JP3924594B2 - 手提袋およびその製造方法 - Google Patents

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本発明は、指掛用の貫通口を袋上部に設けた手提袋およびその製造方法に関する。
従来からこの手提袋の業界において、袋上部に補強用の口ボールを添付して固定した後、打ち抜いて開口して指掛用の貫通口を設けて製造する手提げ袋がある。例えば、特許文献1において、上端で開口する袋本体の開口部沿いで袋本体の上端を所定巾内側へ折り返すことにより表裏両側面の内側に折返片部を形成すると共に、該各折返片部の中央と袋本体の表裏各側面とに指の差込孔を連通状に形成し、一方、前記各折返片部に嵌挿させる補強板片を板紙で形成すると共に、一方の補強板片の下端に折線を介して重合板片を延設してこれらの各補強板片及び重合板片のそれぞれ中央位置に前記袋本体に設けた各指の差込孔に連通させる指の差込孔を開設し、該各補強板片を前記各折返片部に嵌挿すると共に一方の補強板片に延設した重合板片を他方の折返片部に嵌挿して、糊付け又はホッチキス針で綴じて固定させることにより、袋本体の各指の差込孔と各補強板片の指の差込孔とをそれぞれ連通重合するように嵌挿して固定保持させるように構成した手提袋があり、さらに、袋本体の表裏各側面と各折返片部とに連通状に形成される指の差込孔をそれぞれ上端部を残して切込み形成して各指の差込孔に設けた切込舌片で重合連通させた各指の差込孔の上端を覆わせることで、指の差込孔に差し込んだ指を傷めることなく保護し、一層手提袋を持ち運び易くすることができるように構成している。
また、特許文献2において、紙袋本体の両側面における内面の上端縁の近傍に、それぞれ補強紙を接着剤にて貼着し、その紙袋本体における補強紙の貼着箇所に、横長の長円形でその上辺部が断続した形状の切線を設け、その切線で囲まれた舌状片部を上方へ折り曲げ可能とし、その舌状片部を折り曲げて元の位置から抜き出すことにより、その舌状片部の元の位置に取手穴を開口するように構成して、取手穴の箇所に存在する舌状片部を上方へ折り曲げるようにすると、取手の上方部位の取手部が二重構造になって強度が一段と増大する取手穴付き紙袋がある。
特開平8−156950号公報 実開平5−3140号公報
上記特許文献1記載の手提袋は、袋本体の上端を所定巾内側へ折り返すことにより表裏両側面の内側に折返片部を形成して、前記各折返片部に補強板片を嵌挿させて袋本体の上端は二重になって補強されているが、該各折返片部の中央と袋本体の表裏各側面とに指の差込孔を連通状に形成し各指の差込孔に連通させる指の差込孔を開設しているので、指の差込孔における補強板片の面積が少なくなっており、指の差込孔の補強効果が少ない。
また、上記特許文献2記載の手提袋は、指の差込孔周辺のみ補強しており、紙袋本体の上端は補強されていないので、手提袋を持ち運びする際、全体的に破損しやすい。また、補強紙の貼着箇所の面積が多く接着剤を無駄であり、接着塗布剤による貼着後、その接着塗布剤の乾燥により、貼着箇所に皴が発生しやすいという問題がある。
そこで本発明は、上述の課題を解決すべく案出されたもので、指掛用の貫通口を袋上部に設けた手提袋において、指掛用の取手部分を強化する為に用いる補強材や面状接着剤を少なくして製造する手提袋を提供することを目的とする。
上述の目的を達成すべく第1の発明の手提袋は、上端が開口し下端が閉塞した袋体の正面および背面に指掛用の貫通口を形成した手提袋において、袋体の上端が頂上となるよう前記貫通口の上縁の位置まで山折りに折り返した折り返し片と、前記貫通口の上縁に形成した折り返し自在な貫通口片と、前記上端と前記貫通口の上縁との間に介在できる幅で前記貫通口の上縁の長さよりも長い口ボールとからなり、前記上端と前記貫通口の上縁の間の面積よりも少ない面積の2つの面状接着部材を用いて、一方の面状接着部材にて前記口ボールの片面を前記正面の裏面および背面の裏面のそれぞれに接着固定するとともに、前記貫通口片を折り返して前記口ボールを保持した状態で他方の面状接着部材にて前記折り返し片と前記貫通口片とを接着固定することにより、前記折り返し片が前記貫通口片を介して前記口ボールと重合してなる構成で、指掛用の取手部分を強化する。
