また、ステップS6-2で受信したバス要求が正常のバス要求BRQのときにはバス使用許可順位をバス要求BRQの最下位に設定し、バス使用許可順位になるまで待機し、バス使用許可順位となったところで、対応する情報処理部に対してバス使用許可信号BGRを供給する(ステップS6-4,S6-5,S6-6,S6-7)。
【0069】
以上により、異常応答パケットが発生した情報処理部に対して、正常応答パケットのバス要求しか持たない情報処理部に優先してバス使用許可信号BGRを供給できるため、異常応答パケットをその送信先に迅速に送信でき、異常をいち早く知らせることが可能となる。
【0070】
図13に本発明の第3実施例のブロック構成図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。。
本実施例は応答パケット生成部で応答パケットが正常か、異常かを識別子を付与した応答バッファに格納し、識別子に応じて応答バッファより異常応答パケットを正常応答パケットに優先して読み出す。
【0071】
本実施例の情報処理装置40の情報処理部41,42は応答パケット生成部43,バスマスタシーケンス部44,応答バッファ45及び、識別フラグ認識部46,マルチプレクサ47が第1実施例と異なる。
応答パケット生成部43はデータ処理部18からの処理結果に応じて応答パケットを生成すると共に識別フラグ付加部47を内蔵し、生成した応答パケットが正常であれば“0”異常であれば“1”となり、正常応答パケットと異常応答パケットとを識別する識別フラグを生成した応答パケットに付加する。
【0072】
応答バッファ45は応答パケット生成部43で生成された応答パケットを格納する応答パケット格納部45aと格納された応答パケットが正常か異常かを識別する識別子を付与する識別フラグ格納部45bとを有し、応答パケット生成部43で生成された応答パケット及び識別フラグを格納する。
【0073】
識別フラグ認識部46には応答バッファ45から識別フラグが供給されており、バスマスタシーケンス部44から供給される送信指示に応じて、識別フラグが“1”,つまり異常応答パケットが選択されるようにマルチプレクサ47を制御する。マルチプレクサ47には応答バッファ45に格納された応答パケットが供給されていて、識別フラグ認識部46からの選択信号に応じて一つの応答パケットを選択してパケットバス14に供給し、送信する。
【0074】
本実施例によれば、異常応答パケットと正常応答パケットとの識別が容易に行なえ、送信をより高速に行なえる。
図14に本発明の第4実施例のブロック構成図を示す。同図中、図2と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0075】
本実施例は応答バッファを正常応答パケットを格納する正常応答バッファと異常応答パケットを格納する異常応答バッファとに分離し、異常応答パケットが異常応答バッファに格納されたときに異常応答バッファに格納された異常応答パケットを先に送信することにより異常応答パケットを優先して送信する構成としてなる。
【0076】
本実施例の情報処理装置50の情報処理部51は第1実施例とは応答パケット生成部51,異常応答バッファ52,正常応答バッファ53,異常応答パケット検出部54,マルチプレクサ55が異なる。応答パケット生成部51はデータ処理部18の処理結果により異常応答パケット及び正常応答パケットを生成し、異常応答パケットは異常応答バッファ52,正常応答パケットは正常応答バッファ53に格納する。
【0077】
異常応答パケット検出部54,異常応答バッファ53を監視しており、異常応答バッファ53に異常応答パケットが格納されていればバスマスタシーケンス部44からの送信許可信号に応じてマルチプレクサ55を制御して異常応答バッファ52を選択し、異常応答バッファ52に格納された応答パケットを送信し、異常応答パケットが全て送信された後に正常応答バッファ53を選択し、正常応答バッファ53に格納された応答パケットを送信すると共に異常応答バッファ52に異常応答パケットが格納されていなければ、バスマスタシーケンス部44からの送信許可信号に応じてマルチプレクサ55を制御して正常応答バッファ52を選択して正常応答パケットを送信する。
【0078】
図15に本発明の第5実施例のブロック構成図を示す。同図中、図14と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例はエラーを検出した時点で異常応答パケットを生成することによりより迅速に異常応答パケットを生成できる構成としてなる。
