JP3933203B2 - 振動部材を有する脱毛装置 - Google Patents
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Description
頭書のパラグラフに記載した種類の脱毛装置はヨーロッパ特許公開第0493849号から既知である。この既知の脱毛装置においては、脱毛部材は1対の協働ローラを具えると共に、振動部材はスクリーン板を具え、このスクリーン板は毛通過孔を有し、脱毛部材によって皮膚が把持されるのをこのスクリーン板によって防止している。スクリーン板は脱毛装置のハウジングに対し回動可能であり、回動振動運動を発生するようこのスクリーン板は脱毛装置の電動機によって駆動可能である。この既知の脱毛装置を脱毛すべき皮膚に当てた時、スクリーン板は皮膚に機械的振動を作用させる。この機械的振動は皮膚への麻酔作用を有し、脱毛部材により皮膚から毛が引っ張られている時、経験する痛い感覚を軽減する。
この既知の脱毛装置の欠点は、比較的柔らかな組織の上の皮膚のように機械的な振動に対して比較的無感覚な皮膚の部分では振動スクリーン板は快適であるが、骨の上に骨に密接する皮膚のように機械的な振動に対して比較的敏感な皮膚の部分では振動スクリーン板は不快なことである。
本発明の目的は十分な麻酔作用を有する振動板であって、骨の上に骨に密接する皮膚の部分、及び比較的柔らかな組織の上にある皮膚の部分の両方で快適な改良された振動板を有する頭書のパラグラフに記載した種類の脱毛装置を得るにある。
本発明脱毛装置は支持体上に配置された可撓性突起と、この支持体を振動させる振動手段とを振動部材が具えることを特徴とする。これ等突起は皮膚上の明瞭な集中する位置に振動部材の機械的振動を導入する。比較的柔らかな組織の上にある皮膚、即ち機械的振動に対して比較的無感覚な皮膚の部分では、可撓性突起は湾曲せず、従って機械的振動は皮膚の中に、及び下にある組織の中に深く貫入し、十分な麻酔作用を達成する。骨の上に骨に密接する皮膚、即ち機械的振動に対して比較的敏感な皮膚の部分では、可撓性突起は湾曲し、従って皮膚の下にある骨にとって不快な機械的振動はできるだけ限定される。
本発明脱毛装置の特殊な実施例は突起が規則的パターンに配置されていることを特徴とする。突起が規則的パターンで配置されているから、振動部材によって振動する皮膚の部分に機械的振動は均一に分散し、皮膚上の麻酔作用が達成され、麻酔作用も皮膚のこの部分に均一に分散する。
本発明脱毛装置の他の実施例は突起が円錐形であることを特徴とする。可撓性突起が円錐形であることによって、この可撓性突起は、骨の上に骨に密接する皮膚の部分では曲がることができ、比較的柔らかな組織の上の皮膚の部分では曲がらないような機械的剛性を有する。このようにして、この可撓性突起は適切な信頼性がある曲げ特性を有する。
本発明脱毛装置の他の実施例は突起が丸い端部を有することを特徴とする。突起の丸い端部は脱毛装置の快適性を一層向上させている。
本発明の特定の実施例は突起が弾性材料で構成されていることを特徴とする。弾性材料を使用することによって、脱毛装置の快適性が一層改善されている。
本発明脱毛装置の他の実施例は前記支持体を振動させる振動手段が、第1軸線の周りに回動し得るレバーと、この第1軸線にほぼ平行に延びる第2軸線の周りに電動機によって回転可能である偏心部材であって前記第2軸線に対し偏心して配置される取付け部材を有する偏心部材と、前記レバーと前記取付け部材との間にプリストレスを加えて配置された機械的ばねとを具えることを特徴とする。機械的ばねにプリストレスを加えて、レバーと偏心部材の取付け部材との間に配置するから、電動機によって偏心部材が回転している時、正の方向と、反対方向の負の方向とに交互に指向する機械的モーメントを機械的ばねによって第1軸線の周りにレバーに作用させる。ばねのこの交互の機械的モーメントの結果として、レバーは第1軸線の周りに振動する。ハウジングに対して振動部材の支持体を案内することにより、また支持体をレバーに結合することにより、レバーの機械的振動を支持体と可撓性突起とに伝えることができる。機械的ばねを介してレバーを偏心部材に結合することによって、ハウジングに対する振動部材の位置は運動学的に限定されない。皮膚に対する脱毛装置の位置が変化した時でも、機械的ばねのプリストレスの力の作用を受けて、振動部材と皮膚との間の接触は維持される。
