JP3936358B2 - 商品販売データ処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、小売店で用いられる電子式キャッシュレジスタやPOS(Point Of Sales)端末等の商品販売データ処理装置に関わり、特に、会員に対しては非会員よりも通常安い価格で商品を販売する会員サービス制度が導入された小売店向けの商品販売データ処理装置に関する。
百貨店や専門店等の小売店の中には、会員を募り、会員となった買物客に対しては非会員よりも安い価格で商品を販売する制度、いわゆる会員サービス制度を導入して、顧客の安定化を図っているところがある。通常、このような会員サービス制度を導入した小売店向けの商品販売データ処理装置としては、各会員にそれぞれ配布される会員カードに記録された会員コード等のカード情報を読取るためのカードリーダを備えるとともに、各商品の商品コードに対応して非会員用の一般価格と会員用の優待価格とを記憶したPLU(Price Look Up)ファイルを備える。そして、1買物客に対して販売する商品の登録開始に先立ち、カードリーダで会員カードのカード情報が読取られると、買物客が会員であることを示すフラグ情報を記憶する。また、買物客に対して販売する商品の登録が行われると、前記フラグ情報から買物客が会員であるか非会員であるかを判断し、会員であればPLUファイルから該当商品の優待価格を呼び出して売上処理し、非会員であれば一般価格を読み出して売上処理するようになっている。
このような商品販売データ処理装置において、従来、1枚の同一会員カードを非会員を含む複数人で使い回したり、会員に成りすました悪質な同業者が転売目的で買ったりするような不正行為を防止することを目的に、1会員に対する複数取引の総販売点数に制限を持たせ、制限値までは優待価格で販売するが、制限値を超えると一般価格で販売するように制御したものは知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−137872号公報
ところで、多くの小売店では特売期間を設定し、この期間中は特売対象であるいくつかの商品を通常の価格よりも値引した価格で販売するようにして、顧客の購買意欲を高めることが行われている。このような特売方式は、会員サービス制度が導入された小売店でも実施されることがある。
しかしながら、特売方式を会員サービス制度が導入された小売店で実施する場合、通常は、商品販売データ処理装置のPLUファイルに記憶されている特売対象商品の一般価格を特売価格に変更して対応することとなる。このため、優待価格よりも安値の価格を特売価格としてPLUファイルに設定した場合、非会員との商取引の際には特売価格が呼び出されるのに対して、会員との商取引の際には特売価格よりも高値の会員価格が呼び出されるので、そのまま売上処理がなされてしまうと会員の方が不利となるという不都合があった。このような不都合を解消するためには、会員との商取引の際に会員価格よりも特売価格の方が安値の商品については別途値引操作を行う等の対策が必要となり、キャッシャの負担増につながる。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、会員との商取引の際に非会員よりも不利な条件で販売される商品については自動的に非会員と同等な条件で当該商品を販売処理することができる商品販売データ処理装置を提供しようとするものである。
本発明は、会員サービス制度が導入された小売店向けの商品販売データ処理装置、例えばPOS端末において、商品を優待販売条件(例えば優待価格,優待割引率)で購入可能な会員との商取引なのか一般販売条件(例えば一般価格,一般割引率)で購入する非会員との商取引なのかを判断する取引判断手段と、この取引判断手段により会員との商取引であると判断されたとき当該会員が購入する商品に対して設定されている優待販売条件と一般販売条件とを取得し比較する比較手段(例えば価格比較手段,割引率比較手段)と、この比較手段による比較の結果、条件のよい方(例えば価格が安値の方,割引率が大きい方)を選択する選択手段(例えば安値選択手段,割引率選択手段)と、この選択手段により選択された方の販売条件で当該商品の販売データを処理する会員取引処理手段とを備えたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、会員との商取引の際に非会員よりも不利な条件で販売される商品については自動的に非会員と同等な条件で当該商品を販売処理することができ、キャッシャの負担を軽減できる商品販売データ処理装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための最良な形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、会員サービス制度が導入された小売店向けの商品販売データ処理装置の一態様として、POS端末に本発明を適用した場合である。
