JP3928239B2 - 景品獲得ゲーム装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は筐体内に商品又は景品の払出し機構が内蔵され、商品又は景品の払出し機構に吊下された景品をゲーム結果に応じて獲得する商品払出し機構及び景品獲得ゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動販売機等には、投入された料金に応じて指定された商品を払出しするよう構成された商品払出し機構が設けられている。また、ゲームセンタ等に設置されるゲーム装置の一種に上記商品払出し機構と同様な構成の景品払出し機構が設けられた景品獲得ゲーム装置がある。
【0003】
上記のような景品を獲得するゲーム装置としては、クレーンを前後、左右に移動させて目的の景品を掴むクレーンゲーム装置等の他に、例えばルーレットの当たり方により一の景品が払い出される景品獲得ゲーム装置がある。この種の景品獲得ゲーム装置では、ガラス窓を有する筐体内に景品払出し機構を設けた構成であり、外部から景品が並んでいる状態が見れるように構成されている。
【0004】
また、筐体内に収納される景品払出し機構としては、例えば螺旋状(コイル状)に形成された景品吊下部材が前後方向に延在する向きに取り付けられている。そして、景品吊下部材には、例えばキーホルダ等の景品がリング状に形成された紐又は鎖等を介して吊下される。各景品吊下部材によって、吊下される景品の金額が異なっており、ルーレットの当たり方によって高い景品が払い出されたり、あるいは安い景品が払い出される。
【0005】
また、螺旋状に形成された景品吊下部材は、筐体奥部に設けられたモータにより回転駆動されるため、例えばルーレットが当たると回転駆動されて最も前面側ガラスに近い位置の景品が落下することになる。そして、落下した景品は、払出し口へ導かれる。この払出し口の途中には、光センサ等からなる景品検出センサが設けられており、景品吊下部材から景品が落下したことを検出するよう構成されている。
【0006】
そのため、景品検出センサから検出信号が出力されると、モータへの通電が停止して景品吊下部材の回転駆動を停止させることにより、景品1個のみが払い出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の景品獲得ゲーム装置では、景品払出し機構が螺旋状(コイル状)に形成された景品吊下部材が前後方向に延在する向きに取り付けられた構成であるので、景品吊下部材に多くの景品を並べてしまうと、吊下された景品の間隔が狭すぎてしまい、景品検出センサが景品を検出する間に次の景品が落下して2個の景品を払い出してしまうことがあり、ゲーム店側が不利となる。
【0008】
また、片持ち梁で支持された景品吊下部材は、景品の荷重が限度以上となると先端部分が撓んでしまうため、キーホルダ以外の大きな景品(例えば、台紙付き景品等)を吊るすことができず、景品に新鮮味がなくなってゲーム自体の魅力が半減するといった問題がある。
さらに、螺旋状(コイル状)の景品吊下部材に多数の景品を吊下させた場合、各景品を吊るす紐や鎖との摩擦が増大するため、景品吊下部材を回転駆動するモータの負荷が増大するといった問題も生じる。
【0009】
そのため、モータの負荷が増大するといった面からも重量のある大きな景品を景品吊下部材に吊るすことができなかった。
また、自動販売機等に組み込まれる商品払出し機構では、各商品が収納された収納部毎にソレノイドや駆動モータ、スイッチ等が設けられているので、構成が複雑化しているといった問題がある。
【0010】
そこで、本発明は上記課題を解決した商品払出し機構及び景品獲得ゲーム装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明では、下記の手段を講じたことを特徴とするものである。
請求項1記載の発明は、複数の景品が吊り下げられた景品収容部と、該景品収容部の前側に配置されプレイヤが操作する操作部と、該操作部の操作に応じて前記景品収容部に吊り下げられた景品を落下させる景品払出し機構とを有する景品獲得ゲーム装置において、
前記景品払出し機構は、
前記景品が吊下される複数のフックと、
前記複数のフックを一列並べて支持する複数の支持部材と、
該支持部材の後方に設けられ、前記複数のフックのうち一のフックを回動させて前記景品を落下させるフック回動部と、
を備え、
前記支持部材は、前記フックを回動可能に取り付ける取り付け面を前面に有しており、
前記フック回動部は、前記支持部材の背面側から駆動力を作用させて前記フックを回動させることを特徴とするものである。
【0012】
従って、上記請求項1記載の発明によれば、景品払出し機構は、景品が吊下される複数のフックと、複数のフックを一列並べて支持する複数の支持部材と、支持部材の後方に設けられ、複数のフックのうち一のフックを回動させて景品を落下させるフック回動部とを備えているため、比較的小さな駆動力で景品を払出しすることができる。すなわち、一つの景品が吊下された一のフックのみを回動させる駆動力があれば良いので、駆動部の負担を軽減することができると共に構成の簡略化を図ることができる。さらに、支持部材の前面に一列に並べられた複数のフックに各景品が吊下されるため、ゲーム装置正面から景品が見やすく、プレイヤが獲得可能な景品の確認が容易に行える。