【0079】
本実施例の情報処理装置60の情報処理部61,62はエラー検出部17でエラーを検出した際にエラーを検出した受信パケットに対応した異常応答パケットを生成し、異常応答バッファ52に格納する異常応答パケット生成部63,データ処理部18からの処理結果のうち、正常パケットに対応した正常応答パケットのみを生成し、正常応答バッファ53に格納する正常応答パケット生成部64を有してなる。
【0080】
本実施例によれば、異常応答パケットはエラー検出部17でエラーが検出された直後に生成されるため、いち早く異常応答パケットを送信できる。
図16は本発明の第6実施例のブロック構成図を示す。同図中、図18と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0081】
本実施例の情報処理装置70は受信パケットに正常と異常とを識別する識別フラグを付与して受信バッファに格納し、この識別フラグに従って受信パケットのデータ処理部に読み出す順序を制御することにより異常応答パケットを正常応答パケットに優先して送信する構成としてなる。
【0082】
本実施例の情報処理部71,72は受信パケットからパリティエラー等のエラーを検出し、受信パケットが正常か、異常かを識別する識別フラグを付与するエラー検出部73,受信パケット及び識別フラグをセットで格納する受信バッファ74,受信バッファ74に格納したパケットから一つのパケットを選択してデータ処理部に供給するマルチプレクサ75,受信バッファ74に格納された識別フラグに応じてマルチプレクサ75を制御する識別フラグ認識部76を有する。
【0083】
なお、データ処理部、応答パケット生成部、バスシーケンス部、応答バッファは図18に示した従来のものと同じであるため説明は省略する。
エラー検出部73はパケットバス14からの受信パケットを受け、受信パケットのデータを解析してパリティエラー等のエラーをチェックし、エラーがあれば、識別フラグに“1”,エラーがなければ識別フラグに“0”を生成して受信バッファ74に供給する。
【0084】
受信バッファ74は受信パケットを格納する受信パケット格納域74aと格納された受信パケットに対応する識別フラグを格納する識別フラグ格納域74bを有し、受信パケットと識別フラグとが対応するように格納する。
マルチプレクサ75には受信バッファ74より受信パケットが供給されていて、識別フラグ認識部76から供給される選択制御信号に応じて一つの受信パケットを選択してデータ処理部97に供給する。
【0085】
識別フラグ認識部76はデータ処理部97からのデータ読み込み信号毎に受信バッファ74から供給されている識別フラグに応じてマルチプレクサ75に選択制御信号を供給する。
識別フラグ認識部76は異常受信パケットを識別する識別フラグ“1”を認識すると識別フラグ“1”の受信パケットを受信バッファ14への入力順に順次選択し、データ処理部97に供給する。
【0086】
従って、本実施例ではエラー等の異常のある受信パケットがエラー等のない正常の受信パケットに優先してデータ処理部97に供給され、処理され、応答パケットとして送信されることになるため、異常受信パケットに対する異常応答パケットをいち早く送信できる。
【0087】
従って、エラー等の異常に対する対応を迅速に行なえる。
図17に本発明の第7実施例のブロック構成図を示す。同図中、図16と同一構成部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
本実施例の情報処理装置80は受信バッファを異常受信パケットを格納する異常受信バッファと正常受信パケットと正常受信パケットとを別々に格納しておき、異常受信パケットが検出された場合には異常受信バッファに格納された受信パケットを優先して処理することにより異常応答パケットを正常応答パケットに優先して送信している。
【0088】
