JP3927532B2 - 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム及び記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、ユーザが携帯可能になっている情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム及び記録媒体に係り、特には、磁気ディスク装置の保護機能及び省電力機能を装備する情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム及び記録媒体に関するものである。
特許文献1は、磁気ディスク装置において、磁気ディスク面に対する磁気ヘッドの高さ及び姿勢を現実の再生信号と基準再生信号との対比から検出し、検出した磁気ヘッドの高さ及び姿勢に異常が認められれば、ヘッド・クラッシュや摺動等が発生する可能性が高いことをユーザに通知する技術事項を開示する。
一方、ノート型PC(パーソナル・コンピュータ)やタブレット型PC等の携帯型PCは、内蔵バッテリの残り電力量の低下を抑制するために、情報処理装置の通常使用時の電力状態の他に、サスペンドやハイバネーション等の省電力状態が用意されている。このような省電力状態へ当該装置を遷移させる場合には、対応するプログラムが動作してその遷移を遂行する。この際、当該プログラムは通常動作では利用せず省電力状態への遷移という極めて限定された場合にのみ実行されるため、仮想記憶メモリ管理サービスが管理するページメモリファイルへ退避された状態になっていることが多い。すなわち、実行履歴からみてその利用頻度が小さいメモリ領域の多くを、ページメモリファイルへ一時退避させて実際の物理メモリ領域の未利用領域を確保することによって、見かけ上のメモリサイズを拡大する機能の働きにより、利用頻度の低い実行対象プログラムを実行する場合には、まずページメモリファイルから退避中の実行コードを取り出して物理メモリに展開した後、その実行を開始するというステップを踏む場合が多い。つまり、省電力状態への遷移では、結果として磁気ディスク装置におけるデータ読書き(以下、適宜、「ディスク・アクセス」と言う。)が必要になる場合が多い。
特開平7−57376号公報
本出願人に係る特願2003−306161(出願日:平成15年8月29日。該先願は本願の出願時においてまだ出願公開されていない。)は、情報処理装置に装備した加速度センサ等の出力から磁気ディスク装置に対する衝撃を予測し、この予測に基づき磁気ディスク装置を耐衝撃性状態の高い状態へ切替えることを開示する。耐衝撃性の高い状態とは、具体的には、例えば、ヘッドを磁気ディスク面に対峙しない位置へ移動させることであるが、そのような状態では、ディスク・アクセスが困難になっている。
省電力状態への切替機能と、予測されるPCへの衝撃発生に対処する磁気ディスク装置の保護機能とを装備するPCでは、例えば、ユーザが、ノート型PCの蓋としての液晶ディスプレイ・パネルを閉じ、該ノート型PCを携えて、別の場所へ移動するような場面が想定される。そのような場面では、ユーザは、腰掛け位置から立ち上がり、PCを机の上から持ち上げることになるので、PCへの大きな振動が検出され、磁気ディスク装置の保護機能は、その振動をPCが落下する前兆の振動として判断し、磁気ディスク装置を、ディスク・アクセス不能の高耐衝撃性状態へ早々と切替えてしまう。また、ユーザは、その後、PCを携帯して歩行する等、PCは継続的に振動することになるので、ユーザの移動時間が長くなると、磁気ディスク装置が、長く、ディスク・アクセス可能な状態に復帰しないことになる。結果、磁気ディスク装置の省電力遷移が長く保留状態になり、PCのバッテリの使用時間を減少させてしまうことになる。磁気ディスク装置の残存電力の少ない状態において、磁気ディスク装置の省電力遷移が長く保留されると、バッテリ切れにより、データが喪失することにもなる。
本発明の目的は、将来の衝撃発生に対処する磁気ディスク装置の保護機能が所定処理の進行に与える不具合を抑制する情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム及び記録媒体を提供することである。
本発明の情報処理装置は、ユーザが携帯可能になっており、次のものを有している。
磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが可能となっている第1の耐衝撃性状態と磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが不能ではあるが第1の耐衝撃性状態よりも耐衝撃性の高い第2の耐衝撃性状態とへ切替自在になっている磁気ディスク装置、
磁気ディスク装置への衝撃が起きることを予測した第1の予測を発行する際の基になる第1の衝撃予測用物理量を検出する少なくとも1個の第1のセンサ、
磁気ディスク装置への衝撃が起きないことを予測した第2の予測を発行する際の基になる第2の衝撃予測用物理量を検出する少なくとも1個の第2のセンサ、
第1のセンサの出力に基づき第1の予測を発行する第1の予測手段、
第1の予測が発行されると磁気ディスク装置を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替える第1の磁気ディスク装置用切替手段、
第1の磁気ディスク装置用切替手段が磁気ディスク装置を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替えた後、第2のセンサの出力に基づき第2の予測を発行する第2の予測手段、
第2の予測が発行されると磁気ディスク装置を第2の耐衝撃性状態から第1の耐衝撃性状態へ切替える第2の磁気ディスク装置用切替手段、及び
情報処理装置における所定の処理が、磁気ディスク装置の第2の耐衝撃性状態に因る磁気ディスク装置へのデータ読書きの不能のために、進行不能になっている場合には、第2の予測手段における第2の予測を発行する条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更する条件緩和手段。
本発明は携帯可能な所定の情報処理装置の制御方法に関し、該情報処理装置は、磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが可能となっている第1の耐衝撃性状態と磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが不能ではあるが第1の耐衝撃性状態よりも耐衝撃性の高い第2の耐衝撃性状態とへ切替自在になっている磁気ディスク装置、磁気ディスク装置への衝撃が起きることを予測した第1の予測を発行する際の基になる第1の衝撃予測用物理量を検出する少なくとも1個の第1のセンサ、及び磁気ディスク装置への衝撃が起きないことを予測した第2の予測を発行する際の基になる第2の衝撃予測用物理量を検出する少なくとも1個の第2のセンサを有している。本発明の情報処理装置の制御方法は次のステップを有している。
第1のセンサの出力に基づき第1の予測を発行する第1のステップ、
第1の予測が発行されると磁気ディスク装置を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替える第2のステップ、
第1の磁気ディスク装置用切替手段が磁気ディスク装置を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替えた後、第2のセンサの出力に基づき第2の予測を発行する第3のステップ、
第2の予測が発行されると磁気ディスク装置を第2の耐衝撃性状態から第1の耐衝撃性状態へ切替える第4のステップ、及び
情報処理装置における所定の処理が、磁気ディスク装置の第2の耐衝撃性状態に因る磁気ディスク装置へのデータ読書きの不能のために、進行不能になっている場合には、第2の予測手段における第2の予測を発行する条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更する第5のステップ。
本発明のプログラムは、情報処理システムが有している各手段としてコンピュータを機能させる。また、本発明の記録媒体は、該プログラムをコンピュータ読み取り可能に記録している。