【0013】
上記請求項2記載の発明は、前記フック回動部は、前記支持部材の背面側に沿って移動する移動体と、該移動体に設けられ、前記複数のフックのうち前記移動体によって回動された前記フックの位置を前記プレイヤが認識するための目印と、を有することを特徴とするものである。
【0014】
従って、請求項2記載の発明によれば、支持部材の背面側に沿って移動する移動体と、複数のフックのうち移動体によって回動されたフックの位置をプレイヤが認識するための目印とを有するため、プレイヤがゲーム装置正面から景品をみる際に移動体が邪魔にならず、しかもプレイヤは目印によりどのフックが回動するのかが分かり、獲得することのできる景品を認識することができる。
【0016】
また、請求項記載の発明は、前記フック回動部が、
駆動部と、
該駆動部により前記複数のフックの並方向に駆動されるタイミングベルトと、
該タイミングベルトに締結され、前記駆動部により前記タイミングベルトが駆動されると共に前記複数のフックの並方向に移動し、前記フックとの係合により前記複数のフックのうち一のフックを回動させる移動体とを備え、
前記移動体の移動位置に対向する一のフックを回動させて前記景品を落下させることを特徴とするものである。
従って、請求項記載の発明によれば、駆動部によりタイミングベルトが駆動されると共に移動体が複数のフックの並方向に移動し、フックとの係合により複数のフックのうち一のフックを回動させるため、景品の払出しが容易に行えると共に駆動部の負担を軽減することができる。
【0017】
また、請求項記載の発明は、前記フック回動部が、
前記複数のフックの並方向に延在するガイドレールと、
該ガイドレールの延在方向に移動可能に設けられた駆動部材と、
該駆動部材の駆動力により前方向に駆動され前記フックの背面を押圧するプランジャとを備え、
前記駆動部材の移動位置に対向する一のフックを前記プランジャにより押圧して回動させて前記景品を落下させることを特徴とするものである。
従って、請求項記載の発明によれば、ガイドレールの延在方向に移動可能に設けられた駆動部材の駆動力によりプランジャが前方向に駆動されフックの背面を押圧するため、景品の払出しが容易に行えると共に駆動部の負担を軽減することができる。
【0018】
また、請求項記載の発明は、前記景品払出し機構が、ゲームの結果に応じて複数のフックのうち一のフックを回動させて前記景品を落下させることを特徴とするものである。
従って、請求項記載の発明によれば、景品払出し機構がゲームの結果に応じて複数のフックのうち一のフックを回動させて景品を落下させるため、ゲームの結果が当たりとでるか、あるいはハズレとでるかによって景品を獲得できたり、獲得できない場合もあるので、ゲーム結果がでるまで楽しむことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面と共に本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明になる商品払出し機構が適用された景品獲得ゲーム装置の一実施例の斜視図である。また、図2は景品獲得ゲーム装置の正面図である。また、図3は景品獲得ゲーム装置の左側面図である。また、図4は景品獲得ゲーム装置の平面図である。
【0026】
図1乃至図4において、景品獲得ゲーム装置11は、発電式のゲーム装置であり、ルーレットゲームのゲーム結果に応じた景品を払出しするよう構成されている。尚、本実施例では、本発明になる商品払出し機構が景品獲得ゲーム装置11に適用された場合の構成を一例として以下説明するが、これ以外の装置(例えば自動販売機等)にも適用できるのは勿論である。
【0027】
景品獲得ゲーム装置11は、縦型の筐体12の上部13にガラス扉14及び上部のガラス窓15に囲まれた景品収納室16内に景品陳列棚17が収納されている。ガラス扉14は、上下方向に開閉可能に支持されており、景品補充作業の際に上方に回動されて景品収納室16を開放するように取り付けられている。
景品陳列棚17は、景品収納室16の内部に収納された景品支持ベース18と、景品支持ベース18の前面に形成された取付部18a〜18c(但し、取付部18cは隠れて見えない)に取り付けられた景品支持ブロック(支持部材)19とからなる。また、景品支持ブロック19は、後述するように景品払出し機構(商品払出し機構)が内蔵された構成であり、左端側が景品支持ベース18の取付部18a〜18cに水平方向に回動可能に支持されている。
【0028】
また、取付部18a〜18cは、夫々高さ位置が上下方向に所定間隔でずらしてあると共に、前後方向にも所定間隔ずつずらして設けられている。そのため、各景品支持ブロック19に吊るされる景品20は、夫々が前後方向及び上下方向で重なることがないように配置されている。これにより、景品払出し動作による景品20の落下がスムーズに行える。
【0029】