第2の発明の手提袋は、上端が開口し下端が閉塞した袋体の正面および背面に指掛用の貫通口を形成した手提袋において、袋体の上端が頂上となるよう前記貫通口の上縁の位置まで山折りに折り返した折り返し片と、前記貫通口の上縁に形成した折り返し自在な貫通口片と、前記上端と前記貫通口の上縁との間に介在できる幅で前記貫通口の上縁の長さよりも長い口ボールとからなり、前記上端と前記貫通口の上縁の間の面積よりも少ない面積の2つの面状接着部材を用いて、一方の面状
接着部材にて前記口ボールの片面を前記正面の裏面および背面の裏面のそれぞれに接着固定する
とともに、他方の面状接着部材にて口ボールと前記折り返し片とを接着固定することにより、前記
貫通口片を前記折り返し片の表面に重合自在とすることにより指掛用の取手部分を強化する。
第3の発明は、上端が開口し下端が閉塞した袋体の正面および背面に指掛用の貫通口を形成した第1の発明の手提袋で、前記上端と前記貫通口の上縁の間の面積よりも少ない面積の面状接着部材および前記上端と前記貫通口の上縁との間に介在できる幅で前記貫通口の上縁の長さよりも長い口ボールを用いた手提袋の製造方法において、矩形状の原紙に折り返し線・ノリシロ・マチ部を形成する段階と、袋下辺折り返し線を折り返してノリシロを接合して下端が閉塞した袋体を形成する段階と、U型抜き・抜き残りにより貫通口片を有する指掛用の貫通口を袋体の正面および背面のそれぞれに形成する段階と、前記口ボールの片面を袋体の正面の裏面および背面の裏面のそれぞれに前記面状接着部材にて接合する段階と、前記貫通口片を折り返して前記口ボールを保持する段階と、袋上辺折り返し線を山折にして前記貫通口の上縁に至る折り返し片を形成して、前記面状接着部材にて前記折り返し片と前記貫通口片とを接合する段階とからなる手提袋の製造方法で、指掛用の取手部分を強化した手提袋を製造する。
第4の発明は、上端が開口し下端が閉塞した袋体の正面および背面に指掛用の貫通口を形成した
第2の発明の手提袋で、前記上端と前記貫通口の上縁の間の面積よりも少ない面積の面状接着部材および前記上端と前記貫通口の上縁との間に介在できる幅で前記貫通口の上縁の長さよりも長い口ボールを用いた手提袋の製造方法において、矩形状の原紙に折り返し線・ノリシロ・マチ部を形成する段階と、袋下辺折り返し線を折り返してノリシロを接合して上端が開口し下端が閉塞した袋体を形成する段階と、U型抜き・抜き残りにより貫通口片を有する指掛用の貫通口を袋体の正面および背面のそれぞれに形成する段階と、前記口ボールの片面を袋体の正面の裏面および背面の裏面のそれぞれに面状接着部材にて接合する段階と、袋上辺折り返し線を山折にして前記貫通口の上縁に至る折り返し片を形成して、前記折り返し片と口ボールとを面状接着部材にて接合する段階と、前記貫通口片を前記折り返し片の表面に折り返す段階とからなる手提袋の製造方法で、指掛用の取手部分をさらに強化した手提袋を製造する。
本発明の手提袋は簡単な構造で指掛用の取手部分を強化することができ、指掛用の取手部分を強化する為に用いる補強材や面状接着剤を少なくして製造することができるとともに面状接着剤による皴の発生を少なくすることができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図5乃至図7において、2は上端5が開口し、袋底部となる下端3が閉塞した本発明の手提袋を構成するシートでできた袋体であり、その材料としては紙、布、不織布、ビニロン繊維、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などが挙げられる。袋体2の正面4Aと背面4Bのそれぞれには指掛用の貫通口8が形成されており、前記貫通口8の上縁8Aには折り返し自在な貫通口片7を備えている。袋上片折り返し線21を山折にしてその頂上を上端5とし、前記上端5から前記貫通口8の上縁8Aに至る折り返し片6を形成して、その端縁6Aは指掛用の貫通口8の上縁8Aの位置にまで垂れ下がり、前記折り返し片6が前記袋体2の正面4Aまたは背面4Bとに重合している。この場合、折り返し片6の折り返し量はその端縁6Aが指掛用の貫通口8の上縁8Aを越えた位置にまで長くして上縁8Aを越えたものを後述する口ボール10に折り返して折り返し片6を二重にしてもよい。