JP3928012B2 - 種子のゲル被覆加工装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、種子をゲル化剤で被覆する装置、特に、大粒の種子を連続的に複数並列でゲル被覆加工する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から栄養物質や薬剤等を混ぜたゲル化剤を用いて、種子を被覆する技術は公知となっている。例えば、特開平8−149906号の技術である。該技術は一つのノズルに一粒ずつ種子を挿入して、ゲル被覆種子を製造するものであったために、一般の農家では十分ゲル被覆種子を供給できるのであるが、種苗会社や農協や大規模栽培農家等では供給が追いつかないのである。そこで、複数のノズルに同時に種子を挿入して、連続的にゲル被覆種子を加工する技術が公知となっている。例えば、特開平9−149710号の技術である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術のゲル被覆加工装置によって加工できる種子は水稲等の直径7mm〜12mm程度の種子を対象としており、それより大きい種子の加工はできなかったのである。つまり、大きい粒の種子であると、種子を供給するホッパー内では重いために浮遊させることができず、また、真空ポンプによる吸引によって種子をノズルに吸着できなかったり、搬送途中でその自重によって落下したりしていたのである。また、並列に吸着部や加工部を配置し、平行に同時に種子を吸引して加工ノズルまで搬送してゲル被覆加工する構成では、種子を吸着する時に失敗すると、再び吸着動作を繰り返すので、一つの吸着ノズルの失敗でも一列全てが吸着動作を再度繰り返すので、無駄な時間が生じていたのである。そこで、本発明は直径12mm以上の大粒の種子であっても確実にゲル被覆して、連続的に加工できる装置を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明が解決しようとする課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するための手段を説明する。
【0005】
請求項1においては、種子供給部(A)のホッパー(3)から落下した種子(S)を加工部(B)へ搬送し、該加工部(B)に並列に複数配置した加工ノズル(50)内で、該種子(S)をゲル化剤で被覆する種子のゲル被覆加工装置において、前記種子供給部(A)は、種子を充填するホッパー(3)と、該ホッパー(3)下方に配置して、複数の加工ノズル(50)へその数に合わせて配列する搬送装置(6)と、該搬送装置(6)の搬送終端位置において、前記加工ノズル(50)の数に合わせて配置した開閉装置(7)とにより構成し、前記搬送装置(6)は、箱状に構成したトラフ(4)と、該トラフ(4)上の始端側に設け、種子(S)の流れる高さや挙動を制限する仕切り板(21・・・)と、加工ノズル(50)の数に合わせて種子(S)の流れを、最終的に分割する仕切り板(25・・・)と、前記トラフ(4)下方に配置する振動体(5)により構成したものである。
【0006】
請求項2においては、請求項1記載の種子のゲル被覆加工装置において、前記開閉装置(7)を、搬送装置(6)の出口に各列毎に配置した開閉板(26)と、該開閉板(26)を開閉駆動するアクチュエーター(27)より構成し、前記最終的に分割する仕切り板(25・・・)により構成した種子(S)の通路を開閉すべく構成したものである。
【0007】
請求項3においては、請求項1記載の種子のゲル被覆加工装置において、前記種子供給部(A)の出口と、加工部(B)の複数の加工ノズル(50)の間に種子検知部(8)を設け、該種子検知部(8)にて各列の加工ノズル(50)に種子(S)が落下したかどうかを検知し、種子(S)が落下した加工ノズル(50)のみ作動させてゲル被覆処理を行うようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施を説明する。図1は本発明のゲル被覆加工装置の正面図、図2は同じく平面図、図3は同じく側面図、図4は種子供給部の後面図、図5は同じく平面図、図6は同じく斜視図、図7は仕切り板の部分断面図、図8は開閉装置の後面断面図、図9は加工部の側面図、図10は同じく平面図一部断面図、図11は同じく後面図、図12は同じく後面断面図である。