さらに、3段の景品支持ブロック19が設けられているので、各景品支持ブロック19によって景品20の種類を変えることが可能となる。例えば、最も目立つ位置に設けられた最下段の景品支持ブロック19には比較的高価な景品(例えば、台紙付きの時計や液晶表示のミニゲーム機等)が吊るされ、中段の景品支持ブロック19には普通の景品(例えば、キーホルダ等)が吊るされ、中段の景品支持ブロック19には比較的安価な景品(例えば、キーチェンマスコット等)が吊るされる。
【0030】
尚、本実施例では、景品支持ブロック19を3段としているが、これに限らず、2段あるいは4段としても良いのは勿論である。
また、景品支持ブロック19は、前面及び後面には複数のフック21が1列に配設されている。複数のフック21には、夫々景品20が1つずつ吊るされている。そして、筐体12の正面からみて水平方向(左右方向)に延在形成されているので、各景品支持ブロック19に吊るされた景品20の種類が見やすくなっている。そのため、プレイヤは、希望する景品20が景品陳列棚17にあるかどうかを簡単に確認できる。
【0031】
また、景品獲得ゲーム装置11では、各景品支持ブロック19の前後面に景品20を吊るすことができるので、より多くの景品20を同時に陳列することが可能となる。そのため、景品獲得ゲーム装置11においては、1回の補充作業でより多数の景品20を吊るすこと可能となり、これにより景品補充作業回数を減らすことができるので、ゲーム店側の景品管理に要する労力を軽減することができる。
【0032】
景品収納室16の左側には、例えばルーレットゲーム22が配設されている。このルーレットゲーム22は、LED(発光ダイオード)からなる多数の電球23がジグザグ状に配置されており、所定間隔おいて電球23の側方には「ラッキー」と記載された表示部24と「当たり」と記載された表示部25とが交互に設けられている。そして、表示部24と25との間が「ハズレ」となる。尚、本実施例では、ルーレットゲーム22のゲーム結果に応じて景品の払出し動作が行われるが、此れ以外のゲームにより景品の払出しの有無を判定する構成とすることもできる。
【0033】
このルーレットゲーム22は、スタート釦26がオンに操作されると、電球23の点灯位置が上から順に下へ移動するのと同時にタイマが作動し、所定時間経過したときに停止した点灯位置によって「ラッキー」「当たり」「ハズレ」等のゲーム結果が得られるようになっている。このゲーム結果が「当たり」の場合には、回数によって払出しされる景品の種類が異なるように設定されており、「ハズレ」の場合には景品20の払出しが行われない。また、ゲーム結果が「ラッキー」の場合には、リプレイできる。
【0034】
景品収納室16の下方には、操作部27が設けられている。この操作部27は、景品収納室16よりも前方に突出しており、操作しやすいように形成されている。そして、操作部27の上面中央には、発電用のハンドル28が設けられ、ハンドル28の左側には、上記スタート釦スイッチ26が設けられている。また、ハンドル28の左側には、コイン投入口29が設けられている。
【0035】
プレイヤは、景品収納室16に収納された景品20を獲得したい場合、まず、所定の金額のコインをコイン投入口29に投入する。そして、発電用のハンドル28を回動操作する。このとき、ハンドル28の回動速度、回転数に応じた電力がコンデンサ(図示せず)に蓄電される。
その後、スタート釦スイッチ26がオンに操作されると、発電された電力によりルーレットゲーム22の電球23が点灯開始され、点灯位置が順に移動する。そして、電球23の点灯停止位置が「ラッキー」の表示部24であるときはリプレイが可能となり、電球23の点灯停止位置が「当たり」の表示部25であるとき、景品支持ブロック19に吊るされた一の景品20が払出される。
【0036】
操作部27の下方には、景品受取口30が設けられている。この景品受取口30は、景品ガイド用ダクト43(図5中、破線で示す)を介して景品収納室16と連通されており、景品20が景品支持ブロック19のフック21から落下されると、景品ガイド用ダクト43を通過した景品20が景品受取口30に導かれる構成となっている。そして、景品ガイド用ダクト43の両側壁には、光センサ等からなる景品検出センサ36が設けられている。この景品検出センサ36は、景品20が通過すると、センサ間の光が遮断されて景品20の払出しが完了したことを検出し、その検出信号を出力する。また、景品受取口30の右側には、コイン返却口31が設けられている。
【0037】
図5は景品獲得ゲーム装置の右側面図である。また、図6は景品獲得ゲーム装置の背面図である。また、図7は景品獲得ゲーム装置の底面図である。
図5乃至図7に示されるように、筐体12は、底部32の底面後部に移動用キャスタ33が設けられ、底部32の底面前部に固定用脚部34が設けられている。また、筐体12の背面側は、パネル35により塞がれている。
【0038】
次に、景品20が吊るされるフック21及び景品支持ブロック19の内部に設けられた景品払出し機構46の構成について説明する。
図8はフック21の構成を説明するための図である。
図8(A)〜(C)に示されるように、フック21は、円柱状のフック本体37と、フック本体37の前面より角度α(α=30°)で傾斜された丸棒状の掛止部38が突出している。景品20は、キーチェーン又は台紙の孔を掛止部38の端部から通すことにより吊るされて掛止状態となる。