図1は本実施の形態におけるPOS端末の要部構成を示すブロック図であり、このPOS端末は、制御部本体としてCPU1を搭載している。また、CPU1が実行するプログラム等の固定的データが予め格納されたROM(Read Only Memory)2、商品販売データを処理するのに必要な種々のメモリエリアが形成されるRAM(Random Access Memory)3、現在の日時を計時する時計部4、スキャナ5で読取られたバーコードデータを取込むスキャナインターフェイス6、ストアサーバ7とのデータ通信を司る通信インターフェイス8、キーボード9を制御して操作キーの信号を取込むキーボードコントローラ10、オペレータ用ディスプレイ11を制御して商品名,価格等を表示させる第1の表示コントローラ12、客用ディスプレイ13を制御して商品名,価格等を表示させる第2の表示コントローラ14、プリンタ15を制御してレシート印字等を行わせるプリンタコントローラ16、ドロワ17を開放させるための信号を出力するI/Oポート18、会員カード19に記録された会員コード等のカード情報を読取るためのカードリーダ20を制御するカードリーダコントローラ21等を搭載しており、これらをアドレスバス,データバス等のバスライン22を介してCPU1に接続している。
ストアサーバ7には、図2に示すように、各商品に対してそれぞれ設定されるPLUコードに対応して、商品名,単価,割引率,優待情報,優待区分等の商品データがプリセットされたPLUファイル23を記憶管理している。また、各会員の会員コードに対応して、氏名,住所,性別等の個人データを蓄積するための会員ファイル24を記憶管理している。なお、これらのデータファイルは、POS端末のRAM3やHDD(Hard Disk Drive)装置に記憶されていてもよい。
PLUファイル23の商品データ項目において、優待区分は対応する優待情報を区分するデータであり、本実施の形態では、対応する優待情報が会員に対する優待価格であるときの優待区分を“0”とし、優待割引率であるときの優待区分を“1”とし、優待値引額であるときの優待区分を“2”とする。
かかる構成のPOS端末1は、商品を優待価格や優待割引率等の優待販売条件で購入可能な会員との商取引なのか一般価格や一般割引率等の一般販売条件で購入する非会員との商取引なのかを判断する(取引判断手段)。ここで、非会員との商取引であると判断されたときには、当該会員が購入する商品に対して設定されている一般販売条件で当該商品の販売データを処理する。これに対し、会員との商取引であると判断されたときには、当該会員が購入する商品に対して設定されている優待販売条件と一般販売条件とを取得し比較し(比較手段)、条件のよい方を選択する(選択手段)。そして、選択された方の販売条件で当該商品の販売データを処理するものとなっている(会員取引処理手段)。
すなわち当該POS端末は、上記機能を実現するために、図3に示すように、1商取引の商品登録中であるときセットされる登録中フラグRFのフラグメモリ31や、会員との商取引であるときセットされる会員取引フラグMFのフラグメモリ32や、1商取引分のレシート印字データが蓄積されるレシート印字バッファ33等の他に、価格メモリ34,一般価格メモリ35,優待価格メモリ36及び値引額メモリ37のワークメモリがRAM3に形成されている。
しかしてCPU1は、1顧客との商取引に対して図4の流れ図に示す手順の処理を実行するものとなっている。先ずCPU1は、ST(ステップ)1としてフラグメモリ31,32の登録中フラグRF及び会員取引フラグMFを“0”にリセットする。この状態で、CPU1は、ST2としてカードリーダ20によりカードデータが読取られたか否かを判断する。
ここで、カードリーダ20からカードリーダコントローラ21に入力されたデータによりカードデータが読取られたと判断すると、CPU1は、ST3としてそのカードデータが会員カード19に記録されているカードデータであるか否かを判断する。そして、会員カード19に記録されているカードデータであると判断した場合には、CPU1は、ST4として、カードデータに含まれる会員コードでストアサーバ7に会員の認証を問い合わせる。この問合せに対してストアサーバ7では、当該会員コードの会員データを会員ファイル24から取得して会員を認証するか判定し、その判定結果を応答するので、CPU1は、ST5としてストアサーバ7から会員を認証する応答を受けたならば、ST6として会員取引フラグMFを“1”にセットする。
なお、会員カード以外のカードデータがカードリーダで読取られた場合には、そのカード種別に応じた処理を実行する。また、ストアサーバ7から会員を認証する応答を得られなかった場合には、会員認証エラーを報知して、今回の処理を終了する。