【0009】
図1、図2、図3において、本発明のゲル被覆加工装置の全体構成から説明する。ゲル被覆加工装置は種子供給部A、加工部B、硬化部C、水洗部Dからなり、これらは架台1によって支持されている。該架台1の下部にキャスター輪2・2・・・を設けて移動容易としている。後述する種子供給部Aはホッパー3と搬送装置6と開閉装置7と種子検知部8からなり、後述する加工部Bは架台1の中央上方に位置して、種子供給部Aより種子を受け取り、ゲル化剤によって種子Sを被覆して所定の大きさに形成して落下させるようにしている。
【0010】
前記硬化部Cは、架台1上で前記加工部Bの下方より右方に硬化槽9を横設し、該硬化槽9内には硬化剤を充填し、加工部Bと反対側の右端に落下口10を形成している。また、硬化槽9の上方に搬送ベルト11を配置し、該搬送ベルト11の外周上には一定間隔をおいてパドル12・12・・・が搬送ベルト11の搬送方向に対して直角方向に突設されている。該搬送ベルト11はモーターM1によって駆動される。
【0011】
こうして、前記加工部Bより落下した未硬化のゲル被覆種子は、硬化槽9内に落下して硬化剤と接触し、このゲル被覆種子は搬送ベルト11の回転駆動によってパドル12によって硬化槽9内を搬送され、落下口10に至り水洗部Dに落下される。この硬化槽9内に落ちてから水洗部Dに至るまでの時間で硬化するようにしており、この硬化時間は前記モーターM1の回転数を制御することによって搬送速度が調節され、硬度を調節できるようにしている。
【0012】
水洗部Dは前記架台1内の落下口10下方より中央部まで配設されており、該中央下部に排出口13を形成して、該排出口13の下方に製品収納容器14を配置している。水洗部Dは水洗槽15とスクリュー16からなり、該スクリュー16は水洗槽15内に左右方向に前記落下口10から排出口13までの間に収納して、図示しないモーターによって駆動される。前記落下口10と水洗槽15の始端側との間には漏斗状のガイド体17が配置され、排出口13の前工程側には水切り体18が配置されている。
【0013】
このような構成において、水洗槽15内には水洗用の水が充填され、所定の硬さに硬化したゲル被覆種子が、落下口10よりガイド体17を介して水洗槽15の右端に落下して水に漬けられる。そして、スクリュー16の回動によって、ゲル被覆種子が排出口13まで搬送され、この搬送時にゲル被覆種子外周に付着した硬化剤が洗い落とされて、ゲル剤の硬化が停止される。そして、ゲル被覆種子が排出口13の水切り体18で余分な水を除去して製品収納容器14に落下して収容されるのである。
【0014】
次に本発明の要部である、種子供給部Aについて説明する。図4、図5、図6に示すように、前記ホッパー3は搬送装置6の左側(図4では右側)上に前後方向に配置し、ホッパー3の下部に落下口3aを形成している。搬送装置6はトラフ4と、該トラフ4を振動させる振動体5と、該トラフ4内に配置した仕切り板20・21・22・23・24・25から構成されている。前記振動体5は電磁石に脈流電圧を与えて振動する電磁式としているが、モーターで重りを偏心回動したり、圧電素子等を利用したりすることができ、限定するもではない。この振動体5を駆動することによって種子Sが右方へ移送される。
【0015】
前記トラフ4は上方及び右方を開放した箱上に構成され、ハンドル19を回動することによって左右に移動調節でき、ノブ40を弛めて左側(図4右側)を上下に位置調節してトラフ4の傾斜角度を変更できるようにしている。また、トラフ4内には左側に種子Sの流れる高さや挙動を制限する仕切り板20・21が設けられ、中央から右側には流れを分割して整列させる仕切り板22・23・24・25・・・が配置されて、右端に開閉装置7が配置されている。前記仕切り板20・21はホッパー3の落下口3aの右側に位置して前後方向に平行に配置され、トラフ4の底面より一定高さ上げて種子Sが通過できるようにしている。即ち、図7に示すように、仕切り板20下端の底面からの高さH1は仕切り板21下端の底面からの高さH2よりも高く配置し、仕切り板21の高さH2は種子Sの直径より若干大きくしている。従って、種子が右方へ流されるときに、仕切り板20によって流れる量がある程度制限されて、仕切り板21によって高さ方向で種子S一個分通過でき、上下に重なることなく搬送されるようにしている。