【0039】
また、フック本体37は、軸方向に形成された軸孔39と有し、且つ軸孔39と直交する方向に形成されたロック用孔40が設けられている。軸孔39に挿通された軸41は、ロック用孔40に螺入されたビス42によりロックされて抜け防止される。
また、軸孔39は、フック本体37の中心線から下方に寸法Laだけずれた位置に設けられている。そのため、フック本体37は、フック21に掛止された景品20を払出すとき、軸孔39に挿通された軸41が所定角度(90°以上)回転駆動されることにより偏心回転して掛止部38の先端が下方を向くように動作する。
【0040】
図9は突出位置の異なるフック21’の構成を説明するための図である。
図9(A)〜(C)に示されるように、フック21’は、フック本体37’の軸方向の突出長さがLcと長くなっている。図8に示すフック21は、フック本体37の軸方向の突出長さがLbと通常のキーチェン式の景品を吊るすように短く形成されている(Lb<Lc)。
【0041】
このように、フック21’では、掛止部38がフック21よりも前方にLc−Lbだけ突出するため、その分景品20の位置も前側となる。そのため、フック21’の両側にフック21が取り付けられていても、フック21’の掛止部38に掛止された台紙付き景品が隣接されたフック21に接触することが防止され。よって、フック21’が所定間隔毎に配置されることにより、後述するように横幅寸法の大きい台紙付き景品あるいは袋入り景品を吊るすことが可能となる。
【0042】
図10は景品支持ブロック19の構成を示す斜視図である。また、図11は景品払出し機構46の構成を示す斜視図である。また、図12はフック21の回動角度を示す正面図である。
図10に示されるように、景品支持ブロック19は、水平方向に延在する長方形状のハウジング45の前面に複数のフック21が一列に並設されている。そのため、各フック21に吊るされた複数の景品20は、水平方向に所定間隔毎に並んだ状態で掛止されており、正面から各景品20の種類が一目で確認できる。
【0043】
また、各フック21は、夫々回動可能に支持されており、ハウジング45の内部には各フック21を一つずつ順次回動させる景品払出し機構(商品払出し機構)46が設けられている。複数のフック21は、夫々景品取付前は掛止部38の先端が上方を向くように取り付けられており、図11に示す景品払出し機構46の動作により右側のフック21から順次回動されることにより景品20の払出しを行う。
【0044】
また、ハウジング45の前面の右端には、リセット用つまみ45aが設けられ、ハウジング45の上面には、長手方向に延在するスリット47に沿って移動するマーカ(目印)48が突出している。このマーカ48の移動位置により複数のフック21のうち最後に回動されたフック21の位置を示している。
尚、景品補充作業を行う際には、リセット用つまみ45aを時計方向に回動操作すると、マーカ48右端のスタート位置に戻すことができる。
【0045】
また、景品支持ブロック19の左端後部には、景品払出し機構46を駆動するためのステッピングモータ等からなる駆動部49が設けられている。
図11に示されるように、景品払出し機構46は、複数のフック21と、複数のフック21を順次回動させるフック回動部58とからなる。フック回動部58は、駆動部49に駆動されるタイミングベルト50と、タイミングベルト50に連結された移動体51と、移動体51の前面から突出するレバー52と、レバー52に押圧されて回動する扇形ギヤ53と、扇形ギヤ53に噛合するギヤ54とから構成されている。尚、扇形ギヤ53とギヤ54とを有するギヤ機構57は、各フック21毎に設けられている。
【0046】
タイミングベルト50は、左端側が駆動部49により駆動される駆動ギヤ(図示せず)に巻き掛けされ、右端側がリセット用つまみ46を有するギヤ55に巻き掛けされている。また、移動体51は、締結部材56によりタイミングベルト50に締結されているため、タイミングベルト50が巻き取られる方向に駆動される。
【0047】
そして、移動体51から前方に突出するレバー52が移動体51の移動方向(X方向)に扇形ギヤ53の突部53aを押圧する。これにより、扇形ギヤ53は、軸53bを中心に回動する。そのため、扇形ギヤ53のギヤ部53cに噛合するギヤ54は、扇形ギヤ53のギヤ部53cが形成された周方向角度に応じた所定角度だけ回動される。
【0048】
ギヤ54は、フック21の軸41に支持されており、軸41を介してフック21を時計方向に回動させる。本実施例では、フック21が時計方向に135°回動するように扇形ギヤ53のギヤ部53cが形成されている。すなわち、図12に示されるように、フック21は、掛止部38が鉛直方向に向いた動作前の景品吊下状態から時計方向に135°回動して停止する。これにより、フック21の掛止部38に吊るされていた景品20は、自重で下方に落下して景品受取口30に至る。
【0049】
尚、フック21の回動角度は、上記角度に限るものではなく、90°以上回動させて掛止部38の先端が斜め下方を向くようにすれば良い。