ST1にてカードデータが読取られていないと判断した場合、及びST6にて会員取引フラグMFを“1”にセットした後は、CPU1は、ST7としてPLUコードが入力されたか否かを判断する。ここで、PLUコードが入力されていないと判断した場合には、CPU1は、ST8として登録中フラグRFが“1”にセットされているか否かを判断する。当初、登録中フラグRFは“0”にリセットされているので、CPU1はST2の処理に戻る。
ST7にて例えばスキャナインターフェイス6を介して入力されたスキャニングデータがPLUコードのバーコードデータであるとき、あるいはキーボードコントローラ10に入力される信号がPLUコードの置数データであるとき、CPU1は、PLUコードの入力有りと判断する。そして、ST8として登録中フラグRFを調べる。当初、登録中フラグRFは“0”にリセットされているので、CPU1は、ST10としてこの登録中フラグRFを“1”にセットする。
次に、CPU1は、ST11として会員取引フラグMFが“1”にセットされているか否かを判断する(取引判断手段)。ここで、会員取引フラグMFが“0”にリセットされていた場合には、非会員との商取引で販売される商品のPLUコードが入力されたので、CPU1は、ST12として後述する非会員登録処理を実行する。これに対し、会員取引フラグMFが“1”にセットされていた場合には、会員との商取引で販売される商品のPLUコードが入力されたので、CPU1は、ST13として後述する非会員登録処理を実行する。
その後、CPU1は、ST14としてキーボード9の締めキーが入力されたか否かを判断する。そして、締めキーが入力されていないと判断した場合には、CPU1は、ST7の処理に戻る。すると、今度は登録中フラグRFが“1”にセットされているので、CPU1は、ST8にてST2の処理に戻らず、ST7の処理に戻る。そして、次の商品のPLUコードが入力されると、ST10の処理を行わずにST11の処理に進む。
ST14にてキーボードコントローラ10に入力された信号により締めキーが入力されたと判断した場合には、CPU1は、ST15として釣銭演算等の登録締め処理を実行する。そして、ST16としてプリンタ15を駆動させてレシート印字バッファ33に記憶されているレシート印字データに基づきレシート印字を行わせ、レシートを発行させたならば、CPU1は、1商取引に対する処理を終了する。
したがって本実施の形態のPOS端末は、1商取引に対して1点目の販売商品のPLUコードが入力されるまでは、会員カード19のカードデータの読取りを許可している。そして、会員カード19のカードデータが読取られると、当該商取引での販売商品に対して会員登録処理を実行する。これに対し、会員カード19のカードデータが読取られることなくPLUコードが入力された場合には、当該商取引での販売商品に対して非会員登録処理を実行する。
図5は前記非会員登録処理の手順を具体的に示す流れ図である。すなわちCPU1は、会員取引フラグMFが“0”にリセットされている状態で販売商品のPLUコードが入力されると、この非会員登録処理を開始する。
先ずCPU1は、ST21としてそのPLUコードでストアサーバ7に商品データを問い合わせる。この問合せに対してストアサーバ7では、当該PLUコードに対応して設定されている商品名,単価,割引率,優待情報,優待区分等の商品データを読出し応答するので、この商品データの中から商品名,単価及び割引率を取得する。
次にCPU1は、ST22として商品データ中の割引率が設定されているか否かを判断する。ここで、割引率が0%、つまり設定されていない場合には、CPU1は、ST23として商品データ中の単価を価格メモリ34にセットする。これに対し、割引率が0%より大きい場合には、CPU1は、ST24として商品データ中の単価を割引率で割引した価格を算出し、この割引後の価格を価格メモリ34にセットする。
その後、CPU1は、ST25として価格メモリ34にセットされた価格に基づいて商品販売データを登録処理する。また、ST26として商品名,価格等をオペレータ用ディスプレイ11及び客用ディスプレイ13に表示させる。さらに、ST27としてレシート印字バッファ33に商品名,価格等の印字データをセットしたならば、今回の非会員登録処理を終了する。
図6は前記非会員登録処理の手順を具体的に示す流れ図である。すなわちCPU1は、会員取引フラグMFが“1”にセットされている状態で販売商品のPLUコードが入力されると、この会員登録処理を開始する。
先ずCPU1は、ST31としてそのPLUコードでストアサーバ7に商品データを問い合わせる。この問合せに対してストアサーバ7では、当該PLUコードに対応して設定されている商品名,単価,割引率,優待情報,優待区分等の商品データを読出し応答するので、この商品データの中から商品名,単価,優待情報及び優待区分を取得する。