口ボール10はボール紙や合成樹脂材の矩形状の板材で、縦の長さは前記上端5と前記貫通口8の上縁8Aとの間の幅に相当し言い換えれば、前記上端5と前記貫通口8の上縁8Aとの間に介在できる幅で、横の長さは前記貫通口8の上縁8Aの長さよりも長い。また、9は前記上端5と前記貫通口8の上縁8Aの間の面積よりも少ない面積の量で、両面接着テープや接着塗布剤などの面状接着部材である。前記面状接着部材9を介して口ボール10の片面を前記正面4Aの裏面および背面4Bの裏面のそれぞれに接着固定することにより、前記貫通口8に沿って口ボール10が配置される。そして、前記貫通口片7を折り返して前記口ボール10を保持した状態で前記貫通口片7を前記折り返し片6の裏面に前記面状接着部材9を介して接着固定することにより、指掛用の貫通口8を開穿した一対の取手部分を有する紙製の手提袋を構成する。このような構成により、指掛部が適当な厚みとなり補強ができる。
図9は手提袋の異なる実施例で、上記実施例と同様に貫通口片7を折り返して指掛部が適当な厚みとなり補強ができるもので、口ボール10の片面は上記と同様に、前記上端5と前記貫通口8の上縁8Aの間の面積よりも少ない面積の量で、両面接着テープや接着塗布剤などの面状接着部材9を介して前記正面4Aの裏面および背面4Bの裏面のそれぞれに接着固定している。口ボール10の他の片面は前記面状接着部材9にて折り返し片6の裏面に接着固定した状態で、前記貫通口片7を折り返して折り返し片6の表面に重合自在とする構成である。即ち、前記折り返し片6を前記口ボール10に前記面状接着部材9にて接合して、前記貫通口片7は前記口ボール10を接合状態とせず、前記折り返し片6を介しての表面に添えて指掛用の取手部分を強化する。
上記図5乃至図7または図9において、面状接着部材9として両面接着テープを用いると折り返し片6や口ボール10に厚みもでて手提げに有利である。
(実施例1)
次に、本発明の手提袋の製造方法について、図1に基づいて、各段階を順に図2乃至図7を参照して説明する。
図1の、矩形状の原紙に折り返し線・ノリシロ・マチ部を形成する段階(S001)について、図2に記載する角底袋を実施例とした展開図に基づいて説明する。1は上辺・下辺と左辺・右辺との矩形状シートの原紙で、その素材としては、紙、布、不織布、ビニロン繊維、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂などが挙げられる。原紙1の上辺は後述する端縁6Aとなる。袋上辺折り返し線21は袋体上縁すなわち袋体の上端5に対応するもので、後述する上端5と貫通口8の上縁8Aとの間の幅に設定する。原紙1の下辺と袋下辺折り返し線31との間をノリシロ12として奥行きのある袋底部である下端3となる。また、原紙1の袋体の左辺・右辺から内部に向かって正面4Aおよび背面4Bの左右のノリシロ11、11を設ける。袋体2の奥行きの大きさは左右のマチ部13、13の大きさで決まり、前記ノリシロ12の接合で保持される。なお、各折り返し線については実際に原紙に付する必要はなく折り返す機械自体の位置合わせであってもよい。また、上記実施例においては、左右のマチ部13、13があり奥行きのある下端3からなる角底袋にて説明したが、左右のマチ部13、13があり奥行きのない下端3からなる袋、左右のマチ部13、13がなく奥行きのない下端3からなる袋、および左右のマチ部13、13がなく奥行きのある下端3からなる袋として応用してもよい。
袋下辺折り返し線を折り返してノリシロを接合して上端が開口し下端が閉塞した袋体を形成する段階(S002)において、図1の展開図における袋下辺折り返し線31を折り返してこれらノリシロ11、11、12を接合して左右のマチ部13、13で奥行きが決まり上端5が開口し下端3が閉塞した袋体2を形成する。
U型抜き・抜き残りにより貫通口片を有する指掛用の貫通口を袋体の正面および背面のそれぞれに形成する段階(S003)において、後述する折り返し片6の端縁6Aが貫通口8の上縁8Aの位置となりかつ前記上縁8Aを残すようU型抜型線41および抜き残り線51を形成して打ち抜くことにより、図3に示すような正面4Aおよび背面4Bのそれぞれに貫通口片7を有する指掛用の貫通口8を形成する。この場合、口ボール10が存在しない状態で貫通口8を形成するので、特許文献2のような口ボール10が存在する状態で貫通口8を形成する方法に比し、貫通口8を形成しやすい。このように、前記原紙1の上辺は端縁6Aとなり、後述する折り返し片6は上端5と貫通口8の上縁8Aとの間の幅に設定したことになる。