また、駆動部49のモータは、ルーレットゲーム22のゲーム結果が「当たり」であるとき、所定時間駆動され、景品検出センサ36が景品受取口30に景品20が落下したことを検出すると、その時点で停止される。
【0050】
このように、駆動部49は、景品20が吊るされた一のフック21のみを回動させる構成であるので、従来のもの比べて、景品払出し時の負荷が軽減されている。そのため、駆動部49に大型モータを用いなくても景品20を落下させることが可能となり、重量のある大きい景品をフック21に吊るすことができる。
また、上記景品払出し機構46では、移動体51がX方向に所定距離移動するのに連動して各フック21が順次時計方向に回動して景品20を落下させるため、各フック21毎に駆動手段を設ける必要がなく、部品点数が少なくて済むので構成の簡略化が図られている。
【0051】
図13は景品獲得ゲーム装置11の制御システム構成を示すブロック図である。
図13に示されるように、制御回路60には、上記スタート釦スイッチ26、景品獲得センサ36、コイン投入口29に設けられたコイン検出スイッチ61から夫々の検出信号が供給されると共に、ルーレットゲーム22及び景品払出し機構46の駆動部49を駆動制御する。また、ルーレットゲーム22には、ハンドル28の回動操作により駆動される発電機62からの電力が供給される。
【0052】
図14は制御回路60が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。
図14に示されるように、制御回路60は、ステップS11(以下「ステップ」を省略する)でコイン検出スイッチ61がオンになったかどうかをチェックする。ここで、コイン投入口29にコインが投入されると、S12に進み、発電機62の発電が完了したことを確認する。すなわち、プレイヤによるハンドル28の回動操作が完了すると、S13に進み、スタート釦スイッチ26がオンに操作されたかどうかをチェックする。
【0053】
ここで、スタート釦スイッチ26がオンに操作されると、S14でルーレットゲーム22がゲーム開始する。次のS15において、ルーレットゲーム22がゲーム結果が、「ラッキー」であるときは、S16でリプレイを設定する。この後は、上記S12以降の処理を繰り返す。
また、ルーレットゲーム22がゲーム結果が「当たり」であるときは、上記S15からS17に移行する。そして、S18で景品払出し処理を実行して今回の処理を終了する。
【0054】
また、ルーレットゲーム22がゲーム結果が「ハズレ」であるときは、S17からS19に移行して「ハズレ」であることを表示して今回の処理を終了する。
図15は上記S16,20の景品払出し処理のサブルーチンを説明するためのフローチャートである。
図15に示されるように、景品払出し処理が実行されると、先ずS22で景品払出し機構46の駆動部49を駆動して移動体51をX方向に移動させる。次のS23では、移動体51が移動開始してから隣接するフック21の扇形ギヤ53の取付位置に達するまでの所要時間が経過したか否かをチェックする。
【0055】
従って、所要時間が経過するまで移動体51がX方向に移動され、所要時間が経過した時点でS24に進み、景品獲得センサ36からの検出信号が出力されたかどうかをチェックする。前述したように、景品払出し機構46のタイミングベルト50が巻き取られて移動体51がX方向に移動してレバー52が扇形ギヤ53の突部53aを押圧する。これにより、扇形ギヤ53の回動がギヤ54を介してフック21に伝達され、フック21が時計方向に回動する。
【0056】
そして、フック21は、掛止部38が鉛直方向に向いた動作前の景品吊下状態から時計方向に135°回動する。これにより、フック21の掛止部38に吊るされていた景品20は、景品受取口30に落下する。
この景品獲得センサ36により景品20が景品受取口30に到着したことが検出されると、S25に進み、移動体51を停止させて今回の景品払出し処理を終了する。
【0057】
また、上記S24において、景品獲得センサ36が景品20を検出できないときは、今回のフック21には景品20が吊るされていなかったものと判断して上記S22以降の処理を再度実行する。例えば、比較的大きな景品が複数のフック21のひとつおきに吊るされている場合がある。このような場合には、S22〜S24の処理を繰り返す。
【0058】
そして、S22〜S24の処理を繰り返した後、景品獲得センサ36により景品20が検出されると、今回の景品払出し処理を終了する。
図16はフック21に各種の景品が選択的の吊るされる様子を説明するための図である。また、図17はフック21から景品を落下させる様子を説明するための図である。
【0059】
図16に示されるように、フック21には、従来から使用されているキーチェーンマスコット20aの他にも台紙付き景品20b、袋もの景品20cを選択的に吊るすことができる。例えば、キーチェーンマスコット20aの場合には、鎖65をフック21の掛止部38に掛止させる。また、袋もの景品20bの場合には、袋66の上部に通された紐67にフック21の掛止部38を挿通させて掛止させる。また、台紙付き景品20cの場合には、台紙68の上部に設けられた孔68aにフック21の掛止部38を挿通させて掛止させる。