本発明脱毛装置の他の実施例は前記機械的ばねが前記第1軸線にほぼ垂直に延在する螺旋ばねであり、前記第1軸線にほぼ平行に延びる第3軸線の周りに回動し得るよう前記取付け部材を前記偏心部材に取り付けたことを特徴とする。電動機によって偏心部材が回転しつつある時、第1軸線に対し垂直に延びる仮想平面内で見て、レバーの一側と、レバーの反対側とに螺旋ばねが交互に延在する。このようにして、実際的な確実な方法で、螺旋ばねにより第1軸線の周りの交互の機械的モーメントをレバーに加えることができる。
本発明脱毛装置の特定の実施例は前記第1軸線の周りに回動し得るよう前記レバーを調整部材に取り付け、この調整部材を前記第1軸線に垂直な方向に前記ハウジングに対し移動可能に構成したことを特徴とする。調整部材を調整することにより、第1軸線に垂直な方向に第2軸線に対し第1軸線を移動させることができる。このようにして、レバーに対する、また第1軸線に対する機械的ばねの位置を変化させ、ばねによってレバーに作用する第1軸線の周りの機械的モーメントを変化させる。例えば、第1軸線が第2軸線にほぼ合致する第1位置から第2位置に移動し得るように調整部材を構成する。この第2位置は、第1軸線に垂直に延びる仮想平面内で見て、偏心部材の取付け部材がレバーの一側に常にある位置である。第1軸線の上記第1位置では、ばねはレバーに交互の機械的モーメントを作用させるから、レバーは振動する。第1軸線の上記第2位置では、ばねは第1軸線の周りに一定方向にレバーに機械的モーメントを作用させるから、例えば振動部材がハウジング内に後退している位置のように、ハウジングに対する一定極限位置にレバーは保持される。このようにして、最小数の付加的構造部片を加えるだけの実用的な方法で、皮膚を振動させる作動位置から、振動部材がハウジング内に後退している不作動位置に振動部材を切り替えることができる。
本発明脱毛装置の他の実施例は前記支持体を振動させる前記振動手段が、第1軸線の周りに回動し得るレバーと、前記第1軸線にほぼ合致する第2軸線の周りに電動機によって回転可能であるカムと、前記第1軸線に垂直な方向に前記レバーに対し移動可能なカム従動部と、前記レバーと前記カム従動部との間にプリストレスを加えて配置された機械的ばねとを具えることを特徴とする。この実施例では、振動部材の支持体をレバーにも結合する。電動機によってカムが回転しつつある時、振動部材が皮膚に当たるまで、カム従動部とレバーとはカムによって回転方向に繰り返し随伴される。振動部材が皮膚に当たると、機械的ばねのプリストレスの力に抗してカム従動部はカム上に躍動し、カム従動部、及びレバーは上記回転方向の反対方向に回動する。このようにして、レバー、及びこのレバーに結合された振動部材はカムの回転周波数によって決定される周波数で振動する。この実施例でも、ハウジングに対する振動部材の位置は運動学的に限定されない。皮膚に対する脱毛装置の位置が変化しても、振動部材と皮膚との間の接触は維持される。これは、振動部材が皮膚に当たるまで、カム従動部とレバーとが常にカムに随伴するからである。
本発明脱毛装置の更に他の実施例は支持体を振動させる振動手段が振動部材の移動範囲を限定する機械的止めを具えることを特徴とする。振動部材が皮膚に接触していない時、この機械的止めは簡単で実用的な方法で振動部材の運動学的に不確定な位置を限定する。
本発明脱毛装置の特殊な実施例は前記第1軸線にほぼ平行に延びる第4軸線の周りに回動し得るよう前記支持体を前記レバーに取り付け、前記支持体を振動させる振動手段が、前記第1軸線にほぼ平行に延びる第5軸線の周りに回動し得るよう前記支持体に取り付けられた案内部材であって、前記第1軸線にほぼ平行に延びる第6軸線の周りに回動し得るよう前記ハウジングに取り付けられた案内部材を更に具えることを特徴とする。支持体、レバー、案内部材、及びハウジングは共に平行四辺形機構を形成する。この平行四辺形機構を使用することにより、レバーの回動運動を支持体、及び振動部材のほぼ直線運動に変換することができ、この脱毛装置は、ハウジングに対して振動部材を案内する付加的構造手段を省略することができる。
本発明脱毛装置の他の実施例は前記支持体を振動させる振動手段が、第1軸線の周りに電動機によって回転可能である偏心部材を具え、この偏心部材が、前記第1軸線に対し偏心して配置された取付け部材を具え、前記支持体を振動させる振動手段が、前記第1軸線にほぼ平行に延びる第2軸線の周りに回動可能なよう前記取付け部材に取り付けられた継手部材であって前記第1軸線にほぼ平行に延びる第3軸線の周りに回動可能なよう前記支持体に取り付けられた継手部材を更に具え、前記第1軸線に垂直な方向に前記ハウジングに対し前記支持体を案内することを特徴とする。振動部材の運動学的に限定された振動を得るための簡単で実用的な解決策を上記偏心部材、取付け部材、継手部材、及び支持体が達成している。