次にCPU1は、ST32,ST33として商品データ中の優待区分を調べる。ここで、優待区分が“0”の場合には、優待情報は優待価格なので、CPU1は、ST34としてその優待情報を優待価格メモリ36にセットする。また、割引率が0%の場合は単価をそのまま一般価格メモリ35にセットし、割引率が0%より大きい場合は単価を当該割引率で割引した後の価格を一般価格メモリ35にセットする。
次にCPU1は、ST35として優待価格メモリ36内の価格と一般価格メモリ35内の価格とを比較する(価格比較手段)。その結果、優待価格メモリ36内の価格と一般価格メモリ35内の価格とが同額若しくは優待価格メモリ36内の価格の方が一般価格メモリ35内の価格よりも安値の場合には、ST36として優待価格メモリ36内の価格を選択し、価格メモリ34にセットする(安値選択手段)。これに対し、一般価格メモリ35内の価格の方が優待価格メモリ36内の価格よりも安値の場合には、ST37として一般価格メモリ35内の価格を選択し、価格メモリ34にセットする(安値選択手段)。
その後は、前述した非会員登録処理のST25〜ST27と同様に、ST38として価格メモリ34にセットされた価格に基づいて商品販売データを登録処理する(会員取引処理手段)。また、ST39として商品名,価格等をオペレータ用ディスプレイ11及び客用ディスプレイ13に表示させる。さらに、ST40としてレシート印字バッファ33に商品名,価格等の印字データをセットしたならば、今回の会員登録処理を終了する。
一方、優待区分が“1”の場合には、優待情報は優待割引率なので、CPU1は、ST41としてこの優待情報と割引率とを比較する(割引率比較手段)。その結果、優待情報と割引率とが等しい、若しくは優待情報の方が割引率よりも大きい場合には、CPU1は、ST42として優待情報,つまりは優待割引率を選択する。そして、この優待割引率で商品データ中の単価を割引した価格を価格メモリ34にセットする(割引率選択手段)。これに対し、割引率の方が優待情報より大きい場合には、ST43として割引率を選択する。そして、この割引率で商品データ中の単価を割引した価格を価格メモリ34にセットする(割引率選択手段)。その後は、前記ST38〜ST40の処理を実行する。
また、優待区分が“2”の場合には、優待情報は優待値引額なので、CPU1は、ST44として商品データ中の単価を優待情報で値引した価格を優待価格メモリ36にセットする。また、割引率が0%の場合は単価をそのまま一般価格メモリ35にセットし、割引率が0%より大きい場合は単価を当該割引率で割引した後の価格を一般価格メモリ35にセットする。
次にCPU1は、前記ST35〜ST37の処理と同様に、優待価格メモリ36内の価格と一般価格メモリ35内の価格とを比較する(価格比較手段)。その結果、優待価格メモリ36内の価格と一般価格メモリ35内の価格とが同額若しくは優待価格メモリ36内の価格の方が一般価格メモリ35内の価格よりも安値の場合には、優待価格メモリ36内の価格を選択し、価格メモリ34にセットする(安値選択手段)。これに対し、一般価格メモリ35内の価格の方が優待価格メモリ36内の価格よりも安値の場合には、優待価格メモリ36内の価格を選択し、価格メモリ34にセットする(安値選択手段)。その後は、前記ST38〜ST40の処理を実行する。
このように構成された本実施の形態において、今、PLUファイル23に図2に示す内容の商品データが設定されたPLUコード[PLU001]〜[PLU006]の6品目をそれぞれ1品ずつ購入する顧客がいたとする。なお、PLUコード[PLU001],[PLU003],[PLU004]の3品目は、それぞれ単価として特売価格が設定された特売対象商品である。また、PLUコード[PLU002],[PLU005],[PLU006]の3品目は、それぞれ割引率が設定された特売対象商品である。
この場合において、当該顧客が非会員である場合には、PLUコード[PLU001]の商品は単価100円で販売され、PLUコード[PLU002]の商品は単価200円の5%引き、すなわち190円で販売され、PLUコード[PLU003]の商品は単価250円で販売され、PLUコード[PLU004]の商品は単価300円で販売され、PLUコード[PLU005]の商品は単価100円の20%引き、すなわち80円で販売され、PLUコード[PLU006]の商品は単価400円の20%引き、すなわち320円で販売される。
一方、当該顧客が会員であった場合には、PLUコード[PLU001]の商品は優待区分が“0”、すなわち優待情報「80」は優待価格なので、特売価格100円と優待価格80円とが比較される。その結果、優待価格80円が選択され、この80円で販売される。