磁気ディスク装置に対する所定の衝撃発生が予測されると、磁気ディスク装置は、その保護のために、耐衝撃性の高い状態に一時的に遷移し、磁気ディスク装置におけるディスク・アクセスは不能になる。また、ユーザが情報処理装置を携帯して移動しているとき等は、情報処理装置の継続的な振動等の検出による前記保護措置のため、情報処理装置における所定の処理が進行不能になることがある。情報処理装置の所定の処理では、磁気ディスク装置のディスク・アクセスが必要となる場合があり、このような場合に、磁気ディスク装置のディスク・アクセス可能状態への復帰が遅れると、該所定の処理がなかなか終了できず、それが支障となる。本発明では、磁気ディスク装置を保護措置が働く耐衝撃性の高い状態からディスク・アクセス可能状態へ戻す条件を緩和することにより、所定の処理が不必要に長く保留状態になる事態が回避され、保留状態の不必要な長期化に伴う支障を解消することができる。
図1は情報処理装置10の構成図である。携帯可能な情報処理装置10は、磁気ディスク装置13、第1のセンサ16、第2のセンサ17、第1の予測手段18、第1の磁気ディスク装置用切替手段19、第2の予測手段20、第2の磁気ディスク装置用切替手段21、及び条件緩和手段28を有している。図1では、他に、イベント検出手段25、電力状態切替手段26、使用状況推定手段31、禁止手段40、緩和再実施手段41、加速度検出手段42、統計手段43、及び反映手段44が図示されているが、これらは、情報処理装置10に適宜、付加されるものとなっている。
磁気ディスク装置13は、磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが可能となっている第1の耐衝撃性状態と、磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが不能ではあるが第1の耐衝撃性状態よりも耐衝撃性の高い第2の耐衝撃性状態とへ、切替自在になっている。少なくとも1個の第1のセンサ16は、磁気ディスク装置13への衝撃が起きることを予測した第1の予測を発行する際の基になる第1の衝撃予測用物理量を検出する。少なくとも1個の第2のセンサ17は、磁気ディスク装置13への衝撃が起きないことを予測した第2の予測を発行する際の基になる第2の衝撃予測用物理量を検出する。第1の予測手段18は、第1のセンサ16の出力に基づき第1の予測を発行する。第1の磁気ディスク装置用切替手段19は、第1の予測が発行されると磁気ディスク装置13を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替える。第2の予測手段20は、第1の磁気ディスク装置用切替手段19が磁気ディスク装置13を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替えた後、第2のセンサ17の出力に基づき第2の予測を発行する。第2の磁気ディスク装置用切替手段21は、第2の予測が発行されると磁気ディスク装置13を第2の耐衝撃性状態から第1の耐衝撃性状態へ切替える。条件緩和手段28は、磁気ディスク装置13の第2の耐衝撃性状態に起因するデータ読書き不能状態のために、情報処理装置10における所定の処理が進行不能になっている場合には、第2の予測手段20における第2の予測を発行する条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更する。
情報処理装置10は、ノート型PC及びタブレット型コンピュータ等、CPUを装備してユーザにより持ち運び自在になっているすべての情報処理装置を包摂している。磁気ディスク装置13は、内蔵専用のハード・ディスク装置及びリムーバブル・ハード・ディスク装置を包摂している。衝撃予測用物理量は少なくとも力学的物理量を包摂する。力学的物理量は、少なくとも、加速度(角加速度を含む。)、速度(角速度を含む。)、変位量及び力を包摂する。第1及び第2のセンサは、一方向だけでなく、相互に直角関係にある3個の軸方向のそれぞれの衝撃予測物理量を検出するものを包摂し、例えば加速度センサである。「情報処理装置10における所定の処理が進行不能になっている」における「所定の処理」とは、情報処理装置10の電力状態を通常の電力状態から消費電力を抑えた省電力状態へ遷移する処理に限定されず、その他の処理も包摂する。例えば、システムのブート処理やシャット・ダウン処理では、途中においてディスク・アクセスが要求されているにもかかわらず、磁気ディスク装置13の第2の耐衝撃性状態に起因するデータ読書き不能状態のために、そのディスク・アクセスが完了せず、それらの処理が終了しない場合がある。
第1の予測手段18は、情報処理装置10の落下等、情報処理装置10への衝撃発生を予測すると、第1の予測を発行する。第1の磁気ディスク装置用切替手段19は、第1の予測の発行に伴い、磁気ディスク装置13を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替え、これにより、磁気ディスク装置13は磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが不能の状態になる。情報処理装置10への衝撃は、ユーザにより情報処理装置10の取扱い状況によっては、情報処理装置10の落下ではない場合にも、発生することがあり、そのような場合にも、第1の予測が発行されてしまう。したがって、情報処理装置10における所定の処理を終了させるために、ディスク・アクセスが必要となる場合には、該所定の処理は、ディスク・アクセスが可能になるまで、保留される一方、衝撃が許容内になかなか収まらないために、第2の予測の発行が遅れ、結果、該所定の処理はいつまでも終了しないと言う不具合が起きる。条件緩和手段28は、ディスク・アクセス不能状態のために、情報処理装置10における所定の処理が進行不能になっている場合には、第2の予測手段20における第2の予測を発行する条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更する。結果、磁気ディスク装置13は、速やかにディスク・アクセス可能状態へ復帰し、所定の処理は速やかに終了し、所定の処理が長く終了しないことによる不具合を解消することができる。
「第2の予測手段20における第2の予測を発行する条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更する」における「変更後の条件が変更前の条件より緩くなる」とは、例えば、第2の予測の発行条件について、(i)変更前の条件がA,Bである場合に、変更後の条件をAとしたり(条件の減少)、(ii)変更前の条件が小条件であるのに対し、変更後の条件を大条件としたり(例:aならばbであり、bならばcであるという場合には、aならばcであるという結論が出るが、aを小条件、bを大条件と定義する。)することである。このような条件緩和は、条件変更後の条件を具備する状況には、変更前の条件を具備する状況がすべて含まれるように、具体的には、例えば後述される閾値の変更によって実施される。
情報処理装置10について上述した各構成部分に対して、種々の具体化が可能であり、また、さらなる構成の追加が可能である。次に、それら種々の具体化及び構成の追加について、説明するが、それらは本発明の好ましい具体的態様を例示するものであって、本発明の装置の技術思想を限定するものではない。
少なくとも1個のイベント検出手段25は、情報処理装置10をその第1の電力状態から、該第1の電力状態よりも低電力の第2の電力状態へ、切替える電力状態切替判断の基になるイベントを検出する。電力状態切替手段26は、イベント検出手段25の出力に基づき情報処理装置10の第1の電力状態から第2の電力状態への電力状態の切替を実施する。情報処理装置10における所定の処理とは、電力状態切替手段26の実施する電力状態切替処理である。
第1の電力状態とは、例えばPCにおける通常使用の電力状態であり、第2の電力状態とは、例えば通常使用電力状態に対して省電力状態にあるものである。省電力状態は、例えば、スタンバイ、サスペンド、及びハイバネーションを包摂している。第2の電力状態はシャットダウンであってもよい。複数個の第1の衝撃予測用物理量と複数個の第2の衝撃予測用物理量とは、全部又は一部が同一であってもよい。