【0016】
また、前記仕切り板22・23・24・25・・・は左右方向に平行にトラフ4底面上に垂直に立設されている。前記仕切り板22・22・・・は前後平行に4枚一定間隔をおいて立設されて、種子Sの流れを5方向に分割し、更に、仕切り板23・23・・・は前後方向に5枚一定間隔をおいて立設されて、種子Sの流れを6方向に分割し、前記仕切り板24・24・・・は前後方向に6枚一定間隔をおいて立設されて、種子Sの流れを7方向に分割し、前記仕切り板25・25・・・は前後方向に7枚一定間隔をおいて立設されて、種子Sの流れを8方向に分離し、この仕切り板25・25・・・とトラフ4の側板とのそれぞれの間の間隔は種子Sが一個1列で通れる幅とし、種子Sは8列で開閉装置7へ送るようにしている。そして、図8に示すように、トラフ4の出口には高さを制限する規制板29が配置され、種子S一個ずつ開閉装置7へ送るようにしている。なお、本実施例では8方向に分割して連続的にゲル被覆加工する構成としているが、列数は限定するものではなく、加工する列数に合わせて仕切り板を配置し、その数も合わせられる。
【0017】
前記開閉装置7は図4、図5、図8に示すように、開閉板26とソレノイドやシリンダーやモーター等からなるアクチュエーター27からなり、トラフ4右側の両側に固定した側板30・30の右側端に取付プレート31が横架され、該取付プレート31にアクチュエーター27・27・・・が8個並列に取り付けられ、該アクチュエーター27・27・・・は制御回路と接続されている。そして、前記取付プレート31にゲートプレート32が固定され、該ゲートプレート32に支点軸33が横架され、該支点軸33に開閉板26・26・・・の上下中途部が回転自在に枢支されている。該開閉板26は前記8列に対応して8個それぞれ設けられ、該開閉板26の上部とゲートプレート32の間には圧縮バネ34がそれぞれ介装されて、開閉板26の下部が開くように付勢している。
【0018】
また、前記開閉板26の枢支部の下部には前記アクチュエーター27の作動ロッド27a先端が枢支され、該開閉板26の下部はゲート部26aとして正面視クランク状に折り曲げられて、前記規制板29とトラフ4の底面と仕切り板25の間に形成される出口35を閉じられるようにしている。このような構成で、前記アクチュエーター27を作動させると、作動ロッド27aが伸長されて開閉板26が回動されて出口35を閉じ、アクチュエーター27を停止させると、作動ロッド27aが縮小して、圧縮バネ34の付勢力によって開閉板26は図8における左方へ回動して出口35は開かれ、種子Sは出口より落下する。そして、種子Sが落下するとアクチュエーター27は作動されて出口35を閉じる構成としている。但し、前記バネ34は引っ張りバネとしてアクチュエーター27を作動させると出口35を開く構成とすることもできる。
【0019】
前記出口35の下方には種子検知部8が配置され、該種子検知部8は供給ノズル36と光電スイッチや超音波センサー等からなる種子検知センサー37からなり、この種子検知部8は8列それぞれに配置されて、供給ノズル36はパイプ状に構成して上下方向に配置し、供給ノズル36の上端は出口35下方に位置させて種子Sが供給ノズル36内に入るように配置し、下端は後述する加工部Bの加工ノズル50の上方に位置させている。前記種子検知センサー37は制御回路と接続されて、種子Sが供給ノズル36内を通過したかどうかを検知するようにしている。
【0020】
前記加工部Bは図9、図10、図11、図12に示すように、前後方向に設けた取付プレート51が前記架台1に固定され、該取付プレート51の前後両側より(図11において)左方にサイドプレート52・52が突設され、該サイドプレート52・52の間にゲル加圧ケース53が横設されている。該ゲル加圧ケース53の左側(図11)に8個のシリンダー54・54・・・が並列に配置され、該シリンダー54のピストンロッド54a先端には図12に示すように、ゲル加圧ケース53内に配置したピストン59と連結されている。また、前記ゲル加圧ケース53の前後両側より右側(図11)にホルダー55・55が突出され、該ホルダー55・55にプランジャケース56を着脱可能に取り付けている。57は着脱して持ち運びを容易とするためのハンドルである。