【0060】
そのため、各景品支持ブロック19には、大きさの異なる景品20a〜20cを吊るすことが可能となる。そのため、景品収納室16に収納される景品20の種類が増えることにより、ゲームに対する魅力が高まり、景品獲得ゲーム装置11の売上げ増が期待できる。
このようにフック21の掛止部38に掛止された各景品20a〜20cは、通常、掛止部38に掛止された状態に保持される。そして、ルーレットゲーム22のゲーム結果が「当たり」であるとき、駆動部49のモータが所定時間駆動され、フック21を時計方向に135°回動させる。
【0061】
これにより、フック21の掛止部38に吊るされていた景品20は、図14に示されるように自重で下方に落下して景品受取口30に至る。
図18は大きさの異なる景品をフック21に吊るす場合の配置パターンを示す図である。
図18(A)に示されるように、比較的小型のキーチェーンマスコット20aは、一列に並設された各フック21の全てに吊るすことができる。
【0062】
また、図15(B)に示されるように、中位の大きさに袋もの景品20bは、一列に並設された各フック21のうち一つおきに吊るすことができる。
また、図15(C)(D)に示されるように、大きい台紙付き景品20cは、一列に並設された各フック21のうち2つおきに吊るすことができる。この場合、台紙付き景品20cは、台紙68の横幅が大きいので、隣接するフック21に重なる。そのため、台紙付き景品20cが吊るされる位置には、通常のフック21に代えて突出寸法と大きいフック21’(図9に示す)を軸41に取り付ける。
【0063】
これにより、台紙付き景品20cは、両側に隣接するフック21に接触することなく吊るされ、景品払い出し時にもフック21に引っ掛かることなくスムーズに落下する。尚、フック21からフック21’への交換は、ビス42を弛めるだけで簡単に取り外し、取付け作業を行うことができる。従って、突出寸法の大きいフック21’の配置は、上記図15(C)(D)に示すパターンに限らず、例えばフック21の3つおきにフック21’を取り付けることもできる。
【0064】
また、本実施例では、突出長さの異なる2種類のフック21,21’を用意した場合を一例として挙げたが、これに限らず、突出長さの異なる3種類以上にフックを予め用意しておくことにより複数段階に景品支持位置をずらすことが可能となる。
次に上記各景品支持ブロック19の前面及び後面に設けられた各フック21に景品20を吊るす景品補作業について説明する。
【0065】
図19は景品獲得ゲーム装置11のガラス扉14が閉じた状態を示す斜視図である。また、図20は景品獲得ゲーム装置11のガラス扉14が開いた状態を示す斜視図である。また、図21は景品獲得ゲーム装置11の各景品支持ブロック19を回動させた状態を示す斜視図である。
図19に示されるように、景品獲得ゲーム装置11のガラス扉14は、筐体12の上面に取り付けられたヒンジ70により上下方向に回動可能に支持されている。通常、ガラス扉14は、いたずら防止のため閉蓋状態でロックされている。
【0066】
次に、図20に示されるように、ガラス扉14のロックを解除した後、ガラス扉14全体を上方に持ち上げる。そのため、ガラス扉14は、ヒンジ70を中心としてA方向に回動して景品収納室16を開放状態とする。ガラス扉14は、前面のガラス14aと両側のガラス14b,14cとが一体化されているので、景品収納室16の前側だけでなく両側も同時に開放することができる。
【0067】
また、ガラス扉14は、ヒンジ60の負荷により図17に示す回動位置で停止しており、手を離しても自重で閉じない構成となっている。
次に、図21に示されるように、景品支持ベース18の取付部18a〜18cに回動可能に支持された各景品支持ブロック19を水平方向(B方向)に回動させる。これにより、各景品支持ブロック19は、景品収納室16から前方に移動して作業しやすい位置となる。
【0068】
そして、各景品支持ブロック19の右端側に設けられたつまみ45aを時計方向に回動操作すると、タイミングベルト50が逆方向に巻き取られ、移動体51が動作前のスタート位置に復帰する。この復帰動作過程で、移動体51に設けたられたレバー52が扇形ギヤ53aの突部53aを逆方向から押圧してフック21の掛止部38を垂立状態に復帰させる。
【0069】
各景品支持ブロック19のフック21が全て掛止状態に復帰した後、各景品支持ブロック19の前面及後面に設けられた各フック21の夫々に景品20を吊るす。
このように、各景品支持ブロック19が景品収納室16から前方に移動された状態で各フック21に景品20を吊るすことができるので、景品補充作業が容易となり、景品補充作業に要する時間を短縮することができる。また、フック21を突出長さの異なるフック21’への交換作業も容易に行える。
【0070】
尚、景品補充作業が終了した後は、上記各景品支持ブロック19を水平方向に回動させて景品支持ベース18に係止された元の状態に戻した後、ガラス扉14を下げて景品収納室16を密閉する。
図22は本発明の変形例1を示す図である。