注意すべきは、電力状態切替手段26は、電力状態の切替に先立ち、直接的又は仮想記憶メモリ機能によって間接的にディスク・アクセスを行う場合がある。ディスク・アクセスには、磁気ディスク装置13に対して所定データを読出すだけの場合、書込むだけの場合、及び両方の場合がある。第2の電力状態がサスペンドである場合、サスペンドへの移行に先立ち、仮想メモリのデータが読出し、すなわち磁気ディスク装置13におけるデータ読出しが行われたり、実メモリの所定のデータを仮想メモリへスワップ・アウトし、すなわち、磁気ディスク装置13におけるデータ書込みが行われたり、あるいは、サスペンドへの遷移に先立ち所定のアプリケーションがバック・アップのために、磁気ディスク装置13にデータを書込んだりする。
ユーザが、或る場所での情報処理装置10の使用を終了して、情報処理装置10を携帯して別の場所へ移動する等の場面では、情報処理装置10の蓋が閉じられる等のイベントが検出され、情報処理装置10を低電力状態へ遷移する機能が働き、遷移に先立ち、所定のデータを、磁気ディスク装置13から読み込んだり、磁気ディスク装置13へ書き込んだりする必要が生じる。また、このようなユーザによる情報処理装置10の携帯及び移動の場合、第1の衝撃予測用物理量が、第1の予測手段18が情報処理装置10の衝撃発生を予測するのに対応した値となり、第1の予測が発行され、磁気ディスク装置13は衝撃に対する保護のために磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが不能の状態になる傾向が強い。そして、磁気ディスク装置13がデータ読書きの不能状態になれば、低電力状態への情報処理装置10の遷移が、それに先立つ所定データについての磁気ディスク装置13における読書き不能のために、保留されてしまう。条件緩和手段28は、磁気ディスク装置13の第2の耐衝撃性状態に起因するデータ読書き不能状態のために、第2の電力状態への遷移処理が進行不能になっている場合には、第2の予測の発行条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更する。この結果、磁気ディスク装置13は、速やかにデータ読書き可能の状態へ復帰し、低電力状態への情報処理装置10の遷移が長く保留される事態が回避される。
第1及び第2の耐衝撃性状態は、磁気ディスク装置のヘッドがそれぞれ磁気ディスクに対峙する位置にある状態及び非対峙する位置にある状態である。
磁気ディスク装置のヘッドが磁気ディスクに非対峙する位置にある場合、磁気ディスク装置のヘッドが、衝撃により変位しても、磁気ディスクへの衝突が回避され、磁気ディスク装置の耐衝撃性が高まる。
第2の予測手段20は、第2のセンサ17の出力に係る値と閾値とを対比し、その対比した結果に基づき第2の予測を発行し、条件緩和手段28は、閾値を変更することにより条件を変更する。
第2の予測手段20による第2の予測の発行条件についての緩和は、閾値を下げることに限定されない。第2の予測手段20による第2の予測の発行条件についての緩和が、閾値を上げることによって達成される場合もあり得る。
情報処理装置10は使用状況推定手段31を有している。使用状況推定手段31は、第1の磁気ディスク装置用切替手段19が磁気ディスク装置13を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替える時のユーザによる情報処理装置10の使用状況を推定する。条件緩和手段28は、使用状況推定手段31の推定した使用状況に基づき閾値を変更する。
使用状況推定手段31は、例えば、第1のセンサ16、第2のセンサ17、及び/又はその他のセンサの出力から情報処理装置10の使用状況を推定する。使用状況推定手段31は、また、画面上のカーソルの移動状況から情報処理装置10の使用状況を推定してもよい。例えば、カーソルが移動していれば、ユーザは情報処理装置10の本体に装備されているポインティング・デバイスの操作中と推定できる。使用状況の例としては、情報処理装置10のLCD(液晶ディスプレイ)パネルを開いたまま、第1の予測が発行されたときは、ユーザは、情報処理装置10を、LCDパネルを開いたまま、こちらの机からあちらの机へ移動する、比較的近距離の移動と推定される。また、情報処理装置10のLCDパネルを閉じた状態で、第1の予測が発行されたときは、ユーザの今回の移動は、長くなるものと推定される。近距離の移動と遠距離の移動とで第2の予測の発行条件の緩和としての閾値の変更量に差をつけてもよい。
第2の予測手段20は、第2のセンサ17の出力の時間軸及び/又は周波数軸に関するパターン情報に基づき第2の予測を発行する。
時間軸に関するパターン情報は、各時点において第2のセンサ17の出力と各閾値とを対比した結果に基づく出力の連続からなるものであり、条件緩和手段28は、閾値を変更することにより条件を変更する。
図2は時間軸に関するパターン情報を生成する装置部分の機能ブロック図である。第2のセンサ17の出力は、比較器33へ送られる。比較器33は、所定時間間隔ごとに、センサ17からの入力Cを所定の閾値Rtと比較し、例えば、C≧Rtのときのみ、所定幅のパルスを発生する。時間軸パターン生成部34は、過去所定回数分又は所定時間分の比較器33からの入力に基づいて、第2の衝撃予測用物理量に関し時間軸方向に関するパターンを生成する。このパターンは、第2の予測手段20における第2の予測の発行のために、第2の予測手段20において所定の基準パターンと対比される。条件緩和手段28は閾値Rtを調整する。
周波数軸に関するパターン情報は、第2のセンサ17の出力の各周波数成分と各閾値とを対比した結果に基づく出力の集合からなるものであり、条件緩和手段28は、閾値を変更することにより条件を変更する。
図3は周波数軸に関するパターン情報を生成する装置部分の機能ブロック図である。第2のセンサ17の出力は、それぞれ異なる周波数帯域B1,B2,B3,・・・(B1<B2<B3<・・・)のバンド・パス・フィルタ36a,36b,36c・・・へ送られる。比較器37a,37b,37c・・・は、それぞれバンド・パス・フィルタ36a,36b,36c・・・の出力Ca,Cb,Cc・・・を入力され、それぞれ閾値Ra,Rb,Rc・・・と比較し、例えば、入力値が閾値以上であるときのみ、所定幅のパルスを発生する。周波数パターン生成部38は、各比較器37a,37b,37c・・・からの入力に基づき周波数パターンを生成する。この周波数パターンは、第2の予測手段20における第2の予測の発行のために、第2の予測手段20において所定の基準パターンと対比される。条件緩和手段28は閾値Ra,Rb,Rc・・・を調整する。
図2の比較器33を、比較器37a,37b,37c・・・の個数分だけ用意し、比較器37a,37b,37c・・・の出力を各比較器33に入力させて、各比較器33において各閾値Rta,Rtb,Rtc・・・と対比させ、各比較器33の出力を時間軸パターン生成部34へ入力させて、時間軸パターン生成部34において、周波数及び時間軸の両方をコンポーネントとするパターンを生成させ、この統合パターンに基づき第2の予測を発行させたり、各閾値を調整することも可能である。
図1に戻って、禁止手段40は、第1の磁気ディスク装置用切替手段19による磁気ディスク装置13の第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態への切替後の所定時間以内は、条件緩和手段28による条件変更を禁止する。
情報処理装置10は、さらに、緩和再実施手段41を有している。緩和再実施手段41は、条件緩和手段28による条件緩和後、磁気ディスク装置13におけるデータ読書き不能状態が所定時間、継続したときは、条件緩和手段28に、再度、第2の予測についての発行条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更させる。
緩和再実施手段41による条件緩和手段28におけるさらなる条件緩和は、例えば、前述した閾値の変更により達成される。条件緩和手段28におけるさらなる条件緩和は、1回に限定されず、複数個の所定回数だけ、適当な時間間隔を空けて、段階的に実施されてもよい。