【0021】
前記プランジャケース56には上下方向に貫通孔を、前後に前記供給ノズル36の位置に合わせて平行に開口され、この貫通孔に8個のノズルプランジャ60・60・・・が上下方向に挿入され、該ノズルプランジャ60は図12に示すように、円筒状に構成されて中心の孔を通過孔60cとし、中途部外周にフランジ部を設けてその上部にスプリング61を外嵌して、スプリング61はプランジャケース56に螺子止めしたキャップ66に係止して、ノズルプランジャ60を下方に付勢し、該ノズルプランジャ60の下部外周には鍔部60aを構成して、その下面はゲル化剤の受圧面とし、該ノズルプランジャ60の下端は弁部60bとして貫通孔の下端を閉じる構成としている。このようにして加工ノズル50が形成されている。
【0022】
一方、前記ゲル加圧ケース53内部に被覆剤(ゲル化剤)を収容するゲル収容室62が設けられ、該ゲル収容室62はチェックバルブ63、マニホールド64、ホース等を介して図示しないゲルタンクと接続されている。また、ゲル収容室62は前記ピストン59を収容したシリンダー室と、前記ノズルプランジャ60の下部の前記受圧面室と連通され、さらに、上部ではエア抜きパイプ65とも連通させている。
【0023】
このような構成において、シリンダー54を伸長駆動して、ピストン59をゲル収容室62内へ進入させると、ゲル収容室62内の圧力が上昇され、ノズルプランジャ60の受圧面に圧力がかかりノズルプランジャ60は上昇され、弁部60bが開かれてゲルが下方へ流れ出て、このゲルが一定量吐出されると、ノズルプランジャ60はスプリング力によって下降して弁部60bを閉じる。ノズルプランジャ60下端の開口部は落下した残りのゲルによって閉じられてゲル膜が形成される。そして、シリンダー54を縮小してピストン59を後退させると、ゲル収容室62内の圧力が減圧され、チェックバルブ63が開きゲルタンクよりゲルが補充される。
【0024】
これに同期して、前記アクチュエーター27をOFFとして開閉板26を一定時間開いた後閉じて種子Sを1粒(全部で8個)出口35より落下させる。この種子の落下は種子検知部8で検知され、ノズルプランジャ60の軸心部の通過孔60cに種子Sが落下して、種子Sは前記ゲル膜上に載置される。そして、前記種子Sが種子検知部8で落下したかどうかを検知して、種子Sの落下した加工ノズル50のシリンダー54のみ伸長してピストン59をゲル収容室62内へ進入させるとゲルは前述のように流出し、種子Sと気泡を包んで落下し、その落下時にゲルは表面張力によって球状化され、ゲル被覆種子が硬化槽9内に落下する。そして、前述の如く所定の硬度に硬化させて水洗処理される。以上の動作を繰り返して連続的に加工が行われ、複数のノズルプランジャ60・60・・・で同時に平行して加工され、種子の落下した加工ノズル50のみ加工されて、大量のゲル被覆種子を確実に加工できるのである。
【0025】
【発明の効果】
本発明は、以上の如く構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1においては、種子供給部(A)のホッパー(3)から落下した種子(S)を加工部(B)へ搬送し、該加工部(B)に並列に複数配置した加工ノズル(50)内で、該種子(S)をゲル化剤で被覆する種子のゲル被覆加工装置において、前記種子供給部(A)は、種子を充填するホッパー(3)と、該ホッパー(3)下方に配置して、複数の加工ノズル(50)へその数に合わせて配列する搬送装置(6)と、該搬送装置(6)の搬送終端位置において、前記加工ノズル(50)の数に合わせて配置した開閉装置(7)とにより構成し、前記搬送装置(6)は、箱状に構成したトラフ(4)と、該トラフ(4)上の始端側に設け、種子(S)の流れる高さや挙動を制限する仕切り板(21・・・)と、加工ノズル(50)の数に合わせて種子(S)の流れを、最終的に分割する仕切り板(25・・・)と、前記トラフ(4)下方に配置する振動体(5)により構成したので、ホッパーから搬送装置によって種子が開閉装置に至り、該開閉装置を開閉することによって種子を一つずつ落下させることができ、特に、大粒の種子の場合吸着させる必要がないため、確実に加工部へ種子を一つずつ送ることができる。
【0026】