図22に示されるように、景品支持ブロック72は、円盤状に形成されており、その前面には複数のフック21が周方向に配置されている。各フック21は、所定間隔毎に設けられた軸受(図示せず)により回動可能に支持されて、景品支持ブロック72の回動動作に連動して常に掛止部38が上方を向くように回動方向が調整される。また、景品払出し機構46は、景品支持ブロック62の最位下位位置の裏側に設けられている。そして、景品支持ブロック72の最位下位位置にあるフック21が回動されて景品20を払出しする。
【0071】
そのため、ルーレットゲーム22で当たりのとき、最下位に位置するフック21のみが景品支持ブロック72の回動動作に連動して時計方向に回動されて掛止していた景品20を落下させる。
このように、景品支持ブロック72が観覧車のように回動する構成とすることにより、プレイヤは視覚的に楽しむことができる。
【0072】
図23は本発明の変形例2を示す図である。
図23に示されるように、景品払出し機構74は、ソレノイド75と、ソレノイド75を景品支持ブロック19の長手方向に摺動可能にガイドするガイドレール76と、からなる構成となっている。ソレノイド75に駆動されるプランジャ77は、フック78の背面を押圧しうる位置でソレノイド75の移動方向(X方向)と直交するY方向に摺動可能に取り付けられている。
【0073】
フック78は、景品支持ブロック19の長手方向に延在する軸79により回動可能に支持され、且つ軸79に巻装されたトーションバネ80によりC方向に付勢されている。そして、フック78は、トーションバネ80のバネ力によりストッパ(図示せず)に当接して垂立状態に保持されている。
そのため、フック78の前面に設けられた掛止部81は、上方を向いた状態で景品20を掛止している。ここで、ソレノイド75へ通電されると、プランジャ77がY方向に駆動されてフック78を押圧する。軸79により回動可能に支持されたフック78は、軸79を中心にD方向に回動して掛止部81を下方に向ける。これにより、掛止部81に掛止されていた景品20が落下する。そして、ソレノイド75への通電が停止されると、フック78はトーションバネ80のバネ力により垂立状態に復帰する。
【0074】
尚、上記景品払出し機構74は、図22に示す円盤状の景品支持ブロック72にも適用することができるのは勿論である。
【0075】
【発明の効果】
上述の如く、上記請求項1記載の発明によれば、景品払出し機構は、景品が吊下される複数のフックと、複数のフックを一列並べて支持する複数の支持部材と、支持部材の後方に設けられ、複数のフックのうち一のフックを回動させて景品を落下させるフック回動部とを備えているため、比較的小さな駆動力で景品を払出しすることができる。すなわち、一つの景品が吊下された一のフックのみを回動させる駆動力があれば良いので、駆動部の負担を軽減することができる。これにより、従来よりも重量のある大きな景品をフックに吊下させることができ、景品の種類を増やしてゲームの景品を魅力的なものとすることができる。また、多数の景品を吊るすことが可能となるが、景品を掛止する一のフックを回動させて景品を払出しするため、駆動部を大型化せず、コンパクトな構成とすることができる。さらに、支持部材の前面に一列に並べられた複数のフックに各景品が吊下されるため、ゲーム装置正面から景品が見やすく、プレイヤが操作部を獲得可能な景品の確認が容易に行える。
【0076】
また、請求項2記載の発明によれば、支持部材の背面側に沿って移動する移動体と、複数のフックのうち移動体によって回動されたフックの位置をプレイヤが認識するための目印とを有するため、プレイヤがゲーム装置正面から景品をみる際に移動体が邪魔にならず、しかもプレイヤは目印によりどのフックが回動するのかが分かり、獲得することのできる景品を認識することができる。
【0077】
また、請求項記載の発明によれば、駆動部によりタイミングベルトが駆動されると共に移動体が複数のフックの並方向に移動し、フックとの係合により複数のフックのうち一のフックを回動させるため、景品の払出しが容易に行えると共に駆動部の負担を軽減することができる。
【0078】
また、請求項記載の発明によれば、ガイドレールの延在方向に移動可能に設けられた駆動部材の駆動力によりプランジャが前方向に駆動されフックの背面を押圧するため、景品の払出しが容易に行えると共に駆動部の負担を軽減することができる。
また、請求項記載の発明によれば、景品払出し機構がゲームの結果に応じて複数のフックのうち一のフックを回動させて景品を落下させるため、ゲームの結果が当たりとでるか、あるいはハズレとでるかによって景品を獲得できたり、獲得できない場合もあるので、ゲーム結果がでるまで楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる商品払出し機構が適用された景品獲得ゲーム装置の一実施例の斜視図である。
【図2】景品獲得ゲーム装置の正面図である。
【図3】景品獲得ゲーム装置の左側面図である。
【図4】景品獲得ゲーム装置の平面図である。
【図5】景品獲得ゲーム装置の右側面図である。
【図6】景品獲得ゲーム装置の背面図である。