情報処理装置10は、さらに、加速度検出手段42、統計手段43、及び反映手段44を有している。加速度検出手段42は、情報処理装置10の筐体に作用する加速度を検出する。統計手段43は、イベント検出手段25によるイベント検出後の情報処理装置10の筐体に作用する加速度の履歴についての統計を取る。反映手段44は、条件緩和手段28による条件緩和の程度に統計手段43の統計結果を反映させる。
図1において、反映手段44から緩和再実施手段41への点線矢印は、反映手段44が、条件緩和手段28による条件緩和の程度に統計手段43の統計結果を反映させるに当たり、反映手段44が条件緩和手段28を直接、制御しないで、統計結果に係る情報を緩和再実施手段41へ送り、緩和再実施手段41が、条件緩和手段28による条件緩和の程度に統計手段43の統計結果を反映させることを意味する。こうして、緩和再実施手段41は、条件緩和手段28に緩和を再実施させるときに、すなわち2回目以降の緩和に対して、統計を反映させることができる。
なお、第1のセンサ16及び/又は第2のセンサ17が情報処理装置10に装備されている加速度センサである場合は、第1のセンサ16又は第2のセンサ17が加速度検出手段42を兼ねることができるので、それらとは別個に加速度検出手段42を設ける必要はない。統計を取る趣旨は、情報処理装置10のユーザに対して条件緩和の程度を適応化させることである。例えば、ユーザが、或る場所で情報処理装置10を使って作業をし、その作業を終了し、情報処理装置10を把持し、又は所定のバッグに入れて、立ち上がり、別の場所へ移動する場面を考える。ユーザが、情報処理装置10を落下させることなく、情報処理装置10を携帯して移動する場合であっても、情報処理装置10の筐体に作用する振動は、ユーザの歩き方(早足、ゆっくり足)、ユーザの自動車運転状況等、ユーザごとに個性がある。このような個性を統計により調べて、ユーザに適応した適切な条件緩和を実施する。例えば、統計から求まったユーザの平均加速度の1.2倍の加速度内に、情報処理装置10に作用する加速度が所定時間以上、収まったら、第2の予測を発行するという内容の条件緩和を実施する。条件緩和手段28は、反映手段44から指定された緩和度に基づく条件緩和を、1回目の条件緩和に反映させてもよいし、1回目の条件緩和はユーザに関係なく所定の緩和度で行い、緩和再実施手段41の制御下で行われる2回目の条件緩和に反映させてもよい。
図4〜図6は情報処理装置10の第1の制御方法における各部分のフローチャートである。図4のフローチャートに係るルーチンは、一定時間間隔ごとの時間割込みルーチンとして実行される。図5のフローチャートに係るルーチンは、図4のS51の実施後、一定時間間隔ごとの時間割込みルーチンとして実行される。図6は、所定の処理の開始後からその終了までの期間において一定時間間隔ごとの時間割込みルーチンとして実行される。図4のルーチンの時間割り込み間隔は、例えば、将来的な衝撃発生の可能性が高いと推定されるときに実行される高リスクモードでは、100Hzであり、低いと推定されるときに実行されるノーマル・モードでは25Hzである。該制御方法が適用される情報処理装置10は、必須の要素として、磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが可能となっている第1の耐衝撃性状態と磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが不能ではあるが第1の耐衝撃性状態よりも耐衝撃性の高い第2の耐衝撃性状態とへ切替自在になっている磁気ディスク装置13、磁気ディスク装置13への衝撃が起きることを予測した第1の予測を発行する際の基になる第1の衝撃予測用物理量を検出する少なくとも1個の第1のセンサ16、及び磁気ディスク装置13への衝撃が起きないことを予測した第2の予測を発行する際の基になる第2の衝撃予測用物理量を検出する少なくとも1個の第2のセンサ17、を有している。
図4を参照して、S50では、第1のセンサ16の出力に基づき第1の予測を発行するか否かを判定する。第1の予測が発行されると(S50の判定結果が”正”)、S51において、磁気ディスク装置13を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替える。
図5において、磁気ディスク装置13が第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替わった後(=S51の実行後)、S54では、第2のセンサ17の出力に基づき第2の予測を発行するか否かを判定する。第2の予測が発行されると(=S54の判定結果が”正”)、S55において、磁気ディスク装置13を第2の耐衝撃性状態から第1の耐衝撃性状態へ切替える。
図6のルーチンでは、 情報処理装置10における所定の処理が、磁気ディスク装置13の第2の耐衝撃性状態に因る磁気ディスク装置13へのデータ読書きの不能のために、進行不能になっている場合には(S57,S58)、第2の予測手段20における第2の予測を発行する条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更する(S59)。すなわち、S57では、所定の処理が進行不能になっているか否かを判定し、判定結果が”正”ならば、S58へ進み、”否”であるならば、該ルーチンを終了する。S58では、進行不能になっている処理について、その進行不能の原因がディスク・アクセス不能状態であるか否かを判定し、判定結果が”正”であれぱ、S59へ進み、”否”であるならば、該ルーチンを終了する。S59では、第2の予測の発行条件を緩和する。
図4〜図6で説明した情報処理装置10の制御方法に対して、種々の具体化や付加が可能である。次に、それらについて、説明するが、それらは本発明の好ましい具体的態様を例示するものであって、本発明の方法の技術思想を限定するものではない。
図7は図6の所定の処理の一例についてのフローチャートである。図6の所定の処理の一例として、情報処理装置10の電力状態を切替える処理が存在する。情報処理装置10をその第1の電力状態から、該第1の電力状態よりも低電力の第2の電力状態へ、切替える電力状態切替判断の基になるイベントを検出してから(S61)、イベント検出手段25の出力に基づき情報処理装置10の第1の電力状態から第2の電力状態への電力状態の切替を実施する(S62)。図7のルーチンは、ステップを明瞭にするために、S61を図示したが、S61のイベント検出を割込み信号として用い、また、S62は、1個の割込みルーチンとし、割込み信号としてのイベントを検出すると、S62に係るルーチンを実行するようにしてもよい。S62の処理が、磁気ディスク装置13へのディスク・アクセスを含み、かつ該ディスク・アクセスが、磁気ディスク装置13へのディスク・アクセス不能状態のために、保留されていると、S62の処理が進行不能になり、図6のS57,S58における判定結果が共に”正”となって、図6のS59が実行されることになる。
例えば、S54(図5)では、第2のセンサ17の出力に係る値と閾値とを対比し、その対比した結果に基づき第2の予測を発行するか否かを判定する。そして、S59(図6)では、閾値を変更することにより条件を緩和する。
図8は閾値変更による条件緩和を実施するフローチャートである。S59は、そのサブステップとしてS64,S65を有している。S64では、磁気ディスク装置13を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替える時点を含む所定時間範囲のユーザによる情報処理装置10の筐体使用状況を第1のセンサ16の出力に基づき推定する。S65では、推定した使用状況に基づき閾値を変更する。
図5に戻って、S54の別の具体的形態として、S54では、第2のセンサ17の出力の時間軸及び/又は周波数軸に関するパターン情報に基づき第2の予測を発行する。パターン情報の具体例としては次のようなものである。