本発明脱毛装置の更に他の実施例は前記第1軸線の周りにレバーに対し回転可能に前記偏心部材を支承し、前記第1軸線に平行に延びる第4軸線の周りに前記レバーを回動可能に構成し、このレバーと前記ハウジングとの間にプリストレスを加えて機械的ばねを配置したことを特徴とする。上記回動可能なレバー、及び機械的ばねを使用することによって、機械的ばねのプリストレスの力に抗してハウジングに対し振動部材を移動させることができる。このようにして、この実施例でも、皮膚に対する脱毛装置の位置が変化しても、上記プリストレスの力の作用を受けて振動部材と皮膚との間の接触を維持することができる。
図面を参照して本発明を一層詳細に説明する。
図1は本発明脱毛装置の第1実施例の側面図である。
図2Aは図1の脱毛装置の振動端片の前面図である。
図2Bは図2Aの振動端片の上から見た平面図である。
図3は本発明脱毛装置の第2実施例の振動部材を示す。
図4は本発明脱毛装置の第3実施例の振動部材を示す。
図5Aはレバーの枢着軸線が第1位置にあり、偏心部材が第1回転位置にある図4の振動部材を線図的に示す。
図5Bはレバーの枢着軸線が第1位置にあり、偏心部材が第2回転位置にある図5Aの振動部材を線図的に示す。
図5Cはレバーの枢着軸線が第2位置にある図5Aの振動部材を線図的に示す。
図6は本発明脱毛装置の第4実施例の振動部材を示す。
図7は図6の振動部材のカム、及びカム従動部の横断面図である。
図1に示すように、本発明脱毛装置の第1実施例はハウジング1を具え、この脱毛装置の脱毛ヘッド5に脱毛開口3を設ける。脱毛ヘッド5内に脱毛部材7を配置する。この脱毛部材7はヨーロッパ特許公開第0532106号からそれ自身既知の形式のもので、脱毛開口3に対し平行に延在する駆動軸11に結合された多数の協働ディスク9から成る。この駆動軸11は多数の歯車13を介して電動機15によりハウジング1に対し相対的に回転可能である。駆動軸11が回転すると、ディスク9は駆動軸に対し回動し、脱毛開口3から脱毛部材7に対し露出している人の皮膚に生えている毛を把持し、これ等の毛を皮膚から引っ張る。図1では1個のみのディスク9を示している。脱毛部材7の構造、及び作動についての詳細、特にディスク9との協働作用に関しては、ここに援用するヨーロッパ特許公開第052106号に記載されている。
図1に更に示すように、この脱毛装置は、脱毛部材7によって毛を把持し、皮膚から引っ張る時、皮膚に機械的振動を与える振動部材17を具える。皮膚から毛を引っ張る処理はそれ自身、痛い。皮膚から毛を引っ張る処理により生ずる痛い感覚は皮膚の副次的な処理によって作用する機械的振動により軽減される。苦痛の感覚が和らげられるのは、人間の神経の伝達能力に限界があるためである。毛を皮膚から引っ張る処理を行っている間に機械的な振動が皮膚に作用していると、皮膚から毛を引っ張る処理によって生ずる痛い感覚に相当する神経刺激と、皮膚に機械的振動を作用させる処理によって生ずる比較的快適な感覚に相当する神経刺激との両方を神経は伝達しなければならない。ところが神経の伝達能力には限界があるから、痛い感覚に相当する上記神経刺激は機械的振動の快適な感覚に相当する神経刺激によって抑圧され、痛い感覚が軽減されるのである。このようにして、機械的振動は皮膚から毛を引っ張る処理における麻酔作用を有する。
図1が示すように、振動部材17は支持体19と、皮膚にほぼ垂直な振動方向に支持体19を振動させる振動手段21とを具える。支持体19を振動させるこの振動手段21を以下に一層詳細に説明する。更に、振動部材17は支持体19に規則的パターンで配置された複数個の可撓性突起23を具える。この可撓性突起23は例えばシリコンゴムのような弾性材料で作られる。支持体19と可撓性突起23とは共に振動部材17の振動端片25を形成しており、この端片25は振動部材17の連結片27に着脱自在に取り付けられている。図2Bが示すように、端片25はそれぞれ9個の突起23から成る2列の突起を有する。図2A、及び図2Bが示すように、突起23は円形横断面を有し、円錐形であり、丸い端部29を有する。可撓性突起23を通じて、振動部材17の機械的振動は、突起23の規則的パターンに相当する皮膚上の明確な集中する位置に導入される。このようにして、上記機械的振動は振動を受ける皮膚の一部に均一に分散し、機械的振動の麻酔作用が皮膚の上記部分にわたり均一に分散する。皮膚の明確な集中する位置に機械的振動が導入されるから、比較的柔らかな人間の組織の上にあって、従って機械的振動に対して比較的感じが鈍い皮膚の部分に十分な麻酔作用が達成される。皮膚のこのような部分では可撓性突起23は湾曲しておらず、従って機械的振動は皮膚の中に深く貫入する。