【図7】景品獲得ゲーム装置の底面図である。
【図8】フック21の構成を説明するための図である。
【図9】突出位置の異なるフック21’の構成を説明するための図である。
【図10】景品支持ブロック19の構成を示す斜視図である。
【図11】景品払出し機構46の構成を示す斜視図である。
【図12】フック21の回動角度を示す正面図である。
【図13】景品獲得ゲーム装置11の制御システム構成を示すブロック図である。
【図14】制御回路60が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。
【図15】S16,20の景品払出し処理のサブルーチンを説明するためのフローチャートである。
【図16】フック21に各種の景品が選択的の吊るされる様子を説明するための図である。
【図17】フック21から景品を落下させる様子を説明するための図である。
【図18】大きさの異なる景品をフック21に吊るす場合の配置パターンを示す図である。
【図19】景品獲得ゲーム装置11のガラス扉14が閉じた状態を示す斜視図である。
【図20】景品獲得ゲーム装置11のガラス扉14が開いた状態を示す斜視図である。
【図21】景品獲得ゲーム装置11の各景品支持ブロック19を回動させた状態を示す斜視図である。
【図22】本発明の変形例1を示す図である。
【図23】本発明の変形例2を示す図である。
【符号の説明】
11 景品獲得ゲーム装置
12 筐体
14 ガラス扉
16 景品収納室
17 景品陳列棚
18 景品支持ベース
19 景品支持ブロック
20 景品
20a キーチェーンマスコット
20b 袋もの景品
20c 台紙付き景品
21,21’ フック
22 ルーレットゲーム
26 スタート釦スイッチ
27 操作部
28 ハンドル
30 景品受取口
36 景品検出センサ
37,37’ フック本体
38 掛止部
41 軸
45 ハウジング
46 景品払出し機構
48 マーカ
49 駆動部
50 タイミングベルト
51 移動体
52 レバー
53 扇形ギヤ
54 ギヤ
57 ギヤ機構
58 フック回動部
60 制御回路
70 ヒンジ
72 景品支持ブロック
74 景品払出し機構
75 ソレノイド
76 ガイドレール
77 プランジャ
78 フック
79 軸
80 トーションバネ
81 掛止部

Claims (5)

  1. 複数の景品が吊り下げられた景品収容部と、該景品収容部の前側に配置されプレイヤが操作する操作部と、該操作部の操作に応じて前記景品収容部に吊り下げられた景品を落下させる景品払出し機構とを有する景品獲得ゲーム装置において、
    前記景品払出し機構は、
    前記景品が吊下される複数のフックと、
    前記複数のフックを一列並べて支持する複数の支持部材と、
    該支持部材の後方に設けられ、前記複数のフックのうち一のフックを回動させて前記景品を落下させるフック回動部と、
    を備え、
    前記支持部材は、前記フックを回動可能に取り付ける取り付け面を前面に有しており、
    前記フック回動部は、前記支持部材の背面側から駆動力を作用させて前記フックを回動させることを特徴とする景品獲得ゲーム装置。
  2. 前記フック回動部は、
    前記支持部材の背面側に沿って移動する移動体と、
    該移動体に設けられ、前記複数のフックのうち前記移動体によって回動された前記フックの位置を前記プレイヤが認識するための目印と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の景品獲得ゲーム装置。
  3. 前記フック回動部は、
    駆動部と、
    前記複数のフックが並べられた方向に沿って前記駆動部により駆動されるタイミングベルトと、
    該タイミングベルトに締結され、前記駆動部により前記タイミングベルトが駆動されると共に前記複数のフックの並べ方向に移動し、前記フックとの係合により前記複数のフックのうち一のフックを回動させる移動体と、を備え、
    前記一のフックの背面に対向する位置に移動した前記移動体が作用して一のフックを回動させ、当該フックに吊下された前記景品を落下させることを特徴とする請求項1または2に記載の景品獲得ゲーム装置。
  4. 前記フック回動部は、
    前記複数のフックの並方向に延在するガイドレールと、
    該ガイドレールの延在方向に移動可能に設けられた駆動部材と、
    該駆動部材の駆動力により前方向に駆動され前記フックの背面を押圧するプランジャとを備え、
    前記駆動部材の移動位置に対向する一のフックを前記プランジャにより押圧して回動させて前記景品を落下させることを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の景品獲得ゲーム装置。
  5. 前記景品払出し機構は、ゲームの結果に応じて複数のフックのうち一のフックを回動させて前記景品を落下させることを特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の景品獲得ゲーム装置。
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