本実施例の情報処理部81,82はパケットバス14から供給された受信パケットのエラーを検出して異常受信パケットと正常受信パケットとを選択するエラー検出部83,エラー検出部83で選別された受信パケットのうち正常受信パケットを格納する正常受信バッファ84,エラー検出部83で選別された受信パケットのうち異常受信パケットを格納する異常受信バッファ85,正常受信バッファ84又は異常受信バッファ85を選択し、いずれかに格納された受信パケットを選択するマルチプレクサ86,異常受信バッファ85を参照して異常受信バッファ85に異常受信パケットが存在するときにはマルチプレクサ86が異常受信バッファ85に格納された受信パケットをデータ処理部97に供給するように制御信号をマルチプレクサ86に供給するエラーパケット検出部87を有する。
【0089】
エラー検出部83はパケットバス14から情報処理部81宛てのパケットを受信し、受信パケットを解析して、パリティエラー等のエラーを検出し、受信パケットにエラーが検出されなければ正常受信バッファ84に格納し、エラーが検出されたときには異常受信バッファ85に格納する。
【0090】
このため、正常受信パケットは正常受信バッファ84,異常受信パケットは異常受信バッファ85に供給される。
マルチプレクサ86には正常受信バッファ84及び異常受信バッファ85が接続されており、エラーパケット検出部87からの切換制御信号に応じて正常受信バッファ84又は異常受信バッファ85をデータ処理部97に接続する。
【0091】
エラーパケット検出部87は異常受信バッファ85を参照しており、異常受信バッファ85に異常受信パケットが格納されたときにこれを検出して、マルチプレクサ86に異常受信バッファ85とデータ処理部97とが接続されるように切換制御信号を供給し、異常受信バッファ85内に異常受信パケットを検出できなければ、正常受信バッファ84とデータ処理部97とが接続されるように切換制御信号を供給する。
【0092】
以上により、第6実施例同様に異常受信パケットを先にデータ処理部97に供給して処理できるため、異常受信パケットに対応した異常応答パケットを正常応答パケットに優先して送信でき、従って、エラーの発生をいち早く認識できるため、エラーに対する対応を迅速に行なえる。
【0093】
【発明の効果】
上述の如く、本発明によれば、受信した情報にエラーを検出した場合には情報を送信した情報処理部に対して他の応答情報に優先してエラーが検出された情報に対する応答情報であるエラー応答情報を送信するため、送信側で、送信した情報がエラー情報であることを早く認識でき、エラーが発生した情報の再送信の対応を迅速に行え、従って、必要とする情報をできるだけ速く入手できるため、効率的な情報処理が行なえる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施例のブロック構成図である。
【図3】本発明の第1実施例のエラー検出部の動作フローチャートである。
【図4】本発明の第1実施例のデータ処理部の動作フローチャートである。
【図5】本発明の第1実施例の応答パケット生成部の動作フローチャートである。
【図6】本発明の第1実施例のバスマスタシーケンス部のブロック構成図である。
【図7】本発明の第1実施例のバスマスタシーケンス部の動作波形図である。
【図8】本発明の第1実施例の送信制御部の動作フローチャートである。
【図9】本発明の第2実施例のブロック構成図である。
【図10】本発明の第2実施例のバスマスタシーケンス部のブロック構成図である。
【図11】本発明の第2実施例のバスマスタシーケンス部のブロック構成図である。
【図12】本発明の第2実施例のバス制御モジュールのブロック構成図である。
【図13】本発明の第3実施例のブロック構成図である。
【図14】本発明の第4実施例のブロック構成図である。
【図15】本発明の第5実施例のブロック構成図である。
【図16】本発明の第6実施例のブロック構成図である。
【図17】本発明の第7実施例のブロック構成図である。
【図18】従来の一例のブロック構成図である。
【符号の説明】
S1-1 エラー検出過程
S1-2 応答情報生成過程
S1-3 情報送信過程
1 エラー検出手段
2 応答情報生成手段
3 情報送信手段
11 情報処理装置
12,13 情報処理部
14 パケットバス
15 バス制御モジュール

Claims (8)

  1. 情報処理部間で情報転送を行ない、該情報処理部において受信した情報に対応した応答情報を、該情報を送信した情報処理部に対して送信する情報処理方法において、
    受信情報を受信バッファに入力順に順次記憶しており、該受信情報にエラーが検出されたときには、前記受信情報にエラー情報を付与して受信バッファに記憶する検出過程と、