一方、人間の骨の上に骨に近い皮膚、即ち機械的振動に対し比較的敏感な皮膚の部分では、可撓性突起23が湾曲する。このようにして、皮膚の下にある骨の不快な機械的振動はできるだけ防止され、それにも拘らず、骨の上にある皮膚には十分な麻酔作用が達成される。突起23の丸い端部29によって、皮膚上の上記の明確な集中位置に機械的振動が平滑に導入されるから、この脱毛装置の快適さは一層向上する。可撓性突起23が円錐形であること、及び弾性材料を使用するから、可撓性突起23の好適な機械的剛性と、好適な曲げ特性とが達成される。この機械的剛性は比較的柔らかな組織の上にある皮膚の部分の上では突起23が湾曲することがない程度に十分大きなものであり、骨の上に骨に密接する皮膚の部分の上では突起23が湾曲する程度に十分小さいものである。
図2Aが更に示すように、突起23は異なる長さを有し、各列の最外側の突起23は最大長さを有し、各列の中心の突起23は最小長さを有し、その他の突起の長さは最小長さから最大長さまで徐々に変化している。このようにして、図2Aに示すように、突起23は全体として人の腕や足の湾曲輪郭にほぼ類似する湾曲外側輪郭Cを有する。従って機械的振動を皮膚に伝えるため、端片25の全ての突起23は人の腕、又は足に有効に使用される。
図1が更に示すように、振動端片25は脱毛部材7に密接して配置されている。脱毛部材7を振動部材17に向く方向に皮膚上に動かして、皮膚のその部分の毛が引張られる前に、皮膚のその部分が振動しているようにする時、振動部材17の麻酔作用が最も強力に体験される。脱毛部材7を振動部材17から離れる反対方向に皮膚上に動かすと、振動部材17の麻酔作用は一層弱くなる。従って、この脱毛装置の使用者にとっては、振動部材17に向く上記方向は、装置の快適な脱毛作用を得るために、使用者が脱毛装置を動かさなければならない規定方向である。
図1に更に示すように、振動部材17の支持体19を振動させる振動手段21は他の電動機33によってハウジング1に対し相対的に第1軸線35の周りに回転可能な偏心部材31を具える。この第1軸線35は支持体19の振動方向に垂直に、支持体19の縦方向に平行な方向に延在している。従って、図1では第1軸線35と偏心部材31との交差点37のみが示されている。偏心部材31は第1軸線35に対し偏心して配置された取付け部材39を具える。支持体19を振動させる振動手段21は更に継手部材41を具え、第1軸線35に対しほぼ平行に延びる第2軸線43の周りに回動し得るよう取付け部材39に継手部材41を取り付ける。更に、第1軸線35にほぼ平行に延びる第3軸線45の周りに回動し得るよう振動部材17の連結片27にこの継手部材41を取り付ける。図1に示すように、継手部材41の弾性的に変形可能な狭小部によって第3軸線45を形成する。図1が更に示すように、支持体19を振動させる振動手段21は案内部47を具え、この案内部により支持体19の振動方向にハウジング1に対し相対的に、連結片27、及び支持体19を案内する。電動機33によって第1軸線35の周りに偏心部材31を回転させる時、偏心部材31の回転運動は連結片27、及び支持体19の直線振動運動に変換され、支持体19は運動学的に限定された振幅で、ハウジング1に対して運動学的に定まる中心位置に関し、振動運動を行う。
本発明脱毛装置の第2、第3、及び第4の実施例を説明する。この脱毛装置の第2、第3、及び第4の実施例はそれぞれ、上述の脱毛装置の第1の実施例のハウジング1、脱毛部材7、及び振動端片25に類似するハウジング1、脱毛部材7、及び振動端片25を有する。しかし、脱毛装置の第2、第3、及び第4の実施例は次の点で脱毛装置の第1の実施例と相違している。即ち第2、第3、及び第4の実施例は第1の実施例における支持体19を振動させる振動装置21と異なり、支持体19を振動させる振動手段49、61、93を有する。従って、第2、第3、及び第4の実施例の支持体19を振動させる振動手段49、61、93のみを以下に説明し、4つの実施例の対応する部分は対応する符号によって示す。