(a)時間軸に関するパターン情報は、各時点において第2のセンサ17の出力と各閾値とを対比した結果に基づく出力の連続からなるものであり、S59(図6)では、閾値を変更することにより条件を変更する。
(b)周波数軸に関するパターン情報は、第2のセンサ17の出力の各周波数成分と各閾値とを対比した結果に基づく出力の集合からなるものであり、S59(図6)では、閾値を変更することにより条件を変更する。
図9は磁気ディスク装置13を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替えた後の所定時間は条件緩和を保留するルーチンのフローチャート主要部である。S59(図6)はサブステップとしてのS66,S67を有している。S66では、磁気ディスク装置13の第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態への切替後(=S51の実施後)の所定時間が経過したか否かを判定する。そして、該判定の結果が”正”になりしだい、S67において、条件緩和を実施する。
図10は条件緩和を複数回、実施するルーチンのフローチャート主要部である。S59は、サブステップとしてのS69〜S72を有している。該ルーチンでは、条件緩和についての前回の実施から所定時間が経過したにもかかわらず、なお、磁気ディスク装置13におけるデータ読書きが不能状態にあるときは、第2のセンサ17の出力に基づき第2の予測を発行する条件をもう一段、緩和する。すなわち、S59の1回目の実施では、S69において、1回以上の条件緩和を実施済みとしているか否かの判定が”正”となり、S70において、1回目の条件緩和が実施される。条件緩和の1回目の実行後、S60(図6)が再度実行され、S60の判定結果が再び”否”であると、S59が再実行されるが、2回目以降のS59の実行では、S69の判定結果が”正”になり、S71へ進む。そして、S71において、S59の前回の実行から所定時間が経過したとの判定結果が出ると、S78において、条件緩和を前回のものより一層進ませる。例えば、省電力状態への遷移開始で過度な加速度変動を検出した場合、ある一定時間経過すると、ある加速度変動以下に収束して一定の安定度を示すユーザの場合には、その時間経過まで無用な条件緩和措置を実行せず、ひとまずその期間の経過を待ち、その後その収束する加速度変動レベルより若干高い加速度まで許容するような条件緩和措置を与えて、速やかでかつ安全な(過度な加速度変動時に無用な緩和措置を取らないため)省電力状態遷移が実現される。
情報処理装置10の制御方法の別の態様では、該制御方法は、イベントの検出後の情報処理装置10の筐体に作用する加速度の履歴についての統計を取るステップを有し、S59は、条件緩和の程度に統計を反映させるサブステップを有する。図11は磁気ディスク装置13を第1から第2の耐衝撃性状態へ移行した時点近辺における情報処理装置10への加速度についての履歴の統計を取るルーチンのフローチャートである。S74では、磁気ディスク装置13を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替えるイベントが発生したか否かを判定し、判定結果が”正”であれぱ、情報処理装置10の筐体に作用する加速度の履歴を作成する。こうして、イベントが発生するごとに、ユーザによる情報処理装置10の筐体の加速度についての1個の履歴が作成され、蓄積される。S68では、蓄積されている所定個数の履歴に基づき統計を作成する。この統計により。ユーザは、イベント発生後、筐体に対して平均的にどのような加速度を作用させているかが推定される。図12は図11のルーチンで作成した統計に基づき第2の予測の発行の条件緩和を行うステップの詳細を示す。すなわち、S59はサブステップS77,S78を有している。S78では、S68で作成した統計に基づき緩和度を計算し、S78では、S77で計算した緩和度に基づき条件緩和を実施する。
本発明に係るプログラムは、最良の形態としての前述の情報処理装置10が有している各手段としてコンピュータを機能させる。又は、本発明に係るプログラムは、情報処理装置10の最良の形態として前述の制御方法の各ステップを実行させる。そして、本発明に係る記録媒体(例:CD、DVD、FD、MO、半導体メモリ)は、このようなプログラムを、コンピュータが読取り可能に記録しているものである。
図13はノート型PC80の斜視図である。ノート型PC80は、内蔵の充電式バッテリ(図示せず)を装備し、通常は、その充電式バッテリからの電力で作動する。ノート型PC80は、適宜、電源コードを接続して、商用電源(外部交流電力)も利用可能になっており、また、商用電源への接続中に、充電式バッテリを充電するようになっている。ノート型PC80は、PC本体81及び蓋82を装備する。蓋82は、ユーザがノート型PC80を使用する際にはユーザから遠い方となるPC本体81の辺部に回動自在に結合しており、PC本体81の上面を開閉する。蓋82は、その開き位置においてユーザと対峙する面部に所定寸法のLCD83を取り付けられている。ハード・ディスク装置84は、所定の記憶容量を有し、PC本体81に内蔵されている。
図14はハード・ディスク装置84における揺動アーム89の回動位置についての概略説明図である。磁気ディスク88は、データの記録面を有している。揺動アーム89は、基端側の支軸90において磁気ディスク88の回転軸線と平行な軸線の周りに回動自在になっており、先端部には磁気ヘッド91を有している。ハード・ディスク装置84がデータの読書きを実施する場合には、揺動アーム89は、磁気ヘッド91を磁気ディスク88の記録面に対峙する第1の回動位置(実線位置。以下、「ロード位置」という。)となる。ハード・ディスク装置84は、外部からの制御信号により、磁気ディスク88から退避した回動位置、すなわち磁気ディスク88に対して非対峙の第2の回動位置(破線位置。以下、「アンロード位置」という。)へ切替自在になっている。揺動アーム89がアンロード位置にあるときは、ロード位置にあるときに対して、ハード・ディスク装置84におけるデータ読書きは不能になっているが、ハード・ディスク装置84へ外部から衝撃が作用しても、磁気ヘッド91が磁気ディスク88に接触することは回避され、十分な耐衝撃性が確保される。
図15はハード・ディスク装置84の保護機構を含むノート型PC80の概略構成図である。ノート型PC80のCPUにおいて、カーネル・モードとユーザ・モードとは時分割で実行される。カーネル・モード領域に図示されている各ブロックは、ノート型PC80において、プログラム制御されたCPUにて実現される。CPUを制御してこれらの機能を実現させるプログラムは、磁気ディスクや光ディスク、半導体メモリ、その他の記憶媒体に格納して配布したり、ネットワークを介して配信したりすることにより提供される。そして、ハード・ディスク装置84に格納された後、ノート型PC80のメモリに読み込まれ、CPUにて実行される。ノート型PC80は、ハードウェアとしてハード・ディスク装置84、加速度センサ95、及びIDEコントローラ103を有している。加速度センサ95は、ノート型PC80の筐体内に装備され、ノート型PC80に作用する加速度を検出する。なお、ここで加速度センサとは、直線または角加速度を測定する慣性センサを意味する。ただし、一般に加速度計とは、直線加速度計を意味することが多い。また、角加速度計の仲間にはジャイロスコープ(角速度計)が含まれる。実装方法は若干異なるがいずれのセンサを用いても本発明を実現することが可能である。