また、前記搬送装置を、箱状に構成したトラフと、該トラフ上の始端側に設けて種子の流れる高さや挙動を制限する仕切り板と、加工ノズルの数に合わせて種子の流れを分割する仕切り板と、前記トラフ下方に配置する振動体より構成したので、振動体の振動によってホッパーから落下した種子はトラフ上で均一に広げられるようになり、高さや挙動を制限した仕切り板によって偏りがなく一粒分の高さに並べられ、分割する仕切り板によって種子が1列に並べられるようになり、簡単な構成で加工ノズルの数に合わせた数の列に種子を並べることができるようになった。そして、並列に配置した加工ノズルに一粒ずつ供給できるようになったのである。
【0027】
請求項2の如く、前記開閉装置(7)を、搬送装置(6)の出口に各列毎に配置した開閉板(26)と、該開閉板(26)を開閉駆動するアクチュエーター(27)より構成し、前記最終的に分割する仕切り板(25・・・)により構成した種子(S)の通路を開閉すべく構成したので、搬送出口で開閉板を開閉するだけで、種子を一粒ずつ落下させることができ、簡単な構成で種子の供給ができ、しかも、各列は独立して開閉でき、列数の変更や搬送の詰まりや加工部の故障等に対して容易に変更や調整ができるようになったのである。
【0028】
また、種子供給部の出口と加工ノズルの間に種子検知部を設け、該種子検知部にて各列の加工ノズルに種子が落下したかどうかを検知し、種子が落下した加工ノズルのみ作動させてゲル被覆を行うようにしたので、種子のないゲル被覆種子が製造されることがなく、ゲル被覆種子の生産効率を向上することができ、無駄なゲル化剤の使用も防止できるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のゲル被覆加工装置の正面図である。
【図2】 同じく平面図である。
【図3】 同じく側面図である。
【図4】 種子供給部の後面図である。
【図5】 同じく平面図である。
【図6】 同じく斜視図である。
【図7】 仕切り板の部分断面図である。
【図8】 開閉装置の後面断面図である。
【図9】 加工部の側面図である。
【図10】 同じく平面図一部断面図である。
【図11】 同じく後面図である。
【図12】 同じく後面断面図である。
【符号の説明】
A 種子供給部
B 加工部
3 ホッパー
S 種子
4 トラフ
5 振動体
6 搬送装置
7 開閉装置
8 種子検知部
20・21・22・23・24・25 仕切り板
26 開閉板
27 アクチュエーター
35 出口
50 加工ノズル

Claims (3)

  1. 種子供給部(A)のホッパー(3)から落下した種子(S)を加工部(B)へ搬送し、該加工部(B)に並列に複数配置した加工ノズル(50)内で、該種子(S)をゲル化剤で被覆する種子のゲル被覆加工装置において、前記種子供給部(A)は、種子を充填するホッパー(3)と、該ホッパー(3)下方に配置して、複数の加工ノズル(50)へその数に合わせて配列する搬送装置(6)と、該搬送装置(6)の搬送終端位置において、前記加工ノズル(50)の数に合わせて配置した開閉装置(7)とにより構成し、前記搬送装置(6)は、箱状に構成したトラフ(4)と、該トラフ(4)上の始端側に設け、種子(S)の流れる高さや挙動を制限する仕切り板(21・・・)と、加工ノズル(50)の数に合わせて種子(S)の流れを、最終的に分割する仕切り板(25・・・)と、前記トラフ(4)下方に配置する振動体(5)により構成したことを特徴とするゲル被覆加工装置。
  2. 請求項1記載の種子のゲル被覆加工装置において、前記開閉装置(7)を、搬送装置(6)の出口に各列毎に配置した開閉板(26)と、該開閉板(26)を開閉駆動するアクチュエーター(27)より構成し、前記最終的に分割する仕切り板(25・・・)により構成した種子(S)の通路を開閉すべく構成したことを特徴とする種子のゲル被覆加工装置。
  3. 請求項1記載の種子のゲル被覆加工装置において、前記種子供給部(A)の出口と、加工部(B)の複数の加工ノズル(50)の間に種子検知部(8)を設け、該種子検知部(8)にて各列の加工ノズル(50)に種子(S)が落下したかどうかを検知し、種子(S)が落下した加工ノズル(50)のみ作動させてゲル被覆処理を行うようにしたことを特徴とする種子のゲル被覆加工装置。
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