図3が示すように、本発明脱毛装置の第2実施例の支持体19を振動させる振動手段49は、脱毛装置の第1実施例の対応する構成部分の協働作用と同様に協働する連結片27、偏心部材31、電動機33、第1軸線35、取付け部材39、継手部材41、第2軸線43、第3軸線45、及び案内部47を具える。図3では振動端片25の突起23を図示していない。図3が更に示すように、偏心部材31は第1軸線35の周りにレバー51に対し回転自在に支承される。このレバー51は第1軸線35に平行に延びる第4軸線53の周りに、ハウジング1に対し回動可能に支承される。偏心部材31は第1軸線35に対し偏心している歯車55を具える。この歯車55は他の歯車57と協働する。歯車57は第4軸線53の周りにハウジング1に対し回転可能に支承され、電動機33によって駆動可能である。最後に、機械的ばね59をレバー51とハウジング1との間にプリストレスを加えて配置する。電動機33が回転する時、歯車55、57を介して偏心部材31は電動機33によって駆動され、偏心部材31のこの回転運動は連結片27、及び支持体19の直線振動運動に変換される。機械的ばね59のプリストレスの力の作用を受けて端片25は皮膚に静止する。皮膚に対するこの脱毛装置の位置が変化した時でも、振動部材17と皮膚との間の接触は維持される。これは、上記のプリストレスの力を受けて、偏心部材31と共にレバー51は第4軸線53の周りに回動し、従って端片25はハウジング1に対し移動するからである。このようにして、脱毛装置の第2実施例の端片25の振動運動は、運動学的に限定される振幅を有し、更に、運動学的に限定されないハウジング1に対して相対的な中心位置であって、皮膚に対するハウジング1の位置によって定まる中心位置を有する。ハウジング1に対する端片25の運動の範囲を限定するため、例えばレバー51に協働する機械的止めのような機械的止めを加えてもよいことに注目する。
図4が示すように、本発明脱毛装置の第3実施例の支持体19を振動させる振動手段61は第1軸線67の周りに回動可能なよう調整部材65に取り付けられたレバー63と、第1軸線67にほぼ平行に延びる第2軸線73の周りに電動機71によって回転可能である偏心部材69とを具える。第2軸線73はハウジング1に対する固着位置にある。図4に示すように、第1軸線67に垂直な方向にハウジング1に対し調整部材65を案内する。図4に示していない制御ノブを介して、上記方向に第1軸線67と共に調整部材65は移動可能である。この制御ノブは脱毛装置の使用者によって操作することができる。第1軸線67、第2軸線73、及び調整部材65は図4では線図的にのみ示す。調整部材65の機能を以下に説明する。
図4が示すように、支持体19を振動させる振動手段61は更に取付け部材75を具え、この取付け部材75は第2軸線73に対し偏心して配置され、第1軸線67にほぼ平行に延びる第3軸線77の周りに回動し得るよう偏心部材69に取り付けられている。この取付け部材75とレバー63との間でプリストレスを加えて螺旋ばね79を配置し、この螺旋ばねを第1軸線67にほぼ垂直に延在する。更に、支持体19を連結ロッド81に固着し、第1軸線67にほぼ平行に延びる第4軸線83の周りに回動可能になるよう連結ロッド81をレバー63に枢着する。支持体19を振動させる振動手段61は更に案内部材85を具え、第1軸線67にほぼ平行に延びる第5軸線87の周りに回動し得るよう連結ロッド81、及び支持体19にこの案内部材85を取り付け、第1軸線67にほぼ平行に延びる第6軸線89の周りに回動し得るようハウジング1にこの案内部材85を取り付ける。
図5A、図5B、及び図5Cを参照し、脱毛装置の第3実施例の支持体19を振動させる振動装置の作動を説明する。これ等の図面では、レバー63、偏心部材69、及びばね79の相互の位置を線図的に示す。図5A、及び図5Bにおいて、調整部材65は第1軸線67が第2軸線73に合致する位置にある。偏心部材69が電動機71によって回転しつつある時、偏心部材69の取付け部材75、及びばね79は、第1軸線に垂直に延びる仮想平面で見て、図5Aに示すようにレバー63の第1側と、図5Bに示すようにレバー63の第2側とに交互に位置する。レバー63と取付け部材75との間にばね79がプリストレスを受けて配置されているから、ばね79は図5Aにおいては正の方向に、図5Bにおいては負の方向に交互に指向する機械的モーメントを第1軸線67の周りにレバー63に作用させる。ばね79の上記の交互の機械的モーメントの結果として、レバー63は第1軸線67の周りに振動する。図4に示すように、連結ロッド81、レバー63、案内部材85、及びハウジング1は平行四辺形機構を形成する。この機構により、第1軸線67に垂直な方向にハウジング1に対し支持体19を案内し、またこの機構により、レバー63の回動振動運動を上記方向への支持体19のほぼ直線振動運動に変換する。支持体19のこの振動運動は偏心部材69の回転周波数に相当する周波数を有する。支持体19の振幅、及び支持体19のハウジング1に対する中心位置は運動学的に限定されない。支持体19の振動の振幅は上記平行四辺形機構の慣性モーメント、ばね79の剛性、偏心部材69の回転周波数、及び支持体19に作用する外部負荷によって決定される。ハウジング1に対する支持体19の中心位置も上記外部負荷によって影響を受ける。端片25を皮膚に接触させた時、支持体19の中心位置は変化する。皮膚に対する脱毛装置の位置が変化した時でも、ばね79のプリストレスの力の作用を受けて、端片25と皮膚との間の接触は維持される。