エンベッドCPU96は、カーネル・モード及びユーザ・モードを実行するCPUとは別個にノート型PC80に装備されている。エンベッドCPU96は、各ハードウェア素子からのアナログ入力をデジタルへ変換する機能、及び各センサからの入力に対してFIFO(First−In First−Out)バッファリングでショック・マネージャ97へ送り出す機能を装備する。ショック・マネージャ97は、エンベッドCPU96を介して加速度センサ95の出力を受け取る。ノート型PC80は、さらに通常の機能として、各種の具体的な処理を行うためのアプリケーション98、オペレーティングシステム(OS)にて提供されるファイル・システムズ99を有している。ファイル・システムズ99とIDEコントローラ103との間には、ファイル・システムズ99側から順番に、ディスク・アッパ・フィルタ・ドライバ100、ディスク・ドライバ・スタック101、及びIDEバス・ドライバ102が介在する。通常、アプリケーション98がハード・ディスク装置84内のデータファイルへアクセス(読書き)する場合、OSにて提供されるファイル・システムズ99を介して行う。ファイル・システムズ99は、ひとかたまりのデータで構成されるデータファイルが実際にハード・ディスク装置84内でどのように配置保存されているかを管理し、これをアプリケーション98に対して隠すことにより、アプリケーション98によるハード・ディスク装置84の利用を簡易化する。ハード・ディスク装置84へ実際にアクセスするのはディスク・ドライバ・スタック101及びIDEバス・ドライバ102である。ディスク・アッパ・フィルタ・ドライバ100は、ファイル・システムズ99とディスク・ドライバ・スタック101との間に介在して、ショック・マネージャ97からの指示をディスク・ドライバ・スタック101の方へ流す。ショック・マネージャ97及びディスク・アッパ・フィルタ・ドライバ100は保護機構104を構成し、ショック・マネージャ97は、ディスク・アッパ・フィルタ・ドライバ100を介してハード・ディスク装置84をロード位置及びアンロード位置に制御する。ショック・マネージャ97がディスク・アッパ・フィルタ・ドライバ100を介してハード・ディスク装置84をロード位置及びアンロード位置へ切替える場合には、例えば、ロード・コマンド及びアンロード・コマンドをディスク・アッパ・フィルタ・ドライバ100に発行する。
図16はノート型PC80の電力状態切替とショック・マネージャ97との関係についての概略説明図である。パワー・マネージャ109は、通常使用電力状態及び省電力状態等のノート型PC80の電源状態について管理する。ノート型PC80には、ハードウェア素子として加速度センサ95、開閉スイッチ106、機能キー107、及びパワー・スイッチ108が装備される。開閉スイッチ106は、蓋82の開閉状態を検出する。機能キー107はノート型PC80のPC本体81の上面に配備され、ユーザは、ノート型PC80を省電力状態に切替えたいとき、機能キー107を操作する。パワー・スイッチ108は、ノート型PC80に装備され、電源投入時及び電源遮断時にユーザにより操作される。パワー・スイッチ108は、ユーザが所定時間それを押し続けると、ノート型PC80の電力状態をサスペンドへ移行させることもできる。加速度センサ95の出力はエンベッドCPU96を介してショック・マネージャ97へ通知される。
ショック・マネージャ97は、加速度センサ95の出力情報からノート型PC80への将来的な衝撃発生の予測を行い、また、開閉スイッチ106、機能キー107及びパワー・スイッチ108の出力情報は、電力状態切替のためのイベントとして利用する。ショック・マネージャ97は、エンベッドCPU96を介する開閉スイッチ106、機能キー107及びパワー・スイッチ108の出力情報に代えて、アプリケーション98からの通知を電力状態切替のためのイベントとして利用することも可能である。なぜならば、OSは、それが開閉スイッチ106、機能キー107及びパワー・スイッチ108等の出力情報から通常電力状態から省電力状態へ切替えようとする際には、起動中の全部のアプリケーション98へ電力状態切替えのイベントを通知することになっているからである。そこで、所定のアプリケーション98が、OSから電力状態切替えのイベントの通知を受けたときは、そのことをショック・マネージャ97へ通知するように、該アプリケーション98を仕組んでおくことにより、ショック・マネージャ97は、電力状態切替えのためのイベント発生を知ることができる。ショック・マネージャ97は、また、アプリケーション98からの電力状態切替用イベントの通知を受けるとともに、エンベッドCPU96を介する開閉スイッチ106等のハードウェア素子からの出力情報を受けて、イベント発生時のノート型PC80の詳細な状況を推定し、ハード・ディスク装置84の一層適切な状態切替えを達成することができる。例えば、蓋82が開いた状態でアプリケーション98からイベント通知があったときは、ノート型PC80の長距離の移動場面ではないと推定し、また、蓋82を閉じた状態でアプリケーション98からイベント通知があったときは、ユーザはノート型PC80を携帯して比較的長距離移動すると推定する。ショック・マネージャ97は、このような推定に伴い、ノート型PC80の落下等の危険の度合いを判断し、該度合いに基づき、ハード・ディスク装置84がロード位置に復帰するための緩和条件に差をつける。ショック・マネージャ97は、複数個のパラメータ110に基づきハード・ディスク装置84のロード位置及びアンロード位置の切替条件を制御する。これら複数個のパラメータ110は、図3の閾値Ra,Rb,Rc・・・に対応するものである。
図17はノート型PC80の制御方法のフローチャートである。S114では、例えば、蓋82が開位置から閉位置へ切替えられたことが開閉スイッチ106により検出された等のイベントが生じたか否かを判定し、判定結果が”正”であれば、S115へ進み、”否”であれば、該制御方法は終了する。S115では、ハード・ディスク装置84が機能停止中か否か、すなわちデータ読書き不能状態になっているか否かを判定し、判定結果が”正”であれば、S116へ進み、”否”であれば、該制御方法は終了する。S116では、ハード・ディスク装置84が機能停止になってから所定時間(例:20秒)が経過したか否かを判定し、所定時間が経過しだい、S117へ進む。S117では、ハード・ディスク装置84の機能を復帰させる、すなわちノート型PC80をデータ読書き可能の状態に復帰させる条件を変更する。S116の意義は、ショック・マネージャ97がノート型PC80の将来的な衝撃を予測して、ハード・ディスク装置84を保護状態に切替えた時点から所定時間内は、ノート型PC80への衝撃が現実に発生する可能性が高く、この期間内のハード・ディスク装置84の機能復帰を回避して保護状態を継続することである。こうして、ノート型PC80が通常の電力状態から省電力状態へ移行させる処理が、ノート型PC80への衝撃発生の予測に伴ってハード・ディスク装置84を保護しようとする処理のために、一時的に保留されたとしても、その保留時間を低減できる。
図18はノート型PC80の別の制御方法のフローチャートである。図18のフローチャートにおいて、図17のフローチャートとの相違点は、図17のS116が省略され、代わりに、S117以降にS121〜S123が付加されていることである。すなわち、S116において、ハード・ディスク装置84がデータ読書き機能を停止中であると判断されると、直ちに、S117において、ハード・ディスク装置84の機能を復帰させる条件が緩和される。S117の条件緩和は、最初の条件緩和になる。なお、S117及び後述のS123において、条件が緩和されても、ノート型PC80が衝撃の将来的な発生が十分に予測されている期間又はそれが現実に起きている期間では、緩和された条件を具備せず、ハード・ディスク装置84の機能復帰は回避される。S121では、S117の最初の条件緩和から一定時間が経過したか否かが判定され、経過しだい、S122へ進む。S122では、S115のときと同様に、ハード・ディスク装置84の機能が停止中か否かを判定し、判定結果が”否”であれば、該制御方法を終了し、”正”てあれば、S123へ進む。S123では、S117のときよりも、さらに、条件緩和を進める。ユーザがノート型PC80を携帯して移動するとき、同一の移動条件であっても、ノート型PC80に作用する加速度は、ユーザの個人差により、大小がある。ノート型PC80は所定の安全な状況にあるにもかかわらず、ユーザが早足等であるために、歩行中にノート型PC80に大きな加速度が継続的に作用し、結果、ノート型PC80は十分に安全な状態にあるにもかかわらず、ハード・ディスク装置84のデータ読書き機能をなかなか復帰できないケースがある。S123の実行により、そのようなユーザに対してハード・ディスク装置84を速やかに機能復帰させることができる。