    前記受信バッファから読み出された前記受信情報にエラー情報が付与されているときに、エラー応答情報を生成し、応答バッファに記憶し、前記受信バッファから読み出された情報が正常な情報のときには、通常応答情報を生成し、応答バッファに記憶する応答情報生成過程と、
    前記応答バッファに記憶された応答情報のうち前記エラー応答情報を前記通常応答情報に優先して前記応答バッファから読み出し、送信する応答情報送信過程とを有することを特徴とする情報処理方法。
  2. 情報処理部間で情報の転送を行ない、情報を受信した情報処理部から受信情報に対応した応答情報を、該受信情報を送信した情報処理部に対して送信する情報処理装置において、
    各情報処理部は、前記受信情報を入力順に順次記憶する受信バッファと、
    前記応答情報を記憶する応答バッファと、
    前記受信情報にエラーを検出したとき、前記受信バッファに前記受信情報にエラー情報を付与して記憶させるエラー検出手段と、
    前記受信バッファから読み出された受信情報から前記エラー情報を検出し、前記エラー情報が検出された受信情報に対応して、エラー応答情報を生成し、前記応答バッファに記憶し、前記受信バッファから読み出された情報が正常な情報のときには、通常応答情報を生成し、前記応答バッファに記憶させ、前記応答バッファに記憶された応答情報のうち前記エラー応答情報を前記通常応答情報に優先して前記応答バッファから読み出し、送信元に送信する制御手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記応答バッファに応答情報を供給された順に記憶させ、記憶された順に送信すると共に、前記応答バッファに前記エラー応答情報が記憶されているときには前記応答バッファから前記通常応答情報に優先して前記エラー応答情報を読み出し、送信することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記応答バッファは、前記通常応答情報を記憶する通常応答バッファと、
    前記エラー応答情報を記憶するエラー応答バッファとを有し、
    前記制御手段は、前記エラー応答バッファに前記エラー応答情報が記憶されたときには前記エラー応答バッファに記憶された前記エラー応答情報を前記通常応答バッファに記憶された通常応答情報に優先して出力させることを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  5. 前記制御手段は、前記エラー応答情報及び前記通常応答情報に夫々を区別する識別子を付与して前記応答バッファに記憶させ、前記識別子に応じて前記エラー応答情報か、前記通常応答情報かを識別し、前記応答バッファより前記エラー応答情報を前記通常応答情報に優先して送信させることを特徴とする請求項2又は3記載の情報処理装置。
  6. 前記制御手段は、前記エラー検出手段でエラーが検出された受信情報に対して前記エラー応答情報を生成するエラー応答情報生成手段と、
    前記受信バッファに記憶された前記受信情報のうち前記エラー検出手段でエラーが検出されなかった受信情報に対して前記通常応答情報を生成する通常情報生成手段とを有することを特徴とする請求項2乃至5のいずれか一項記載の情報処理装置。
  7. 前記エラー検出手段は、エラーが検出された受信情報とエラーが検出されない受信情報とを識別する識別子を前記受信情報に付与して前記受信バッファに記憶し、
    前記制御手段は、前記受信バッファから順に読み出された受信情報に付与された前記識別子を参照して、エラーが検出された識別子のときには前記エラー応答情報を生成し、エラーが検出されない識別子のときには前記通常応答情報を生成することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
  8. 前記受信バッファは、前記受信情報のうち前記エラー検出手段でエラーが検出された受信情報を記憶するエラー受信バッファと、
    前記受信情報のうち前記エラー検出手段でエラーが検出されない受信情報を記憶する通常受信バッファとを有し、
    前記制御手段は、前記エラー受信バッファから読み出される受信情報を前記通常受信バッファから読み出される受信情報に優先して応答情報を生成することを特徴とする請求項2記載の情報処理装置。
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