図5Cにおいては、第1軸線67はこの第1軸線67に垂直な方向に第2軸線73に対し移動し終わっており、第1軸線67に垂直に延びる仮想平面内で見て、偏心部材69の取付け部材75、及びばね79が偏心部材69の各回転位置でレバー63の第2側に位置するような位置に調整部材65がある。調整部材65のこの位置において、ばね79は偏心部材69の各回転毎に、負の方向にレバー63に機械的モーメントを作用させる。この機械的モーメントの作用を受けて、レバー63、従って端片25もハウジング1に対する極限位置に保持される。この位置では端片25はハウジング内に引き入れられている。この極限位置では、ばね79のプリストレスの力の作用を受けて、図4に線図的に示すように連結ロッド81はハウジング1の機械的止め91に静止する。従って、偏心部材69の回転の作用を受ける端片25の機械的振動は防止される。このようにして、この脱毛装置の使用者は、端片25によって皮膚が振動を受ける図5A、及び図5Bに示す作動位置から、振動部材17がハウジング1内に後退している図5Cに示す不作動位置に振動部材17を切り替えることができる。
図5A、図5B、及び図5Cにおいて、ばね79は引張りばねとして示したことに注目する。ばね79を圧縮ばねにすることもでき、その場合、ばね79の機械的モーメントがレバー63に作用する方向は逆になる。
図6は本発明脱毛装置の第4実施例の振動部材17を線図的に示す。第4実施例の支持体19を振動させる振動手段93は、第1軸線97の周りに自由に回動し得るようハウジング1の脱毛ヘッド5に対し支承されたレバー95を具える。更に、支持体19を振動させる振動手段93は第1軸線97に合致するか、又は殆ど合致する第2軸線101の周りに回転し得るカム99を具える。レバー95とは異なり、カム99は第2軸線101の周りに自由に回転することはできないが、歯車103を介して、電動機(図6に図示せず)によって駆動可能である。図6が更に示すように、カム従動部105は第1軸線97に垂直な方向にレバー95に対し移動可能に案内される。カム99、及びカム従動部105は図7に詳細に示す。カム従動部105はホルダ109に対し自由に回転できるように支承されたローラ部材107を具える。ホルダ109は第1軸線97に対し垂直な方向にレバー95に対し自由に移動可能に案内される。レバー95とホルダ109との間に機械的ばね111をプリストレスを加えて配置し、ばね111のプリストレスの力の作用を受けて、カム従動部105のローラ部材107がカム99に接触するようにする。図6が更に示すように、支持体19を振動させる振動手段93は、レバー95のそれぞれ両側に配置された第1アーム115と第2アーム117とを有する機械的止め113を具える。図6に線図的にのみ示した第1アーム115、及び第2アーム117はレバー95、及び振動端片25の運動の範囲を限定する。
カム99を上記電動機によって回転しつつある時、最初、カム従動部105、及びレバー95はカム99のボス119aによってカム99の回転方向に随伴される。これはばね111のプリストレスの力の作用を受けて、カム99の上記ボス119aと隣接するボス119bとの間で、カム従動部105のローラ部材107がカム99に対しロックされているからである。次に、レバー95が機械的止め113に衝合し、又は端片25が皮膚に当たると、レバー95は停止し、ばね111のプリストレスの力に抗してカム従動部105のローラ部材107は上記ボス119a上を躍動する。次にカム従動部105とレバー95とはカム99の回転方向の反対方向に回動する。これはローラ部材107が上記ボス119aと隣接するボス119cとの間で躍動するからである。カム99の回転中、このプロセスはカム99のボス119の数に相当する回数だけ繰り返される。このようにして、カム99の回転周波数、及びカム90のボス119の数によって定まる周波数でレバー95と端片25とが振動する。皮膚に対する脱毛装置の位置が変化しても、端片25と皮膚との間の接触は維持される。これは、端片25が皮膚に当たるまで、カム従動部105とレバー95とがカム99によって常に随伴されるからである。端片25が皮膚に接触していない時、機械的止め113はハウジング1に対するレバー95の運動学的に不明瞭な位置を単純で実際的な方法で限定する。