情報処理装置の構成図である。 時間軸に関するパターン情報を生成する装置部分の機能ブロック図である。 周波数軸に関するパターン情報を生成する装置部分の機能ブロック図である。 情報処理装置の第1の制御方法における第1の部分のフローチャートである。 情報処理装置の第1の制御方法における第2の部分のフローチャートである。 情報処理装置の第1の制御方法における第3の部分のフローチャートである。 図6の所定の処理の一例についてのフローチャートである。 閾値変更による条件緩和を実施するフローチャートである。 条件緩和を保留するルーチンのフローチャート主要部である。 条件緩和を複数回、実施するルーチンのフローチャート主要部である。 磁気ディスク装置を第1から第2の耐衝撃性状態へ移行した時点近辺における情報処理装置への加速度についての履歴の統計を取るルーチンのフローチャートである。 図11のルーチンで作成した統計に基づき第2の予測の発行の条件緩和を行うステップの詳細を示す図である。 ノート型PCの斜視図である。 ハード・ディスク装置における揺動アームの回動位置についての概略説明図である。 ハード・ディスク装置の保護機構を含むノート型PCの概略構成図である。 ノート型PCの電力状態切替とショック・マネージャとの関係についての概略説明図である。 ノート型PCの制御方法のフローチャートである。 ノート型PCの別の制御方法のフローチャートである。
符号の説明
10:情報処理装置、13:磁気ディスク装置、16:第1のセンサ、17:第2のセンサ、18:第1の予測手段、19:第1の磁気ディスク装置用切替手段、20:第2の予測手段、21:第2の磁気ディスク装置用切替手段、25:イベント検出手段、26:電力状態切替手段、28:条件緩和手段、31:使用状況推定手段、40:禁止手段、41:緩和再実施手段、42:加速度検出手段、43:統計手段、44:反映手段44。

Claims (24)

  1. 携帯可能な情報処理装置において、
    磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが可能となっている第1の耐衝撃性状態と磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが不能ではあるが前記第1の耐衝撃性状態よりも耐衝撃性の高い第2の耐衝撃性状態とへ切替自在になっている磁気ディスク装置、
    前記磁気ディスク装置への衝撃が起きることを予測した第1の予測を発行する際の基になる第1の衝撃予測用物理量を検出する少なくとも1個の第1のセンサ、
    前記磁気ディスク装置への衝撃が起きないことを予測した第2の予測を発行する際の基になる第2の衝撃予測用物理量を検出する少なくとも1個の第2のセンサ、
    前記第1のセンサの出力に基づき第1の予測を発行する第1の予測手段、
    第1の予測が発行されると前記磁気ディスク装置を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替える第1の磁気ディスク装置用切替手段、
    前記第1の磁気ディスク装置用切替手段が前記磁気ディスク装置を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替えた後、前記第2のセンサの出力に基づき第2の予測を発行する第2の予測手段、
    前記第2の予測が発行されると前記磁気ディスク装置を第2の耐衝撃性状態から第1の耐衝撃性状態へ切替える第2の磁気ディスク装置用切替手段、及び
    前記磁気ディスク装置の第2の耐衝撃性状態に起因するデータ読書き不能状態のために、前記情報処理装置における所定の処理が進行不能になっている場合には、前記第2の予測手段における第2の予測を発行する条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更する条件緩和手段、
    を有していることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置をその第1の電力状態から、該第1の電力状態よりも低電力の第2の電力状態へ、切替える電力状態切替判断の基になるイベントを検出する少なくとも1個のイベント検出手段、及び
    前記イベント検出手段の出力に基づき前記情報処理装置の第1の電力状態から第2の電力状態への電力状態の切替を実施する電力状態切替手段、
    を有し、
    前記情報処理装置における前記所定の処理とは、前記電力状態切替手段の実施する電力状態切替処理であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第1及び前記第2の耐衝撃性状態は、前記磁気ディスク装置のヘッドがそれぞれ磁気ディスクに対峙する位置にある状態及び非対峙する位置にある状態であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 第2の予測手段は、前記第2のセンサの出力に係る値と閾値とを対比し、その対比した結果に基づき第2の予測を発行し、
    前記条件緩和手段は、前記閾値を変更することにより前記条件を変更することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の磁気ディスク装置用切替手段が前記磁気ディスク装置を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替える時のユーザによる情報処理装置の使用状況を推定する使用状況推定手段、
    を有し、
    前記条件緩和手段は、前記使用状況推定手段の推定した使用状況に基づき閾値を変更することを特徴とする請求項3記載の情報処理装置。
  6. 前記第2の予測手段は、前記第2のセンサの出力の時間軸及び/又は周波数軸に関するパターン情報に基づき第2の予測を発行することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記時間軸に関するパターン情報は、各時点において前記第2のセンサの出力と閾値とを対比した結果に基づく出力の連続からなるものであり、
    前記条件緩和手段は、前記閾値を変更することにより前記条件を変更することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  8. 前記周波数軸に関するパターン情報は、前記第2のセンサの出力の各周波数成分と各閾値とを対比した結果に基づく出力の集合からなるものであり、
    前記条件緩和手段は、前記各閾値を変更することにより前記条件を変更することを特徴とする請求項6記載の情報処理装置。
  9. 第1の磁気ディスク装置用切替手段による前記磁気ディスク装置の第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態への切替後の所定時間以内は、前記条件緩和手段による条件変更を禁止する禁止手段、
    を有していることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  10. 前記条件緩和手段による条件変更後、前記磁気ディスク装置におけるデータ読書き不能状態が所定時間、継続したときは、前記条件緩和手段に、再度、第2の予測についての発行条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更させる緩和再実施手段、
    を有していることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  11. 前記情報処理装置の筐体に作用する加速度を検出する加速度検出手段、
    前記イベント検出手段によるイベント検出後の前記情報処理装置の筐体に作用する加速度の履歴についての統計を取る統計手段、及び
    前記条件緩和手段による条件緩和の程度に前記統計手段の統計結果を反映させる反映手段、
    を有していることを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
  12. 携帯可能な情報処理装置が、
    磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが可能となっている第1の耐衝撃性状態と磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが不能ではあるが前記第1の耐衝撃性状態よりも耐衝撃性の高い第2の耐衝撃性状態とへ切替自在になっている磁気ディスク装置、
    前記磁気ディスク装置への衝撃が起きることを予測した第1の予測を発行する際の基になる第1の衝撃予測用物理量を検出する少なくとも1個の第1のセンサ、及び
    前記磁気ディスク装置への衝撃が起きないことを予測した第2の予測を発行する際の基になる第2の衝撃予測用物理量を検出する少なくとも1個の第2のセンサ、
    を有している情報処理装置の制御方法において、
    前記第1のセンサの出力に基づき第1の予測を発行する第1のステップ、
    第1の予測が発行されると前記磁気ディスク装置を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替える第2のステップ、
    前記第1の磁気ディスク装置用切替手段が前記磁気ディスク装置を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替えた後、前記第2のセンサの出力に基づき第2の予測を発行する第3のステップ、
    前記第2の予測が発行されると前記磁気ディスク装置を第2の耐衝撃性状態から第1の耐衝撃性状態へ切替える第4のステップ、及び
    前記磁気ディスク装置の第2の耐衝撃性状態に起因するデータ読書き不能状態のために、前記情報処理装置における所定の処理が進行不能になっている場合には、前記第2の予測手段における第2の予測を発行する条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更する第5のステップ、
    を有していることを特徴とする情報処理装置の制御装置。
  13. 前記情報処理装置をその第1の電力状態から、該第1の電力状態よりも低電力の第2の電力状態へ、切替える電力状態切替判断の基になるイベントを検出する第6のステップ、及び
    前記イベント検出手段の出力に基づき前記情報処理装置の第1の電力状態から第2の電力状態への電力状態の切替を実施する第7のステップ、
    を有し、
    前記第5のステップにおける前記情報処理装置における前記所定の処理とは、前記第7のステップにおいて実施する電力状態切替処理であることを特徴とする請求項12記載の情報処理装置の制御方法。
  14. 前記第3のステップでは、前記第2のセンサの出力に係る値と閾値とを対比し、その対比した結果に基づき第2の予測を発行するか否かを判定し、
    前記第5のステップでは、第2の予測の発行条件を、前記閾値を変更することにより変更することを特徴とする請求項12記載の情報処理装置の制御方法。
  15. 前記磁気ディスク装置を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替える時点を含む所定時間範囲のユーザによる情報処理装置の使用状況を前記第1のセンサの出力に基づき推定するステップを有し、
    前記第5のステップは、推定した使用状況に基づき閾値を変更するサブステップを有していることを特徴とする請求項14記載の情報処理装置の制御方法。
  16. 前記第3のステップでは、前記第2のセンサの出力の時間軸及び/又は周波数軸に関するパターン情報に基づき第2の予測を発行することを特徴とする請求項12記載の情報処理装置の制御方法。
  17. 前記第5のステップは、第2の予測の発行条件の変更を、前記第2のステップにおける前記磁気ディスク装置の第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態への切替後の所定時間以内は、禁止するサブステップを含むことを特徴とする請求項12記載の情報処理装置の制御方法。
  18. 前記第5のステップは、第2の予測についての発行条件の緩和から所定時間が経過したにもかかわらず、なお、前記磁気ディスク装置におけるデータ読書きが不能状態にあるときは、再度、第2の予測についての発行条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更することを特徴とする請求項12記載の情報処理装置の制御方法。
  19. 携帯可能な情報処理装置が、
    磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが可能となっている第1の耐衝撃性状態と磁気ディスクへのヘッドによるデータ読書きが不能ではあるが前記第1の耐衝撃性状態よりも耐衝撃性の高い第2の耐衝撃性状態とへ切替自在になっている磁気ディスク装置、
    前記磁気ディスク装置への衝撃が起きることを予測した第1の予測を発行する際の基になる第1の衝撃予測用物理量を検出する少なくとも1個の第1のセンサ、及び
    前記磁気ディスク装置への衝撃が起きないことを予測した第2の予測を発行する際の基になる第2の衝撃予測用物理量を検出する少なくとも1個の第2のセンサ、
    を有している情報処理装置を制御するプログラムにおいて、
    前記第1のセンサの出力に基づき第1の予測を発行する第1の予測手段、
    第1の予測が発行されると前記磁気ディスク装置を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替える第1の磁気ディスク装置用切替手段、
    前記第1の磁気ディスク装置用切替手段が前記磁気ディスク装置を第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態へ切替えた後、前記第2のセンサの出力に基づき第2の予測を発行する第2の予測手段、
    前記第2の予測が発行されると前記磁気ディスク装置を第2の耐衝撃性状態から第1の耐衝撃性状態へ切替える第2の磁気ディスク装置用切替手段、及び
    前記情報処理装置における所定の処理が、前記磁気ディスク装置の第2の耐衝撃性状態に因る前記磁気ディスク装置へのデータ読書きの不能のために、進行不能になっている場合には、前記第2の予測手段における第2の予測を発行する条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更する条件緩和手段、
    としてコンピュータを機能させるプログラム。
  20. 前記情報処理装置をその第1の電力状態から、該第1の電力状態よりも低電力の第2の電力状態へ、切替える電力状態切替判断の基になるイベントを検出する少なくとも1個のイベント検出手段、
    前記イベント検出手段の出力に基づき前記情報処理装置の第1の電力状態から第2の電力状態への電力状態の切替を実施する電力状態切替手段、及び
    前記情報処理装置における前記所定の処理とは、前記電力状態切替手段の実施する電力状態切替処理である前記条件緩和手段、
    としてコンピュータを機能させる請求項19記載のプログラム。
  21. 前記第2のセンサの出力に係る値と閾値とを対比し、その対比した結果に基づき第2の予測を発行する前記第2の予測手段、及び
    前記閾値を変更することにより前記条件を変更する前記条件緩和手段、
    としてコンピュータを機能させる請求項19記載のプログラム。
  22. 第1の磁気ディスク装置用切替手段による前記磁気ディスク装置の第1の耐衝撃性状態から第2の耐衝撃性状態への切替後の所定時間以内は、前記条件緩和手段による条件変更を禁止する禁止手段、
    としてコンピュータを機能させる請求項19記載のプログラム。
  23. 前記条件緩和手段による条件変更後、前記磁気ディスク装置におけるデータ読書き不能状態が所定時間、継続したときは、前記条件緩和手段に、再度、第2の予測についての発行条件を、変更後の条件が変更前の条件より緩くなるように、変更させる緩和再実施手段、
    としてコンピュータを機能させる請求項19記載のプログラム。
  24. 請求項19〜23のいずれかに記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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