PLUコード[PLU002]の商品は優待区分が“1”、すなわち優待情報「20」は優待割引率なので、割引率5%と優待割引率20%とが比較される。その結果、優待割引率20%が選択され、この優待割引率20%で割引した価格160円で販売される。
PLUコード[PLU003]の商品は優待区分が“0”、すなわち優待情報「260」は優待価格なので、特売価格250円と優待価格260円とが比較される。その結果、特売価格250円が選択され、この250円で販売される。
PLUコード[PLU004]の商品は優待区分が“2”、すなわち優待情報「50」は優待値引額なので、特売価格300円と値引後の優待価格250円とが比較される。その結果、値引後の優待価格250円が選択され、この250円で販売される。
PLUコード[PLU005]の商品は優待区分が“1”、すなわち優待情報「10」は優待割引率なので、割引率20%と優待割引率10%とが比較される。その結果、割引率20%が選択され、この割引率20%で割引した価格80円で販売される。
PLUコード[PLU006]の商品は優待区分が“0”、すなわち優待情報「340」は優待価格なので、割引後の特売価格320円と優待価格340円とが比較される。その結果、割引後の特売価格320円が選択され、この320円で販売される。
かくして、会員である当該顧客に対しては、図7に示す内容のレシートが印字され発行される。
このように本実施の形態によれば、会員である顧客との商取引の際には、PLUファイル23に単価または単価と割引率として設定されている特売価格と優待情報として設定されている優待価格とを比較し、安値の方を選択して商品販売データを処理するようにしている。また、PLUファイル23に設定されている非会員に対する割引率と会員に対する優待割引率とを比較し、割引が大きい方を選択して商品販売データを処理するようにしている。
したがって、会員との商取引の際に非会員よりも不利な条件で販売される商品については自動的に非会員と同等な条件で当該商品の販売データが処理されるので、会員の方が不利となるという不都合をキャッシャの負担になることなく未然に防止できる効果を奏する。
なお、この発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば前記実施の形態では、会員に対して優待価格より値引された価格で販売する際に表示部(オペレータ用ディスプレイ11,客用ディスプレイ13)に表示する価格やレシートに印字する価格は、優待価格で販売する場合と同様にその金額のみを表示または印字したが、例えば図8のレシート印字例に示すように、優待価格よりも値引された額を値引額として表示または印字するようにしてもよい。
このような表示または印字は、前記実施の形態において、図6に示した会員登録処理を図9の流れ図に示す処理に変更することによって可能である。なお、図9において、図6と同一の処理ステップには同一符号を付し、詳しい説明を省略する。
すなわち、図9に示す会員登録処理においては、PLUコードが入力された商品の優待区分が“0”あるいは“2”であった場合には、優待価格と一般価格とを比較し、一般価格の方が優待価格よりも安値であったとき、ST51として優待価格から一般価格を減額して値引額を算出し、この値引額を値引額メモリ37にセットする(値引額算出手段)。そして、価格メモリ34内の価格に基づいて商品販売データを登録処理した後、オペレータ用ディスプレイ11及び客用ディスプレイ13に商品名とともに優待価格メモリ36内の優待価格と値引額メモリ37内の値引額とを表示させる。また、商品名,優待価格及び値引額の印字データをレシート印字バッファ33にセットする(値引額表示手段)。
一方、PLUコードが入力された商品の優待区分が“1”であった場合には、優待割引率と一般割引率とを比較し、一般割引率の方が優待割引率より大きかったとき、単価を一般割引率で割引した価格を価格メモリ34にセットした後、ST52として単価を優待割引率で割引した価格から同単価を一般割引率で割引した価格を減算して値引額を算出し、値引額メモリ37にセットする(値引額算出手段)。その後は、前記と同様に、価格メモリ34内の価格に基づいて商品販売データを登録処理した後、オペレータ用ディスプレイ11及び客用ディスプレイ13に商品名とともに優待価格メモリ36内の優待価格と値引額メモリ37内の値引額とを表示させる(ST39′:値引額表示手段)。また、商品名,優待価格及び値引額の印字データをレシート印字バッファ33にセットする(ST40′:値引額表示手段)。
このような構成を採用することにより、優待価格よりもさらに値引された額が値引額として表示され、またレシートに印字されるので、会員に対してその優位性をより強くアピールできるようになる。