上述の脱毛装置の第4実施例においては、脱毛部材7はヨーロッパ特許公開第0532106号からそれ自身既知の形式のもので、脱毛開口3に平行に延びる駆動軸11に結合された多数の協働ディスク9を具える。本発明は異なる種類の脱毛部材を有する脱毛装置にも適用することができる。異なる種類の脱毛部材とは例えば、ヨーロッパ特許公開第0493849号に開示されたローラに協働する脱毛部材、又はヨーロッパ特許公開第0328426号に開示されたディスクに協働する脱毛部材である。
本発明によれば、支持体19上に配置された可撓性突起23を振動部材17に設ける。上述の脱毛装置の4つの実施例では、突起23は弾性材料から造られており可撓性である。代わりに、本発明によれば、突起23を比較的剛強材料から造ってもよい。このような実施例では、例えば突起23の弾性変形可能な細くした部分を介して支持体19上に各突起23を配置する。本発明の代案の実施例では、弾性変形素子を介して、支持体19を振動させる振動手段21、49、61、93に支持体19を取り付け、又は支持体19を振動させる振動手段21、49、61、93自身を弾性変形素子で構成する。従って、本発明によれば、突起23を比較的剛強な材料から造ると共に、例えば支持体19を振動させる振動手段61の連結ロッド81に弾性変形素子を設ける。
上述の脱毛装置の4つの実施例においては、突起23を例えばシリコンゴムのような弾性材料で構成する。本発明によれば、例えば種々の種類のゴム、合成樹脂、又は他の種類の合成材料の組成物のような他の種類の材料から突起23を造ることができる。
更に、本発明によれば、脱毛装置の脱毛部材、及び振動部材を2個の別個の電動機、又は単一の共通電動機によって駆動することができる。
本発明によれば、突起23を支持する支持体19を、この支持体を振動させる振動手段21、49、61、93に固着してもよく、又は振動手段に着脱可能に取り付けてもよい。支持体19を振動手段に着脱自在に取り付ける時、例えば身体の他の部分の輪郭に類似する異なる外側輪郭Cを有する突起23を具える異なる支持体19を使用することができる。
更に、本発明によれば、例えば図4の実施例に示すように単一列の突起23、方形パターンの突起、又は楕円形パターンの突起のような突起23の代わりのパターンを使用することができる。この突起のパターンは規則的であっても、不規則的であってもよい。更に、円形の横断面、及び円錐形の突起23の代わりに、例えば十字形横断面、又は方形横断面のような代わりの横断面を有する突起を使用してもよい。
本発明脱毛装置の第1実施例において、振動端片25の振動運動は運動学的に限定されており、ハウジング1に対する端片25の位置はハウジング1に対する皮膚の位置に適合することができない。本発明脱毛装置の第2、第3、及び第4の実施例においては、振動端片25の振動運動は運動学的に限定されておらず、ハウジング1に対する端片25の位置はハウジング1に対する皮膚の位置に適合することができ、端片25と皮膚との間の接触が維持される。従って、支持体を振動させる振動手段は、運動学的に限定された位置を有する振動機構、又は運動学的に不確定な位置を有する振動機構を有することができる。
上述したように、本発明脱毛装置の第3実施例では、レバー63の回動運動を連結ロッド81、及び端片25のほぼ直線運動に変換するため平行四辺形機構を使用する。このような平行四辺形機構を脱毛装置の第4実施例にも使用することができる。脱毛装置の第4実施例に平行四辺形機構を使用した場合、レバー95の回動運動を支持体19の直線運動に変換する。この支持体19は第1軸線に平行に延びる他の軸線の周りに回動し得るようにレバー95に結合されている。このような平行四辺形機構の場合、脱毛装置の第3実施例における案内部材85に相当する案内部材とレバー95との間に、単一の機械的止めに代えて、第1アーム115と第2アーム117とを有する機械的止め113を設ける。更に、第3実施例における上記平行四辺形機構の代わりに、支持体19をレバー63に固着し、支持体19の運動が回動振動運動になる構造を使用してもよい。
この脱毛装置の第3実施例の螺旋ばね79の代わりに、例えば機械的板ばねのような他の種類の機械的ばねを使用することもできる。このような機械的板ばねをレバーに取り付けて、偏心部材に固着された取付け部材にこの板ばねを押し付ける。このような板ばねの場合には、第1軸線67に垂直に延びる仮想平面内で見て、第1軸線67の両側の第1側と第2側とに取付け部材を交互に位置させてレバー63に交互の機械的モーメントを加えることを達成する。