口ボールの片面を袋体の正面の裏面および背面の裏面のそれぞれに面状接着部材にて接合する段階(S004)において、前記上端5と前記貫通口8の上縁8Aとの間に介在できる幅で前記貫通口8の上縁8Aの長さよりも長い大きさの口ボール10を用意し、前記口ボール10には前記上端5と前記貫通口8の上縁8Aの間の面積よりも少ない面積の量の面状接着部材9を有する。次に、前記口ボール10の片面を貫通口8の上縁8Aに沿って前記正面4Aの裏面および前記背面4Bの裏面のそれぞれに前記面状接着部材9を介して接合する(図4参照)。この場合、面状接着部材9は前記上端5と前記貫通口8の上縁8Aの間の面積よりも少ない面積の量であれば、前記正面4Aの裏面および前記背面4Bの裏面のそれぞれに用意してもよい。このように面状接着部材9を少なくすることができるので、口ボール10との接合作業が容易となる。
前記貫通口片を折り返して口ボールを保持する段階(S005)において、貫通口片7を上側に折り折り返して口ボール10を保持する。
袋上辺折り返し線を山折にして前記貫通口の上縁に至る折り返し片を形成して、前記面状接着部材にて前記折り返し片と前記貫通口片とを接合する段階(S006)において、図5乃至図7に記載のように、先ず、袋上辺折り返し線21を前記正面4Aおよび背面4Bのそれぞれの裏面に向かって山折した頂上を袋体上縁すなわち袋体の上端5とし、前記上端5から前記貫通口8の上縁8Aに至る折り返し片6を形成する。次に、前記上端5と前記貫通口8の上縁8Aの間の面積よりも少ない面積の量の面状接着部材9にて前記折り返し片6と前記貫通口片7とを接合する。その際、前記面状接着部材9は予め、前記折り返し片6または前記貫通口片7に用意してもよい。
(実施例2)
また、本発明の異なる手提袋における異なる製造方法について、図8に基づいて、説明するが、
矩形状の原紙に折り返し線・ノリシロ・マチ部を形成する段階(S001)、下辺折り返し線を折り返してノリシロを接合して上端が開口し下端が閉塞した袋体を形成する段階(S002)、U型抜き・抜き残りにより貫通口片を有する指掛用の貫通口を袋体の正面および背面のそれぞれに形成する段階(S003)および口ボールの片面を袋体の正面の裏面および背面の裏面のそれぞれに面状接着部材にて接合する段階(S004)は何れも上記図1と同様な製造プロセスである。
袋上辺折り返し線を山折にして前記貫通口の上縁に至る折り返し片を形成して、前記折り返し片と口ボールとを面状接着部材にて接合する段階(S007)において、先ず、袋上辺折り返し線21を前記正面4Aおよび背面4Bのそれぞれの裏面に向かって山折した頂上を袋体上縁すなわち袋体の上端5とし、前記上端5から前記貫通口8の上縁8Aに至る折り返し片6を形成する。次に、前記上端5と前記貫通口8の上縁8Aの間の面積よりも少ない面積の量の面状接着部材9にて前記折り返し片6と前記口ボール10とを接合する。その際、前記面状接着部材9は、前記折り返し片6または前記口ボール10に予め貼り付けておいてもよい。
前記貫通口片を前記折り返し片の表面に折り返す段階(S008)において、貫通口片7を折り返して貫通口片7を折り返し片6の表面に重合する状態にして前記口ボール10が面状接着部材9にて接合する状態とせず、添える程度にすることができる。
本発明は、各種の商店、デパート、スーパーおよびストア等で販売された商品及び広報資料等を収容する手提袋として利用できる。
本発明に係る手提袋の製造プロセスである。 本発明に係る手提袋の展開図である。 本発明に係るU型抜型線および抜き残り線を形成する段階で、貫通口片7を有する指掛用の貫通口8を形成する状態を示す斜視図である。 本発明に係る袋体内側に口ボールを添える段階の斜視図である。 本発明に係る手提袋の斜視図である。 本発明に係る手提袋の正面図である。 図6のX−Y断面図である。 本発明に係る手提袋の異なる実施例の製造プロセスである。 本発明に係る手提袋の異なる実施例の断面図である。