また、前記実施の形態では、優待情報として優待価格,優待割引率及び優待値引額が混在している場合について示したが、いずれか1つの優待情報をPLUファイルで記憶するようにした商品販売データ処理装置に対しても本発明を同様に適用できるものである。例えば、優待情報として優待価格だけを設定する商品販売データ処理装置の場合には、会員登録処理のST31の処理の次にST34に処理に移行するように会員登録処理を構成すればよい。また、優待情報として優待割引率だけを設定する商品販売データ処理装置の場合には、会員登録処理のST31の処理の次にST41に処理に移行するように会員登録処理を構成することで対応することができる。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明の一実施の形態であるPOS端末の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態で用いるPLUファイルの主要なデータ構造を示す模式図。 同実施の形態におけるPOS端末のRAMに形成される主要なメモリエリアを示す模式図。 同実施の形態におけるPOS端末のCPUが実行する商取引処理の要部を示す流れ図。 図4における非会員登録処理の内容を具体的に示す流れ図。 図4における会員登録処理の内容を具体的に示す流れ図。 同実施の形態において印字発行されるレシートの一例を示す平面図。 本発明の他の実施の形態において印字発行されるレシートの一例を示す平面図。 同他の実施の形態における会員登録処理の内容を具体的に示す流れ図。
符号の説明
1…CPU、2…ROM、3…RAM、5…スキャナ、9…キーボード、11…オペレータ用ディスプレイ、13…客用ディスプレイ、15…プリンタ、19…会員カード、20…カードリーダ、23…PLUファイル、24…会員ファイル。

Claims (5)

  1. 商品を優待販売条件で購入可能な会員との商取引なのか一般販売条件で購入する非会員との商取引なのかを判断する取引判断手段と、
    この取引判断手段により前記会員との商取引であると判断されたとき当該会員が購入する商品に対して設定されている優待販売条件と一般販売条件とを取得し比較する比較手段と、
    この比較手段による比較の結果、条件のよい方を選択する選択手段と、
    この選択手段により選択された方の販売条件で当該商品の販売データを処理する会員取引処理手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  2. 商品を優待価格で購入可能な会員との商取引なのか一般価格で購入する非会員との商取引なのかを判断する取引判断手段と、
    この取引判断手段により前記会員との商取引であると判断されたとき当該会員が購入する商品に対して設定されている優待価格と一般価格とを取得し比較する価格比較手段と、
    この価格比較手段による比較の結果、安値の方を選択する安値選択手段と、
    この安値選択手段により選択された方の価格で当該商品の販売データを処理する会員取引処理手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  3. 前記価格比較手段により優待価格よりも一般価格の方が安値であるとき、優待価格から一般価格を減算した金額を値引額とする値引額算出手段と、
    この値引額算出手段により算出された値引額を表示する値引額表示手段と、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項2記載の商品販売データ処理装置。
  4. 商品を優待割引率で割引された価格で購入可能な会員との商取引なのか一般割引率で割引された価格で購入する非会員との商取引なのかを判断する取引判断手段と、
    この取引判断手段により前記会員との商取引であると判断されたとき当該会員が購入する商品に対して設定されている優待割引率と一般割引率とを取得し比較する割引率比較手段と、
    この割引率比較手段による比較の結果、割引率の大きい方を選択する割引率選択手段と、
    この割引率選択手段により選択された方の割引率で割引された価格で当該商品の販売データを処理する会員取引処理手段と、
    を具備したことを特徴とする商品販売データ処理装置。
  5. 前記割引率比較手段により優待割引率よりも一般割引率の方が大きいとき、当該商品の価格を前記優待割引率で割引した価格から当該商品の価格を前記一般割引率で割引した価格を減算した金額を値引額とする値引額算出手段と、
    この値引額算出手段により算出された値引額を表示する値引額表示手段と、
    をさらに具備したことを特徴とする請求項4記載の商品販売データ処理装置。
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