本発明によれば、脱毛装置の第3実施例において、調整部材65を省略してもよいことに最後に注目する。このような代案の実施例では、レバー63の第1軸線67は偏心部材69の第2軸線73にほぼ合致する。直線案内部により、又は例えば円形案内部により、第1軸線67に垂直な方向にハウジングに対し調整部材65を案内してもよい。代案として、第1軸線67に平行に延びる回転軸線の周りにハウジング1に対し回転可能な制御ノブに調整部材65を固着してもよい。代案の実施例では、レバー63の代わりに、第2回転軸線63の周りに回動し得るよう、偏心部材69を調整部材65に取り付けてもよい。この代案の実施例において、第2軸線73をハウジング1に対し移動可能にすると共に、第1軸線67をハウジング1に対する固定位置に置く。
Claims (13)
- ハウジングと、人の皮膚の毛を把持して皮膚から毛を引っ張る脱毛部材と、皮膚に機械的振動を作用させる振動部材とを具える脱毛装置において、支持体上に配置された可撓性突起と、この支持体を振動させる振動手段とを前記振動部材が具えることを特徴とする脱毛装置。
- 前記突起が規則的なパターンに配置されていることを特徴とする請求項1に記載の脱毛装置。
- 前記突起が円錐形であることを特徴とする請求項1、又は2に記載の脱毛装置。
- 各前記突起が丸い端部を有することを特徴とする請求項1、2、及び3のいずれか1項に記載の脱毛装置。
- 前記突起が弾性材料で構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の脱毛装置。
- 前記支持体を振動させる振動手段が、第1軸線の周りに回動し得るレバーと、この第1軸線にほぼ平行に延びる第2軸線の周りに電動機によって回転可能である偏心部材であって前記第2軸線に対し偏心して配置される取付け部材を有する偏心部材と、前記レバーと前記取付け部材との間にプリストレスを加えて配置された機械的ばねとを具えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の脱毛装置。
- 前記機械的ばねが前記第1軸線にほぼ垂直に延在する螺旋ばねであり、前記第1軸線にほぼ平行に延びる第3軸線の周りに回動し得るよう前記取付け部材を前記偏心部材に取り付けたことを特徴とする請求項6に記載の脱毛装置。
- 前記第1軸線の周りに回動し得るよう前記レバーを調整部材に取り付け、この調整部材を前記第1軸線に垂直な方向に前記ハウジングに対し移動可能に構成したことを特徴とする請求項6、又は7に記載の脱毛装置。
- 前記支持体を振動させる前記振動手段が、第1軸線の周りに回動し得るレバーと、前記第1軸線にほぼ合致する第2軸線の周りに電動機によって回転可能であるカムと、前記第1軸線に垂直な方向に前記レバーに対し移動可能なカム従動部と、前記レバーと前記カム従動部との間にプリストレスを加えて配置された機械的ばねとを具えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の脱毛装置。
- 前記支持体を振動させる前記振動手段が、前記振動部材の移動範囲を限定する機械的止めを具えることを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の脱毛装置。
- 前記第1軸線にほぼ平行に延びる第4軸線の周りに回動し得るよう前記支持体を前記レバーに取り付け、前記支持体を振動させる振動手段が、前記第1軸線にほぼ平行に延びる第5軸線の周りに回動し得るよう前記支持体に取り付けられた案内部材であって、前記第1軸線にほぼ平行に延びる第6軸線の周りに回動し得るよう前記ハウジングに取り付けられた案内部材を更に具えることを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載の脱毛装置。
- 前記支持体を振動させる振動手段が、第1軸線の周りに電動機によって回転可能である偏心部材を具え、この偏心部材が、前記第1軸線に対し偏心して配置された取付け部材を具え、前記支持体を振動させる振動手段が、前記第1軸線にほぼ平行に延びる第2軸線の周りに回動可能なよう前記取付け部材に取り付けられた継手部材であって前記第1軸線にほぼ平行に延びる第3軸線の周りに回動可能なよう前記支持体に取り付けられた継手部材を更に具え、前記第1軸線に垂直な方向に前記ハウジングに対し前記支持体を案内することを特徴とする請求項1〜5に記載の脱毛装置。
- 前記第1軸線の周りにレバーに対し回転可能に前記偏心部材を支承し、前記第1軸線に平行に延びる第4軸線の周りに前記レバーを回動可能に構成し、このレバーと前記ハウジングとの間にプリストレスを加えて機械的ばねを配置したことを特徴とする請求項12に記載の脱毛装置。
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