符号の説明
1 原紙
2 袋体
3 下端
4A 袋体の正面
4B 袋体の背面
5 上端
6 折り返し片
6A 端縁
7 貫通口片
8 貫通口
8A 上縁
9 面状接着部材
10 口ボール
11 ノリシロ
12 ノリシロ
13 マチ部
21 袋上辺折り返し線
31 袋下辺折り返し線
41 抜型線
51 抜き残り線


Claims (4)

  1. 上端が開口し下端が閉塞した袋体の正面および背面に指掛用の貫通口を形成した手提袋において、袋体の上端が頂上となるよう前記貫通口の上縁の位置まで山折りに折り返した折り返し片と、前記貫通口の上縁に形成した折り返し自在な貫通口片と、前記上端と前記貫通口の上縁との間に介在できる幅で前記貫通口の上縁の長さよりも長い口ボールとからなり、前記上端と前記貫通口の上縁の間の面積よりも少ない面積の2つの面状接着部材を用いて、一方の面状接着部材にて前記口ボールの片面を前記正面の裏面および背面の裏面のそれぞれに接着固定するとともに、前記貫通口片を折り返して前記口ボールを保持した状態で他方の面状接着部材にて前記折り返し片と前記貫通口片とを接着固定することにより、前記折り返し片が前記貫通口片を介して前記口ボールと重合してなることを特徴とする手提袋。
  2. 上端が開口し下端が閉塞した袋体の正面および背面に指掛用の貫通口を形成した手提袋において、袋体の上端が頂上となるよう前記貫通口の上縁の位置まで山折りに折り返した折り返し片と、前記貫通口の上縁に形成した折り返し自在な貫通口片と、前記上端と前記貫通口の上縁との間に介在できる幅で前記貫通口の上縁の長さよりも長い口ボールとからなり、前記上端と前記貫通口の上縁の間の面積よりも少ない面積の2つの面状接着部材を用いて、一方の面状接着部材にて前記口ボールの片面を前記正面の裏面および背面の裏面のそれぞれに接着固定するとともに、他方の面状接着部材にて口ボールと前記折り返し片とを接着固定することにより、前記貫通口片を前記折り返し片の表面に重合自在とすることを特徴とする手提袋。
  3. 上端が開口し下端が閉塞した袋体の正面および背面に指掛用の貫通口を形成した請求項1記載の手提袋で、前記上端と前記貫通口の上縁の間の面積よりも少ない面積の面状接着部材および前記上端と前記貫通口の上縁との間に介在できる幅で前記貫通口の上縁の長さよりも長い口ボールを用いた手提袋の製造方法において、矩形状の原紙に折り返し線・ノリシロ・マチ部を形成する段階と、袋下辺折り返し線を折り返してノリシロを接合して下端が閉塞した袋体を形成する段階と、U型抜き・抜き残りにより貫通口片を有する指掛用の貫通口を袋体の正面および背面のそれぞれに形成する段階と、前記口ボールの片面を袋体の正面の裏面および背面の裏面のそれぞれに前記面状接着部材にて接合する段階と、前記貫通口片を折り返して前記口ボールを保持する段階と、袋上辺折り返し線を山折にして前記貫通口の上縁に至る折り返し片を形成して、前記面状接着部材にて前記折り返し片と前記貫通口片とを接合する段階とからなることを特徴とする手提袋の製造方法。
  4. 上端が開口し下端が閉塞した袋体の正面および背面に指掛用の貫通口を形成した請求項2記載
    の手提袋で、前記上端と前記貫通口の上縁の間の面積よりも少ない面積の面状接着部材および前記上端と前記貫通口の上縁との間に介在できる幅で前記貫通口の上縁の長さよりも長い口ボールを用いた手提袋の製造方法において、矩形状の原紙に折り返し線・ノリシロ・マチ部を形成する段階と、袋下辺折り返し線を折り返してノリシロを接合して上端が開口し下端が閉塞した袋体を形成する段階と、U型抜き・抜き残りにより貫通口片を有する指掛用の貫通口を袋体の正面および背面のそれぞれに形成する段階と、前記口ボールの片面を袋体の正面の裏面および背面の裏面のそれぞれに面状接着部材にて接合する段階と、袋上辺折り返し線を山折にして前記貫通口の上縁に至る折り返し片を形成して、前記折り返し片と口ボールとを面状接着部材にて接合する段階と、前記貫通口片を前記折り返し片の表面に折り返す段階とからなることを特徴とする手提袋の製造方法。
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